JP6786788B2 - 車載カメラ用カバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両のウインドシールドガラスと対面するレンズを有し車室内の天面に取付けられる車載カメラを収容するカバーを備える車載カメラ用カバー構造に関するものである。
自動車などの車両の車室内の天面には、車載カメラなどの車載機器が取付けられる場合がある。車載カメラは、走行時の車両前方を撮像するためにウインドシールドガラスの付近で天面に取付けられている。
ウインドシールドガラスの下方には、インストルメントパネルが位置している。インストルメントパネルは樹脂製であるため表面に光沢を有している。よって、ウインドシールドガラスを通過した光は、インストルメントパネルで反射しやすい。このインストルメントパネルで反射した光がウインドシールドガラスの内側(車室側)でさらに反射し、車載カメラのレンズに入射することによって、いわゆる映り込みという現象が生じていた。
とくに近年、車室空間拡大の傾向に伴い、ウインドシールドガラスがより垂直に近い姿勢で傾斜した車種もあり、インストルメントパネルの車両前後方向の長さが短くなっている。これらのことから、光の反射でインストルメントパネル正面に施された装飾がウインドシールドガラスに映り易く、映り込みが顕著になっている。映り込みは、画像認識処理の妨げとなるおそれがあるため、できるだけ防ぐ必要がある。そこで例えば特許文献1に、レンズ前方に延びるフードでレンズを覆って映り込みを防いでいる車載カメラが開示されている。
特開2013−230815号公報
しかしながら、特許文献1では、車載カメラに加えてフードを設けなければならず、フード用の広い設置スペースが必要になるという問題があった。とくに車載カメラとしてステレオカメラを用いる場合には、レンズが2つになるため、フードのサイズも増大する。これにより、広い設置スペースに加え、車両の重量やコストの増大をも招くおそれがある。とくに特許文献1に開示されているフードは、樹脂で形成されることが一般的である。しかしながら、樹脂で形成されたフードの表面にも光沢があるため、光がフード表面で反射し、その反射光までもがレンズへ入射するおそれもあった。
本発明は、このような課題に鑑み、最小限の設置スペースで反射光がレンズに入射することを効果的に防止することが可能な車載カメラ用カバー構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車載カメラ用カバー構造の代表的な構成は、車両のウインドシールドガラスと対面するレンズを有し車室内の天面に取付けられる車載カメラを収容するカバーを備える車載カメラ用カバー構造において、当該車載カメラ用カバー構造はさらに、カバーの前端に形成された開口であってレンズが露出する開口と、開口に取り付けられレンズに入る光の一部を遮蔽する弾性体のシェードとを備え、シェードは、開口の下側からウインドシールドガラスへ向かって延びる略水平な下壁と、開口の車幅方向両側からウインドシールドガラスへ向かって延びる略垂直な2つの側壁であって、下壁の車幅方向両端にそれぞれ連続する2つの側壁とを有し、2つの側壁の前端はウインドシールドガラスに沿って傾斜していることを特徴とする。
本発明の車載カメラ用カバー構造によれば、シェードが開開口の下側からウインドシールドガラスへ向かって延びる略水平な下壁を有している。この下壁によって、インストルメントパネルで反射してからウインドシールドガラスの内側でさらに反射した光が、車載カメラのレンズに入射することを防止することが可能である。またシェードが2つの側壁を有している。2つの側壁は、開口の車幅方向両側からウインドシールドガラスへ向かって延びていて、下壁の車幅方向両端にそれぞれ連続する。したがってこの2つの側壁で側方からの光の入射も防止することが可能である。
また本発明によれば、2つの側壁の前端は、それぞれ、ウインドシールドガラスに沿って傾斜している。これによって、シェードをウインドシールドガラスに相当に近接した位置まで延ばすことが可能である。よって本発明によれば、同じ大きさのシェードであっても、その設置スペースを小さく抑えることが可能である。
さらに本発明によれば、シェードは、下壁と2つの側壁とを有するだけであるため、例えば特許文献1のフードと比較してシェードの構成を簡易にできる。
加えて、本発明のシェードは、弾性体、例えばゴム製であるため、上記下壁および側壁で光が反射することを防止することができる。シェードが弾性体であることは、例えば、シェード前方のウインドシールドガラスの掃除にも便利である。すなわち、例えば特許文献1の場合、フード前方のウインドシールドガラスの曇りや汚れを掃除しようとしても、フードが樹脂製で硬いため、フードとウインドシールドガラスとの間に例えばユーザが手を入れてウインドシールドガラスを掃除することが困難である。しかし本発明のシェードは弾性変形可能であるから、ユーザは、シェードとウインドシールドガラスとの間に手を入れてウインドシールドガラスの掃除を容易に行うことができる。
上記下壁および2つの側壁のレンズ側の面には微細な凹凸が形成されているとよい。当該構成によれば、下壁および2つの側壁のレンズ側の面に微細な凹凸が形成され、いわゆるシボ加工が施されている。これにより、下壁および側壁で光が反射することをより十全に防止することができる。
上記シェードはさらに、開口の下側から下壁とは反対側へカバーに沿って延びる略水平な延長部と、延長部に形成されたスリットとを有し、カバーは、上方に突起しスリットに挿通されて嵌合される突起部を有するとよい。このようにすることで、シェードをカバーに強固に固定することが可能である。これによって例えばシェードがずれて車載カメラのレンズの視野に入ることを防ぐことが可能である。
とくに本発明では、上述のようにシェードの下壁とウインドシールドガラスとの間にユーザが手を入れてウインドシールドガラスの拭き掃除をすることが容易であるが、このとき、シェードには上方に持ち上がる力がかかる。そこで、延長部をカバーと固定することで、シェードが上に持ち上がることを防ぐことが可能である。
上記シェードとカバーとは、突起部をシェードに溶着することで固定されているとよい。これによりシェードをより強固にカバーに固定することが可能である。
上記シェードはさらに、開口の縁に沿って取り付けられた取付部を有し、取付部は、車載カメラ側からウインドシールドガラス側へゆくほど開口が広がるよう傾斜しているとよい。
これによりシェードの厚みを確保しつつ、シェードの取付部が車載カメラの視野に入ることを防ぐことが可能である。上述のように本発明によれば、シェードは、弾性変形してシェード前方のウインドシールドガラスの拭き掃除を容易にしている。その一方、シェードは、通常時にはその形状を保っている必要があり、すなわち所定の厚みを有していることが好ましい。しかしながらシェードの厚みを増大させると、その形状は保たれるものの、車載カメラの視野にシェードの取付部が入り込むおそれがある。そこで、シェードの取付部を、車載カメラ側からウインドシールドガラス側へゆくほど開口が広がるよう傾斜させている。これにより、シェードのうち取付部以外には所望の厚みを与えて形状を保持させる一方、取付部の厚みを減らすことができるため、シェードの取付部が車載カメラの視野に入ることを防ぐことができる。
本発明によれば、最小限の設置スペースで反射光がレンズに入射することを効果的に防止することが可能な車載カメラ用カバー構造を提供することが可能である。
本実施形態に係る車載カメラ用カバー構造の分解斜視図である。 図1の車載カメラ用カバー構造を車室内から見た斜視図である。 図1のカバーの拡大斜視図である。 図3のカバーのA−A断面図である。 図4のシェード前方のウインドシールドガラスの掃除の様子を示す図である。 図3のカバーのB矢視図である。 図6の突起部を溶かして、突起部をシェードに溶着した状態を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、とくに断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態に係る車載カメラ用カバー構造100の分解斜視図である。図1では、車外から車両102のウインドシールドガラス104を通して車載カメラ用カバー構造100を見た様子を示している。各図に示す矢印U、F、Rは車両上方、車両前方、車両右側をそれぞれ示している。
図1において、車載カメラ用カバー構造100は、車載カメラ106と、カバー108を備える。車載カメラ106は、左右1対のカメラ118、120からなるステレオカメラであり、車両102のウインドシールドガラス104と対面するレンズ122、124を有している。車載カメラ106は、その上面116で車室内の天面112に取付けられている。カバー108は、このような車載カメラ106を収容するものである。本実施形態では、カバー108は下方に凹となった形状であって、車載カメラ106をその下方から収容している。
図2は、図1の車載カメラ用カバー構造100を車室内から見た斜視図である。図2に示すように、車載カメラ用カバー構造100の車両後方には、ルームミラー128が配置されている。車載カメラ用カバー構造100は、ウインドシールドガラス104とルームミラー128との間に配置され、例えば走行時等に車載カメラ106(図1)で車両前方を撮影している。
図3は、図1のカバー108の拡大斜視図である。図4は、図3のカバー108のA−A断面図である。なお図4では、図3には示されていないが実際には存在する車載カメラ106も示す。図3において、カバー108は、樹脂製であって、底面140、2つの側面142、143、前面144、および後面146を有している。側面142、143、前面144、および後面146は、底面140と連続し上方に立ち上がっている。これによって、カバー108は車載カメラ106を下方から収容する。なおカバー108と車載カメラ106との間に、他の部材を配置してもよい。例えばカバー108の底面140に、衝撃緩衝用のブラケット等を載せてもよい。
図3において、カバー108の前端である前面144には、2つの開口150、152が並んで形成されている。開口150の面積はレンズ122よりも大きく、図4に示すように開口150から車載カメラ106のレンズ122が露出している。なお開口152は開口150と実質的に同様の構成を有するため、これ以降、特に必要のない限り、開口150の構成を代表として説明し、開口152の説明を省略する。
図3に示すように、開口150、152には、弾性体のシェード160、162がそれぞれ取り付けられている。本実施形態では、シェード160、162はゴム製であって一体成型でそれぞれ形成されている。シェード162はシェード160と実質的に同様であるため、以下シェード160についてのみ説明する。
シェード160は、図4に示すように、カバー108の開口150の縁154に沿った取付部164を有している。シェード160は、取付部164で開口150の縁154を挟むようにして取付部164と縁154とを掛合させることで、開口150に取り付けられている。なおシェード160の開口150への取付は、シェード160の取付部164を開口150に掛合させることに限定するわけではない。例えば、シェード160を開口150の縁154に接着したり固定したりすることでシェード160を開口150に取り付けてもよい。
図3に示すように、シェード160は、下壁166と2つの側壁168、169を有している。下壁166は、図4に示すように、略水平であって、開口150の下側、すなわち取付部164の前壁170の下端172からウインドシールドガラス104へ向かって延びている。2つの側壁168、169は、図3に示すように、略垂直であって、開口150の車幅方向両側、すなわち取付部164の前壁170の両端174、175からウインドシールドガラス104(図4)へ向かってそれぞれ延びている。側壁168、169は、下壁166の車幅方向両端176、177にそれぞれ連続している。また図3に示すように、2つの側壁168、169の前端180、181は、所定の角度θ1で傾斜している。この所定の角度θ1は、ウインドシールドガラス104(図1)の傾斜角度θ2と実質的に同様である。よって2つの側壁168、169の前端180、181はウインドシールドガラス104(図1)に沿って傾斜している。
本実施形態では、シェード160が下壁166を有しているため、下壁166によって図示しないインストルメントパネルで反射してからウインドシールドガラス104の内側でさらに反射した光Cがレンズ122に入る、いわゆる映り込みが発生することを防止することが可能である。とくに本実施形態では2つの側壁168、169によって、側方からの光の入射も防止することが可能である。これにより、映り込みの発生をより十全に防ぐことが可能である。このように本実施形態のシェード160は、下壁166および2つの側壁168、169を有するという簡易な構成でレンズ122に入る光の一部を遮蔽し映り込みの発生を防止している。
また本実施形態では、2つの側壁168、169の前端180、181が、それぞれ、ウインドシールドガラス104に沿って傾斜している。これによって、シェード160の下壁166をウインドシールドガラス104に相当に近接した位置まで延ばすことができ、光Cがレンズ122に入ることをより十全に防止することができる。
図5は、図4のシェード160前方のウインドシールドガラス104の掃除の様子を示す図である。図5のシェード160は、弾性体により形成されていて、その下壁166を曲げることが可能である。よって図5に示すように、シェード160前方のウインドシールドガラス104が汚れた場合、ユーザは、シェード160とウインドシールドガラス104との間に指186を入れて、布189等でシェード160とウインドシールドガラス104の拭き掃除をすることができる。また拭き掃除後、下壁166は弾性力で元の位置に戻る。これによりユーザにとってより使い易いシェード160を提供することが可能である。
特に、本実施形態では、シェード160がゴム製であるため、例えば樹脂でシェードを形成した場合と比較して、表面の光沢が低減されている。これにより最小限の加工工程で効果的に光の反射を防止することができる。なおシェード160は弾性を有するあらゆる素材で形成してよい。例えば、シリコン樹脂製であってもよい。
図3において、シェード160の下壁166および2つの側壁168、169のレンズ122(図1)側の面187には、図3に斜線で示すように微細な凹凸188が形成され、いわゆるシボ加工が施されている。このようなシボ加工によって、下壁166および側壁168、169で光が反射することをより十全に防止することができる。
図4において、シェード160はさらに延長部190を有している。延長部190は、開口150の下側、すなわち取付部164の後壁178の下端192から下壁166とは反対側へ、カバー108の底面140に沿って延びる略水平な部分である。
図6は、図3のカバー108のB矢視図である。図6では、シェード160を車内側から見ている。延長部190には、車両前後方向に長手の2つのスリット193、194が形成されている。またカバー108の底面140には、それぞれのスリット193、194と対応する位置で底面140から上方に突起した、車両前後方向に長手の2つの突起部196、198が形成されている。これにより突起部196、198は、それぞれ、スリット193、194に挿通されて嵌合されている。なおスリット193、194および突起部196、198は、あらゆる形状であってよい。例えば、スリット193、194および突起部196、198は、車幅方向に長手の形状を有していてもよい。
このようにスリット193、194に突起部196、198を挿通して嵌合することで、シェード160をカバー108に強固に固定することが可能である。これによって例えばシェード160がずれて車載カメラ106のレンズ122の視野D(図4に点線で示す)に入ることを防ぐことが可能である。
とくに図5に示すように、シェード160の下壁166とウインドシールドガラス104との間にユーザが指186を入れてウインドシールドガラス104の拭き掃除をした場合、シェード160には上方に持ち上がる力がかかる。そこで、図6に示すように、延長部190をカバー108と固定することで、シェード160が上に持ち上がることを防ぐことが可能である。なお延長部190とカバー108の底面140との固定は、例えば延長部190と底面140とを接着することで行ってもよい。
図7は、図6の突起部196、198を溶かして、突起部196、198をシェード160に溶着した状態を示す図である。図7において、突起部196、198はスリット193、194に挿通されて嵌合された状態で溶かされ、シェード160とカバー108とを固定している。このようにすることで、シェード160とカバー108とをより強固に固定することが可能である。
図3において、シェード160の取付部164は、開口150の縁全体に沿うように形成されていて、開口150の縁全体に沿って取り付けられている。また図4に示すように、取付部164は、開口150の縁154のウインドシールドガラス104側と接する前壁170と、開口150の縁154の車載カメラ106側と接する後壁178と、前壁170と後壁178とを繋ぐ横壁179とを有している。取付部164は、前壁170、横壁179、および後壁178で、開口150の縁154をコの字型に囲むことで、開口150の縁154と掛合している。横壁179の開口150側は、車載カメラ106側からウインドシールドガラス104側へゆくほど開口150が広がるよう、所定の角度θ3でウインドシールドガラス104へ向かって傾斜している。この傾斜角度θ3は、車載カメラ106の視野Dよりも開口150が車載カメラ106側からウインドシールドガラス104側へゆくほど広がるように設定されている。
