JP6740645B2 - 収納容器 - Google Patents

収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6740645B2
JP6740645B2 JP2016046863A JP2016046863A JP6740645B2 JP 6740645 B2 JP6740645 B2 JP 6740645B2 JP 2016046863 A JP2016046863 A JP 2016046863A JP 2016046863 A JP2016046863 A JP 2016046863A JP 6740645 B2 JP6740645 B2 JP 6740645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
pressure
internal
temperature
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016046863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017159331A (ja
Inventor
光正 曲谷
光正 曲谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016046863A priority Critical patent/JP6740645B2/ja
Publication of JP2017159331A publication Critical patent/JP2017159331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6740645B2 publication Critical patent/JP6740645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は、はんだ付けが行われる対象物を収納する収納容器に関し、特には、対象物としてプリント基板を収納して搬送する収納容器に関する。
リフロー方式のはんだ付けでは、はんだが溶融した際に発生した気体が、はんだから抜けず、はんだが凝固したはんだ付け部の内部にボイドとして残る場合がある。はんだ付け部の内部にボイドが残ると、はんだ付け面積が低下し、その結果、はんだ付けの強度やはんだ付けされる部品の放熱性が低下するなどの問題が生じる。
これに対して特許文献1および2には、ボイドの発生を低減させるための技術が開示されている。特許文献1に記載の技術では、内部と外部とを連通する連通路が形成された容器が用意され、その容器内に、はんだ付けが行われる対象物が収納される。また、容器内の雰囲気の量を調整する雰囲気調整装置が連通路に接続される。そして、雰囲気調整装置を用いて容器内の雰囲気の量を調整することで、はんだ付けの際に容器内の気圧を大気圧よりも高くして、加圧脱泡効果によりボイドの発生を低減している。
また、特許文献2に記載の技術では、はんだ付けが行われる対象物を収納する容器に、容器内の温度を調整する温度調整機構として高周波加熱コイルや冷却タンクが設けられ、さらに容器内の気圧を調整する気圧調整機構として容器内にガスを供給するガス供給機構が設けられる。そして、この温度調整機構および気圧調整機構を用いて、はんだ付けの際に容器内を加圧した状態で容器内の温度を高くして、加圧脱泡効果によりボイドの発生を低減している。
特開2007−180442号公報 特開2009−253157号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の技術では、容器の内部の気圧を変化させるために雰囲気調整装置やガス供給機構などの大掛かりな機構が必要となり、その結果、コストの増加を招くという問題がある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、コストの増加を抑制しつつ、ボイドの発生を低減することが可能な収納容器を提供することを目的とする。
本発明による収納容器は、はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、を有し、
前記本体部の状態は、前記本体部の温度および前記内部の圧力の少なくとも一方であり、
前記切換部は、前記本体部の温度が所定温度以上になり、かつ、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも高い第1の圧力以上になると、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部と前記外部とを連通した状態で前記内部の圧力が前記第1の圧力未満になると、前記内部と前記外部とを遮断する第1の弁部を含む
または、はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、を有し、
前記本体部の状態は、前記本体部の温度および前記内部の圧力の少なくとも一方であり、
前記切換部は、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも低い第2の圧力以下の場合、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部の圧力が前記第2の圧力より高い場合、前記内部と前記外部とを遮断する、第2の弁部を有する
または、はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、
前記内部の底面に設けられた凹部と、を有する。
本発明によれば、大掛かりな機構を用いずに、ボイドの発生を抑制することが可能になる。
本発明の第1の実施形態の収納容器の構成例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の構成例を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の温度と気圧の時間変化の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の収納容器の別の構成例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態の収納容器の構成例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の収納容器の構成を示す分解斜視図である。図1に示す収納容器は、リフロー方式ではんだ付けされる対象物を収納してリフロー炉まで搬送するための搬送治具1であって、対象物を内部に収納する本体部10を有する。本体部10は、対象物を載置するケース11と、ケース11を覆うことが可能な上蓋12とを含む。対象物は、本実施形態では、はんだ付けされる前の状態の実装基板20である。実装基板20は、具体的には、プリント配線板と、プリント配線板に実装する部品と、プリント配線板と部品とをはんだ付けするためのペースト状のはんだ(いずれも図示せず)を含む。図1の例では、実装基板20は、ケース11と密着されないように載置されているが、実装基板20に熱を効率的に伝えるために、ケース11と密着するように載置されてもよい。
ケース11および上蓋12のそれぞれには、互いに連結し、本体部10の内部の密閉性を高めるためのロック機構13が備わっている。ケース11と上蓋12の間には、本体部10の内部の密閉性をさらに高めるためにパッキンなどが挟まれてもよい。
本体部10(具体的には、上蓋12)には、本体部10の状態に応じて、本体部10の内部と外部との間の連通と遮断とを自動的に切り換える切換部14として、第1の弁部である減圧部15と、第2の弁部である加圧部16とが備わっている。本体部10の状態は、具体的には、本体部10の温度および本体部10の内部の圧力の少なくとも一方であり、本実施形態では、本体部10の温度と内部の圧力の両方を用いる。
図2は、図1のA−A線に沿った搬送治具1の断面図である。図2の例では、ケース11に上蓋12が載置されている状態が示されている。
図2に示すように減圧部15は、減圧弁15Aと、高融点はんだ15Bとを含む。減圧弁15Aは、上蓋12に設けられる。減圧弁15Aは、本体部10の内部の圧力が本体部10の外部の圧力である大気圧よりも高い第1の圧力以上の場合、開放し、本体部10の内部の圧力が第1の圧力未満の場合、閉鎖する。第1の圧力は、減圧弁15Aの自重に逆らって減圧弁15Aを押し上げることが可能な圧力である。高融点はんだ15Bは、実装基板20をはんだ付けするはんだの融点よりも高い所定温度以上で溶融する溶融物質であり、凝固した状態で実装基板20を本体部10に溶着している。以下、所定温度を、高融点はんだ15Bの融点と呼ぶこともある。
上記の構成により、減圧部15は、本体部10の温度が高融点はんだ15Bの融点以上になり、かつ、内部の圧力が第1の圧力以上になると、本体部10の内部と外部とを連通する。また、減圧部15は、内部の圧力が第1の圧力未満になると、本体部10の内部と外部とを遮断する。
加圧部16は、加圧弁16Aと、スプリング16Bとを有する。加圧弁16Aは、上蓋12に設けられる。加圧弁16Aは、本体部10の内部と外部との気圧差に応じて開放と閉鎖を切り換える。スプリング16Bは、加圧弁16Aと上蓋12との間を連結し、本体部10の内部の圧力が大気圧よりも低い第2の圧力以下の場合、加圧弁16Aが開放し、本体部10の内部の圧力が第2の圧力より高い場合、加圧弁16Aが閉鎖するように、加圧弁16Aを付勢する付勢部材である。第2の圧力は、搬送治具1に収納された実装基板20に対してリフロー方式のはんだ付けを行うはんだ付け動作において、実装基板20の温度を常温に戻したときの本体部10の内部の圧力となるように設定される。
上記の構成により、加圧部16は、本体部10内部の圧力が第2の圧力以下の場合、本体部10の内部と外部とを連通し、本体部10内部の圧力が第2の圧力より高い場合、本体部10の内部と外部とを遮断する。
図3〜図8は、本発明の第1の実施形態の搬送治具1を用いたはんだ付け動作の一例を説明するための図である。図9は、本はんだ付け動作における本体部10の内部の温度および圧力の変化の一例を示す図である。図9では、本体部10の内部の温度は実線で示され、本体部10の内部の圧力が点線で示されている。なお、本体部10の内部の温度と本体部10の温度とは同程度であるとしている。
先ず、図3に示すように、上蓋12が開けられた状態ではんだ付けされる前の実装基板20がケース11に載置され、その後、ケース11が上蓋12によって閉じられる。続いて、図4に示すように、ロック機構13を用いてケース11と上蓋12とを固定して、本体部10の内部を密閉状態する。これにより、実装基板20が搬送治具1の内部に密封される。このとき、実装基板20の酸化を防止するために、本体部10の内部に窒素が注入されてもよい。
続いて、実装基板20を密封収納した搬送治具1がリフロー炉(不図示)に投入され、実際にリフロー方式のはんだ付けを行う工程が実行される。本工程では、先ず、図9に示す第1の工程が実行される。
第1の工程では、搬送治具1はリフロー炉で加熱される。これにより、搬送治具1の本体部10の内部の気体および実装基板20も搬送治具1からの輻射熱によって加熱される。この加熱に伴い、本体部10の内部の気体の体積が増加し、本体部10の内部の気圧が上昇する。第1の工程では、リフロー炉は実装基板20の温度上昇率が段階的に変化するように制御され、最終的に実装基板20の温度が、実装基板20をはんだ付けするためのペースト状のはんだの融点であるはんだ溶融温度まで到達し、第2の工程に遷移する。
第2の工程では、実装基板20の温度がはんだ溶融温度より高い所定温度である高融点はんだ15Bの融点以上になるまで加熱され、その後、最高温度で一定期間維持される。そして、実装基板20を冷却する冷却工程に遷移し、実装基板20の温度がはんだ溶融温度まで下がり、第3の工程に遷移する。なお、第2の工程の時間的な長さが、実装基板20をはんだ付けするはんだが溶融するはんだ溶融時間となる。
リフロー方式のはんだ付けにおいて現在主流である鉛フリーはんだを用いたはんだ付けでは、一般的に、はんだ溶融温度は220℃であり、搬送治具1の内部の気体の温度である雰囲気温度は250℃程度まで加熱される。この場合、加熱前の本体部10の内部の状態が常温常圧(25℃および1気圧)であった場合、本体部10の内部の気圧は、実装基板20のはんだの溶融時には1.8気圧程度にまで上昇する。この高圧下において実装基板20のはんだが溶融すると、はんだの周囲の気圧が高いため、加圧脱泡効果でボイドとなる気泡の発生や肥大化が抑制される。
また、高融点はんだ15Bの融点である所定温度をはんだ溶融温度220℃より大きく、最高温度250℃よりも小さく設定することで、実装基板20のはんだが溶融した後、第2の工程中に、図5に示すように減圧弁15Aと上蓋12とを溶着している高融点はんだ15Bが溶融し、減圧弁15Aが大気圧よりも高い内部の気圧によって押し上げられ、開放される。これにより、本体部10の内部と外部とが連通し、内部の圧力が大気圧まで減圧される。この減圧により、高圧化で発生したボイドの内圧よりも周囲の気圧の方が低くなるため、液化しているはんだの中に残ったボイドの体積が増加し、それに伴い、ボイドの浮力も増加する。これにより、ボイドがはんだの液面にまで到達し、ボイドの脱泡が促進される。なお、図5(a)は、高融点はんだ15Bが溶融した後の搬送治具1の断面を示し、図5(b)は、高融点はんだ15Bが溶融した後の減圧部15を示す。
本体部10の内部の気圧が大気圧まで減圧されると、図6に示すように、減圧弁15Aが自重により閉鎖し、本体部10の内部は再び密閉状態となる。この状態で搬送治具1の冷却工程に移行される。これにより、本体部10の内部の気体も冷却され、気体の体積が減少するので、本体部10の内部は大気圧よりも低い負圧となり、液化したはんだ中に残ったボイドの脱泡が真空脱泡効果によりさらに促進される。
そして、搬送治具1が高融点はんだ15Bの融点である所定温度まで冷却されると、減圧弁15Aは高融点はんだ15Bによって再び上蓋12に溶着される。さらに本体部10に収納されている実装基板20がはんだ溶融温度まで冷却されると、ボイドが脱泡された状態ではんだが凝固する。
第3の工程では、搬送治具1および実装基板20の温度がはんだ溶融温度から常温まで冷却される。これにより、本体部10の内部の気圧は第2の圧力となる。第2の圧力は大気圧よりも低い負圧であるため、本体部10の内部の気圧が第2の圧力となると、図7に示すように上蓋12に取り付けられた加圧弁16Aがスプリング16Bを押し下げて開放される。これにより、本体部10の内部の気圧が大気圧に戻り、第3の工程が終了する。
第3の工程が終了すると、図8に示すようにロック機構13が開放され、上蓋12が開けられ、リフロー方式のはんだ付けが終了した実装基板20が搬送治具1から取り出される。
以上説明した本実施形態の構成および動作は単なる一例であって、これらに限定されるものではない。例えば、上記の動作では、本体部10の温度が所定温度に到達した時に、減圧弁15Aが開放されていたが、減圧弁15Aは、本体部10の内部の圧力が所定圧力に到達した時に開放される構成でもよい。
また、図10に示すように、搬送治具1の内部におけるケース11の底面に、液体18を溜めるために凹部であるプール部17を設けてもよい。この場合、プール部17に液体18を蓄えた状態で搬送治具1をリフロー炉内に搬送して加熱する。これにより、はんだ付け動作の第2の工程において、プール部17に蓄えられた液体18が気化することにより、本体部10の内部の気体の体積がさらに増加させ、本体部10の内部の圧力をさらに高くすることが可能になる。プール部17に蓄える液体18の種類や量は、本体部10の内部の圧力における所望の値に応じて適宜決定される。
以上説明したように本実施形態によれば、本体部10は、はんだ付けされる対象物である実装基板20を内部に収納する切換部14は、本体部10の状態に応じて、本体部10の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える。したがって、本体部10の状態に応じて、本体部10の内部と外部との間の連通と遮断が切り換えられるため、本体部10の内部の圧力をはんだ付け動作中に自動的に変化させることが可能になる。したがって、雰囲気調整装置やガス供給機構などの大掛かりな機構を用いなくても、本体部10の内部の気圧を変化させることが可能になるため、コストの増加を抑制しつつ、ボイドの発生を低減することが可能になる。また、人手を使用して本体部10の内部の気圧を変化させる必要がないため、はんだ付け動作における最初の減圧工程や実装基板20を取り出した後の加圧弁16Aの再固定などを省略することができる。
なお、ボイドの発生を低減することが可能になるため、はんだづけで接合する面積が増加し、その結果、はんだ付けの強度を向上させることができる。また、実装基板20において部品の裏面とプリント配線板とをはんだ付けして、実装基板20に放熱性を持たせる場合、ボイドを低減することにより、はんだで接合する面積が増えるため、その放熱性を向上させることができる。
また、本実施形態では、はんだ付け動作において本体部10の内部の圧力が負圧になるため、実装基板20の周囲の酸素分子が減らすことが可能になる。このため、はんだやプリント基板などの酸化を抑制することが可能になり、はんだ付けの濡れを向上することが可能になる。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態の収納容器の概要を示す図である。図11に示す収納容器100は、対象物200を内部に収納する本体部101と、本体部101の状態に応じて、本体部101の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部102とを有する。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、本体部10の状態に応じて、本体部10の内部と外部との間の連通と遮断が切り換えられるため、コストの増加を抑制しつつ、ボイドの発生を低減することが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、を有する収納容器。
(付記2)前記本体部の状態は、前記本体部の温度および前記内部の圧力の少なくとも一方である、請求項1に記載の収納容器。
(付記3)前記切換部は、前記本体部の温度が所定温度以上になり、かつ、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも高い第1の圧力以上になると、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部と前記外部とを連通した状態で前記内部の圧力が前記第1の圧力未満になると、前記内部と前記外部とを遮断する第1の弁部を含む、請求項2に記載の収納容器。
(付記4)前記第1の弁部は、前記本体部に設けられ、前記内部の圧力が前記第1の圧力以上の場合、開放し、前記内部の圧力が前記第1の圧力未満の場合、閉鎖する減圧弁と、前記減圧弁と前記本体部を溶着し、前記第1の温度以上で溶融する溶融物質とを有する、付記3に記載の収納容器。
(付記5)前記切換部は、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも低い第2の圧力以下の場合、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部の圧力が前記第2の圧力より高い場合、前記内部と前記外部とを遮断する、第2の弁部を有する、付記2ないし4のいずれか1項に記載の収納容器。
(付記6)前記第2の弁部は、前記本体部に設けられ、前記内部と外部との気圧差に応じて開放と閉鎖を切り換える加圧弁と、前記加圧弁と前記本体部との間を連結し、前記内部の圧力が前記第2の圧力以下の場合、前記加圧弁が開放し、前記内部の圧力が前記第2の圧力より高い場合、前記加圧弁が閉鎖するように、前記加圧弁を付勢する付勢部材と、を有する付記5に記載の収納容器。
(付記7)前記内部の底面に設けられた凹部をさらに有する、付記1ないし6のいずれか1項に記載の収納容器。
1 搬送治具
10 本体部
11 ケース
12 上蓋
13 ロック機構
14 切換部
15 減圧部
15A 減圧弁
15B 高融点はんだ
16 加圧部
16A 加圧弁
16B スプリング
17 プール部
18 液体
20 実装基板

Claims (5)

  1. はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
    前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、を有し、
    前記本体部の状態は、前記本体部の温度および前記内部の圧力の少なくとも一方であり、
    前記切換部は、前記本体部の温度が所定温度以上になり、かつ、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも高い第1の圧力以上になると、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部と前記外部とを連通した状態で前記内部の圧力が前記第1の圧力未満になると、前記内部と前記外部とを遮断する第1の弁部を含む、収納容器。
  2. 前記第1の弁部は、前記本体部に設けられ、前記内部の圧力が前記第1の圧力以上の場合、開放し、前記内部の圧力が前記第1の圧力未満の場合、閉鎖する減圧弁と、前記減圧弁と前記本体部を溶着し、前記第1の温度以上で溶融する溶融物質とを有する請求項に記載の収納容器。
  3. はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
    前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、を有し、
    前記本体部の状態は、前記本体部の温度および前記内部の圧力の少なくとも一方であり、
    前記切換部は、前記内部の圧力が前記外部の圧力よりも低い第2の圧力以下の場合、前記内部と前記外部とを連通し、前記内部の圧力が前記第2の圧力より高い場合、前記内部と前記外部とを遮断する、第2の弁部を有する収納容器。
  4. 前記第2の弁部は、前記本体部に設けられ、前記内部と外部との気圧差に応じて開放と閉鎖を切り換える加圧弁と、前記加圧弁と前記本体部との間を連結し、前記内部の圧力が前記第2の圧力以下の場合、前記加圧弁が開放し、前記内部の圧力が前記第2の圧力より高い場合、前記加圧弁が閉鎖するように、前記加圧弁を付勢する付勢部材と、を有する請求項に記載の収納容器。
  5. はんだ付けされる対象物を内部に収納する本体部と、
    前記本体部の状態に応じて、前記本体部の内部と外部との間の連通と遮断とを切り換える切換部と、
    前記内部の底面に設けられた凹部と、を有する収納容器。
JP2016046863A 2016-03-10 2016-03-10 収納容器 Active JP6740645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046863A JP6740645B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046863A JP6740645B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017159331A JP2017159331A (ja) 2017-09-14
JP6740645B2 true JP6740645B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=59853402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016046863A Active JP6740645B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6740645B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2611832A1 (de) * 1976-03-19 1977-09-22 Linde Ag Verfahren und vorrichtung zum flussmittellosen loeten
JPH0391254A (ja) * 1989-09-04 1991-04-16 Hitachi Ltd 接合装置
JP2009253157A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Toyota Industries Corp 半田付け方法及び半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017159331A (ja) 2017-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6042956B1 (ja) 半田付け製品の製造方法
JP7455145B2 (ja) 材料射出のための材料の滴下の防止
JP2016139831A (ja) プリント回路基板の製造システムおよびプリント回路基板の製造方法
JP2010161206A (ja) 接合方法及びリフロー装置
JP6740645B2 (ja) 収納容器
TWI384599B (zh) 將熔融焊料注入模板之孔穴之方法及用以執行該方法之設備
JP2009253157A (ja) 半田付け方法及び半導体装置の製造方法
JP2007012728A (ja) 圧電振動子パッケージ及びその製造方法ならびに物理量センサー
JP5064142B2 (ja) 圧電デバイスの製造方法
KR920005953Y1 (ko) 납땜장치
US8944310B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
US7728425B2 (en) Seal of fluid port
JP2006073679A (ja) 電子部品封止体の製造方法および製造装置
JP6361315B2 (ja) 冷却板
JP2007097036A (ja) 圧電発振器
WO2002051221A1 (fr) Dispositif de soudage par refusion et procede de soudage par refusion
JP5692453B1 (ja) 封止装置及び封止方法
JP2018034162A (ja) 加熱方法及び加熱装置
JP2010272780A (ja) 電子部品の封止装置
JP2000190070A (ja) はんだ付け方法およびその装置
JPH1174455A (ja) 電子部品
JP2008028050A (ja) パッケージ用蓋体の製造方法
JP2022122459A (ja) 水晶発振器
JP2009059920A (ja) プリント基板の半田付け方法
GB2418881A (en) Wave soldering apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6740645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150