JP6776919B2 - 車両用携帯機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両のドアの施解錠の遠隔操作や、車両のドアの開閉の遠隔操作などに用いる車両用携帯機に関する。
車両のドアを解錠させることを指示する信号などの制御信号を、電波により、車両に搭載された車載機に送信する車両用携帯機が広く知られている。特許文献1に示されるように、車両用携帯機はボタンを備えており、ボタンが押されると、押されたボタンにより定まる制御を指示する制御信号を車載機に送信する。
特許第4301303号公報
上述したように、従来、ユーザは、車両用携帯機から制御信号を送信させる際には、ボタンを押す必要があった。ボタンを押す以外の動作により制御信号を送信することができれば、ユーザの利便性が向上する。また、ボタン数を削減できるため、携帯機のサイズダウン及びコストダウンが可能になる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ボタンを押す以外の動作により制御信号を送信することができる車両用携帯機を提供することにある。
なお、本発明が提供する車両用携帯機には、ボタン操作により、ボタンを押す以外の動作により制御信号を送信することができるモードに入るものも含む。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、
車両のユーザに所持されて、車両に搭載された車載機に制御信号を送信する車両用携帯機であって、
加速度センサ(31)と、
加速度センサが出力する信号に基づいて、車両用携帯機の移動方向を判定する移動方向判定部(32)と、
移動方向判定部が判定した移動方向に基づいて定まる制御信号を車載機に送信する処理を行う送信制御部(37)と
加速度センサが検出した加速度が予め設定されたモード移行閾値を超えたことに基づいて、車両用携帯機の移動方向に基づいて定まる制御信号を送信可能なアクションモードとするモード制御部を備え
モード制御部は、加速度センサが検出した加速度がモード移行閾値を超え、かつ、車両用携帯機が予め定めたモード開始パターンで動かされたと判断したことに基づいてアクションモードとするようになっており、
モード開始パターンは移動距離が規定されているパターンである
本発明の車両用携帯機は、加速度センサを備えており、加速度センサが出力する信号に基づいて、この車両用携帯機に移動方向を判定できる。そして、移動方向に基づいて定まる制御信号を車載機に送信する。つまり、本発明の車両用携帯機は、車両用携帯機を持って動かせば制御信号を送信できるので、ユーザは、ボタン操作ではない動作で、車両用携帯機から制御信号を送信させることができる。
携帯機1の平面図である。 携帯機1の分解斜視図である。 携帯機1の電気的構成を示すブロック図である。 センサ制御IC32および通信制御IC37が実行する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された車両用携帯機(以下、単に携帯機)1の平面図である。携帯機1は車両のユーザに所持されて、車両のドアの施解錠等、車両の遠隔操作を行うために用いられる。
本実施形態の携帯機1は、図1に示すように、平面視で略四角形状であり、表示部10を備えている。この表示部10は、メッセージを表示するメッセージ表示領域11と、アイコン12を表示するアイコン表示領域13を備えている。図1の状態では、メッセージ表示領域11には「HELLO」と表示されており、アイコン表示領域13には、互いに異なる位置に5つのアイコン12a、12b、12c、12d、12eが表示されている。
アイコン12は、車両に搭載された車載機に対する指示を表す図形である。車載機は、車両ドアのロック、アンロック制御、ドアの開閉制御などを行う。アイコン12aは車両ドアのロックを示すアイコンである。アイコン12bは車両ドアのアンロックを示すアイコンである。アイコン12cは車両の右側の電動スライドドアの開閉を示すアイコンである。アイコン12dは車両の左側の電動スライドドアの開閉を示すアイコンである。アイコン12eは車両のバックドアの開閉を示すアイコンである。
ユーザにより、アイコン12が選択されて制御信号の送信操作が行われると、選択されたアイコン12に対応する制御信号が車載機に送信される。また、本実施形態の携帯機1は、アイコン12を選択する操作を行う以外に、携帯機1を振ることでも、制御信号を携帯機1から送信させることができる。なお、アイコン12の個数、および、アイコン12が示す制御内容は、上述のものに限定されない。上述した内容のほか、エンジン始動、ウィンドウの開閉などでもよい。
図2は、携帯機1の分解斜視図である。図2を用いて携帯機1の内部構成を説明する。携帯機1は、上カバー21と下カバー22を備えている。上カバー21と下カバー22の材質は、ここでは樹脂製とする。上カバー21と下カバー22の材質は、同じでもよいし、異なっていてもよい。これら上カバー21と下カバー22は、外周部にて互いに嵌合されることで筐体20を構成する。筐体20は内部に収容空間を備え、筐体20の内部には、種々の構成部品が収容されている。
また、上カバー21の上側、すなわち、上カバー21において下カバー22とは反対側の面には表示面となる表示カバー23が配置されている。上カバー21には、下カバー22とは反対側の面に表示カバー23を嵌め入れるための凹みが形成されており、この凹みに表示カバー23が嵌め入れられている。表示カバー23の材質は、ここではアクリル製とする。ただし、ポリカーボネートやガラスなど、他の材質とすることもできる。
前述した表示部10は、表示カバー23の一部領域である。メッセージ表示領域11は光透過性となっている。メッセージ表示領域11の背面側にはディスプレイ24が配置され、ディスプレイ24に表示された種々のメッセージを表す光は、メッセージ表示領域11を透過して携帯機1の外部から視認できる。
アイコン表示領域13には、アイコン12の形状に光透過領域が形成されている。アイコン表示領域13の背面には、センサシート25などを介してLED28a、28b、28c、28d、28eおよびライトガイド29a、29b、29c、29d、29eが配置されている。5つのLED28a、28b、28c、28d、28eを区別しないときはLED28と記載し、5つのライトガイド29a、29b、29c、29d、29eを区別しないときはライトガイド29と記載する。
LED28が発光した光がライトガイド29を介してアイコン12に投光されることで、アイコン12が携帯機1の外部から視認できる。表示カバー23において、メッセージ表示領域11およびアイコン表示領域13となっていない部分は、遮光性となっている。
表示カバー23が上カバー21に取り付けられた状態では、表示カバー23と上カバー21との間にも、収容空間が形成される。この収容空間に、ディスプレイ24、センサシート25、スペーサ26、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits。以下、FPC)27などが収容されている。
上カバー21の背面には、ディスプレイ24とセンサシート25が、ほぼ同じ高さに並んで配置されている。ディスプレイ24は、たとえば有機ELディスプレイである。ディスプレイ24には、前述の「HELLO」など種々の文字が表示される。
センサシート25は、透明であって、5つのタッチセンサ部25a、25b、25c、25d、25eを備えている。これら5つのタッチセンサ部25a、25b、25c、25d、25eは静電容量式タッチセンサであり、アイコン12に対応する箇所の静電容量の変化を検出する。このセンサシート25は、請求項のタッチセンサに相当する。静電容量式タッチセンサは、センサ電極とユーザの指などにより構成されるコンデンサの静電容量変化を検知することで、操作面に触れられたことを検出するセンサである。
ディスプレイ24およびセンサシート25の背面にはスペーサ26が配置され、スペーサ26の背面にFPC27が配置されている。FPC27は両面テープなどで上カバー21の底面に固定される。
FPC27において表示カバー23側である上面には、LED28、ライトガイド29、下側センサ30、加速度センサ31が固定されている。また、FPC27の下面にはセンサ制御IC32(図3参照)が実装されている。
ライトガイド29は、アイコン12と同数設けられており、かつ、各ライトガイド29はアイコン12に対向する位置に配置されている。ライトガイド29はアクリル樹脂などの透明な導光材により形成されている。光源としてのLED28はライトガイド29と同数設けられており、それぞれのLED28はライトガイド29に隣接する位置に配置されている。また、LED28は、駆動電流の調整により明るさが調整可能になっている。
下側センサ30a、30b、30c、30d、30eは、それぞれ、ライトガイド29a、29b、29c、29d、29eの下側のFPC27上に形成されている。5つの下側センサ30a、30b、30c、30d、30eを区別しないときは下側センサ30と記載する。下側センサ30は、センサシート25と同様、透明な静電容量式タッチセンサである。
スペーサ26は、ライトガイド29の部分が貫通穴になっている。したがって、下側センサ30は、センサシート25とライトガイド29を介して対向している。また、ライトガイド29とセンサシート25との間には隙間が存在している。センサシート25は、表示カバー23が、ユーザの指により押されて撓むと、表示カバー23の撓みに応じて下方に撓む。このとき、ライトガイド29とセンサシート25との隙間が狭くなり、下側センサ30が検出する静電容量に変化が生じるので、下側センサ30は、表示カバー23をユーザの指が押圧していることを検出できる。つまり、表示カバー23の背面に、センサシート25と下側センサ30が配置されている構成は、下側センサ30の出力により、表示カバー23のアイコン12が表示されている位置が押されたことを検出する感圧センサ33を構成する。
表示カバー23においてアイコン12が表示されている位置は、タッチセンサ部25a〜25eによりアイコン12a〜12eが選択されるアイコン選択位置である。
加速度センサ31は携帯機1に生じる加速度を検出するためのものであり、x軸、y軸、z軸の3軸に生じる加速度を検出する。加速度センサ31は検出した加速度を表す加速度信号を出力する。加速度センサ31が検出する加速度は、携帯機1の移動および移動方向の判定に用いられる。判定する必要がある移動方向が2軸あるいは1軸である場合には、加速度センサ31が検出する加速度の方向を2軸あるいは1軸としてもよい。
通信基板34は、上カバー21と下カバー22により形成された収容空間に配置されている。通信基板34の裏面には、コネクタ35(図3参照)が実装されている。このコネクタ35を介して通信基板34とFPC27は電気的に接続されている。したがって、通信基板34に実装されている部品の一部を、FPC27に実装することもできる。また、反対に、FPC27に実装されている部品の一部を通信基板34に実装することもできる。
通信基板34の裏面には、バッテリー36と通信制御IC37(図3参照)が実装されている。コネクタ35により通信基板34とFPC27が電気的に接続されているので、バッテリー36の電力はFPC27に実装された電気部品にも供給される。バッテリー36は、本実施形態ではボタン型の電池である。通信制御IC37は、制御信号の送信制御などを行う。
通信基板34には、他に、RFアンテナ38とLFアンテナ39(図3参照)も実装されている。RFアンテナ38は、315MHzなど、RF帯の電波を送信するためのアンテナである。LFアンテナ39は、135kHzなどLF帯の電波を受信するためのアンテナである。
また、通信基板34の側面にはタクタイルスイッチ40が実装されている。タクタイルスイッチ40は、下カバー22の側面に配置されたノブ41を介して、携帯機1の外部から押すことができる。タクタイルスイッチ40は、押されているときにのみオンになるスイッチである。
筐体20の収容空間には、他に、エマージェンシーキー42、リリースフック43、スプリング44なども収容されている。エマージェンシーキー42は、車両に設けられたキーシリンダに挿入して、直接に車両ドアやトランク等の施開錠を行うメカニカルキーである。エマージェンシーキー42は、電池切れにより携帯機1の通信機能が使用不能になっている時の非常用として用いることができる。
エマージェンシーキー42は、キーシリンダに挿入されるキー部42aと、キー部42aをキーシリンダに挿入する際にユーザによって把持される把持部42bとを備える。把持部42bは、エマージェンシーキー42が携帯機1に保持された状態にあるときに、携帯機1の外形の一部、詳しくは携帯機1の下側側面の一部を構成する。
リリースフック43およびスプリング44は、エマージェンシーキー42を携帯機1に保持する保持機構として機能する。リリースフック43は、スプリング44の付勢力によりロック位置にあるとき、エマージェンシーキー42の一部と係合する。リリースフック43がユーザにより、スプリング44により付勢されている方向とは反対方向に移動させられると、エマージェンシーキー42とリリースフック43との係合が解除され、エマージェンシーキー42を携帯機1から引き抜き可能な状態になる。
図3は、携帯機1の電気的構成を示す図である。図3に示すように、タッチセンサ部25a〜25e、下側センサ30a〜30e、LED28a〜28e、加速度センサ31、ディスプレイ24は、センサ制御IC32に接続されている。一方、RFアンテナ38、LFアンテナ39、タクタイルスイッチ40は通信制御IC37に接続されている。
バッテリー36は通信基板34に実装されている。ただし、通信基板34とFPC27はコネクタ35を介して相互に接続されているので、バッテリー36からの電力は、FPC27に実行された種々の電子部品にも供給される。
センサ制御IC32および通信制御IC37はともに、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、複数の信号線とコネクタ35とにより互いに接続されている。センサ制御IC32は、タッチセンサ部25a〜25eから供給される信号に基づいてアイコン12a〜12eに対してタッチ操作が行われたことを検出する。また、下側センサ30a〜30eから供給される信号に基づいてアイコン12a〜12eが押圧されたことを検出する。
センサ制御IC32は、アイコン12a〜12eが選択操作された後、さらに、押圧操作されたことを検出した場合には、そのことを示す信号を通信制御IC37へ出力する。
また、センサ制御IC32は、加速度センサ31から供給される信号に基づいて、携帯機1に起動閾値以上の加速度が生じたことを検出する。起動閾値は、携帯機1が持ち上げられたときに生じる加速度を検出できる閾値である。さらに、センサ制御IC32は、携帯機1に起動閾値以上の加速度が生じたことを検出した場合に、一定時間、携帯機1を起動状態にする。
起動状態は、タッチセンサ部25a〜25e、下側センサ30a〜30eに電源を供給して、それらタッチセンサ部25a〜25e、下側センサ30a〜30eが静電容量の変化に応じた信号を出力可能な状態である。
また、センサ制御IC32は、LED28a〜28eの駆動制御およびディスプレイ24の表示制御を行う。起動状態の開始時には、LED28a〜28eを点灯させるとともに、ディスプレイ24に所定の文字を表示する。一方、タッチセンサ部25a〜25e、下側センサ30a〜30eに電源が供給されない状態がスリープ状態である。
起動状態では、加速度センサ31が出力する加速度信号に基づいて、携帯機1が振られた方向、つまり、携帯機1の移動方向を判定する。そして、その移動方向を通信制御IC37に通知する。よって、センサ制御IC32は請求項の移動方向判定部として機能する。なお、移動方向の判定は、起動状態であって、かつ、後述するアクションモードである場合に限り行えばよい。
移動方向の判定は、重力加速度を検出している方向を下方向とし、その反対方向を上方向として判定する。上下方向の他に、3軸の加速度センサ31により検出可能な方向として、左右方向と前後方向がある。なお、ここでの左右方向および前後方向は、携帯機1を手に持っているユーザを基準と下方向である。
左右方向と前後方向は、いずれも上下方向に直交するので、左右方向であるか前後方向かを判断するためには、携帯機1を振る際に、ユーザが携帯機1を持つ向きを決めておく必要がある。携帯機1を振る際にユーザが携帯機1を持つ向きは、たとえば、表示部10が上になり、かつ、アイコン12a、12eを比較したときに、アイコン12eがユーザの近くにある向きとする。携帯機1を振る際にユーザが携帯機1を持つ向きは、操作説明書に記載しておく。また、ディスプレイ24に表示してもよい。
左右方向と前後方向のうち、いずれか一方を、移動方向を判定する方向としてもよいし、両方を、移動方向を判定する方向としてもよい。ユーザが携帯機1を振る方向は、厳密に、上下方向など、移動方向を判定する方向になることは少ない。したがって、移動方向を判定する際には、方向判定閾値以上の加速度を検出した場合に、判定する複数の移動方向のうち、検出した携帯機1の移動方向が最も近い方向を、携帯機1の移動方向とする。方向判定閾値は、あまり加速度が小さい場合には、ユーザが意図して携帯機1を振ったのではない可能性が高いので、そのような小さい加速度で方向判定しないようにするための閾値である。
本実施形態では、携帯機1を振ると、携帯機1が振られた方向に応じて定まる制御信号を送信することができる。携帯機1を振ることにより制御信号を送信可能な状態を、以下、アクションモードとする。本実施形態では、アクションモードとするかどうかも、センサ制御IC32が決定するものとする。したがって、センサ制御IC32は、請求項のモード制御部としても機能する。
起動状態であれば常にアクションモードとしてもよい。しかし、本実施形態では、起動状態において、さらに、アクションモードへの移行条件が成立したときに、アクションモードに移行する。アクションモードへ移行する条件は、たとえば、タクタイルスイッチ40が2回連続して短押しされたこと、という条件とすることができる。この条件に加えて、あるいは、この条件に代えて、携帯機1が、モード移行閾値を超えた加速度、かつ、予め設定されたモード開始パターンで動かされたという条件とすることもできる。
モード移行閾値は、ユーザが意図しないにもかかわらずアクションモードに移行してしまうこと抑制するために設定されている閾値であり、たとえば、方向判定閾値と同じ値にすることができる。
モード開始パターンを例示すると、たとえば、携帯機1を下から上に持ち上げるパターン、水平方向に移動させるパターン、それらの組み合わせなどとすることができる。また、モード開始パターンは、移動方向に加えて、移動距離を定めることもできる。加速度と加速度が生じている時間から移動距離も算出できるので、モード開始パターンに移動距離を含めることができる。
携帯機1はカバンに入れることも多いと考えられる。カバンは持ち運び時に種々の方向に動かされるので、モード開始パターンを1つの移動方向のみ、かつ、移動距離を設定しないと、ユーザが意図しないにもかかわらず、アクションモードに移行する恐れが高くなる。これに対して、移動方向を複数組み合わせたり、移動距離も設定して、その移動距離を長めにしたモード開始パターンとすることで、意図せずアクションモードに移行してしまうことを抑制できる。
なお、FPC27と通信基板34はコネクタ35により電気的に接続されているので、上述したセンサ制御IC32の機能の一部または全部を、通信制御IC37が実行してもよい。また、反対に、通信制御IC37の機能の一部または全部をセンサ制御IC32が実行してもよい。
センサ制御IC32は、携帯機1を起動状態とするかスリープ状態とするかを制御する。通信制御IC37は、センサ制御IC32から、アイコン12が押圧操作されたことを示す信号を取得した場合に、押圧操作されたアイコン12に応じて定まる制御信号を表す電波をRFアンテナ38から送信する。
また、アクションモードでは、センサ制御IC32は、携帯機1が振られた方向を通信制御IC37に通知する。通信制御IC37は、携帯機1が振られた方向が通知された場合、携帯機1の移動方向に基づいて定まる制御信号を表す電波をRFアンテナ38から送信する。したがって、通信制御IC37は請求項の送信制御部として機能する。
また、通信制御IC37は、LFアンテナ39が受信した電波を復調して、車載機からのリクエスト信号を受信したか否かを逐次判定する。リクエスト信号を受信したと判定した場合には、リクエスト信号に応答するレスポンス信号を生成して、RFアンテナ38から送信する。
スリープ状態においてタクタイルスイッチ40が押された場合には、センサ制御IC32は、携帯機1を起動状態へ移行させる。一方、起動状態でタクタイルスイッチ40が1回のみ短押しされた場合には、携帯機1をスリープ状態へ遷移させる。
図4は、センサ制御IC32および通信制御IC37が実行する処理のうち、アクションモードにおける処理およびアクションモードへの移行処理を示すフローチャートである。センサ制御IC32と通信制御IC37は相互に繋がっているので、図4に示す各ステップの処理を、センサ制御IC32と通信制御IC37のどちらが実行してもよい。また、各ステップ内の処理をセンサ制御IC32と通信制御IC37が分担して実行してもよい。たとえば、図4において、ステップS8は通信制御IC37が実行し、他のステップはセンサ制御IC32が実行する。
図4に示す処理は、携帯機1が、スリープ状態から起動状態になった場合に開始する。なお、スリープ状態において、加速度センサ31により検出された加速度が起動閾値以上となった場合、または、タクタイルスイッチ40が短押しされた場合に、起動状態に遷移する。
起動状態に遷移した場合、まず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、起動時表示を行う。起動時表示は、ディスプレイ24に、起動時に表示する文字列として設定された起動時文字列を表示する。起動時文字列は、たとえば「HELLO!」あるいは「HELLO!STAND READY!」などである。
また、起動時表示では、全部のアイコン12も点灯させる。本実施形態では、起動時のアイコン12の明るさは、1つのアイコン12が選択されたときの明るさよりも低くする。たとえば、起動時のアイコン12の明るさを、1つのアイコン12が選択されたときの明るさの20%とする。
なお、アクションモードとは関係しないが、起動時には、センサシート25および下側センサ30に電源を供給する。これにより、タッチセンサ部25a〜25eはアイコン12に指などが触れたことを検知可能になり、感圧センサ33はアイコン12の部分が押圧されたことを検知可能になる。
S2では、アクションモードへ移行する操作が行われたか否かを判断する。アクションモードへの移行操作は、前述したように、たとえば、タクタイルスイッチ40の2回の短押し操作、あるいは、モード開始パターンで携帯機1を振るという操作である。
S2の判断がNOであればS3に進む。S3では、継続して無操作である時間がスリープ時間以上になったか否かを判断する。スリープ時間は、適宜設定する時間であり、たとえば5秒間、あるいは10秒間などである。S3の判断がYESであればS11に進む。S11に進む場合には携帯機1はスリープ状態になる。スリープ状態とする理由は、消費電力抑制のためである。
