JP6789311B2 - 水分散性シート - Google Patents
水分散性シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6789311B2 JP6789311B2 JP2018550110A JP2018550110A JP6789311B2 JP 6789311 B2 JP6789311 B2 JP 6789311B2 JP 2018550110 A JP2018550110 A JP 2018550110A JP 2018550110 A JP2018550110 A JP 2018550110A JP 6789311 B2 JP6789311 B2 JP 6789311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- layer
- surface layer
- papermaking
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/41—Base layers supports or substrates
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H27/00—Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
- D21H27/30—Multi-ply
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H13/00—Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
- D21H13/02—Synthetic cellulose fibres
- D21H13/06—Cellulose esters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/10—Coatings without pigments
- D21H19/12—Coatings without pigments applied as a solution using water as the only solvent, e.g. in the presence of acid or alkaline compounds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H27/00—Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H27/00—Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
- D21H27/002—Tissue paper; Absorbent paper
- D21H27/004—Tissue paper; Absorbent paper characterised by specific parameters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Paper (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
また、水分散紙は、水分散性を保ちつつ、多様な用途に合わせて多様な性能を付加するために、多層構造にしたものが開発されている(特許文献3,4等)。例えば、水分散紙にピグメントコート層や感熱記録層を塗工する際に、その印刷・印字適性を良好にするために、水分散紙をアルカリ化した繊維状カルボキシアルキルセルロースと製紙用水分散性繊維から成る多層構造としたり(特許文献3)、抄紙をスムースに行うために、抄紙時に乾燥機との接触する層の紙力増強剤(例えば、繊維状カルボキシアルキルセルロース塩)の含量を少なくした多層構造としている(特許文献4)。
そのため、本願発明は、水分散性を保ちながら、粘着層の粘着性の経時劣化を抑えた水分散性シートを提供することを目的とする。
即ち、本発明は、内部層及び少なくとも一つの表面層から成る紙基材の一つの表面層(以下「第1の表面層」という。)上に粘着剤層を有する水分散性シートであって、該内部層が、カナダ標準ろ水度が600〜750mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該表面層が、製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該第1の表面層中の、該製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFであり、かつ該製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である水分散性シートである。
更に、本発明は、(1)及び(2)から成る水分散性ラベルを製造する方法である。(1)内部層及びその両面にそれぞれ設けた第1の表面層及び第2の表面層から成り、該内部層が、カナダ標準ろ水度が600〜750mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該第1の表面層及び第2の表面層が、それぞれ独立して、製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、少なくとも一方の表面層中の該製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFであり、かつ該製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である紙基材を提供する段階、及び(2)該第1の表面層上に粘着層を設ける段階
この製紙用繊維としては、一般に製紙用に用いられている木材パルプ繊維又は非木材系パルプ繊維、例えば、針葉樹クラフトパルプ、広葉樹クラフトパルプ、溶解パルプ、マーセル化パルプ等の木材パルプ繊維、亜麻パルプ、マニラ麻パルプ、ケナフパルプ等の非木材系パルプ繊維、リヨセル等の精製セルロース繊維等を挙げることができる。製紙用水分散性繊維の平均繊維長としては、0.1〜5mm、好ましくは0.5〜3mm、さらに好ましくは0.8〜2mmである。
この繊維状カルボキシメチルセルロースは、天然セルロース繊維、再生セルロース繊維、精製セルロース繊維を公知の方法でカルボキシアルキル化したものであり、水不溶性である。この具体例として、繊維状カルボキシメチルセルロース、繊維状カルボキシエチルセルロース等が挙げられる。繊維状カルボキシアルキルセルロースのカルボキシアルキル基の置換度は好ましくは0.2〜1.0、より好ましくは0.4〜0.6である。
このアルカリ化剤はアルカリ性化合物の水溶液であり、具体例としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属の炭酸塩並びに炭酸水素塩、リン酸水素ナトリウム等のアルカリ金属のリン酸塩、リン酸水素塩、酢酸ナトリウム等のアルカリ金属の有機酸塩、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、アンモニア及びアンモニウム塩、エタノールアミン等のアミン類、分子量1000以下のポリエチレンイミン等の水溶液を挙げることができる。
なお、このアルカリ化は、基紙に粘着層を設ける前に、第1の表面層又は第2の表面層にアルカリ化剤を含有させて行ってもよいし、基紙に粘着層を設けた後に、第2の表面層にアルカリ化剤を含有させて行ってもよい。また上記のように基紙の抄紙時にアルカリ化を行った場合には、基紙の第1の表面層上に粘着層を設ければよい。
また、第2の表面層上に後記の塗工層を設ける場合には、塗工層を設ける前に、第2の表面層にアルカリ化剤を含有させてもよいし、基紙に粘着層を設ける前であれば、塗工層を設けた後で第1の表面層にアルカリ化剤を含有させてもよい。また上記のように基紙の抄紙時にアルカリ化を行った場合には、第2の表面層上に塗工層を設ければよい。
また、使用する塗工機に適した粘度に調整したり、乾燥後にアルカリ性化合物が脱落するのを防ぐために、上記アルカリ性化合物の水溶液の中に、該水溶液と相溶性のある水溶性高分子を配合してもよい。この水溶性高分子として、澱粉及び澱粉誘導体類、カルボキシアルキルセルロース塩等のセルロース誘導体、アルギン酸塩、ポリアクリル酸塩等が挙げられる。
この内部層で用いられる製紙用繊維のカナダ標準ろ水度は、600〜750mlCSF、好ましくは630〜720mlCSFである。このカナダ標準ろ水度は、JIS P8121−2 2012に従って測定されたものである(以下同様)。
叩解が進む(ろ水度は低くなる)と、繊維のフィブリル化、切断、内部膨潤が多くなり、基紙の密度、強度、平滑度が高くなる一方で、水分散性は低下する。
また、その上に粘着剤層を設ける表面層(第1の表面層)中の、製紙用繊維のカナダ標準ろ水度は400〜575mlCSF、好ましくは425〜525mlCSFであり、かつ製紙用繊維の含有量が60〜90質量%、好ましくは65〜80重量%である。
一方、その上に粘着剤層を設けない任意の表面層(第2の表面層)中の、製紙用繊維のカナダ標準ろ水度と製紙用繊維の含有量は、使用目的に応じて適宜設定すればよい。第2の表面層のこれら組成は、例えば、第1の表面層の組成と同一であってもよいし、内部層の組成と同一であってもよい。
また、各層の坪量は通常5〜100g/m2、好ましくは10〜100g/m2の範囲である。
この粘着剤層を構成する粘着剤としては、水溶性又は水再分散性を有する粘着剤、特に水溶性アクリル系粘着剤が好適に用いられる。
水溶性アクリル系粘着剤の例としては、アクリル酸アルコキシアルキルとスチレンスルホン酸塩と他の共重合性単量体とからなる共重合体や、(メタ)アクリル酸などのカルボキシル基含有ビニル系単量体と水酸基含有単量体と場合により用いられる共重合可能な他の単量体との共重合体をベースポリマーとして含有するものなどを挙げることができる。また、水再分散性アクリル系粘着剤の例としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとカルボキシル基含有ビニル系単量体とアルコキシ基を有するビニル系単量体と場合により用いられる共重合可能な他の単量体との共重合体や、カルボキシル化ロジンエステル含有ビニル系単量体とカルボキシル基含有ビニル系単量体と水溶性ビニル系単量体が共重合されてなる共重合体をベースポリマーとして含有するものなどを挙げることができる。なお、これらの共重合体のカルボキシル基は、必要に応じ一部又は全部がアルカリにより中和された塩型であってもよく、このアルカリとして、アルカリ金属塩、アミン塩、アルカノールアミン塩が好適に用いられる。
また、粘着剤の塗布を印刷方式で行い、エッジ部分等を除いてパターン状に塗布してもよく、この場合に用いる剥離シートも粘着剤の塗布パターンに対応して剥離剤を部分塗布することもできる。更に、本発明の水分散性シートのアルカリ化剤無塗工面側の表面に、点状や矩形状の非連続パターンで剥離剤を部分塗布し、一方、アルカリ化剤塗工面側の表面に剥離剤と対応するパターンで粘着剤を部分塗布し、粘着剤部分塗布面と剥離剤部分塗布面とを重ね合わせることにより、剥離シートが不要の粘着シートを形成することもできる。
本発明における塗工層は、水系塗料を塗工・乾燥して形成された層であれば単層、多層でも良く、塗工方式などに制限はない。また、印刷方式(オフセット印刷、グラビア印刷など)あるいは印字方式(インクジェットプリンター、感熱プリンター、レーザービームプリンターなど)に適した塗工層の構成材料を適宜選択することができる。
以下に、感熱プリンター、インクジェットプリンター、グラビア印刷に適応した塗工層の例を示す。
本発明の水分散性シートを感熱プリンターによる印字に適応させる場合、上記基紙の第2の表面層上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料(以下、「ロイコ染料」ともいう。)及び電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」ともいう。)とを主成分として含有する感熱記録層を塗設する。また、基紙と感熱記録層との間に、顔料及びバインダーを主成分として含有するアンダーコート塗工層を設けてもよい。上記基紙は繊維状カルボキシアルキルセルロースが含有されているポーラスな層(断熱効果の高い)を有しているため、カス付着性、スティッキング性が改善される。
アンダーコート層を塗設する基紙表面の平滑性は特に限定されないが、一般的には高平滑な表面が好まれ、ヤンキードライヤー接触面、カレンダリング処理面が好適に用いられる。
アンダーコート層は、感熱記録体において、基紙表面の平滑性を高めて画像のシャープネスと高感度を達成するために塗設されるもので、公知の顔料、バインダー、各種添加剤を適宜選択して用いることができる。また、アンダーコート層を塗設しない場合、アルカリ化剤を含有した基紙と感熱記録層が直に接するため、発色感度が低下する可能性があるため、アンダーコート層を塗設することが好ましい。
アンダーコート層のバインダーとしては水溶性樹脂又は水分散性樹脂が好ましく、具体的にはデンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体及びそのアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体及びそのアルカリ塩、ポリアクリル酸ソーダ等が挙げられる。これらの中でも水分散性の観点から、水溶性樹脂であるデンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンをバインダーの主成分として使用することが望ましい。
アンダーコート層のバインダーは、通常、顔料100重量部に対して固形分で5〜100重量部である。
アンダーコート層は、前記顔料及びバインダーにその他の添加剤を分散混合して得られる塗料を、塗工機によって一層あるいは多層に分けて塗工し、ドライヤー等で加熱乾燥することによって得られる。
アンダーコート層の塗工量は、固形分として通常0.5〜50g/m2、好ましくは3〜15g/m2である。塗工機としては、エアナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、チャンプレックスコーター、グラビアコーター等が挙げられる。
ロイコ染料の具体例としては、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−クロルフタリド、3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−{N−(3'−トリフルオルメチルフェニル)アミノ}−6−ジエチルアミノフルオラン、2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム}、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−N−メチル−N,n−アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、6'−クロロ−8'−メトキシ−ベンゾインドリノ−スピロピラン、6'−ブロモ−3'−メトキシ−ベンゾインドリノ−スピロピラン、3−(2'−ヒドロキシ−4'−ジメチルアミノフェニル)−3−(2'−メトキシ−5'−クロルフェニル)フタリド、3−(2'−ヒドロキシ−4'−ジメチルアミノフェニル)−3−(2'−メトキシ−5'−ニトロフェニル)フタリド、3−(2'−ヒドロキシ−4'−ジエチルアミノフェニル)−3−(2'−メトキシ−5'−メチルフェニル)フタリド、3−(2'−メトキシ−4'−ジメチルアミノフェニル)−3−(2'−ヒドロキシ−4'−クロル−5'−メチルフェニル)フタリド、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−(2−エトキシプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−イソブチル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、
前述の有機顕色剤、ロイコ染料並びに必要に応じて添加する材料は、ボールミル、アトライター、サンドグラインダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗料とする。
感熱記録層の形成方法については特に限定されず、例えば、平版等の各種印刷方式をはじめ、エアナイフ塗工、ロッドブレード塗工、バー塗工、ブレード塗工、グラビア塗工、カーテン塗工等の方法によって塗料を基紙上に塗工乾燥する方法で形成される。また、感熱記録層の塗工量については、固形分として通常2〜12g/m2、好ましくは3〜10g/m2程度の範囲である。
保護層に用いるバインダーは前記感熱記録層のバインダーと同種のものが使用できる。具体例としては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール類、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニルアルコール等の変性ポリビニルアルコール類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩、デンプン類、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、エチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン三元共重合体、エチルセルロース、アセチルセルロースのようなセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル/アクリル酸エステル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸エステル、スチレン/アクリル酸エステル共重合体、ポリウレタン樹脂、ポリビニルブチラールポリスチロール及びそれらの共重合体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂等の水分散性樹脂を例示することができる。これらは水、アルコール、ケトン、エステル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、水又は他の媒体中に乳化又はペースト状に分散した状態で使用し、要求品質に応じて併用することも出来る。これらの中でも水分散性の観点から、水溶性樹脂であるデンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール類、変性ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドンをバインダーの主成分として使用することが望ましい。
保護層は、前記バインダーに各種添加剤を分散混合して得られる塗料を、塗工機によって一層あるいは多層に分けて塗工し、ドライヤーで加熱乾燥することによって得られる。
保護層の塗工量は、固形分として通常0.2〜10g/m2、好ましくは0.5〜5g/m2である。塗工機としては、特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、チャンプレックスコーター、グラビアコーター等の公知の塗工機を使用することができ、特に制限されることはない。
本発明の水分散性シートをインクジェットプリンターの印字に適応させる場合、基紙の第2の表面層上に顔料及び水系バインダーを主成分としたピグメントコート層、あるいはカチオン性樹脂及び/又は水系バインダーを主成分としたクリアーコート層を設けることが好ましく、顔料、バインダー、各種添加剤は公知のものを適宜選択して用いることができ、配合量は要求される品質により適宜調整することができる。また、上記基紙は繊維状カルボキシアルキルセルロースが含有されているポーラスな層(インク吸収性の高い層)を有しているため、インク吸収性が向上する。
塗工機としては、特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、キャストコーター、チャンプレックスコーター、グラビアコーター、2ロールコーター、トランスファーロールコーター等が使用される。
本発明の水分散性シートをグラビア印刷に適応させる場合、基紙の第2の表面層上に顔料及び水系バインダーを主成分としたピグメントコート層、あるいは水系バインダーを主成分としたクリアーコート層を設けることが好ましく、顔料、バインダー、各種添加剤は公知のものを適宜選択して用いることができる。また、上記基紙は繊維状カルボキシアルキルセルロースが含有されているポーラスな層(クッション性の高い層)を有しているため、インキ着肉性が向上する。
塗工機としては、特に限定されるものではなく、エアナイフコーター、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーター、カーテンコーター、キャストコーター、チャンプレックスコーター、グラビアコーター、2ロールコーター、トランスファーロールコーター等が使用される。
実施例1
(基紙の作製)
針葉樹晒クラフトパルプ15重量%及び広葉樹晒クラフトパルプ85重量%から成るパルプをカナダ標準ろ水度670mlCSFまで叩解したもの67重量部に繊維状カルボキシメチルセルロース(ニチリン化学工業社製CMC−CB、エーテル化度0.43)(以下「CMC」という。)33重量部を配合した抄紙原料からなる内部層と、パルプ(上記と同じ)をカナダ標準ろ水度500mlCSFまで叩解したもの67重量部に繊維状カルボキシメチルセルロース(上記と同じ)33重量部を配合した抄紙原料からなる表面層とを、単層の内部層の両面に各1層の表面層が重量比で表面層:内部層:表面層=1:2:1となるように抄き合せ接合で積層し、三層構造の手抄き紙を作製した。この手抄き紙に、炭酸ナトリウム((株)トクヤマ製ソーダ灰ライト)の2.5重量%水溶液をサイズプレス方式で手抄き紙に対して10重量%含浸塗工して、基紙を作製した。
下記配合の顕色剤分散液(A液)、ロイコ染料分散液(B液)および増感剤分散液(C液)を、それぞれ別々にサンドグラインダーで平均粒子径1.0μmになるまで湿式磨砕を行った。
4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン(日本曹達株
式会社製D8) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、PVA117、
固形分10%) 18.8部
水 11.2部
ロイコ染料分散液(B液)
3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(山本
化成社製、ODB−2) 2.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(PVA117) 4.6部
水 2.6部
増感剤分散液(C液)
4−ビフェニル−p−トリルエーテル(日華化学株式会社製) 4.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(PVA117) 5.0部
水 3.0部
<感熱記録層用塗料>
顕色剤分散液(A液) 36.0部
ロイコ染料分散液(B液) 9.2部
増感剤分散液(C液) 12.0部
下記配合の粘着剤塗料を調製した。
<粘着剤塗料>
水溶性アクリル系粘着剤(綜研化学株式会社製、SKダイン1170、
固形分濃度40重量%) 100重量部
中和剤(水酸化カリウムのメタノール溶液、綜研化学株式会社製、テンカ
ザイK−10M、固形分濃度10重量%) 6.7重量部
エポキシ樹脂系硬化剤(綜研化学株式会社製、コウカザイE−14、
固形分濃度10重量%) 0.9重量部
この粘着剤塗料をシリコーン剥離剤を塗布した市販の剥離シートの剥離処理面に固形分として25g/m2塗布し、乾燥して粘着剤層を設けた。この粘着剤層と上記記録紙の感熱記録層とは反対の基材面(以下「第1の表面層」という。)とを貼り合せ、水分散性シートを作製した。
表面層に配合するパルプをカナダ標準ろ水度450mlCSFまで叩解すること以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
実施例3
表面層に配合するパルプをカナダ標準ろ水度400mlCSFまで叩解すること以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
実施例4
表面層に配合するパルプをカナダ標準ろ水度550mlCSFまで叩解すること以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
比較例4
表面層に配合するパルプをカナダ標準ろ水度600mlCSFまで叩解すること以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
第2の表面層に配合するパルプをカナダ標準ろ水度400mlCSFまで叩解すること以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
実施例6
第1の表面層:内部層を重量比1:3の二層構造とし、第2の表面層を設けず、内部層上に感熱記録層を設けたこと以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
実施例7
感熱記録層を塗設しないこと以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
実施例1において、作製した手抄き紙に炭酸ナトリウムの2.5重量%水溶液をサイズプレス方式で含浸塗工する代わりに、この手抄き紙に、炭酸ナトリウム2.5重量%及び水溶性高分子としてカルボキシメチルセルロースナトリウム塩(商品名サンローズ、日本製紙株式会社製、20℃における2重量%水溶液の粘度:5mPa・s)1.0重量%を含む水溶液をサイズプレス方式で含浸塗工して、この他は実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
内部層に配合した抄紙原料を用いて単層シートを作製し、内部層の両面に直接感熱記録層と粘着剤層を設けたこと以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
比較例2
表面層に配合するパルプを100重量%とし、繊維状カルボキシメチルセルロース(エーテル化度0.43)を配合しないこと以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
比較例3
表面層に配合する繊維状カルボキシメチルセルロースを100重量%とし、パルプを配合しないこと以外は、実施例1と同様にして水分散性シートを作製した。
1)水分散性
水分散性シート試料から3cm角の試験片5枚を作製した。次に300mlビーカーに脱イオン水300mlを入れてスターラーで650rpmに撹拌しながら上記試験片1枚を投入した。試験片が2つ以上に千切れ、フロック状になる時間をストップウォッチで求め、5回の測定の平均値を水分散時間とした。なお、水分散時間が短いほど水分散性は優れている。
JIS Z0237に準じ、幅25mm×長さ250mmの試験片を3本切り出し、剥離紙を剥がして粘着剤塗工面をステンレス板(100×150mm)の上に置き、重量3kgのゴムローラーを2往復ころがして圧着した。
ステンレス板を引張試験機の下部チャックに挟み、試料粘着加工品の一端を180°折り返して上部チャックに挟んで引張速度300mm/分で180°引き剥がし試験を行い、粘着力(g/25mm)を測定した。
水分散性シートの感熱記録層面に、大倉電機社製のTH−PMD(感熱記録紙印字試験機、京セラ社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.150mJ/dotから0.345mJ/dotまで、0.015mJ/dotごとに上げて、階調パターンの印字を行い、この範囲の印字部の精細性を目視で評価し、下記の基準で印字画質を評価した。印字画質が良いほど、水分散性シートの表面(第2の表面層)が良いといえる。
○:印字ムラなく印字できている。
△:印字ムラが多少あるが、許容範囲内である。
×:印字部の白抜けがかなり見られる。
Claims (19)
- 内部層及び少なくとも一つの表面層から成る紙基材の一つの表面層(以下「第1の表面層」という。)上に粘着剤層を有する水分散性シートであって、該内部層が、カナダ標準ろ水度が600〜750mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該表面層が、製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該第1の表面層中の、該製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFであり、かつ該製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である水分散性シート。
- 前記内部層中の、前記製紙用繊維の含有量が20〜80質量%である、請求項1に記載の水分散性シート。
- 前記第1の表面層中の、前記製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が425〜525mlCSFである請求項1又は2に記載の水分散性シート。
- 前記内部層の前記第1の表面層とは反対面上に第2の表面層を有し、該第2の表面層が、カナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の水分散性シート。
- 前記第2の表面層中の、前記製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である、請求項4に記載の水分散性シート。
- 前記第2の表面層上に感熱記録層を設けた請求項4又は5に記載の水分散性シート。
- 前記第2の表面層上に水系塗料が塗工された請求項4又は5に記載の水分散性シート。
- 前記第1の表面層の組成と前記第2の表面層の組成が同一である請求項4〜7のいずれか一項に記載の水分散性シート。
- 水分散性シートに用いるための紙基材であって、内部層及びその両面にそれぞれ設けた2つの表面層から成り、該内部層が、カナダ標準ろ水度が600〜750mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該2つの表面層の組成が同一であって、該表面層が、製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該表面層中の該製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFであり、かつ該製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である紙基材。
- 前記内部層中の、前記製紙用繊維の含有量が20〜80質量%である、請求項9に記載の紙基材。
- 前記表面層中の、前記製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が425〜525mlCSFである請求項9又は10に記載の紙基材。
- 前記2つの表面層の一方の上に感熱記録層を設けた請求項9〜11のいずれか一項に記載の紙基材。
- 前記2つの表面層の一方の上に水系塗料が塗工された請求項9〜11のいずれか一項に記載の紙基材。
- (1)及び(2)から成る水分散性シートを製造する方法。
(1)内部層及びその両面にそれぞれ設けた第1の表面層及び第2の表面層から成り、該内部層が、カナダ標準ろ水度が600〜750mlCSFの製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該第1の表面層及び第2の表面層が、それぞれ独立して、製紙用繊維及びアルカリ化された繊維状カルボキシメチルセルロースから成り、該第1の表面層中の該製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が400〜575mlCSFであり、かつ該製紙用繊維の含有量が60〜90質量%である紙基材を提供する段階、及び
(2)該第1の表面層上に粘着層を設ける段階 - 前記内部層中の、前記製紙用繊維の含有量が20〜80質量%である、請求項14に記載の方法。
- (1)と(2)との間に、更に
(3)前記第2の表面層上に水系塗料を塗工する段階、
を有する請求項14又は15に記載の方法。 - (1)と(2)との間に、更に
(3)前記第2の表面層上に感熱記録層を設ける段階、
を有する請求項14又は15に記載の方法。 - 前記第1の表面層及び第2の表面層の少なくとも一方の表面層中の、前記製紙用繊維のカナダ標準ろ水度が425〜525mlCSFである請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の表面層の組成と前記第2の表面層の組成が同一である請求項14〜18のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016218608 | 2016-11-09 | ||
JP2016218608 | 2016-11-09 | ||
PCT/JP2017/038133 WO2018088179A1 (ja) | 2016-11-09 | 2017-10-23 | 水分散性シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018088179A1 JPWO2018088179A1 (ja) | 2019-09-26 |
JP6789311B2 true JP6789311B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=62110177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018550110A Active JP6789311B2 (ja) | 2016-11-09 | 2017-10-23 | 水分散性シート |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11052694B2 (ja) |
EP (1) | EP3540121A4 (ja) |
JP (1) | JP6789311B2 (ja) |
WO (1) | WO2018088179A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6789311B2 (ja) * | 2016-11-09 | 2020-11-25 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
