JP6776034B2 - 食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラム - Google Patents

食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、体質情報と体質にあった健康的なメニューや店舗情報等とを関連付けてデータベース化した食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラムに関する。
近年、健康な状態を維持するために、各個人にあった食生活の提案や運動生活(運動不足)を改善並びに推奨する技術が着目されている。
具体的には、利用者情報サーバに記憶した利用者の健康管理情報及び食事履歴情報に基づいて、メニュー情報データベースから最近の食事内容等を参照しつつ適切な推奨食事メニュー情報を提供する食品情報提供システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では、インターネット上において、メインメニューから、個人の症状、例えば、「風邪」を選択すると自覚症状がリスト表示され、ここで「疲れ易い」を選択すると、「風邪で疲れ易い症状におすすめな食材」として、『かぼちゃ』、『黒砂糖』、『シナモン』、等が紹介される。また、「風邪で疲れ易い症状におすすめな薬膳レシピ」として、『さつまいもと大豆のスープを飲む』、『鶏もも肉の香味炒めを食べる』、等が紹介される(例えば、非特許文献1参照)。
特開2004−362081号公報
漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト『漢方デスク』 https://kampodesk.com/(検索日:平成28年2月18日)
しかしながら、上述した従来技術のように、適切な推奨食事メニュー情報を提供する食品情報提供システムにあっては、メニューを紹介するだけで、該当する食品を探して購入する、調理をする、といった手間が必要となり、実際に摂取することが困難であるという問題がある。
また、インターネットを利用したものにあっては、紹介された食材が「かぼちゃ」であるにも拘らず、紹介された調理物では紹介された食材を使用していない「さつまいもと大豆のスープ」といったように、紹介している食材と調理物とが直結せずに異なっている。したがって、利用者は、食材と調理物とが異なっているため、食材としての「かぼちゃ」を調理物としてどう食せば好ましいのかを知ることができなかった。
一方、昔から体調や体質に応じて好ましいとされる食品、例えば、体質としての「冷え性」の人には食材として「大蒜」と「生姜」との組み合わせが体質改善に好ましいとされているが、実際に自身の体質に適した食品が何で、どれだけ摂取すれば好ましいのか等を正確に知るすべがなかった。
また、同一の人であっても、その日の体調、例えば、「食欲がない」「胃の具合が優れない」「吐き気がする」といったように、気分的な状態を含めてさまざまな体調のときがある。そして、このような体調のときには、大蒜や生姜といった食材を用いた調理物は避けたいと思う場合がある。しかしながら、このような場合に、「大蒜」と「生姜」との組み合わせに代わって体質改善につながる食品があるのかないのか等も容易に知るすべがなかった。
さらに、体調には、実際の肉体的な体調だけでなく、季節・天候・気温等の周辺環境、昨日のメニュー(和食・中華・洋食等の広義な意味を含む)と同じ調理物は避けたい或は食材の好き嫌いといった嗜好等の心的環境、のようにさまざまな環境要因が含まれる。このため、食品の選択肢はできるだけ広いのが好ましい。
そこで、本発明は、自身の体質に適した食品に関する情報を容易に知ることができる食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の食品情報提供システムは、電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てた体質に関する体質情報を問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報を体質情報と関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバを備え、サーバは、電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得したときに、当該問診結果情報に対応する体質に関する体質情報を割り当てるように前記体質データベースを参照する参照部と、参照部で割り当てた体質情報に関連して体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を食品データベースから検索する検索部と、検索部で検索した一つ以上の店舗情報をユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御部と、を備えるものである。
本発明の食品情報提供方法は、電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てた体質に関する体質情報を問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報を体質情報と関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバのコンピュータが、電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得する取得ステップと、取得ステップで取得した問診結果情報に対応する体質に関する体質情報を割り当てるように体質データベースを参照する参照ステップと、参照ステップで割り当てた体質情報に関連して体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を食品データベースから検索する検索ステップと、検索ステップで検索した一つ以上の店舗情報をユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御ステップと、を実現するものである。