このように横壁179の開口側を傾斜させることで、シェード160の厚みを確保しつつ、シェード160の取付部164が車載カメラ106の視野Dに入ることを防ぐことが可能である。上述のように、シェード160は、弾性変形してシェード160前方のウインドシールドガラス104の拭き掃除を容易にしている。その一方、シェード160は、通常時にはその形状を保っている必要があり、すなわち所定の厚みを有していることが好ましい。しかしながらシェード160の厚みを増大させるほど、その形状は保たれるものの、車載カメラ106の視野Dにシェード160の取付部164が入り込むおそれがある。そこで本実施形態では、取付部164における横壁179の開口150側を、車載カメラ106側からウインドシールドガラス104側へゆくほど開口150が広がるよう傾斜させている。これにより、シェード160のうち取付部164以外には所望の厚みを与えて形状を保持させる一方、取付部164の厚みを減らすことができるため、取付部164が車載カメラ106の視野Dに入ることを防ぐことが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例である。よって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。また、とくに本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、とくに限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は車両のウインドシールドガラスと対面するレンズを有し車室内の天面に取付けられる車載カメラを収容するカバーを備える車載カメラ用カバー構造に利用することができる。
100…車載カメラ用カバー構造、102…車両、104…ウインドシールドガラス、106…車載カメラ、108…カバー、112…天面、116…車載カメラの上面、118、120…カメラ、122、124…レンズ、128…ルームミラー、140…カバーの底面、142、143…カバーの側面、144…カバーの前面、146…カバーの後面、150、152…開口、154…開口の縁、160、162…シェード、164…取付部、166…シェードの下壁、168、169…シェードの側壁、170…取付部の前壁、172…前壁の下端、174、175…前壁の両端、176、177…下壁の車幅方向両端、178…取付部の後壁、179…取付部の横壁、180、181…側壁の前端、186…ユーザの指、187…レンズ側の面、188…凹凸、189…布、190…延長部、192…後壁の下端、193、194…スリット、196、198…突起部、

Claims (4)

  1. 車両のウインドシールドガラスと対面するレンズを有し車室内の天面に取付けられる車載カメラを収容するカバーを備える車載カメラ用カバー構造において、当該車載カメラ用カバー構造はさらに、
    前記カバーの前端に形成された開口であって前記レンズが露出する開口と、
    前記開口に取り付けられ前記レンズに入る光の一部を遮蔽する弾性体のシェードとを備え、
    前記シェードは、
    前記開口の下側から前記ウインドシールドガラスへ向かって延びる略水平な下壁と、
    前記開口の車幅方向両側から前記ウインドシールドガラスへ向かって延びる略垂直な2つの側壁であって、前記下壁の車幅方向両端にそれぞれ連続する2つの側壁と、
    前記開口の下側から前記下壁とは反対側へ前記カバーに沿って延び該カバーに固定される略水平な延長部と
    前記延長部に形成されたスリットとを有し、
    前記2つの側壁の前端は前記ウインドシールドガラスに沿って傾斜していて、
    前記カバーは、上方に突起し前記スリットに挿通されて嵌合される突起部を有することを特徴とする車載カメラ用カバー構造。
  2. 前記下壁および2つの側壁の前記レンズ側の面には微細な凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ用カバー構造。
  3. 前記シェードと前記カバーとは、前記突起部を該シェードに溶着することで固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車載カメラ用カバー構造。
  4. 前記シェードはさらに、前記開口の縁に沿って取り付けられた取付部を有し、
    前記取付部は、前記車載カメラ側から前記ウインドシールドガラス側へゆくほど前記開口が広がるよう傾斜していることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の車載カメラ用カバー構造。
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