JP6757239B2 - 車載電源装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車載電源装置に関する。
この種の電源装置としては、下記特許文献1に見られるように、上側ケース体及び下側ケースにより形成される収容空間内に電池部を収容する収容ケースを備えるものが知られている。収容ケースの側面部には、外部機器との接続が可能なコネクタ及び端子が並んで設けられている。
車室内に搭載される電源装置は、車室外に搭載される電源装置と比べて、電源装置内部に水が浸入するおそれが小さい。ただし、車室内の人が水や飲み物等をこぼしたり、車両ドアから雨水が浸入したりして電源装置に水がかかるおそれがある。このため、車室内に搭載される電源装置についても、被水対策が必要となる。
そこで下記特許文献1に記載の電源装置は、収容ケースにおいてコネクタ及び端子が設けられた側面部の外側に取り付けられた端子カバーを備えている。端子カバーは、コネクタ及び端子を上方から覆っている。また、この電源装置を構成する上側ケース体の上面のうち端子カバーに対向する部位には、側面部に沿って延びる突条部が設けられている。これにより、上側ケース体に対して上方から水が落ちてきた場合において、上側ケース体の上面に沿って水が流れて端子カバーの内側に水が浸入してきたとしても、浸入した水が突条部で受け止められる。受け止められた水は、コネクタ及び端子が設けられていない部分まで突条部により誘導された後、収容ケース外部に排出される。その結果、コネクタ及び端子に水がかかることを抑制できる。
特開2014−32896号公報
上記突条部は、コネクタの設置部分から端子の設置部分までの側面部に沿って上側ケース体の上面に連続して設けられている。このため、例えば、コネクタの設置部分と端子の設置部分との中間部分に対応する突条部で水が受け止められた場合、受け止められた水が収容ケース外部に排出されるまでの排水経路が長くなり得る。また、排水経路が長いと、排水経路の途中で水が残留し得る。このように、排水経路が長くなると、排水性能が低下し得る。
本開示は、排水性能を高めることができる車載電源装置を提供することを主たる目的とする。
本開示の構成は、車室内に搭載される車載電源装置(10)であって、電池部(20)と、上側ケース体(50)及び下側ケース体(40)を有し、前記上側ケース体及び前記下側ケースにより形成される収容空間内に前記電池部を収容する収容ケース(60)と、前記収容ケースの側面部に沿う方向に並ぶように該側面部に設けられ、外部機器との接続が可能な第1端子部(100)及び第2端子部(201,202)と、前記収容ケースにおいて前記第1端子部及び第2端子部が設けられる前記側面部である端子側面部(51a〜51c、52a〜52c)の外側に取り付けられ、前記第1端子部及び前記第2端子部を覆う端子カバー(70)と、を備えている。前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部であってかつ前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向(DD)において少なくとも前記第1端子部と対応する部分には、前記端子側面部に沿って延びるように第1排水溝(53;83;93,93a)が形成されており、前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部であってかつ前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において少なくとも前記第2端子部と対応する部分には、前記端子側面部に沿って延びるように前記第1排水溝とは別の第2排水溝(54;84;94,94a)が形成されており、前記第1排水溝が延びる方向における該第1排水溝の両端のうち少なくとも一端が、前記第2端子部の設置部分よりも前記第1端子部側であってかつ前記第1端子部が設けられていない前記収容ケースの側面部(51b,51c)まで延びており、前記第2排水溝が延びる方向における該第2排水溝の両端のうち少なくとも一端が、前記第1端子部の設置部分よりも前記第2端子部側であってかつ前記第2端子部が設けられていない前記収容ケースの側面部(52b,52c)まで延びている。
上記構成では、第1端子部及び第2端子部が、収容ケースの側面部に沿う方向に並ぶように設けられている。上記構成では、収容ケースにおいて第1端子部及び第2端子部が設けられる側面部が端子側面部とされている。
上記構成では、上側ケース体の上面側のうち、端子側面部側の外縁部であってかつ第1端子部及び第2端子部が並ぶ方向において少なくとも第1端子部と対応する部分に、端子側面部に沿って延びるように第1排水溝が形成されている。また、上側ケース体の上面のうち、端子側面部側の外縁部であってかつ第1端子部及び第2端子部が並ぶ方向において少なくとも第2端子部と対応する部分に、端子側面部に沿って延びるように第1排水溝とは別の第2排水溝が形成されている。
この構成において、上側ケース体の上面に沿って流れてきた水が端子カバーの内側に浸入し、浸入した水が第1排水溝に流れ込む場合を考える。第1排水溝の両端のうち少なくとも一端は、第2端子部の設置部分よりも第1端子部側であってかつ第1端子部が設けられていない収容ケースの側面部まで延びている。このため、第1排水溝に流れ込んだ水は、上側ケース体の上面において第2端子部に対応する部分まで誘導されることなく、収容ケースの側面部において第1端子部の設置部分付近まで誘導され、その後収容ケース外部に排出される。これにより、例えば上記特許文献1に記載の突条部を用いた排水経路と比較して、排水経路の長さを短縮することができ、電源装置の排水性能を高めることができる。
一方、上記構成において、上側ケース体の上面に沿って流れてきた水が端子カバーの内側に浸入し、浸入した水が第2排水溝に流れ込む場合を考える。第2排水溝の両端のうち少なくとも一端は、第1端子部の設置部分よりも第2端子部側であってかつ第2端子部が設けられていない収容ケースの側面部まで延びている。このため、第2排水溝に流れ込んだ水は、上側ケース体の上面において第1端子部に対応する部分まで誘導されることなく、収容ケースの側面部において第2端子部の設置部分付近まで誘導され、その後収容ケース外部に排出される。これにより、例えば上記特許文献1に記載の突条部を用いた排水経路と比較して、排水経路の長さを短縮することができ、電源装置の排水性能を高めることができる。
電源装置の斜視図。 端子カバーを取り外した電源装置の斜視図。 電源装置を構成する各部を分解して示す分解斜視図。 端子カバーを取り外した電源装置の平面図。 端子カバー及び上側ケース体を取り外した電源装置の斜視図。 下側ケース体の斜視図。 端子カバーを取り外した電源装置の側面図。 端子カバーの斜視図。 端子カバーの斜視図。 端子カバーの底面図。 図4の電源装置のXI−XI線の断面図。 端子カバーを取り付けた電源装置の部分断面図。 図4の電源装置のXIII−XIII線の部分断面図。 その他の実施形態に係る電源装置の部分断面図。 その他の実施形態に係る電源装置の部分断面図。 その他の実施形態に係る端子カバーを取り外した電源装置の平面図。 その他の実施形態に係る端子カバーを取り外した電源装置の平面図。
以下、本開示に係る車載電源装置を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、電源装置は、車室内における所定位置に搭載されている。具体的には例えば、電源装置は、車両の座席の下に搭載されている。車両は、内燃機関であるエンジンと、エンジンやその他各部を制御する車載ECUと、エンジンにより駆動されて発電する発電機と、発電機の発電電力により充電される鉛蓄電池等の蓄電部とを備えている。
まずは、電源装置10の全体構成について図1〜図5を用いて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、電源装置10を車室内の水平面に設置した状態である図1を基準に、電源装置10の上下方向を規定することとしている。各図に、上下方向である高さ方向HD、幅方向WD、及び奥行き方向DDを示す。
電源装置10は、複数の単電池を有する電池部としての電池モジュール20と、電池モジュール20の充放電制御等を行うための電子部品が搭載される単一の基板30と、下側ケース体40及び上側ケース体50を有する収容ケース60とを備えている。複数の単電池は、直列接続されて組電池を構成している。本実施形態では、電池セルとしてリチウムイオン蓄電池が用いられている。電池モジュール20及び基板30のそれぞれは、図2に示すように、下側ケース体40に対して固定されている。図2に示す一体の組付部品に対して上側ケース体50が上方から組み付けられることにより、図2に示す電源装置10となる。これにより、電池モジュール20及び基板30が、下側ケース体40及び上側ケース体50により形成される収容空間内に収容された状態となっている。
電源装置10は、この装置の外部の機器等に対して電気的に接続される端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202を備えている。端子台100は、第1外部端子101及び第2外部端子102を備えている。本実施形態において、第1外部端子101には、第1電気配線301を介して、モータ機能付き発電機であるISGが電気的に接続されている。ISGは、車載エンジンの出力軸から伝達される動力により発電する。ISGの発電電力の少なくとも一部は、電池モジュール20に供給される。これにより、電池モジュールが充電される。ISGは、第1電気配線301を介して電源装置10から電力を供給される。これにより、ISGは、モータとして機能し、エンジンとともに動力源として機能する。第2外部端子102には、第2電気配線302を介して、車両に搭載された第1電気負荷が電気的に接続されている。本実施形態において、第1電気負荷は、バッテリである鉛蓄電池と、エンジンの出力軸に初期回転を付与するスタータとを含む。
第1コネクタ201には、車両に搭載された第2電気負荷が電気的に接続されている。本実施形態において、第2電気負荷は、バッテリ及びスタータを除く電気負荷であり、オーディオ装置及びナビゲーション装置の少なくとも一方を含む。第2コネクタ202には、車載ECUが電気的に接続されている。
電源装置10は、端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202をそれらの上方から覆う端子カバー70を備えている。端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202は、図2に示すように、端子カバー70を電源装置10から取り外した状態において、電源装置10の外部に露出した状態で設けられている。
次に、電源装置10の各部構成について詳しく説明する。
<収容ケース60の下側ケース体40>
図3及び図6に示すように、下側ケース体40は、例えばアルミニウム等の金属材料により成形されている。下側ケース体40は、第1底部41と、第2底部42とを備えている。第1底部41は略L字状をなしており、第2底部42は略四角形状をなしている。第1底部41及び第2底部42は、下側ケース体40の底面を構成する。第1底部41と第2底部42とは、互いに平行とされている。第1底部41の一部は、電池モジュール20が載置される電池設置部41aとされている。第2底部42は、第1底部41よりも高い高さ位置に設けられている。
下側ケース体40は、第1底部41の周縁部又はその周縁部付近から起立して設けられる第1壁部43aと、第2底部42の周縁部から起立して設けられる第2壁部43bとを備えている。第1壁部43aは、第1底部41の周縁部又はその周縁部付近を取り囲んで形成されている。第2壁部43bは、第2底部42の周縁部又はその周縁部付近を取り囲んで形成されている。第1底部41においては、第1壁部43aにより実質的な壁高さが規定されており、第1壁部43aの上端部が壁上端部となっている。
電池モジュール20は、第1壁部43aのうち電池設置部41aを取り囲む部分の上端部に形成されたネジ孔にネジにより固定されている。これにより、電池モジュール20は、下側ケース体40に固定されている。電池モジュール20は、その略下半分が第1壁部43aに囲まれており、その略上半分が第1壁部43aの上端部よりも上方に突出している。
第1壁部43a及び第2壁部43bの上端部には、各上端部から上方に延びる複数の基板固定部44が設けられている。各基板固定部44には、ネジ孔が形成されている。基板30を上方から下側ケース体40に組み付けた状態で、基板固定用のネジNbによって基板30が基板固定部44に固定されている。なお、基板30は、第2底部42の上面から上方に延びてかつ略長方形状をなしている放熱部の上面に対しても、ネジ等の固定部材により固定されている。
第1壁部43a及び第2壁部43bの上端部には、上側ケース体50を下側ケース体40に固定するためのカバー固定部45が形成されている。各カバー固定部45には、ネジ孔が形成されている。上側ケース体50を上方から下側ケース体40に組み付けた状態で、上側ケース体50固定用のネジNcによって上側ケース体50がカバー固定部45に固定されている。なお図6には、カバー固定部45が6つ設けられる例を示した。
下側ケース体40は、第1延出部46及び第2延出部47を備えている。第1延出部46は、第1底部41の外縁部から外側に延びる部分であり、第2延出部47は、第2底部42の外縁部から外側に延びる部分である。第1延出部46は、奥行き方向DDにおいて第2延出部47と空間を隔てて対向配置されている。第1延出部46の上面には、端子台100が設けられている。第2延出部47の上面には、第1コネクタ201が設けられている。
なお本実施形態では、第1底部41、第2底部42、第1壁部43a、第2壁部43b、基板固定部44、カバー固定部45、第1延出部46及び第2延出部47がダイカスト鋳造により一体成型されている。
<電気的構成>
図3及び図5に示すように、基板30は、略L字状をなすプリント基板である。基板30の第1面には、各種の電子部品31が実装されるとともに第2コネクタ202が固定されている。第2コネクタ202は、基板30の外縁部に固定されている。電子部品には、MOSFET等のスイッチ素子と、マイコンとが含まれる。マイコンは、スイッチ素子をオンオフすることにより、電池モジュール20の充放電制御の処理等を実行する。
電源装置10は、バスバーユニット32を備えている。バスバーユニット32は、第1外部端子101、第2外部端子102及び第1コネクタ201と、電池モジュール20と、基板30とを電気的に接続するための導電部材を含む。
端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202は、図2に示すように、電源装置10の奥行き方向DDに並んだ状態で設けられている。換言すれば、端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202は、収容ケース60の側面部においてこの側面部の側壁面と直交してかつ側壁面に沿う方向に並んでこの側面部に設けられている。なお本実施形態において、端子台100が「第1端子部」に相当し、第1コネクタ201及び第2コネクタ202が「第2端子部」に相当する。
<収容ケース60の上側ケース体50>
本実施形態において、上側ケース体50は、合成樹脂材料により形成されている。上側ケース体50において、電池モジュール20の上方が高さ方向HDの外側に張り出して電池側天板部50aとされている。上側ケース体50において、奥行き方向DDにおいて第1コネクタ201及び第2コネクタ202側が基板側天板部50bとされている。電池側天板部50aの高さ位置は、基板側天板部50bの高さ位置よりも高くなっている。電池側天板部50aと基板側天板部50bとは、傾斜天板部50cにより接続されている。
