JP6742713B2 - 複数の焦点面から倍率補正するための方法及びシステム - Google Patents

複数の焦点面から倍率補正するための方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6742713B2
JP6742713B2 JP2015215361A JP2015215361A JP6742713B2 JP 6742713 B2 JP6742713 B2 JP 6742713B2 JP 2015215361 A JP2015215361 A JP 2015215361A JP 2015215361 A JP2015215361 A JP 2015215361A JP 6742713 B2 JP6742713 B2 JP 6742713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
images
lens
image
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015215361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016118535A (ja
Inventor
ケヴィン・ジョージ・ハーディング
トーマス・ジェームズ・バツィンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2016118535A publication Critical patent/JP2016118535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6742713B2 publication Critical patent/JP6742713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0015Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras characterised by the lens design
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/50Depth or shape recovery
    • G06T7/55Depth or shape recovery from multiple images
    • G06T7/571Depth or shape recovery from multiple images from focus
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0075Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for altering, e.g. increasing, the depth of field or depth of focus
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
    • G02B7/38Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals measured at different points on the optical axis, e.g. focussing on two or more planes and comparing image data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30164Workpiece; Machine component

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本開示の分野は、一般に、コンポーネント検査システムに関し、より詳細には、ターゲットの複数の画像を撮影して、ターゲットの寸法を決定するために使用される倍率補正を生成する撮像システムに関する。
少なくとも幾つかの知られているクリープ検出システムは、経時的にクリープ測定の再現性を保証するため密接な公差になるよう位置決めされる試験リグを使用する。セットアップ時間及び工数は、検査される多くのコンポーネントが通常存在するため、かなりなものである。
幾つかの場合、携帯カメラのわずかな位置ずれ又は湾曲表面は、所与のセンサについて固定倍率を達成することを不可能にさせる場合がある。精密測定のために使用される画像において倍率を補正する他の方法は、クリープ等による部品の変化と共に変化しないであろう方法で部品上に基準ターゲットを配置することによって、わかっている離隔距離の画像内に基準ターゲットを置くことを含む。ターゲットは、部品上で余分の空間をふさぎ、より大きな画像を必要とする。代替のアプローチは、毎回非常に正確にセンサを位置決めする精密搭載システムを使用することであった。
米国特許出願公開第2012/0135444号明細書
一実施形態において、複数の焦点面からの倍率補正を使用する検査撮像システムは、画像採取デバイス及びレンズを含むイメージャを含む。システムはまた、コントローラを含み、コントローラは、ユーザインタフェース、1つ又は複数のメモリデバイス、及び、ユーザインタフェース及び1つ又は複数のメモリデバイスに通信可能に結合した1つ又は複数のプロセッサを含む。プロセッサは、ターゲットの複数の画像であって、各画像はターゲットから異なる距離において採取される、複数の画像を採取し、複数の画像を採取するときに使用されるレンズとターゲットとの間の距離を決定し、採取された各画像の倍率を決定するようにプログラムされる。プロセッサは、或る基準に関する倍率補正を決定し、ターゲットのサイズの変化を決定し、ターゲットの決定されたサイズの変化を出力するように更にプログラムされる。
別の実施形態において、画像測定において倍率を補正するための方法は、ターゲットの複数の画像であって、各画像はターゲットから異なる距離において採取される、複数の画像を採取すること、複数の画像を採取するときに使用されるレンズとターゲットとの間の距離を決定すること、及び採取された各画像の倍率を決定することを含む。方法はまた、或る基準に関する倍率補正を決定すること、ターゲットのサイズの変化を決定すること、及び、ターゲットの決定されたサイズの変化を出力することを含む。
更に別の実施形態において、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、内部で具現化されるコンピュータ実行可能命令を含む。少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、コンピュータ実行可能命令は、プロセッサに、ターゲットの複数の画像であって、各画像はターゲットから異なる距離において採取される、複数の画像を採取させ、複数の画像を採取するときに使用されるレンズとターゲットとの間の距離を決定させ、採取された各画像の倍率を決定させる。コンピュータ実行可能命令はまた、プロセッサに、或る基準に関する倍率補正を決定させ、ターゲットのサイズの変化を決定させ、ターゲットの決定されたサイズの変化を出力させる。
