JP6800029B2 - エネルギ供給システム - Google Patents
エネルギ供給システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6800029B2 JP6800029B2 JP2017010612A JP2017010612A JP6800029B2 JP 6800029 B2 JP6800029 B2 JP 6800029B2 JP 2017010612 A JP2017010612 A JP 2017010612A JP 2017010612 A JP2017010612 A JP 2017010612A JP 6800029 B2 JP6800029 B2 JP 6800029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- heat source
- temperature
- unit
- generation unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
前記発電用制御部は、前記燃料ガス非消費状態が生じない期間が前記漏洩判定用期間に到達する前に、前記発電部の運転を起動禁止解除条件が満たされるまで停止する漏洩判定回避用停止処理を実行するように構成されているエネルギ供給システムであって、
熱を供給する熱源部と、当該熱源部の運転を制御する熱源用制御部と、前記熱源部が設置されている環境の温度を表す環境温度を測定する環境温度測定手段とを備え、
前記熱源部は、前記マイコンメータを経由して供給される燃料ガスを燃焼して得られる燃焼熱を利用して凍結防止対象を加熱する凍結防止用燃焼器を有し、
前記熱源用制御部は、前記環境温度が所定の下限温度以下になると、前記凍結防止用燃焼器を作動させて前記凍結防止対象を加熱する凍結防止運転を行うように構成されており、
前記発電用制御部は、前記起動禁止解除条件が満たされたとき、前記熱源部が設置されている環境の温度に応じて、前記発電部の運転を再開するか又は前記発電部の運転停止を継続するかを決定する点にある。
これに対して、熱源部が設置されている環境の温度が低ければ、凍結防止用燃焼器での燃料ガスの消費が行われている可能性が高いので、燃料ガス非消費状態が発生している可能性が低いと言える。この場合、発電部の運転を起動禁止解除条件が満たされるまで停止する漏洩判定回避用停止処理を実行したとしても、それだけでは燃料ガス非消費状態が発生している可能性が低いため、更に発電部の運転停止を継続して(即ち、発電部での燃料ガスの消費停止を継続して)、燃料ガス非消費状態が発生する可能性を高めることが好ましい。
従って、漏洩判定回避用停止処理を実行している間、凍結防止運転を行うために燃料ガスを消費しても、燃料ガス非消費状態を適切にもたらすことが可能となるエネルギ供給システムを提供できる。
前記漏洩判定回避用停止処理において前記発電部の運転を停止している間での前記熱源部が設置されている環境の温度の履歴が低温傾向を示していると判定すると、前記発電部の運転停止を継続する停止継続処理を行い、
前記漏洩判定回避用停止処理において前記発電部の運転を停止している間での前記熱源部が設置されている環境の温度の履歴が低温傾向を示していないと判定すると、前記発電部の運転を再開する点にある。
そこで本特徴構成では、発電用制御部は、停止継続処理での発電部の運転停止が設定期間継続すれば、その停止継続処理を終了して発電部の運転を再開する。その結果、必要以上に発電部を停止し続けることなく、発電部の運転を再開できる。
そこで本特徴構成では、発電用制御部は、起動禁止解除条件が満たされたときの熱源部が設置されている環境の温度が低いほど設定期間を長く設定することで、停止継続処理を行っている間に燃料ガス非消費状態が発生する可能性を高めることができる。
そこで本特徴構成では、発電用制御部は、停止継続処理の途中での熱源部が設置されている環境の温度が、熱源部での凍結防止運転が行われない所定の高温条件を満たしていると判定したとき、その停止継続処理を終了して発電部の運転を再開する。ここで、発電用制御部は、熱源部が設置されている環境の温度が上記高温条件を満たしているか否かの判定を、熱源部が設置されている環境の温度と同様の傾向を示す他の部位で実際に測定した温度(例えば、発電部での実際の温度など)を、熱源部が設置されている環境の温度と仮定して行ってもよい。その結果、凍結防止用燃焼器で燃料ガスが消費されていない可能性を考慮して、発電部の運転再開と、発電部の運転停止の継続とを適切に切り替えることができる。
以下、本発明に係るエネルギ供給システムについて図面に基づいて説明する。
(エネルギ供給部Hの全体構成)
図1に示すように、エネルギ供給システムは、マイコンメータMと、そのマイコンメータMを経由して供給される燃料ガスGを用いて発電する発電部Haと、その発電部Haの運転を制御する発電用制御部Caとを備える。加えて、エネルギ供給システムは、熱を供給する熱源部Hbと、その熱源部Hbの運転を制御する熱源用制御部Cbと、熱源部Hbが設置されている環境の温度を表す環境温度を測定する環境温度測定手段としての温度センサS1とを備える。また、熱源部Hbは、マイコンメータMを経由して供給される燃料ガスGを燃焼して得られる燃焼熱を利用して凍結防止対象を加熱する凍結防止用燃焼器Nを有する。
