JP6729328B2 - モータ制御装置 - Google Patents
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- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
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Description
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ/1回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の第1回目の出力と第2回目の出力がともにゼロであるから、モータ3が停止していると判断できる。また、レゾルバ22の出力は2回とも回転数閾値を超えているから、フリーランが続いている蓋然性が高い。この場合は、コントローラ20は、電流センサ21とレゾルバ22はいずれも正常であると判定する(判定A)。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ/1回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ以外/2回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力がゼロで2回目の出力がゼロ以外である。電流センサ21が正常なときに何らかの値の電流を計測するのは、モータ3が回転していて発電しているときである。従って、電流センサ21の1回目の出力がゼロで2回目の出力がゼロ以外であるとは、1回目の計測のときにはモータ3は回転しておらず、2回目のときにはモータ3が回転していたことになる。そのような現象は、システムの起動時に実際には起こりえない。よって、この場合は、コントローラ20は、電流センサ21で異常が発生していると判定する(判定B)。パターン(4)、(6)、(8)も、同様に、電流センサ21の1回目の出力がゼロで2回目の出力はゼロ以外である。従って、それらのパターンでも、パターン(2)と同様の理由により、電流センサ21で異常が発生していると判定する(判定B)。通常、2個のセンサが同時に異常を生じる確率は、1個のセンサのみが異常を生じる確率よりもはるかに小さい。従って、電流センサ21で異常が生じていると判定できる場合には、レゾルバ22の異常の有無については判断しない。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ/1回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力と2回目の出力がともにゼロであるから、モータ3が停止していると推定される。また、レゾルバ22の出力は、1回目は回転数閾値を超えているが、2回目は回転数閾値以下である。このことは、フリーラン現象が収まりつつあると推定される。従ってこの場合は、コントローラ20は、電流センサ21とレゾルバ22はいずれも正常と判定する(判定A)。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ/1回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力と2回目の出力がともにゼロである。従ってモータ3は停止している。一方、レゾルバ22の出力は、1回目が回転数閾値以下であり、2回目が回転数閾値を超えている。モータ3が実際に停止しており、レゾルバ22の出力が大きくなることは、現実には生じえない。この場合は、コントローラ20は、レゾルバ22で異常が発生していると判定する(判定C)。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ/1回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力と2回目の出力が共にゼロであり、モータ3が停止している。レゾルバ22の出力も、1回目と2回目が共に回転数閾値以下であり、正常であると判定できる(判定A)。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ以外/1回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力はゼロ以外であるが、2回目の出力はゼロである。この場合は、センサ出力を1回目に取得したときにはモータ3が回転していたが、2回目に計測したときには停止していたと推定される。例えば、車両が停止する寸前の状態のときに車両のメインスイッチ33がオンからオフに切り換えられ、再びオンに切り換えられると、電流センサ21の出力は上記の変化となる。レゾルバ22の出力は、1回目に取得したときにはモータ3が回転しているのであるから、回転数閾値を超えていることも有り得る。レゾルバ22の2回目の出力は、フリーランにより回転数閾値を超えていることも有り得る。従って、コントローラ20は、このパターンも、異常は発生していないと判定する(判定A)。パターン(11)、(15)が同様の理由により、判定Aとなる。パターン(13)は、電流センサ21の出力変化はこのパターン(10)と同じであるが、レゾルバ22の出力変化が異常であることがわかる。パターン(13)については後述する。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ以外/1回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ以外/2回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力と2回目の出力が共にゼロ以外である。従って、モータ3が回転中である可能性が高い。車両の走行中にメインスイッチ33がオンからオフに切り換えられ、再びオンに切り換えられると、車両は惰性で走行中となり、電流センサ21の上記の出力パターンとなり得る。一方、レゾルバ22の出力は、1回目が回転数閾値を超えているが、2回目は回転数閾値以下である。モータ3が回転しているので、レゾルバ22の出力はモータ3の回転に応じて変化し得る。従って、レゾルバ22の1回目の出力と2回目の出力で相違することは有り得る。コントローラ20は、このパターンも、電流センサ21とレゾルバ22はいずれも正常であると判定する。ただし、この場合、モータ3が回転しているので、モータ3を止めるべく、コントローラ20は後述するゼロトルク制御を実施する。電流センサ21とレゾルバ22は共に正常と判定するが、ゼロトルク制御が必要であるとの判定を「判定D」と表記する。パターン(12)、(14)、(16)は、いずれも、電流センサ21の第1回目の出力と第2回目の出力が共にゼロ以外であり、同様の理由により、判定Dとなる。
1回目の電流センサ21の出力=ゼロ以外/1回目のレゾルバ22の出力≦回転数閾値
2回目の電流センサ21の出力=ゼロ/2回目のレゾルバ22の出力>回転数閾値
このパターンでは、電流センサ21の1回目の出力はゼロ以外であるが、2回目の出力はゼロである。この場合は、パターン(9)と同様であり、センサ出力を1回目に取得したときにはモータ3が回転していたが、2回目に計測したときには停止していたと推定される。一方、レゾルバ22の1回目の出力は回転数閾値以下であり、2回目の出力は回転数閾値を超えている。1回目から2回目にかけてモータ3の回転数が低下しているのにレゾルバ22の出力が増加するのは明らかに異常である。従って、コントローラ20は、この場合、レゾルバ22で異常が発生していると判定する(判定C)。
3:モータ
4:エンジン
5:ギアボックス
6:車軸
10:モータ制御装置
11:システムメインリレー
12:メインリレー
13:サブリレー
14:電流制限抵抗
15:電力変換器
16:電圧コンバータ回路
17:インバータ回路
18、19:コンデンサ
20:コントローラ
21:電流センサ
22:レゾルバ
31:補機バッテリ
32:メインスイッチモニタ回路
33:メインスイッチ
34:IGリレー
100:ハイブリッド車
Claims (1)
- 電気自動車の走行用のモータを制御するモータ制御装置であり、
前記モータの回転数を計測するレゾルバであって、前記電気自動車のメインスイッチがオンにされると電力が供給され始めるレゾルバと、
バッテリと前記モータの間に接続されており、前記バッテリの電力を前記モータの駆動電力に変換する機能と、前記モータが発電した電力を、前記バッテリを充電する電力に変換する機能を有する電力変換器と、
前記電力変換器と前記モータの間を流れる電流を計測する電流センサと、
コントローラと、を備えており、
前記コントローラは、
前記メインスイッチがオンされた後に、前記レゾルバと前記電流センサの出力(第1回出力)を取得し、
所定時間経過後に、再び前記レゾルバと前記電流センサの出力(第2回出力)を取得し、
前記第1回出力と前記第2回出力の値に基づいて、前記レゾルバと前記電流センサの一方で異常が発生しているか否かを判定する、モータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016231017A JP6729328B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016231017A JP6729328B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018088758A JP2018088758A (ja) | 2018-06-07 |
JP6729328B2 true JP6729328B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=62494641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016231017A Active JP6729328B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6729328B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110356238B (zh) * | 2019-07-26 | 2021-03-26 | 浙江博千科技有限公司 | 一种新能源电机控制器电路故障检测方法 |
-
2016
- 2016-11-29 JP JP2016231017A patent/JP6729328B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2018088758A (ja) | 2018-06-07 |
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