JP6775441B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源入力電圧を変圧して負荷に供給する電源装置に関する。
非特許文献1には、架線から供給された電力により動作する電気車に搭載され、架線電圧を変圧して負荷に供給する電源装置が記載されている。この電源装置では、架線電圧の急変への対策として、インバータへの入力電圧を安定化するために、インバータの前段に直並列連続切替チョッパ(SPCH:Serial-Parallel Continuously Regulated Chopper)が挿入されている。
森 雄生、中村 将之、牧島 信吾、上園 恵一「直並列連続切替チョッパにおける不平衡出力時の動作および基本特性の実験検証」、平成26年電気学会産業応用部門大会、No.1−22,pp.I−127−I−130,2014年8月
図1は、直並列連続切替チョッパ(SPCH)を備える電源装置10aの構成例を示す図である。
図1に示す比較例の電源装置10aは、スイッチング素子101〜104と、コンデンサ107,111,112,121,122と、インダクタ108,109,110,119,120と、単相インバータ113,114と、変圧器115,116と、整流器117,118と、三相インバータ123と、制御部130とを備える。スイッチング素子101〜104、インダクタ109,110およびコンデンサ111,112はSPCHを構成する。
スイッチング素子101〜104はそれぞれ、オンオフ可能なIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の素子とダイオードとが逆並列接続されて構成される。
スイッチング素子101(第1のスイッチング素子)とスイッチング素子103(第3のスイッチング素子)とは直列に接続され、レグ105(第1のレグ)を構成する。レグ105において、スイッチング素子101のスイッチング素子103と接続されていない端はインダクタ108を介して直流電源20と接続される。スイッチング素子102(第2のスイッチング素子)とスイッチング素子104(第4のスイッチング素子)とは直接に接続され、レグ106(第2のレグ)を構成する。第2のレグにおいて、スイッチング素子102のスイッチング素子104と接続されていない端は直流電源20と接続される。
スイッチング素子101のスイッチング素子103と接続されていない端と、スイッチング素子102のスイッチング素子104と接続されていない端との間に、コンデンサ107と、インダクタ108および直流電源20からなる直列体とが並列に接続される。電源装置10aが直流電気車に搭載される場合には、直流電源20は架線に相当する。
インダクタ109(第1のインダクタ)は、スイッチング素子103のスイッチング素子101と接続されていない端と、スイッチング素子102とスイッチング素子104との接続点との間に接続される。
インダクタ110(第2のインダクタ)は、スイッチング素子104のスイッチング素子102と接続されていない端と、スイッチング素子101とスイッチング素子103との接続点との間に接続される。
スイッチング素子101のスイッチング素子103と接続されていない端と、スイッチング素子103のスイッチング素子101と接続されていない端との間には、コンデンサ111(第1のコンデンサ)および単相インバータ113(第1のインバータ)が並列接続される。すなわち、コンデンサ111および単相インバータ113は、レグ105と並列接続される。
単相インバータ113は、スイッチング素子113a〜113dを備える。スイッチング素子113aとスイッチング素子113bとは直列に接続される。スイッチング素子113cとスイッチング素子113dとは直列に接続される。スイッチング素子113aのスイッチング素子113bと接続されていない端、および、スイッチング素子113cのスイッチング素子113dと接続されていない端は、コンデンサ111の一端と接続される。スイッチング素子113bのスイッチング素子113aと接続されていない端、および、スイッチング素子113dのスイッチング素子113cと接続されていない端は、コンデンサ111の他端と接続される。
スイッチング素子113aとスイッチング素子113bとの接続点は、変圧器115の一次巻線の一端と接続される。スイッチング素子113cとスイッチング素子113dとの接続点は、変圧器115の一次巻線の他端と接続される。
上述した構成の単相インバータ113によれば、スイッチング素子113a〜113dのスイッチングを制御することで、コンデンサ111の電圧(直流電圧)を交流電圧に変換し、変圧器115に出力することができる。
スイッチング素子102のスイッチング素子104と接続されていない端と、スイッチング素子104のスイッチング素子102と接続されていない端との間には、コンデンサ112(第2のコンデンサ)および単相インバータ114(第2のインバータ)が並列接続される。すなわち、コンデンサ112および単相インバータ114は、レグ106と並列接続される。
単相インバータ114は、スイッチング素子114a〜114dを備える。スイッチング素子114aとスイッチング素子114bとは直列に接続される。スイッチング素子114cとスイッチング素子114dとは直列に接続される。スイッチング素子114aのスイッチング素子114bと接続されていない端、および、スイッチング素子114cのスイッチング素子114dと接続されていない端は、コンデンサ112の一端と接続される。スイッチング素子114bのスイッチング素子114aと接続されていない端、および、スイッチング素子114dのスイッチング素子114cと接続されていない端は、コンデンサ112の他端と接続される。