尚、マイコンメータMを経由して供給される燃料ガスGは、ガスコンロ等の種々のガス消費機器に供給されることになるが、本実施形態においては、ガス消費機器についての説明は省略する。
ちなみに、燃料ガスGは、都市ガス、プロパンガス等の炭化水素を含むガスである。
冷却水循環路5Aには、冷却水循環ポンプPa及び冷却水貯留タンクQが設けられ、湯水循環路5Bには、湯水循環ポンプPbが設けられている。
商用電源7は、例えば、単相3線式100/200Vであり、受電電力供給ライン8を介して、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電力負荷9に電気的に接続されている。
インバータ6は、発電電力供給ライン10を介して受電電力供給ライン8に電気的に接続され、燃料電池4からの発電電力がインバータ6及び発電電力供給ライン10を介して電力負荷9に供給されるように構成されている。
そして、逆潮流が生じないように、インバータ6により燃料電池4から受電電力供給ライン8に供給される電力が制御され、そして、燃料電池4による発電電力の余剰電力は、その余剰電力を熱に換えて回収する電気ヒータ12に供給されるように構成されている。
電気ヒータ12の複数の電気ヒータ部分は、スイッチ回路13によりON/OFFが切り換えられる。スイッチ回路13は、余剰電力の大きさが大きくなるほど、電気ヒータ12の消費電力が大きくなるように、余剰電力の大きさに応じて電気ヒータ12の消費電力を調整するように構成されている。
また、発電用制御部Caと熱源用制御部Cbとに対して、運転開始指令や運転停止指令等の各種の情報を指令するリモコンRが設けられている。
次に、改質処理装置3について説明を加える。
図2に示すように、マイコンメータMを経由して供給される燃料ガスGを燃料ポンプ15にて圧送する燃料供給路16が設けられ、その燃料供給路16にて供給される燃料ガスGに対して脱硫作用する脱硫器17が設けられている。
供給される水を気化させて水蒸気を生成する水蒸気生成器18が設けられ、脱硫器17からの脱硫燃料ガスを水蒸気生成器18からの水蒸気にて改質処理して水素含有ガスを生成する改質器19が設けられている。
また、気水分離器22にて凝縮水が分離された変成ガスの残部が、脱硫処理用の水素含有ガスとして、脱硫リサイクル路25を通して燃料供給路16の燃料ガスGに混合供給されるように構成されている。
以下、改質処理装置3の各部について説明を加える。
上述の説明から明らかな如く、燃料供給路16を通して供給される燃料ガスGが、脱硫器17、改質器19、変成器20、ガス冷却器21、気水分離器22、一酸化炭素選択酸化器23を通して流動することになるから、脱硫器17、改質器19、変成器20、ガス冷却器21、気水分離器22、一酸化炭素選択酸化器23が、記載順にガス処理流路27にて接続されている。
つまり、燃料電池4から排出される発電反応後のオフガスを、改質器バーナ19aにて燃焼用空気路29からの燃焼用空気にて燃焼させて、改質触媒を改質反応が可能な状態に加熱するように構成されている。
また、水蒸気生成器18には、内部の水を排出する改質水排出路32が設けられ、その改質水排出路32には、その流路を開閉する改質水排出バルブV4が設けられている。
選択酸化用の空気を一酸化炭素選択酸化器23に供給する選択酸化用空気路33が設けられ、その選択酸化用空気路33にはその流路を開閉する選択酸化用空気バルブV9が設けられている。
次に、改質処理装置3及び燃料電池4の運転を停止させて保管するときの停止保管運転について説明する。
発電用制御部Caが、改質処理装置3及び燃料電池4の運転を停止させて保管する停止保管運転を行うときには、燃料供給路16による燃料ガスGの供給を停止した状態で、水蒸気生成器18による水蒸気の生成を継続することにより、改質処理装置3及び燃料電池4の内部に水蒸気を供給して、改質処理装置3の内部や燃料電池4の燃料極4nに存在するガスを排出する水蒸気供給処理(以下、水蒸気パージ処理と呼称)を行い、次に、水蒸気生成器18への水の供給を停止して、水蒸気生成器18の内部から水を排出し、且つ、改質処理装置3の内部及び燃料電池4の燃料極4nの内部に、マイコンメータMを経由して供給される燃料ガスGをパージガスとして充填して封止する充填処理(以下、ガスパージ処理と呼称)を行うように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、燃料電池4に対するガスの補充(第2保圧処理)は、後述の如く、改質処理装置3の内部に充填されたガスを燃料電池4に供給する形態で行うように構成されている。
