JP6779763B2 - インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 - Google Patents
インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6779763B2 JP6779763B2 JP2016233041A JP2016233041A JP6779763B2 JP 6779763 B2 JP6779763 B2 JP 6779763B2 JP 2016233041 A JP2016233041 A JP 2016233041A JP 2016233041 A JP2016233041 A JP 2016233041A JP 6779763 B2 JP6779763 B2 JP 6779763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inkjet recording
- recording paper
- cellulose nanofibers
- pulp
- enzyme
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Description
基紙は、原料パルプを主成分とし、通常、填料を含有(内添)する。
原料パルプとしては、例えば、広葉樹クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹クラフトパルプ(NBKP)、亜硫酸パルプ等の化学パルプ、砕木パルプ(GP)、リファイナー砕木パルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ケミグランドパルプ(CGP)、セミケミカルパルプ(SCP)、等を使用することができる。これらの原料パルプは、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
基紙に内填する填料としては、例えば、重質炭酸カルシム、軽質炭酸カルシウム、クレー、シリカ、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物、カオリン、焼成カオリン、デラミカオリン、ホワイトカーボン、タルク、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、酸化亜鉛、酸化チタン、非晶質シリカ等の無機填料や、尿素−ホルマリン樹脂、メラミン系樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂等の有機填料等を使用することができる。これらの填料は、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
基紙には、必要により、添加剤を内添することができる。
基紙の片面又は両面には、インク受理層を形成するに先立って、下塗り塗工層(クリア塗工層)を形成することができる。
インク受理層は、基紙の表面に直接、又は下塗り塗工層を介して間接的に形成する。
以下では、セルロースナノファイバーについて詳細に説明する前に、まず、無機粒子について詳細に説明する。
インク受理層には、必要により、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、可塑剤等の各種補助剤を含有させることができる。これらの補充剤は、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
セルロースナノファイバーの原料となる繊維としては、例えば、植物由来の繊維、動物由来の繊維、微生物由来の繊維等を使用することができる。これらの繊維は、必要により、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
パルプ繊維は、物理的手法又は化学的手法によって、好ましくは物理的手法及び化学的手法によって、前処理するのが好ましい。微細化処理に先立って物理的手法や化学的手法によって前処理することで、微細化処理の回数を大幅に減らすことができ、微細化処理のエネルギーを大幅に削減することができる。
前処理として酵素処理を行うと、パルプ繊維の微細化処理が容易になる。
パルプ繊維は、叩解処理等の前処理を行った後、微細化(解繊)処理する。この微細化処理により、パルプ繊維は、ミクロフィブリル化し、セルロースナノファイバーとなる。
高圧水流による解繊は、パルプ分散液を増圧機で、例えば30MPa以上、好ましくは100MPa以上、より好ましくは150MPa以上、特に好ましくは220MPa以上に加圧し(高圧条件)、細孔直径50μm以上のノズルから噴出させ、圧力差が、例えば、30MPa以上、好ましくは80MPa以上、より好ましくは90MPa以上となるように減圧する(減圧条件)方式で行うと好適である。この圧力差で生じるへき開現象により、パルプ原料が解繊される。高圧条件の圧力が低い場合や、高圧条件から減圧条件への圧力差が小さい場合には、解繊効率が下がり、所望の繊維径とするための繰り返し噴出回数が多く必要となる。
セルロースナノファイバー(パルプ繊維)の平均繊維径(単繊維の直径平均)は、例えば4〜500nm、好ましくは6〜300nm、より好ましくは10〜100nmである。セルロースナノファイバーの平均繊維径は、例えば、パルプ繊維の選定、前処理、微細化処理によって調整することができる。
まず、固形分濃度0.01〜0.1質量%のセルロースナノファイバーの水分散液100mlをテフロン(登録商標)製メンブレンフィルターでろ過し、エタノール100mlで1回、t−ブタノール20mlで3回溶媒置換する。次に、凍結乾燥し、オスミウムコーティングして試料とする。この試料について、構成する繊維の幅に応じて5000倍、10,000倍又は30,000倍のいずれかの倍率で電子顕微鏡SEM画像による観察を行う。具体的には、観察画像に二本の対角線を引き、対角線の交点を通過する直線を任意に三本引く。さらに、この三本の直線と交錯する合計100本の繊維の幅を目視で計測する。そして、計測値の中位径を平均繊維径とする。
一方、セルロースナノファイバーの平均繊維長(単繊維の長さ)は、例えば1〜5,000μm、好ましくは10〜3,000μm、より好ましくは100〜1,000μmである。セルロースナノファイバーの平均繊維長は、例えば、パルプ繊維の選定、前処理、微細化処理によって調整することができる。
セルロースナノファイバーの保水度は、例えば300〜500%、好ましくは350〜480%、より好ましくは380〜450%である。セルロースナノファイバーの保水度は、例えば、パルプ繊維の選定、前処理、微細化処理によって調整することができる。
セルロースナノファイバーの結晶化度は、例えば50〜90%、好ましくは55〜88%、より好ましくは60〜85%である。セルロースナノファイバーの結晶化度は、例えば、パルプ繊維の選定、前処理、微細化処理によって調整することができる。
セルロースナノファイバーの擬似粒度分布曲線におけるピーク値は、1つのピークであるのが好ましい。1つのピークである場合、セルロースナノファイバーは、繊維長及び繊維径の均一性が高く、乾燥性に優れる。
セルロースナノファイバーのパルプ粘度は、例えば1.5〜7.0cps、好ましくは1.8〜6.8cps、より好ましくは2.0〜6.5cpsである。セルロースナノファイバーのパルプ粘度は、例えば、パルプ繊維の選定、前処理、微細化処理によって調整することができる。
微細化処理して得られたセルロースナノファイバーは、水系媒体中に分散して分散液にする。
インク受理層は、例えば、サイズプレスコータ、ゲートロールコータ、ロッドメタリングコータ、ビルブードコータ、ブレードコータ、エアナイフコータ、カーテンコータ、コンマコータ等の公知のコータを使用して形成することができる。
インクジェット記録用紙の坪量は、好ましくは50.0〜70.0g/m2、より好ましくは53.0〜68.0g/m2、特に好ましくは55.0〜66.0g/m2である。坪量が70.0g/m2を超える場合は、元々、白紙不透明度が高いため、印刷不透明度も高くなり、本願発明の課題自体が生じ難くなる。他方、坪量が50g/m2未満であると、白紙不透明度が低過ぎるため、印刷不透明度を十分に高くすることができないおそれがある。
まず、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)80質量%、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)20質量%を調製して、パルプスラリーを得た。このパルプスラリーには、填料、凝結剤、歩留剤、及び紙力増強剤を内添した。次に、パルプスラリーをオントップ型長網抄紙機で抄紙して、基紙(60.0g/m2)を得た。
無機粒子A:軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業(株)製/タマパールTP−121/平均粒子径2.0μm)
無機粒子B:重質炭酸カルシウム(備北粉化工業(株)製/HYDROCARB−90/平均粒子径1.3μm)
無機粒子C:凝集型軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業(株)製/TP−NPF/平均粒子径4.0μm)
無機粒子D:重質炭酸カルシウム(イメリス ミネラルズ・ジャパン(株)/カービラックス/粒子径0.8μm)
プリンター/EP−803A(セイコーエプソン(株)製)を使用して染料インクで破線を印刷した。印刷モードは、「スーパーファイン紙、標準」とした。破線部分を顕微鏡で100倍に拡大し、滲みを以下の基準で評価した。
◎:インク滲みが殆どなく、インクジェット記録用紙として適している。
〇:インク滲みが認められるが、ほとんど目立たず実用上差し支えがない。
△:インク滲みがあり、実用にはやや難がある。
×:インク滲みが酷く、実用性が全くない。
プリンター/PX−045A(セイコーエプソン(株)製)を使用して顔料インクで罫線を印刷した。印刷モードは、「スーパーファイン紙、標準」とした。印刷直後に罫線部分を布で拭き取り、乾燥性を以下の基準で評価した。
◎:印刷部分に汚れが殆どなく、インクジェット記録用紙として適している。
〇:印刷部分に汚れが認められるが、ほとんど目立たず実用上差し支えがない。
△:印刷部分に汚れがあり、実用に供するにはやや難がある。
×:印刷部分に汚れが酷く、実用性が全くない。
実施例と同様の方法で得た基紙の両面に塗工液を塗工し、乾燥させてインク受理層を形成した。塗工液の原料としては、以下のものをそれぞれ単独で用いた。なお、塗工液の塗工には、ワイヤーバーを使用した。塗工液の片面あたりの塗工量は、表1に示すとおりとした。
CNF:実施例と同様の方法で得たセルロースナノファイバー
MFC:ミクロフィブルセルロース(セリッシュKY−100G/ダイセル化学工業(株)製)
ラテックス:SBRラッテクス(JSR0693/JSR(株)製)
PVA:ポリビニルアルコール(クレラポバール3−98/(株)クラレ製)
澱粉:酸化澱粉(MS#3800/日本食品化工(株)製)
CMC:カルボキシメチルセルロースナトリウム(SGセロゲンWS−C/第一工業製薬(株)製)
Claims (9)
- 原料パルプを主成分とする基紙と、この基紙の少なくとも片面に形成されたインク受理層とを有し、
前記インク受理層は、セルロースナノファイバーを絶乾基準で50質量%以上とし、かつ無機粒子を含み、塗工量が片面あたり0.1〜5.0g/m2であり、
全体の坪量が50.0〜70.0g/m2である、
ことを特徴とするインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバー及び前記無機粒子の混合割合が、質量基準で60:40〜90:10である、
請求項1に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記無機粒子は、軽質炭酸カルシウムであり、かつ体積平均粒子径が1.0〜2.5μmである、
請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバーは、平均繊維径が4〜500nmである、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバーは、結晶化度が50〜90%である、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバーは、保水度が500%以下である、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバーは、ピーク値が1つであり、かつ当該ピーク値が5μm以上である、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録用紙。 - 前記セルロースナノファイバーは、パルプ粘度が1.5cps以上である、
請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録用紙。 - 原料パルプを主成分とする基紙の少なくとも少なくとも片面に、セルロースナノファイバーを絶乾基準で50質量%以上とし、かつ無機粒子を含む塗工液を塗工量が0.1〜5.0g/m2となるように塗工し、
全体の坪量を50.0〜70.0g/m2とする、
ことを特徴とするインクジェット記録用紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016233041A JP6779763B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016233041A JP6779763B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018089796A JP2018089796A (ja) | 2018-06-14 |
JP6779763B2 true JP6779763B2 (ja) | 2020-11-04 |
Family
ID=62564135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016233041A Active JP6779763B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6779763B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7158926B2 (ja) * | 2018-07-05 | 2022-10-24 | 大王製紙株式会社 | インクジェット印刷用フィルム及びその製造方法 |
JP7121605B2 (ja) * | 2018-09-11 | 2022-08-18 | 大王製紙株式会社 | シュリンクラベル及びその製造方法 |
US20200223178A1 (en) * | 2018-11-26 | 2020-07-16 | Mercer International Inc. | Fibrous structure products comprising layers each having different levels of cellulose nanoparticles |
JP6968845B2 (ja) * | 2019-03-27 | 2021-11-17 | 大王製紙株式会社 | 繊維状セルロース複合樹脂及びその製造方法、並びに樹脂の補強材 |
CN115190903A (zh) * | 2020-02-28 | 2022-10-14 | 柯尼卡美能达株式会社 | 喷墨以及图像形成方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0789222A (ja) * | 1993-04-16 | 1995-04-04 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シート及び記録方法 |
JPH0768923A (ja) * | 1993-07-08 | 1995-03-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シート |
US5605750A (en) * | 1995-12-29 | 1997-02-25 | Eastman Kodak Company | Microporous ink-jet recording elements |
JP2004332140A (ja) * | 2003-05-02 | 2004-11-25 | Canon Inc | 表面サイズ剤およびこれを用いた記録用紙 |
WO2010113805A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 日本製紙株式会社 | 塗工紙 |
WO2011001706A1 (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-06 | 日本製紙株式会社 | 情報記録用紙及び加工紙 |
JP2011011447A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット記録媒体 |
JP2011073368A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット記録用キャストコート紙 |
JP2011074535A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 耐油紙 |
JP2013256546A (ja) * | 2010-09-28 | 2013-12-26 | Nippon Paper Industries Co Ltd | セルロースナノファイバー |
WO2014021263A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録媒体 |
JP6243819B2 (ja) * | 2014-09-05 | 2017-12-06 | 大王製紙株式会社 | セルロースナノファイバー、構造体、積層体及びセルロースナノファイバーの製造方法 |
JP2018015943A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット用紙 |
-
2016
- 2016-11-30 JP JP2016233041A patent/JP6779763B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018089796A (ja) | 2018-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6779763B2 (ja) | インクジェット記録用紙及びインクジェット記録用紙の製造方法 | |
JP7164277B2 (ja) | 微細繊維含有シートの製造方法 | |
CN107002367B (zh) | 用于生产包装材料的方法和由该方法制备的包装材料 | |
RU2606433C2 (ru) | Изготовление и применение композитной структуры, содержащей осажденный карбонат | |
CN111479858B (zh) | 制备具有良好阻隔性质的膜的方法和具有良好阻隔性质的膜 | |
JP5332501B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
CN104746388A (zh) | 一种提高高分子乳化剂乳化的asa乳液的施胶效果的方法 | |
EP3546641B1 (en) | Method for producing composite body of fibers and inorganic particles, and laminate containing composite body of fibers and inorganic particles | |
US11453728B2 (en) | Carboxymethylated microfibrillated cellulose fibers and composition thereof | |
US11466405B2 (en) | Carboxymethylated microfibrillated cellulose fibers and composition thereof | |
JP2001288692A (ja) | 紙の製造方法 | |
US20220010492A1 (en) | Surface treatment composition | |
JP2018183941A (ja) | 普通紙タイプのインクジェット記録用紙 | |
JP7323515B2 (ja) | カルボキシメチル化セルロースを含有する紙 | |
JP5762050B2 (ja) | 印刷用紙 | |
JP2009144272A (ja) | 紙及び紙の製造方法 | |
JP7296872B2 (ja) | 転写用紙 | |
JP5155925B2 (ja) | 新聞用紙 | |
JP5650393B2 (ja) | 新聞用紙 | |
JP7121605B2 (ja) | シュリンクラベル及びその製造方法 | |
JP7158926B2 (ja) | インクジェット印刷用フィルム及びその製造方法 | |
JP2023006712A (ja) | 紙及び紙用の塗料組成物 | |
JP2021080611A (ja) | カルボキシメチル化セルロースを含有する紙 | |
JP2020006552A5 (ja) | ||
JP2022086614A (ja) | 紙用塗布液及び紙 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6779763 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |