JP6782349B2 - ダンパーディスク組立体 - Google Patents
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Description
このクラッチディスク組立体1は、クラッチディスク2と、ハブユニット3と、第1及び第2リティニングプレート4,5と、複数のトーションスプリング6と、第1ヒステリシストルク発生機構7と、プリダンパーユニット8と、を備えている。なお、ハブユニット3、第1及び第2リティニングプレート4,5、複数のトーションスプリング6、及び第1ヒステリシストルク発生機構7によって、メインダンパーユニットが構成されている。
クラッチディスク2は、円周方向に並べて配置された複数のクッショニングプレート10と、クッショニングプレート10の両面にリベット11によって固定された環状の摩擦フェーシング12とを有している。クッショニングプレート10の内周部はリベット13によってハブユニット3の外周部に固定されている。なお、摩擦フェーシング12の図1左側にはエンジン側のフライホイール(図示せず)が配置されており、摩擦フェーシング12がフライホイールに押圧されることによって、クラッチディスク組立体1にエンジン側のトルクが入力される。
ハブユニット3は、図1及び図2に示すように、ハブフランジ15と、出力ハブ16と、中間ハブ17と、から構成されている。
第1及び第2リティニングプレート4,5は、円板状に形成され、ハブユニット3(具体的には、ハブフランジ15及び中間ハブ17)を挟んで互いに対向して配置されている。そして、これらのリティニングプレート4,5は、リベット20によって相対回転不能に固定されている。なお、前述のように、リベット20は中間ハブ17の貫通孔17cを貫通している。
トーションスプリング6は、ハブフランジ15の第1開口15a及び第2開口15bに配置され、前述のように第1及び第2リティニングプレート4,5の収納部4a,5aに収納されている。なお、第1開口15aに配置されたトーションスプリング6は、コイル径の大きな大コイルスプリング6aと、大コイルスプリング6aの内周部に挿入された小コイルスプリング6bと、から構成されている。また、第2開口15bに配置されたトーションスプリング6cは、大コイルスプリング6a及び小コイルスプリング6bより高剛性のコイルスプリングである。
第1ヒステリシストルク発生機構7は、図1の一部拡大図である図4に示すように、ハブフランジ15の内周部と、第1リティニングプレート4及び第2リティニングプレート5と、のそれぞれの間に配置されている。この第1ヒステリシストルク発生機構7は、コーンスプリング23と、フリクションプレート24と、2枚のフリクションワッシャ25と、スペーサ26と、を有している。
プリダンパーユニット8は、図1及び図5に示すように、第2リティニングプレート5の内周部で、かつ出力ハブ16のトランスミッション側の外周部に配置されている。プリダンパーユニット8には、サポートプレート30を介してトルクが入力される。このプリダンパーユニット8は、第1サブプレート31(入力側プレートの一例)と、第2サブプレート32(出力側プレートの一例)と、ブッシュユニット33と、コーンスプリング34と、プリトーションスプリング35と、を有している。なお、図5は図1の拡大部分図である。
摩擦フェーシング12がエンジン側のフライホイールに押圧されると、エンジン側のトルクがハブユニット3に入力される。このトルクは、ハブフランジ15→トーションスプリング6→第1及び第2リティニングプレート4,5→プリダンパーユニット8→出力ハブ16の経路でトランスミッション側のシャフトに出力される。また、第1及び第2リティニングプレート4,5に伝達されたトルクは、以上の経路とは別に、中間ハブ17→出力ハブ16の経路でトランスミッション側のシャフトに出力される。
以上の実施形態では、それぞれ1枚の第1及び第2サブプレート31,32と、プリトーションスプリング35と、によってプリダンパーユニット8が構成されている。このため、従来のプリダンパーユニットに比較して軸方向寸法を短縮することができる。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 クラッチディスク
3 ハブユニット
4,5 リティニングプレート
6,35 トーションスプリング
8 プリダンパーユニット
15 ハブフランジ
16 出力ハブ
17 中間ハブ
31 第1サブプレート(入力側プレート)
32 第2サブプレート(出力側プレート)
Claims (4)
- エンジンからのトルクをトランスミッションの入力軸に伝達するためのダンパーディスク組立体であって、
前記エンジンからの捩り振動を減衰して伝達するメインダンパーユニットと、
前記メインダンパーユニットからトルクが入力され、前記メインダンパーユニットに比較してトルクの小さい範囲での捩り振動を減衰してトルクを出力するプリダンパーユニットと、
を備え、
前記メインダンパーユニットは、
前記エンジンからのトルクが入力されるハブフランジと、
前記トランスミッションの入力軸に連結される出力ハブと、
前記ハブフランジと前記出力ハブとの径方向間に、前記ハブフランジと第1角度範囲以上の相対回転が禁止され、かつ前記出力ハブと第2角度範囲以上の相対回転が禁止されるように配置された中間ハブと、
前記ハブフランジを挟んで軸方向に対向して配置されるとともに前記ハブフランジと相対回転可能であり、互いに固定された円板状の1対のリティニングプレートと、
前記1対のリティニングプレートの一方に固定されたサポートプレートと、
を有し、
前記プリダンパーユニットは、
前記サポートプレートに連結された1枚の入力側プレートと、
前記入力側プレートに軸方向において対向して配置され、前記出力ハブに連結された1枚の出力側プレートと、
前記入力側プレートと前記出力側プレートとを回転方向に弾性的に連結する複数の弾性部材と、
を有している、
ダンパーディスク組立体。
- 前記メインダンパーユニットは、前記ハブフランジと前記1対のリティニングプレートのそれぞれとの軸方向間に配置され、前記ハブフランジと前記1対のリティニングプレートとの相対回転時にヒステリシストルクを発生する第1ヒステリシストルク発生機構をさらに有する、請求項1に記載のダンパーディスク組立体。
- 前記プリダンパーユニットは、前記入力側プレートと前記出力側プレートとの軸方向間に配置され、前記入力側プレートと前記出力側プレートとの相対回転時にヒステリシストルクを発生する第2ヒステリシストルク発生機構をさらに有する、請求項1又は2に記載のダンパーディスク組立体。
- 前記第2ヒステリシストルク発生機構は、前記入力側プレートと前記出力側プレートとの軸方向間に配置されたブッシュ及びコーンスプリングを有し、かつ前記弾性部材の内周側に設けられている、請求項3に記載のダンパーディスク組立体。
Priority Applications (1)
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JP2019229006A JP6782349B2 (ja) | 2019-12-19 | 2019-12-19 | ダンパーディスク組立体 |
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JP2015022987A Division JP2016145614A (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | ダンパーディスク組立体 |
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JP2020041707A JP2020041707A (ja) | 2020-03-19 |
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JP2019229006A Active JP6782349B2 (ja) | 2019-12-19 | 2019-12-19 | ダンパーディスク組立体 |
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- 2019-12-19 JP JP2019229006A patent/JP6782349B2/ja active Active
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JP2020041707A (ja) | 2020-03-19 |
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