JP6756081B2 - 補助シート - Google Patents

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本発明は、車両用シートと乗降口との間隙に設けられ、乗員の乗り降りを補助する補助シートに関する。
従来から、通常の自動車は、乗員の車両への乗降時に、乗員が腰を屈めて乗り込み、車両用シートへ座る仕様となっている。しかしながら、足腰が不自由な人または足腰が弱い人にとって、このような仕様は、身体への負担が大きく、車両への乗降をスムーズに行うことが困難であった。このような状況下において、シンプルな構造で且つ容易に取り付けを行うことができる補助シートが所望されている。
引用文献1では、車両用シートの車幅方向の外側に、補助シートを設け、車両への乗降時に、乗員が自ら補助シートをドア側へ倒設することで、車外に補助シートが展開される技術が記載されている。この技術によれば、車両への乗降時に、補助シートが車外に突き出すように設けられるため、車両への乗降がスムーズになり、腰を屈めて乗降する必要がなくなる。そのため、足腰が不自由な人または足腰が弱い人にとって、快適に車両へ乗降することができる。
特開平11−151959号公報
しかしながら、引用文献1では、車両への乗降の都度、乗員が自ら補助シートを倒したり起こしたりしなければならず、手間であった。また、乗員が車椅子を利用している場合、乗車後および降車前には、車椅子を車外と後部座席等との間で出し入れを行う必要がある。車両への乗車後または降車前に車椅子を出し入れする際に、車両シート横に折り畳まれた状態の補助シートがあると、車椅子の出し入れの妨げとなる場合がある。また、展開された状態の補助シートをあると、着座している車両用シートの真横で車椅子を広げたり畳んだりすることができず、不便であった。
また、乗用車へのスムーズな乗降を実現するため、車両シート自体を車幅方向の外側へ回転させ、車外へスライドさせる技術もあるが、構成が複雑であると共に、設置するための費用が掛かる。また、車両シート自体を車外へスライドさせるため、乗降時には、ある程度の乗降スペースを車外に確保する必要もあった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、乗用車の乗降をスムーズに行うことができ、乗用車の乗降時に自動で設置される補助シートを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の補助シートは、車両用シートと乗降口との間隙に設けられ、乗員の乗り降りを補助する補助シートであって、前記車両用シートと前記乗降口との間隙の車体に固定された少なくとも1つの支柱と、前記車両用シートの座面と概略同一の高さとなるように前記支柱によって支持される第1の座面と、2つの可動関節と2つの固定関節を有し、前記第1の座面の直下で前記固定関節が固定され、前記車両用シートと前記乗降口との間で揺動する少なくとも1つの平行四節リンク機構と、前記平行四節リンク機構の前記可動関節側に設けられた第2の座面と、を備え、前記平行四節リンク機構は、前記可動関節および前記固定関節を有する一組の軸が直立する位置で前記第2の座面を前記第1の座面に積重させる一方、前記一組の軸が前記乗降口方向に傾斜し、前記第2の座面が前記第1の座面と概略同一の高さとなる位置で自由度が0となることを特徴とする。
このように、本発明の補助シートは、車両用シートと乗降口との間隙に設けられ、乗員の乗り降りを補助する補助シートであって、車両用シートと乗降口との間隙の車体に固定された少なくとも1つの支柱と、車両用シートの座面と概略同一の高さとなるように支柱によって支持される第1の座面と、2つの可動関節と2つの固定関節を有し、第1の座面の直下で固定関節が固定され、車両用シートと乗降口との間で揺動する少なくとも1つの平行四節リンク機構と、平行四節リンク機構の可動関節側に設けられた第2の座面と、を備えるので、車両のドアを開けるだけで第2の座面を自重で揺動させることができる。また、平行四節リンク機構は、可動関節および固定関節を有する一組の軸が直立する位置で第2の座面を第1の座面に積重させるので、補助シート収納時は、車両用シートと乗降口との間隙のような狭いスペースであってもコンパクトに収納することができる。収納時の第1の座面および第2の座面の高さは、車両用シートの座面の高さと概略同じであるため、乗員の運転操作を妨げない。また、一方、補助シートは一組の軸が前記乗降口方向に傾斜し、第2の座面が第1の座面と概略同一の高さとなる位置で自由度が0となるので、補助シート使用時、つまり乗用車の乗降時は、第2の座面が、その自重によって乗降口側へ車外に張り出し、第2の座面と第1の座面が概略同一の高さに第2の座面を設置することができる。その結果、乗員が乗用車の乗降をスムーズに行うことができる。平行四節リンク機構を用いることで、電動式モーターや油圧式アクチュエータ等の電源を必要とせず、そしてシンプルな構造を採ることができ、設置等に掛かる費用を抑えることができる。
(2)また、本発明の補助シートは、前記一組の軸が直立する位置から前記車両用シート方向に傾斜することを規制するストッパーをさらに備えることを特徴とする。
