JP6745244B2 - アレイコイル及び磁気共鳴撮像装置 - Google Patents
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Description
また、核磁気共鳴信号は、磁石が作る静磁場と垂直な方向に生じる回転磁場の信号であるため、RFコイルは静磁場と垂直な方向の磁場を照射、検出できる向きに配置することが好ましい。
このように、近年RFコイルでは、多チャンネル化を図り、磁気結合による干渉を低減させることによってその感度を向上させている。
また特許文献3ではコイル同士を磁気結合させることで高い感度を得る方法が提案されているが、磁気結合するコイルが互いに信号を検出するRFコイルであるため、コイルの調整が困難なことがある。したがって、何れの手法もノイズ低減が十分でない場合があり、SNRを向上させることが困難であった。
本発明の一態様は、導体からなる第一のループコイル部を有し、被写体からの磁気共鳴信号の受信が可能な第一のRFコイルと、導体からなる第二のループコイル部を有し、被写体からの磁気共鳴信号の受信が可能であり、前記第一のRFコイルと磁気結合が除去された第二のRFコイルと、少なくとも一つの導体の端部が互いに接続されたループ部を有し、前記第一のRFコイル及び前記第二のRFコイルと磁気結合された電界生成回路と、を備え、該電界生成回路は、前記第一のRFコイルにより前記電界生成回路に誘起される第一のサブ電流と、前記第二のRFコイルにより前記電界生成回路に誘起される第二のサブ電流とによって、被写体内にそれぞれ生成する電場の内積の体積積分値が、前記第一のループコイル部に流れる第一の電流と、前記第二のループコイル部のRFコイルに流れる第二の電流とによって被写体内に生成する電場の内積の体積積分値を相殺するような符号及び値となるように、配置調整されるアレイコイルを提供する。
まず、本実施形態を適用可能なMRI装置について説明する。
図1は、本実施形態を適用可能なMRI装置の一例に係る外観を示している。特に、図1(a)は、ソレノイドコイルによって静磁場を生成するトンネル型磁石110を用いた水平磁場方式のMRI装置100である。図1(b)は、開放感を高めるために磁石111を上下に分離したオープン型の垂直磁場方式のMRI装置101である。これらのMRI装置100、101は、検査対象(被写体)103を載置するテーブル102を備える。被写体103はテーブルに載置された状態で、磁石110、111によって均一な磁場(静磁場)が発生している検査空間に配置される。なお磁石110、111は、静磁場を形成する静磁場形成部を構成する。
また図1に示すMRI装置の形態は一例であり、本発明は装置の形態やタイプを問わず、公知の各種のMRI装置を用いることができる。以下の説明において、水平磁場方式及び垂直磁場方式に共通する座標系として、静磁場方向をz方向、それに垂直な2方向を、それぞれx方向及びy方向とする座標系090を用いる。
図2に示すように、MRI装置100は、水平磁場方式のマグネット(静磁場磁石)110、傾斜磁場コイル131、送信RFコイル151、受信RFコイル161、傾斜磁場電源132、シムコイル121、シム電源122、RF磁場発生器152、受信器162、磁気結合防止回路駆動装置180、計算機(PC)170、シーケンサ140、及び表示装置171を備える。なお、102は、検査対象(被写体)103を載置するテーブルである。
上述したように本実施形態のMRI装置は、送信RFコイル151と受信RFコイル161の2種類のRFコイルが用いられる。送信RFコイル151と受信RFコイル161は、一つのRFコイルが両方を兼ねることもできるし、それぞれ別個のRFコイルを用いることもできる。
次に、本実施形態の送信RFコイル151として用いる鳥かご型RFコイル300について図4を用いて説明する。
本実施形態の鳥かご型RFコイル300は、励起対象元素の共鳴周波数(磁気共鳴周波数)が共振周波数となるよう調整され、当該磁気共鳴周波数のRF磁場を照射する。本実施形態では、水素原子核の励起が可能な、水素原子核の磁気共鳴周波数f0に調整される。以後、照射するRF磁場の磁気共鳴周波数をf0とする。
さらに、本実施形態の鳥かご型RFコイル300では、受信RFコイル161(アレイコイル400)との間の磁気結合を防止する送受間磁気結合防止回路210が、鳥かご型RFコイル300の直線導体301に直列に挿入される。
次に、本実施形態の受信RFコイル161として用いるアレイコイル400について、図5を用いて説明する。ここでは、説明の簡単にするために、一例としてループ形状のコイルループ部を有する二つのRFコイル(表面コイル)と、一つの導体の端部が互いに接続されたループ部を有する電界生成回路を並べたアレイコイルを用いて説明する。以下、説明の便宜上、電界生成回路のループ部を、単に「導体ループ」という。なお、本実施形態の受信RFコイルは、少なくとも二つ以上のRFコイルと一つ以上の導体ループ(電界生成回路)を並べたアレイコイルであればよく、これに限定されない。