S3の判断がNOであればS4に進む。S4では、タクタイルスイッチ40が短押しされたか否かを判断する。S4の判断がYESである場合にもS11に進むので、携帯機1はスリープ状態になる。
S4の判断もNOであれば、S5へ進む。S5ではアクションモードであるか否かを判断する。アクションモードであればS7へ進み、アクションモードでなければ再びS2の判断に戻る。なお、図4は、アクションモードに関連する処理を示しており、これとは別に、起動状態においてアイコン12が選択された後、押圧操作がされれば、アイコン12に対応する制御信号が送信される。
S2の判断がYESになった場合にはS6に進む。この場合、アクションモードに移行することになる。S6では、ディスプレイ24に、アクションモードに移行したことを示し、かつ、携帯機1を振ることを促すメッセージである「ACTION!」を表示する。
S7では、ジェスチャー入力があったか否かを判断する。ジェスチャー入力は、制御信号を送信させるために携帯機1を振る動作によって生じる加速度の入力である。ジェスチャーを例示すると、たとえば、携帯機1を上方向に振る動作を、すなわち、携帯機1を下から上に向かう方向に移動させる動作を、ドアロックの解錠を指示する制御信号を送信する動作とすることができる。携帯機1を下方向に振る動作、すなわち、携帯機1を上から下に向かう方向に移動させる動作を、ドアロックを施錠する指示する制御信号を送信する動作とすることができる。携帯機1を右に振る動作は、右側の電動スライドドアの開閉を指示する制御信号を送信する動作とすることができる。携帯機1を左に振る動作は、左側の電動スライドドアの開閉を指示する制御信号を送信する動作とすることができる。
S7の判断がNOである場合にはS3に進む。一方、S7の判断がYESになった場合にはS8に進む。S8では、送信するコマンドに対応するメッセージを、ディスプレイ24に表示する。このメッセージは、たとえば、「LOCK」、「UNLOCK」などである。また、送信するコマンドに対応するアイコン12のみ点灯させ、他のアイコン12は消灯させ、かつ、選択されたアイコン12の明るさを最大値とする。
S9では、ジェスチャー入力により定まるコマンドを実行することを指示する制御信号を、車載機に送信する。続くS10では、コマンドの送信が完了したことを意味するメッセージである「Transmission complete」をディスプレイ24に表示する。また、送信したコマンドに対応するアイコン12を点滅させる。点滅回数は、たとえば、メッセージの表示中に1回、メッセージを表示し終えた後に3回とする。なお、S8およびS10の処理は、アイコン12を選択して制御信号を送信させる場合にも実行する。S10を実行した場合もS11へ進む。
S11では、スリープ状態へ移行することを意味するメッセージである「shift to sleep mode」をディスプレイ24に表示する。その後、ディスプレイ24を消灯する。また、アイコン12も消灯する。つまり、表示部10をオフにする。
S10を実行した後にS11を実行する場合、アクションモードが終了することになる。つまり、本実施形態において、アクションモードの終了は、スリープ状態へ移行することを意味する。
[実施形態のまとめ]
本実施形態の携帯機1は、加速度センサ31を備えており、加速度センサ31が出力する加速度信号に基づいて携帯機1がどの方向に振られたかを判定できる。そして、携帯機1が振られた方向により定まる制御信号を車載機に送信する。つまり、本実施形態の携帯機1は、携帯機1を振れば制御信号を送信できるので、ユーザは、ボタン操作ではない動作で、携帯機1から制御信号を送信させることができる。
また、本実施形態では、加速度がモード移行閾値を超えた場合にアクションモードに移行する。したがって、アクションモードに移行する際にもボタン操作が不要となる。さらに、起動状態とする際にも、ボタン操作が不要である。したがって、ユーザは、携帯機1を振る動作だけで、スリープ状態の携帯機1を起動させて制御信号を送信することができる。
また、携帯機1を振ることによりアクションモードに移行するためには、加速度がモード移行閾値を超えたことに加えて、モード開始パターンで携帯機1が動かされる必要がある。したがって、ユーザが意図しないのにもかかわらず、アクションモードに移行してしまうことを抑制できる。
また、本実施形態では、S10、S11に示されるように、制御信号を送信した場合、アクションモードを終了して、スリープ状態に入る。これにより、スリープ時間が経過するのを待ってスリープ状態に入る場合に比較して省電力化が図られる。
また、本実施形態の携帯機1の表示部10は、アクションモードで送信したコマンドを表すメッセージ、および、そのコマンドに対応するアイコン12を表示する。これにより、ユーザは、携帯機1を振る動作により、どのコマンドが送信されたかを確認することができる。