このように、一組の軸が直立する位置から車両用シート方向に傾斜することを規制するストッパーを備えるので、一組の軸が直立した位置で第2の座面を収納することができる。
(3)また、本発明の補助シートは、前記第2の座面または前記一組の軸の少なくとも一方を前記乗降口方向に付勢する付勢手段を更に備えることを特徴とする。
このように、第2の座面または一組の軸の少なくとも一方を乗降口方向に付勢するので、平行四節リンク機構および第2の座面が車両用シート側へ傾斜することを防ぐ。
本発明によれば、乗用車の乗降をスムーズに行うことができ、乗用車の乗降時に自動で設置される補助シートを提供することができる。
本実施形態に係る補助シートの状態(収納時)を示す斜視図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(収納時)を示す正面図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(収納時)を示す側面図である。 図1Bの1d−1dにおける断面図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(変化の途中)を示す斜視図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(変化の途中)を示す正面図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(変化の途中)を示す側面図である。 図2Bの2d−2dにおける断面図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(使用時)を示す斜視図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(使用時)を示す正面図である。 本実施形態に係る補助シートの状態(使用時)を示す側面図である。 図3Bの3d−3dにおける断面図である。 平行四節リンク機構の構造(収納時)を示した図である。 平行四節リンク機構の構造(変化の途中)を示した図である。 平行四節リンク機構の構造(使用時)を示した図である。 本実施形態に係る補助シートの使用例を示す斜視図である。 本実施形態に係る補助シートの使用例を示す斜視図である。 本実施形態に係る補助シートの使用例を示す正面図である。 本実施形態に係る補助シートの使用例を示す正面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.補助シートの構成]
図1A〜図1Dは、本実施形態に係る補助シート100の収納時の状態を示し、図2A〜図2Dは、本実施形態に係る補助シート100の収納時から使用時に推移する途中の状態または使用時から収納時へ推移する途中の状態を示し、図3A〜図3Dは、本実施形態に係る補助シート100の使用時の状態を示す図である。
図1A〜図1Cは、それぞれ、本実施形態に係る補助シート100の収納時の状態を示す斜視図、正面図、側面図である。図1Dは、図1Bの1d−1dにおける断面図である。
図2A〜図2Cは、それぞれ、本実施形態に係る補助シート100の収納時から使用時、または使用時から収納時へ推移する途中の状態を示す斜視図、正面図、側面図である。図2Dは、図2Aの2d−2dにおける断面図である。
図3A〜図3Cは、それぞれ、本実施形態に係る補助シート100の使用時の状態を示す斜視図、正面図、側面図である。図3Dは、図3Bの3d−3dにおける断面図である。
図1A〜図1D、図2A〜図2Dおよび図3A〜図3Dに示すように、本実施形態に係る補助シート100は、車両用シートと乗降口との間隙に設けられ、紙面に対し下方に向けて開口するコ字状に形成された支持台13上に設けられた第1の座面11と、2つの平行四節リンク機構23によって支持された第2の座面21を備える。第2の座面21は、上面部21aと上面部に対し直角な側面部21bとから構成され、ブラケット31および連結ピンとしての可動関節29を介して平行四節リンク機構23と連結している。支持台13には、第2の座面21が車両用シート側へ傾斜することを規制するストッパー15が設けられている。第2の座面21には、第2の座面21を乗降口方向へ傾斜するように付勢する付勢手段25が設けられている。支持台13および平行四節リンク機構23は、ブラケット31および連結ピンとしての固定関節27を介して平板41に連結されている。そして、平板41は、車両本体に固定されている。また、平行四節リンク機構23と支持台13との間にブッシュ33が設けられている。ブッシュ33を設けることによって、ブラケット31および平行四節リンク機構23が車両前後方向へぐらつくことを抑制することが可能となる。なお、第1の座面11は、支持台13ではなく、少なくとも1つの支柱で支持されていても良い。また、第2の座面21を支持する平行四節リンク機構23は、2つ備えることが好ましいが、1つであっても良いし、3つ以上であっても良い。
ここで、平行四節リンク機構23の構造について説明する。平行四節リンク機構23は、2つの固定関節27(27a、27b)および2つの可動関節29(29a、29b)からなる4つの関節と、対向する2組の軸から構成される。以下、対向する2組の軸について、隣り合う軸間のなす角が直角となる位置における鉛直方向と平行な軸を縦軸23a、23bと呼び、縦軸23a、23bに対し垂直方向の軸を横軸と呼ぶ。なお、本実施形態に係る補助シートでは、第2の座面21および平板41との連結に用いられているブラケット31が横軸の役割を担っている。
縦軸23a、23bの各端部は、可動関節29(29a、29b)と固定関節27(27a、27b)とにそれぞれ接続されている。また、2つの横軸(ブラケット31)のうち、一方の横軸(ブラケット31)の両端部は2つの可動関節29(29a、29b)にそれぞれ接続され、もう一方の横軸(ブラケット31)の両端部は2つの固定関節27(27a、27b)にそれぞれ接続されている。このように構成された平行四節リンク機構23は、2つの固定関節27(27a、27b)を軸として、対向する1組の縦軸23(23a、23b)が同じ角度で、左右に揺動する。また、可動関節29(29a、29b)に接続された横軸(ブラケット31)は、水平状態を保ったまま縦軸23a、23bに従動する。なお、本実施形態に係る補助シートでは、可動関節29(29a、29b)における回転軸は、第2の座面21と平行四節リンク機構23とを連結する連結ピンの役割を担っており、また、固定関節27(27a、27b)における回転軸は、支持台13と平行四節リンク機構23とを連結する連結ピンの役割を担っている。
したがって、本実施形態に係る補助シート100において、第2の座面21は、平行四節リンク機構23の可動関節29(29a、29b)側に設けられており、第2の座面21は上面部21aを水平に保ったまま、例えば図2Cにおける左右方向(車幅方向)に揺動することが可能となる。
[2.補助シートの動作]
本実施形態に係る補助シート100の動作について、説明する。まず、図1Dに示すように、補助シート100収納時は、第2の座面21の側面部21bに対し、車両のドアによって乗降口側から縦軸23a、23bが直立する方向へ力を与えることにより、第2の座面21が第1の座面11の真上に移動する。第2の座面21が第1の座面11の真上に移動した時に、ストッパー15と付勢手段25が当接することで、第2の座面21が車両用シート側へ傾斜することを規制する。その結果、平行四節リンク機構23の一組の軸(縦軸)23a、23bが直立した構造、つまり第2の座面21が第1の座面11の真上に積重する構造を採る。このように、補助シート100は、車両のドアが閉じられた時に、第1の座面11の上に第2の座面21が積重するため、狭いスペースであっても、コンパクトに収納することができる。なお、本実施形態に係る補助シートでは、ストッパー15は支持台13に設けられているが、これに限定されない。第2の座面21が車両用シート側へ傾斜することを規制できる位置であれば、第1の座面11に設けられていても良く、例えば、第2の座面21または平行四節リンク機構23に設けられていても良い。
次に、図2Dに示すように、補助シート100は、車両のドアが開けられ、乗降口側からの第2の座面21の側面部21bに対する力が解除されると、それと同時に、付勢手段25が有する弾性力によって、第2の座面21の重心が乗降口側へ移動し、第2の座面21が自重によって乗降口方向へ揺動する。
なお、本実施形態に係る補助シートでは、付勢手段25は、ストッパー15に当接するよう第2の座面21に設けられているが、これに限定されない。第2の座面21の重心を乗降口側へ移動させることができる位置に設けられていれば、収納時にストッパー15に当接する位置である必要はない。また、付勢手段25は、本実施形態に係る補助シートのように第2の座面21に設けられていても良いが、これに限定されない。例えば、平行四節リンク機構23に設けられていても良いし、第1の座面11または支持台13に設けられていても良い。
次に、図3Dに示すように、補助シート100使用時は、第2の座面21は、第1の座面11と同じ高さとなる位置まで傾斜し、平行四節リンク機構23の一組の軸(縦軸23a、23b)が当接することで止まる。このように、車両のドアを開けただけで、補助シート100は自動的に展開し、使用状態に推移することが可能となる。
ここで、平行四節リンク機構23の可動関節29と固定関節27を有する一組の軸(縦軸23a、23b)、軸間隔、自由度の関係について、図4Aおよび図4Bを用いて説明する。
図4Aに示すように、各縦軸23a、23bの幅をwとし、紙面に対し水平方向の縦軸中心間の距離をdとし、2つの固定関節の中心点間の距離(2つの縦軸の対称軸間の距離)をDとし、Dとdとのなす角をθとすると、式(1)が成立する。
d=Dcosθ−W ・・・(1)
縦軸の幅=w、紙面に対し水平方向の縦軸中心間の距離=d、
2つの固定関節の中心点間の距離(2つの縦軸の対称軸間の距離)=D、
Dとdとのなす角:θ
すなわち、平行四節リンク機構の可動関節と固定関節を有する一組の軸(縦軸23a、23b)は、直立時には所定の間隔(d)を有している。図4Bに示すように、昇降口方向に傾斜し始めると、その間隔(d)が次第に小さくなる。そして、図4Cに示すように、第2の座面が第1の座面と概略同一の高さとなる位置で間隔がなくなり(d=0)、相互に当接する。その結果、平行四節リンク機構の自由度が0となり、平行四節リンク機構はそれ以上揺動できなくなる。これにより、第2の座面を、第1の座面と概略同一の高さとなる位置で固定することができる。
[3.補助シートの使用例]
図5Aおよび図5Bは、本実施形態に係る補助シート100を車両用シート51と乗降口との間隙に設けた状態の概略を示す斜視図である。図6Aおよび図6Bは、本実施形態に係る補助シート100を車両用シート51と乗降口との間隙に設けた状態の概略を示す正面図である。図5A、図5B、図6Aおよび図6Bに示すように、本実施形態に係る補助シート100は、車両用シート51と乗降口との間隙に設置される。なお、第1の座面を支える支持台、および第2の座面を支える平行四節リンク機構は、平板上ではなく、車両本体71に直接固定しても良い。
図5A、図5B、図6Aおよび図6Bに示すように、第2の座面の側面部は、乗降口側となるように設けられる。乗員によってドア61の閉動作が行われると、ドア61から第2の座面21の側面部に対し、車両用シート方向へ力が与えられ、第2の座面21が第1の座面11の真上に移動する。第1の座面11の真上に移動した第2の座面21は、車両用シート側では、支持台に設けられているストッパーによって、車両用シート51側へ傾斜することを規制されている。一方、乗降口側では、ドア61によって、第2の座面21が乗降口側への傾斜することを規制されている。その結果、図6Aに示すように、第2の座面21は、ドア61およびストッパーによって、縦リンクが直立する位置で収納される。収納時の第2の座面21の高さは、車両用シート51の座面の高さと概略同一のため、乗員の運転操作等の動作を妨げない。なお、第2の座面21の側面部は、ドア61を閉める時にドア61から受ける衝撃を和らげるクッション性を有した部材で構成されていても良い。
一方、乗員によってドア61の開動作が行われると、乗降口側で第2の座面21の傾斜を規制していたドア61が解放され、それと同時に第2の座面21に設けられた付勢手段が、支持台に設けられたストッパーを押す。その結果、第2の座面21の重心が乗降口側へ移動し、第2の座面21は、自重によって水平状態保ったまま、平行四節リンク機構の自由度が0となる位置まで、揺動する。平行四節リンク機構の自由度が0となる位置は、第2の座面21と第1の座面11とが概略同一の高さとなる位置である。図6Bに示すように、第1の座面11および第2の座面21の高さは、車両用シート51の座面の高さと概略同一のため、乗員の乗降時に車両用シート51から補助シート100、または補助シート100から車両用シート51への移動をスムーズに行うことができる。さらに、使用時は、第2の座面21が乗降口の外側へ張り出すため、乗員は身を屈めながら車両に乗降する必要がなく、乗降口を気にすることなく、車両の外側で立ったり座ったりすることができる。
本実施形態では、第1の座面および第2の座面の2つの座面から構成される補助シートを説明したが、これに限定されない。例えば、3つの座面から構成される3重構造であっても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、乗用車の乗降をスムーズに行うことができ、乗用車の乗降時に自動で設置される補助シートを提供することができる。
100 補助シート
11 第1の座面
13 支持台
15 ストッパー
21 第2の座面
21a 上面部
21b 側面部
23 平行四節リンク機構
23a、23b 縦軸
25 付勢手段
27、27a、27b 固定関節
29、29a、29b 可動関節
31 ブラケット
33 ブッシュ
41 平板
51 車両用シート
61 ドア
71 車両本体

Claims (3)

  1. 車両用シートと乗降口との間隙に設けられ、乗員の乗り降りを補助する補助シートであって、
    前記車両用シートと前記乗降口との間隙の車体に固定された少なくとも1つの支柱と、
    前記車両用シートの座面と概略同一の高さとなるように前記支柱によって支持される第1の座面と、
    2つの可動関節と2つの固定関節を有し、前記第1の座面の直下で前記固定関節が固定され、前記車両用シートと前記乗降口との間で揺動する少なくとも1つの平行四節リンク機構と、
    前記平行四節リンク機構の前記可動関節側に設けられた第2の座面と、を備え、
    前記平行四節リンク機構は、前記可動関節および前記固定関節を有する一組の軸が直立する位置で前記第2の座面を前記第1の座面に積重させる一方、前記一組の軸が前記乗降口方向に傾斜し、前記第2の座面が前記第1の座面と概略同一の高さとなる位置で自由度が0となることを特徴とする補助シート。
  2. 前記一組の軸が直立する位置から前記車両用シート方向に傾斜することを規制するストッパーをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の補助シート。
  3. 前記第2の座面または前記一組の軸の少なくとも一方を前記乗降口方向に付勢する付勢手段を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の補助シート。
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