JP6791070B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、エンジンと、第1および第2モータジェネレータと、動力分割機構と、蓄電装置と、を備え、暖機運転中はエンジン出力要求(エンジン要求パワー)を抑制すると共に抑制分のパワーを第2モータジェネレータの駆動力によって補い、エンジンのエミッションの改善に伴ってエンジン出力要求をユーザ要求出力に追従させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−133040号公報
ところで、エンジンは、燃費を良好とするため、通常、効率が最も良い(燃費が最適な)運転ポイントでエンジン要求パワーが出力されるよう運転されるが、暖機運転に伴いエンジン要求パワーが抑制されると、アクセル操作に応じたエンジン回転数の上昇も抑制され、エンジン音によって加速感を感じる運転者に違和感を与えてしまう。これに対して、エンジン要求パワーが抑制されたときには、等パワーライン上で燃費が最適な運転ポイントよりも高回転側(高回転低トルク側)にシフトした運転ポイントでエンジンを運転することも考えられるが、燃費が最適な運転ポイントから外れるほど、燃費を大きく悪化させてしまう。
本発明のハイブリッド自動車は、エンジンのパワー制限時において、運転者がアクセル操作に対して違和感を感じるのを抑制すると共に燃費の悪化を抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、第1モータと、前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸と車軸に連結された駆動軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、前記駆動軸に動力を入出力可能な第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりが可能なバッテリと、運転者のアクセル操作量と車速とに基づいて前記駆動軸に出力すべき要求駆動力と車両に要求される車両要求パワーとを設定し前記車両要求パワーに基づいて前記エンジンから出力すべきエンジン要求パワーを設定し前記エンジン要求パワーに基づく運転ポイントで前記エンジンが運転されると共に前記要求駆動力を用いて走行するよう前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを制御する制御装置と、を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記エンジン要求パワーが前記車両要求パワーに対して抑制されたとき、抑制されたエンジン要求パワーが、燃費が最適となる運転ポイントに対して前記アクセル操作量が大きいほど大きなシフト量をもって高回転側にシフトした運転ポイントで出力されるように制御する、
ことを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、エンジン要求パワーが抑制されたときには、抑制されたエンジン要求パワーが、燃費が最適となる運転ポイントに対してアクセル操作量が大きいほど大きなシフト量をもって高回転側にシフトした運転ポイントで出力されるよう制御する。即ち、エンジン要求パワーが抑制されたとき、アクセル操作量が大きいときには、抑制されたエンジン要求パワーが、燃費が最適な運転ポイントよりも高回転側に大きくシフトした運転ポイントで出力されるようエンジンを制御する。このため、エンジン要求パワーが抑制されていても、アクセル操作量に応じた比較的高い回転数でエンジンを運転させることができ、運転者に違和感を与えないようにすることができる。一方、アクセル操作量が小さいときには、抑制されたエンジン要求パワーが、燃費が最適な運転ポイントまたはこれに近い運転ポイントで出力されるようエンジンを制御する。このため、エンジンの運転ポイントが燃費が最適な運転ポイントから大きく外れないようにして、燃費の悪化を抑制することができる。この結果、エンジンのパワー制限時において、運転者がアクセル操作に対して違和感を感じるのを抑制すると共に燃費の悪化を抑制することができる。もとより、抑制されたエンジン要求パワーでは不足する出力を蓄電装置の放電を伴う第2モータからの出力で補うことで、要求駆動力により走行することができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記エンジン要求パワーが前記車両要求パワーに対して抑制されたとき、前記車両要求パワーが最適な燃費で出力される運転ポイントにおける回転数を上限として、抑制されたエンジン要求パワーを出力するための運転ポイントを、前記アクセル操作量が大きいほど大きなシフト量をもって高回転側にシフトするものとしてもよい。こうすれば、運転ポイントの過剰な高回転側のシフトを抑制することができる。
また、本発明のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記エンジン要求パワーの抑制を解除する際には、時間の経過と共に徐々に前記車両要求パワーに近づくように前記エンジン要求パワーを設定するものとしてもよい。エンジン要求パワーの抑制を解除する際は、エンジンの出力を大きくすると共に第2モータの出力を小さくするが、パワー抑制の解除を一度に行なうと、エンジンの出力応答性とモータの出力応答性との違いに起因してトルクショックが発生する虞がある。本発明では、エンジン要求パワーを、時間の経過と共に車両要求パワーに徐々に近づけるため、エンジン要求パワーの抑制を解除する際にトルクショックが発生するのを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行される低水温時エンジン制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 燃費最適動作ラインおよびエンジン22の目標回転数Ne*の設定の様子を示す説明図である。 アクセル開度Accとシフト量調整値kとの関係の一例を示す説明図である。 エンジン要求パワーPe*が抑制パワーPelimに制限されたときの比較例のエンジン回転数NeとエンジントルクTeの時間変化の様子を示す説明図である。 エンジン要求パワーPe*が抑制パワーPelimに制限されたときの比較例のエンジン回転数NeとエンジントルクTeの時間変化の様子を示す説明図である。 エンジン要求パワーPe*が抑制パワーPelimに制限されたときの実施例のエンジン回転数NeとエンジントルクTeの時間変化の様子を示す説明図である。 エンジン要求パワーPe*の抑制を解除するときの運転ポイントの変化の様子を示す説明図である。 エンジン要求パワーPe*の抑制を解除するときのエンジントルクTeとモータトルクTm2の変化の様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、HVECU70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジンECU24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ23からのエンジン冷却水温Twやエンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出する図示しないクランクポジションセンサからのクランク角θcrなどが入力ポートから入力されている。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪38a,38bの回転軸にデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを有する同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、モータMG1と同様に、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを有する同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。モータMG1,MG2は、モータECU40によってインバータ41,42を制御することにより駆動する。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。図1に示すように、モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。モータECU40に入力される信号としては、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサ(例えばレゾルバ)からの回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する図示しない電流センサからの相電流を挙げることができる。モータECU40からは、インバータ41,42のトランジスタへのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置検出センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池などとして構成されており、電力ライン54を介してインバータ41,42に接続されている。このバッテリ50は、バッテリECU52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの電圧(バッテリ電圧)VBやバッテリ50の出力端子に取り付けられた図示しない電流センサからの電流(バッテリ電流)IB,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの温度(バッテリ温度)Tbを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために蓄電割合SOCや入出力制限Win,Woutを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合であり、電流センサにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいて演算される。入出力制限Win,Woutは、バッテリ50を充放電してもよい最大許容電力であり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいて設定される。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22の運転を伴って走行するハイブリッド走行(HV走行)モードや、エンジン22の運転を伴わずに走行する電動走行(EV走行)モードで走行する。
HV走行モードでは、HVECU70は、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される(駆動軸36に要求される)要求トルクTd*を設定し、設定した要求トルクTd*に駆動軸36の回転数Nd(モータMG2の回転数Nm2)を乗じて走行に要求される(駆動軸36に要求される)走行要求パワーPd*を計算する。続いて、走行要求パワーPd*からバッテリ50の蓄電割合SOCに基づく充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じて車両に要求される車両要求パワーP*を設定し、車両要求パワーP*に基づいてエンジン22に要求されるエンジン要求パワーPe*を設定する。次に、要求パワーPe*をエンジン22から出力するようにエンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*(運転ポイント)を設定する。続いて、エンジン22が目標回転数Ne*で回転するようにモータMG1のトルク指令Tm1*を設定する。続いて、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。そして、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*をエンジンECU24に送信すると共に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。エンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とに基づいてエンジン22が運転されるように、エンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを行なう。モータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42のトランジスタのスイッチング制御を行なう。
EV走行モードでは、HVECU70は、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTd*を設定し、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共に入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。そして、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。モータECU40によるインバータ41,42の制御については上述した。
次に、低水温時のエンジン22の動作について説明する。図2は、HVECU70により実行される低水温時エンジン制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、水温センサ23により検出されるエンジン冷却水温Twがエンジン22の暖機が必要な温度範囲内で予め定められた閾値Tref1(例えば、40℃)未満でエンジン22が始動されたときに実行される。
低水温時エンジン制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPUは、まず、アクセル開度Accの入力と車両要求パワーP*の設定とを行なう(S100)。なお、これらの処理については上述した。続いて、エンジンパワー抑制状態の判定、即ちエンジンパワー抑制中であるか否か(S110)、エンジンパワー復帰中であるか否か(S210)、をそれぞれ判定する。実施例では、エンジン冷却水温Twが閾値Tref未満のとき(エンジン22の暖機が完了していないとき)には、エンジンパワー抑制中であると判定する。また、エンジン冷却水温Twが閾値Trefよりも大きい第2閾値Tref2以上のとき(エンジン22の暖機が完了したとき)であってエンジンパワー復帰処理が完了していないときには、エンジンパワー復帰中であると判定する。エンジンパワー抑制中であると判定すると、車両要求パワーP*が抑制パワーPelimよりも大きいか否かを判定する(S120)。ここで、抑制パワーPelimは、冷間時のエンジン22から排出される粒子状物質(PM:Particulate Matter)が増加しないようするためにエンジン22から出力してもよいパワーの上限値として予め定められている。車両要求パワーP*が抑制パワーPelimよりも大きくないと判定すると、エンジン22から出力すべきエンジン要求パワーPe*に車両要求パワーP*を設定する(S130)。そして、エンジン要求パワーPe*を最適な燃費で出力するエンジン22の運転ポイントを目標回転数Ne*および目標トルクTe*として設定し(S140)、設定した目標回転数Ne*および目標トルクTe*でエンジン22が運転されるよう目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に送信して(S200)、S100に戻る。
一方、S120で車両要求パワーP*が抑制パワーPelimよりも大きいと判定すると、エンジン要求パワーPe*に抑制パワーPelimを設定する(S150)。続いて、車両要求パワーP*を最適な燃費で出力するエンジン22の運転ポイントにおける回転数を上限回転数Nemaxとして設定すると共に(S160)、エンジン要求パワーPe*(抑制パワーPelim)を最適な燃費で出力するエンジン22の運転ポイントにおける回転数を基本回転数Nebとして設定する(S170)。そして、上限回転数Nemaxを上限として、基本回転数Nebに対してアクセル開度Accに応じたシフト量をもって高回転側にシフトした回転数をエンジン22の目標回転数Ne*に設定する(S180)。図3に、燃費最適動作ラインおよびエンジン22の目標回転数Ne*の設定の様子を示す。上限回転数Nemaxは、車両要求パワーP*が一定の等パワーラインと燃費最適動作ラインとの交点における回転数であり、基本回転数Nebは、抑制パワーPelimが一定の等パワーラインと燃費最適動作ラインとの交点における回転数である。エンジン22の目標回転数Ne*には、図示するように、アクセル開度Accが小さいときには、基本回転数Nebに対して小さなシフト量で高回転側にシフトした回転数が設定され、アクセル開度Accが大きいときには、基本回転数Nebに対して大きなシフト量で高回転側にシフトした回転数が設定される。実施例では、目標回転数Ne*は、上限回転数Nemaxと基本回転数Nebとアクセル開度Accとに基づいて次式(1)を用いて導出された回転数を設定するものとした。式(1)中、「k」は、回転数のシフト量を調整するシフト量調整値であり、値0から値1までの範囲内でアクセル開度Accに基づいて設定される。実施例では、アクセル開度Accとシフト量調整値kとの関係を予め求めてマップとしてROMに記憶しておき、アクセル開度Accが与えられると、マップから対応するシフト量調整値kを導出するものとした。図4に、アクセル開度Accとシフト量調整値kとの関係の一例を示す。図示するように、シフト量調整値kは、アクセル開度Accが第1開度A1(例えば、10%)未満のときには値0が設定され、アクセル開度Accが第2閾値A2(例えば、80%)以上のときには値1が設定され、アクセル開度Accが第1閾値A1以上第2閾値A2未満のときにはアクセル開度Accの変化に対して値0と値1との間でリニアに変化するように定められる。式(1)からわかるように、目標回転数Ne*は、シフト量調整値kが値0のとき(アクセル開度Accが第1開度A1未満のとき)には基本回転数Nebが設定され、シフト量調整値kが値0よりも大きいときには大きいほど上限回転数Nemaxに近づくように設定され、シフト量調整値kが値1のとき(アクセル開度Accが第2開度A2以上のとき)には上限回転数Nemaxが設定される。なお、アクセル開度Accに基づくシフト量の設定は、これに限定されるものではない。例えば、アクセル開度Accの変化に対して曲線的に変化するようにシフト量を設定してもよいし、アクセル開度Accが所定開度以上のときには第1のシフト量としアクセル開度Accが所定開度未満のときには第1のシフト量よりも小さい第2のシフト量とするなどアクセル開度Accの変化に対してシフト量を段階的に変化させてもよい。
Ne*=Nemin(1-k)+Nemax・k …(1)
目標回転数Ne*を設定すると、エンジン要求パワーPe*を、設定した目標回転数Ne*で除して目標トルクTe*を設定し(S190)、設定した目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に送信して(S200)、S100に戻る。上述したように、HV走行モードでは、エンジン要求パワーPe*に基づいてエンジン22の目標回転数Ne*,目標トルクTe*およびモータMGのトルク指令Tm1*を設定した後、要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*が設定される。このため、エンジン要求パワーPe*が抑制パワーPelimによって抑制されてエンジン22から駆動軸36に伝達されるトルクが抑制されると、抑制によって駆動軸36に対して不足するトルクは、バッテリ50の放電を伴うモータMG2から出力されるトルクによって補われる。
図5〜図7は、エンジン要求パワーPe*が抑制パワーPelimに制限されたときのエンジン回転数NeとエンジントルクTeの時間変化の様子を示す説明図である。図5および図6は比較例を示し、図7は実施例を示す。図5は、抑制パワーPelimが燃費が最適な運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御した場合のエンジンパワーPeとエンジン回転数NeとエンジントルクTeの変化の様子を示したものである。この比較例では、最適な燃費でエンジン22から抑制パワーPelimを出力することができるものの、アクセルペダル83の踏み込みに対してエンジン回転数Neの上昇がほとんどないため、運転者はエンジン音によって加速感を感じることができない。図6は、抑制パワーPelimが燃費が最適な運転ポイントよりも高回転低トルク側にシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御した場合のエンジンパワーPeとエンジン回転数NeとエンジントルクTeの変化の様子を示したものである。この比較例では、アクセルペダル83の踏み込みに対してエンジン回転数Neが大きく上昇し、運転者はエンジン音によって十分な加速感を感じることができるものの、エンジン22の運転ポイントが燃費が最適な運転ポイントから大きく外れるため、燃費が大きく悪化してしまう。これに対して、実施例では、図7に示すように、アクセル開度Accが大きいときには、燃費よりもエンジン音による加速感の付与を優先し、抑制パワーPelimが燃費が最適な運転ポイントよりも高回転低トルク側に大きくシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御する。一方、アクセル開度Accが小さいときには、エンジン音による加速感の付与よりも燃費を優先し、抑制パワーPelimが燃費が最適な運転ポイントまたは燃費が最適な運転ポイントよりも高回転低トルク側に小さくシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御する。
こうして抑制パワーPelimによってエンジン22から出力されるパワーを抑制しながらエンジン22の暖機が完了すると、S110でエンジンパワー抑制中でないと判定されると共にS210でエンジンパワー復帰中であると判定される。この場合、抑制パワーPelimを緩和するように、前回の抑制パワーPelimに所定パワーαを加えたパワーを新たな抑制パワーPelimに設定する(S220)。次に、緩和した抑制パワーPelimが車両要求パワーP*以上であるか否かを判定する(S230)。緩和した抑制パワーPelimが車両要求パワーP*以上でない(車両要求パワーP*未満)と判定すると、エンジン要求パワーPe*に緩和した抑制パワーPelimを設定する(S150)。続いて、エンジン要求パワーPe*(緩和した抑制パワーPelim)が、燃費が最適な運転ポイントに対してアクセル開度Accが高いほど大きなシフト量で高回転低トルク側にシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御し(S160〜S200)、S100に戻る。そして、S100でデータを入力した後、S110,S210でエンジンパワー抑制中でなくエンジンパワー復帰中と判定され、S220に進んで抑制パワーPelimを更に緩和する。このように、エンジンパワー復帰中では、車両要求パワーP*以上となるまで所定パワーαずつ大きくなるように抑制パワーPelimをレート処理により徐々に緩和していくのである。抑制パワーPelimの緩和により、エンジン22の運転ポイントは、図8に示すように、抑制パワーPelimが車両要求パワーP*に達するまで、回転数Neが保持された状態で、トルクTeが大きくなるように変化する。なお、実施例では、抑制パワーPelimの緩和を、レート処理を用いて行なうものとしたが、これに限定されるものではなく、なまし処理などの他の緩変化処理を用いるものとしてもよい。
ここで、上述したように、エンジン要求パワーPe*が抑制されてエンジン22から駆動軸36に伝達されるトルクが抑制されると、抑制によって駆動軸36に対して不足するトルクは、モータMG2から出力されるトルクによって補われる。このため、エンジン要求パワーPe*の抑制を解除すると、エンジン22から出力されるトルクTeは復帰し、モータMG2から出力されるトルクTm2は抑制される。図9は、エンジン要求パワーPe*の抑制を解除するときのエンジントルクTeとモータトルクTm2の変化の様子を示す説明図である。図9(a)はエンジン要求パワーPe*の抑制を一度に解除した場合(比較例)を示し、図9(b)はエンジン要求パワーPe*の抑制を徐々に解除した場合(実施例)を示す。比較例のように、エンジン要求パワーPe*の抑制を一度に解除すると、エンジン22の出力応答性はモータMG2の出力応答性よりも大きく劣るため、図9(a)に示すように、エンジントルクTeは緩やかに上昇する一方、モータトルクTm2は急激に低下する。このため、駆動軸36には大きなトルク変動が生じ、トルクショックが発生する。一方、実施例のように、エンジン要求パワーPe*の抑制をエンジン22の出力応答性に合わせて徐々に解除すると、モータトルクTm2を緩やかに低下させることができ、駆動軸36に大きなトルク変動は生じない。
