JP6779561B2 - ドア制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ドア制御装置に関し、特にドアの近傍での物体の動きが所定条件を満足するときドアの開動作を実行する、ドア制御装置に関する。
この種の制御装置の一例が、特許文献1に開示されている。この文献によれば、IDキーを所持するユーザの足部を検知する下段静電センサと、ユーザの足部を除く身体を検知する上段静電センサとが、車両に設置される。車両のバックドアは、IDキーが認証されかつ下段静電センサおよび上段静電センサの両方から検知信号が出力された場合に開かれる。
特開2015−21238号公報
ユーザと異なる人物がユーザの傍にいる場合、当該人物の足部および身体が下段静電センサおよび上段静電センサによって検知され、これによってバックドアが開かれる可能性がある。こうして実行される開動作は誤動作であるところ、特許文献1ではこのような誤動作が実行される懸念を如何にして軽減するか明らかではない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、誤動作によってドアが開かれる懸念を軽減することができる、ドア制御装置を提供することである。
この発明に係るドア制御装置は、車両に設けられたドアの近傍での物体の動きが所定条件を満足するときドアの開動作を実行するドア制御装置であって、車両に付属する携帯機が車両の周辺の所定領域に進入してから経過時間が閾値以上のとき所定条件が満足されるか否かに関係なく開動作を制限するようにするとともに、
開動作が制限される状態は、携帯機が、改めて所定領域に進入するまでは、継続される、ドア制御装置である。
ドアの開動作は、ドアの近傍での物体の動きが所定条件を満足するときに実行される。ただし、携帯機が車両の周辺の所定領域に進入してからの経過時間が閾値に達したときは、所定条件が満足されるか否かに関係なく、ドアの開動作が制限される。これによって、ドアが誤って開かれる懸念を軽減することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(A)は車両を平面視した状態を示す平面図であり、(B)は車両を側面視した状態を示す側面図である。 この実施例のパワースライドドア制御装置の構成を示すブロック図である。 図2に示すキーフリーECUの動作の一例を示すフロー図である。
図1(A),図1(B)および図2を参照して、この実施例のパワースライドドア制御装置10は、キーフリーシステムの一部をなしてパワースライドドア22の開動作を制御するための装置であり、発信機12L,12R,12B,14F,14Bと、キックセンサ18S,18Bと、キーフリーECU20とによって構成される。
このうち、発信機12Lは左側ドアミラーに設けられ、発信機12Rは右側ドアミラーに設けられ、発信機12Bはバックドアに設けられる。また、発信機14Fは車室前部のインストルメントパネルに設けられ、発信機14Bは車室内の後部座席に設けられる。さらに、キックセンサ18Sは車両100の外側面のうちパワースライドドア22の近傍に設けられ、キックセンサ18Bは車両100の外底面のうちパワースライドドア22の近傍に設けられる。
発信機12L,12R,12B,14F,14Bは、車両100に付属しかつユーザによって所持される携帯機24との間で通信を行う機器である。発信機12L,12R,12B,14F,14Bの各々から発信された電波を受信すると、携帯機24は、自分のIDを送信する。キックセンサ18Sおよび18Bの各々は、具体的には静電センサであり、パワースライドドア22の下部周辺における物体の動きを検知する。
キーフリーECU20は、携帯機24を車両100の周辺から探索するべく、発信機12L,12R,12B,14F,14Bから電波を発信する。携帯機24を所持するユーザが車両100の周辺の所定領域に存在すれば、携帯機24は、受信した電波に応答して自分のIDを返信する。携帯機24から受信したIDがメモリ20mに登録されたIDと合致すると、パワースライドドア22の下部周辺でのキック動作(キックセンサ18Sおよび18Bに足をかざす動作)によるパワースライドドア22の開動作が可能となる。
パワースライドドア22の開動作に際しては、携帯機24を所持するユーザが車両100の周辺の所定領域に進入した時点(進入時点)からの経過時間が参照される。したがって、キーフリーECU20は、当該進入時点でタイマ20tをリセットさせかつスタートさせる。
パワースライドドア22の下部周辺でのキック動作が判別されると、キーフリーECU20は、タイマ20tの値に応じてパワースライドドア22の開動作を実行または制限する。
具体的には、タイマ20tのリセット&スタートから閾値TH1に相当する時間(たとえば10秒)以内にキック動作が判別されると、パワースライドドア22を開動作させる意思が相応に明確であるとして、パワースライドドア22の開動作を実行する。
これに対して、タイマ20tのリセット&スタートからたとえば10秒が経過した後にキック動作が判別された場合は、パワースライドドア22を開動作させる意思が不明確であるとして、パワースライドドア22の開動作を制限する。
キック動作が検知されることなく、タイマ20tのリセット&スタートから閾値TH2に相当する時間(たとえば60秒)が経過した場合は、携帯機24を所持するユーザが車両100の周辺の所定領域から離れたとみなし、タイマ20tのストップとともに携帯機24の探索を再開する。