JP7138092B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2022-09-15 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散紙 |
JP6670981B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2020-03-25 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
JP7141965B2 (ja) * | 2019-03-07 | 2022-09-26 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散紙 |
EP4061642A1 (en) | 2019-11-22 | 2022-09-28 | Appvion, LLC | Water-dispersible direct thermal or inkjet printable media |
TW202317385A (zh) * | 2021-10-26 | 2023-05-01 | 承康研創股份有限公司 | 可生物分解食品級之pva紙基材製造方法及其pva紙基材 |
Family Cites Families (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2055960T3 (es) * | 1990-06-18 | 1994-09-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | Material de registro termosensible. |
JP2931130B2 (ja) | 1991-06-12 | 1999-08-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 多層構造の水解紙及びその製造方法 |
JPH08133385A (ja) | 1994-11-01 | 1996-05-28 | Kurabo Ind Ltd | フレキシブルコンテナおよびその内容物排出方法 |
JP3711477B2 (ja) * | 1995-07-19 | 2005-11-02 | 三島製紙株式会社 | 多機能を有する化粧用紙 |
JP2947735B2 (ja) | 1995-08-09 | 1999-09-13 | 三島製紙株式会社 | 水分散性シート並びにこれを用いたたばこ |
JP3237495B2 (ja) | 1995-12-18 | 2001-12-10 | 東洋インキ製造株式会社 | 水崩壊性シート |
JPH09254112A (ja) | 1996-03-26 | 1997-09-30 | Matsushita Electric Works Ltd | ロックウールボードの製造方法 |
JP3703661B2 (ja) | 1999-10-05 | 2005-10-05 | ユニ・チャーム株式会社 | ゲル化合物を含有する水解性の繊維シート |
JP2001175279A (ja) | 1999-12-16 | 2001-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 音声認識方法 |
JP2001279696A (ja) | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Fujimura Fume Kan Kk | 小型マンホールの構造 |
JP2004314623A (ja) | 2003-03-31 | 2004-11-11 | Lintec Corp | 水崩壊性感熱記録紙及びそれを用いた水崩壊性粘着シート |
US7176151B2 (en) | 2003-12-08 | 2007-02-13 | Wausau Paper Corp. | Laminate product, method for manufacturing, and article |
JP4917274B2 (ja) | 2005-03-22 | 2012-04-18 | 日本製紙株式会社 | 水剥離性塗工紙及びその製造方法 |
US8287961B2 (en) * | 2008-04-08 | 2012-10-16 | CMC Group, Inc. | Thermal direct printing dissolving paper |
WO2010140662A1 (ja) | 2009-06-05 | 2010-12-09 | 日本製紙株式会社 | 感熱記録体 |
JP5599165B2 (ja) * | 2009-06-11 | 2014-10-01 | ユニ・チャーム株式会社 | 水解性繊維シート |
CN102483886B (zh) | 2009-09-03 | 2015-10-07 | 日本制纸株式会社 | 热敏记录标签 |
WO2012014970A1 (ja) | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性紙 |
JP2012061612A (ja) | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 水溶性感熱記録体 |
JP5767844B2 (ja) * | 2011-04-01 | 2015-08-19 | 大王製紙株式会社 | 両面テープ用芯材 |
AT512460B1 (de) * | 2011-11-09 | 2013-11-15 | Chemiefaser Lenzing Ag | Dispergierbare nicht-gewebte Textilien |
