JP6775059B2 - 両軸受リールの操作レバー - Google Patents
両軸受リールの操作レバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP6775059B2 JP6775059B2 JP2019078713A JP2019078713A JP6775059B2 JP 6775059 B2 JP6775059 B2 JP 6775059B2 JP 2019078713 A JP2019078713 A JP 2019078713A JP 2019078713 A JP2019078713 A JP 2019078713A JP 6775059 B2 JP6775059 B2 JP 6775059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- circumferential direction
- adjusting member
- spool shaft
- reel body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
上記実施形態では、調整部材6は、ワンウェイクラッチ5を介してスプール軸4の回転を制動していたが、ワンウェイクラッチ5を省略してスプール軸4の回転を直接制動してもよい。例えば、図4に示すように、第1摩擦プレート8がスプール軸4の端面4aに接触していてもよい。
図5に示すように、変形例2に係る調整部材6は、複数の凹部64を有している。各凹部64は、円筒部62の外周面に形成されている。各凹部64は、周方向に互いに間隔をあけて配置されている。操作レバー7は、各凹部64に取付可能である。具体的には、操作レバー7は、各凹部64に螺合する。また、各凹部64は、図6に示すように、周方向において、千鳥状に配置されていてもよい。これによれば、操作レバー7の周方向の位置をより細かいピッチで調整可能となる。
図7に示すように、変形例3に係る両軸受リールは、調整部材6が複数の凹部64を外周面に有している。そして、操作レバー7のカバー部71は、調整部材6の外周面を覆うように取り付けられている。カバー部71が各凹部64を覆うことによって、各凹部64に異物が詰まることを防止することができる。また、カバー部71とレバー部72とは互いに別部材である。レバー部72は、カバー部71と螺合することによって、カバー部71に取り付けられる。また、レバー部72の一方の端部が、カバー部71を貫通して、各凹部64に係合する。
図8に示すように、変形例4に係る調整部材6は、周方向に間隔をあけて配置される複数の凹部64を外周面に有している。操作レバー7のカバー部71は各凹部64と係合する複数の凸部71cを内周面に有している。
図9に示すように、変形例5に係る調整部材6は、周方向に延びる環状の溝部65を有している。溝部65は、調整部材6の円筒部62の外周面上に形成されている。操作レバー7は、カバー部71、レバー部72、ピン74、及び付勢部73をさらに有する。ピン74は、溝部65に係合するように構成されている。すなわち、ピン74は、カバー部71の内周面から径方向内側に突出している。付勢部73は、ピン74を溝部65に向かって付勢している。付勢部73は、例えばコイルバネである。このようにピン74が溝部65に係合した状態で付勢部73によって付勢されているため、操作レバー7が軸方向において調整部材6から外れることを抑制することができる。なお、カバー部71は、周方向に間隔をあけて配置された複数の凹部71dを内周面に有している。調整部材6は、各凹部71dと係合する複数の凸部66を外周面に有する。
図10に示すように、変形例6に係る操作レバー7は、カバー部71とレバー部72とが別部材である。カバー部71は、軸方向視がC字状であり、一対の周方向端部71a、71bを有している。レバー部72は、一対の周方向端部71a、71bを互いに近付けるように一対の周方向端部71a、71bに取り付けられる。
図12に示すように、カバー部71の一対の周方向端部71a、71bは、レバー部72の係合凹部72dと係合するような形状であってもよい。この構成によっても、レバー部72を一対の周方向端部71a、71bに取り付けることによって、一対の周方向端部71a、71bを互いに近付けることができる。すなわち、レバー部72を一対の周方向端部71a、71bに取り付けることによって、カバー部71の径が小さくなり、その結果、カバー部71が調整部材6を締め付けることができる。
図13及び図14に示すように、レバー部72は、嵌合部72eを有していてもよい。嵌合部72eは、カバー部71と調整部材6との間の隙間に嵌合する。これによって、カバー部71は、調整部材6に固定される。
図15に示すように、両軸受リールは、環状の雌ネジ部材14をさらに備えていてもよい。この場合、調整部材6は、雄ネジ部67を外周面に有している。この雄ネジ部67と雌ネジ部材14とが螺合する。また、調整部材6は、フランジ部68を有している。操作レバー7は、フランジ部68と雌ネジ部材14との間に挟持されている。詳細には、操作レバー7のカバー部71が、フランジ部68と雌ネジ部材14とによって挟持されている。
上記実施形態及び各変形例では、調整部材6は、第1リール本体部21に取り付けられているが、第2リール本体部22に取り付けられていてもよい。操作レバー7は調整部材6に取り付けられるため、操作レバー7も第2リール本体部22側に配置される。なお、調整部材6及び操作レバー7は、第2リール本体部22内に配置されてもよい。この場合、操作レバー7の一部が、第2リール本体部22の外周面から露出させる。
3 スプール
4 スプール軸
5 ワンウェイクラッチ
51 外輪
52 転動体
6 調整部材
7 操作レバー
100 両軸受リール
Claims (2)
- リール本体と、
前記リール本体に対して回転可能なスプールと、
前記スプールと一体的に回転するスプール軸と、
前記スプール軸の一端と接触する摩擦プレートと、
前記リール本体に取り付けられ、前記スプール軸の軸方向に移動し押圧する力を調整することで、前記スプール軸の回転を制動する制動力を所定の範囲で調整するための調整部材と、
から構成される両軸リールに取付可能な操作レバーであって、
前記調整部材の外周面を覆うように取り付けられるカバー部と、
前記カバー部材から径方向に延び、第1周方向において前記リール本体と干渉する位置と、前記第1周方向と反対の第2周方向において前記リール本体と干渉する位置と、の間で揺動し、前記所定の範囲のうちの一部の範囲の前記制動力を調整するレバー部と、
からなり、
前記カバー部は、前記レバー部によって調整可能な前記一部の範囲を、前記所定の範囲内で調整するために、前記調整部材に対する周方向の位置を調整可能である両軸リールの操作レバー。 - リール本体と、
前記リール本体に対して回転可能なスプールと、
前記スプールと一体的に回転するスプール軸と、