S230において、抑制パワーPelimが車両要求パワーP*以上と判定すると、エンジンパワーの復帰が完了したと判定し(S240)、エンジン要求パワーPe*に車両要求パワーP*を設定し(S130)、エンジン要求パワーPe*(車両要求パワーP*)が燃費が最適な運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御し(S140,S200)、S100に戻る。そして、S110,S210でエンジンパワー抑制中でなくエンジンパワー復帰中でもないと判定され、これで低水温時エンジン制御ルーチンを終了する。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン要求パワーPe*が抑制されたときには、抑制されたエンジン要求パワーPeが燃費が最適な運転ポイントに対してアクセル開度Accが高いほど大きなシフト量をもって高回転低トルク側にシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御する。即ち、エンジン要求パワーPe*が抑制されたとき、アクセル開度Accが高いときには、抑制されたエンジン要求パワーPe*(抑制パワーPelim)が、燃費が最適な運転ポイントよりも高回転側(高回転低トルク側)に大きくシフトした運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御する。このため、エンジン要求パワーPe*が抑制されていても、アクセル開度Accに応じた比較的高い回転数でエンジン22を運転させることができ、運転者に違和感を与えないようにすることができる。一方、アクセル開度Accが低いときには、抑制されたエンジン要求パワーPe*(抑制パワーPelim)が、燃費が最適な運転ポイントまたはこれに近い運転ポイントで出力されるようエンジン22を制御する。このため、運転ポイントが燃費が最適な運転ポイントから大きく外れないようにして、燃費の悪化を抑制することができる。この結果、エンジン22のパワー制限時において、運転者がアクセル操作に対して違和感を感じるのを抑制すると共に燃費の悪化を抑制することができる。また、抑制されたエンジン要求パワーPe*では不足する出力をバッテリ50の放電を伴うモータMG2からの出力で補うことで、要求トルクTd*を駆動軸36に出力して走行することができる。
また、実施例のハイブリッド自動車20では、車両要求パワーP*を最適な燃費で出力する運転ポイントにおける回転数を上限回転数Nemaxとして、上限回転数Nemaxの範囲内でエンジン要求パワーPe*(抑制パワーPelim)を出力するための運転ポイントをアクセル開度Accに応じて高回転側にシフトする。これにより、運転ポイントが過剰に高回転側にシフトされるのを抑制することができる。
さらに、実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン要求パワーPe*の抑制を解除する際には、レート処理により徐々に車両要求パワーP*に近づくように抑制パワーPelimを緩和してエンジン要求パワーPe*を設定する。これにより、エンジン要求パワーPe*の抑制を解除する際のトルクショックの発生を抑制することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、プラネタリギヤ30が「遊星歯車機構」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とバッテリECU52とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 水温センサ、24 エンジンECU、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータECU、41,42 インバータ、50 バッテリ、52 バッテリECU、54 電力ライン、70 HVECU、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、第1モータと、前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸と車軸に連結された駆動軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、前記駆動軸に動力を入出力可能な第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりが可能なバッテリと、運転者のアクセル操作量と車速とに基づいて前記駆動軸に出力すべき要求駆動力と車両に要求される車両要求パワーとを設定し前記車両要求パワーに基づいて前記エンジンから出力すべきエンジン要求パワーを設定し前記エンジン要求パワーに基づく運転ポイントで前記エンジンが運転されると共に前記要求駆動力を用いて走行するよう前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを制御する制御装置と、を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御装置は、前記エンジン要求パワーが前記車両要求パワーに対して抑制されたときには、抑制されたエンジン要求パワーが、燃費が最適となる運転ポイントに対して前記アクセル操作量が大きいほど大きなシフト量をもって高回転側にシフトした運転ポイントで出力されるように制御するものであり、
    前記エンジンのパワーを抑制させるエンジンパワー抑制中は、前記車両要求パワーに対して抑制したエンジン要求パワーを設定し、前記エンジンのパワーを復帰させるエンジンパワー復帰中は、緩変化処理により時間の経過と共に徐々に前記車両要求パワーに近づくように前記エンジン要求パワーを設定する、
    ハイブリッド自動車。
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