すなわち、改質処理装置3及び燃料電池4の定常運転中(通常運転中)は、燃料バルブV1、生成ガス出口バルブV2、改質水バルブV3、電池出口バルブV6、脱硫リサイクルバルブV8、選択酸化用空気バルブV9及び燃焼用空気バルブV10は開弁状態であり、改質水排出バルブV4及び電池バイパスバルブV7は閉弁状態である。
したがって、改質処理装置3に対しては、以降、第1保圧処理を実行することになる。
つまり、改質処理装置側圧力センサ35の検出圧力が改質装置側の第1設定適正圧力未満の改質装置側の第1下限圧力以下になると、燃料バルブV1を開き、改質装置側の第1下限圧力以上になると、燃料バルブV1を閉じることになる。この第1保圧処理の詳細は後述する。
図3に示すように、熱源部Hbには、上述した貯湯タンク1及び補助熱源機2に加えて、多機能循環ポンプ40、暖房用循環ポンプ41、風呂追焚用循環ポンプ42、暖房用熱交換器43、風呂追焚用熱交換器44が備えられている。
また、熱源部Hbには、給湯用混合弁45、暖房用電磁弁46、風呂追焚用電磁弁47、三方弁48、タンク比例弁49、及び、蓄熱切換弁50が設けられている。
水道水等の給水源からの湯水を供給する給水路53が、給湯用混合弁45に接続される第1給水路53aと、湯水供給路52に設けた蓄熱切換弁50に接続される第2給水路53bとに分岐されている。
暖房用熱交換器43と風呂追焚用熱交換器44とは、多機能循環路54に並列状態で配置され、暖房用電磁弁46が、暖房用熱交換器43を通した湯水の通流を断続し、且つ、風呂追焚用電磁弁47が、風呂追焚用熱交換器44を通した湯水の通流を断続する形態で、多機能循環路54に配置されている。
暖房用循環路56が、暖房用熱交換器43を経由する状態で設けられ、暖房用循環ポンプ41が、暖房用循環路56に設けられている。
風呂用循環路57が、風呂追焚用熱交換器44を経由する状態で設けられ、風呂追焚用循環ポンプ42が、風呂用循環路57に設けられている。
例えば、給湯運転を行う場合に、貯湯タンク1の貯湯熱量が多いときには、貯湯タンク1の湯水が湯水取出路51を通して給湯用混合弁45に供給されることになる。尚、この場合、第2給水路53bからの湯水が、蓄熱切換弁50を経由しながら、湯水供給路52を通して貯湯タンク1に供給されることになる。
給湯運転処理は、上述の如く、給湯開始条件が満たされたときに、貯湯タンク1の貯湯熱量が少ないときには、給湯用燃焼器Kとして機能する補助熱源機2を給湯停止終了条件が満たされるまで燃焼作動させることになる。
これに対して、給湯停止終了条件は、給湯栓が閉じられることにより、通水センサWが湯水の流動を検出しなくなったことである。或いは、熱源用制御部Cbが、風呂湯張りが完了したと判定したことである。
次に、熱源部Hbの凍結防止運転処理について説明する。
本実施形態においては、補助熱源機2を凍結防止用燃焼器Nとして用いる。具体的には、凍結防止用燃焼器Nとしての補助熱源機2で燃料ガスGを燃焼作動させ、及び、例えば多機能循環ポンプ40を動作させることで昇温された水が循環し、その熱が熱源部Hbの各部(凍結防止対象)に伝わることで凍結が防止される。
発電用制御部Caは、上記燃料ガス非消費状態が生じない期間が漏洩判定用期間(例えば30日など)に到達する前に、発電部Haの運転を起動禁止解除条件が満たされるまで停止する漏洩判定回避用停止処理を実行する。例えば、発電用制御部Caは、マイコンメータMの漏洩判定用期間の4日前に相当する26日が経過した後に、発電部Haの運転を起動禁止解除条件が満たされるまで停止する漏洩判定回避用停止処理を、漏洩判定回避処理として実行するように構成されている。
次に、発電用制御部Caが実行する漏洩判定回避処理を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、発電用制御部Caは、マイコンメータMの漏洩判定用期間(例えば、30日)の4日前に相当する26日が経過しているか否かを判定し(#1)、26日以上が経過している場合には、発電部Haが停止済であるか否かを判定する(#2)。尚、#1にて、26日以上が経過していないと判定したときには、他の処理に移行する。
尚、運転停止処理の後では、改質処理装置3の内部圧力を適正圧力に保つ第1保圧処理や、燃料電池4の燃料極4nにおける内部圧力を適正圧力に保つ第2保圧処理が、漏洩判定回避処理とは別の処理として実行される。
第2実施形態のエネルギ供給システムは、発電部Haの運転を再開するときの条件が上記実施形態と異なっている。以下に第2実施形態のエネルギ供給システムについて説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
ここで、停止継続処理の途中での熱源部Hbが設置されている環境の温度が、熱源部Hbでの凍結防止運転が行われない所定の高温条件(例えば、10℃以上であること等)を満たしていれば、停止継続処理の途中で、少なくとも凍結防止用燃焼器Nでは燃料ガスGの燃焼が行われていない期間が存在しているため、既に燃料ガス非消費状態が発生している可能性が高いと言える。つまり、この高温条件が満たされているか否かを判定するための基準温度(上述した例では10℃)は、凍結防止用燃焼器Nを用いた凍結防止運転が行われるときに基準温度(上述した例では5℃)よりも高い温度に設定されている。