スイッチング素子114aとスイッチング素子114bとの接続点は、変圧器116の一次巻線の一端と接続される。スイッチング素子114cとスイッチング素子114dとの接続点は、変圧器116の一次巻線の他端と接続される。
上述した構成の単相インバータ114によれば、スイッチング素子114a〜114dのスイッチングを制御することで、コンデンサ112の電圧(直流電圧)を交流電圧に変換し、変圧器116に出力することができる。
変圧器115(第1の変圧器)は、一次側と二次側とが絶縁された高周波絶縁変圧器である。変圧器115は、一次巻線が単相インバータ113の出力端子(スイッチング素子113aとスイッチング素子113bとの接続点、および、スイッチング素子113cとスイッチング素子113dとの接続点)と接続され、二次巻線が整流器117に接続される。変圧器115は、単相インバータ113から出力された交流電圧を所定の変圧比で変圧して、整流器117に出力する。
変圧器116(第2の変圧器)は、一次側と二次側とが絶縁された高周波絶縁変圧器である。変圧器116は、一次巻線が単相インバータ114の出力端子(スイッチング素子114aとスイッチング素子114bとの接続点、および、スイッチング素子114cとスイッチング素子114dとの接続点)と接続され、二次巻線が整流器118に接続される。変圧器116は、単相インバータ114から出力された交流電圧を所定の変圧比で変圧して、整流器118に出力する。
整流器117(第1の整流器)は、ブリッジ状に接続されたダイオード117a〜117dを備え、変圧器115から出力された交流電圧を整流して出力する。
整流器118(第2の整流器)は、ブリッジ状に接続されたダイオード118a〜118dを備え、変圧器116から出力された交流電圧を整流して出力する。
インダクタ119(第3のインダクタ)は、一端が整流器117の高圧端子(ダイオード117aのカソードおよびダイオード117cのカソード)と接続される。
インダクタ120(第4のインダクタ)は、一端が整流器118の低圧端子(ダイオード118bのアノードおよびダイオード118dのアノード)と接続される。
整流器117の低圧端子(ダイオード117bのアノードおよびダイオード117dのアノード)は、整流器118の高圧端子(ダイオード118aのカソードおよびダイオード118cのカソード)と接続される。
コンデンサ121(第3のコンデンサ)は、一端がインダクタ119の他端と接続され、他端が整流器117の低圧端子と接続される。
コンデンサ122(第4のコンデンサ)は、一端がインダクタ120の他端と接続され、他端が整流器117の低圧端子と整流器118の高圧端子(ダイオード118aのカソードおよびダイオード118cのカソード)と接続される。
コンデンサ121,122は、整流器117,118の出力により充電される。コンデンサ121,122により、整流器117,118の出力が平滑化される。
三相インバータ123は、直列に接続されたコンデンサ121,122の電圧(直流電圧)を三相交流電圧に変換して負荷(交流負荷)に出力する。図1においては、コンデンサ121,122に三相インバータ123を接続し、コンデンサ121,122の電圧(直流電圧)を三相インバータ123により交流電圧に変換して負荷(交流負荷)に供給する例を示している。別の例として、コンデンサ121,122に直流負荷を接続し、コンデンサ121,122の電圧を直流負荷に供給してもよい。
三相インバータ123は、スイッチング素子123a〜123fを備える。スイッチング素子123aとスイッチング素子123bとは直列に接続される。スイッチング素子123cとスイッチング素子123dとは直列に接続される。スイッチング素子123eとスイッチング素子123fとは直列に接続される。
スイッチング素子123aのスイッチング素子123bと接続されていない端と、スイッチング素子123cのスイッチング素子123dと接続されていない端と、スイッチング素子123eのスイッチング素子123fと接続されていない端とは、コンデンサ121の一端と接続される。スイッチング素子123bのスイッチング素子123aと接続されていない端と、スイッチング素子123dのスイッチング素子123cと接続されていない端と、スイッチング素子123fのスイッチング素子123eと接続されていない端とは、コンデンサ122の一端と接続される。
スイッチング素子123aとスイッチング素子123bとの接続点と、スイッチング素子123cとスイッチング素子123dとの接続点と、スイッチング素子123eとスイッチング素子123fとの接続点とは、負荷に接続される。スイッチング素子123a〜123fのスイッチングを制御することで、これらの接続点から負荷に三相交流電圧が出力される。
