JP6802120B2 - クラッチレリーズ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチレリーズ装置、特に、エンジンとトランスミッションとの間に配置されたクラッチ装置をレリーズ操作するためクラッチレリーズ装置に関する。
車両用のクラッチ装置をレリーズ操作(クラッチ装置における動力伝達状態を解除する操作)するために、クラッチレリーズ装置(以下、単に「レリーズ装置」と記す場合もある)が設けられている。レリーズ装置は、例えばクラッチペダルの操作により油圧を介してスレーブシリンダを作動させ、これによってレリーズ軸受が軸方向に移動する。このレリーズ軸受の移動によって、クラッチ装置を構成するダイヤフラムスプリングの中心部が押圧され、プレッシャプレートによるクラッチディスクへの押圧力が解除される。すなわち、クラッチ装置における動力伝達状態が解除される。
また、レリーズ装置を大型化することなくレリーズ操作時における踏力を軽減するために、Concentric Slave Cylinder(CSC)式のレリーズ装置が用いられている。CSC式のレリーズ装置は、トランスミッションの入力軸と同軸で設けられたシリンダ及びピストンを有している。そして、シリンダに油圧やエア圧を供給してピストンを作動することによって、レリーズ軸受が軸方向に移動する。
このようなCSC式のレリーズ装置では、クラッチディスクの摩耗粉等の異物がシリンダとピストンの摺動面等に侵入しないように、蛇腹状や筒状等のダストカバー等が設けられている(特許文献1及び2)。
特開平7−83246号公報 実開昭63−68527号公報
特許文献1及び2のように、シリンダ及びピストンの外周部に蛇腹ブーツやダストカバーを設けることによって、シリンダとピストンの摺動面にクラッチディスクの摩耗粉等の異物が侵入するのを防止でき、摺動面に設けられたシール部材を保護することができる。
しかし、特許文献1のような蛇腹ブーツを設けるためには径方向のスペースが必要になる。また、特許文献2のダストカバーは、ピストンを有するスリーブの外周面にダストカバーが密着しているので、ピストンが摺動する際に摩擦抵抗が大きくなる。また、仮にピストンを有するスリーブとダストカバーとの間に空間を設けた場合、この空間には正又は負の圧力差を発生し、ピストンの摺動を妨げるおそれがある。
本発明の課題は、径方向における占有面積を小さくでき、かつスムーズなレリーズ操作を実現できる防塵構造を有するクラッチレリーズ装置を得ることにある。
(1)本発明に係るクラッチレリーズ装置は、エンジンとトランスミッションとの間に配置されたクラッチ装置をレリーズ操作するための装置である。このクラッチレリーズ装置は、シリンダと、ピストンと、レリーズ軸受と、筒状のダストカバーと、ダストシールと、を備えている。シリンダは、トランスミッションの入力軸の外周に入力軸と同軸で配置され、摺動面を有する。ピストンは、先端部の外周面に環状溝を有し、シリンダの摺動面に沿って軸方向に移動自在である。レリーズ軸受はピストンとともに軸方向に移動してクラッチ装置をレリーズする。筒状のダストカバーは、一端部がシリンダに支持されるとともに、内部をピストンが摺動可能であり、ピストンの外周面と隙間をあけて配置されている。ダストシールは、ピストンの外周面とダストカバーの内周面との間に配置され、上記環状溝に装着され、ピストンの内周側への異物の侵入を防止する。
この装置では、ピストンの外周面を覆うように、筒状のダストカバーが配置されている。このため、従来の蛇腹状のダストカバーに比較して径方向のスペースを小さくすることができる。また、ダストカバーは、ピストンの外周面と隙間をあけて配置されているので、ピストンの摺動に際してダストカバーとの間の摩擦抵抗が極めて小さくなる。このため、ピストンをスムーズに摺動させることができる。
(2)好ましくは、ダストカバーは、筒状の本体部と、環状の端面部と、筒状の固定部と、を有している。筒状の本体部は、ピストンの摺動範囲以上の軸方向長さを有し、内部をピストンが摺動する。環状の端面部は、本体部の一端部に形成され、ピストンの先端面に対向する。筒状の固定部は、端面部の内周縁から軸方向に延びるように形成され、シリンダの外周面に対向するとともに、シリンダの外周面に装着される。
