JP6737529B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に係る自動分析装置の基本構成を示す図である。ここでは、自動分析装置の一態様として、ターンテーブル方式の生化学分析部と血液凝固時間分析ユニットとを備えた複合型の自動分析装置の例について説明する。
この自動分析装置1による生化学項目の分析は、次の手順で行われる。まず、操作者は操作部105を用いて各サンプルに対し検査項目を依頼する。依頼された検査項目についてサンプルを分析するために、サンプル分注プローブ12は分析パラメータに従ってサンプル容器27から反応容器(生化学分析用)26へ所定量のサンプルを分注する。
また、自動分析装置1による血液凝固時間項目の分析は、主に次の手順で行われる。
試薬が吐出された時点から、反応容器(血液凝固分析用)28に照射された光の透過光または散乱光の測光が開始される。図10は、本実施の形態に係る血液凝固検出部における反応ポートの基本構成を示す図である。(a)は上面断面図、(b)は(a)に示すX−X’面を正面とした場合の断面図である。本図に示されるように、反応ポート209には、反応容器(血液凝固分析用)28が設置される反応容器設置部2101、反応容器設置部2101に設置された反応容器(血液凝固分析用)28に光を照射する光源2102、照射された光2104の散乱光2105を検出する検出器2103(血液凝固分析用検出器、第2の検出器)が備えられる。なお、図1に示した構成では、血液凝固時間検出部21は、複数の反応ポート201を備えているが、単一の反応ポート209を備えるように構成することもできる。また、本図においては検出器2103(血液凝固分析用検出器、第2の検出器)が散乱光を検出する態様について説明したが、図1にて上述した通り、透過光を検出する態様にも適用可能である。
図2は、本実施の形態に係る自動分析装置における基板の基本構成を示す図である。
図9は血液凝固時間分析のデータ処理用の検出基板(単体)の基本構成を示す。従来では、複合型の自動分析装置においても、これらの図に示すように、それぞれの分析項目について得られた測定データの処理を、独立した基板で実施していたため、処理の効率が低く、また測定データに機差が影響するおそれがあった。これに対し、本実施の形態では、図2にて示した共通A/D変換基板204を用いて、後述する分析動作、データ処理動作を実行する。
2・・・血液凝固時間分析ユニット
11・・・サンプルディスク
12・・・サンプル分注プローブ
13・・・反応ディスク
14・・・第2試薬分注プローブ
15・・・第1試薬ディスク
16・・・第2試薬ディスク
17・・・第1試薬分注プローブ(第1の試薬分注機構)
18・・・サンプル分注ポジション
19・・・検出器(生化学分析用検出器、第1の検出器)
20・・・血液凝固試薬分注プローブ(第2の試薬分注機構)
21・・・血液凝固時間検出部
22・・・光学ジグマガジン
23・・・反応容器移送機構
24・・・反応容器廃棄口
25・・・使い捨て反応容器マガジン
26・・・反応容器(生化学分析用、第1の反応容器)
27・・・サンプル容器
28・・・反応容器(血液凝固分析用、第2の反応容器)
29・・・位置指示器
30・・・検知センサ
101・・・インターフェース
102・・・全体制御部
103・・・測定制御部
104・・・記憶部
105・・・操作部
106・・・表示部
201・・・サンプル分注制御部
202・・・移送機構制御部
203・・・血液凝固試薬分注制御部
204・・・共通A/D変換基板
204a・・・信号切換部
204b・・・A/D変換部
204c・・・CPU
204d−1〜d−3・・・接点切換部
204e・・・信号蓄積部
205・・・試薬分注制御部(1)
206・・・試薬分注制御部(2)
207・・・血液凝固時間分析項目用検出基板
207a・・・光電変換素子
207b・・・増幅回路
208・・・生化学分析項目用検出基板
207a・・・光電変換素子
207b・・・増幅回路
209・・・反応ポート
2101・・・反応容器設置部
2102・・・光源
2103・・・検出器(血液凝固分析用検出器、第2の検出器)
2104・・・照射光
2105・・・散乱光
Claims (11)
- 試料と試薬とを混合し反応させるための第1の反応容器が円周状に配置される、回転可能な反応ディスクと、
試薬を第1の反応容器に分注する第1の試薬分注機構と、
試料と試薬とを混合し反応させるための第2の反応容器が配置される反応ポートと、
試薬を第2の反応容器に分注する第2の試薬分注機構と、
第1の反応容器及び第2の反応容器に試料を分注する試料分注機構と、
当該反応ディスクに配置された第1の反応容器に保持された試料と試薬との混合液に光を照射する第1の光源と、当該照射された光を検出する第1の検出器と、
当該反応ポートに配置された第2の反応容器に保持された試料と試薬との混合液に光を照射する第2の光源と、当該照射された非価値を検出する第2の検出器と、
当該検出結果に基づいて試料を分析する制御部と、を備え、
当該検出された光について、アナログデータからデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換部と、
前記第1の検出器によって検出された第1の信号及び前記第2の検出器によって検出された第2の信号を受け取り、当該受け取った信号のうち、特定の信号を選択的に前記アナログ/デジタル変換部に送る信号切換部を有し、
前記制御部は、
前記信号切換部の動作を制御し、当該アナログ/デジタル変換部における、前記第1の信号を変換するタイミングと、前記第2の信号を変換するタイミングとが互いに重複しないように、当該受け取った信号のうち、前記アナログ/デジタル変換部に送る信号を選択し、
前記信号切換部は、
前記第1の検出器または前記第2の検出器の一方の検出器と接続され、当該接続された検出器によって検出された第1の信号または第2の信号を受け取り、当該受け取った信号を一時的に記憶する信号蓄積部を有することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載された自動分析装置であって、
当該信号蓄積部に接続された第1の検出器または第2の検出器の一方の検出器と、前記信号蓄積部との間に配置され、前記信号蓄積部よりも先に、当該接続された検出器によって検出された第1の信号または第2の信号を受け取り、当該受け取った信号のうち特定の信号を選択的に前記信号蓄積部に送るように切換を行う第1の接点切換部を備えることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項2に記載された自動分析装置であって、
前記第1の検出器または前記第2の検出器のうち、前記信号蓄積部に接続されていない他方の検出器と、前記アナログ/デジタル変換部との間に配置され、前記信号蓄積部に記憶された信号のうち、特定の信号を選択的に前記アナログ/デジタル変換部に送るように切換を行う第2の接点切換部を備えることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項3に記載された自動分析装置であって、
当該第1の検出器または第2の検出器の一方の検出器に接続された信号蓄積部と、前記アナログ/デジタル変換部との間に配置され、当該接続された検出器によって検出された第1の信号または第2の信号を前記信号蓄積部から受け取り、当該受け取った信号のうち特定の信号を選択的に前記アナログ/デジタル変換部に送るように切換を行う第3の接点切換部を有することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項4に記載された自動分析装置であって、
前記制御部は、
前記第1の接点切換部及び前記第3の接点切換部がオン状態である期間は、前記第2の接点切換部をオフ状態とし、
前記第2の接点切換部がオン状態である期間は、前記第1の接点切換部及び前記第3の接点切換部をオフ状態とするように前記第1〜第3の接点切換部の動作を制御することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載された自動分析装置であって、
前記第1の検出器は、当該第1の光源から照射された光の透過光または散乱光を検出し、
前記第2の検出器は、当該第2の光源から照射された光の散乱光を検出することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項6に記載された自動分析装置であって、
前記第2の反応容器は、ディスポーザブルであることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載された自動分析装置であって、
前記制御部は、
前記反応ディスクに配置された第1の反応容器が、前記第1の検出器の前を通過し始めた後に、前記第1の信号を前記アナログ/デジタル変換部に送るように前記信号切換部の動作を制御することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載された自動分析装置であって、
前記制御部は、
前記第2の試薬分注機構が、試薬を前記第2の反応容器に分注した後に、前記第2の信号を前記アナログ/デジタル変換部に送るように前記信号切換部の動作を制御することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載された自動分析装置であって、
前記信号切換部と、前記アナログ/デジタル変換部とは、前記第1の検出器及び前記第2の検出器について共通した基板上に搭載されていることを特徴とする自動分析装置。 - 試料と試薬とを混合し反応させるための第1の反応容器が円周状に配置される、回転可
能な反応ディスクと、
試薬を第1の反応容器に分注する第1の試薬分注機構と、
試料と試薬とを混合し反応させるための第2の反応容器が配置される反応ポートと、
試薬を第2の反応容器に分注する第2の試薬分注機構と、
第1の反応容器及び第2の反応容器に試料を分注する試料分注機構と、
当該反応ディスクに配置された第1の反応容器に保持された試料と試薬との混合液に光を照射する第1の光源と、当該照射された光を検出する第1の検出器と、
当該反応ポートに配置された第2の反応容器に保持された試料と試薬との混合液に光を照射する第2の光源と、当該照射された光を検出する第2の検出器と、
当該検出結果に基づいて試料を分析する制御部と、を備えた自動分析装置を用いた分析方法であって、
当該検出された光について、アナログデータからデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換部と、
前記第1の検出器によって検出された第1の信号及び前記第2の検出器によって検出された第2の信号を受け取り、当該受け取った信号のうち、特定の信号を選択的に前記アナログ/デジタル変換部に送る信号切換部を有し、
前記制御部は、
前記信号切換部の動作を制御し、当該アナログ/デジタル変換部における、前記第1の信号を変換するタイミングと、前記第2の信号を変換するタイミングとが互いに重複しないように、当該受け取った信号のうち、前記アナログ/デジタル変換部に送る信号を選択し、
前記信号切換部は、信号蓄積部を有し、前記第1の検出器または前記第2の検出器の一方の検出器と接続され、当該接続された検出器によって検出された第1の信号または第2の信号を受け取り、当該受け取った信号を一時的に記憶することを特徴とする分析方法。
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