本開示のこれらのまた他の特徴、態様、及び利点は、添付図面であって、図面全体にわたって同じ記号が同じ部品を示す、添付図面を参照して以下の詳細な説明が読まれるときによりよく理解されるであろう。
本開示の例示的な実施形態による倍率補正を使用する例示的な検査撮像システムの略図である。 複数の焦点面を使用してターゲットの画像の倍率を補正する例示的な方法のフローチャートである。 図2に示す方法を使用して異なる焦点深度で撮影されたコンポーネントの3つの画像に基づく焦点ベース決定のための焦点深度変更の例を示す図である。 図3に示すコンポーネント301の斜視図である。
別途指示しない限り、本明細書で提供される図面は、本開示の実施形態の特徴を示すことを意図する。これらの特徴は、本開示の1つ又は複数の実施形態を含むいろいろなシステムにおいて適用可能であると思われる。したがって、図面は、本明細書で開示される実施形態の実施のために必要とされる、当業者によって知られている全ての従来の特徴を含むことを意図しない。
以下の明細書及び特許請求の範囲において、幾つかの用語に対して参照が行われることになり、その用語は、以下の意味を持つと規定されるものとする。
単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」は、文脈が別途明確に指示しない限り複数の参照を含む。
「オプションの(optional)」又は「任意選択で(optionally)」は、その後に説明する事象又は状況が発生する場合があるか発生しない場合があること、また、その説明が、事象が発生する事例及び事象が発生しない事例を含むことを意味する。
近似言語は、明細書及び特許請求の範囲の全体にわたって本明細書で使用する場合、関連する基本的機能の変化をもたらすことなく、許容範囲で変化することができる任意の定量的表現を修正するために適用することができる。したがって、「約(about)」、「ほぼ(approximately)」、及び「実質的に(substantially)」等の1つ又は複数の用語によって修飾される値は、指定された厳密な値に限定されない。少なくとも幾つかの事例において、近似言語は、値を測定するための機器の精度に対応することができる。ここで、並びに明細書及び特許請求の範囲の全体にわたって、範囲の制限を、組合すかつ/又は入れ替えることができ、こうした範囲は、同一視され、文脈又は言語が別途指示しない限り、その中に含まれる全ての部分範囲を含む。
本明細書で使用するとき、用語「プロセッサ(processor)」及び「コンピュータ(computer)」並びに関連する用語、例えば「処理デバイス(processing device)」及び「コンピューティングデバイス(computing device)」は、当技術分野でコンピュータとして参照される集積回路に限定されるだけでなく、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、特定用途向け集積回路、及び他のプログラマブル回路を幅広く指し、これらの用語は、本明細書で交換可能に使用される。本明細書で述べる実施形態において、メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のコンピュータ可読媒体及びフラッシュメモリ等のコンピュータ可読不揮発性媒体を含むが、それに限定されない。代替的に、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク−読出し専用メモリ(CD−ROM)、光磁気ディスク(MOD)、及び/又はデジタル多用途ディスク(DVD)もまた使用することができる。同様に、本明細書で述べる実施形態において、更なる入力チャネルは、限定はしないが、マウス及びキーボード等のユーザインタフェースに関連するコンピュータ周辺装置であるとすることができる。代替的に、例えば、限定はしないがスキャナを含むことができる他のコンピュータ周辺装置もまた使用することができる。更に、例示的な実施形態において、更なる出力チャネルは、限定はしないが、ユーザインタフェースモニターを含むことができる。
更に、本明細書で使用するとき、用語「ソフトウェア(software)」及び「ファームウェア(firmware)」は交換可能であり、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、クライアント及びサーバによって実行するためメモリに記憶された任意のコンピュータプログラムを含む。
本明細書で使用するとき、用語「非一時的コンピュータ可読媒体(non−transitory computer−readable media)」は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール及びサブモジュール、又は任意のデバイス内の他のデータ等の情報の短期記憶及び長期記憶のための任意の方法又は技術に実装される任意の有形のコンピュータベースデバイスを示すことが意図される。したがって、本明細書で述べる方法は、限定することなく、記憶デバイス及び/又はメモリデバイスを含む、有形の非一時的なコンピュータ可読媒体において具現化される実行可能命令としてエンコードすることができる。こうした命令は、プロセッサによって実行されると、本明細書で述べる方法の少なくとも一部分をプロセッサに実施させる。更に、本明細書で使用するとき、用語「非一時的コンピュータ可読媒体」は、限定はしないが、揮発性媒体及び不揮発性媒体、ファームウェア、物理的ストレージ及びバーチャルストレージ、CD−ROM、DVD等の取外し可能媒体及び取外し不能媒体、及びネットワーク又はインターネット等の任意の他のデジタル源、並びにまだ開発されていないデジタル手段(唯一の例外は一時的な伝搬信号である)を含む、限定はしないが、非一時的コンピュータ記憶デバイスを含む全ての有形のコンピュータ可読媒体を含む。
更に、本明細書で使用するとき、用語「リアルタイム(real−time)」は、関連する事象の発生時間、所定のデータの測定時間及び収集時間、データを処理する時間、並びに事象及び環境に対するシステム応答の時間のうちの少なくとも1つを指す。本明細書で述べる実施形態において、これらの活動及び事象は実質的に即座に発生する。
デプスフロムフォーカス(depth from focus)/デプスフロムデフォーカス(depth from defocus)は、或るシーンの3D表面を、そのシーンの2つ以上の画像のセットから推定するために使用される。画像は、カメラパラメータ(通常、焦点設定又は画像面軸方向位置)を変えることによって取得され、同じ視点から撮影される。デプスフロムフォーカスとデプスフロムデフォーカスとの差は、第1の場合には、表面推定プロセス中にカメラパラメータを動的に変化させることが可能であり、一方、第2の場合には、これは許可されないことである。更に、両方の問題は、構造化光をシーン上に投影することが可能であるか否かに応じて、能動的又は受動的デプスフロムフォーカス/デフォーカスと呼ばれる。多くのコンピュータビジョン技法はピンホールカメラによって取得される画像を使用することによって3D表面を推定するが、デプスフロムデフォーカスにおいて、実際のアパーチャカメラが使用される。実際のアパーチャカメラは、浅い被写界深度を有し、シーンの小さな3Dスライス上にだけ焦点が合っているように見える画像をもたらす。画像プロセス形成は、光幾何学によって説明される可能性がある。レンズは、薄レンズの法則(thin lens law)、すなわち、1/f=(1/ν)+(1/u)を使用してモデル化される。ここで、fは焦点距離であり、uはレンズ面とシーンにおける合焦状態の(in focus)面との距離であり、νはレンズ面と画像面との距離である。
デプスフロムフォーカスにおいて、一連の画像が撮影され、それぞれの画像は浅い被写界深度を有する。デプスフロムフォーカス又はデフォーカスの最も単純な形態において、情報は、多数の画像において取得され、最小量のぼけ(blur)、すなわち、最大量の焦点鮮明度(focus clarity)を有する画像があるか画像のセットが探索される。本開示の種々の実施形態は、このアプローチを使用して、最良合焦状態にある各画像内の領域を規定し、これらの領域を組合せて、単一の合焦状態の画像を構築する。
デプスフロムデフォーカスにおいて、少数の画像を撮影することができ、焦点ずれ(defocus)の程度がモデル化される。焦点ずれによるぼけの量が使用されて、特定の画像特徴が最良焦点(best focus)からどれだけ遠くにあるかを推定することができる。この場合、ぼけは、通常、合焦状態の画像と有効点広がり関数の畳込みとしてモデル化され、その畳込みは、
R=[D/2]×[1/f−1/o−1/s] (1)
から幾何学的に計算することができる。ここで、Rはぼけ半径を示し、Dは収集アパーチャの径を示し、fはレンズ106の焦点距離を示し、oはコンポーネント110までの対象物距離を示し、sはイメージャ102までの画像距離を示す。
明瞭なエッジ情報は焦点鮮明度について解析される。一部の表面の場合、明瞭なエッジ情報は入手可能でない場合がある。表面が、表面粒構造又は目に見える他のより顕著な特徴等の固有の特徴を持たない場合、別のアプローチが必要とされる。ターゲットとして対象物の固有の特徴を使用することに対する代替法は、ライン等のパターンを表面上に投影することである。ぼやけ(fuzziness)の周波数コンテンツは、その後、対象物の表面上に投影されるパターンの主周波数(間隔)の狭い帯域の周りでモデル化される可能性がある。この推定は、形態
S(x,y)=e−(x’2+y’2)/2a2×cos(2(π)/Txx’+(φ))
(2)
のx及びyにわたる局所的演算子を使用して行うことができる。ここで、x’=xcos(θ)−ysin(θ)であり、y’=−xsin(θ)+ycos(θ)であり、Tは、対象物上に投影されるパターンの主周期であり、aは等価ガウシアンフィルタの標準偏差であり、(θ)は表面垂線に対する照明の角度であり、(φ)は位相オフセットを示す。
これらのアプローチは、ぼけの効果が、主に、投影されるパターンを拡散させ、エッジの強度の変化率(コントラストの微分)を減少させると仮定する。自動焦点(auto focus)システム等の幾つかの場合、エッジのコントラストだけが、各エリアにおいて考慮される。代替的に、ぼやけの周波数コンテンツは、部品上に投影されるパターンの主周波数(間隔)の狭い帯域の周りで計算されるラプラシアンとしてモデル化されることが多い。
撮像システムの場合、焦点深度とシステム解像度は、通常、競合する。すなわち、解像度が高くなればなるほど、撮像システムがそれにわたって焦点を合わせ、明瞭な画像を採取できる深度が浅くなる。ターゲット検出の場合、高い解像度と深い撮像深度の両方が望ましい。高い解像度は、検査されるコンポーネント上の粒構造及び表面スクラッチのようなターゲット特徴を撮像するために必要とされる。
一実施形態において、以下で更に述べるように、撮像システムが使用されて、設定された光路長及び焦点(focal point)を有するレンズ等の撮像要素を使用して、検査されるコンポーネント上のターゲットを撮像する。液晶パネル(LCP:liquid crystal panel)及び複屈折光学機器は、撮像要素とターゲットとの間に位置決めされて、撮像システムの光路長を変更する。複屈折光学要素は、その光路長が光の偏光の向きに依存する要素であり、また、幾何形状に応じて複屈折窓又はレンズと呼ぶことができる。
これは、異なる長さの2つ以上の光路をもたらし、それらの光路は、結果として得られるターゲット画像の再合焦(refocus)を引き起こす。LCP及び複屈折光学要素による光路長の変化は、ターゲットと撮像システムとの間の物理的距離の場合と同様に、画像の合焦(focus)/焦点ずれ(defocus)に同じ影響を及ぼす。合焦される光路長及び再合焦される光路長からのターゲット画像からのデータが使用されて、レンズからターゲットまでの距離を計算する。これは、デプスフロムフォーカス又はデプスフロムデフォーカス計算と呼ぶことができる。
一実施形態によれば、以下で更に述べるように、LCP及び複屈折要素がカメラレンズに取付けられ、供給される電子信号(電圧)が使用されて、液晶によって引起される偏光回転を制御する方法が述べられる。1つ又は複数の異なる電圧が印加され、LCPによって引起される偏光回転を変化させる。その後、これは、光が、複屈折要素内で異なる屈折率の経路を見るようにさせ、異なる光路長をもたらす。光路長のいずれの変動も、ターゲットとイメージャとの間の距離の物理的変化と同様に、画像に関する合焦/焦点ずれの変化をもたらす。
各事例において、ターゲットの画像は、カメラ又は同様のデバイスからなるイメージャを使用して採取され、イメージャは、対象物の画像を採取し、時間的又は空間的パラメータに基づいて、採取された画像データを生成する。同様に、撮像システムは、限定はしないが、更なるレンズ、ミラー、光フィルタ、アパーチャ、照明デバイス、及び電子コンポーネント等の、光学システムにおいて通常見出される更なるコンポーネントを含むことができる。
LCP及び複屈折要素を使用してターゲットとレンズとの間の距離を決定するために必要とされる焦点シフトを生成するための種々の方法が存在する。或る実施形態において、約2ミリメートルから約10ミリメートルの間のオーダの2つから3つの焦点シフトが使用される。ターゲット又は表面特徴の被写界深度(DOF:depth−of−field)が焦点シフトより大きい場合、生成される画像は、オーバラップエリアの両側に対して、中心の「最良焦点(best focus)」領域を有するオーバラップ焦点を有することになる。被写界深度(DOF)は、所与のサイズの特徴が、そこを通して焦点を変えるように見えない撮像領域として規定される。DOFが経路長シフトより短い場合、各画像は、ターゲット上の異なる深度で明瞭な焦点の帯域を示すことになる。
位置の変化がわかるように変位がよく制御された状態で、ターゲットから異なる距離で撮影される一連の画像を使用することは、特定の撮像システムについて距離の変化に伴って画像がどのように変化するかに関する知識を提供し、各場所における倍率の推定を可能にし、補正された幾何形状が、計算された合焦状態の位置について生成される。種々の実施形態において、3つの画像が、3つの知られている異なるスタンドオフ距離において使用される。こうして、撮像デバイスが都度反復して位置決めされなくても、観察されるパターンのサイズは、知られている寸法の基準倍率を使用して正しく計算される可能性がある。
所望の倍率を高い精度で迅速に達成することは、特に、手持ち式デバイスを使用して何らかの特徴又はターゲットを観察する場合、非常に難しい可能性がある。幾つかの場合、湾曲表面は、固定倍率を達成することを、所与のイメージャについて不可能にする場合がある。この方法は、基準画像倍率を手動で達成するための過剰な器具又は他の方法無しでターゲットの正しい幾何形状を計算するために画像が使用されることを可能にする。携帯カメラデバイスによって2次元(2D)ターゲット内の小さな変化を観察する手段によってクリープを測定する場合、この方法は、測定のより高い程度の再現性を可能にする。
本明細書で述べる倍率補正システムの実施形態は、コンポーネントが経験するクリープの量を決定するため、ターゲット寸法の変化を測定するための費用効果的な方法を提供する。本明細書で述べる実施形態は、撮像システムを使用して、コンポーネント内のクリープのリアルタイム情報を提供する。特に、本明細書で述べる実施形態は、イメージャ及び処理機能を使用して、コンポーネントまでの距離及び複数の画像におけるターゲットの倍率を決定する。補正は、画像間の距離の変化による倍率差について決定される。補正がターゲット画像に適用されると、ターゲットの寸法を決定することができる。したがって、本明細書で述べる実施形態は、コンポーネント内のクリープを測定するためのセットアップ時間を実質的に減少させ、それにより、メンテナンスのコストを低減する。更に、クリープ測定が経時的に一貫性がある。
図1は、本開示の例示的な実施形態による倍率補正を含む検査撮像システム100の略図である。例示的な実施形態において、検査撮像システム100は、その焦点位置(fp1、fp2、fp3)をシフトできるように構成されるイメージャ102を含む。種々の実施形態において、イメージャ102は、画像採取デバイス104、レンズ106、及び、幾つかの実施形態において、光路チェンジャ108、例えば限定はしないが、複屈折要素又はガラス部材を含む。イメージャ102は、光路チェンジャ108、並びに、イメージャ102及びターゲット112を含むコンポーネント110の少なくとも一方を互いに向かうよう又は互いから離れるよう併進させるように構成される位置決めマウント(図示せず)の少なくとも一方を使用してその焦点位置をシフトできる。互いに向かうよう又は互いから離れるようイメージャ102又はコンポーネント110を併進させることは、両者間の距離113を変更する。距離113は、各焦点位置におけるターゲット112の倍率を決定するために使用される。ターゲット112は、コンポーネント110の表面114に結合されるか又は表面114内にエッチングされるパターンで具現化され、又は、限定はしないが、穴、溝、スロット、突起、及び表面114にレリーフを付加するその組合せ等の表面114の特徴で具現化される。
検査撮像システム100は、検査撮像システム100の動作を調節するように構成されるコントローラ116を含む。コントローラ116は、画像の採取並びにイメージャ102及びコンポーネント110の互いに対する位置決めを調節する。コントローラ116は、ユーザインタフェース120及び1つ又は複数のメモリデバイス122に結合された1つ又は複数のプロセッサ118を含む。
動作時、コントローラ116は、1つ又は複数のメモリデバイス122から命令を取り出し、その命令は、1つ又は複数のプロセッサ118によって実行されると、ターゲット112の複数の画像であって、各画像が異なる焦点位置で採取される、複数の画像を採取するための初期パラメータを確立するよう1つ又は複数のプロセッサ118に指令する。例えば、コントローラ116は、第1の焦点位置124で第1の画像の採取を、第2の焦点位置126で第2の画像の採取を、また、第3の焦点位置128で第3の画像の採取を開始する。採取された画像はコントローラ116に送信され、コントローラ116において、画像は即座に処理されるかつ/又は後の使用のために記憶される。
図2は、複数の焦点面を使用してターゲットの画像の倍率を補正する方法200のフローチャートである。本明細書で使用するとき、焦点面又は焦点の平面(PoF:plane of focus)は、焦点におけるカメラ又はイメージャ102の前の仮想2次元平面である。PoFは、最も鮮鋭な焦点の理論的な平面を示し、被写界深度内に存在する。PoFは、カメラ又はイメージャ102のセンサに平行に(また、光軸に垂直に)存在する。複数の焦点面は、複数の画像であって、各画像がセンサとターゲットとの間の異なる距離で採取される、複数の画像を指す。複数の焦点面はまた、複数の画像であって、各画像が、(センサとターゲットとの間の距離を除いて)各画像について同じ光学パラメータを使用してセンサとターゲットとの間の異なる距離で採取される、複数の画像を指す。例示的な実施形態において、方法200は、ターゲットの複数の画像を採取する202ことを含む。ターゲットの各画像は、ターゲットから異なる距離で採取される。方法200はまた、複数の画像を採取するときに使用されるレンズとターゲットとの間の距離を決定すること206を含む。方法200は、採取された各画像の倍率を決定する208こと、知られているか又は計算可能な寸法を有する基準ターゲットに関する倍率補正を決定する210こと、ターゲットのサイズの変化を決定する212こと、及び、ターゲットの決定されたサイズの変化をコンピュータシステム130に出力することを更に含む。一実施形態において、ターゲットの決定されたサイズの変化は、検査撮像システムに通信可能に結合されたメンテナンスプラニングコンピュータシステムに出力される。種々の実施形態において、ターゲットの決定されたサイズの変化は、ターゲットの変化率を決定し、ターゲットが所定の限界を超えるまでの期間を予想するように構成されるレートコンピュータシステムに出力される。
イメージャ102(図1に示す)は、ターゲット112の画像を採取するために使用される。画像は、通常、光の可視波長で採取される可視画像である。種々の実施形態において、波長の赤外線帯域等の他の波長が、画像を採取するために使用される。各画像を採取した202後、イメージャ102とターゲット112との間の光路距離(図1に示す)が変更されて、次の画像を異なる焦点面で採取する。イメージャ102は、各光路距離において焦点を合わせるのではなく、むしろ、ターゲット112の焦点鮮明度又はエッジのぼやけが使用されて、イメージャ102とターゲット112との間の距離を決定する。更に、イメージャ102の他の光学パラメータは、画像の採取と採取との間で調整されない。幾つかの実施形態において、採取された画像のうちの1つの画像は、比較的鮮鋭でかつシャープなラインを有する最良合焦位置にある。他の実施形態において、画像は、最良焦点にない異なる距離113で採取され、幾つかのぼやけたエッジを有する。イメージャ102とターゲット112との間の距離の予測は、これらのエッジのぼやけの程度又は鮮明度の程度に基づいて行われる。その変化を記述する関数は、点広がり関数又は他の焦点ベース関数に関連する。
イメージャ102とターゲット112との間の距離を決定するため焦点鮮明度を使用することは、ターゲット112のサイズの変化を比較するため初期画像採取を再現するためのテストリグ内でのコンポーネント110についての複雑でかつ時間がかかるアライメントについての必要性を除去する。レンズの点広がり情報214は、複数の画像を採取するときに使用されるレンズ106(図1に示す)とターゲット112との間の距離を決定する206ときに使用される。
レンズ106からターゲット112までの距離113(図1に示す)を変化させることはまた、ターゲット112の倍率を変化させる(ターゲット112は、より近い距離の画像の場合大きく見え、より遠い距離の画像の場合小さく見える)ため、倍率は、レンズ106についての焦点距離情報216を使用して、採取された各画像について決定される208。画像ごとの倍率の変化は、距離113及び焦点距離情報216を使用して決定される。基準ターゲットに関する倍率補正もまた決定される210。補正された倍率を使用して、ターゲットのサイズの変化が決定される212。現在決定されているターゲットサイズを過去に決定されたターゲットサイズと比較することがコントローラ116において実施される、又は、コントローラ116は、こうしたタスクを他のコンポーネント(図示せず)にオフロードする。種々の実施形態において、画像及び/又は決定の結果は、ユーザインタフェース120上のユーザ(図示せず)に或はメンテナンスプラニングコンピュータシステムを含むことができるメンテナンスコンピュータシステム又はレートコンピュータシステムに出力される。種々の実施形態において、メンテナンスプラニング及びレートコンピュータシステムのレート決定機能は別個のコンピュータによって実施される場合がある、又は、機能は、コントローラ116の一部分に組込まれる場合がある。
図3は、異なる焦点深度において撮影されたコンポーネント301の3つの画像300に基づく焦点ベース決定のための焦点深度変化の例である。図4は、コンポーネント301(図3に示す)の斜視図である。例示的な実施形態は、図1に示す構成を使用するデプスフロムデフォーカス(DFD)法において、異なる焦点深度又は焦点位置において採取される複数の画像を使用する。DFDは、エッジ及び特徴がコンポーネント上で十分に目に見えかつ一般的であるコンポーネント用の携帯測定に向いており、こうした特徴部の領域内で画像データを生成する手段として使用される。DFDは、明瞭な局所的特徴に実際に依存しているため、産業用測定において広く使用されてきておらず、したがって、平滑で明瞭な表面にも適用されない。
デプスフロムフォーカス決定において、情報を提供する一方法は、多数の画像を含む画像のセットを撮影し、最小量のぼけを有する各画像内のエリアを探索することである。一実施形態において、このアプローチが使用されて、最良に合焦されている各画像内の領域を規定し、その後、これらの領域を組合せて、単一の合焦状態の画像を構築する又はイメージャ102までの距離を決定する。
この実施形態において、単純な角302は、ライン(部品上のテキスチャ又は投影ラインである可能性がある)等のターゲットを含む。各画像が、明瞭な合焦状態にあると見なされる領域は、グラフィック上で太い矢印でマーク付けされる。角302の頂点305を覆い、スロープ307を下に途中まで延びる第1の画像304において、矢印306は画像304の合焦状態の部分を指す。頂点305を覆い、スロープ307を下に途中まで延びる第2の画像308において、矢印310は画像308の合焦状態の部分を指す。頂点305を覆い、スロープ307を下に途中まで延びる第3の画像312において、矢印314は画像312の合焦状態の部分を指す。
上述した倍率補正を有する検査撮像システムは、コンポーネントが経験するクリープの量を決定するため、ターゲット寸法の変化を測定するための費用効果的な方法を提供する。本明細書で述べる実施形態は、撮像システムを使用して、コンポーネント内のクリープのリアルタイム情報を提供する。特に、本明細書で述べる実施形態は、イメージャ及び処理機能を使用して、コンポーネントまでの距離及び複数の画像におけるターゲットの倍率を決定する。補正は、画像間の距離の変化による倍率差について決定される。補正がターゲット画像に適用されると、ターゲットの寸法を決定することができる。したがって、本明細書で述べる実施形態は、コンポーネント内のクリープを測定するためのセットアップ時間を実質的に減少させ、それにより、メンテナンスのコストを低減する。更に、クリープ測定が経時的に一貫性がある。
本明細書で述べる方法、システム、及び装置の例示的な技術的効果は、(a)ターゲットの複数の画像であって、各画像はターゲットから異なる距離から採取される、複数の画像を採取するためイメージャを使用すること、(b)ターゲットからの距離を決定するため、画像内のターゲットの焦点鮮明度を使用すること、及び、(c)各距離において画像の倍率及び倍率に対する補正を決定することのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の種々の実施形態の特定の特徴が、幾つかの図面に示され、他の図面には示されないが、これは便宜だけのためである。本開示の原理によれば、図面のいずれの特徴も、任意の他の図面の任意の特徴と組合せて、参照及び/又は特許請求することができる。
幾つかの実施形態は、1つ又は複数の電子又はコンピューティングデバイスの使用を含む。こうしたデバイスは、通常、汎用中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジック回路(PLC)、及び/又は本明細書で述べる機能を実行することが可能な任意の他の回路又はプロセッサ等の、プロセッサ又はコントローラを含む。本明細書で述べる方法は、限定はしないが、記憶デバイス及び/又はメモリデバイスを含む、コンピュータ可読媒体で具現化される実行可能命令としてエンコードすることができる。こうした命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに本明細書で述べる方法の少なくとも一部分を実施させる。上記例は、例示的なだけであり、したがって、用語プロセッサの定義及び/又は意味を決して制限することを意図されない。
この書面による説明は、最良モードを含む実施形態を開示するために、また同様に、任意のデバイス又はシステムを作り使用すること、及び、組込まれる任意の方法を実施することを含む、実施形態を当業者が実施することを可能にするために例を使用する。本開示の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が思いつく他の例を含むことができる。こうした他の例は、特許請求の範囲の逐語的言語と異ならない構造的要素を有する場合、又は、特許請求の範囲の逐語的言語と非実質的相違を有する等価な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることを意図される。
100 倍率補正システム、検査撮像システム
102 イメージャ
104 画像採取デバイス
106 レンズ
108 光路チェンジャ
110 コンポーネント
112 ターゲット
113 距離
114 表面
116 コントローラ、コンピュータデバイス
118 1つ又は複数のプロセッサ
120 ユーザインタフェース
122 1つ又は複数のメモリデバイス
124 第1の焦点位置、焦点面
126 第2の焦点位置、焦点面
128 第3の焦点位置、焦点面
200 方法
202 採取する
206 決定する
208 決定する
210 決定する
212 決定する
214 レンズの点広がり情報
216 焦点距離情報
300 画像
301 コンポーネント
302 角
304 第1の画像
305 頂点
306 矢印
307 スロープ
308 第2の画像
310 矢印
312 第3の画像
314 矢印

Claims (10)

  1. 複数の焦点面(124、126、128)から倍率補正を使用するように構成される検査撮像システム(100)であって、当該システム(100)が、
    画像採取デバイス(104)及びレンズ(106)を備えるイメージャ(102)と、
    コントローラ(116)と
    を備えており、前記コントローラ(116)が、
    ユーザインタフェース(120)、
    1つ又は複数のメモリデバイス(122)、及び
    前記ユーザインタフェース(120)及び前記1つ又は複数のメモリデバイス(122)に通信可能に結合した1つ又は複数のプロセッサ(118)
    を備えており、前記1つ又は複数のプロセッサ(118)が、
    ターゲット(112)の複数の画像であって、複数の画像(304、308、312)の各画像(304、308、312)は前記ターゲット(112)から異なる距離(113)において採取される、前記複数の画像を採取し(202)、
    前記複数の画像(304、308、312)を採取するときに使用される前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定し(206)、
    採取された前記各画像(304、308、312)の倍率を決定し(208)、
    既知又は計算可能な寸法を有する基準ターゲットに関する倍率補正を決定し(210)、
    前記ターゲット(112)のサイズの変化を決定し(212)、
    前記ターゲット(112)の前記決定されたサイズの変化を出力する
    ようにプログラムされる、システム(100)。
  2. 前記ターゲット(112)と前記レンズ(106)との間の光の光路を変更するように構成される光路チェンジャ(108)を更に備える、請求項1記載のシステム(100)。
  3. 前記プロセッサが、前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定するため、前記レンズ(106)について点広がり関数情報を受信するように更にプログラムされる、請求項1記載のシステム(100)。
  4. 前記プロセッサが、前記レンズ(106)の焦点距離情報を使用して、採取された前記各画像(304、308、312)の倍率を決定するように更にプログラムされる、請求項1記載のシステム(100)。
  5. 前記プロセッサが、前記画像の焦点鮮明度を使用して、前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定するように更にプログラムされる、請求項1記載のシステム(100)。
  6. 前記プロセッサが、デプスフロムフォーカス関数及びデプスフロムデフォーカス関数を少なくとも一方を使用して、前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定するように更にプログラムされる、請求項1記載のシステム(100)。
  7. 画像測定において倍率を補正するためのコンピュータ実装式方法(200)において、ユーザインタフェース(120)及び1つ又は複数のメモリデバイス(122)に結合した1つ又は複数のプロセッサ(118)を含むコンピュータデバイス(116)を使用して実装される、方法(200)であって、
    ターゲット(112)の複数の画像(304、308、312)であって、前記複数の画像の各画像は前記ターゲット(112)から異なる距離(113)において採取される、前記複数の画像(304、308、312)を採取する(202)こと、
    前記複数の画像を採取するときに使用されるレンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定する(206)こと、
    採取された前記各画像(304,308,312)の倍率を決定する(208)こと、
    既知又は計算可能な寸法を有する基準ターゲットに関する倍率補正を決定する(210)こと、
    前記ターゲット(112)のサイズの変化を決定する(212)こと、及び
    前記ターゲット(112)の前記決定されたサイズの変化を出力すること
    を含む、方法(200)。
  8. 前記複数の画像(304、308、312)を採取するときに使用される前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定する(204)ことが、前記レンズ(106)について点広がり関数を用いて前記レンズ(106)と前記ターゲット(112)との間の距離(113)を決定することを含む、請求項7記載の方法(200)。
  9. 採取された各画像の倍率を決定することが、前記レンズ(106)の焦点距離情報を使用して、採取された前記各画像(304、308、312)の倍率を決定することを含む、請求項7記載の方法(200)。
  10. 前記ターゲット(112)の前記複数の画像(304、308、312)を採取することが、コンポーネント(110)の表面(114)に結合したパターンの前記複数の画像(304、308、312)を採取することを含む、請求項7記載の方法(200)。
JP2015215361A 2014-11-06 2015-11-02 複数の焦点面から倍率補正するための方法及びシステム Active JP6742713B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/534,837 2014-11-06
US14/534,837 US9338363B1 (en) 2014-11-06 2014-11-06 Method and system for magnification correction from multiple focus planes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016118535A JP2016118535A (ja) 2016-06-30
JP6742713B2 true JP6742713B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=55802941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015215361A Active JP6742713B2 (ja) 2014-11-06 2015-11-02 複数の焦点面から倍率補正するための方法及びシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9338363B1 (ja)
JP (1) JP6742713B2 (ja)
CH (1) CH710375A2 (ja)
DE (1) DE102015118278A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6737212B2 (ja) * 2017-03-14 2020-08-05 オムロン株式会社 運転者状態推定装置、及び運転者状態推定方法
JP2019152787A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社ミツトヨ 焦点距離可変レンズ制御方法および焦点距離可変レンズ装置
CN114095644B (zh) * 2020-08-24 2023-08-04 武汉Tcl集团工业研究院有限公司 一种图像校正的方法和计算机设备
CN112839168B (zh) * 2020-12-30 2022-08-02 凌云光技术股份有限公司 一种自动调整aoi检测***中相机成像分辨率的方法
CN112835172A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 华兴源创(成都)科技有限公司 一种定倍率成像的自动对焦方法及***

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1390983A (en) 1921-09-20 A corpora
US3053142A (en) 1954-08-04 1962-09-11 Eastman Kodak Co Film pitch compensating mechanism for photographic apparatus
GB1140566A (en) 1965-09-03 1969-01-22 Rank Organisation Ltd Improvements in or relating to control systems
US4137459A (en) 1978-02-13 1979-01-30 International Business Machines Corporation Method and apparatus for applying focus correction in E-beam system
US4435052A (en) 1980-10-31 1984-03-06 Guyton D L Ophthalmic test apparatus having magnification compensation
EP0116953A2 (en) 1983-02-18 1984-08-29 Hitachi, Ltd. Alignment apparatus
CA1308203C (en) 1989-06-01 1992-09-29 Nanoquest (Canada) Inc. Magnification compensation apparatus
JPH0575804A (ja) 1991-09-17 1993-03-26 Toshiba Corp 画像形成装置
US5740505A (en) 1995-11-06 1998-04-14 Minolta Co, Ltd. Image forming apparatus
KR100256815B1 (ko) 1996-06-24 2000-06-01 김영환 확대/축소 크기 측정용 마크
US5729512A (en) 1996-07-03 1998-03-17 Zen Research N.V. Magnification and tracking error correction system for multiple track optical disk reader
JP3720582B2 (ja) 1998-06-04 2005-11-30 キヤノン株式会社 投影露光装置及び投影露光方法
US6493019B1 (en) 1999-01-29 2002-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US6541283B1 (en) 1999-10-21 2003-04-01 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for determining magnification error portion of total misalignment error in a stepper
JP4199893B2 (ja) 1999-12-28 2008-12-24 株式会社リコー 画像形成装置
US6839469B2 (en) 2000-01-21 2005-01-04 Lam K. Nguyen Multiparallel three dimensional optical microscopy system
US6667756B2 (en) 2001-08-27 2003-12-23 Xerox Corporation Method of shifting an image or paper to reduce show through in duplex printing
EP2420872A3 (en) * 2001-12-14 2012-05-02 QUALCOMM MEMS Technologies, Inc. Uniform illumination system
US6717676B2 (en) 2002-03-12 2004-04-06 Eastman Kodak Company Method for measuring magnification of an afocal optical system
US8610944B2 (en) 2008-12-17 2013-12-17 Xerox Corporation Method and apparatus for slow scan magnification adjustment using non-redundant overwriting
JP4995854B2 (ja) * 2009-03-11 2012-08-08 富士フイルム株式会社 撮像装置、画像補正方法および画像補正プログラム
US8703101B2 (en) 2009-08-04 2014-04-22 3M Innovative Properties Company Methods of determining NOx in a wound sample
US8600123B2 (en) * 2010-09-24 2013-12-03 General Electric Company System and method for contactless multi-fingerprint collection
US20120166102A1 (en) * 2010-12-23 2012-06-28 Edward James Nieters Method and system for online creep monitoring
US8971588B2 (en) * 2011-03-30 2015-03-03 General Electric Company Apparatus and method for contactless high resolution handprint capture
US8340456B1 (en) * 2011-10-13 2012-12-25 General Electric Company System and method for depth from defocus imaging

Also Published As

Publication number Publication date
US9338363B1 (en) 2016-05-10
DE102015118278A1 (de) 2016-05-12
JP2016118535A (ja) 2016-06-30
CH710375A2 (de) 2016-05-13
US20160134816A1 (en) 2016-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6742713B2 (ja) 複数の焦点面から倍率補正するための方法及びシステム
CA2785405C (en) System and method for depth from defocus imaging
US9961329B2 (en) Imaging apparatus and method of controlling same
JP6537814B2 (ja) 異常の表面上の最深点を自動的に識別するための方法およびデバイス
JP6503221B2 (ja) 3次元情報取得装置、及び、3次元情報取得方法
CN102566023B (zh) 一种数字切片实时扫描自动聚焦***及其方法
KR102368453B1 (ko) 이미지 분석에 의한 신의 3차원 재구성 디바이스 및 방법
JP6446251B2 (ja) 異常の表面上の関心点を自動的に識別するための方法およびデバイス
JP2012058076A (ja) 3次元計測装置及び3次元計測方法
US20120314061A1 (en) Imaging apparatus, imaging method, program, and integrated circuit
JP6292327B2 (ja) プレノプティック撮像システムの深度及び視差のマッピングを較正するための方法及びコンピュータプログラム
KR20200015938A (ko) 홀로그래픽 간섭법의 방법 및 시스템
JP2016080393A (ja) 三次元計測装置、三次元計測方法及びプログラム
Xu et al. Uniaxial three-dimensional shape measurement with projector defocusing
US10362235B2 (en) Processing apparatus, processing system, image pickup apparatus, processing method, and storage medium
TWI489164B (zh) 一種立體調焦法及其系統
JP6272112B2 (ja) 距離検出装置、撮像装置、距離検出方法及び視差量検出装置
JP2010181247A (ja) 形状測定装置及び形状測定方法
JP2017049412A (ja) 撮像装置、合焦位置検出装置、合焦位置検出方法及び合焦位置検出用コンピュータプログラム
Pertuz et al. Efficient focus sampling through depth-of-field calibration
KR101465996B1 (ko) 선택적 큰 주기를 이용한 고속 3차원 형상 측정 방법
EP3194886A1 (en) Positional shift amount calculation apparatus and imaging apparatus
KR101195370B1 (ko) 초점 정보 제공 장치 및 초점 조절 장치
JP2017026494A (ja) 白色干渉計による形状測定装置
KR101623144B1 (ko) 스테레오 현미경을 이용한 3차원 형상 측정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181012

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6742713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350