尚、発電用制御部Caは、上記高温条件を満たしていると判定するまで、上記#8を繰り返し実行する。
第3実施形態のエネルギ供給システムは、起動禁止解除条件が満たされたとき、発電部Haの運転を再開するか又は発電部Haの運転停止を継続するかを決定するための条件が上記実施形態と異なっている。以下に第3実施形態のエネルギ供給システムについて説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
これに対して、発電用制御部Caは、#10において低温傾向を示していると判定した場合には#11に移行して、設定期間、運転停止を継続する。この#11の処理内容は、上記実施形態で説明した#7の処理内容と同様である。
第4実施形態のエネルギ供給システムは、発電部Haの運転を再開するときの条件が上記第3実施形態と異なっている。以下に第4実施形態のエネルギ供給システムについて説明するが、上記第3実施形態と同様の構成については説明を省略する。
ここで、停止継続処理の途中での熱源部Hbが設置されている環境の温度が、熱源部Hbでの凍結防止運転が行われない所定の高温条件(例えば、10℃以上であること等)を満たしていれば、停止継続処理の途中で、少なくとも凍結防止用燃焼器Nでは燃料ガスGの燃焼が行われていない期間が存在しているため、既に燃料ガス非消費状態が発生している可能性が高いと言える。
尚、発電用制御部Caは、上記高温条件を満たしていると判定するまで、上記#12を繰り返し実行する。
(1)上記実施形態では、エネルギ供給システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成については適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、熱源部Hbが貯湯タンク1を有する構成を例示したが、熱源部Hbが貯湯タンク1を有しない構成、或いは、貯湯タンク1が発電部Haに設けられる構成など、様々な変更が可能である。
また上記実施形態では、発電部Haが、改質処理装置3と燃料電池4とを備える場合を例示したが、発電部Haが、燃料ガスGにて作動するエンジンと、そのエンジンにて駆動される発電機とを備える場合にも本発明は適用できるものである。
例えば、上記実施形態では、改質処理装置3の第1保圧処理を、改質処理装置側圧力センサ35の検出情報に基づいて行う場合を例示したが、例えば、改質器温度センサ34の検出温度Tが設定温度Ts(例えば、50℃)低下する毎に、燃料ガスGを設定量ずつ充填する形態で実施する等、第1保圧処理の具体構成は各種変更できる。
更に、上記実施形態では、燃料電池4に対する第2保圧処理を、改質処理装置3に充填された燃料ガスGを供給する形態で実施したが、マイコンメータMからの燃料ガスGを供給する形態で実施してもよい。この場合には、燃料電池4に対する第2保圧処理は、改質処理装置3の第1保圧処理と同様に、燃料ガスGの消費中として判断することになる。
また更に、上記実施形態では、熱源部Hbが暖房運転処理や風呂追焚運転処理を行う場合を例示したが、熱源部Hbが暖房運転処理や風呂追焚運転処理を実行しない形態で実施してもよい。
また更に、上記実施形態では、燃料電池4に対しても第2保圧処理を行う場合を例示したが、燃料電池4に対する第2保圧処理を省略する形態で実施してもよい。
Cb 熱源用制御部
G 燃料ガス
Ha 発電部
Hb 熱源部
M マイコンメータ
N 凍結防止用燃焼器(補助熱源機 2)
S2 温度センサ(環境温度測定手段)
Claims (6)
- 燃料ガスの通流量が設定判定量以下となる状態が設定判定時間以上連続することを含む所定の判定条件を満たす燃料ガス非消費状態が漏洩判定用期間の間に生じないときには、警報作動する又は燃料ガスの供給を遮断するマイコンメータと、当該マイコンメータを経由して供給される燃料ガスを用いて発電する発電部と、当該発電部の運転を制御する発電用制御部とを備え、
前記発電用制御部は、前記燃料ガス非消費状態が生じない期間が前記漏洩判定用期間に到達する前に、前記発電部の運転を起動禁止解除条件が満たされるまで停止する漏洩判定回避用停止処理を実行するように構成されているエネルギ供給システムであって、
熱を供給する熱源部と、当該熱源部の運転を制御する熱源用制御部と、前記熱源部が設置されている環境の温度を表す環境温度を測定する環境温度測定手段とを備え、
前記熱源部は、前記マイコンメータを経由して供給される燃料ガスを燃焼して得られる燃焼熱を利用して凍結防止対象を加熱する凍結防止用燃焼器を有し、
前記熱源用制御部は、前記環境温度が所定の下限温度以下になると、前記凍結防止用燃焼器を作動させて前記凍結防止対象を加熱する凍結防止運転を行うように構成されており、
前記発電用制御部は、前記起動禁止解除条件が満たされたとき、前記熱源部が設置されている環境の温度に応じて、前記発電部の運転を再開するか又は前記発電部の運転停止を継続するかを決定するエネルギ供給システム。 - 前記発電用制御部は、
前記起動禁止解除条件が満たされたときの前記熱源部が設置されている環境の温度が、前記熱源部で前記凍結防止運転が行われ得る所定の低温条件を満たしていると判定したとき、前記発電部の運転停止を継続する停止継続処理を行い、
前記起動禁止解除条件が満たされたときの前記熱源部が設置されている環境の温度が、前記低温条件を満たしていないと判定したとき、前記発電部の運転を再開する請求項1に記載のエネルギ供給システム。 - 前記発電用制御部は、前記起動禁止解除条件が満たされたとき、
前記漏洩判定回避用停止処理において前記発電部の運転を停止している間での前記熱源部が設置されている環境の温度の履歴が低温傾向を示していると判定すると、前記発電部の運転停止を継続する停止継続処理を行い、
前記漏洩判定回避用停止処理において前記発電部の運転を停止している間での前記熱源部が設置されている環境の温度の履歴が低温傾向を示していないと判定すると、前記発電部の運転を再開する請求項1に記載のエネルギ供給システム。 - 前記発電用制御部は、前記停止継続処理での前記発電部の運転停止が設定期間継続すれば、当該停止継続処理を終了して前記発電部の運転を再開する請求項2又は3に記載のエネルギ供給システム。
- 前記発電用制御部は、前記起動禁止解除条件が満たされたときの前記熱源部が設置されている環境の温度が低いほど前記設定期間を長く設定する請求項4に記載のエネルギ供給システム。
- 前記発電用制御部は、前記停止継続処理の途中での前記熱源部が設置されている環境の温度が、前記熱源部での前記凍結防止運転が行われない所定の高温条件を満たしていると判定したとき、当該停止継続処理を終了して前記発電部の運転を再開する請求項2又は3に記載のエネルギ供給システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017010612A JP6800029B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | エネルギ供給システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017010612A JP6800029B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | エネルギ供給システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018120720A JP2018120720A (ja) | 2018-08-02 |
JP6800029B2 true JP6800029B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=63044406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017010612A Active JP6800029B2 (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | エネルギ供給システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6800029B2 (ja) |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3836761B2 (ja) * | 2002-07-29 | 2006-10-25 | リンナイ株式会社 | コージェネレーションシステム |
JP4274816B2 (ja) * | 2003-02-24 | 2009-06-10 | 大阪瓦斯株式会社 | 発電システム及びその運転方法及び運転制御装置 |
JP4439195B2 (ja) * | 2003-03-26 | 2010-03-24 | 大阪瓦斯株式会社 | ユーティリティ消費機器運転認識装置 |
JP4511878B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2010-07-28 | 株式会社荏原製作所 | 燃料電池システム |
CN101501400B (zh) * | 2006-08-22 | 2011-08-10 | 松下电器产业株式会社 | 燃烧装置、燃料处理装置及燃料电池发电*** |
JP5469503B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-04-16 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池システム |
JP5686592B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2015-03-18 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池システム |