また、本実施形態では、上記アイコン12を選択して、送信指示としての押し込み操作を行っても、制御信号を送信することができる。つまり、本実施形態では、アイコン12が、ジェスチャー入力により送信されたコマンドをユーザに通知する機能と、コマンド送信のためのタッチスイッチとしての機能を兼ねている。よって、これらの機能を別々の場所に配置する場合に比較して、携帯機1を小型化することができる。
さらに、メッセージ表示領域11を備えており、このメッセージ表示領域11に、制御信号が送信されたことを示すメッセージである「Transmission complete」が表示される。これによっても、ユーザは、制御信号が送信されたことを確認できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1>
前述の実施形態で示した携帯機1は、ユーザが手に持つタイプであった。しかし、携帯機1を、ユーザが腕に装着するタイプとしてもよい。このようにすれば、携帯機1をカバンから取り出す手間もなく、腕を振るだけで、種々の制御信号を送信することができる。
<変形例2>
ジェスチャー入力により送信できるコマンドは、前述の実施形態で例示したコマンドに限られない。たとえば、電動バックドアの開閉を指示する制御信号をジェスチャー入力により送信できるようになっていてもよい。また、LFアンテナ39で通信ができている場合に限り、電動バックドアの開閉を指示する制御信号をジェスチャー入力により送信できるようになっていてもよい。
1:携帯機 10:表示部 11:メッセージ表示領域 12:アイコン 13:アイコン表示領域 20:筐体 21:上カバー 22:下カバー 23:表示カバー 24:ディスプレイ 25:センサシート 25a〜25e:タッチセンサ部 26:スペーサ 27:FPC 28:LED 29:ライトガイド 30:下側センサ 31:加速度センサ 33:感圧センサ 34:通信基板 35:コネクタ 36:バッテリー 38:RFアンテナ 39:LFアンテナ 40:タクタイルスイッチ 41:ノブ 42:エマージェンシーキー 42a:キー部 42b:把持部 43:リリースフック 44:スプリング 32:センサ制御IC 37:通信制御IC

Claims (5)

  1. 車両のユーザに所持されて、前記車両に搭載された車載機に制御信号を送信する車両用携帯機であって、
    加速度センサ(31)と、
    前記加速度センサが出力する信号に基づいて、前記車両用携帯機の移動方向を判定する移動方向判定部(32)と、
    前記移動方向判定部が判定した移動方向に基づいて定まる制御信号を前記車載機に送信する処理を行う送信制御部(37)と
    前記加速度センサが検出した加速度が予め設定されたモード移行閾値を超えたことに基づいて、前記車両用携帯機の移動方向に基づいて定まる制御信号を送信可能なアクションモードとするモード制御部を備え
    前記モード制御部は、前記加速度センサが検出した加速度が前記モード移行閾値を超え、かつ、前記車両用携帯機が予め定めたモード開始パターンで動かされたと判断したことに基づいて前記アクションモードとするようになっており、
    前記モード開始パターンは移動距離が規定されているパターンである車両用携帯機。
  2. 請求項において、
    前記モード制御部は、前記送信制御部が前記制御信号を送信したことに基づいて、前記アクションモードを終了する車両用携帯機。
  3. 請求項1または2において、
    前記送信制御部は、前記移動方向が下から上に向かう方向である場合には、前記車両のドアロックを解除することを指示する前記制御信号を送信し、前記移動方向が上から下に向かう方向である場合には、前記車両のドアロックを施錠することを指示する前記制御信号を送信する車両用携帯機。
  4. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記送信制御部が送信した前記制御信号により前記車載機に指示した制御内容を表示する表示部(10)を備える車両用携帯機。
  5. 請求項において、
    前記表示部は、前記制御内容を表すアイコンを表示し、
    前記表示部に表示された前記アイコンを選択操作するタッチセンサ(25)をさらに備え、
    前記送信制御部は、前記タッチセンサにより前記アイコンが選択操作された後、送信指示がされた場合、前記アイコンに対応する前記制御信号を送信する車両用携帯機。
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