上側ケース体50において、端子台100側の外縁部が幅方向WDの外側に張り出して第1張出部51が形成されている。上側ケース体50において、第1コネクタ201及び第2コネクタ202側の外縁部が幅方向WDの外側に張り出して第2張出部52が形成されている。第1張出部51のうち、端子台100が設けられる側面部は第1端子側面部51aとされており、第2張出部52のうち、第1コネクタ201及び第2コネクタ202が設けられる側面部は第2端子側面部52aとされている。第1張出部51のうち、奥行き方向DDにおいて第2張出部52と空間を隔てて対向する部分は、第1内側壁部51bとされている。第2張出部52のうち、奥行き方向DDにおいて第1内側壁部51bと空間を隔てて対向する部分は、第2内側壁部52bとされている。
第1張出部51のうち、奥行き方向DDにおいて第1内側壁部51bとは反対側の側面部が第1外側壁部51cとされている。第2張出部52のうち、奥行き方向DDにおいて第2内側壁部52bとは反対側の側面部が第2外側壁部52cとされている。
第1端子側面部51aには、端子台100と電池モジュール20と電気的に接続するバスバーユニット32が通る第1壁無し部51dが形成されている。第2端子側面部52aには、第2コネクタ202を外部に露出させるための第2壁無し部52dが形成されている。
第1張出部51の上面には、奥行き方向DDに沿って延びるように第1排水溝53が形成されている。換言すれば、第1張出部51の上面には、第1端子側面部51aの壁高さ方向と直交してかつ第1端子側面部51aの壁面に沿う方向に沿って第1排水溝53が形成されている。奥行き方向DDにおける第1張出部51の上面の一対の外縁のうち、第1外側壁部51c側の外縁が第1外側外縁51eとされ、第1内側壁部51b側の外縁が第1内側外縁51fとされている。奥行き方向DDにおける第1排水溝53の両端のうち、一端が第1内側外縁51fまで連続して延びており、他端が第1外側外縁51eまで連続して延びている。
第2張出部52の上面には、奥行き方向DDに沿って延びるように第2排水溝54が形成されている。換言すれば,第2張出部52の上面には、第2端子側面部52aの壁高さ方向と直交してかつ第2端子側面部52aの壁面に沿う方向に沿って第2排水溝54が形成されている。奥行き方向DDにおける第2張出部52の上面の一対の外縁のうち、第2外側壁部52c側の外縁が第2外側外縁52eとされ、第2内側壁部52b側の外縁が第2内側外縁52fとされている。奥行き方向DDにおける第2排水溝54の両端のうち、一端が第2内側外縁52fまで連続して延びており、他端が第2外側外縁52eまで連続して延びている。
図11は、図4のXI−XI線断面図を示す。図11及び図7に示すように、第1排水溝53の底部の高さ位置は、第2排水溝54の底部の高さ位置よりも低くなっている。また本実施形態では、電源装置10が車両に搭載された状態において、第1排水溝53の底部と第2排水溝54の底部とは水平面に対して平行になっている。
<端子カバー70>
図8〜図10に示すように、端子カバー70は、カバー上面部71と、第1端子側面部51a及び第2端子側面部52aに対向した状態でカバー上面部71と連続する対向板部72とを備えている。カバー上面部71は、第1張出部51、第2張出部52、端子台100、第1コネクタ201及び第2コネクタ202の上方に張り出している。
端子カバー70は、第1カバー側面部73と、第2カバー側面部74とを備えている。第1カバー側面部73は、図12に示すように、第1外側壁部51cの壁面に対して隙間を隔ててかつ第1外側壁部51cの壁面に対向した状態で、カバー上面部71及び対向板部72の外縁部から連続して延びる部分である。第2カバー側面部74は、第2外側壁部52cの壁面に対して隙間を隔ててかつ第2外側壁部52cの壁面に対向した状態で、カバー上面部71及び対向板部72の外縁部から連続して延びる部分である。端子カバー70において、第1端子側面部51a及び第2端子側面部52a側と、下方とは開口している。
カバー上面部71のうち第1端子側面部51a及び第2端子側面部52a側の外縁部には、第1張出部51に対向する第1対向部71aと、第2張出部52に対向する第2対向部71bとが形成されている。第1張出部51の上面において第1対向部71aに対向する部分に第1排水溝53が形成され、第2張出部52の上面において第2対向部71bに対向する部分に第2排水溝54が形成されている。
なお本実施形態では、第1カバー側面部73の内面と第1外側壁部51cの壁面との間の隙間寸法が、第1排水溝53の深さ寸法よりも小さくされている。また、第2カバー側面部74の内面と第2外側壁部52cの壁面との間の隙間寸法が、第2排水溝54の深さ寸法よりも小さくされている。
本実施形態では、各端子側面部51a,52aと端子カバー70とにより囲まれた空間が、第1電気配線301及び第2電気配線302を湾曲可能に収容する配線収容空間とされている。この配線収容空間は、下方に開放されている。第1電気配線301及び第2電気配線302は、配線収容空間において端子台100と第1コネクタ201との間を通っている。
図10に示すように、第1対向部71aの内面において第1排水溝53に対向する部分には、第1排水溝53に沿いつつ下方に延びる第1突条部75が設けられている。本実施形態において、第1突条部75は、その先端部が第1排水溝53の底部まで延びている。第1突条部75の幅寸法は、第1排水溝53の幅寸法よりも小さくなっている。
第2対向部71bの内面において第2排水溝54に対向する部分には、第2排水溝54に沿いつつ下方に延びる第2突条部76が設けられている。本実施形態において、第2突条部76は、その先端部が図13に示すように第2排水溝54の底部まで延びている。第2突条部76の幅寸法は、第2排水溝54の幅寸法よりも小さくなっている。
本実施形態において、第1対向部71aのうち第1張出部51の上面と対向する部分と、第1張出部51の上面との間の隙間寸法が0とされている。また、図13に示すように、第2対向部71bのうち第2張出部52の上面と対向する部分と、第2張出部52の上面との間の隙間寸法が0とされている。
本実施形態では、第1排水溝53の底部、第1排水溝53の電池側天板部50a側の側壁部、第1突条部75及び第1対向部71aの内面により、第1排水経路が形成されている。また、第2排水溝54の底部、第2排水溝54の基板側天板部50b側の側壁部、第2突条部76及び第2対向部71bの内面により、第2排水経路が形成されている。
なお、各対向部71a,71bのうち各張出部51,52の上面と対向する部分と、各張出部51,52の上面との間の隙間寸法が0とされていたとしても、本実施形態において端子カバー70と上側ケース体50との接合部は密閉されていない。このため、例えば、端子カバー70及び上側ケース体50の少なくとも一方の熱的な変形や寸法交差に起因して、各対向部71a,71bのうち各張出部51,52の上面と対向する部分と、各張出部51,52の上面との間には、実際には隙間が形成され得る。
以上詳述した本実施形態の効果について説明する。
・第1張出部51の上面のうち、奥行き方向DDにおいて端子台100と対応する部分を含む部分に、第1端子側面部51aの壁面に沿って延びるように第1排水溝53が形成されている。また、第2張出部52の上面のうち、奥行き方向DDにおいて第1コネクタ201及び第2コネクタ202と対応する部分を含む部分に、第2端子側面部52aの壁面に沿って延びるように第1排水溝53とは別の第2排水溝54が形成されている。
この構成において、上側ケース体50の上面に沿って流れてきた水が、端子カバー70と上側ケース体50との隙間から端子カバー70の内側に浸入し、浸入した水が第1排水溝53に流れ込む場合を考える。第1排水溝53の一端は、第1張出部51の上面において第1外側外縁51eまで延びており、他端は、第1張出部51の上面において第1内側外縁51fまで延びている。このため、第1排水溝53に流れ込んだ水は、第2排水溝54まで誘導されることなく、第1内側壁部51b及び第1外側壁部51cの少なくとも一方まで誘導され、その後収容ケース60外部に排出される。これにより、例えば上記特許文献1に記載の突条部を用いた排水経路と比較して、第1排水経路としての第1排水溝53の長さを短縮することができ、電源装置10の排水性能を高めることができる。
一方、上記構成において、上側ケース体50の上面に沿って流れてきた水が端子カバー70の内側に浸入し、浸入した水が第2排水溝54に流れ込む場合を考える。第2排水溝54の一端は、第2張出部52の上面において第2外側外縁52eまで延びており、他端は、第2張出部52の上面において第2内側外縁52fまで延びている。このため、第2排水溝54に流れ込んだ水は、第1排水溝53まで誘導されることなく、第2内側壁部52b及び第2外側壁部52cの少なくとも一方まで誘導され、その後収容ケース60外部に排出される。これにより、例えば上記特許文献1に記載の突条部を用いた排水経路と比較して、第2排水経路としての第2排水溝54の長さを短縮することができ、電源装置10の排水性能を高めることができる。
・上側ケース体50の上面において、排水経路として、突条部ではなく、溝が形成されている。このため、上側ケース体50の上面に突条部が形成されている場合と異なり、この突条部の形状に合わせて端子カバー70の形状を加工する必要がなくなる。また、排水経路として溝を用いることにより、収容ケース60の高さ寸法が大きくなることを抑制できる。
・上側ケース体50に第1張出部51が形成され、第1張出部51の上面に第1排水溝53が形成されている。そして、第1排水溝53の一端が第1内側壁部51bまで延びており、他端が第1内側外縁51fまで延びている。この構成によれば、第1排水溝53に流れ込んだ水を、第1端子側面部51aではなく、第1内側壁部51b及び第1内側外縁51fの少なくとも一方に誘導することができる。このため、第1排水溝53に流れ込んだ水がその後端子台100にかかることを抑制できる。
・上側ケース体50に第2張出部52が形成され、第2張出部52の上面に第2排水溝54が形成されている。そして、第2排水溝54の一端が第2内側壁部52bまで延びており、他端が第2内側外縁52fまで延びている。この構成によれば、第2排水溝54に流れ込んだ水を、第2端子側面部52aではなく、第2内側壁部52b及び第2内側外縁52fのうち少なくとも一方に誘導することができる。このため、第2排水溝54に流れ込んだ水がその後第1コネクタ201や第2コネクタ202にかかることを抑制できる。
・第1排水溝53の一端が第1内側壁部51bまで延びており、他端が第1内側外縁51fまで延びている。このため、第1排水溝53の両端のうち第1内側壁部51b側及び第1内側外縁51f側の双方を排水経路として用いることができる。これにより、排水性能をより高めることができる。
また、端子カバー70は、端子台100の被水対策として、カバー上面部71及び第1カバー側面部73を有している。第1カバー側面部73は、第1排水溝53に流れ込んだ水を第1外側壁部51c側から排出するために、第1外側壁部51cに対して隙間を隔てて設けられている。排水性能を高める上では、この隙間が大きくされていることが望ましい。ただし、この隙間を大きくすると、端子カバー70の体格が大きくなり、ひいては電源装置10の体格が大きくなってしまう。このため本実施形態では、第1排水溝53の一端が第1内側外縁51fまで延びていることにより、排水性能を高めることのできる構成を採用するメリットが大きい。
・第2排水溝54の一端が第2内側壁部52bまで延びており、他端が第2内側外縁52fまで延びている。このため、第2排水溝54の両端のうち第2内側壁部52b側及び第2内側外縁52f側の双方を排水経路として用いることができる。これにより、排水性能をより高めることができる。
また、端子カバー70は、第1コネクタ201及び第2コネクタ202の被水対策として、カバー上面部71及び第2カバー側面部74を有している。第2カバー側面部74は、第2排水溝54に流れ込んだ水を第2外側壁部52c側から排出するために、第2外側壁部52cに対して隙間を隔てて設けられている。排水性能を高める上では、この隙間が大きくされていることが望ましい。ただし、この隙間を大きくすると、端子カバー70の体格が大きくなり、ひいては電源装置10の体格が大きくなってしまう。このため本実施形態では、第2排水溝54の一端が第2内側外縁52fまで延びていることにより、排水性能を高めることのできる構成を採用するメリットが大きい。
・第1対向部71aの内面において第1排水溝53に対応する部分に第1突条部75が設けられている。この構成によれば、端子カバー70の内側に水が流れ込んだ場合において、上側ケース体50の上面のうち第1排水溝53に対して第1端子側面部51aとは反対側から、第1端子側面部51aへと飛散する水を第1突条部75により受け止めることができる。受け止められた水は、第1突条部75の側面をつたって第1排水溝53に落下する。これにより、第1端子側面部51a側に設けられた端子台100への水の飛散を抑制できる。
また、第2対向部71bの内面において第2排水溝54に対応する部分に第2突条部76が設けられている。この構成によれば、上側ケース体50の上面のうち第2排水溝54に対して第2端子側面部52aとは反対側から、第2端子側面部52a側へと飛散する水を第2突条部76により受け止めることができる。受け止められた水は、第2突条部76の側面をつたって第2排水溝54に落下する。これにより、第2端子側面部52a側に設けられた第1コネクタ201及び第2コネクタ202への水の飛散を抑制できる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・第1排水溝53の両端のうちいずれか一方が、奥行き方向DDにおける第1張出部51の外縁まで延びていなくてもよい。また、第2排水溝54の両端のうちいずれか一方が、奥行き方向DDにおける第2張出部52の外縁まで延びていなくてもよい。
・第1突条部は、その先端部が第1排水溝53の底部まで延びていなくてもよい。また、第1対向部71aのうち第1張出部51の上面と対向する部分と、第1張出部51の上面との間に隙間が形成されていてもよい。
また、図14に示すように、第2突条部76aは、その先端部が第2排水溝54の底部まで延びていなくてもよい。また、第2対向部71bのうち第2張出部52の上面と対向する部分と、第2張出部52の上面との間に隙間が形成されていてもよい。なお、図14に示す構成では、第2排水溝54の深さ寸法D及び幅寸法Wと、第2突条部76aの先端部とにより、排水経路の流路面積が定まる。また、図14は、先の図13に対応する図である。
・図13において、第2排水溝54の第2端子側面部52a側の側壁の高さ寸法と、第2排水溝54の基板側天板部50b側の側壁の高さ寸法とが同じであってもよい。また、第2排水溝54の第2端子側面部52a側の側壁の先端部が、第2排水溝54側に傾斜していてもよい。
・図11において、第1排水溝53の底部の高さ位置と、第2排水溝54の底部の高さ位置とが同じであってもよい。また、第1排水溝53の底部の高さ位置が、第2排水溝54の底部の高さ位置よりも高くてもよい。
・図15に示すように、第1排水溝63の底部を第1内側壁部51b側が低くなるように傾斜させてもよい。また、第2排水溝64の底部を第2内側壁部52b側が低くなるように傾斜させてもよい。ちなみに、図15は、先の図11に対応する図である。
なお、第1排水溝の両端のうちいずれか一方が奥行き方向DDにおける第1張出部51の外縁まで延びていない場合、第1排水溝の両端のうち外縁まで延びている方の底部側が低くなるようにこの底部を傾斜させてもよい。また、第2排水溝の両端のうちいずれか一方が奥行き方向DDにおける第2張出部52の外縁まで延びていない場合、第2排水溝の両端のうち外縁まで延びている方の底部側が低くなるようにこの底部を傾斜させてもよい。
・図16に示すように、上側ケース体50において、各端子側面部51a,52a側が幅方向WDにおいて外側に張り出していなくてもよい。この場合、第1排水溝83として、その一端が、上側ケース体50の上面において幅方向WDにおける外縁まで延びているものが形成されていてもよい。これにより、第1排水溝83の一端は、上側ケース体50の端子台100及び第1コネクタ201側の側面部58まで延びることとなる。なお、図16は、先の図4に対応する図である。
また、図16に示すように、第2排水溝84として、その一端が、上側ケース体50の上面において幅方向WDにおける外縁まで延びているものが形成されていてもよい。これにより、第2排水溝84の一端は、上側ケース体50の端子台100及び第1コネクタ201側の側面部58まで延びることとなる。
・図17に示すように、第1排水溝93の一端が第1張出部51の第1内側外縁51fまで延びず、第1排水溝93の一端が第1張出部51に形成された第1孔部93aを通って第1内側壁部51bまで延びていてもよい。ここで、第1孔部93aは、第1内側壁部51b側の高さ位置が低くなるように傾斜している。なお、同様に、第1排水溝93の両端のうち、第1内側外縁51f側に代えて、又は第1内側外縁51f側とともに、第1外側外縁51e側に孔部が形成されていてもよい。なお、図17は、先の図4に対応する図である。
また、図17に示すように、第2排水溝94の一端が第2張出部52の第2内側外縁52fまで延びず、第2排水溝94の一端が第2張出部52に形成された第2孔部94aを通って第2内側壁部52bまで延びていてもよい。ここで、第2孔部94aは、第2内側壁部52b側の高さ位置が低くなるように傾斜している。なお、同様に、第2排水溝94の両端のうち、第2内側外縁52f側に代えて、又は第2内側外縁52f側とともに、第2外側外縁52e側に孔部が形成されていてもよい。
・上側ケース体50としては、合成樹脂材料にて形成されているものに限らず、例えば、アルミニウム等の金属材料により形成されているものであってもよい。
・上記実施形態では、電池セルとしてリチウムイオン蓄電池を用いる構成としたがこれに限らず、電池セルとして、ニカド蓄電池やニッケル水素蓄電池等、他の2次電池を用いる構成としてもよい。
・上記実施形態の電源装置10を、内燃機関と回転電機との両方を車両の走行動力源とするハイブリッド車両に適用してもよいし、内燃機関を備えず、回転電機のみを車両の走行動力源とする電気自動車に適用してもよい。
10…電源装置、20…電池モジュール、40…下側ケース体、50…上側ケース体、60…収容ケース、70…端子カバー、100…端子台、201…第1コネクタ、202…第2コネクタ。

Claims (9)

  1. 車室内に搭載される車載電源装置(10)であって、
    電池部(20)と、
    上側ケース体(50)及び下側ケース体(40)を有し、前記上側ケース体及び前記下側ケースにより形成される収容空間内に前記電池部を収容する収容ケース(60)と、
    前記収容ケースの側面部に沿う方向に並ぶように該側面部に設けられ、外部機器との接続が可能な第1端子部(100)及び第2端子部(201,202)と、
    前記収容ケースにおいて前記第1端子部及び第2端子部が設けられる前記側面部である端子側面部(51a〜51c、52a〜52c)の外側に取り付けられ、前記第1端子部及び前記第2端子部を覆う端子カバー(70)と、を備え、
    前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部であってかつ前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向(DD)において少なくとも前記第1端子部と対応する部分には、前記端子側面部に沿って延びるように第1排水溝(53;83;93,93a)が形成されており、
    前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部であってかつ前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において少なくとも前記第2端子部と対応する部分には、前記端子側面部に沿って延びるように前記第1排水溝とは別の第2排水溝(54;84;94,94a)が形成されており、
    前記第1排水溝が延びる方向における該第1排水溝の両端のうち少なくとも一端が、前記第2端子部の設置部分よりも前記第1端子部側であってかつ前記第1端子部が設けられていない前記収容ケースの側面部(51b,51c)まで延びており、
    前記第2排水溝が延びる方向における該第2排水溝の両端のうち少なくとも一端が、前記第1端子部の設置部分よりも前記第2端子部側であってかつ前記第2端子部が設けられていない前記収容ケースの側面部(52b,52c)まで延びている車載電源装置。
  2. 前記上側ケース体において、前記端子側面部のうち前記第1端子部の設置部分側が外側に張り出して第1張出部(51)が形成されており、
    前記第1張出部のうち、前記第1端子部が設けられる前記端子側面部が第1端子側面部(51a)とされており、
    前記第1張出部のうち、前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において前記第2端子部側の前記端子側面部が第1内側壁部(51b)とされており、
    前記第1張出部の上面に前記第1排水溝(53;93,93a)が形成されており、
    前記第1排水溝が延びる方向における該第1排水溝の一端が、前記第1内側壁部まで延びている請求項1に記載の車載電源装置。
  3. 前記第1張出部のうち、前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において前記第1内側壁部とは反対側の前記端子側面部が第1外側壁部(51c)とされており、
    前記第1排水溝が延びる方向における該第1排水溝の両端のうち、一端が前記第1内側壁部まで延びており、他端が前記第1外側壁部まで延びている請求項2に記載の車載電源装置。
  4. 前記端子カバーは、
    前記第1張出部、前記第1端子部及び前記第2端子部の上方に張り出したカバー上面部(71)と、
    前記端子側面部に対向した状態で前記カバー上面部に設けられる対向板部(72)と、
    前記第1外側壁部に対して隙間を隔ててかつ前記第1外側壁部に対向した状態で、前記カバー上面部及び前記対向板部に設けられる第1カバー側面部(73)と、を有し、
    前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向における前記第1張出部の上面の一対の外縁のうち、前記第1外側壁部側の外縁が第1外側外縁(51e)とされ、前記第1内側壁部側の外縁が第1内側外縁(51f)とされており、
    前記第1排水溝(53)が延びる方向における該第1排水溝の両端のうち、一端が前記第1内側外縁まで延びており、他端が前記第1外側外縁まで延びている請求項3に記載の車載電源装置。
  5. 前記上側ケース体において、前記端子側面部のうち前記第2端子部の設置部分側が外側に張り出して第2張出部(52)が形成されており、
    前記第2張出部のうち、前記第2端子部が設けられる前記端子側面部が第2端子側面部(52a)とされており、
    前記第2張出部のうち、前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において前記第1端子部側の前記端子側面部が第2内側壁部(52b)とされており、
    前記第2張出部の上面に前記第2排水溝(54;94,94a)が形成されており、
    前記第2排水溝が延びる方向における該第2排水溝の一端が、前記第2内側壁部まで延びている請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載電源装置。
  6. 前記第2張出部のうち、前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向において前記第2内側壁部とは反対側の前記端子側面部が第2外側壁部(52c)とされており、
    前記第2排水溝が延びる方向における該第2排水溝の両端のうち、一端が前記第2内側壁部まで延びており、他端が前記第2外側壁部まで延びている請求項5に記載の車載電源装置。
  7. 前記端子カバーは、
    前記第2張出部、前記第1端子部及び前記第2端子部の上方に張り出したカバー上面部(71)と、
    前記端子側面部に対向した状態で前記カバー上面部に設けられる対向板部(72)と、
    前記第2外側壁部に対して隙間を隔ててかつ前記第2外側壁部に対向した状態で、前記カバー上面部及び前記対向板部に設けられる第2カバー側面部(74)と、を有し、
    前記第1端子部及び前記第2端子部が並ぶ方向における前記第2張出部の上面の一対の外縁のうち、前記第2外側壁部側の外縁が第2外側外縁(52e)とされ、前記第2内側壁部側の外縁が第2内側外縁(52f)とされており、
    前記第2排水溝(54)が延びる方向における該第2排水溝の両端のうち、一端が前記第2内側外縁まで延びており、他端が前記第2外側外縁まで延びている請求項6に記載の車載電源装置。
  8. 前記端子カバーは、
    前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部、前記第1端子部及び前記第2端子部の上方に張り出したカバー上面部(71)と、
    前記端子側面部に対向した状態で前記カバー上面部に設けられる対向板部(72)と、を有し、
    前記上側ケース体の上面のうち前記端子側面部側の外縁部において前記カバー上面部と対向する部分に前記第1排水溝及び前記第2排水溝が形成されており、
    前記カバー上面部の内面において前記第1排水溝に対応する部分には、前記第1排水溝に沿いつつ下方に延びる第1突条部(75)が設けられており、
    前記カバー上面部の内面において前記第2排水溝に対応する部分には、前記第2排水溝に沿いつつ下方に延びる第2突条部(76;76a)が設けられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の車載電源装置。
  9. 前記端子側面部と前記端子カバーとにより囲まれた空間が、前記第1端子部に接続される電気配線(301,302)を収容する配線収容空間とされており、前記配線収容空間が下方に開放されており、
    前記電気配線が前記配線収容空間において前記第1端子部と前記第2端子部との間を通る請求項1〜8のいずれか1項に記載の車載電源装置。
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