一般的に、RFコイルどうしのノイズ相関Ψは、以下の式(1)、(2)で求められる。
すなわち、第一のRFコイルと導体ループ及び第二のRFコイルと記導体ループはそれぞれ磁気結合するよう調整される。
次に、受信RFコイルとしてのアレイコイルについてより詳細に説明する。アレイコイルは、MRI装置の受信RFコイルとして用いられる多チャンネルRFコイルであり、複数のRFコイルを備える。複数のRFコイルは、それぞれがMRI装置で発生する核磁気共鳴信号を受信可能であり、且つ、各RFコイルに流れる電流によって被写体内に生成する電場が隣接するRFコイル間で強められるように調整されている。このような調整を実現するための具体的なコイルの構成と調整方法の詳細を以下に説明する。
以下、本実施例に係る受信RFコイルとしてのアレイコイルについて説明する。
本実施例に係る受信RFコイルは、図9に示すように、二つのRFコイル、第一のRFコイル410A、第二のRFコイル410B及び導体ループ415を有する。また、第一のRFコイル410Aのコイルエレメントが作る第一のコイル面と、第二のRFコイル410Bのコイルエレメントが作る第二のコイル面は被写体を被うように配置され、且つ、第一のコイル面の垂線と、第二のコイル面の垂線が交わる点でのなす角の余弦は正となる位置に配置される。
各RFコイル410A、410Bは、磁気結合が除去されるように互いに一部が重なり合った磁気結合除去部451を有しつつ配置されており、これにより各RFコイル間の磁気結合は除去される。各RFコイル410A、410Bと導体ループの間には、磁気結合部450を備える。
図9(b)に示すように、本実施例では、第一のRFコイル410A及び第二のRFコイル410Bは、それぞれのループコイル部420のループ421が形成する面が、磁石の静磁場方向(Z軸方向)にほぼ平行な面となるよう配置されている。以下、導体ループの面は、磁石の静磁場方向にほぼ垂直な面となる場合を例にあげて説明する。なお、ループコイル部420のループ421の形状は、図示するような矩形の他、多角形や円形(楕円形を含む)でもよく任意である。
各ループコイル部420に挿入される直列キャパシタ422、送受間磁気結合防止回路220(キャパシタ423を含む)及び並列キャパシタ424は、図5のアレイコイルで説明した構成と同様である。本実施形態でも、キャパシタ(422、424)は、ループコイル部420のループ421中に3つ挿入しているが、これに限定されるわけではない。無くても良い。
導体ループは磁気結合調整回路451を備える。磁気結合調整回路451を備えることで、サブ電流の量や、サブ電流の位相を調整できる。磁気結合調整回路451は、キャパシタ451Aとインダクタ451Bの並列共振回路で構成される。本実施形態では、キャパシタ451Aとインダクタ451Bから構成される並列共振回路共振周波数は、気共鳴周波数f0より低い周波数fLに調整されている。
本実施例のアレイコイル400の第一のRFコイル410A及び第二のRFコイル410Bは、導体ループの配置、構成及び、磁気結合調整回路452のキャパシタ451Aもしくはインダクタ451Bの値を調整することにより、上記機能を実現する。
先ず、第一のRFコイル410Aと導体ループ415のみが存在する場合の動作について説明する。
本実施例は、図10で説明した基本原理の回路とは導体ループ415の形状が異なる。本実施例の導体ループ415は、第一のRFコイル側のループ416と第二のRFコイル側のループ417とで構成され、互いに逆向きの電流が流れ、8の字形状の電流が流れるよう構成されている。また第一のRF410Aコイルと第一のRFコイル側のループ416の距離と、第一のRF410Aコイルと第二のRFコイル側のループ417の距離が異なって配置されている。そのため、第一のRFコイル側のループ416と第二のRFコイル側のループ417で生じている第一のRF410Aが作る磁場の強さは異なり、それぞれのループで誘起される電流が異なる。
以上のように調整することにより、各RFコイル410は、検出対象の核磁気共鳴信号を、それぞれ受信できる。また、以上のような電流経路を形成することで図7(d)の様な電場が発生するためノイズ相関が低下する。
以下、本実施例の各回路素子の調整手順を、具体的に説明する。
ここでは、アレイコイル400が、静磁場強度3T(テスラ)における水素の原子核の磁気共鳴周波数128MHz(f0=128MHz)で共振するよう調整した実施例を例にあげて説明する。
次に第一のRFコイル及び第二のRFコイルと導体ループの磁気結合の調整を行う。ここでは磁気結合後も第一のRFコイル及び第二のRFコイルが磁気共鳴周波数f0と同じ周波数で共振するよう、磁気結合を調整した後、再度RFコイルの調整も行う。
なお、これら第一のRFコイル410A、第二のRFコイル410B、導体ループの調整は、必要に応じて数回繰り返しても良い。
上述のように調整したアレイコイルを用いて、MRI装置(3テスラ、水平磁場方式)で水ファントムを撮像したシミュレーション結果を図11に示す。図11(a)は画像合成後、ファントム中心のZ方向のSNRプロファイルである。図11(a)中、実線は本実施例のプロファイル、破線は従来(比較例)のRFコイルの磁気結合を除去した場合の感度分布プロファイルである。
なお、本実施例では、磁気結合調整回路の共振周波数はf0より20%小さい値としたが、これに限定されない。第一のRFコイル410Aと、導体ループ415の第一のRFコイル側のループ416がそれぞれ関心領域である空間に作る磁場に打ち消し合いが生じず、同時に第二のRFコイル410Bと、導体ループ415の第二のRFコイル側のループ417がそれぞれ関心領域である空間に作る磁場に打ち消し合いが生じなければ他の値でも良い。
上述した実施例1では、第一のRFコイル410Aの第一のループコイル部420Aが作る第一のコイル面と、また第二のRFコイル410Bの第2のループコイル部420Bが作る第二のコイル面は被写体を被うように配置され、且つ第一のコイル面の垂線と、第二のコイル面の垂線が交わる点でのなす角の余弦は正となる位置に配置される場合を説明した。
一般的に、このような角度に二つの同一のRFコイルを配置すると、これらコイルが被写体の中に作る電場の内積の積分値は負となり、結果負のノイズ相関が生じる。この場合、導体ループ415を加え、被写体内に正の相関を加えることでノイズ相関を0とできるため、回路構成が異なる。具体的には、図12に示すように、導体ループが8の字形状では無く円形若しくは矩形のループ形状となる。
なお、本実施例は上述した実施例1と、基本的には第一のRFコイル410A及び第二のRFコイル410Bの配置と、導体ループの形状が異なるに過ぎず、その他の構成は同一であり、基本原理や調整方法も実施例1と同様である。
本実施例では、第一のRFコイル410Aは導体ループと磁気結合しているため、第一のRFコイル410Aが作る磁場が、図10で説明した基本原理と同じ原理で導体ループのZ軸マイナスよりのエレメントに右方向に流れる電流を誘起し第一のサブ電流418Aが流れる。
本実施例では、第二のRFコイル410Bは導体ループと磁気結合しているため、第二のRFコイル410Bが作る磁場が、図10で説明した基本原理と同じ原理で導体ループのZ軸マイナスよりのエレメントに右方向に流れる電流を誘起し第二のサブ電流418Aが流れる。
上述した実施例1では、第一のRFコイル410Aと第二のRFコイル410Bの磁気結合除去手段にオーバラップ方式を用いたが、本変形例では実施例2と同様にインダクタ451Bを用いた磁気結合手段を用いる。
このように磁気結合を除去することで、二つのアレイコイルの配置が制限を受けにくくなるため設計の自由度が上がる。
このように除去することにより、可変キャパシタ等を用いることで容易に調整がすることができる。またインダクタでは調整が困難な場合でも本形態により調整することが可能になる。
このように除去することにより、可変キャパシタ等を用いることで容易に調整がすることができる。またインダクタでは調整が困難な場合でも本形態により調整することが可能になる。
上述した実施例1及び実施例2では、水平磁場に適用した例を示したが、垂直磁場に適用しても良い。垂直磁場に適用することで、垂直磁場のアレイコイルでもノイズ相関を低減することができSNRが向上する。
なお、本例においても、基本的に実施例1及び実施例2と同様の原理で動作し、同様の方法で調整されている。本例においては、第一のコイル面の垂線と、第二のコイル面の垂線が交わる点でのなす角の余弦は、実施例2と同様に負となる位置に配置される。よって、一般的にこのような角度に二つの同一のRFコイルを配置すると、これらコイルが被写体の中に作る電場の内積の積分値は負となり、結果負のノイズ相関が生じる。この場合、導体ループ415を加え、被写体内に正の相関を加えることでノイズ相関を0とできるため、回路構成は実施例2と同一となる。
図17(a)に示すようにアレイコイルを形成する第一のRFコイル410A及び第二のRFコイルは、被写体103を被い、且つ、磁気結合しないように配置されている。本例では磁気結合除去手段451として、図12に図示した、それぞれのRFコイルのコイルループにインダクタを挿入して、磁気結合を除去するインダクタ方式を用いた。
また本例でも第一のRFコイル410Aと第二のRFコイル410Bは、それぞれ導体ループと結合して磁気共鳴周波数f0と同じ周波数で共振するように調整されているため、磁気共鳴信号を取得することができる。
Claims (15)
- 導体からなる第一のループコイル部を有し、被写体からの磁気共鳴信号の受信が可能な第一のRFコイルと、
導体からなる第二のループコイル部を有し、被写体からの磁気共鳴信号の受信が可能であり、前記第一のRFコイルと磁気結合が除去された第二のRFコイルと、
少なくとも一つの導体の端部が互いに接続されたループ部を有し、前記第一のRFコイル及び前記第二のRFコイルと磁気結合された電界生成回路と、を備え、
該電界生成回路は、
前記第一のRFコイルにより前記電界生成回路に誘起される第一のサブ電流と、前記第二のRFコイルにより前記電界生成回路に誘起される第二のサブ電流とによって、被写体内にそれぞれ生成する電場の内積の体積積分値が、前記第一のループコイル部に流れる第一の電流と、前記第二のループコイル部のRFコイルに流れる第二の電流とによって被写体内に生成する電場の内積の体積積分値を相殺するような符号及び値となるように、配置調整されるアレイコイル。 - 前記第一のループコイル部と前記第二のループコイル部は、互いに磁気結合防止手段によって磁気結合しないように配置及び構成されると共に、前記電界生成回路のループ部が被写体を被うように配置され、
前記第一のループコイル面に略垂直な第一の軸と、前記第二のループコイル面に略垂直な第二の軸とのなす角度の余弦値が負となる場合に、前記電界生成回路が略円形状のループ部を有する、請求項1記載のアレイコイル。 - 前記第一のループコイル部と前記第二のループコイル部は、互いに磁気結合防止手段によって磁気結合しないように配置及び構成されると共に、前記電界生成回路のループ部が被写体を被うように配置され、
前記第一のループコイル面に略垂直な第一の軸と、前記第二のループコイル面に略垂直な第二の軸とのなす角度の余弦値が正となる場合に、前記電界生成回路が8の字形状のループ部を有する、請求項1記載のアレイコイル。 - 前記電界生成回路が、ループ部に直列に挿入されたキャパシタを有する直列共振回路である請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記ループ部が、少なくとも一つ以上の磁気結合調整回路を備えている請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記磁気結合調整回路は、キャパシタ及びインダクタが並列に接続された並列共振回路であり、前記ループ部に直列に挿入される請求項5記載のアレイコイル。
- 前記第一のループコイル部に挿入される第一のインダクタを有し、
前記磁気結合調整回路が、前記ループ部に直列に挿入された第二のインダクタであり、
前記第一のインダクタと第二のインダクタとを磁気結合させることにより、磁気結合を調整する請求項5記載のアレイコイル。 - 前記第一のループコイル部の面と、前記第二のループコイル部の面は被写体を被うように配置されている請求項1乃至請求項7の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記第一のループコイル部の面及び前記第二のループコイル部の面は被写体によって貫かれたように配置されている請求項1乃至請求項8の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記第一のコイルループ部の一部と前記第二のコイルループ部との一部とを互いに重ねて配置することにより、前記第一のRFコイルと前記第二のRFコイルとの磁気結合を除去するオーバーラップ方式を適用した請求項1乃至請求項9の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記第一のRFコイルが第三のインダクタを有し、
前記第二のRFコイルが第四のインダクタを有し、
前記第三のインダクタと前記第四のインダクタとを磁気結合させることにより、前記第一のRFコイルと前記第二のRFコイルの磁気結合を除去するインダクタ方式を適用した請求項1乃至請求項10の何れか1項記載のアレイコイル。 - 前記第一のRFコイル及び第二のRFコイルが、共に同一のキャパシタに直列に接続されることにより、前記第一のRFコイルと前記第二のRFコイルの磁気結合を除去するキャパシタ方式を適用した請求項1乃至請求項11の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記第一のRFコイル又は前記第二のRFコイルが前記電界生成回路と結合することにより前記ループ部に流れる電流が被写体の関心領域に作るRF磁場の位相と、前記第一のRFコイル又は前記第二のRFコイルが前記関心領域に作るRF磁場の位相との差が−30度から+30度である請求項1乃至請求項12の何れか1項記載のアレイコイル。
- 前記電界生成回路と磁気結合しない第三のRFコイルをさらに備える請求項1乃至請求項13の何れか1項記載のアレイコイル。
- 静磁場を形成する静磁場形成部と、
傾斜磁場を形成する傾斜磁場形成部と、
前記静磁場に配置された検査対象にRF磁場を照射する送信RFコイルと、
前記検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する受信RFコイルと、
前記受信RFコイルが検出した核磁気共鳴信号を処理する信号処理部と、を備え、
前記受信RFコイルが、請求項1乃至請求項14の何れか1項記載のアレイコイルである磁気共鳴撮像装置。
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