JP6725030B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
AF(オートフォーカス)エリアの輝度を参照し、露出を決める技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−75352号公報
本発明の課題は、適切な露出制御が可能な撮像装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
本発明は、光学系により形成された被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域ごとに、前記被写体の輝度値を前記信号に基づいて算出する輝度算出部と、前記複数の領域の輝度値うちの最大値に基づいて露出値を算出する第1測光モードと、前記複数の領域の輝度値に基づいて露出値を算出する第2測光モードと、で露出値を演算する露出値演算部と、前記第1測光モードと前記第2測光モードとのいずれかの測光モードを設定する測光モード設定部と、前記測光モード設定部の設定に応じて前記被写体を照明する発光装置の発光量を設定する発光量設定部と、前記測光モード設定部で前記第1測光モードが設定されている場合に、前記発光量設定部で設定された前記発光装置の発光量が発光可能な発光量より大きい値であると、前記第1測光モードで算出された露出値を前記第2測光モードで算出された露出値以下の範囲で変更した露出値に基づいて露出を制御する制御部と、を有する撮像装置に関する。
また、本発明は、光学系により形成された被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域ごとに、前記被写体の輝度値を前記信号に基づいて算出する輝度算出部と、前記被写体を照明する光を発光する発光装置の発光量を指示する指示部と、前記輝度算出部で算出された輝度値が最大値となる領域を含む部分領域の輝度値に基づいて露出値を演算する第1測光モードと、前記撮像領域の輝度値に基づいて露出値を演算する第2測光モードとのいずれか一方の測光モードを設定する測光モード設定部と、前記測光モード設定部で前記第1測光モードが設定されると前記発光装置の発光量を第1値に設定し、前記第2測光モードが設定されると前記発光装置の発光量を前記第1値よりも小さい第2値に設定する発光量設定部と、を備え、前記発光量設定部で設定される第1値と第2値との差は、前記輝度算出部で算出された輝度値の最大値と、前記撮像領域の輝度値との差に応じて変化する撮像装置に関する。
本発明によれば、適切な露出制御が可能な撮像装置を提供することができる。
実施形態のカメラの概略図である。 実施形態のカメラの機能ブロック図である。 第1実施形態の撮像装置を備えるカメラが、電源ONにされてから撮影動作を行い、電源OFFにされるまでの制御を示した流れ図である。 第2撮像部の画素の分割例である。 主要被写体の人物以外が暗く、ハイライト部分が人物の顔であるようなシーンを示した図である。 スルー画及び動画の際の露出算出領域を示した図である。 静止画の際の露出算出領域を示した図である。 第2実施形態における第2撮像部によって分割される被写界領域を示した図である。 受光素子を5領域に分割した状態を示した図である。 5分割輝度値の最大値BVMaxと仮補正量KBLHoの関係を示した図である。 KHLTHoの変更を示す図である。 第3実施形態のフローチャートである。 ガイドナンバの関係を説明する図である。 発光量が目標ガイドナンバよりも大きくなる場合のファインダ内の警告を示した図である。 発光量が目標ガイドナンバよりも大きくなる場合の背面液晶内の警告を示した図である。 感度値変更を示すフローチャートである。 第3実施形態を説明する図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、実施形態のカメラ1の概略図である。図2は、実施形態のカメラ1の機能ブロック図である。
カメラ1は、カメラ本体2と、そのカメラ本体2に着脱可能なレンズ鏡筒3とを備え、静止画撮影と動画撮影が可能である。静止画撮影は、レリーズスイッチ101の押下により開始される。動画撮影は動画スイッチ102の押下により開始される。
レリーズスイッチ101が押されると、クイックリターンミラー103およびサブミラー104を撮影光路外に退避させ、シャッタ105を開放し、絞り118を絞り込む。
被写体からの光束は撮影レンズ109を通過した後、絞り118の開口部を通過し、第1撮像部106に被写体像として結像される。
第1撮像部106は、複数の画素(電荷蓄積型光電変換素子)が二次元状に配置されたCCDやCMOSイメージセンサであり、第1撮像部106により取得された被写体像は、表示装置121に表示される。
レリーズスイッチ101が押下されない場合には、スルー画(ライブビュー画像)が表示装置121に表示される。動画スイッチ102が押下された場合、カメラ1は、動画の記録を開始する。
本実施形態で焦点検出は、瞳分割位相差方式で行う。
分割位相差方式は、撮影前には、図1に破線で示すように、クイックリターンミラー103のハーフミラー部を通過した光束をサブミラー104に反射させ、焦点検出光学系107において光束を2分割し、これらの光束を焦点検出部(焦点検出部)108へ結像させ、位相差を検出する方式である。位相差がないとき合焦状態となる。
焦点検出部108は、CCDラインセンサで受光した像に応じた焦点検出信号を出力する。なお、焦点検出方式はこれに限定されず、第1撮像部106においてコントラストを検出する方式などを用いてもよい。
焦点検出部108は、被写界の5領域についての焦点状態を検出する。その情報は、カメラ制御部201で処理され、レンズ駆動量となってレンズ駆動部210へ出力され、レンズ駆動部210はレンズ本体内の撮影レンズ109を合焦状態まで駆動する。
レンズ鏡筒3には、レンズの繰り出し量に対応した、距離環の回転角に応じた信号を出す距離エンコーダ212が設けられている。
距離エンコーダ212からの信号を、レンズ制御部203で処理し、距離情報を得る。この距離情報は、カメラ制御部201に通信される。カメラ制御部201内では、各種の演算や制御を行なう。
また、撮影前は、クイックリターンミラー103によってファインダ光学系に光束が反射される。反射された光束は、拡散スクリーン110に結像する。この像は、コンデンサレンズ111、ペンタプリズム112、接眼レンズ113を通過し、撮影者114に観測される。
さらに、拡散スクリーン110によって拡散された光束の一部は、コンデンサレンズ111、ペンタプリズム112、測光用プリズム115、測光用レンズ116を通過し、第2撮像部117(測光部)に再結像される。第2撮像部117は、SPD(シリコンフォトダイオード)等の受光素子が用いられる。
第2撮像部117は、RGB画素配列のカラーフィルタ(例えばベイヤー配列のカラーフィルタ)を備えた、カラーイメージセンサである。
第2撮像部117は、被写界を分割して測光する。この測光画像は、カメラ制御部201へ出力される。この画像を元に、カメラ制御部201は公知のシーン認識を行い(例えば顔検出など)、それに基づき自動露出を行い、露出を決定する。
測光モード選択部216により、ユーザは測光モードを選択する。ユーザは、測光モード選択部を操作することにより、所望の測光モードを選択することができる。ただし、カメラ制御部201では、複数の測光方式が逐次的に実行されている。
ユーザが選択可能な測光モードとして、例えば、マルチパターン測光、ハイライト重点測光がある。
マルチパターン測光は、画面上に設定された複数の領域毎に測光し、被写体の輝度分布、色、距離、構図等の情報に基づいて最終的な露出を決定するモードである。
ハイライト重点測光は、主に画面内のハイライト部分が適正な明るさとなるように露出を決定するモードである。
一般的に、画面内のハイライト部分を適正な明るさとなるように露出制御を行うと、マルチパターン測光よりもハイライト重点測光方式の方が露出は暗くなる。
カメラ1内の制御は、カメラ制御部201によって行われる。この制御は、測光、オートフォーカス、発光装置制御に大別される。
カメラ制御部201は、第2撮像部117からの出力と、レンズ鏡筒3に設けられたレンズ制御部203内に格納されたレンズ鏡筒3の開放F値、焦点距離、射出瞳位置などのレンズ情報、図示しない感度設定部からの第1撮像部106の感度情報等に基づいて、定常光露出に関する輝度値を算出する。
それを絞り値とシャッタ値に変換し、絞り制御部204やシャッタ105へ出力する。絞り制御部204は、レリーズスイッチ101からのレリーズ信号に応じて、絞り118の絞り込み/復帰の制御を行う。
発光装置119使用時は、測光値、絞り値、感度値、距離値などに基づいて、第2撮像部117の設定ゲインを算出してゲイン設定を行う。
その後に、カメラ制御部201は、発光装置119本体内の照明制御部207を通じて発光装置119を予備発光させ、第2撮像部117は、その被写体反射光量に応じた光電流を受光する。
カメラ制御部201は、その受光量を用いて本発光量指示値を算出し、再び、照明制御部207へ本発光指示値を出力する。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態のカメラ1について説明する。
図3は、第1実施形態のカメラ1が、電源ONにされてから撮影動作を行い、電源OFFにされるまでの制御を示した流れ図である。
まず、カメラ1が起動した後、S201で、カメラ制御部201は、第2撮像部117に画像蓄積を行わせる。
カメラ起動時の初回蓄積では、露出制御に用いるAV(撮影レンズの絞り値のAPEX値)、TV(シャッタ秒時のAPEX値)、SV(感度のAPEX値)は固定値とし、例えばAV=5、TV=6、SV=5とする。
次いで、カメラ制御部201は、S201で蓄積した第2撮像部117の出力を画像として受信する。
次に、S202でカメラ制御部201は、S201で取得した画像から、測光演算に用いるための評価値を算出する。
本実施形態では、図4に示すように、第2撮像部117の画素を横10×縦10に分割する。
カメラ制御部201は、分割領域ごと、すなわち横10×縦10、合計100個の評価値を求める。各領域の評価値は分割領域の範囲内の第2撮像部117の画素のY出力を加算したものである。
YC[i][j]= ΣΣY[X][Y] …(式1)
式1中、YC[i][j]は図4の各分割領域における評価値の出力である。
Y[X][Y]は第2撮像部117の座標X、YにおけるY出力値であり、例えば0〜4095の値をとる。2つのΣの範囲は、一つの評価値を構成する画素全ての座標範囲である。
例えば第2撮像部117の画素数が横2400×縦1600の場合、横i=0〜9の10ブロック、縦j=0〜9の10ブロック10ブロックに分割すると、1つの評価値を構成する画素数は横240×縦160画素となる。iが0、jが0であれば、Σの範囲はXが0〜239、Yが0〜159となる。
(スルー画・動画用測光値の算出)
次に、S203でカメラ制御部201は、評価値出力を元に、スルー画動画用測光値BVMovの算出を行う。
BVMov = Log2(
(YC[HiLight_i−1][HiLight_J−1]+
YC[HiLight_i ][HiLight_J−1]+
YC[HiLight_i+1][HiLight_J−1]+
YC[HiLight_i−1][HiLight_J]+
YC[HiLight_i ][HiLight_J]+
YC[HiLight_i+1][HiLight_J]+
YC[HiLight_i−1][HiLight_J+1]+
YC[HiLight_i ][HiLight_J+1]+
YC[HiLight_i+1][HiLight_J+1])/9
)+BVCONST+AV …(式2)
式2中、Log2()は底を2とした引数の対数値を返す関数であり、BVCONSTは蓄積時間、撮像感度によって決まる値である。HiLight_i、HiLight_jは評価値YC[X][Y]の値が最大となる領域のX座標、Y座標である。
図5のように主要被写体の人物以外が暗く、ハイライト部分が人物の顔であるようなシーンを撮影する場合には、図6に濃淡で示すような評価値が算出され、HiLight_i、HiLight_jの座標は白色の評価値領域の座標となる。
式2の計算では、図6に太枠で示すように評価値が最大となる領域と、周辺1ブロックの評価値を用いて、スルー画動画用の測光値を算出している。
AVは電源起動時の撮影レンズ109の絞り値(APEX値)である。
(静止画制御用測光値の算出)
次に、S204でカメラ制御部201は、評価値出力を元に、静止画制御用測光値BVIMGの算出を行う。
BVIMG =
Log2(YC[HiLight_i][HiLight_j])
+BVCONSTIMG+AV …(式3)
式3中、BVCONSTINGは撮像出力取得時の絞り、蓄積時間、撮像感度によって決まる値である。
式3では、評価値が最大となる領域を用いて、静止画撮影用の測光値を算出している。これは、図7のような領域となり、式2で算出されたスルー画動画用の測光値と比較して狭い領域で露出を決めるとことなる。この場合、カメラの構図変更や被写体の移動に対する露出の安定性は劣る。
次に、S205カメラ制御部201は、算出したスルー画制御用測光値を元に、第1撮像部106の蓄積時間TV(APEX値)、ゲインSV(APEX値)を決定する。
TV = 6 …(式4)
SV = AV + TV − BVTh …(式5)
S206でカメラ制御部201は、第1撮像部106の出力から画像を作成し、表示装置121に画像を表示させる。
S207でカメラ制御部201は、レリーズスイッチ101が押下されなかった場合には、S208〜S210の静止画撮影の動作を行わず、S211以降の処理へ進む。
レリーズスイッチ101が押下された場合には、S208へ進む。
S208でカメラ制御部201は、S204で決定した静止画制御用測光値BVIMGに基づいて、静止画撮影を行うための第1撮像部106の蓄積時間TV(APEX値)、ゲインSV(APEX値)を決定する。
TV = 6 …(式6)
SV = AV + TV − BVIMG …(式7)
S209でカメラ制御部201は、S208で決定した露出条件に基づき、第1撮像部106の蓄積を行う。
S210でカメラ制御部201は、S209で蓄積した第1撮像部106の出力を元に、静止画像の作成を行う。
S211でカメラ制御部201は、動画記録が開始されたか否かの判定を行う。動画スイッチ102が押下された場合には、S212の処理へ進む。
動画スイッチ102が押下されない場合にカメラ制御部201は、動画記録の処理を行わずにS218へ進む。
動画スイッチ102が押下された場合にカメラ制御部201は、S212において、動画記録用の露出制御値を算出する。
TV = 6 …(式8)
SV = AV + TV − BVMOV …(式9)
ここではS203で算出されたスルー画動画用測光値を用いて露出制御値の決定を行う。
S213でカメラ制御部201は、S212で決定した動画用の露出制御値を基に、第1撮像部106の蓄積を行う。
S214でカメラ制御部201は、第1撮像部106の出力で動画用に処理を行う。
S215でカメラ制御部201は、処理済みの動画を記録する。
S216でカメラ制御部201は、動画用の測光値を更新する。ここではS203で行った測光演算と同様の演算を再度行う。
S217でカメラ制御部201は、動画スイッチ102の操作によって動画記録が停止されないかの判定を行う。停止された場合にはS218へ進み、停止されない場合にはS212からS216の動作を繰り返し行う。
S218でカメラ制御部201は、カメラの電源がOFFとならない限り、S201からS217の処理を繰り返す。
(効果)
複数の領域をもつ素子で受光した光の量を元に露出制御を行うカメラにおいて、最大の光量を受光した素子の出力値を用いて露出制御を行う技術が知られている。
しかし、測光素子の最大光量を基に露出の制御を行う場合、被写界内の点光源の大きさによっては僅かな構図変更によって算出される測光値が大きく変動してしまい、動画撮影時などにおいては露出の暴れが目だってしまう。
本実施形態では、ハイライト部を重視した測光演算を使用している場合でも、スルー画表示や動画撮影の場合、測光領域の重点度を変え、ハイライト部を検出する最小測光領域の範囲を広くする。したがって、チラツキやバラツキを抑制した安定した動画の記録が可能となり、精度の高い露出制御を行うことが可能となる。
(変形形態)
(1)上記実施形態では、スルー画表示や動画撮影の場合に、ハイライト部を検出する最小測光領域の範囲を広くする形態について説明した。
しかし、本発明はこれに限定されない。たとえば、連写モード設定時、またはインターバルタイマー撮影時や微速度動画の撮影時には、連続画像となるため、単一の画像を撮影した場合と比較し、露出制御のバラツキが目立ちやすくなる。
この場合も本実施形態を適用し、ハイライト部を検出する最小測光領域の範囲を広くすることで、チラツキやバラツキを抑制した安定した動画の記録が可能となり、精度の高い露出制御を行うことが可能となる。
(2)また、クロップモードなどを備え、撮影範囲を切り換えることが可能なカメラについては、撮影範囲が大きくなるほど相対的に測光領域の大きさが小さくなり、チラツキやバラツキを抑制した安定した動画の記録が可能となり、精度の高い露出制御を行うことが可能となる。
この場合も本実施形態を適用し、ハイライト部を検出する最小測光領域の範囲を広くすることで、測光値の暴れを抑制することができる。
(3)焦点距離がテレ側になると、ワイド側と比べてブレを生じやすい。この場合、露出制御のバラツキが目立ちやすくなる。この場合も本実施形態を適用し、ハイライト部を検出する最小測光領域の範囲を広くすることで、チラツキやバラツキを抑制した安定した動画の記録が可能となり、精度の高い露出制御を行うことが可能となる。
(4)上述の実施形態では、輝度Y出力を用いて領域の表価値を求める形態につて説明した。この場合、輝度Yとしては白とびしない露出が可能となるが、RGBのそれぞれにおいて色飽和が発生している場合もある。
このため、RGBそれぞれの輝度を求め、そのうちの最大値を基準に露出を検出してもよい。
この場合、第2撮像部117の画素における最大のRGB輝度を算出し、それぞれのRGBの輝度値の中で、最も表価値(輝度値)の高いものを用いて、自動露出を行い、スルー画動画用測光値BVMov、静止画制御用測光値BVIMGの算出を行う。
(5)(4)の場合、以下の表1に示すように、RGBの出力を時間(t1からt5)ごとにみると、値がばらつく場合がある。
Figure 0006725030
すなわち、t1でのRGBのうちの最大の輝度はRの100、t2でのRGBのうちの最大の輝度はGの200、t3でのRGBのうちの最大の輝度はRの100、t4でのRGBのうちの最大の輝度はGの200、t5でのRGBのうちの最大の輝度はRの100である。
この最大輝度をもとに露出が決定されるが、最大輝度の差は100であり、これをもとに決定される露出のばらつきが大きくなる。
一方、輝度Y(0.3R+0.6G+0.1B)の差は69であり、100トラベルと差が小さいため、露出のばらつきはRGBの最大値を用いた場合と比べると小さくなる。
したがって、通常はRGBを用いるが、RGBの最大値のばらつきが大きい場合は、Yに切り替えるように制御しても良い。
(6)ハイライト重点測光以外にも、マルチパターン測光、スポット測光、中央重点測光等の複数の測光モードを備える場合、ハイライト重点測光よりも、他の測光モードのほうが、出来上がりの写真が暗くなる場合は、測光値が最も低いものをもとに、露出値を選択してもよい。
(7)ハイライト重点測光を行っている場合、スムージングの係数を変化させてレスポンスを遅くするようにしてもよい。これにより、画面における露出の急激な変化をなくし、見栄えをよくすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態のカメラ1Aについて説明する。第2実施形態のカメラ1Aは図1及び図2で示す第1実施形態のカメラ1と同様の構造を有するので、詳細な説明は省略する。
図8に、第2撮像部117によって分割される被写界117aの140個の領域を示す。なお、撮像画像と測光画像で撮影される被写界の範囲は同じで、解像度が異なる。
1.発光量演算・ハイライト重点測光補正
1−1.補正前発光量演算
焦点検出部108により、被写体が合焦状態となると、カメラ制御部201は、発光装置119本体内の照明制御部207を通じて発光装置119の予備発光を指示する。
発光装置119は、これに従って所定の微小光量による予備発光を行う。
予備発光は、被写体を照明し、レンズ鏡筒3とクイックリターンミラー103を通過し、拡散スクリーン110に被写体像を形成する。
第2撮像部117は、この拡散スクリーン110の被写体像を、第2撮像部117により受光し、受光素子ごとの輝度値Voyを出力する。
Voyは第2撮像部117からの出力をA/D変換し0〜255の256階調で表したものである。
なお、第2撮像部117は、入射光量と出力電圧の入出力特性が線形である。予備発光測光を行ったときと全く同じゲイン、同じ蓄積時間で、予備発光を行わない状態で測光を行い、このときの定常光輝度値Voybackを得る。
カメラ制御部201は、これら輝度値Voyから定常光の影響を式(10)により取り除き、定常光除去画像を得る。

Vow[i,j]=Voymon[i ,j]-Voyback[i,j] …(式10)
カメラ制御部201は、この補正を済ませた受光素子ごとの輝度値Voyを記憶する。
次に、図9のように、輝度値Voyを5領域に分割する。この5分割領域をRM[k](k:0〜4)とする。
RM[k]から以下の演算を行い、RMMainを算出する。

RMMain=0.16*(RM[1]+RM[2]+RM[3]+RM[4])+0.33*RM[0] …(式11)
本発光ガイドナンバと予備発光のガイドナンバGNMonの段数差(単位EV)を発光量段数差とよぶ。
また、発光量段数差をKGNApexとおく。
KGNApexは、式(12)で得られる。

KGNApex=-logRMMain-Av0+Av+KGNCONST …(式12)
式(12)におけるKGNCONSTは、18%反射率の標準反射板などの標準反射率被写体に対して、本発光で撮像画像が適正な輝度値となるための発光量段数差である。
またAv0は撮影レンズ109の開放F値(Apex)、Avは撮影時の絞りF値(Apex値)である。
1−2.日中シンクロ発光量補正
図9のそれぞれの領域の輝度値である5分割輝度値の最大値BVMaxを用いて、以下の(1)〜(5)で、仮補正量KBLHoを決定する。
図10に5分割輝度値の最大値BVMaxと仮補正量KBLHoの関係を示す。
(1)BVMax < BLHOBV
KBLHo = KBLHOLO
(2)BLHOBV ≦ BVMax < BLHOBV
KBLHo = KBLHOLO+(KBLHo_Max-KBLHOLO)/(BV_BLHo-BLHOBV)*(BVMax-BLHOBV)
(3)BV_BLHo < BVMax
KBLHo = KBLHo_Max
さらに、ハイライト重点測光時は、以下の演算を行い、KBLHoを補正する。
ハイライト領域重点測光結果BvHiwと、マルチパターン測光結果BvAmpの差分を評価する。なお、本実施形態はマルチパターン測光結果BvAmpに限らず、画面全体の平均値BVmeanを用いても良い。

dAmpHLT = BvHiw - BvAmp
ここで、dAmpHLTの値により、KHLTHoを図11及び以下に示すように変更する。
(1)dAmpHLT < 0のとき
KHLTHo = 1.0
(2)0≦dAmpHLT≦DelBLHoのとき
KHLTHo = -1.0/DelBLHo*dAmpHLT+ 1.0
(3)DelBLHo < dAmpHLTのとき
KHLTHo = 0
以上より求まったKHLTHoを使ってKBLHoを補正する。
KBLHo = KBLHo * KHLTHo
算出したKBLHoを用いて、以下の演算で露出偏差補正を行う。
なお、以下で用いるdDCは、露出偏差であり、dDC=(AE指示値-AE制御値)である。dDC=0は適正露出。dDC<0はアンダー、dDC>0はオーバーを表している。
(1)dDCが0以上のとき
KGNApex = KGNApex + BLHosei*KBLHo
(2)dDCがBLHosei以上0未満のとき
KGNApex = KGNApex + (BLHosei-dDC)*KBLHo
(3)dDCがBLHosei未満のとき
KGNApexはそのままの値とする。
上の結果より、本発光量GNHonは、式(12)のKGNApexを用いて、式(13)で得られる。

GNHon=GNMon・√2KGNApex …(式13)
クイックリターンミラー103およびサブミラー104を撮影光路外に退避させ、シャッタ105を開放し、絞り118を絞り込む。
その後、上式により求まった発光量GNHonを、発光装置119に指示し、本発光を開始させる。
レンズ鏡筒3により第1撮像部106に被写体像を結像させ、第1撮像部106の蓄積が開始する。
照明制御部207は、目標発光量GNHonに達した時点で発光を停止する。
カメラ制御部201は、所定の露光期間が経過すると、シャッタ105を閉じて、クイックリターンミラー103を下げる。
その後、カメラ制御部201は、第1撮像部106からデジタル画像データを読み出す。
なお、第1撮像部106は、入射光量と出力電圧の入出力特性が線形であり、このとき読み出す画像データは、A/D変換後のデジタルデータである。
(本実施形態の効果)
TTL調光の演算において、ハイライト重点測光を用いて日中シンクロ撮影を行うと、高輝度(例えば空の領域)の階調が飛ばないように測光値が決定される。このとき、被写体領域は定常光成分がほとんど寄与しなくなる。
このため日中シンクロ撮影で調光をアンダーに補正するアルゴリズムを用いると、単に被写体がアンダーになってしまうことが多い。
本実施形態では、ハイライト重点測光の時は、マルチパターン測光輝度BvAmpもしくは平均輝度BvMeanと、ハイライト重点測光輝度BvHiwを比較し、差分が大きくなるほど、アンダー側の調光補正量を小さくすることで発光量を強める。
本実施形態によれば、ハイライト重点測光とストロボ撮影の組み合わせで、失敗写真を軽減することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態のカメラについて説明する。
第3実施形態も第2実施形態と同様に図1及び図2で示すカメラの基本構造は同様である。そして、図8示す第2撮像部117によって被写界117aが140個の領域に分割されている。
5分割輝度値の最大値BVMaxと仮補正量KBLHoの関係を示す。
本実施形態において、ユーザはハイライト重点測光を選択しているとする。また、カメラに装着されたストロボは、TTL調光モードに設定されているとする。さらに、シャッタスピード、F値、感度値、測光値、ガイドナンバをAPEX換算したものをそれぞれ、TV、AV、SV、BV、GVと表現する。
まず、レリーズ前の定常状態でのハイライト重点測光による測光値をHiwBV、ガイドナンバをHiwGV、マルチパターン測光による測光値をAmpBV、ガイドナンバをAmpGVとする。
以下は定常状態で、マルチパターン測光結果による露出AmpAV,AmpSVと、ハイライト重点測光結果による露出HiwAV,HiwSVとレンズ通信によって得られる距離情報Distを用いて本発光ガイドナンバを予測する。
予測したガイドナンバが目標ガイドナンバよりも大きい場合、最適化するように露出を変化させる。
ただし、露出を変化させる際には、マルチパターン測光によって決まる露出よりも明るくならないようにする。
レリーズスイッチ101押下後のレリーズシーケンス中では、TTL調光によって算出されたガイドナンバをもとに、目標ガイドナンバよりも大きいときは感度値を変化させることでさらに最適化する。
なお、レリーズ前の定常状態では、露出モードによって、本発光ガイドナンバを変更するための要素が異なるが、本実施形態では、S(シャッタ優先)モードについて説明する。
本実施形態のフローチャートを図12に示す。
レリーズ前の定常状態
Sモードの場合、TV固定、AV可変、SV固定である。
閃光発光時の目標ガイドナンバをTarGVとする(ステップS121)。
閃光発光の場合(TVがフラッシュ同調秒時以下)
TarGV = FullGV - 1
とする。
なお、マルチパターン測光(ステップS122)及びハイライト重点測光(ステップS123)によるガイドナンバ算出は行われている。
シャッタ速度TVがフラッシュ同調秒時より大きいかどうかを判定する(ステップS124)
(1)FP発光の場合(TVがフラッシュ同調秒時より大きい)(ステップS124,NO)
TarGV = FullGV FP - 1
とする(ステップS125)。
さらに、pAmpSV = pHiwSV より、レリーズ前の予測ガイドナンバを求める。
pHiwGV = pHiwAV + 2log2(Dist) + (5-pHiwSV)+ offset
pAmpGV = pAmpAV + 2log2(Dist) + (5-pHiwSV)+ offset
とする。
(1−1)pAmpGV<TarGV<pHiwGVの場合(ステップS127)
pAmpGV<TarGV<pHiwGVの場合を図13(a)に示す(ステップS129)。
フル発光を防ぐ為に変更が必要な発光量は、pHiwGV−TarGVであり、この光量差は、絞りを開くことで吸収する(ステップS128)。
以下で、本撮影用のシャッタスピードをHonTV、絞り値をHonAV、感度値をHonSVとする。

HonTV = HiwTV
HonAV = HiwAV -(pHiwGV-TarGV)
HonSV = HiwSV
(1−2)TarGV≦pAmpGVの場合
TarGV≦pAmpGVの場合を図13(b)に示す(ステップS129)。
この場合は、HiwGV−TarGVの分絞りを開けてしまうとマルチパターン測光での撮影結果よりも明るくなってしまうため、この場合は、AmpGVまでガイドナンバを変化させるようにする。

HonTV = HiwTV
HonAV = HiwAV -(pHiwGV-pAmpGV)
HonSV = HiwSV
この時点で、発光量が目標ガイドナンバよりも大きくなる場合は、レリーズ前にユーザに警告する。ファインダ内(図14)、または、ライブビュー時は、図14に示すように背面液晶に、例えば雷マークMを一定周期で点滅させるようにする(図15)。
レリーズ後に、ISO−AUTO(ISO可変)の場合は、レリーズシーケンス中にTTL調光を行った結果得られる本発光ガイドナンバHonGVを用いて、本発光ガイドナンバが目標ガイドナンバよりも大きい場合には、感度値で補正を行う。
図16はこの感度値変更を示すフローチャートである。図12と異なる点は、図12のステップS129及びステップS128が、ステップS169及びステップS168である点である。
まず、同調秒時より低速か否か判断する。
低速の場合、すなわちTV≦TVXの場合(閃光発光の場合)、かつHiwBV−(HonGV−TarGV)>AmpBVの場合、
HonSV = HonSV +(HonGV - TarGV)
とする。
なお、TVXは、同調秒時(Apex値)である。
高速の場合、すなわちTV>TVXの場合(FP発光の場合)かつHiwBV−(HonGV−TarGVFP)>AmpBVの場合、
HonSV = HonSV +(HonGV - TarGVFP)
とする。
(第4実施形態)
第4実施形態は、上述の第3実施形態とレリーズ前の定常状態が異なる場合であり、図17に示す。
レリーズ前の定常状態
次式で、ハイライト重点測光値HiwBVとマルチパターン測光値AmpBVの重み付け合成演算を行い、撮影用の露出制御に用いる測光値HonBV値を決定する。図17のようにハイライト重点測光の重み付け量kを決定し、最終的なBV値を決定する。
HonBV = k * HiwBV + (1-k)* AmpBV
重み付け係数Kは、ハイライト重点測光時の本発光ガイドナンバが大きくなるに従って、0に近づいていくような特性を持つ。つまりマルチパターン測光に近づいていく。
閃光発光の場合(TVがフラッシュ同調秒時以下)
TarGV = FullGV - 1
とする。
FP発光の場合(TVがフラッシュ同調秒時より大きい)
TarGV = FullGV FP - 1
とする。
レリーズシーケンス中は第2実施形態と同様に感度を変化させる。
(第3実施形態及び第4実施形態の効果)
ハイライト重点測光を用いて日中シンクロ撮影を行うと、空の領域の階調が飛ばないように測光値が決定される。
露出制御を行うと、絞り込むかシャッタスピードが速くなりがちである。このとき、装着しているストロボのフル発光ガイドナンバより大きなガイドナンバ必要になり、できあがった写真がアンダーになりやすい。
ガイドナンバが不足する場合は絞りを開けるように変更し、本発光が被写体に届くようにすることも考えられる。しかし、ガイドナンバを最適にすることを優先すると、ストロボ光は届くが、露出がオーバーになりすぎ、写真の見栄えが悪くなることがある。
第3、第4実施形態では、ストロボを使うとアンダーになるシーンと判断できる場合は、ガイドナンバを発光制御範囲内に納めるような露出制御及び測光値の決定を行うことにある。ただし、マルチパターン測光による露出以上には明るくしないように露出制御する。
第3、第4実施形態によればライト重点測光とストロボ撮影の組み合わせで、失敗写真を軽減することができる。
1,1A:カメラ、2:カメラ本体、3:レンズ鏡筒、101:レリーズスイッチ、102:動画スイッチ、106:第1撮像部、109:撮影ンズ、117:第2撮像部、117a:被写界、119:発光装置、201:カメラ制御部、201:露出制御部、203:レンズ制御部、207:照明制御部、216:測光モード選択部

Claims (9)

  1. 光学系により形成された被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域ごとに、前記被写体の輝度値を前記信号に基づいて算出する輝度算出部と、
    前記輝度算出部で算出された輝度値が最大となる領域を含む部分領域の輝度値に基づいて露出値を算出する第1測光モードと、前記撮像領域の輝度値に基づいて露出値を算出する第2測光モードと、で露出値を演算する露出値演算部と、
    前記第1測光モードと前記第2測光モードとのいずれかの測光モードを設定する測光モード設定部と、
    前記測光モード設定部の設定に応じて前記被写体を照明する発光装置の発光量を設定する発光量設定部と、
    前記測光モード設定部で前記第1測光モードが設定されている場合に、前記発光量設定部で設定された前記発光装置の発光量が発光可能な発光量より大きい値であると、前記第1測光モードで算出された露出値を前記第2測光モードで算出された露出値以下の範囲で変更した露出値に基づいて露出を制御する制御部と、
    を有する撮像装置。
  2. 光学系により形成された被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域ごとに、前記被写体の輝度値を前記信号に基づいて算出する輝度算出部と、
    前記被写体を照明する光を発光する発光装置の発光量を指示する指示部と、
    前記輝度算出部で算出された度値が最大値となる領域を含む部分領域の輝度値に基づいて露出値を演算する第1測光モードと、前記撮像領域の輝に基づいて露出値を演算する第2測光モードとのいずれか一方の測光モードを設定する測光モード設定部と、
    前記測光モード設定部で前記第1測光モードが設定されると前記発光装置の発光量を第1値に設定し、前記第2測光モードが設定されると前記発光装置の発光量を前記第1値よりも小さい第2値に設定する発光量設定部と、を備え、
    前記発光量設定部で設定される第1値と第2値との差は、前記輝度算出部で算出された輝度値の最大値と、前記撮像領域の輝度値との差に応じて変化する撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記第1測光モードは、前記撮像領域のうち最も明るい領域が適正な明るさになるように露出値を算出する測光モードである撮像装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1測光モードは、前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域のうち、輝度値が最大値である領域を含む複数の領域の輝度値を用いるとともに、前記撮像素子の撮像領域に設定された複数の領域のうちの一部の領域の輝度値は用いずに、露出値を算出する測光モードである撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記第1測光モードにおいて、動画を撮影する場合と静止画を撮影する場合とで、異なる大きさの領域から算出した輝度値に基づいて露出値を演算する撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    前記第1測光モードにおいて、動画を撮影する場合には、静止画を撮影する場合よりも広い領域から算出した輝度値に基づいて露出値を演算する撮像装置。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第2測光モードは、前記撮像領域の輝度値及び前記被写体に関する情報に基づいて露出を演算する測光モードである撮像装置。
  8. 請求項2を引用する請求項3から7のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記発光量設定部で設定される第1値と第2値との差は、前記輝度算出部で算出された輝度値の最大値と前記撮像領域の輝度値との差が大きいほど大くなる撮像装置。
  9. 前記発光装置を有する請求項1からのいずれかに記載の撮像装置。
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