キック動作に応答したパワースライドドア22の開動作が制限される事例としては、携帯機24を所持する父親が子供を連れて車両100の周辺を動き回り(父親はパワースライドドア22を開く意思なし)、子供の足の動きがキック動作として判別される例が考えられる。
キーフリーECU20は、具体的には図3に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、メモリ20mに保存される。
ステップS1では、携帯機24を車両100の周辺から探索するべく、発信機12L,12R,12B,14F,14Bから電波を発信する。携帯機24を所持するユーザが車両100の周辺の所定領域に存在すれば、携帯機24は、ステップS1で発信された電波に応答して自分のIDを返信する。
ステップS3では携帯機24からのIDが非受信から受信となる受信に成功したか否かを判別し、ステップS5では受信したIDがメモリ20mに登録されたIDと合致するか否かを判別する。ステップS3の判別結果およびステップS5の判別結果のいずれか一方がNOであれば、ステップS1に戻る。これに対して、ステップS3の判別結果およびステップS5の判別結果の両方がYESであれば、ステップS7でタイマ20tをリセットさせかつスタートさせる。
ステップS9では、パワースライドドア22の下部周辺でキック動作が行われたか否かをキックセンサ18Sの検知出力およびキックセンサ18Bの検知出力に基づいて判別する。また、ステップS11ではタイマ20tの値が閾値TH1(=10秒)を下回るか否かを判別し、ステップS13ではタイマ20tの値が閾値TH2(=60秒)を上回るか否かを判別する。
ステップS9の判別結果またはステップS11の判別結果がNOでかつステップS13の判別結果がNOであれば、ステップS9に戻る。また、ステップS9の判別結果またはステップS11の判別結果がNOでかつステップS13の判別結果がYESであれば、ステップS17でタイマ20tをストップさせてからステップS1に戻る。さらに、ステップS9の判別結果およびステップS11の判別結果のいずれもがYESであれば、ステップS15でパワースライドドア22の開動作を行い、その後に処理を終了する。
以上の説明から分かるように、パワースライドドア制御装置10は、車両100に設けられたパワースライドドア22の近傍での物体の動きが所定条件(キック動作に相当する条件)を満足するとき、パワースライドドア22の開動作を実行する。ただし、携帯機24が車両100の周辺の所定領域に進入してからの経過時間が閾値TH1以上であれば、所定条件が満足されるか否かに関係なくパワースライドドア22の開動作が制限される。これによって、パワースライドドア22が誤って開かれる懸念を軽減することができる。
なお、この実施例では、閾値TH1に相当する時間の経過前のキック動作に応答して実行される動作は、パワースライドドア22の開動作に留まる。また、パワースライドドア22の開動作は速やかにかつ所定の速度で実行される。
しかし、当該開動作とともに、通常より大音量や長い音量時間、動作ブザーを吹鳴させたり、キック動作が判別されてから所定時間の待機を経て当該開動作を実行したり、さらには開動作の速度を段階的に上げたりしてもよい。
また、この実施例では、キック動作が1回行われたときにパワースライドドア22の開動作を実行する。しかし、キック動作が短い周期で2回行われたときに当該開動作を実行するようにしてもよく、さらには、2つのキックセンサ18S,18Bが設けられていることに着目して、キック動作の厳密な定義を1回目のキック動作と2回目のキック動作とで区別するようにしてもよい。
この場合、キックセンサ18Sおよび18Bの両方に足をかざす動作を1回目のキック動作として定義し、キックセンサ18Sまたは18Bに足をかざす動作を2回目のキック動作として定義するような区別が考えられる。
また、キック動作が短い周期で2回行われたときにパワースライドドア22の開動作を実行する場合は、キック動作に対するアンサーバック機能をパワースライドドア制御装置10に搭載し、1回目のキック動作と2回目のキック動作との合間にアンサーバックを出力させるようにしてもよい。これによって、車両100とユーザとの間で対話が成立し、キック動作によってパワースライドドア22を開こうとするユーザの利便性が向上する。
さらに、アンサーバックの後の2回目のキック動作に応答して開動作を行う代わりに、アンサーバックの後に他のドアのロックを解除し、別の乗員による当該他のドアの開動作に応答してパワースライドドア22の開動作を実行するようにしてもよい。
10 …パワースライドドア制御装置
12L,12R,12B …車外発信機
14F,14B …車内発信機
18S,18B …キックセンサ
20 …キーフリーECU
20t …タイマ
22 …パワースライドドア
24 …携帯機

Claims (1)

  1. 車両に設けられたドアの近傍での物体の動きが所定条件を満足するとき前記ドアの開動作を実行するドア制御装置であって、
    前記車両に付属する携帯機が前記車両の周辺の所定領域に進入してからの経過時間が閾値以上のとき前記所定条件が満足されるか否かに関係なく前記開動作を制限するようにするとともに、
    前記開動作が制限される状態は、前記携帯機が、改めて前記所定領域に進入するまでは、継続される、ドア制御装置。
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