本発明の食品情報提供プログラムは、電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てた体質に関する体質情報を問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報を体質情報と関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバのコンピュータが、電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得する取得機能と、取得機能で取得した問診結果情報に対応する体質に関する体質情報を割り当てるように体質データベースを参照する参照機能と、参照機能で割り当てた体質情報に関連して体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を食品データベースから検索する検索機能と、検索機能で検索した一つ以上の店舗情報をユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御機能と、を実現させるものである。
本発明の食品情報提供システムは、自身の体質に適した食品に関する情報を容易に知ることができる。
本発明の一実施の形態に係る食品情報提供システムの一例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る食品情報提供システムの一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る食品情報提供システムを示し、(A)はデータの流れを模式的に示す説明図、(B)はデータの体系化を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る食品情報提供システムにおける食品情報提供サーバのコンピュータが処理するメインルーチンの一例を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係る食品情報提供システムの他の例を示すブロック図である。
次に、本発明の一実施形態に係る食品情報提供システムについて、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の食品情報提供システムにおける好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組み合せを含むさまざまなバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。また、以下の説明においては、野菜・果物・魚・肉といった素材そのもの並びに味噌・醤油等の調味料(香辛料を含む)を「食材」、その食材を加工した食べ物を「調理物」、と称するとともに、これら「食材」及び「調理物」を含む食べ物の全般を「食品」と総称する。なお、「調理物」には、食材に含まれる一つ以上の栄養素を化学的に凝縮させたサプリメント(サプリ)等の食品加工物を含むのもとする。
図1において、食品情報提供システム1は、例えば、病院や薬局等に設置の体質情報格納サーバ2と、体質情報格納サーバ2と電気通信回線4を通じて接続可能な食品情報提供サーバ3と、食品情報提供サーバ3とインターネット回線5を通じて接続可能なユーザ端末10と、を備える。
体質情報格納サーバ2は、例えば、漢方専門医や医師等の専門の医療従事者が漢方専門医学に基づいた過去の問診結果等から見立てた年齢や性別等を含む体質に関する体質情報を問診結果に対応する問診結果情報と関連付けた体質データベースを記憶している。
ここで、専門の医療従事者とは、後述するユーザに対してリアルタイムで直接体質判定等を行うものではないが、実際に問診により体質を判定することができる医師等を示し、看護師等を含む広義の意味での医療従事者ではない。
また、ここでの問診結果とは、所定の問診票を用いて過去に実際に問診した個人の体質に関する判定結果を意味するもので、単なる聞き取りやアンケート方式による回答結果だけでなく、触診等の各種診断結果を踏まえたものとすることができる。したがって、医療従事者が実際の個人に使用する問診票と、後述するユーザが回答する問診票とは必ずしも一致している必要はない。すなわち、後述するユーザが回答する問診票には、医療従事者が使用する問診票に対して現在の体調に関する質問事項等の追加(又は削除)が可能である。
体質とは、例えば、遺伝的な素因と環境的な要因(周辺環境・習慣・食生活等)との相互作用によって形成される個人の総合的な身体の性質を含む。この際、生来の体質であるか経年的に変化した体質であるかは問わない。具体的な例として、冷え性や汗をかき易いといった周辺環境等によって出現する体質に加え、「肩がこり易い」、「立ちくらみし易い」、「疲れ易い」といった心身の状態によって出現する体質等、明確な病気とは診断され難いものを含む。そして、体質情報格納サーバ2には、これらの体質を、過去の問診票による回答結果から、例えば、統計的に導かれるものを含めて専門の医療従事者の監修によって回答結果と関連付けた体質情報とすることができる。
体調とは、現在の自身の身体の調子や状態(具合)であり、現象的に出現している場合と感覚的な場合とを含む。具体的な例として、睡眠不足である、食欲がない、二日酔いである、胸やけがしているという、現在において自身の身体に出現している状態を含む。そして、体質情報格納サーバ2には、これらの体調を、専門の医療従事者の監修により、必要に応じて体質と関連付けして、問診票の質問項目に加えるとともに、問診票の回答結果と関連付けた体調情報とすることができる。なお、体調には、体質と同じ状態、例えば、肩がこり易い体質に対して実際に肩がこっているという状態を含ませることができる。また、体調には、このような身体の状態に加え、例えば、暑くて食欲がない、寒いから暖かいものを食べたい、季節感のある食べ物が食べたい、といった心的状態を含ませることも可能である。さらに、体調には、和食が食べたい、味付けの濃いものが食べたい、といった嗜好的な食に関する要望(要望情報)を含ませることも可能である。なお、上述したように、体質と体調との間には、現在において自身の身体に状態(症状)が出現しているか否かは問わない体質と、現在において自身の身体に状態として出現している体調とで、表裏一体の関係にあるものも含んでいる。したがって、体質情報格納サーバ2には、これらの体調に関する体調情報(の一部)を体質情報に含ませることができる。なお、本実施の形態においては、食す(又は作る)ことを主眼とした食品に関するものであるので、食すことと関連しない内容の体調までを含めない自己申告可能な体調でかまわない。自己申告には体調が優れないというマイナス要因だけでなく、体調がよいといったプラス要因を含めることも可能である。
食品情報提供サーバ3は、「食材」「調理物」「サプリ」に大別した食品そのものに対する情報に、個々の「食材」「調理物」「サプリ」を提供する店舗情報を含む食品情報を、問診結果である体質情報と関連付けた食品データベースを記憶している。なお、提供には単なる販売を含む。
この際、食品情報に含まれる「食材」「調理物」「サプリ」に関する食品そのものに対する情報は、体質情報の体質(及び体調)の改善に好ましいとされるものと対応している。具体的に、食品情報には、専門の医療従事者によって割り当てた体質を改善するのに好ましい食材に関する食材データ、その食材を用いた調理物に関する調理物データ、食材に含まれる一つ以上の栄養素を化学的に凝縮させたサプリメントに関するサプリデータ、を管理栄養士の監修に基づいて作成したうえで、各データと一致する「食材」「調理物」「サプリ」を提供する店舗情報を含んでいる。また、食材データや調理物データには、季節的な「旬」や「産地」を優先するように順位付けすることも可能である。
調理物データには、体質を改善するのに好ましいとされる一つ以上の食材を含む調理物に対するデータのほか、体質を改善するのに好ましいとされる二つ以上の食材の組み合わせからなる調理物に対するデータであってもよい。なお、この二つ以上の食材の組み合わせからなる調理物は、一品の調理物であってもよいし、二品の調理物であってもよい。さらに、調理物データには、後述するユーザからの要望情報によって、例えば、定食やセットメニューの品数の増減或は変更することができる。この際、この増減や変更はユーザの要望によっても可能であるし、食品情報提供サーバ3の機能としてもよい。また、要望結果は、実際に店舗に行った際の注文用のデータとして利用することも可能である。サプリデータには、含まれる素材名(例えば、大蒜)や栄養素(例えば、アリシン)、或は産地(国内産・中国産等を含む)、に関する各データを含ませることができる。これにより、健康支援できる他のサプリメントの推奨や紹介といった体調・体質に応じた健康支援サービスを提供することも可能となる。
また、ここでの店舗情報とは、店舗名、店舗の種類(レストラン等)、店舗の住所(緯度・経度)、電話番号、営業時間、定休日等に加え、「調理物」であれば単品・定食(セットメニュー)別の食材情報、カロリー、値段、等に関する情報を適宜採用することができる。なお、店舗情報のうち、食材を提供する店舗情報には、特別ではない一般的な食材に関しては省略してもよい。なお、定食(セットメニュー)を紹介した場合には、利用者から店舗に対して来店予約及び定食の注文(オーダー)を同時に受け付けるとともに、セミオーダー(例えば、副菜を変える、或は、副菜を1品増やすなど)に対応することも可能である。また、このセミオーダーには、上述した利用者側からの要望に加え、体質・体調情報を取得して店舗側から提案するようにしてもよい。
このように、食品データベースは、専門の医療従事者が監修する各個人が受けた問診票の回答に基づいて割り当てた体質に関する体質情報に対して、専門の管理栄養士が監修する科学的・栄養学的に体質を良好な方向に改善し得る食品を提供する店舗情報を含む食品情報を関連付けしてデータベース化している。
図2に示すように、体質情報格納サーバ2は、体質データベースを作成するための各種入力情報を入力するための入力部2aと、入力情報に基づいて生成した体質データベース情報を記憶する記憶部2bと、その体質データベース情報を電気通信回線4を通じて食品情報提供サーバ3に発信する発信部2cと、これらを制御する制御部2dと、を有している。
入力部2aは、キーボードやマウスといったパーソナルコンピュータに接続可能な各種入力機器の他、例えば、問診票をスキャンしてチェック項目等を識別(例えば、OCR機能)するスキャナ等を含ませてもよい。
記憶部2bは、ハードディスクドライブ(HDD)等の大容量記憶媒体であり、体質情報格納サーバ2に内蔵したもの、或は、外付けのもののどちらでもよいし、併用してもよい。
発信部2cは、例えば、所定のダウンロード要求に応じて電気通信回線4を通じて体質データベース情報を食品情報提供サーバ3に向けて発信する。したがって、体質データベース情報を適正にダウンロードすることができれば、通信方式はインターネット回線等であってもよい。
制御部2dは、例えば、記憶部2bに記憶した本発明に係るプログラムに基づいて、入力部2aからの入力情報に基づいて体質データベースを生成したうえで、その体質データベース情報を記憶部2bに記憶させる。
図2に示すように、食品情報提供サーバ3は、体質情報格納サーバ2が発信した体質データベース情報を電気通信回線4を通じて受信する受信部3aと、受信した体質データベース情報と食品データベース情報とを記憶する記憶部3bと、記憶した各データベースに基づく店舗情報等をインターネット回線5を通じてユーザ端末10に送信して表示部13の表示画面13aに表示させる送信部3cと、これらを制御する制御部3dと、を有している。
受信部3aは、例えば、体質情報格納サーバ2及びユーザ端末10との相互通信が可能なものであれば、インターネット回線5に限定されない。なお、体質情報格納サーバ2との通信に関しては体質情報格納サーバ2からの一方向のみでよい。