ここでは、ピストンの先端部の外周面、端面、及び内周面を囲むようにダストカバーが形成されている。このため、異物がピストン内部に侵入するのをより抑えることができる。
(3)好ましくは、固定部はシリンダの外周面に圧入されている。ここでは、簡単な構成でダストカバーをシリンダに固定することができる。
(4)好ましくは、ダストカバーは、固定部の内周面及び外周面を覆うように設けられた樹脂部材をさらに有している。そして、固定部は樹脂部材を介してシリンダの外周面に圧入されている。
ここでは、樹脂部材を介して固定部がシリンダに圧入されているので、固定部の加工精度を高くすることなく、ダストカバーをシリンダに確実に固定できる。
(5)好ましくは、シリンダは、エンジン側の端部の外周面に環状溝を有している。また、環状溝に装着され、ピストンの摺動範囲を規制する止め輪をさらに備えている。そして、ダストカバーは、端面部が止め輪に当接することによって軸方向の移動が規制されている。
ここでは、ピストンの摺動範囲を規制する止め輪を利用してダストカバーの軸方向の移動が規制されている。このため、簡単な構成でダストカバーをシリンダに固定できる。
(6)好ましくは、ピストンは、先端部の外周面に環状溝を有し、ダストシールは環状溝に装着されている。この場合は、ダストシールの装着が容易になる。
(7)好ましくは、ダストシールは、ダストカバーのトランスミッション側の端部内周面に装着されている。この場合は、ピストンにダストシール装着用の溝等の加工をする必要がない。
(8)好ましくは、ダストカバーは板金製である。この場合は、ダストカバーの製造が容易になる。
(9)好ましくは、ダストシールは通気性を有する材料により構成されている。
ここで、ピストンの外周面とダストカバーとの間には隙間による空間が確保されている。したがって、この空間が密閉されていると、ピストンの作動時に空間が負圧になり、ピストンがスムーズに作動しないおそれがある。
そこで、ここでは、ダストシールを、通気性を有する材料によって構成し、ピストンの作動時にピストンの外周面とダストカバーとの間の空間が負圧になるのを防止している。このため、ピストンの作動が損なわれることはない。
(10)好ましくは、ダストシールはフェルト及び不織布のいずれかにより形成されている。ここでは、通気性を有するダストシールを安価に構成できる。
(11)好ましくは、ピストン外周面とダストカバー内周面との間の空間と外部空間とを連通する呼吸口をさらに備えている。
前述のように、ピストンとダストカバーとの間にダストシールを装着すると、ピストン作動時に、ピストン外周面とダストカバーとの間の空間が負圧になり、ピストンがスムーズに作動しなくなるおそれがある。
そこで、ここでは、ピストン外周面とダストカバー内周面との間の空間と外部空間とを連通する呼吸口を設けることにより、ダストカバー内部の空間が負圧になるのを防止している。また、呼吸口を設けることによって、ダストシールを通気性を有する材料で構成する必要がなくなる。
(12)好ましくは、呼吸口はダストカバーに設けられている。ここで、ダストカバーは板金によって形成できるので、呼吸口をより簡単に形成することができる。
(13)好ましくは、呼吸口はシリンダに設けられている。
(14)好ましくは、ピストンはエア圧により作動する。ここでは、作動油を用いないので、シール部材からの作動油の漏れがなく、クラッチディスクに作動油が付着して所望の摩擦力が得られなくなる等の不具合がない。
以上のような本発明では、CSC式のレリーズ装置において、防塵のための構成を、小さい径方向のスペースで実現でき、かつレリーズ操作をスムーズにすることができる。
本発明の第1実施形態によるクラッチレリーズ装置の断面構成図。 図1の拡大部分図。 図1の拡大部分図。 第2実施形態の図3に対応する図。 第3実施形態の図3に対応する図。 第4実施形態の図3に対応する図。
−第1実施形態−
[全体構成]
図1は本発明の一実施形態によるクラッチレリーズ装置1の断面図である。図1において、左側にクラッチ装置が配置され、右側にトランスミッションが配置されている。このレリーズ装置1は、エンジンとトランスミッションとの間に配置されたクラッチ装置をレリーズ操作するための装置である。すなわち、このレリーズ装置1によって、クラッチ装置を構成するダイヤフラムスプリング(図示せず)の押圧力が解除され、これにより、クラッチ装置における動力伝達状態が解除される。
なお、図1において、回転中心線から上側は、レリーズ装置1が作動してクラッチ装置がオフされた状態(動力伝達の解除状態)を示し、下側はクラッチディスクが最大許容量だけ摩耗した場合のクラッチ装置のオン状態(動力伝達状態)を示している。
レリーズ装置1は、シリンダ2と、ピストン3と、レリーズ軸受4と、ダストカバー5と、ダストシール6と、を備えている。
[シリンダ2]
シリンダ2は、内周円筒部10と、シリンダケース11と、を有している。
内周円筒部10は、トランスミッションの入力軸(図示せず)の外周に、入力軸と同軸で配置されている。内周円筒部10の先端部(クラッチ装置側の端部)外周面には、環状の溝10a(図2参照)が形成されている。この環状溝10aに、ピストン3の軸方向の移動を規制し、かつダストカバー5を固定するための止め輪7が装着されている。
シリンダケース11は、板金製であり、円板部11aと、円板部11aの外周から軸方向クラッチ装置側に延びる外周円筒部11bと、を有している。
外周円筒部11bは、内周円筒部10とほぼ平行に延びている。内周円筒部10、円板11a、外周円筒部11b、及びピストン3によって、シリンダ室Cが形成されている。円板部11aには、シリンダ室Cにエアを供給するためのエア供給口11cが形成されている。
[ピストン3]
ピストン3は、シリンダ2の内周円筒部10及び外周円筒部11bに沿って軸方向に移動自在である。具体的には、ピストン3は、それぞれシリンダ2の摺動面である、内周円筒部10の外周面と、外周円筒部11bの内周面と、に沿って移動自在である。
ピストン3は、摺動部14と、軸受支持部15と、外周支持部16と、移動ガイド部材17と、を有している。
摺動部14は、筒状に形成され、シリンダ2の内周円筒部10の外周面に沿って摺動可能である。摺動部14の内周面には、図2に拡大して示すように、クラッチ装置側から順に、それぞれ環状の第1溝14a、第2溝14b、第3溝14c、第4溝14d、第5溝14eが形成されている。第1溝14a及び第4溝14dにはシール部材18,19が装着されている。第2溝14b及び第5溝14eにはテフロン(登録商標)系樹脂で形成されたウェアリング20が装着されている。第3溝14cにはグリスが充填されている。また、摺動部14の先端部外周面には、ダストシール装着用の環状の溝14fが形成されている。
軸受支持部15は、摺動部14のトランスミッション側の端部から径方向外方に延びるとともに、外周部はクラッチ装置側に延びている。すなわち、軸受支持部15の外周部には、軸受収容部15aが形成されている。そして、この軸受収容部15aに、レリーズ軸受4の外輪がはめ込まれ、レリーズ軸受4の全体が支持されている。
また、レリーズ軸受4の内輪には、筒状のレリーズ部材22が装着されている。レリーズ部材22は、クラッチ装置側の端面に、環状でかつ円板状の押圧部22aを有している。この押圧部22aがクラッチ装置のダイヤフラムスプリング(図示せず)の内周端部に当接している。
外周支持部16は、筒状に形成され、軸受支持部15の外周端部からトランスミッション側に延びている。外周支持部16は、シリンダ2の外周円筒部11bの内周面に対向している。外周支持部16の外周面には、環状の溝16aが形成されており、この環状の溝16aにシール部材23が装着されている。
移動ガイド部材17は、軸受支持部15の外周部に固定された筒状の部材である。移動ガイド部材17のトランスミッション側の端部には、ガイドフランジ25が設けられている。ガイドフランジ25にはガイド孔25aが形成されており、このガイド孔25aをガイド軸26が挿通している。これにより、ピストン3の外周部は、ガイド軸26にガイドされて軸方向に移動する。
前述のように、シリンダ2の内周円筒部10、円板部11a、外周円筒部11b、及びピストン3によって、内部にピストン作動用のエアが供給されるシリンダ室Cが形成されている。シリンダ室Cには、ピストン3をクラッチ装置側に付勢するスプリング27が設けられている。スプリング27によって、レリーズ部材22の押圧部22aは、所定の圧力でダイヤフラムスプリングの内周端部に押圧されている。すなわち、シリンダ室Cにエアが供給されていない状態で、押圧部22aとダイヤフラムスプリングとの間には予圧が作用している。