JP5649632B2 (ja) * | 2012-05-02 | 2015-01-07 | 山田 菊夫 | 水解紙の製造方法 |
WO2015046305A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 日本製紙株式会社 | 感熱記録体 |
JP6314042B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-04-18 | 大王製紙株式会社 | 段ボール用中芯の製造方法及び段ボール用中芯 |
CN107709027B (zh) | 2015-06-16 | 2019-08-02 | 日本制纸株式会社 | 热敏记录体 |
WO2017069141A1 (ja) | 2015-10-23 | 2017-04-27 | 日本製紙株式会社 | 感熱記録体 |
JP6789311B2 (ja) * | 2016-11-09 | 2020-11-25 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
JP7138092B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2022-09-15 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散紙 |
WO2018221016A1 (ja) | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
JP6670981B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2020-03-25 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
WO2019130968A1 (ja) | 2017-12-25 | 2019-07-04 | 日本製紙パピリア株式会社 | 水分散性シート |
-
2017
- 2017-10-23 JP JP2018550110A patent/JP6789311B2/ja active Active
- 2017-10-23 WO PCT/JP2017/038133 patent/WO2018088179A1/ja unknown
- 2017-10-23 EP EP17869300.8A patent/EP3540121A4/en active Pending
- 2017-10-23 US US16/348,426 patent/US11052694B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20190270328A1 (en) | 2019-09-05 |
WO2018088179A1 (ja) | 2018-05-17 |
US11052694B2 (en) | 2021-07-06 |
EP3540121A4 (en) | 2020-05-27 |
EP3540121A1 (en) | 2019-09-18 |
JPWO2018088179A1 (ja) | 2019-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4917274B2 (ja) | 水剥離性塗工紙及びその製造方法 | |
JP6603007B1 (ja) | 水分散性シート | |
JP6789311B2 (ja) | 水分散性シート | |
JP6010461B2 (ja) | 水分散性紙 | |
JP6670981B2 (ja) | 水分散性シート | |
JP4721432B2 (ja) | 情報記録用紙 | |
JP6317682B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
TWI401163B (zh) | Thermal record | |
WO2011001706A1 (ja) | 情報記録用紙及び加工紙 | |
JP2012061612A (ja) | 水溶性感熱記録体 | |
JP5122101B2 (ja) | 感熱性粘着剤組成物及び感熱性粘着ラベルシート | |
JP2004314623A (ja) | 水崩壊性感熱記録紙及びそれを用いた水崩壊性粘着シート | |
JP4212884B2 (ja) | 粘着ラベル用剥離紙、及び粘着ラベル | |
JP7345712B1 (ja) | 感熱記録体 | |
WO2023190315A1 (ja) | 感熱記録体 | |
KR20240073983A (ko) | 감열 기록체 | |
JP4639498B2 (ja) | 粘着シート | |
JP2005089905A (ja) | 粘着ラベル用剥離紙、その製造方法及び粘着ラベル | |
JP2023163992A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2005010513A (ja) | 粘着ラベル用剥離紙、粘着ラベル及びそれらの製造方法 | |
JP2021126860A (ja) | 感熱記録ライナーレスラベル | |
JP2009066899A (ja) | 記録材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200819 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200819 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6789311 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |