JP6737425B2 - 報知装置、作業機、及び報知方法 - Google Patents

報知装置、作業機、及び報知方法 Download PDF

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Description

本発明は報知装置、作業機、及び報知方法に関する。
従来から、作業機の一例として、旋回体の旋回量や位置を検出するための旋回角度検出器を備えたクレーンが知られている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、旋回角度検出器としてポテンショメータを有するクレーンが開示されている。
特開平8−26676号公報 特開2016−175745号公報
ところで、旋回体の操作が、ブリードオフ回路の動作によって実現されているクレーンが知られている。ブリードオフ回路を備えたクレーンの場合、旋回体の負荷変動、風等の環境変動、又はブリードオフ回路のポンプ流量によって、旋回体が旋回を開始する操作レバーの操作量が変動する。このため、旋回体が旋回を開始する操作レバーの操作量を、作業者が把握できない可能性がある。
又、回路構成に因らず、クレーンの作業半径が大きい場合、吊荷の位置は、旋回体の旋回量が僅かであっても大きく変動する。このため、作業者は操作レバーの操作に細心の注意を払う必要がある。しかし、作業者が、旋回体が旋回していることを確認する手段は、視覚情報及び体感のみである。このため、旋回台の旋回を把握することは容易でない。
本発明の目的は、旋回体が旋回していることを作業者に報知できる報知装置、作業機、及び報知方法を提供することである。
本発明に係る報知装置の一態様は、下部ベース体と、下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、を備える作業機に搭載される報知装置であって、旋回体を旋回させる駆動装置又は駆動装置により駆動される被駆動部の実際の回転量を検出する第一検出部と、第一検出部が検出した回転量に対応する情報を報知する報知部と、を備える。
本発明に係る作業機の一態様は、下部ベース体と、下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、上述の報知装置と、を備える。
本発明に係る報知方法の一態様は、下部ベース体と、下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、を備える作業機に搭載されたプロセッサーで実行される報知方法であって、旋回体を旋回させる駆動装置又は駆動装置により駆動される被駆動部の実際の回転量を検出するステップと、検出した回転量に対応する情報を報知するステップと、を含む。
本発明によれば、旋回体が旋回していることを作業者に報知できる。
図1は、実施形態1に係る旋回動作報知装置が装備されるクレーンの旋回体の油圧回路及び電気回路の回路図である。 図2は、実施形態1に係る旋回動作報知装置が装備されるクレーンの旋回体が備えるモータの正面図である。 図3は、実施形態1に係る旋回動作報知装置が装備されるクレーンの旋回体が備えるモータ及び旋回ベアリングの斜視図である。 図4は、実施形態1に係る旋回動作報知装置が備える回転検出器の上面図である。 図5は、実施形態2に係る旋回動作報知装置が装備されるクレーンの旋回体の油圧回路及び電気回路の回路図である。 図6は、実施形態2に係る旋回動作報知装置の旋回方向報知処理のフローチャートである。 図7は、実施形態2に係る旋回動作報知装置が備えるコントローラの内部の記憶部に記憶された旋回方向テーブルの図である。
以下、本発明の実施形態に係る旋回動作報知装置、クレーン、及び旋回動作報知方法について図面を参照して詳細に説明する。尚、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。又、本明細書において、前後方向は、クレーンのキャビンに設けられた運転席に対する前後方向を意味する。
[実施形態1]
本実施形態の旋回動作報知装置1Aは、下部走行体(不図示)の上部に設けられた旋回体10を備えるクレーンC1に装備される旋回動作報知装置である。クレーンC1は、作業機の一例に該当する。本実施形態の旋回動作報知装置1Aは、旋回体10の旋回を検出した場合に、旋回体10の実際の回転量に応じた頻度で作動音を出力する。
先ず、図1〜図4を参照して、旋回動作報知装置1Aが搭載されたクレーンC1の構成について説明する。次に、旋回動作報知装置1Aの動作について説明する。
尚、本実施形態では、作業車の一例として、移動式のクレーンC1について説明する。移動式のクレーンは、例えば、ラフテレーンクレーン、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、及び積載形トラッククレーン(カーゴクレーンとも称する。)である。又、作業車は、移動式のクレーンに限定されず、下部ベース体と、下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体とを備える種々のクレーンであってよい。下部ベース体は、走行可能であっても良いし、走行不可能であってもよい。又、クレーン以外の作業車として、例えば、旋回機能を備えた種々の作業機(例えば、油圧ショベル)が挙げられる。
図1は、旋回動作報知装置1Aが装備されるクレーンC1が備える旋回体10の油圧回路及び電気回路の回路図である。図2は、クレーンの旋回体10が備えるモータ12の正面図である。図3は、旋回体10が備えるモータ12と旋回ベアリング14の斜視図である。
クレーンC1は、下部走行体2、旋回体10、ブーム15、ワイヤロープ(不図示)、フック(不図示)、及び旋回動作報知装置1A等を備える。
<下部走行体>
下部走行体2は、下部ベース体の一例に該当し、走行可能である。下部走行体2は、車輪を備えた下部走行体であってもよし、クローラを備えた下部走行体であってもよい。尚、下部ベース体は、走行可能であってもよいし、走行不可能であってもよい。下部ベース体が走行不可能な場合、下部ベース体は、例えば、地面又は建築物等の固定部に固定されてよい。
<旋回体>
旋回体10は、下部走行体2の旋回台(不図示)に旋回自在に支持されている。旋回体10は、油圧回路AC、モータ12、減速機13、旋回ブレーキ101、及び旋回レバー11等を有する。
<油圧回路>
油圧回路ACは、アクチュエータとして、油圧ポンプ121、リリーフバルブ123、及びコントロールバルブ124等を有する。これらのアクチュエータは、モータ12を駆動するために設けられている。このような油圧回路ACは、ブリードオフ回路の一例に該当する。ブリードオフ回路は、アクチュエータの動力の消費を抑えて回路効率高めることができる。
具体的には、油圧ポンプ121は、原動機125の動力に基づいて作動することにより、オイルタンク126から油圧回路ACに作動油を供給する。
リリーフバルブ123は、供給された作動油が設定以上の圧力になると、バルブを開けて作動油をオイルタンク126に逃がす。これにより、リリーフバルブ123は、供給された作動油が設定以上の圧力になることを防いで油圧回路ACを保護する。
コントロールバルブ124は、モータ12への作動油の供給経路を切り換えて、モータ12の回転方向を切り換える。即ち、コントロールバルブ124は、モータ12のポートP1に作動油を供給する第一経路と、ポートP2に作動油を供給する第二経路と、を選択的に切り換える。
具体的には、コントロールバルブ124は、コントロールバルブ124内を通ってタンクへ戻る油路(以下、ブリード油路という)を旋回レバー11の操作量に応じて徐々に絞り、最終は閉塞させることにより、モータ12のポートP1に作動油を供給する経路(第一経路)と、モータ12のポートP2に作動油を供給する経路(第二経路)とを、切り換える。
コントロールバルブ124が、モータ12に作動油を供給する経路を第一経路に切り換えると、モータ12は、正回転方向に回転する。又、コントロールバルブ124が、モータ12に作動油を供給する経路を第二経路に切り換えると、モータ12は、逆回転方向に回転する。
この際、モータ12を作動させる圧力は、ブリード油路を通過することで生じる圧力損失に依存する。コントロールバルブ124において、旋回レバー11の操作量と絞り量との関係は一意にきまる。一方、ブリード油路を通過することで生じる圧力損失は、旋回のアクセル操作量に基づいて変わる油圧ポンプ121の流量に応じて変わる。又、旋回を作動させる圧力は、クレーンの姿勢、風、又は吊荷の重さ等の負荷によって変化する。このため、旋回体10が動き出す旋回レバー11の操作量は、負荷やアクセル操作量によって、変化する。
又、コントロールバルブ124のポートP3には、配管L1が接続されている。配管L1は、コントロールバルブ124のポートP3と旋回レバー11の切換バルブ111(後述)とを接続している。
又、コントロールバルブ124のポートP4には、配管L2が接続されている。配管L2は、コントロールバルブ124のポートP4と旋回レバー11の切換バルブ111とを接続している。
<モータ>
モータ12は、旋回モータ及び駆動装置の一例に該当する。モータ12は、流入する作動油により出力軸を回転させる油圧モータである。モータ12は、作動油の流入口又は排出口となるポートP1、P2を有する。尚、モータは、電動モータであってもよい。
モータ12は、出力軸127を有する。出力軸127は、減速機13に接続されている。モータ12は、コントロールバルブ124によって回転方向が切り換えられる。モータ12の回転は、減速機13に伝わる。モータ12の回転は、減速機13を介して、旋回体10に伝わる。
このようなモータ12は、第一経路を介して、ポートP1に作動油を供給されると、正回転方向に回転する。又、モータ12は、第二経路を介して、ポートP2に作動油を供給されると、逆回転方向に回転する。
<減速機>
減速機13は、モータ12の出力軸127に接続されたギア(不図示)、ギアに接続された出力軸132(図1参照)、及びピニオンギヤ131(図3参照)等を有する。ギアは、モータ12の出力軸127の回転を減速して出力軸132に伝える。
ピニオンギヤ131は、出力軸132に固定されている。ピニオンギヤ131は、旋回体10が備える旋回ベアリング14(図3参照)に噛合している。ピニオンギヤ131は、遊星歯車として機能する。即ち、ピニオンギヤ131は、出力軸132の回転により、旋回ベアリング14を旋回させる。
旋回ベアリング14が回転すると、旋回体10が旋回する。ピニオンギヤ131は、減速機13の出力軸が正回転方向に回転すると、旋回体10を第一方向(運転席内の作業者から見て左方向)に旋回させる。又、ピニオンギヤ131は、減速機13の出力軸が逆回転方向に回転すると、旋回体10を第二方向(運転席内の作業者から見て右方向)に旋回させる。
<旋回レバー>
旋回レバー11は、操作レバーの一例に該当し、作業者の操作に基づいて、前後方向に揺動可能である。旋回レバー11は、作業者が旋回体10の動作を指示する際、作業者により操作される。旋回レバー11は、作業者が旋回体10の動作に関する指示を入力するための操作入力部の一例に該当する。
旋回レバー11は、作業者によって操作されることで、直立した状態(つまり、前後方向に傾斜していない中立状態)、後方に傾斜した状態(旋回レバーの第一状態とも称する。)、及び前方へ傾斜した状態(旋回レバーの第二状態とも称する。)のうちの何れか一つの状態を取り得る。
旋回レバー11は、切換バルブ111を有する。切換バルブ111は、作業者に操作された旋回レバー11から入力された操作入力に基づいて、コントロールバルブ124の状態を切り換える。
具体的には、切換バルブ111は、配管L1を介して、コントロールバルブ124のポートP3に接続されている。又、切換バルブ111は、配管L2を介して、コントロールバルブ124のポートP4に接続されている。又、切換バルブ111は、動力源112に接続されている。切換バルブ111は、動力源112からパイロット油を供給されている。
切換バルブ111は、コントロールバルブ124のポートP3及びポートP4と、動力源112と、に接続されることで、パイロット回路と呼ばれる油圧回路PCを形成している。
切換バルブ111は、旋回レバー11の状態に応じて、切り換えられる。具体的には、切換バルブ111は、旋回レバー11の状態に応じて、旋回レバー11の中立状態に対応する状態(切換バルブの中立状態とも称する。)、旋回レバー11の第一状態に対応する状態(切換バルブの第一状態とも称する。)、及び旋回レバー11の第二状態に対応する状態(切換バルブの第二状態とも称する。)との何れかの状態を取り得る。
作業者の操作に基づいて、旋回レバー11の状態が切り換わると、旋回レバー11の状態に応じて切換バルブ111の状態が切り換わる。
具体的には、切換バルブ111は、旋回レバー11の中立状態に対応する切換バルブの中立状態において、コントロールバルブ124のポートP3及びポートP4のいずれにもパイロット油の圧力を加えない状態(コントロールバルブの中立状態とも称する。)となる。
コントロールバルブの中立状態において、コントロールバルブ124は閉じられるため、作動油は、モータ12に供給されない。尚、旋回体10には旋回ブレーキ101が設けられている。旋回ブレーキ101が旋回体10を制動している場合、上述した作動油が供給されないため、モータ12は回転しない。
又、切換バルブ111は、旋回レバー11が後方に傾斜した状態(旋回レバーの第一状態)に対応する切換バルブの第一状態において、コントロールバルブ124のポートP3にパイロット圧を加える状態(コントロールバルブの第一状態とも称する)となる。
コントロールバルブの第一状態において、コントロールバルブ124のポートP4には、パイロット圧は加わっていない。コントロールバルブ124は、コントロールバルブの第一状態になると、モータ12に作動油を供給する経路を、第一経路(つまり、モータ12のポートP1に作動油を供給する経路)に切り換える。
旋回レバーの第一状態において、旋回ブレーキ101が解除されると、モータ12は、正回転方向(第一回転方向)に回転する。この結果、旋回レバーの第一状態において、旋回体10は、第一旋回方向に旋回する。
又、切換バルブ111は、旋回レバー11が前方に傾斜した状態(旋回レバーの第二状態)に対応する切換バルブの第二状態において、コントロールバルブ124のポートP4にパイロット圧を加える状態(コントロールバルブの第二状態とも称する)となる。
コントロールバルブの第二状態において、コントロールバルブ124のポートP3には、パイロット圧は加わっていない。コントロールバルブ124は、コントロールバルブの第二状態になると、モータ12に作動油を供給する経路を、第二経路(つまり、モータ12のポートP2に作動油を供給する経路)に切り換える。
旋回レバーの第二状態において、旋回ブレーキ101が解除されると、モータ12は、逆回転方向(第二回転方向)に回転する。この結果、旋回レバーの第二状態において、旋回体10は、第二旋回方向に旋回する。
以上のような旋回体10は、減速機13の出力軸132の回転、換言すると、モータ12の出力軸127の回転に基づいて、旋回する。そして、モータ12は、ブリードオフ回路である油圧回路ACによって駆動される。
このため、旋回体10に大きな負荷がかかってモータ12の出力軸127に大きい負荷がかかると、モータ12は、正確に制御することが難しくなる。その結果、旋回体10を正確に操作することも難しくなる。そこで、旋回体10には、操作性を高めるため、旋回動作報知装置1Aが装備されている。次に、図1及び図4を参照して、旋回動作報知装置1Aの構成について説明する。
<旋回動作報知装置>
図4は、実施形態1に係る旋回動作報知装置1Aが備える回転検出器20Aの上面図である。
旋回動作報知装置1Aは、回転検出器20A、及び、作動音装置30A等を有する。
<回転検出器>
回転検出器20Aは、第一検出部の一例に該当し、旋回体10を旋回させるモータ12の回転量を検出する。このような回転検出器20Aは、モータ12の出力軸127に設けられた検出用ギア128と対向する位置に設けられている。
検出用ギア128は、出力軸127の回転の検出を容易にするため、出力軸127よりも大きい直径を有する。この直径は、ピニオンギヤ131の直径よりも小さい。そして、検出用ギア128は、歯先と歯底を有する外周形状を有する。
回転検出器20Aは、検出用ギア128の歯先又は歯底に対向する回転センサ201を有する。回転センサ201は、歯先と歯底から2相パルス(いわゆるA相、B相の方形波)を出力する。回転検出器20Aは、回転センサ201の2相パルスから、検出用ギア128の回転量及び/又は回転方向を検出する。
そして、回転検出器20Aは、検出用ギア128の回転量を検出した場合、所定の回転量毎に、検出用ギヤ128の回転方向(つまり、旋回体10の旋回方向)を示す方向信号を作動音装置30A(図1参照)に出力する。
ここで、所定の回転量は、回転方向によって異なる回転量に設定されてよい。回転検出器20Aは、検出した回転方向が正回転方向の場合、第一回転量毎に、一定の信号長の第一方向信号を出力する。又、回転検出器20Aは、回転方向が逆回転方向の場合、第一回転量と異なる第二回転量毎に、第一方向信号と信号長が異なる第二方向信号を出力する。
尚、回転検出器20Aは、回転センサに換えて、発光素子と受光素子を有し、受光素子の出力から2相パルスを出力する反射型エンコーダーを有してもよい。
作動音装置30Aは、振動によって音を発生させる振動板を備えるブザー(不図示)を有する。作動音装置30Aは、回転検出器20Aから受信した方向信号に基づいてブザーの振動板を振動させる。
具体的には、作動音装置30Aは、第一回転量毎に受信する第一方向信号、又は第二回転量毎に受信する第二方向信号によって、第一方向信号の信号長、又は第二方向信号の信号長のブザー音を出力する。
作動音装置30Aは、ブザー音を、第一回転量毎又は第二回転量毎に生成し、出力する。つまり、作動音装置30Aは、回転検出器20Aが検出した回転方向に応じた作動音を生成する。
<旋回動作報知装置の動作>
次に、旋回動作報知装置1Aの動作について説明する。作業者によって旋回レバー11が前方及び後方のうちの一方に倒されると、モータ12の出力軸127は、旋回レバー11の傾斜方向に対応する方向(正回転方向又は逆回転方向)に回転する。この際、モータ12の出力軸127は、旋回レバー11の傾斜量に応じた回転速度で回転する。この結果、出力軸127とともに、出力軸127に設けられた検出用ギア128が、回転する。
検出用ギア128が正回転方向又は逆回転方向に回転すると、検出用ギア128の歯先と歯底とが回転検出器20Aの回転センサ201に対して相対的に移動する。この結果、回転センサ201は、2相パルスを出力する。回転検出器20Aは、検出用ギア128が回転量を検出した場合、2相パルスに基づいて、所定の回転量毎に方向信号を作動音装置30Aに出力する。
作動音装置30Aは、回転検出器20Aから方向信号を取得すると、取得した方向信号に基づいてブザーの振動板を振動させる。方向信号は、回転検出器20Aが検出した回転方向に応じた第一方向信号又は第二方向信号であるため、作動音装置30Aは、旋回体10の回転方向に応じた作動音(ブザー音)を出力する。尚、作動音装置30Aが出力する作動音(ブザー音)は、報知部が報知する情報の一例に該当する。作動音装置30Aが出力する作動音(ブザー音)は、旋回体10の実際の回転量に対応する情報と捉えてよい。
作業者は、モータ12の回転方向、即ち旋回体10の旋回方向に応じた作動音(ブザー音)が出力されること、及び、作動音(ブザー音)は、回転量に比例する頻度で出力されることを、事前に知っていると好まし。これにより、作業者は、ブザー音の頻度から、旋回体10の旋回速度の大きさを認知できる。
この結果、旋回体10が微動していることを視覚及び体感で認知できない状況であっても、作業者は、ブザー音の頻度から、旋回体10の旋回動作を容易に認知できる。これにより、旋回体10の操作性が高まる。
以上のように、実施形態1に係る旋回動作報知装置1Aにおいて、作動音装置30Aは、旋回体10の旋回を回転検出器20Aが検出した回転量に基づいて報知する。回転検出器20Aが検出した回転量は、旋回体10を旋回させるモータ12の回転量であるため、旋回動作報知装置1Aは、旋回体10が微動な旋回をした場合でも、その旋回を検出して作業者に報知できる。
作動音装置30Aは、回転検出器20Aが検出した回転方向に応じた作動音を出力する。このため、作業者は容易に旋回体10の旋回方向を認知できる。又、作動音が、回転検出器20Aが検出した回転量に基づいて所定の回転量毎に鳴るブザー音であるため、作業者は、ブザー音の頻度から容易に旋回体10の旋回速度の大きさを認知できる。その結果、旋回体10の操作性が向上する。
回転検出器20Aは、減速機13の回転量ではなく、モータ12の回転量を検出する。モータ12の回転量は、減速機13によって減速される前の回転量である。又、モータ12の回転量は、旋回体10の旋回速度に比例する。このため、旋回動作報知装置1Aは、旋回体10の旋回動作を高精度に検出できる。
[実施形態2]
図5〜図7を参照して、実施形態2に係る旋回動作報知装置1Bについて説明する。本実施形態の旋回動作報知装置1Bは、旋回体10の旋回が旋回レバー11の操作どおりに操作されているか否かを判定するコントローラ50を備える。尚、以下の旋回動作報知装置1Bの説明において、既述の実施形態1の旋回動作報知装置1Aと同様の構成については、説明を省略する。又、旋回動作報知装置1Bの構成のうち旋回動作報知装置1Aと共通の構成については、旋回動作報知装置1Aと同一の符号を付す。
図5は、実施形態2に係る旋回動作報知装置1Bが装備されるクレーンC2の旋回体10の油圧回路及び電気回路の回路図である。
図5に示すように、旋回動作報知装置1Bは、回転検出器20B、操作方向検出器40、コントローラ50、及び作動音装置30B等を有する。
<回転検出器>
回転検出器20Bは、実施形態1の回転検出器20Aと同様に、2相パルスを出力する回転センサ201(図4参照)を有する。
回転検出器20Bは、回転センサ201の出力に基づいて、モータ12の検出用ギア128の実際の回転量及び/又は実際の回転方向を検出する。回転検出器20Bは、モータ12によって駆動される被駆動部材の実際の回転量及び/又は実際の回転方向を検出してもよい。本実施形態の場合、減速機13、旋回ベアリング14、及び旋回体10等が被駆動部の一例に該当する。
回転検出器20Bは、検出した回転量に関する情報(回転量データとも称する。)及び/又は回転方向に関する情報(回転方向データとも称する。)をコントローラ50に出力する。ここで、回転方向に関する情報(回転方向データ)は、「正回転方向」、「逆回転方向」、及び「方向無し」のいずれかを示す情報と捉えてよい。回転方向に関する情報が「方向無し」を示す場合は、回転検出器20Bが、回転を検出していない状態と捉えてよい。つまり、回転方向に関する情報が「方向無し」の場合、旋回体10は、停止していると捉えてよい。
<操作方向検出器>
操作方向検出器40は、第二検出部の一例に該当し、旋回体10を回転させるモータ12の回転方向を指示するための操作入力に関する情報を検出する。本実施形態の場合、操作入力は、作業者が旋回レバー11を操作することにより入力される。本実施形態の場合、操作入力に関する情報は、旋回レバー11の操作方向である。
つまり、操作方向検出器40は、操作入力に関する情報である、旋回レバー11の操作方向を検出する。操作方向検出器40は、2つのリミットスイッチ401、402を有する。
リミットスイッチ401は、旋回レバー11が後方に傾斜した状態(旋回レバーの第一状態)を検出する。リミットスイッチ401は、旋回レバーの第一状態を検出すると、検出値(例えば、電気信号)を操作方向検出器40に出力する。
又、リミットスイッチ402は、旋回レバー11が前方に傾斜した状態(旋回レバーの第二状態)を検出する。リミットスイッチ402は、旋回レバーの第二状態を検出すると、検出信号(例えば、電気信号)を操作方向検出器40に出力する。
尚、リミットスイッチ401、402が検出信号を出力しない場合、旋回レバー11は、中立状態であると捉えてよい。操作方向検出器40は、リミットスイッチ401、402の検出信号に基づいて、旋回レバー11の操作方向を検出する。
そして、操作方向検出器40は、検出された旋回レバー11の操作方向に関する情報をコントローラ50に出力する。ここで、操作方向に関する情報とは、旋回レバー11の中立状態を起点とした、旋回レバー11の操作方向(傾斜方向)に関する情報を意味する。
即ち、操作方向に関する情報は、旋回レバー11の操作方向が、「前方」、「後方」、及び「方向無し」のいずれかであることを示す情報と捉えてよい。尚、操作方向検出器40は、リミットスイッチに換えて、圧力スイッチやポテンショメータであってもよい。圧力スイッチは、配管L1及び配管L2のパイロット圧を検出するセンサである。ポテンショメータは、旋回レバー11のレバー操作角度を検出するセンサである。
尚、操作入力に関する情報は、旋回レバー11の操作方向に限定されない。操作入力に関する情報は、モータ12の回転方向を指示するための操作入力(旋回レバー11の操作)に対応する、種々の情報であってよい。
例えば、操作入力に関する情報は、配管L1及び配管L2の圧力(つまり、パイロット圧)であってもよい。又、操作入力に関する情報は、切換バルブ111及び/又はコントロールバルブ124の状態に関する情報であってもよい。
又、操作入力を入力するための操作入力部は、旋回レバー11に限定されない。操作入力部は、例えば、作業車(例えば、クレーン)の運転席に設けられたボタン式のスイッチ(不図示)やタッチパネルであってもよい。作業者は、スイッチを操作することにより、旋回体10の動作(モータ12の回転方向)を指示するための操作入力を入力してもよい。
操作入力は、作業者による旋回レバー11の操作に基づく入力に限定されない。例えば、操作入力は、作業者による上記ボタンの操作に基づく入力であってもよい。
又、操作入力は、クレーンC2を遠隔操作するための遠隔操作端末から受信した、旋回体10の動作(モータ12の回転方向)を制御する(指示する)ための操作信号であってもよい。
又、操作入力は、例えば、BIM(Building Information Modeling)等のアプリケーションが組み込まれた外部端末から、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して取得した、旋回体10の動作(モータ12の回転方向)を制御する(指示する)ための操作信号であってもよい。
又、操作入力は、サーバ等の外部端末から、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して受信した、旋回体10の動作(モータ12の回転方向)を制御する(指示する)ための操作信号であってもよい。
更に、操作入力は、操作入力部を介して、作業者により入力されるものに限定されない。つまり、クレーンC2の自動運転において、旋回体10の動作を自動制御するための操作信号も、操作入力の一例に該当すると捉えてよい。
<コントローラ>
コントローラ50は、判定部の一例であって、操作方向検出器40の検出値と回転検出器20Bの検出値とに基づいて、旋回レバー11の操作により指示されたモータ12の回転方向と、モータ12の実際の回転方向とが一致しているか否かを判定する。コントローラ50は、判定結果に基づいて、作動音装置30Bの動作を制御する。
本実施形態の場合、コントローラ50は、操作方向検出器40及び回転検出器20Bの出力(検出値)を取得する。コントローラ50は、CPU(Central Processing Unit)が旋回方向報知プログラムを実行することにより実現されている。
コントローラ50は、回転検出器20Bから取得した回転方向に関する情報と、操作方向検出器40から取得した操作方向に関する情報と、を取得する。そして、コントローラ50は、回転検出器20Bから取得した回転方向に関する情報と操作方向検出器40から取得した操作方向に関する情報とを比較して、モータ12の実際の回転方向(検出用ギア128の実際の回転方向でもある。)が、旋回レバー11の操作方向と対応しているか否かを判定する。モータ12の実際の回転方向は、旋回体10の実際の回転方向と対応しているため、コントローラ50は、旋回体10の実際の回転方向が、旋回レバー11の操作方向と対応しているか否かを判定すると捉えてよい。コントローラ50は、判定結果を出力する。
具体的には、コントローラ50は、モータ12の実際の回転方向が、旋回レバー11の操作方向と対応していないと判定した場合、一定のパルス幅、すなわち、一定の信号長の第一作動音信号を作動音装置30Bに出力する。
一方、コントローラ50は、モータ12の実際の回転方向が、旋回レバー11の操作方向と対応していると判定した場合、第一作動音信号と異なる信号長の第二作動音信号を作動音装置30Bに出力する。
コントローラ50は、第一作動音信号又は第二作動音信号を、回転検出器20Bから受信した回転量に関する情報(回転量データとも称する。)に応じた頻度、換言すると、所定の回転量毎に出力する。尚、本明細書において、第一作動音信号又は第二作動音信号は、方向信号の一例に該当する。
<作動音装置>
作動音装置30Bは、報知機の一例に該当し、コントローラ50の出力に基づいて作動音を出力する。具体的には、作動音装置30Bは、コントローラ50から第一作動音信号又は第二作動音信号を受信する。そして、作動音装置30Bは、コントローラ50から受信した第一作動音信号に基づいて、第一作動音を出力する。又、作動音装置30Bは、コントローラ50から受信した第二作動音信号に基づいて、第二作動音を出力する。
作動音装置30Bは、第一作動音信号を受信した場合、振動板を振動させて、第一作動音信号の信号長に対応するブザー音で構成される第一作動音を発生させる。又、作動音装置30Bは、第二作動音信号を受信した場合、第二作動音信号の信号長に対応するブザー音で構成される第二作動音を発生させる。
第一作動音信号と第二作動音信号とは、信号長が異なる。このため、第一作動音を構成するブザー音の長さと、第二作動音を構成するブザー音の長さとは、異なる。第一作動音と第二作動音とは、出力の頻度及び/又は音の性質(音の長さ及び/又は音の高さ等)が異なると捉えてよい。
第一作動音と第二作動音との間のブザー音の長さの違いから、作業者は、旋回レバー11の操作どおりの方向にモータ12が回転しているか否か、すなわち、旋回レバー11の操作どおりの方向に旋回体10が旋回しているか否かを認知できる。
尚、第一作動音及び第二作動音は、報知音の一例に該当する。又、第一作動音は、第一報知情報の一例に該当する。又、第二作動音は、第二報知情報の一例に該当する。又、第一作動音を作業者に報知する手段は、第一報知手段と称される。又、第二作動音を作業者に報知する手段は、第二報知手段と称される。
コントローラ50は、モータ12が所定の回転量だけ回転する毎に、第一作動音信号又は第二作動音信号を作動音装置30Bに出力する。このため、第一作動音及び第二作動音は、モータ12の所定の回転量毎に出力される。
換言すれば、作動音(ブザー音)は、旋回体10の旋回速度に応じた頻度で鳴る。このような作動音装置30Bは、モータ12が所定の回転量だけ回転する毎に作動音を出力することにより、作業者にモータ12の回転量の程度を知らせる。モータ12の回転量は、旋回体10の回転量に比例するため、作業者は、作動音装置30Bの作動音の頻度から旋回体10の回転量の大きさを認知できる。
<旋回動作報知装置の動作例>
次に、図6及び図7を参照して、旋回動作報知装置1Bの動作について説明する。以下の説明では、クレーンの走行が停止された状態(クレーンの走行停止状態とも称する。)、且つ、クレーンによる作業が行われている状態(クレーンの作業状態とも称する。)であることを前提とする。
図6は、実施形態2に係る旋回動作報知装置1Bの旋回方向報知処理のフローチャートである。図7は、旋回動作報知装置1Bが備えるコントローラ50の内部の記憶部に記憶された旋回方向テーブル41の図である。
旋回動作報知装置1Bでは、PTOスイッチがオンされることで旋回方向報知プログラムの実行が開始される。その結果、図6に示す旋回方向報知処理がスタートする。旋回方向報知処理は、クレーンC2に搭載されたプロセッサーにより実行されると捉えてよい。
先ず、コントローラ50は、操作方向検出器40から操作方向データを取得する(ステップS1)。
本動作例において、旋回レバー11が前方に操作されていれば、コントローラ50は、操作方向検出器40から「前方」を示す操作方向に関する情報を取得する。又、旋回レバー11が後方に操作されていれば、コントローラ50は、操作方向検出器40から「後方」を示す操作方向に関する情報を取得する。又、旋回レバー11が中立状態であれば、コントローラ50は、操作方向検出器40から「方向無し」を示す操作方向に関する情報を取得する。
次に、コントローラ50は、回転検出器20Bから回転方向に関する情報(回転方向データとも称する。)を取得する(ステップS2)。
モータ12の検出用ギア128が正回転方向(第一回転方向とも称する。)に回転している場合、コントローラ50は、「正回転方向」を示す回転方向に関する情報を、回転検出器20Bから取得する。
又、検出用ギア128が逆回転方向(第二回転方向とも称する。)に回転している場合、コントローラ50は、「逆回転方向」を示す回転方向に関する情報を、回転検出器20Bから取得する。
検出用ギア128が回転していない場合、コントローラ50は、「方向無し」を示す回転方向に関する情報を回転検出器20Bから取得する。
更に、コントローラ50は、回転検出器20Bから回転量に関する情報(回転量データとも称する。)を取得してもよい。尚、本明細書において、回転検出器20Bが減速機13の回転を検出する工程を回転検出工程と称する。
次に、コントローラ50は、回転検出器20Bから取得した回転方向に関する情報と、操作方向検出器40から取得した操作方向に関する情報とを比較する。この際、コントローラ50は、図7に示す、旋回方向テーブル41を記憶部から読み出す。旋回方向テーブル41は、操作方向に関する情報(操作方向データとも称する。)とモータ12が回転すべき方向とを対応付けて記憶している。
そして、回転検出器20Bから取得した回転方向に関する情報が示すモータ12の実際の回転方向と、旋回方向テーブル41から取得したモータ12が回転すべき方向とを比較して、図6に示すように、これらの方向が一致するか否かを判定する(ステップS3)。
コントローラ50は、回転方向に関する情報が示す実際のモータ12の回転方向が、旋回方向テーブル41から取得したモータ12が回転すべき方向と一致しない場合(ステップS3において“No”)、旋回体10が旋回レバー11の操作と異なる方向に旋回していると判定する。尚、本明細書において、ステップS3で実施される工程を判定工程と称する。
そして、コントローラ50は、一定の信号長の第一作動音信号を作動音装置30Bに出力する(ステップS4)。この第一作動音信号は、回転検出器20Bから取得した回転量に関する情報に基づいて、所定の回転数毎に出力される。これにより、作動音装置30Bは、モータ12の回転量に応じた頻度で第一作動音を出力する。つまり、作動音装置30Bは、第一作動音信号を受信する毎に鳴るブザー音からなる第一作動音を発生させる。
作業者は、以下の(1)〜(4)を予め知っていると好ましい。
(1)ブザー音の長さが異なる2種類の音(第一作動音又は第二作動音)が作動音装置30Bから出力される。
(2)第一作動音は、旋回レバー11の操作と異なる方向に旋回体10が旋回していることを報知する。
(3)第二作動音は、旋回レバー11の操作と一致する方向に旋回体10が旋回していることを報知する。
(4)第一作動音と第二作動音とが出力される頻度は、旋回体10の旋回速度に対応した頻度である。
ステップS4において、作業者は、第一作動音を聞くことにより、旋回体10が旋回レバー11の操作と異なる方向に旋回していることを認知できる。
次に、コントローラ50は、第一作動音信号の出力を継続したまま、旋回方向報知処理をステップS1に戻す(ステップS4)。尚、第一作動音信号の出力は、ステップS1に戻された後、ステップS1からステップS3の処理を続ける。この処理は、後述するステップS5の第二作動音信号を出力する場合も同様である。
一方、回転方向に関する情報が示す実際のモータ12の回転方向が、旋回方向テーブル41から取得したモータ12の回転すべき方向と一致する場合(ステップS3において“Yes”)、コントローラ50は、旋回体10が旋回レバー11の操作と一致する方向に旋回していると判定する。
次に、コントローラ50は、回転量データに基づいた頻度で、第一作動音信号よりも信号長が短い第二作動音信号を作動音装置30Bに出力する(ステップS5)。
これにより、作動音装置30Bから、ブザー音で構成される第二作動音が出力される。その結果、作業者は、旋回体10が旋回レバー11の操作と一致する方向に旋回していることを認知する。次に、コントローラ50は、旋回方向報知処理をステップS1に戻す。
旋回方向報知処理は、旋回ブレーキ101がON状態に切り換わるまで行われる。このため、旋回ブレーキ101がOFF状態の間、コントローラ50は、上述のステップS1からステップS3の処理を繰り返す。
この結果、旋回ブレーキ101のスイッチがオフの間、コントローラ50は、常に操作方向に関する情報(操作方向データ)と回転方向に関する情報(操作方向データ)とを比較して、その比較結果を作動音装置30Bが出力するブザー音により作業者に報知する。一方、旋回方向報知処理は、旋回ブレーキ101のスイッチがオンにされることで、終了する。
尚、ステップS5で、コントローラ50が取得した回転量に関する情報(回転量データ)に基づいて旋回体10の旋回速度を演算してもよい。この場合、コントローラ50は、前回の回転量データを取得したときから次回の回転量データを取得したときまでの時間を計時し、計時された時間と、回転量の変動値と、から、旋回体10の旋回速度を演算するとよい。
そして、演算された旋回速度が所定値より大きい速度である場合に、ステップS5の第二作動音信号の出力を停止させて第二作動音を中断させてもよい。上記所定値を旋回体10が微動するときの旋回速度よりも大きく設定することで、旋回体10の微動な旋回だけを作業者に報知することができる。
換言すれば、ステップS3において、コントローラ50は、回転方向に関する情報が示す実際のモータ12の回転方向が、旋回方向テーブル41から取得したモータ12の回転すべき方向と一致すると判定し、且つ、旋回体10の旋回速度が所定条件を満たす場合(例えば、旋回速度が所定値以下の場合)に、ステップS5において第二作動音信号を出力してよい。
換言すれば、ステップS3において、コントローラ50は、回転方向に関する情報が示す実際のモータ12の回転方向が、旋回方向テーブル41から取得したモータ12の回転すべき方向と一致すると判定した場合であっても、旋回体10の旋回速度が所定条件を満たさない場合(例えば、旋回速度が所定値より大きい場合)には、ステップS5において第二作動音信号を出力しなくてもよい(つまり、ステップS5を省略してもよい。)。
以上のように、実施形態2に係る旋回動作報知装置1Bでは、コントローラ50が、回転検出器20Bによって検出されたモータ12の検出用ギア128の回転方向と、操作方向検出器40によって検出された旋回レバー11の操作方向と、に基づいて、モータ12が旋回レバー11の操作方向どおりの方向に回転しているか否かを判定する。
そして、作動音装置30Bは、コントローラ50の判定結果に基づいて、第一作動音又は第二作動音を出力する。これにより、作業者は、旋回体10が旋回レバー11の操作どおりに旋回しているか否かを音の種類で認知できる。このため、作業者は、旋回体10の実際の旋回方向を認知したうえで旋回レバー11を操作できる。よって、旋回動作報知装置1Bは、旋回体10の操作性を高めることができる。
回転検出器20Bが減速機13によって減速される前のモータ12の回転を検出するため、実施形態1と同様に、旋回体10の旋回動作を高精度に検出することができる。
作動音装置30Bがモータ12の回転量に基づいて、所定の旋回量毎にブザー音を鳴らすため、実施形態1と同様に、作業者は、ブザー音の頻度から旋回体10の旋回速度の大きさを容易に認知することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。実施形態1及び実施形態2において、作動音装置30A、30Bが音を出力することにより旋回体10の旋回を作業車に報知している。
しかし、本発明はこれに限定されない。本発明は、旋回動作報知装置1A、1Bが、旋回体10の旋回を作業者に報知する報知器を備えていればよい。又、本発明において、報知器の報知手段は任意である。このため、作動音装置30A、30Bは、発光によって作業者に報知する発光装置(例えば、ランプ、液晶表示装置)に置き換えられてもよい。この場合、発光装置は、回転検出器20A、20Bによって検出された回転量に基づいた所定の回転量毎の頻度で点滅してもよい。
又、発光装置の点灯時間を変化させることで、旋回体10の旋回方向を作業者に報知するとよい。報知器が発行装置の場合、報知器が報知する情報は光である。又、報知器が放置する情報が光の場合、報知器が放置する第一報知情報と前記第二報知情報とは、光の点滅頻度が異なってよい。又、報知器が放置する情報は、旋回レバー11の振動であってもよい。報知器が放置する情報が旋回レバー11の振動の場合、報知器が放置する第一報知情報と前記第二報知情報とは、振動の振動数が異なってよい。
又、本発明の報知器は、報知手段のオン/オフ機能や報知手段調整機能(例えば、作動音の音量調整、発光装置の点灯時間調整等)を備えていてもよい。さらに、報知器は、報知する回転量や報知を停止させる(例えば、消音させる)回転量又は速度を作業者が設定したり、その設定値を任意の量に調整したりする機能を備えていてもよい。又、報知器は、回転量が一定の閾値を上回った時にだけ、もしくは下回っている時だけ報知する機能や回転量毎に報知する頻度(周波数)を変える機能を備えていてもよい。
又、作動音装置30A、30Bは、旋回レバー11に設けられ、作業者に報知する振動発生装置に置き換えられてもよい。この場合、振動発生装置は、回転検出器20A、20Bによって検出された回転量データに基づいて、所定の回転量毎に一定の振動数で振動するとよい。又、回転量に応じた振動数で振動してもよい。振動発生装置は、振動の強度を変化させることで、旋回体10の旋回方向を作業者に報知するとよい。
実施形態1及び2では、作動音装置30A、30Bがモータ12の回転方向に応じた作動音を発生させている。しかし、本発明では、作動音装置30A、30Bがモータ12の回転量に基づいて、所定の回転量毎に旋回体10の旋回を報知すればよく、作動音装置30A、30Bがモータ12の回転方向、すなわち、旋回体10の旋回方向に応じた作動音を発生させるか否かは任意である。従って、旋回体10が右旋回及び左旋回のいずれの旋回をした場合でも、同じブザー音を鳴らしてもよい。この場合、ブザー音が所定の回転量毎に鳴ればよい。
実施形態1及び2では、クレーンに装備される旋回動作報知装置1A、1Bを説明しているが、本発明は、下部走行体の上部に設けられた旋回体10を備える建設機械全般に適用可能である。例えば、ラフテレーンクレーン、トラッククレーン等のクレーン、高所作業車に適用可能である。
2018年7月25日出願の特願2018−138950の日本出願に含まれる明細書、図面、及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明に係る報知装置、作業機、及び報知方法は、クレーンに限らず、種々の作業機に適用可能である。
1A、1B 旋回動作報知装置
2 下部走行体
10 旋回体
101 旋回ブレーキ
11 旋回レバー
111 切換バルブ
112 動力源
12 モータ(旋回モータ)
13 減速機
14 旋回ベアリング
15 ブーム
20A,20B 回転検出器
201 回転センサ
30A,30B 作動音装置
40 操作方向検出器
401、402 リミットスイッチ
41 旋回方向テーブル
50 コントローラ
121 油圧ポンプ
123 リリーフバルブ
124 コントロールバルブ
125 原動機
126 オイルタンク
127 出力軸
128 検出用ギア
131 ピニオンギヤ
132 出力軸
P1、P2、P3、P4 ポート
AC,PC 油圧回路
C1、C2 クレーン

Claims (12)

  1. 下部ベース体と、前記下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、を備える作業機に搭載される報知装置であって、
    前記旋回体を旋回させる駆動装置又は前記駆動装置により駆動される被駆動部の実際の回転方向を検出する第一検出部と、
    前記旋回体の回転方向を指示するための操作入力に関する情報を検出する第二検出部と、
    前記第一検出部の検出値と前記第二検出部の検出値とに基づいて、前記操作入力により指示された前記回転方向と、前記第一検出部により検出された前記回転方向とが対応しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に対応する情報を報知する報知部と、を備える
    報知装置。
  2. 前記第一検出部は、前記駆動装置又は前記被駆動部の実際の回転量を検出し、
    前記報知部は、前記第一検出部が検出した前記回転量に対応する情報を報知する、請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記報知部は、前記第一検出部により検出された前記回転量が、所定条件を満たす場合に、前記情報を報知する、請求項に記載の報知装置。
  4. 前記報知部は、前記第一検出部により検出された前記回転量が、所定の回転量に該当する場合に、前記情報を報知する、請求項に記載の報知装置。
  5. 前記駆動装置と前記旋回体との間に、前記駆動装置の回転を減速して前記旋回体に伝える減速機を、更に備え、
    前記第一検出部が検出する前記回転量は、前記減速機により減速される前の前記駆動装置の回転量である、請求項2〜4の何れか一項に記載の報知装置。
  6. 記報知部は、前記第一検出部により検出された前記回転方向に対応する前記情報を報知する、請求項1〜の何れか一項に記載の報知装置。
  7. 前記報知部は、前記判定結果に応じて、第一報知情報、又は、前記第一報知情報とは異なる第二報知情報を報知する、請求項に記載の報知装置。
  8. 前記報知部は、
    前記操作入力により指示された前記回転方向と、前記第一検出部により検出された前記回転方向とが対応しない場合に、前記第一報知情報を報知し、
    前記操作入力により指示された前記回転方向と、前記第一検出部により検出された前記回転方向とが対応する場合、且つ、前記旋回体の旋回速度が所定条件を満たす場合に、前記第二報知情報を報知する、請求項7に記載の報知装置。
  9. 前記情報は、音、光、又は、前記操作入力を入力するための操作レバーの振動であり、
    前記第一報知情報と前記第二報知情報とは、前記情報の性質が異なる、請求項7又は8に記載の報知装置。
  10. 前記第一報知情報と前記第二報知情報とは、音の頻度、音の高さ、光の点滅頻度、及び振動の振動数のうちの少なくとも一つの性質が異なる、請求項9に記載の報知装置。
  11. 下部ベース体と、
    前記下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の報知装置と、を備える
    作業機。
  12. 下部ベース体と、前記下部ベース体に旋回自在に設けられた旋回体と、を備える作業機に搭載されたプロセッサーで実行される報知方法であって、
    前記旋回体を旋回させる駆動装置又は前記駆動装置により駆動される被駆動部の実際の回転方向を検出するステップと、
    前記旋回体の回転方向を指示するための操作入力に関する情報を検出するステップと、
    前記操作入力により指示された前記回転方向と、検出された前記回転方向とが対応しているか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果に対応する情報を報知するステップと、を含む
    報知方法。
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