前記スプール軸の一端と接触する摩擦プレートと、
前記リール本体に取り付けられ、前記スプール軸の軸方向に移動し押圧する力を調整することで、前記スプール軸の回転を制動する制動力を所定の範囲で調整するための調整部材と、
から構成される両軸リールに取付可能な操作レバーであって、
前記調整部材の外周面を覆うように取り付けられるカバー部と、
前記カバー部に径方向に後方且つ上方へと延び、第1周方向において前記リール本体と干渉する一端と、前記第1周方向と反対の第2周方向において前記リール本体と干渉する他端と、から構成され、
前記第1周方向において前記一端と前記リール本体とが干渉する位置と、前記第2周方向において前記他端と前記リール本体とが干渉する位置と、の間で揺動し、
前記所定の範囲のうちの一部の範囲の前記制動力を調整するレバー部と、
からなり、
前記カバー部は、軸方向視がC字状であって、第1周方向端部と、前記第1周方向端部と周方向において間隔をあけて向き合う第2周方向端部と、からなり、
前記レバー部は、前記第1周方向端部から径方向に延び、前記一端を構成する第1レバー部と、前記第2周方向端部から径方向に延び、前記他端を構成する第2レバー部と、からなり、
前記第1レバーと前記第2レバーとに亘って取り付けられ、前記第1周方向端部と前記第2周方向端部との間隔を調整することで、前記カバー部を前記調整部材に所定の位置に固定する締結部材を、さらに有し、
前記レバー部によって調整可能な前記一部の範囲を、前記所定の範囲内で調整するために、前記締結部材を操作し、前記前記カバー部材の前記調整部材に対する周方向の位置を調整可能である両軸リールの操作レバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078713A JP6775059B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リールの操作レバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019078713A JP6775059B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リールの操作レバー |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015107017A Division JP6649699B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 両軸受リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019115360A JP2019115360A (ja) | 2019-07-18 |
JP6775059B2 true JP6775059B2 (ja) | 2020-10-28 |
Family
ID=67304816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019078713A Active JP6775059B2 (ja) | 2019-04-17 | 2019-04-17 | 両軸受リールの操作レバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6775059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7208937B2 (ja) * | 2020-01-31 | 2023-01-19 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155036A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-14 | 株式会社シマノ | 両軸受リ−ル |
JPH02120164U (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-27 | ||
JPH09275861A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-10-28 | Shimano Inc | 両軸受リールの制動装置 |
JP2002119517A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡手術装置 |
JP2004338921A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Nippon Clamp Kk | 吊り具 |
-
2019
- 2019-04-17 JP JP2019078713A patent/JP6775059B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019115360A (ja) | 2019-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6649699B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6560903B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP7142133B2 (ja) | 両軸受リールの操作レバー | |
JP6649801B2 (ja) | 両軸受リール | |
KR102491582B1 (ko) | 듀얼 베어링 릴 | |
JP6829654B2 (ja) | 釣用リール | |
JP6775059B2 (ja) | 両軸受リールの操作レバー | |
KR102502468B1 (ko) | 양 베어링 릴 | |
KR102505157B1 (ko) | 듀얼 베어링 릴 | |
JP6739581B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6965124B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6971612B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP6876159B2 (ja) | 両軸受リール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190417 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200602 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6775059 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |