JP6774300B2 - 支持装置 - Google Patents
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Description
特許文献1の脱落防止部材は、ねじを介して棚受ブラケットに回動可能に支持されており、このねじを締め付けることにより脱落防止部材の回動が禁じられ、差込凸部が掛孔に差し込まれた状態が維持される。棚受けブラケットを外す際には、ねじを緩めて脱落防止部材を支持体から離れる方向に回動させることにより、差込凸部を掛孔から抜き、その状態で棚受ブラケットを持ち上げて支持体から外す。
特許文献2の支持装置では、脱落防止部材の差込凸部の掛孔への差込状態を維持するためにコイルバネを用いるので、部品点数が増えるとともに構造が複雑となる。
特許文献3の支持装置では、差込凸部と差込孔の摩擦係合により差込状態を維持するため、その維持が不確実である。
上記脱落防止部材には第1係合突起が形成され、上記掛け部材には、上記第1係合突起の回動軌跡上に第2係合突起が形成されており、上記脱落防止部材への回動力付与により上記第1係合突起が上記第2係合突起を乗り越え可能であり、上記第1係合突起が上記第2係合突起の上記支持体側で係止されることにより、上記脱落防止部材の回動が禁じられ、上記差込凸部の上記差込孔への差し込み状態が維持されることを特徴とする。
この構成によれば、脱落防止部材への回動力付与により第1係合突起が円滑に第2係合突起を乗り越えることができる。
この構成によれば、第1、第2係合突起を形成するための構成を簡略化することができる。
この構成によれば、左右一対のフック部により掛け部材を支持体に安定して装着でき、左右一対の差込凸部により脱落防止部材を支持体に安定して差し込むことができ、しかも、左右一対の第1係合凸部と左右一対の第2係合凸部により、脱落防止部材の差込状態を安定して維持することができる。
支柱10の基部11には、左右一対の掛孔15が、上下方向に等間隔をおいて多数形成されている。掛孔15は縦に延びるスリット形状をなしている。
本実施形態では、上板部21と当接縁23のなす角度は90°より若干大きく、これにより後述のように棚受ブラケット20を支柱10に装着した状態で、上板部21は支柱10に向かって下るように緩やかに傾斜している。
左右一対のフック部24の間隔は、支柱10の左右一対の掛孔15の間隔と等しい。フック部24の上下方向の間隔は上記支柱10の掛孔15の上下方向の間隔と等しい。
頭部24aの縦寸法(上下方向の寸法)は支柱10の掛孔15の縦寸法より若干小さい。首部24bの縦寸法は掛孔15の縦寸法より小さい。
脱落防止部材30の一対の差込凸部33は上記支柱10の一対の掛孔15に差込可能であり、これら掛孔15より若干小さい断面積を有している。
上記実施形態では、掛け部材の主部が上板部と一対の側板部により構成されているが、1枚の側板部だけで構成されていてもよい。この場合、側板部の上縁に支持対象が載せられる。フック部は1つずつ上下に間隔をおいて形成され、掛孔も1つずつ上下に間隔をおいて形成される。また、脱落防止部材の差込凸部も1つである。
上記実施形態では掛け部材の主部は支持対象を載せているが、主部と支持対象を固定してもよいし、一体化してもよい。
1 支持装置
10 支柱(支持体)
15 掛孔、差込孔
20 棚受ブラケット(掛け部材)
20A 主部
21 上板部
22 側板部
24 フック部
29 第2係合突起
30 脱落防止部材
31 取付片部(取付部)
31a 肩部
32 操作部
33 差込凸部
39 第1係合突起
Claims (6)
- (ア)掛孔と差込孔を有する支持体と、
(イ)支持対象を支持する主部と、この主部から支持体に向かって突出し上記掛孔に掛けられるフック部とを有する掛け部材と、
(ウ)上記掛け部材の上記主部に回動可能に支持されるとともに、上記支持体に向かって突出する差込凸部を有する脱落防止部材と、
を備え、
上記脱落防止部材の回動に伴い、上記差込凸部が上記差込孔に差し込まれることにより、上記掛け部材の持ち上がりが防止され、上記差込凸部が上記差込孔から離脱することにより、上記掛け部材の持ち上がりが許容される支持装置において、
上記脱落防止部材には第1係合突起が形成され、上記掛け部材には、上記第1係合突起の回動軌跡上に第2係合突起が形成されており、上記脱落防止部材への回動力付与により上記第1係合突起が上記第2係合突起を乗り越え可能であり、上記第1係合突起が上記第2係合突起の上記支持体側で係止されることにより、上記脱落防止部材の回動が禁じられ、上記差込凸部の上記差込孔への差し込み状態が維持されることを特徴とする支持装置。 - 上記支持体および掛け部材が金属製で、上記脱落防止部材が樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
- 上記差込孔が、上記フック部が掛けられる掛孔の下方に配置され、
上記脱落防止部材が、上記主部の下部に回動可能に支持されて上記主部から下方に突出しており、
上記脱落防止部材は上記主部の下端に対向する肩部を有し、この肩部の上面に上記第1係合突起が形成されており、
上記主部の下端に上記第2係合突起が下方に突出して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の支持装置。 - 上記支持体に上記掛孔が上下方向に間隔をおいて複数形成されており、これら複数の掛孔に上記フック部が選択可能に掛けられ、上記フック部が掛けられる掛孔の下方に位置する掛孔が上記差込孔として提供されることを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
- 上記掛孔は左右に対をなして形成され、この対をなす掛孔が上下方向に間隔をおいて形成され、
上記主部は、上記支持対象を載せる上板部と、この上板部の左右両側から垂直に突出する一対の側板部を有し、これら一対の側板部から上記フック部がそれぞれ突出しており、さらにこれら一対の側板部の下端に上記第2係合突起がそれぞれ形成されており、
上記脱落防止部材は、上記一対の側板部の下部間に挿入されて回動可能に支持された取付部と、この取付部から下方に突出する操作部とを有し、この操作部に左右一対の上記差込凸部が形成され、この操作部の左右両側に上記一対の側板部の下端に対向する一対の上記肩部が形成され、これら一対の肩部に上記第1係合突起がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項4に記載の支持装置。 - 上記支持対象が棚板であり、上記支持体は上下方向に延びる支柱からなり、上記掛け部材が棚受ブラケットからなり、この棚受ブラケットの主部が細長く形成されて上記棚板の一部を載せることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の支持装置。
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JP2016206021A JP6774300B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | 支持装置 |
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JP2016206021A JP6774300B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | 支持装置 |
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JP2018064805A JP2018064805A (ja) | 2018-04-26 |
JP6774300B2 true JP6774300B2 (ja) | 2020-10-21 |
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ID=62085228
Family Applications (1)
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JP (1) | JP6774300B2 (ja) |
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CN111568127B (zh) * | 2020-05-20 | 2021-04-16 | 苏州煊凯智能科技有限公司 | 一种自动化展示柜 |
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- 2016-10-20 JP JP2016206021A patent/JP6774300B2/ja active Active
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JP2018064805A (ja) | 2018-04-26 |
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