制御部130は、上述した電源装置10aの各部の動作を制御する。例えば、制御部130は、スイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する。また、制御部130は、単相インバータ113の通流率DTR1,単相インバータ114の通流率DTR2をそれぞれ設定する。制御部130は、設定した通流率DTR1,DTR2に応じて、それぞれ単相インバータ113,114が備えるスイッチング素子113a〜113d,114a〜114dのスイッチングを制御する。こうすることで、設定した通流率DTR1,DTR2に応じた電圧が単相インバータ113,114それぞれから出力され、変圧器115,116により所望の電圧に変圧される。
以下では、直流電源20の電源電圧をEとし、コンデンサ107の電圧をVCfとし、コンデンサ111の電圧をVC1とし、コンデンサ112の電圧をVC2とする。また、コンデンサ121の電圧をVC3とし、コンデンサ122の電圧をVC4とする。また、コンデンサ107のキャパシタンスをCとし、コンデンサ111のキャパシタンスをCとし、コンデンサ112のキャパシタンスをCとする。また、コンデンサ121のキャパシタンスをCとし、コンデンサ122のキャパシタンスをCとする。また、インダクタ109のインダクタンスをLとし、インダクタ110のインダクタンスをLとする。また、インダクタ119のインダクタンスをLとし、インダクタ120のインダクタンスをLとする。また、インダクタ108のインダクタンスをLとする。
=L=L、C=C=C、L=LおよびC=Cと設定すると、制御部130は、電圧VC1の出力電圧指令値VC1_REF、電圧VC2の出力電圧指令値VC2_REFを用いて、以下の式(1),(2)に従い、スイッチング素子101のデューティー比(通流率D)およびスイッチング素子102のデューティー比(通流率D)を算出する。
Figure 0006775441
制御部130は、算出した通流率D,Dを指令値として、スイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する。また、制御部130は、単相インバータ113,114の通流率DTR1,DTR2を設定し、その通流率DTR1,DTR2に従い、単相インバータ113,114を駆動する。
通流率は0から1までの範囲で変化する。通流率D,Dが1になると、スイッチング素子101,102がオフとなり、スイッチング素子103,104がオンとなる。この状態では、コンデンサ111,112は直列されて、直流電源20と並列接続となる。以下では、この状態を直列モードと称する。
SPCHを備える電源装置10aでは、無負荷軽負荷における直列モードにおいては、コンデンサ111,コンデンサ112,コンデンサ121およびコンデンサ122の内部等価並列抵抗の公差、変圧器115および変圧器116の変圧比、励磁インダクタンスの公差ならびに各変換装置の制御部にかかる消費電力等に起因して、コンデンサ111,112の電圧VC1,VC2は等しくならない。これより、コンデンサ111,112のいずれかは過電圧になるおそれがある。また、負荷増加の場合にインダクタ109,インダクタ110において、突入電流を生じるおそれがある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、コンデンサ111,112の電圧VC1,VC2の電圧不平衡を改善して、コンデンサ過電圧とインダクタ109,インダクタ110におけるラッシュ電流の低減を図ることができる電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る電源装置は、第1のスイッチング素子と第3のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子の前記第3のスイッチング素子と接続されていない端が直流電源と接続された第1のレグと、第2のスイッチング素子と第4のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第2のスイッチング素子の前記第4のスイッチング素子と接続されていない端が前記直流電源と接続された第2のレグと、前記第3のスイッチング素子の前記第1のスイッチング素子と接続されていない端と、前記第2のスイッチング素子と前記第4のスイッチング素子との接続点との間に接続された第1のインダクタと、前記第4のスイッチング素子の前記第2のスイッチング素子と接続されていない端と、前記第1のスイッチング素子と前記第3のスイッチング素子との接続点との間に接続された第2のインダクタと、前記第1のレグと並列接続された第1のコンデンサおよび第1のインバータと、前記第2のレグと並列接続された第2のコンデンサおよび第2のインバータと、前記第1のインバータの出力端子に一次巻線が接続された第1の変圧器と、前記第2のインバータの出力端子に一次巻線が接続された第2の変圧器と、前記第1の変圧器の二次巻線に接続された第1の整流器と、前記第2の変圧器の二次巻線に接続された第2の整流器と、一端が前記第1の整流器の高圧端子と接続された第3のインダクタと、一端が前記第3のインダクタの他端と接続され、他端が前記第1の整流器の低圧端子と接続された第3のコンデンサと、一端が前記第2の整流器の低圧端子と接続された第4のインダクタと、一端が前記第4のインダクタの他端と接続され、他端が前記第1の整流器の低圧端子と前記第2の整流器の高圧端子と接続された第4のコンデンサと、前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差を検出し、該検出した電圧差に基づき、前記第1のコンデンサの電圧を指令する第1の電圧指令値および前記第2のコンデンサの電圧を指令する第2の電圧指令値を補正し、補正後の前記第1の電圧指令値および補正後の前記第2の電圧指令値を用いて、前記第1から第4のスイッチング素子を制御する制御部と、を備える。
また、上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る電源装置において、前記制御部は、前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差に代えて、前記第3のコンデンサの電圧と前記第4のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、前記第1の電圧指令値および前記第2の電圧指令値を補正し、補正後の前記第1の電圧指令値および補正後の前記第2の電圧指令値を用いて、前記第1から第4のスイッチング素子のスイッチングを制御してもよい。


また、上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る電源装置において、前記制御部は、前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、第1の通流率および第2の通流率を補正し、補正後の前記第1の通流率および補正後の前記第2の通流率を用いて、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを制御してもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る電源装置において、前記制御部は、前記第3のコンデンサの電圧と前記第4のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、第1の通流率および第2の通流率を補正し、補正後の前記第1の通流率および補正後の前記第2の通流率を用いて、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを制御してもよい。
本発明に係る電源装置によれば、電圧不平衡を改善し、コンデンサにおける過電圧とインダクタにおけるラッシュ電流の低減を図ることができる電源装置を提供することにある。
本発明の第1の実施形態に係る電源装置および比較例の電源装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御部の構成例を示す図である。 本発明を適用しない場合と適用した場合の電圧VC1,VC2の波形例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御部の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る制御部の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る制御部の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る単相インバータの出力電圧の波形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る電源装置10は、制御部130に代えて制御部200を備えることを除いて、比較例の電源装置10aと同じ構成である。よって、図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源装置10の構成例を示す図でもある。比較例の電源装置10aと同じ要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
制御部200は、電源装置10全体の動作を制御する。例えば、制御部200は、コンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2との電圧差を検出する。制御部200は、検出した電圧差に基づき、コンデンサ111の電圧VC1を指令する出力電圧指令値VC1_REF(第1の電圧指令値)およびコンデンサ112の電圧VC2を指令する出力電圧指令値VC2_REF(第2の電圧指令値)を補正する。そして、制御部200は、出力電圧指令値V’C1_REF(補正後の第1の電圧指令値)および出力電圧指令値V’C2_REF(補正後の第2の電圧指令値)を用いて、スイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する。また、制御部200は、単相インバータ113,114のスイッチング素子113a〜113d,114a〜114dのスイッチングを制御する。
図2は、制御部200の構成例を示す図である。
図2に示す制御部200は、減算器201,203と、低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)202と、加算器204と、リミッタ205,206と、デューティー比計算部207とを備える。
減算器201は、コンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2との電圧差を検出し、検出した電圧差VERRをLPF202に出力する。
LPF202は、減算器201から出力された電圧差VERRの高周波成分を除去して電圧信号ΔVを生成する。
減算器203は、出力電圧指令値VC1_REFからLPF202から出力された電圧信号ΔVを減算して、リミッタ205に出力する。
加算器204は、出力電圧指令値VC2_REFにLPF202から出力された電圧信号ΔVを加算して、リミッタ206に出力する。
リミッタ205は、減算器203の出力(VC1_REF−ΔV)を所定の上限値と下限値とで制限し、補正後の出力電圧指令値V’C1_REFとして、デューティー比計算部207に出力する。ただし、下限値はVC1_REFと設定する。
リミッタ206は、加算器204の出力(VC2_REF+ΔV)を、所定の上限値と下限値とで制限し、補正後の出力電圧指令値V’C2_REFとして、デューティー比計算部207に出力する。ただし、下限値はVC2_REFと設定する。
リミッタ205,206により出力電圧指令値V’C1_REF,V’C2_REFの上限値および下限値を制限するので、安定した制御が可能となる。
デューティー比計算部207は、リミッタ205から出力された補正後の出力電圧指令値V’C1_REFおよびリミッタ206から出力された補正後の出力電圧指令値V’C2_REFに基づき、スイッチング素子101,102のデューティー比(通流率D’,D’)を算出する。具体的には、デューティー比計算部207は、以下の式(3),(4)に従い、通流率D’,D’を算出する。
Figure 0006775441
算出された通流率D’,D’に従いスイッチング素子101〜104のスイッチングが制御されることで、電圧VC1および電圧VC2の中で小さい方を上昇させて、大きい方は不変とすることができる。このとき、電圧VC1および電圧VC2の中で小さい方の値は、電圧差VERRを打ち消すように生成された電圧差改善用の電圧信号ΔVを加味した値となる。その結果、コンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2の差を低減することができる。
本実施形態によれば、電源装置10は、コンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2を検出し、検出した電圧差VERRに基づき、コンデンサ111の出力電圧指令値VC1_REFおよびコンデンサ112の出力電圧指令値VC2_REFを補正し、補正後の出力電圧指令値V’C1_REF,V’C2_REFを用いて、スイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する制御部200を備える。
制御部200は、電圧VC1と、電圧VC2との電圧差VERRに基づき、電圧差をなくすようにリミッタ205,206の下限値をそれぞれVC1_REF,VC2_REFと設定し、出力電圧指令値VC1_REF,VC2_REFの中で小さい方を補正し、大きい方を変えずに、補正後の出力電圧指令値V’C1_REF,V’C2_REFに従いスイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する。このことにより、電源装置10は、電圧差の発生を改善し、コンデンサ111およびコンデンサ112の電圧の平衡化を図ることができる。
具体例として、E=VCf=370V、L=L=L=L=L=0.003H、C=C=C=C=0.001F、C=0.001Fの場合における、比較例の電源装置10aの制御から本実施形態に係る電源装置10の制御に切り替えた場合のシミュレーション結果について説明する。ここで、VC1_REFおよびVC2_REFは200Vである。また、変圧器115および変圧器116の変圧比は1である。また、三相インバータ123の負荷電力はゼロである。
コンデンサ111,112における負荷などの誤差を模擬するために、コンデンサ111,コンデンサ112にそれぞれ、17W、24Wの回路等価定電力負荷を並列接続する。この異なる負荷により、図3の左側(改善前)に示すように、比較例の電源装置10aにおけるコンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2とは異なる。これは、比較例の電源装置10aの場合に対応する。
図3の右側(改善後)は、本実施形態に係る制御部200によるスイッチング素子101〜104のスイッチングの制御により得られる電圧VC1と電圧VC2とを示す図である。
図3に示すように、本発明によれば、電圧VC1と電圧VC2とは等しくなっている。したがって、電圧不平衡が抑制されていることが分かる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る制御部200Aの構成例を示す図である。本実施形態に係る電源装置は、第1の実施形態に係る電源装置10と比較して、制御部200を制御部200Aに変更した点が異なる。その他の構成については、第1の実施形態に係る電源装置10と同一であるため、同じ符号を付して説明を省略する。
減算器201Aは、コンデンサ121の電圧VC3と、コンデンサ122の電圧VC4との電圧差を検出し、検出した電圧差VERRをLPF202に出力する。
そして、第1の実施形態と同様に、電圧差VERRに基づき出力電圧指令値VC1_REF,VC2_REFが補正され、補正後の出力電圧指令値V’C1_REF,V’C2_REFに従いスイッチング素子101〜104のスイッチングが制御される。
このように、電圧VC1と電圧VC2との電圧差に代えて、電圧VC3と電圧VC4との電圧差を検出することによっても、電源装置10は、電圧差の発生を改善し、コンデンサ111およびコンデンサ112の電圧の平衡化を図ることができる。
本実施形態によれば、電源装置10は、コンデンサ111の電圧VC1とコンデンサ112の電圧VC2との電圧差に代えて、コンデンサ121の電圧VC3とコンデンサ122の電圧VC4との電圧差VERRに基づき、コンデンサ111の出力電圧指令値VC1_REFおよびコンデンサ112の出力電圧指令値VC2_REFを補正し、補正後の出力電圧指令値V’C1_REF,V’C2_REFを用いて、スイッチング素子101〜104のスイッチングを制御する制御部200を備える。本実施形態においても、第1実施形態の場合と同様の効果(図3参照)が得られる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係る制御部200Bの構成例を示す図である。本実施形態に係る電源装置10は、第1の実施形態に係る電源装置10と比較して、制御部200を制御部200Bに変更した点が異なる。その他の構成については、第1の実施形態に係る電源装置10と同一であるため、同じ符号を付して説明を省略する。
図5に示す制御部200Bは、減算器201B,202B,205Bと、低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)203Bと、演算部204Bと、加算器206Bと、リミッタ207B,208Bとを備える。
減算器202Bは、コンデンサ111の電圧VC1と、コンデンサ112の電圧VC2との電圧差を検出し、検出した電圧差をLPF203Bに出力する。
LPF203Bは、減算器202Bから出力された電圧差の高周波成分を除去して電圧差VERRを生成する。
演算部204Bは、減算器201Bから出力された差分(指令値であるゼロと電圧差VERRとの差分)がゼロとなるように、すなわち、電圧差VERRが打ち消されるように、電圧差改善用の通流率信号ΔDを生成する。通流率信号ΔDは、単相インバータ113の通流率DTR1(第1の通流率)および単相インバータ114の通流率DTR2(第2の通流率)を補正するのに用いられる。演算部204Bは、通流率信号ΔDを減算器205Bおよび加算器206Bに出力する。なお、以下では、DTR1=DTR2=DTRとする。
減算器205Bは、単相インバータ113の通流率DTR1(第1の通流率)と演算部204Bから出力された通流率信号ΔDとを減算して、リミッタ207Bに出力する。
加算器206Bは、単相インバータ114の通流率DTR2(第2の通流率)と演算部204Bから出力された通流率信号ΔDとを加算して、リミッタ208Bに出力する。
リミッタ207Bは、減算器205Bの出力(DTR1−ΔD)を所定の上限値と下限値とで制限し、補正後の通流率D’TR1とする。ただし、上限値はDTR1と設定する。
リミッタ208Bは、加算器206Bの出力(DTR2+ΔD)を所定の上限値と下限値とで制限し、補正後の通流率D’TR2とする。ただし、上限値はDTR2と設定する。
制御部200Bは、通流率D’TR1(補正後の第1の通流率)およびD’TR2(補正後の第2の通流率)を用いて、単相インバータ113および単相インバータ114の動作を制御する。具体的には、図7に示すように、単相インバータ113の出力電圧は、所定の制御期間Tのうち通流率D’TR1に対応する期間に所定の電圧値となる。また、単相インバータ113の出力電圧は他の期間でゼロとなる。また、単相インバータ114の出力電圧は、所定の制御期間Tのうち通流率D’TR2に対応する期間に所定の電圧値となる。また、単相インバータ114の出力電圧は他の期間でゼロとなる。
このように、本実施形態においては、コンデンサ111の電圧VC1とコンデンサ112の電圧VC2との電圧差に基づき、単相インバータ113,114の通流率DTR1,DTR2が補正され、補正後の通流率D’TR1,D’TR2を用いて単相インバータ113,114が制御される。本実施形態の手法によっても、第1の実施形態と同様に、電源装置10は、電圧差の発生を改善し、コンデンサ111およびコンデンサ112の電圧の平衡化を図ることができる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態に係る制御部200Cの構成例を示す図である。本実施形態に係る電源装置は、第1の実施形態に係る電源装置10と比較して、制御部200を制御部200Cに変更した点が異なる。その他の構成については、第1の実施形態に係る電源装置10と同一であるため、同じ符号を付して説明を省略する。
減算器202Cは、コンデンサ121の電圧VC3と、コンデンサ122の電圧VC4との電圧差を検出し、検出した電圧差をLPF203Bに出力する。
そして、第3の実施形態と同様に、電圧差VERRに基づき、単相インバータ113,114の通流率DTR1,DTR2が補正され、補正後の通流率D’TR1,D’TR2にを用いて単相インバータ113,114が制御される。
このように、本実施形態においては、コンデンサ121の電圧VC3とコンデンサ122の電圧VC4との電圧差に基づき、単相インバータ113,114の通流率DTR1,DTR2が補正され、補正後の通流率D’TR1,D’TR2を用いて単相インバータ113,114が制御される。電圧VC3と電圧VC4との電圧差を検出することによっても、第3の実施形態と同様に、電源装置10は、電圧差の発生を改善し、コンデンサ111およびコンデンサ112の電圧の平衡化を図ることができる。
本発明を図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形または修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロックなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロックを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
10,10a 電源装置
20 直流電源
101〜104,113a〜113d,114a〜114d,123a〜123f スイッチング素子
105,106 レグ
107,111,112,121,122 コンデンサ
108,109,110,119,120 インダクタ
113,114 単相インバータ
115,116 変圧器
117,118 整流器
117a〜117d,118a〜118d ダイオード
123 三相インバータ
130,200,200A,200B,200C 制御部
201,201A,201B,202B,202C,203,205B 減算器
202,203B LPF(低域通過フィルタ)
204,206B 加算器
204B 演算部
205,206,207B,208B リミッタ
207 デューティー比計算部

Claims (4)

  1. 第1のスイッチング素子と第3のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第1のスイッチング素子の前記第3のスイッチング素子と接続されていない端が直流電源と接続された第1のレグと、
    第2のスイッチング素子と第4のスイッチング素子とが直列に接続され、前記第2のスイッチング素子の前記第4のスイッチング素子と接続されていない端が前記直流電源と接続された第2のレグと、
    前記第3のスイッチング素子の前記第1のスイッチング素子と接続されていない端と、前記第2のスイッチング素子と前記第4のスイッチング素子との接続点との間に接続された第1のインダクタと、
    前記第4のスイッチング素子の前記第2のスイッチング素子と接続されていない端と、前記第1のスイッチング素子と前記第3のスイッチング素子との接続点との間に接続された第2のインダクタと、
    前記第1のレグと並列接続された第1のコンデンサおよび第1のインバータと、
    前記第2のレグと並列接続された第2のコンデンサおよび第2のインバータと、
    前記第1のインバータの出力端子に一次巻線が接続された第1の変圧器と、
    前記第2のインバータの出力端子に一次巻線が接続された第2の変圧器と、
    前記第1の変圧器の二次巻線に接続された第1の整流器と、
    前記第2の変圧器の二次巻線に接続された第2の整流器と、
    一端が前記第1の整流器の高圧端子と接続された第3のインダクタと、
    一端が前記第3のインダクタの他端と接続され、他端が前記第1の整流器の低圧端子と接続された第3のコンデンサと、
    一端が前記第2の整流器の低圧端子と接続された第4のインダクタと、
    一端が前記第4のインダクタの他端と接続され、他端が前記第1の整流器の低圧端子と前記第2の整流器の高圧端子と接続された第4のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差を検出し、該検出した電圧差に基づき、前記第1のコンデンサの電圧を指令する第1の電圧指令値および前記第2のコンデンサの電圧を指令する第2の電圧指令値を補正し、補正後の前記第1の電圧指令値および補正後の前記第2の電圧指令値を用いて、前記第1から第4のスイッチング素子を制御する制御部と、を備える電源装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差に代えて、前記第3のコンデンサの電圧と前記第4のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、前記第1の電圧指令値および前記第2の電圧指令値を補正し、
    補正後の前記第1の電圧指令値および補正後の前記第2の電圧指令値を用いて、前記第1から第4のスイッチング素子のスイッチングを制御する、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1のコンデンサの電圧と前記第2のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、第1の通流率および第2の通流率を補正し、
    補正後の前記第1の通流率および補正後の前記第2の通流率を用いて、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを制御する、請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第3のコンデンサの電圧と前記第4のコンデンサの電圧との電圧差に基づき、第1の通流率および第2の通流率を補正し、
    補正後の前記第1の通流率および補正後の前記第2の通流率を用いて、前記第1のインバータおよび前記第2のインバータを制御する、請求項1に記載の電源装置。
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