[ダストカバー5]
図3にダストカバー5の部分を抽出して示している。図3に示すように、ダストカバー5は、筒状に形成されており、先端部がシリンダ2の内周円筒部10の外周面に支持されている。ダストカバー5は、本体部5aと、端面部5bと、固定部5cと、を有している。
本体部5aは、筒状に形成されており、内部をピストン3の摺動部14が摺動可能である。本体部5aは、ピストン3の摺動範囲であるピストン3の軸方向移動距離以上の軸方向長さを有し、摺動部14の外周面と隙間をあけて配置されている。
端面部5bは、本体部5aのクラッチ装置側の先端部に形成されている。端面部5bは、環状であり、ピストン3の摺動部14の先端面に対向している。そして、この端面部5bが止め輪7のトランスミッション側の端面に当接することにより、ダストカバー5がクラッチ装置側に移動するのが規制されている。
固定部5cは、筒状に形成され、端面部5bの内周縁からトランスミッション側に延びている。固定部5cは、シリンダ2の内周円筒部10の外周面に当接している。また、図3の部分拡大図で示すように、シリンダ2の内周円筒部10において、固定部5cが当接する部分及びこの部分から先端部分(クラッチ装置側の部分)の外径dは、他の部分の外径Dに比較して小さい。すなわち、内周円筒部10の先端部分には段差が形成されている。そして、固定部5cの先端面(トランスミッション側の端面)が段差に当接し、これによりダストカバー5がトランスミッション側に移動するのが規制されている。
[ダストシール6]
ダストシール6は、通気性を有するフェルトや不織布によって形成されており、ピストン3の摺動部14の外周面に形成された環状の溝14fに装着されている。ダストシール6は、ダストカバー5の本体部5aの内周面に当接している。これにより、本体部5aの内部に侵入した摩擦粉や塵、埃等の異物が、ピストン3の摺動部14の内周面とシリンダ2の内周円筒部10の外周面との間に侵入するのを防止している。
[動作]
クラッチ装置に対するレリーズ操作(例えば、クラッチペダルの踏み操作)がなされていない状態では、ダイヤフラムスプリングの押圧力によってクラッチディスクがプレッシャプレートとフライホイールとの間に挟持されている。したがって、クラッチ装置はクラッチオンの状態であり、エンジンからの動力はトランスミッションに伝達される。
なお、レリーズ操作がなされていない状態では、レリーズ部材22は、スプリング27のみの付勢力によってダイヤフラムスプリングに押圧されている。ここでは、レリーズ部材22の押圧部22aとダイヤフラムスプリングとの間には隙間は生じていない。また、クラッチディスクが摩耗していない初期状態では、ピストン3は、図1の上で示した位置と、下で示した位置と、のほぼ中間に位置している。
一方、シリンダ室Cにエアが供給されると、ピストン3はクラッチ装置側に押し出される。これにより、レリーズ軸受4を介してレリーズ部材22の押圧部22aがダイヤフラムスプリングの中心部を押圧し、プレッシャプレートの押圧力を解除する。これによりクラッチディスクがフライホイールから離れ、エンジンからトランスミッションに対する動力の伝達が断たれる。
以上の動作において、ピストン3の摺動部14はダストカバー5の内部を摺動する。そして、ピストン3の摺動部14とダストカバー5との間はダストシール6でシールされているので、ピストン3の内周部、より具体的には、ピストン3の摺動部14の内周面とシリンダ2の内周円筒部10の外周面との間に、クラッチディスクの摩耗粉等の異物が侵入するのを防止できる。
また、ピストン3の摺動部14の外周面とダストカバー5の内周面との間には所定の隙間が確保されているため、ピストン3の摺動に際して摩擦抵抗が小さい。したがって、ピストン3の摺動がスムーズになる。
ここで、ダストカバー5とピストン3の摺動部14との間の空間が密閉されていると、ピストン3が軸方向に移動したときに、この空間が負圧になる。このため、ピストン3のスムーズな移動が妨げられるおそれがある。
そこで、この実施形態では、前述のように、ダストシール6を、通気性を有するフェルトや不織布により形成している。このため、ダストシール6を介して、ダストカバー5とピストン3の摺動部14との間の空間が外部に連通し、負圧になるのを防止できる。したがって、ピストン3の移動が妨げられることはない。
−第2実施形態−
図4に第2実施形態を示している。この第2実施形態では、第1実施形態と比較して、ピストンの軸方向の移動の規制ための構成と、ダストカバー5の固定のための構成のみが異なっている。
具体的には、第2実施形態のピストン30は、摺動部140の先端部の内周面にストッパ用の凹部140aが形成されている。凹部140aは、ピストン30の先端面からトランスミッション側に凹むように形成されている。そして、この凹部140aの底面である軸方向の端面が、止め輪7の端面に当接することにより、ピストン30の軸方向の移動が規制されている。
ダストカバー5の構成は、第1実施形態と同様であり、本体部5a、端面部5b、及び固定部5cを有している。そして、固定部5cには、樹脂製の圧入部材29が装着されている。圧入部材29は環状に形成され、圧入部材29の径方向における中央部には、環状の溝29aが形成されている。この溝29aにダストカバー5の固定部5cが挿入されている。そして、この圧入部材29が、シリンダ2の内周円筒部10の先端部外周面に圧入されている。これにより、ダストカバー5がシリンダ2に固定されている。
−第3実施形態−
図5に第3実施形態を示している。この第3実施形態では、第2実施形態と比較して、ダストカバーの構成及びダストシールの構成のみが異なっている。
具体的には、ダストカバー50は、第2実施形態のダストカバー5と基本的に同じであり、第2実施形態と同様の形状の本体部50a、端面部50b、及び固定部50cを有している。また、固定部50cには、第2実施形態と同様の樹脂製の圧入部材29が装着されている。ダストカバー50のシリンダ2への固定のための構成も同様である。第2実施形態と異なる部分は、本体部50aのトランスミッション側の一部に、径方向に貫通する呼吸口50dが設けられている点である。
ダストシール60は、ゴムや樹脂によって形成されており、ダストカバー50の本体部50aの先端部(トランスミッション側の端部)の内周面に接着剤等により固定されている。これにより、ダストカバー5の内部、ひいてはピストン30の内周側にクラッチディスクの摩耗粉等の異物が侵入するのが確実に防止される。
なお、第1実施形態で説明したように、仮に本体部50aに呼吸口50dが設けられていない場合、ピストン30の軸方向の移動によって、ダストカバー50とピストン30の摺動部140との間の空間が負圧になる。このため、ピストン30のスムーズな移動が妨げられるおそれがある。
そこで、この実施形態では、前述のように、本体部50aに呼吸口50dを形成している。この呼吸口50dによって、ダストカバー50とピストン30の摺動部140との間の空間が外部に連通し、負圧になるのを防止できる。したがって、ピストン30の移動が妨げられることはない。また、この実施形態では、第1及び第2実施形態のように、ダストシール60を、通気性を有する材料で形成する必要がなく、ピストン内周側への異物の侵入をより確実に防止できる。
−第4実施形態−
図6は第4実施形態を示している。第4実施形態は、第3実施形態と比較して、呼吸口の形成された位置が異なっている。すなわち、この第4実施形態では、ダストカバー50に呼吸口を形成するのではなく、シリンダ2’の内周円筒部100に呼吸口100aが形成されている。
この第4実施形態でも、第3実施形態と同様に、ダストカバー5とピストン30の摺動部140との間の空間が、内周円筒部100の内部の外部に連通し、負圧になるのを防止できる。したがって、ピストン30の移動が妨げられることはない。
なお、第4実施形態では、シリンダ2’の内周円筒部100のさらに内周に、円筒部材35が設けられている。そして、円筒部材35の先端部(クラッチ装置側の端部)の外周面と、内周円筒部100の内周面と、の間をシールするためのシール部材36が設けられている。このシール部材36は、円筒部材35の外周面及び内周円筒部100の内周面のいずれかに接着剤等により固定されている。
このような構成により、クラッチディスクの摩耗粉等の異物が、シリンダ2’の内周円筒部100の内周側から呼吸口100aを介して、ピストン30とシリンダ2’の摺動面に侵入するのが防止される。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)ダストカバーは、板金製に限定されるものではなく、樹脂等によって形成してもよい。
(b)ピストン及びシリンダの形状や構成は前記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(c)前記実施形態では、エアによりピストンを作動させるようにしたが、油圧により作動させる形式の装置にも本発明を同様に適用することができる。
1 クラッチレリーズ装置
2,2’ シリンダ
3,30 ピストン
4 レリーズ軸受
5,50 ダストカバー
5a,50a 本体部
5b,50b 端面部
5c,50c 固定部
50d,100a 呼吸口
6,60 ダストシール
7 止め輪
10a 環状溝
14f 環状溝

Claims (13)

  1. エンジンとトランスミッションとの間に配置されたクラッチ装置をレリーズ操作するためのクラッチレリーズ装置であって、
    前記トランスミッションの入力軸の外周に前記入力軸と同軸で配置され、摺動面を有するシリンダと、
    先端部の外周面に環状溝を有し、前記シリンダの摺動面に沿って軸方向に移動自在なピストンと、
    前記ピストンとともに軸方向に移動してクラッチ装置をレリーズするためのレリーズ軸受と、
    一端部が前記シリンダに支持されるとともに、内部を前記ピストンが摺動可能であり、前記ピストンの外周面と隙間をあけて配置された筒状のダストカバーと、
    前記ピストンの外周面と前記ダストカバーの内周面との間に配置され、前記環状溝に装着され、前記ピストンの内周側への異物の侵入を防止するためのダストシールと、
    を備える、
    クラッチレリーズ装置。
  2. 前記ダストカバーは、
    前記ピストンの摺動範囲以上の軸方向長さを有し、内部を前記ピストンが摺動する筒状の本体部と、
    前記本体部の一端部に形成され、前記ピストンの先端面に対向する環状の端面部と、
    前記端面部の内周縁から軸方向に延びるように形成され、前記シリンダの外周面に対向するとともに、前記シリンダの外周面に装着される筒状の固定部と、
    を有している、
    請求項1に記載のクラッチレリーズ装置。
  3. 前記固定部は前記シリンダの外周面に圧入されている、請求項2に記載のクラッチレリーズ装置。
  4. 前記ダストカバーは、前記固定部の内周面及び外周面を覆うように設けられた樹脂部材をさらに有し、
    前記固定部は前記樹脂部材を介して前記シリンダの外周面に圧入されている、
    請求項3に記載のクラッチレリーズ装置。
  5. 前記シリンダは、エンジン側の端部の外周面に環状溝を有し、
    前記環状溝に装着され、前記ピストンの摺動範囲を規制する止め輪をさらに備え、
    前記ダストカバーは、前記端面部が前記止め輪に当接することによって軸方向の移動が規制されている、
    請求項2に記載のクラッチレリーズ装置。
  6. 前記ダストシールは、前記ダストカバーの前記トランスミッション側の端部内周面に装着されている、請求項1から4のいずれかに記載のクラッチレリーズ装置。
  7. 前記ダストカバーは板金製である、請求項1から6のいずれかに記載のクラッチレリーズ装置。
  8. 前記ダストシールは通気性を有する材料により構成されている、請求項1から7のいずれかに記載のクラッチレリーズ装置。
  9. 前記ダストシールはフェルト及び不織布のいずれかにより形成されている、請求項8に記載のクラッチレリーズ装置。
  10. 前記ピストン外周面と前記ダストカバー内周面との間の空間と外部空間とを連通する呼吸口をさらに備えた、請求項1から7のいずれかに記載のクラッチレリーズ装置。
  11. 前記呼吸口は前記ダストカバーに設けられている、請求項10に記載のクラッチレリーズ装置。
  12. 前記呼吸口は前記シリンダに設けられている、請求項10に記載のクラッチレリーズ装置。
  13. 前記ピストンはエア圧により作動する、請求項1から12のいずれかに記載のクラッチレリーズ装置。
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