JP6765823B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、仮想空間における仮想物体の表示に関するものである。
近年、現実空間と仮想空間との繋ぎ目のない結合を目的とした、複合現実感(MR:Mixed Reality)に関する研究が盛んに行われている。複合現実感の提示を行う画像表示装置は、例えば次のような構成を有する装置である。即ち、ビデオカメラ等の撮像装置が撮像した現実空間の画像上に、撮像装置の位置姿勢に応じて生成した仮想現実空間の画像(例えばコンピュータグラフィックスにより描画された仮想物体や文字情報等)を重畳描画した画像を表示する装置である。このような装置は、ビデオシースルー方式と呼ばれ、ディスプレイとして、例えば、HMD(ヘッドマウントディスプレイ、頭部装着型ディスプレイ)を用いることができる(例えば特許文献1参照)。
画像表示装置は、操作者の頭部に装着された光学シースルー型ディスプレイに、操作者の視点の位置及び姿勢に応じて生成した仮想空間の画像を表示する光学シースルー方式によっても実現される。
特開2008−134161号公報
佐藤、内山、田村、"複合現実感における位置合わせ手法"、日本VR学会論文誌、VOL.8,NO.2,PP.171−180,2003
複合現実空間において観察者が建築物等の仮想物体の中を体験する場合を考える。その際に、観察者が立っている現実空間の床面と仮想物体の床面を合わせるためには、従来は、仮想物体の位置座標をキーボード等の入力装置で数値入力して移動を行っていた。あるいは、ゲームコントローラー等で仮想物体を操作する等の手作業で移動を行っていた。
そこで、本発明は、現実空間の床面と仮想空間の床面とを簡単に合わせることができるようにすることを目的とする。
本発明の1態様によれば、情報処理装置に、観察者の視点情報を取得する視点情報取得手段と、仮想空間データを入力するデータ入力手段と、前記仮想空間データにおいて現実の基準面と対応する仮想の基準面を決定する決定手段と、前記仮想の基準面と前記現実の基準面との位置関係を判定する判定手段と、仮想空間データを前記位置関係に基づいて修正する修正手段と、修正された前記仮想空間データと、前記視点情報に基づいて表示画像を生成する生成手段とを備える。
本発明によれば、現実空間の床面と仮想空間の床面とを簡単に合わせることが可能となる。
実施形態1に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 仮想空間を簡易的に示した図である。 現実の空間に観察者がいる様子を示した図である。 複合現実空間内で観察者が体験している様子を示した図である。 複合現実空間内で現実の空間の床面と仮想空間の床面を合わせた様子を示した図である。 実施形態1の処理手順を示すフローチャートである。 床面を選定する方法を示す図である。 実施形態2に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。 床面登録画面を簡易的に示した図である。 床面の選択と移動とを説明する図である。 実施形態1の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係るシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
(実施形態1)
以下、添付図面を参照して、本発明を適用した好適な実施形態に従って詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、情報処置装置1000と、入力部1100と、表示装置1300と、頭部装着型表示装置の一例としてのHMD1200とを含んで構成されている。また、情報処理装置1000は、撮像画像取得部1010、視点情報計測部1020、床面計算部1030、床面選択部1040、床面位置設定部1050、データ記憶部1060を備える。さらに、情報処理装置1000は、仮想空間生成部1070、画像生成部1080、画像出力部1090を備えている。ここで、情報処理装置1000とHMD1200とはデータ通信が可能なように接続されている。なお、情報処理装置1000とHMD1200との間の接続は、有線、無線の何れであっても構わない。
先ず、情報処理装置1000について説明する。
撮像画像取得部1010は、撮像装置1220(右目用1220Rと左目用1220Lで構成)から送出された右目用の現実空間画像、左目用の現実空間画像を取得して画像入力を行う。そして取得したそれぞれの現実空間画像をデータ記憶部1060に格納する。
視点情報計測部1020は、データ記憶部1060に保存している撮像画像から撮像装置の位置姿勢を計測して視点情報取得を行う。この時、撮像装置の位置姿勢ではなく、観察者の頭の中心や、撮像装置9220Lと撮像装置9220Rの中心を計測しても良い。視点位置姿勢情報を計測する方法に関しては、種々の研究報告が行われており(例えば、非特許文献1参照)、どの手法を利用しても良く、磁気式センサー、光学式センサーを利用しても良い。その後、視点位置姿勢情報をデータ記憶部1060に保存する。
床面計算部1030は、データ記憶部1060に格納されている第一の仮想物体の中から床面に相当する面を求め、データ記憶部1060に床面情報を保存する。床面の求め方の詳細に関しては、図6のフローチャートにつき後述する。
床面選択部1040は、データ記憶部1060に格納されている床面情報から特定の床面を選択し、その情報をデータ記憶部1060に保存する。選択方法の詳細に関しては図6のフローチャートにつき後述する。
床面位置設定部1050では、データ処理部に保存されている床面情報の高さ位置が観察者の現実空間の床の位置に合うように設定を行う。設定方法の詳細に関しては図6のフローチャートにつき後述する。
仮想空間生成部1070は、データ記憶部1060に格納されている仮想空間のデータを読み出してデータ入力し、仮想空間を生成する。仮想空間のデータには、仮想空間を構成する各仮想物体に係るデータや、仮想空間中を照射する光源に係るデータなどが含まれる。
画像生成部1080は、仮想空間生成部1070で生成された仮想空間の視点から見える仮想空間の画像(仮想空間画像)を生成する。その後、先ず自身が管理するメモリ上に、データ記憶部1060に格納されている現実空間画像を描画する。そして描画したこの現実空間画像上に、仮想空間画像を重畳描画することで、係るメモリ上に現実空間画像と仮想空間画像との合成画像を生成する。その後、画像生成部1080は、この生成した仮想現実空間画像をHMD1200の表示装置1210R、1210Lに対して出力する。また、表示装置1100に同時に表示しても良い。
ここで、HMD1200に代えて他の表示デバイスを用いても良く、例えばタブレット・スマートフォン等の表示端末であっても良い。なお、所定の位置姿勢を有する視点から見える仮想空間の画像を生成するための技術については周知の技術であるので、これについての詳細な説明は省略する。
入力部1100は、情報処理装置1000に対して、ユーザの操作を入力することができる装置であり、情報処理装置1000が床面選択部1040に対して指示を行う際に利用しても良い。
データ記憶部1060は、上述の通り、様々な情報を格納するためのものであり、RAMやハードディスクドライブ装置などにより構成されている。なお、データ記憶部1060には、上記説明においてデータ記憶部1060に格納するものとして説明した情報のほかに、本実施形態において既知の情報として説明する情報も格納されているものとする。
次に、HMD1200について説明する。HMD1200は、液晶画面などで構成されている表示装置1210とビデオカメラなどの撮像装置1220が固定されている表示装置である。以下、表示装置及び撮像装置について特に右目用の表示装置、右目用の表示装置に限定する説明でない限りでは、表示装置は1210、撮像装置は1220の符号(R、Lは付けない)で示すものとする。
仮想空間に関して図2を用いて説明を行う。図2は、仮想空間を簡易的に示した図である。仮想空間データ2601は、仮想光源2210、仮想物体2502、仮想物体3100や仮想面2504、仮想面2503、仮想面3400、仮想面2501を含んで構成されており、それぞれ単数であっても複数あっても良い。仮想光源2210は、仮想空間2601内を照射する光源に係るデータであればよく、画像をベースとしたIBL(イメージ・ベースド・ライティング)でも良い。
仮想物体2502、仮想物体2510、仮想物体2511、仮想物体2512、仮想物体3100は、サーフェイスモデルであってもソリッドモデルであっても良い。仮想面2504は、法線2602の方向が表となる同様にして仮想面2503は法線方向2603が表方向となる。他の面も法線方向が表となる。
図6は、情報処理装置1000が複合現実感画像を生成し、HMD1200または表示装置1300に対して出力するために行う処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS601で、図1の撮像装置1220から撮像画像を入力し、撮像画像から撮像装置1220の位置姿勢情報を計測することで、視点情報を計測する。位置姿勢を計測する方法に関しては、種々の研究報告が行われており(例えば、非特許文献1参照)、どの手法を利用しても良い。また、光学式センサーや磁気式センサーを用いても良い。
次にステップS602では、仮想空間情報から床面を選定して複数の床面を自動的に決定する。床面の選定方法に関しては、図2を用いて説明を行う。
図2において、床面を選定する際に、仮想空間2601の中から面の法線方向が上方向(本実施形態ではZ軸プラス方向)の面を選定する。仮想空間2601で床面となる1例は法線方向が上方向(Z軸プラス方向)である面3400となる。同様にして他の床面も自動的に選定を行う。
またこの時、床面の選定方法としては、面の頂点数として任意の個数を定め、頂点数が定められた数以上の面を床面と選定しても良い。あるいは、この時、床面の選定方法としては、面の面積として任意の値を定め、定められた値以上の面積を持つ以上の面を床面としても良い。
更にまた、この時の底面の他の選定方法を、仮想空間を表した1例である図7を用いて説明する。図7は、面の法線方向と、面と面との距離から床面を選定する方法を示した図である。面7001は、法線7002を持つ面である。面7008は、法線7007を持つ面である。面7009は、法線7006を持つ面である。面7011は、法線7005を持つ面である。距離7003は、面7001から面7009の距離である。距離7004は、面7001から面7011の距離である。
この例では、床面の選定方法として法線方向が鉛直下向き(本実施形態では、Z軸マイナス方向)の面と、法線が鉛直上向き(本実施形態では、Z軸プラス方向)の面のそれぞれとの距離取得を行う。法線方向が鉛直下向きの面は、例えば面7001であり、法線が鉛直上向きの面は、面7005、面7008、面7009、面7010である。そして、ある定められた距離以上(ここでは距離7011以上)かつ面の法線方向が上向きである面のみを床面とする。
ここでは、距離7011以上の面7009を床面とする。同様にして仮想空間内に距離7011以上の法線が上向き(本実施形態では、Z軸プラス方向)の面を床面として定義する。また、この時、法線の方向が逆向き(鉛直下方向)かつ距離が一番近い面まで距離が距離7011以上の面のうち法線が鉛直上方向の物を床面としても良い。
そして、ステップS603で、現実空間の床面と仮想空間の床面を合わせる。床面のあわせ方に関して、図3〜図5の説明を行った後、図3〜図5を用いて説明を行う。
図3は、現実の空間に観察者2000がいる様子を示した図である。図2と同じ部分については同じ番号をつけており、その説明を省略する。高さ2100は、床から観察者の目の位置までの高さである。高さ2100に関しては、前述のステップS601で求めた位置姿勢情報を利用する。現実床面2200は、現実に存在する観察者の立っている床面である。現実物体2300は、現実に存在する物体である。
図4は、複合現実空間内で観察者が体験している様子を示した図である。図2と図3と同じ部分については同じ番号をつけており、その説明を省略する。距離3200は、仮想の床面3300から観察者2000の視線までの距離である。距離3300は、現実の床面2200から仮想の床面3400までの距離である。
図5は、複合現実空間内で現実の空間の床面と仮想空間の床面を合わせた様子を示した図である。図2〜4と同じ部分については同じ番号をつけており、その説明を省略する。仮想物体4100は、図3の仮想物体3100を移動した物である。仮想床面4400は、図4の仮想床面3400を移動した物である。
次に、現実空間の床面と仮想空間の床面を合わせる手法に関して説明を行う。まず、複合現実感を観察者が体験を行う際、通常、図4に示すように、特に仮想床面のZ軸方向の座標値が0でない時、観察者の体に仮想物体の床面が刺さった状態で始まる。
この時、ステップS602で選定した床面から観察者2000の視点までの距離3200が一番短い距離の床である仮想床3400を抽出する。その後、仮想床3400と現実の床面2200との距離3300を求め、図2の仮想空間2601を距離3300分移動する。その結果、仮想床面3400及び仮想物体3100は、それぞれ図5の仮想底面4400及び仮想物体4100の位置まで移動する。同様に仮想空間2601を構成する仮想物体、仮想平面及び仮想光源の移動を行う。
本実施形態では、床面から観察者2000の視点までの距離3200が一番短い距離の床を抽出し移動距離3300を求めたが、観察者がステップS602で求めた複数の床面から任意の床面を入力装置からGUIから指定しても良い。
ステップS604では、ステップS601で求めた撮像装置1220の位置姿勢情報から仮想カメラの位置姿勢情報の設定を行いステップS603で移動後の仮想空間に配置する。ステップ605では、ステップS601で求めた撮像装置1220の位置姿勢情報とステップS603で移動後の仮想空間の情報から仮想画像を生成し、ステップS601で取得された撮像画像に仮想画像を重畳した画像を生成する。
(実施形態2)
図8は、本実施形態に係るシステムの機能構成例を示すブロック図である。図1と同じ構成に関してはその説明を省略する。図8に示すように、本実施形態に係るシステムは、情報処置装置8000と、入力部1100と、表示装置1300と、頭部装着型表示装置の一例としてのHMD1200とで構成されている。情報処理装置8000は、撮像画像取得部1010、視点情報計測部1020、床面登録部8030、床面選択部8040、床面位置設定部1050、データ記憶部1060、仮想空間生成部1070、画像生成部1080、画像出力部1090で構成される。ここで、情報処理装置8000とHMD1200とはデータ通信が可能なように接続されている。この接続は、有線、無線の何れであっても構わない。
先ず、情報処理装置8000について説明する。撮像画像取得部1010、視点情報計測部1020、床面位置設定部1050、データ記憶部1060、仮想空間生成部1070、画像生成部1080、画像出力部1090は、図1と同様である。
床面登録部8030は、入力部1100から入力された床面のデータを登録データ記憶部1060に登録する。詳細に関しては図9を用いて説明を行う。
図9は、床面登録部8030が登録を行う際の床面登録画面9000を簡易的に示した図である。名前入力領域9100は、観察者によりイベント入力部1100から入力された情報に基づいて名前の入力と表示を行う領域である。この時の情報をデータ記憶部1060に保存する。高度入力領域9200は、観察者によりイベント入力部1100から入力された情報に基づいて高度情報の入力と表示を行う領域である。この時の情報をデータ記憶部1060に保存する。
床面選択部8040は、データ記憶部1060に格納されている複数の床面の候補から特定の床面を選択し、その情報をデータ記憶部1060に保存する。選択方法の詳細に関しては図11のフローチャートにつき説明を行う。
床面位置設定部1050では、床面選択部8040で選択された、データ記憶部に保存されている床面情報から仮想空間の床の高さ位置の設定を行う。設定方法の詳細に関しては図11のフローチャートにて説明を行う。
図11は、情報処理装置8000が床面登録部8030によって床面情報が登録された後、複合現実感画像を生成し、HMD1200または表示装置1300に対して出力するために行う処理のフローチャートである。図6と同じ処理に関しては、その説明を省略する。図10は、ステップS1102で行う床面の選択とステップS1103で行う床面の移動とを説明する図である。図10の説明を行った後、各ステップの説明を行う。
床面情報表示箇所12600は、事前に床面登録部8030によって登録された床面情報を表示しているGUIである。ここでは、床面の階数とその高度とを表示している。このGUIは仮想空間上に表示しても他のダイアログ等で表示しても良い。床面選択範囲12500は、観察者により入力部1100から入力されたイベントから床面登録部8030により登録情報の中から選択されている床面を示している。
観察者1200は、MRを体験する人間を簡易的に表示した物である。床面12200は、現実空間の床面である。仮想床面12400は、仮想空間に存在する任意の床面である。距離12300は、本実施形態では床面登録部にて登録された高さである。(本実施形態では1000mm)
ステップS1102では、入力部1100で行われた操作により床面情報表示箇所12500の複数の床面情報から床面の選択を行う。ステップS1103では、ステップS1102で選択された床面情報から現実の床面12200に仮想空間の床面12400を距離12300だけ移動させて高さを合わせる。ステップS1104〜1105では、ステップS604〜605と同様に、仮想空間を生成し、仮想画像を生成して現実画像に重畳する。
(実施形態3)
図1において、情報処理システムを構成する各部は全て、上記実施形態ではハードウェアで構成されているとして説明した。しかし、その一部をソフトウェアで構成しても良い。その場合、残りの部分をハードウェアとして実装しているコンピュータに、このソフトウェアを実行させることで、このコンピュータは、上記実施形態で説明した情報表示装置の動作を行うことになる。
図12は、実施形態における情報処理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。CPU15001は、RAM15002やROM15003に格納されているプログラムやデータを用いて、コンピュータ全体の制御を行うと共に、上記各実施形態で情報表示装置が行うものとして説明した上述の各処理を実行する。
RAM15002は、外部記憶装置15007や記憶媒体ドライブ15008からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するための領域を有する。更にRAM15002は、I/F(インターフェース)15009を介して外部に送信するデータを一時的に記憶するためのエリアを有する。更に、RAM15002は、CPU15001が各処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。即ち、RAM15002は、各種エリアを適宜提供することができる。例えば、RAM15002は、図1に示したデータ記憶部1020としても機能する。
ROM15002には、コンピュータの設定データやブートプログラムなどが格納されている。キーボード15004、マウス15005は、操作入力装置の一例としてのものであり、コンピュータの観察者が操作することで、各種の指示をCPU15001に対して入力することができる。
表示部15006は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU15001による処理結果を画像や文字などで表示することができる。
外部記憶装置15007は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置である。外部記憶装置15007には、OS(オペレーティングシステム)や、情報提示装置が行うものとして説明した上述の各処理をCPU15001に実行させるためのプログラムやデータが格納されている。係るプログラムには、撮像画像取得部1010、視点情報計測部1020、床面計算部1030、床面選択部1040、床面位置設定部1050のそれぞれに対応するプログラムが含まれている。さらに、仮想空間生成部1070、画像生成部1080、画像出力部1090のそれぞれに対応するプログラムが含まれている。また、係るデータには、MR体験環境情報のデータや、上述の説明において、既知の情報として説明したものが含まれている。
外部記憶装置15007に保存されているプログラムやデータは、CPU15001による制御に従って適宜RAM15002にロードされる。CPU15001はこのロードされたプログラムやデータを用いて処理を実行することで、情報提示装置が行うものとして上述した各処理を実行することになる。なお、外部記憶装置15007は、図1に示したデータ記憶部1060として用いても良い。
記憶媒体ドライブ15008は、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記録されたプログラムやデータを読み出したり、係る記憶媒体にプログラムやデータを書き込んだりする。なお、外部記憶装置15007に保存されているものとして説明したプログラムやデータの一部若しくは全部をこの記憶媒体に記録しておいても良い。記憶媒体ドライブ15008が記憶媒体から読み出したプログラムやデータは、外部記憶装置15007やRAM15002に対して出力される。
I/F15009は、USB等のデジタル入出力ポート、また、画像を表示装置1010に対して出力するためのイーサネット(登録商標)ポートなどによって構成される。I/F2009を介して受信したデータは、RAM15002や外部記憶装置15007に入力される。15010は、上述の各部を繋ぐバスである。
(その他の実施形態)
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、コンピュータ読み取り可能なプログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
更に、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
1000 情報処理装置
1010 撮像画像取得部
1020 視点情報計測部
1030 床面計算部
1040 床面選択部
1050 床面位置設定部
1060 データ記憶部
1070 仮想空間生成部
1080 画像生成部
1090 画像出力部
1100 入力部
1200 HMD
1300 表示部

Claims (15)

  1. 観察者の視点情報を取得する視点情報取得手段と、
    仮想空間データを入力するデータ入力手段と、
    前記仮想空間データにおいて現実の基準面と対応する仮想の基準面を決定する決定手段と、
    前記仮想の基準面と前記現実の基準面との位置関係を判定する判定手段と、
    仮想空間データを前記位置関係に基づいて修正する修正手段と、
    修正された前記仮想空間データと、前記視点情報とに基づいて表示画像を生成する生成手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記仮想空間データから少なくとも1つの底面を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記底面の中から前記仮想基準面とする底面を選択する選択手段とを有すること特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選択手段は、抽出された前記底面の中からそれぞれの底面の頂点数に基づいて前記仮想基準面とする底面を選択すること特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択手段は、抽出された前記底面の中からそれぞれの底面の面積に基づいて前記仮想基準面とする底面を選択すること特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定手段は、
    仮想基準面に対する複数の候補をユーザに提示する提示手段と、
    前記複数の候補の中から前記ユーザが選択した候補を前記仮想基準面とする選択手段とを有すること特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示手段は、前記複数の候補として複数の階数を提示すること特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記提示手段は、前記複数の候補として複数の高度を提示すること特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記視点情報取得手段は、現実空間の画像を撮像する撮像手段により撮像された画像に基づいて前記視点情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記視点情報は、前記観察者の視点の位置を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記視点情報は、前記観察者の視点の姿勢を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記基準面は床面である請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 現実空間を撮像した画像を入力する画像入力手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記修正された仮想空間データと前記撮像された現実空間の画像とを合成して前記表示画像を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の視点情報取得手段が、観察者の視点情報を取得する視点情報取得工程と、
    前記情報処理装置の入力手段が、仮想空間データを入力する入力工程と、
    前記情報処理装置の決定手段が、前記仮想空間データにおいて現実の基準面と対応する仮想の基準面を決定する決定工程と、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記仮想の基準面と前記現実の基準面との位置関係を判定する判定工程と、
    前記情報処理装置の修正手段が、仮想空間データを前記位置関係に基づいて修正する修正工程と、
    前記情報処理装置の生成手段が、修正された前記仮想空間データと、前記視点情報とに基づいて表示画像を生成する生成工程とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータを請求項1に記載の情報処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項1に記載の情報処理装置と、現実空間の画像を撮像する撮像手段と、前記生成手段により生成された表示画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
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