記憶部3bは、ハードディスクドライブ(HDD)等の大容量記憶媒体であり、食品情報提供サーバ3に内蔵したもの、或は、外付けのもののどちらでもよいし、併用してもよい。
送信部3cは、例えば、ユーザ端末10からの所定のダウンロード要求に応じてインターネット回線5を通じて所定の店舗情報等を送信する。したがって、所定の店舗情報等を適正にダウンロードすることができれば、通信方式はインターネット回線5でなくてもよい。
制御部3dは、例えば、記憶部3bに記憶した本発明に係るプログラムに基づいて、各データベースを参照して店舗情報を参照する参照機能を有している。
ユーザ端末10は、以下に示す実施の形態ではスマートフォンに適用して説明するが、タブレット端末やノートPC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータ機能を有しているとともに携帯性に優れた端末を用いるのが好ましい。なお、インターネット回線5と接続可能であれば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータでの利用も可能である。
ユーザ端末10は、公知のスマートフォン等であり、電話機能としての通話を含む各種通信に対応した受信部11及び送信部12と、表示部13の表示画面13aをタッチパネル方式としてボタン機能を付与した入力形式を含む入力部14と、現在時刻を計時するタイマ15と、GPS等の現在位置情報を取得する位置取得部(GPS)16と、本実施の形態に係るアプリケーションを含むスマートフォン機能を実行するプログラム等を記憶した記憶部17と、記憶部17に記憶したプログラムに従ってこれらを制御する制御部18と、を備える。
なお、ユーザ端末10は、公知のスマートフォンが具備する機能をそのまま利用してよいため、ここでは各機能の具体的な説明は省略する。なお、記憶部17は、内蔵のメモリでもよいし、着脱可能なメモリカードでもよい。
このように、本実施の形態において、食品情報提供システム1は、インターネット回線5を通じてユーザ端末10とアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てた体質に関する体質情報を問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報と体質情報とを関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納した食品情報提供サーバ3を備える。そして、この食品情報提供サーバ3は、インターネット回線5を通じてアクセスしたユーザ端末10から問診結果情報を取得したときに、各データベースを参照して問診結果情報に対応する体質を割り当てたうえで、体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信し、そのユーザ端末10の表示部13に表示させる。
一例として、図3(A)に示すように、漢方専門医・医師等の専門の医療従事者Mは、問診等から年齢や性別等を含む体調・体質を見立て、その結果である体質情報(ビッグデータ)を管理栄養士Gに送る。専門の管理栄養士Gは、これら体質情報と食品情報とをテーブル方式等で関連付けする。これにより、体質情報と食品情報とをテーブル方式等で関連付けた食品データベースを作成することができる。そして、この食品データベースに、調理物を提供する店舗情報をデータベース化した食品データベースが加わる。一方、食品情報提供サーバ3は、ユーザ端末10を操作するユーザから健康管理に関する問診結果情報を受け付け、その問診結果情報に対応した体質情報から、各データベースを参照して推奨する調理物やその調理物を提供する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信する。これにより、推奨する調理物やその調理物を提供する一つ以上の店舗情報がユーザ端末10の表示画面13aに表示させることができる。なお、店舗情報は、例えば、ソート機能やさらなるセレクト機能を含めてリスト形式で表示画面13aに複数店舗一覧表示してもよいし、複数の店舗情報を上下又は左右の画面スクロールにより切替るようにしてもよい。
図3(B)は、問診に基づいて決定する体質情報とユーザから受け付けた体質情報とから店舗情報を提供する場合のデータを体系化した説明図である。
ここで、医療従事者Mは、自身の経験等を踏まえて事前に作成したユーザが記載する問診票の内容と、その回答から健康体を含む複数の体質グループを決定し、体質を主とした体質情報を作成する。なお、この体質グループはさまざまなパターンで構成することができるが、一例として、肩こり・頭痛になり易い等の血が滞っているお血グループ、イライラし易い等の気が滞っている気滞グループ、疲れ易い等の気が不足している気虚グループ、空咳がでる・寝汗をかく等の潤いが不足がちな陰虚グループ、自分だけ寒がっていることが多い等の冷えが強い陽虚グループ、汗をかき易い等の陽盛グループ、体質的には問題のない健康グループ、のようにグループ化する。なお健康グループは除外してもよい。
ここで、例えば、陽盛グループに代表される体質には汗が出易い「汗かき」があり、陽虚グループに代表される体質には「冷え性」がある。したがって、各グループには、「肩がこり易い」といった具体的な体質のほか、「冷え性」のように総称的な体質を含んでいる。なお、上述したグループ化したビッグデータが体質情報に相当する。この際、各グループ内では、体質以外に体調が優れないとき、例えば、実際に「疲れている」「肩がこっている」といった体調情報を含ませることができる。なお、これら体質情報は、ユーザからの問診票を管理栄養士Gから医療従事者Mにフィードバックすることでデータの更新の他、医療従事者Mに対する問診や触診といった技術(経験)の向上につなげることができる。
管理栄養士Gは、これらグループ単位で体質改善に好ましいとされる食品を割り当てる。一例として、管理栄養士Gは、医療従事者Mと相談しつつ、体質Aに好ましい食材を割り当てるとともに、その食材を用いた調理物(例えば、和食・中華・洋食別グループとサプリメント)を決定し、その調理物を提供する店舗情報を関連付けして体質ごとに体系化する。
この際、管理栄養士Gは、例えば、各グループの具体的な体質ごとに、体質改善にまでつながるか否かに関係なく食した方が好ましいとされる食品、体質改善にまでつながるとされる食品、を分けてもよい。なお、体質改善にまでつながるか否かに関係なく食した方が好ましいとされる食品とは、例えば、体が温まるので体質として冷え性か否かに関係なく体が冷えている(寒い)から体を温めたいという体調的要素を含む場合を想定している。
そのうえで、管理栄養士Gは、各体質のグループにあって、例えば、和食・中華・洋食といったユーザの嗜好別とするのに加え、体調を不問とする食材、並びに、調理物のメニューを提供する店舗情報に加え、体調に応じたメニューの調理物を含めた店舗情報を作成する。
具体的には、汗かきに好ましい(主に体を冷やす効果がある)食品としては、食材では、納豆・豆乳・豆腐等の大豆類、きゅうり・なす・トマト・ゴーヤ等の体を冷やす野菜、そば・小麦等の穀類、を含ませることができる。また、これらの食材を用いた調理物では、なすと豆腐の味噌汁等とすることができ、このなすと豆腐の味噌汁を提供する店舗の店舗名、メニュー名、住所、営業時間、定休日、電話番号等をメニューと関連付けする。さらに、サプリメントでは、大豆イソフラボン・タンニン・クロロフィル等が該当する。
また、冷え性に好ましい(主に体を温める効果がある)食品としては、食材では、人参・牛蒡・かぼちゃ・玉ねぎ・鯵・鯖・鰯・羊肉・鶏肉・鹿肉・味噌・こしょう・もち米・ライ麦等を含ませることができる。また、これらの食材を用いた調理物では、和定食・魚・味濃いめ、といった体調情報に対して、人参と牛蒡のきんぴら・鯖の味噌煮(刻み生姜付)・玉ねぎの味噌汁、の和定食セット等とすることができる。そして、このような和定食セットを提供する店舗の店舗名、メニュー名、住所、営業時間、定休日、電話番号、といった基本情報に加え、URLや割引チケット、等をメニューと関連付けする。さらに、サプリメントでは、ポリフェノール・鉄分・葉酸等が該当する。
また、食品情報提供サーバ3は、ユーザ端末10から現在位置情報を取得したときには、食品データベースを参照して取得した現在位置情報に近い一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信してもよい。なお、現在位置情報には、GPSからの緯度・経度の位置情報にとどまらず、例えば、現在位置を含む周辺地域の天候情報を自動又はユーザ操作によって含ませることができる。このように、個人の嗜好や体調に影響する天候(例えば、気温・湿度・気圧等)をユーザの現在位置情報に含ませることにより、正確な周辺地域の天候情報等を加味させることができる。また、食品情報提供サーバ3は、ユーザ端末10から、店舗種類を指定する店舗種類選択情報を取得したときには、食品データベースを参照して指定した店舗種類に類する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信してもよい。なお、店舗種類には、例えば、和食・洋食・中華、或は、ファミリーレストランのような総合レストランなのかラーメン店のような専門店なのか、等を含む。また、食品情報提供サーバ3は、ユーザ端末10から、体調に関する要望情報を取得したときには、食品データベースを参照して取得した要望情報を含む一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信してもよい。なお、要望情報は、睡眠不足等の体調そのものだけでなく、季節や時間帯によって変化する体調、或は嗜好性を含む。この際、嗜好性には、例えば、脂っこいものを含むという肯定の要望(嗜好)と、脂っこいものは除くという否定の要望(嗜好)の両方を含む。このように、現在位置情報、店舗種類情報、要望情報の各情報は、食品情報提供サーバ3により店舗情報から、ユーザの体質を改善するのに好ましいとされる調理物を提供する店舗情報であることを条件としたうえで、その店舗情報から現在位置・店舗種類・要望に関する所定の店舗を絞り込んで抽出するための絞り込み条件として用いることができる。この際、現在位置情報、店舗種類情報、要望情報の各情報は、そのうちの一つを用いてもよいし組み合わせてもよい。
これにより、上述した一例のように、食品情報提供サーバ3は、問診結果情報の結果から、冷え性の体質であるとされた場合、冷え性に好ましいとされる複数の食材を参照したうえで、その複数の食材のうちの一つ以上を用いた調理物を提供する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10に送信する。
同様に、問診結果情報から、体調が「二日酔いである」とされた場合、二日酔いに好ましいとされる複数の食材を参照したうえで、その複数の食材のうちの一つ以上を用いた調理物を提供する店舗情報をユーザ端末10に送信する。
これにより、利用者(ユーザ)は、ユーザ端末10で取得した店舗情報から、現在の自身の体調・体質にとってどのような食品をどれだけ食すれば最適なのかを知ることができる。また、その食材を用いた最適な調理物を提供している店舗に対する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10の表示画面13aに表示させることができるため、作る手間を省くことができるとともに、最適な摂取量を容易に摂取することができる。
このように、ユーザは、自身の体質(例えば、冷え性等)の確認だけでなく、現在の体調(例えば、睡眠不足や二日酔い等)や嗜好(例えば、和食・中華・洋食、さっぱり・こってり等)を考慮して、食べる素材(調理物)の提供を受けることができる。これにより、ユーザは、例えば、携帯端末等のユーザ端末10にインストールしたアプリケーションにより、調理物のメニュー(レシピを含む)だけでなく、その調理物を提供する店舗情報を取得することができる。
なお、このような体質情報は、例えば、各種の健康管理に関するバンク等と連携することにより、ユーザの健康診断データや問診票等を含めて集めて総合的に蓄積することができる。これにより、ユーザの経年的な生活環境を考慮して、管理栄養士Gによるさらなる体質改善につながるメニュー作りのためのデータ、並びに医療従事者M等による健康管理のアドバイスに供するデータ、とすることができる。
次に、食品情報提供サーバ3の制御部3dが処理するメインルーチンの一例を図4に基づいて説明する。なお、以下の説明における制御部3dは、特許請求の範囲におけるサーバのコンピュータに相当する。
ステップS1において、制御部3dは、インターネット回線5を通じてアクセスしてきたユーザ端末10から体質情報(問診票)を取得し、ステップS2へと移行する。したがって、このステップS1が特許請求の範囲における取得ステップに相当する。
なお、具体的には、ユーザ端末10から取得する体質情報は、所定のアプリケーションをインストールしたユーザ端末10を操作するユーザから、所定のアプリケーションを起動することにより、問診結果情報として受け付ける。したがって、このステップS1は、制御部3dが取得部として処理する取得ステップ(取得機能)に相当する。
ステップS2において、制御部3dは、受け付けた問診結果情報から、記憶部3bに格納した体質データベースを参照してユーザの体質を割り当て、ステップS3へと移行する。したがって、このステップS2は、制御部3dが参照部として処理する参照ステップ(参照機能)に相当する。
ステップS3において、制御部3dは、ユーザ端末10から送信された問診結果情報から体調・体質を決定したうえで、問診結果情報に現在位置情報が含まれているか否かを判定する。制御部3dは、現在位置情報が含まれていると判定した場合には(Yes)、ステップS4へと移行する。制御部3dは、現在位置情報が含まれていると判定しなかった場合には(No)、ステップS5へとスキップする。
ステップS4において、制御部3dは、問診結果情報に含まれる現在位置情報、例えば、緯度・経度に関するGPSの情報を取得し、ステップS5へと移行する。
ステップS5において、制御部3dは、ユーザ端末10から送信された問診結果情報に店舗種類選択情報が含まれているか否かを判定する。制御部3dは店舗種類選択情報が含まれていると判定した場合には(Yes)、ステップS6へと移行する。制御部3dは、店舗種類選択情報が含まれていると判定しなかった場合には(No)、ステップS7へとスキップする。
ステップS6において、制御部3dは、問診結果情報に含まれる店舗種類選択情報、例えば、和食・中華・洋食等の店舗種類や体調に関する要望情報を取得し、ステップS7へと移行する。
ステップS7において、制御部3dは、ステップS2で割り当てた体質に対応する体質情報から、ステップS3及びステップS5で絞り込みを行ったか否かに応じて、記憶部3bに格納した食品データベースから、該当する一つ以上の店舗情報を検索してステップS8へと移行する。したがって、このステップS7が特許請求の範囲における検索ステップ(検索機能)に相当する。また、このステップS7の制御部3dの機能が検索部に相当する。
すなわち、制御部3dは、ステップS3で現在位置情報を取得した場合には、ステップS3で取得した現在位置情報に近い一つ以上の店舗情報を食品データベースから検索する。
また、制御部3dは、ステップS5で店舗種類選択情報を含む要望情報を取得した場合には、ステップS5で取得した店舗種類選択情報を含む要望情報による絞り込みを行ったうえで一つ以上の店舗情報を取得するように食品データベースを検索する。
したがって、制御部3dは、これら現在位置情報及び店舗種類選択情報の両方を取得した場合には、取得した店舗種類選択情報の種類のうち現在位置情報に近い一つ以上の店舗情報を取得するように食品データベースを検索する。
ステップS8において、制御部3dは、検索結果に基づいて、体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報をユーザ端末10の表示部13で表示するように、検索した一つ以上の店舗情報を送信部3cから送信してこのルーチンを終了する。したがって、このステップS8が特許請求の範囲における送信制御ステップ(送信制御機能)に相当する。また、このステップS8の制御部3dの機能が送信制御部に相当する。
このように、制御部3dは、体質情報に体調情報等をかけ合わせることによって、利用者の普段の体質と特定する絞り込みを行ったうえで、その日の体調(要望)に応じた食品を提供する店舗情報を検索し、さらに地理的条件等を加味したうえで店舗情報を提示することができる。
この際、例えば、利用者に関する識別情報と体質情報等とをテーブル方式で関連付けた利用者データを記憶部3bに記憶しておくことにより、次回以降の利用に際して利用者の識別情報と体調情報のみを取得することにより、店舗情報検索の短縮化に貢献する学習機能を付与することも可能である。この際、体調情報には利用者の嗜好も含まれることから、利用者の好みを過去の店舗情報の履歴から予測することも可能である。
したがって、制御部3dは、体質データベースで項目(例えば、陽虚グループ)を選択し、その項目に対応するデータを抽出する際に、予め項目に対応するデータ(例えば、食品データベースの暖かい食べ物等)をルックアップテーブルとして記憶部3bに記憶することも可能である。
さらに、制御部3dは、例えば、食品データベースにおいてディープラーニングを利用し、季節ごとのメニュー、産地ごとのメニューを自動で整理するとともに、利用者から取得した時間情報や地図情報に基づいて該当する店舗情報を優先的に提示させることも可能である。
ところで、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
例えば、図5は、図2に示した食品情報提供システム1の変形例を示すブロック図である。
上記実施の形態では、入力部2a,14を、キーボードやマウス、或は、タッチパネル方式の液晶表示画面を用いた場合のタッチ画面等として説明したが、例えば、インターネット回線5,5を通じて遠隔入力される各種入力装置やタッチペンといったXYプロット方式を含むものとする。したがって、入力部2a,14は、これら各種の入力を直接又は間接的に受け付ける入力回路2a,14としての機能を含んでいる。
また、記憶部2b,3b,17をHDDや各種メモリとしたが、例えば、公知の記憶媒体であるほか、広義の意味において記憶素子、すなわち、電子計算機(コンピュータ)の記憶媒体の中で情報を直接保持する部品であって、回路の状態を利用したフィリップフロップや静的揮発性メモリー(RAM)等の記憶回路2b,3b,17としての機能を含んでいる。
また、発信部2c及び送信部3c,12及び受信部2a,12は、公知のインターネット回線5又はインターネット回線5を用いて互いに送受信するものであれば、その種類に応じた各種の発信回路2c及び送信回路2c,3c,12及び受信回路2a,12としての機能を含んでいる。
また、制御部2d,3d,18は、コンピュータとして中心的な処理装置として働く電子回路(CPU)としての制御回路2d,3d,18である。したがって、記憶回路2b,3b,17に格納したプログラムに従ってコンピュータとしてのデジタル処理、すなわち、プログラムによる機能的処理を実行する識別処理回路・許可処理回路・判定回路としての機能を含んでいる。
また、表示部13は、デジタル液晶ディスプレイ等が用いられており、電気信号に基づいて光を変調する表示回路13としての機能を含んでいる。
さらに、表示部13は、店舗情報の全てを表示画面13aに画面表示するものとして説明したが、例えば、ユーザ端末10にプロジェクタやモニタ(共に図示せず)等を接続し、このプロジェクタやモニタに店舗情報を投影してもよい。
また、店舗情報には、「調理物」の一種として、例えば、医師が患者に出す薬の処方箋のように、健康的な食の情報に関する情報シートを含めることができる。この健康的な食の情報に関する情報シートとは、店舗名や食材情報(メニュー)の紹介に加え、例えば、体質として「貧血」、或は、体調として「疲れている」、といった利用者に対して鉄分の多い食材情報を紹介するだけでなく、体質・体調に応じた鉄分等を含む数値を見える化したものである。なお、この健康的な食の情報に関する情報シートには、例えば、貧血気味な体質(妊娠後期等を含む)という長期的な利用者の場合と、体調として「疲れている」という短期的な利用者の場合と、で上述の数値を変えることができる。変えることができる。また、この健康的な食の情報に関する情報シートは、処方箋(シート)を患者が手に持って確認することができるように、ユーザ端末10の画面上であたかも書類のように閲覧することができるドキュメントであるのが好ましいが、ユーザ端末10で取得して表示画面13aで閲覧可能なハイパーテキスト(HTML)方式のデータ等の単なるデータを表示画面13aに表示する方式での対応も可能である。
また、健康的な食の情報に関する情報シートとして、体調として「疲れている」という短期的な利用者に鉄分の多い定食を紹介するだけでなく、1日に摂取するのに好ましい鉄分量(通常成人男性10mg、通常成人女性12mg、妊娠後期20mg等)と紹介した食材情報毎の鉄分量との比率、推奨する他の複数の食材及びその食材に含まれる鉄分量のグラフ、定食全体のバランスシート等を含ませることができる。
また、この健康的な食の情報に関する情報シートは、貧血気味な体質(妊娠後期等を含む)という長期的な利用者や、会員登録又は来店予約を行った利用者から店舗に対して、ユーザ端末10からインターネット回線を通じて送信することができる。これにより、例えば、上述したセットメニューにおける店舗側から副菜の変更や追加といった提案に利用することができる。
また、食品情報提供サーバ3を所有・管理する運営会社又は店舗では、利用者が求める食品の情報(流行の食べ物や目新しい食べ物等を含む)をタイムリーに把握できるようにしておき、これらを提供する店舗或は「調理物」紹介情報に組み込むことができる。
さらに、長期的な体質改善を必要とする利用者に対しては、上述した健康的な食の情報に関する情報シートを会員登録した利用者に対して配信するようにしてもよい。
このように、本発明の食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラムにあっては、自身の体質に適した食品に関する情報を容易に知ることができるという効果を有し、体質情報と体質にあった健康的なメニューや店舗情報等とを関連付けてデータベース化した食品情報提供システム、食品情報提供方法、及び食品情報提供プログラムの全般に利用することができる。
1 食品情報提供システム
2 体質情報格納サーバ
3 食品情報提供サーバ
3d 制御部(参照部・検索部・送信制御部)
4 電気通信回線
5 インターネット回線(電気通信回線)
10 ユーザ端末
13 表示部
13a 表示画面

Claims (7)

  1. 電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てたユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する体質情報を前記問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、ユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報と前記体質情報とを関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバを備え、
    前記サーバは、
    電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得したときに、当該問診結果情報に対応するユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する前記体質情報を割り当てるように前記体質データベースを参照する参照部と、
    前記参照部で割り当てた前記体質情報に関連してユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を前記食品データベースから検索する検索部と、
    前記検索部で検索した前記一つ以上の店舗情報を前記ユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御部と、を備え
    前記データベース化が、前記店舗情報の検索を短縮化させるための前記食品情報と前記体質情報とのテーブル方式による関連付けである食品情報提供システム。
  2. 前記店舗情報は、
    前記専門の医療従事者によって割り当てたユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食材に関する食材データ及びその食材を用いた調理物に関する調理物データを管理栄養士の監修に基づいて作成したうえで、前記食材データ又は前記調理物データと一致する食材又は調理物を提供する店舗に関する情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の食品情報提供システム。
  3. 前記検索部は、
    前記ユーザ端末を操作するユーザから現在の体調を含む要望情報を取得したときには、当該要望情報を、前記店舗情報からユーザの要望に合致する店舗を抽出するための絞り込み条件として、前記食品データベースから該当する前記一つ以上の店舗情報を検索する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食品情報提供システム。
  4. 前記検索部は、
    前記ユーザ端末から現在位置に関する現在位置情報を取得したときには、当該現在位置情報を、前記店舗情報から前記現在位置情報を含む所定範囲内に存在する店舗を抽出するための絞り込み条件として、前記食品データベースから現在位置を含む所定範囲内に存在する一つ以上の前記店舗情報を検索する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1の請求項に記載の食品情報提供システム。
  5. 前記検索部は、
    前記ユーザ端末から店舗種類選択情報を取得したときには、当該店舗種類選択情報を、前記店舗情報からユーザの指定する店舗種類と合致する店舗を抽出するための絞り込み条件として、前記食品データベースから該当する前記一つ以上の店舗情報を検索する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1の請求項に記載の食品情報提供システム。
  6. 電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てたユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する体質情報を前記問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、ユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報と前記体質情報とを関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバのコンピュータが、
    電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した前記問診結果情報に対応するユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する前記体質情報を割り当てるように前記体質データベースを参照する参照ステップと、
    前記参照ステップで割り当てた前記体質情報に関連してユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を前記食品データベースから検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索した前記一つ以上の店舗情報を前記ユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御ステップと、を実現し
    前記データベース化が、前記店舗情報の検索を短縮化させるための前記食品情報と前記体質情報とのテーブル方式による関連付けである食品情報提供方法。
  7. 電気通信回線を通じてアクセス可能とされ、かつ、専門の医療従事者が過去の問診結果に基づいて割り当てたユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する体質情報を前記問診結果に対応する問診結果情報と関連付けてデータベース化した体質データベースと、ユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する店舗情報を含む食品情報と前記体質情報とを関連付けてデータベース化した食品データベースと、を格納したサーバのコンピュータが、
    電気通信回線を通じてアクセスしたユーザ端末から問診結果情報を取得する取得機能と、
    前記取得機能で取得した前記問診結果情報に対応するユーザ個人の年齢、性別を含む体質に関する前記体質情報を割り当てるように前記体質データベースを参照する参照機能と、
    前記参照機能で割り当てた前記体質情報に関連してユーザ個人の年齢、性別を含む体質を改善するのに好ましい食品を提供する一つ以上の店舗情報を前記食品データベースから検索する検索機能と、
    前記検索機能で検索した前記一つ以上の店舗情報を前記ユーザ端末の表示部に表示させるように送信する送信制御機能と、を実現させ
    前記データベース化が、前記店舗情報の検索を短縮化させるための前記食品情報と前記体質情報とのテーブル方式による関連付けである食品情報提供プログラム。
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