JP2012163417A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Panasonic Corp | 流量計測装置 |
JP2014107236A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Noritz Corp | 燃料電池ユニット及びコージェネレーションシステム |
JP2016031025A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | アイシン精機株式会社 | コジェネレーションシステム |
JP6552372B2 (ja) * | 2015-07-13 | 2019-07-31 | 大阪瓦斯株式会社 | エネルギ供給システム |
JP2017079196A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 大阪瓦斯株式会社 | エネルギ供給システム |
JP6703926B2 (ja) * | 2016-10-25 | 2020-06-03 | 大阪瓦斯株式会社 | エネルギ供給システム |
-
2017
- 2017-01-24 JP JP2017010612A patent/JP6800029B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018120720A (ja) | 2018-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8329353B2 (en) | Fuel cell system | |
JP5008613B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US8747498B2 (en) | Hydrogen generator and fuel cell system comprising the same | |
US20100285377A1 (en) | Hydrogen generator and fuel cell system including same | |
EP2228342A1 (en) | Hydrogen generation apparatus and fuel battery system | |
JP5065678B2 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
WO2017098787A1 (ja) | 固体酸化物型燃料電池システム、及び固体酸化物型燃料電池システムの換気方法 | |
JP7195194B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6771356B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6703926B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6552372B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6703928B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
EP3070774B1 (en) | Fuel cell system | |
JP2006318750A (ja) | 燃料電池システム | |
JP6800029B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6731833B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6694802B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP2017079196A (ja) | エネルギ供給システム | |
JP2010067494A (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP6521824B2 (ja) | エネルギ供給システム | |
JP6876944B2 (ja) | 燃料電池システム | |
WO2013145761A1 (ja) | 発電システム及びその運転方法 | |
JP2007179839A (ja) | 燃料電池システム | |
JP7195193B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP7472805B2 (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201027 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6800029 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |