JP6720716B2 - ラップ巻取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラップ巻取り装置に関する。
ラップ巻取り方法として2本のローラにラップを押付けながらボビンに巻き取るワインドアップ方式がある。この方式では、ラップがボビンに1巻きされる度に2回ローラで加重を受けて圧縮され、ローラを過ぎると圧縮が解除されたラップが空気を吸い込む。そのため、ラップが空気を吸ったり吐いたりを繰り返すため、シート間で繊維が絡み合い、ラップがコーマで使用される際における、ラップのスムーズな剥がれを阻害(リッキングと呼ぶ)したり、ラップの巻き密度が低くボビンに十分な重量が巻けなかったりする。なお、ラップとは、スライバを複数本(通常は20〜36本)並べて幅30cm前後のシート状にしたものを意味する。
上記欠点を補うため、ラップを、循環するエンドレスなベルトによって一定位置で回動されるように駆動されるボビンに巻き取る巻取り装置が提案されている(特許文献1参照)。この巻取り装置は、図10に示すように、ラップLを、循環するエンドレスなベルト71によって駆動されるボビン72に巻き取る。ボビン72は、張力調整装置73によって張設されたベルト71の、2つの変向ローラR1,R2間に形成されたループ74内に、固定の軸線75を中心にして回転可能に配設されている。ボビン72及び両変向ローラR1,R2は、巻取り過程の開始時にループ74がボビン72を120°よりも大きな初期の最小巻掛け角度で取り囲むように寸法設定されかつ互いに相対的に配置されている。
ベルト71は、変向ローラR1,R2以外の変向ローラR3,R4,R5にも巻掛けられており、変向ローラR4,R5は、ベルト71が満管時のラップ巻き体76の下方を通過する状態で走行する位置に配置されている。変向ローラR5は一定位置で回転し、変向ローラR4は張力調整装置73により図10に二点鎖線で示す巻始め状態における位置と、実線で示す満管状態における位置との間を移動可能に設けられている。張力調整装置73は、ラップ巻き体76の直径に関連した張力を形成するために、制御装置77に接続されている。
図11に示すように、ボビン72は、2つの巻取り板78,79の間に締付け固定されている。両巻取り板78,79は突起80,81を備えており、これらの突起80,81にボビン72が嵌合した状態で固定されている。
特表平10−511632号公報
ラップの原料であるスライバは綿の塊で空気を多く含む弾性体であるため、ボビンにラップを巻きつける際に何らかの方法でラップを押さえつけ、空気を抜きながら巻く必要がある。特許文献1では、ラップLを図示しない複数のカレンダローラで押しつぶして空気を抜いてから変向ローラR2へ供給している。しかし、カレンダローラから変向ローラR2に至る間にラップLが再び空気を含んでしまうため、ベルト71でラップLをボビン72に巻き付けるときに空気が押し出され、ラップLの幅が広がってしまう。これを抑制するために、特許文献1ではボビン72の左右に巻取り板(フランジ)78,79を設けている。
しかし、巻取り板(フランジ)78,79を設けると、図11に示すように、ベルト71と巻取り板(フランジ)78,79との隙間tが必要となり、その部分より綿がはみ出しラップ不良(主には耳部のリッキング)の原因となる。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ラップ不良を生じさせることなくラップを巻き取ることができるラップ巻取り装置を提供することにある。
上記課題を解決するラップ巻取り装置は、複数のガイドローラに巻掛けられたエンドレスのベルトによって回転されるボビンに、カレンダローラで圧縮されたラップを巻き取るラップ巻取り装置であって、前記複数のガイドローラのうち前記カレンダローラから前記ラップの供給を受ける供給ガイドローラとの間で前記ラップを圧縮するラップ圧縮部を備えている。
この構成によれば、ラップは、ラップ圧縮部により供給ガイドローラとの間で圧縮された後、ボビンに巻き取られる。そのため、ラップ圧縮部による圧縮を受けずにボビンに巻き取られる場合に比べて、ラップに含まれる空気が少ない状態でボビンに巻き取られる。したがって、ボビンにラップを巻き取るときのラップの幅の広がりが抑制されるために、ラップ不良を生じさせることなくラップを巻き付けることができる。
前記ラップ圧縮部は、前記供給ガイドローラに押圧されるプレスローラであってもよい。この構成によれば、プレスローラでラップを押圧するという簡単な構成で、ラップから空気を吐出させることができる。
前記プレスローラは、前記供給ガイドローラと、巻取り位置と玉揚げ位置とに移動可能な移動ガイドローラとの間に配置されてもよい。この構成によれば、ラップがボビンに巻き取られる直前でラップを圧縮することができるため、ボビンにラップを巻き取るときのラップの幅の広がりがより効果的に抑制される。
前記ラップ圧縮部は、複数のローラと該ローラに巻掛けられ、前記供給ガイドローラに押圧されるベルトを備えていてもよい。この構成によれば、ラップがカレンダローラの最終のローラを過ぎて、ガイドローラとラップ圧縮部のローラによる押圧力を受けるまでに、ラップに空気が入り難くなる。
前記ラップ圧縮部は、前記供給ガイドローラに押圧される最終カレンダローラであってもよい。この構成によれば、ラップ圧縮部用に別のローラを設ける必要が無く、カレンダローラで空気が抜かれたラップが空気を吸い込む前にボビンに巻き取られる。そのため、ボビンに繊維密度の高い状態でラップを巻き付けることができる。
本発明によれば、ラップ不良を生じさせることなくラップを巻き取ることができる。
第1の実施形態の巻取り装置の概略図。 図1のA−A線における概略断面図。 (a)はスライダとボビン支持体との関係を示す正面図、(b)は(a)のB−B線断面図。 図3(a)におけるC−C線断面図。 ラップが満管に巻かれた状態の巻取り装置の概略図。 第2の実施形態の巻取り装置の概略図。 図6の満管ボビン及びガイドローラ等を切断した概略断面図。 第3の実施形態の巻取り装置の概略図。 別の実施形態の巻取り装置の概略図。 従来技術の巻取り装置の概略図。 図10の装置におけるラップ巻き体形成の開始段階の概略断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化したラップ巻取り装置の第1の実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、ラップ巻取り装置は、複数のガイドローラ11〜15に巻掛けられたエンドレスのベルト16によって回転されるボビン17に、カレンダローラ18で圧縮されたラップ19を巻き取るラップ巻取り装置である。
カレンダローラ18を構成する4個のローラのうち、ラップ19が最後に係合するローラである最終カレンダローラ18aは、図2に示すように、ばね20によりラップ19を下方に押圧付勢する状態に設けられている。他のローラ18bは、図1に示すように、前側のローラに対してばね20により押圧付勢された状態で回動するように構成されている。
ガイドローラ11〜15のうち、2つのガイドローラ11,12は、ラップ19を巻き取る時に、ボビン支持軸21の移動軌跡が、両ガイドローラ11,12の中心軸を結ぶ線の二等分線となる位置に配置されている。ガイドローラ11は、ガイドローラ11〜15のうちカレンダローラ18に最も近い位置に配置されており、カレンダローラ18からラップ19が供給される供給ガイドローラ11である。ガイドローラ12は、ガイドローラ13の駆動軸に第1端部が回動可能に支持されたレバー24の第2端部に回動可能に支持され、図示しない駆動手段、例えばエアシリンダにより、図1に実線で示す巻取り位置と、二点鎖線で示す玉揚げ位置とへ移動可能に設けられている移動ガイドローラ12である。
供給ガイドローラ11及び移動ガイドローラ12の下方には、ベルト16が、満管ボビン22より下方を通過するように案内する位置に2つのガイドローラ13,14が配置されている。ガイドローラ13はモータ23によって駆動され、駆動ローラとして機能する。
ガイドローラ14はカレンダローラ18の下方に配置され、移動手段としてのエアシリンダ25により、図1に実線で示す巻取り開始位置P1と、二点鎖線で示す満管位置P2及び玉揚げ位置P3とへ移動可能に設けられている。
ガイドローラ15は、玉揚げ位置P3に配置されたガイドローラ14より満管ボビン22に近い位置でベルト16の外周側に当接するように配置されている。図2に示すように、ベルト16の幅は、ラップ19の幅より広く形成されている。
ラップ巻取り装置は、ボビン17を固定するボビン支持軸21と、ボビン支持軸21のボビン支持軸21の軸方向と直交する方向の移動を案内する案内機構26と、ボビン支持軸21に支持されたボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動を規制する規制機構27とを備えている。
図3及び図4に示すように、案内機構26は、ボビン支持軸21の軸方向と直交する方向に延びる複数本(この実施形態では2本)のガイド軸28と、ガイド軸28に沿って移動可能に支承されたスライダ29と、スライダ29に設けられボビン支持軸21を回動可能に支持する軸受30とを備えている。この実施形態では、ボビン支持軸21は片側支持で支持されている。
スライダ29は、ボビン支持軸21に固定されたボビン17をベルト16を介して供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に押圧する状態に保持され、ボビン17へのラップ19の巻取り時に、ボビン17に巻き取られたラップ19の巻径増大に伴って下方へ移動される。即ち、案内機構26は、巻取り開始時には、ボビン支持軸21をボビン17が2つの供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12にベルト16を介して押圧された位置に保持し、ボビン17に巻き取られたラップ19の巻径増大につれ、ボビン支持軸21を供給ガイドローラ11及び移動ガイドローラ12との距離が大きくなるように移動させる。
ボビン支持軸21に固定されたボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動を規制する規制機構27は、ボビン支持軸21の外面に設けられた複数個の弾性部材31を備えている。図2、図3(b)及び図4に示すように、この実施形態では、弾性部材31は、ボビン17の長手方向端部寄りの2箇所でボビン17の内周面と当接可能に、かつ図3(a)に示すように、周方向に等間隔をおいて3個ずつ、合計6個設けられている。ボビン支持軸21には、各弾性部材31と対応する位置に圧縮空気を供給する通路32が形成されている。そして、通路32に接続された配管33から圧縮空気が供給され、通路32に圧縮空気が供給された状態では、各弾性部材31がボビン17を押圧する状態に保持され、ボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動が規制されるようになっている。通路32に圧縮空気が供給されない状態では、規制機構27の弾性部材31によるボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動規制が解除される。
供給ガイドローラ11と移動ガイドローラ12との間には、ラップ19が、ボビン17に巻き取られる前に、供給ガイドローラ11との間でラップ19を圧縮するラップ圧縮部34が設けられている。ラップ圧縮部34は、プレスローラ35である。詳述すると、ラップ圧縮部34は、第1端部が回動可能に支持された支持アーム36と、支持アーム36の第2端部に回動可能に支持されたプレスローラ35と、プレスローラ35を供給ガイドローラ11側へ付勢する押圧ばね37とを備えている。プレスローラ35はベルト16の幅以上の長さを有し、供給ガイドローラ11に沿ってベルト16と共に移動するラップ19を、その全幅にわたって供給ガイドローラ11側へ押圧可能に構成されている。
次に前記のように構成されたラップ巻取り装置の作用を説明する。
巻取り開始に先立って、空のボビン17をボビン支持軸21に固定する。ボビン17をボビン支持軸21に固定するときは、ボビン支持軸21の通路32への圧縮空気の供給を停止してボビン17がボビン支持軸21に沿って移動可能な状態で、ボビン17をボビン支持軸21の所定位置に装着する。その後、通路32へ圧縮空気を供給する。通路32への圧縮空気の供給により、弾性部材31がボビン17を内側から押圧する状態になり、ボビン17はボビン支持軸21の軸方向への移動が規制された状態に保持される。
次に、エアシリンダ25が駆動されて、図1に実線で示す位置にガイドローラ14が配置され、ボビン17がベルト16を介して両供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に押圧される巻取り開始位置に配置される。その状態からモータ23及びカレンダローラ18が駆動される。ベルト16は、ガイドローラ11〜15に案内されて、図1の矢印方向へ移動する。供給ガイドローラ11は、図1の反時計方向に回転される。ベルト16の一部が巻掛けられたボビン17は、ボビン支持軸21と共に図1の時計方向に回転される。
カレンダローラ18で圧縮されて空気を抜かれたラップ19は、供給ガイドローラ11に巻掛けられた状態で移動するベルト16の供給ガイドローラ11に接する面と反対側の面に接した状態で移動し、ボビン17の外面に接触した状態で、ベルト16とボビン17の外面との間に導かれる。ベルト16とボビン17の外面との間に導かれたラップ19は、ベルト16の移動に伴い、ボビン17の外面にベルト16で押圧された状態でボビン17に巻き取られる。
ボビン17に巻き取られたラップ19の巻径増大に伴い、ボビン支持軸21は供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12の中心軸を結ぶ線の二等分線上を移動し、ボビン17に巻き取られるラップ19が常に供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に対して同じ位置で押圧される状態で巻取りが行われる。ベルト16は、ガイドローラ14により適正なテンションを与えられながら、ボビン17に巻き取られたラップ19(ラップL)を、押圧する状態で、巻取り開始位置から満管位置まで移動して、ボビン17に巻き取られたラップLの径の変化に対応する。そして、ベルト16に押さえられていないラップ表面の範囲は、ラップLの巻径によらず巻取り開始のときと同じに最小化される。
特許文献1の巻取り装置では、巻取り開始から満管までボビン72が同じ位置で巻取りが行われるため、巻取り開始からボビン72に巻き取られたラップLがベルト71を介して変向ローラR1,R2に押圧される状態になるまでは、ラップ表面が空気に晒された状態で移動する距離が大きい。そのため、カレンダローラで圧縮されて空気が抜かれた後のラップLがボビン72に巻き取られてベルト71で覆われた状態となるまでに、空気を吸い込み可能な状態で移動する距離が大きくなり、ラップLは繊維密度が低く、かつ厚さの厚い状態でボビン72に巻き取られる。
しかし、この実施形態では、ラップ19は供給ガイドローラ11に巻掛けられた状態で移動して、ベルト16とボビン17の外面との間に進入した後は、ボビン17の外面にベルト16で押圧された状態でボビン17に巻き取られる。その結果、カレンダローラ18で圧縮されて空気が抜かれた後のラップ19がボビン17に巻き取られてベルト16で覆われた状態となるまでに、空気を吸い込み可能な状態で移動する距離が、特許文献1の装置と比べて非常に小さくなり、ラップ19は繊維密度が高く、かつ厚さが薄い状態でボビン17に巻き取られる。
ボビン17は、ボビン支持軸21に規制機構27を介して軸方向への移動が規制された状態で、かつベルト16によりラップ19に押圧された状態でボビン支持軸21と共に巻取り方向に回転される。従って、ボビン17がフランジを備えていなくても、ラップ19がボビン17の適正な位置に支障無く巻き取られる。
また、特許文献1の巻取り装置では、巻取り開始からボビン72に巻き取られたラップLがベルト71を介して変向ローラR1,R2に押圧される状態になるまでは、ベルト71がボビン72を押圧する力をボビン72の支持軸で受け止める必要があり、ボビン72の支持軸はベルト71による押圧力を十分担う強度が必要になる。
しかし、この実施形態では、巻取り開始からボビン17の表面がベルト16あるいはベルト16及びボビン17に巻き取られたラップ19を介して供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に押圧された状態にあるため、ベルト16を介してボビン17に作用する押圧力をボビン支持軸21が担う必要はない。
ボビン17に巻き取られるラップ19は、ラップ圧縮部34により供給ガイドローラ11との間で圧縮された後、ボビン17に巻き取られる。詳述すると、ラップ19は、ラップ圧縮部34のプレスローラ35によりベルト16を介して供給ガイドローラ11に押圧され、その押圧力は押圧ばね37により設定される。そのため、ラップ圧縮部34による圧縮を受けずにボビン17に巻き取られる場合に比べて、ラップ19に含まれる空気が少ない状態でボビン17に巻き取られる。したがって、ラップ19をボビン17に巻き付けるベルト16の押圧力を強くせずに、ボビン17に繊維密度の高い状態でラップ19が巻き付けられる。
図5に示すように、満管まで巻取りが進むと、カレンダローラ18及びモータ23の駆動が停止され、巻取りが終了する。そして、ガイドローラ12を支持するレバー24が図5に二点鎖線で示す玉揚げ位置に移動され、ガイドローラ14が満管位置P2よりガイドローラ15に近い玉揚げ位置P3まで移動された状態で、玉揚げ作業が行われる。玉揚げ終了後、ボビン支持軸21にボビン17が装着され、ガイドローラ12が巻取り位置に、ガイドローラ14が巻取り開始位置P1まで移動された後、再びラップ19の巻取りが開始される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ラップ巻取り装置は、複数のガイドローラ11〜15に巻掛けられたエンドレスのベルト16によって回転されるボビン17に、カレンダローラ18で圧縮されたラップ19を巻き取るラップ巻取り装置であって、複数のガイドローラ11〜15のうちカレンダローラ18からラップ19の供給を受ける供給ガイドローラ11との間でラップ19を圧縮するラップ圧縮部34を備えている。そして、ラップ19は、ラップ圧縮部34により供給ガイドローラ11との間で圧縮された後、ボビン17に巻き取られる。そのため、ラップ圧縮部34による圧縮を受けずにボビン17に巻き取られる場合に比べて、ラップ19に含まれる空気が少ない状態でボビン17に巻き取られる。したがって、ラップ19をボビン17に巻き付けるベルト16の押圧力を強くせずに、ボビン17に繊維密度の高い状態でラップ19を巻き付けることができる。
(2)ラップ圧縮部34は、供給ガイドローラ11に押圧されるプレスローラ35である。この構成によれば、プレスローラ35でラップ19を押圧するという簡単な構成で、ラップ19から空気を吐出させることができる。
(3)プレスローラ35は、供給ガイドローラ11と、巻取り位置と玉揚げ位置とに移動可能な移動ガイドローラ12との間に配置されている。この構成によれば、ラップ19がボビン17に巻き取られる直前でラップ19を圧縮することができるため、ボビン17にラップ19を巻き取るときのラップ19の幅の広がりがより効果的に抑制される。
(4)ラップ巻取り装置は、ボビン17を固定するボビン支持軸21と、巻取り開始時には、ボビン支持軸21をボビン17が2つの供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12にベルト16を介して押圧された位置に保持し、ボビン17に巻き取られたラップ19の巻径増大につれ、ボビン支持軸21を両供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12との距離が大きくなるように移動させる案内機構26と、ボビン17の、ボビン支持軸21の軸方向への移動を規制する規制機構27とを備えている。この構成によれば、ボビン17は、フランジを有さず、ベルト16を介して2つの供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に押圧された状態から巻取りが開始される。そのため、フランジを有するボビンにベルトを介してラップを巻き取る特許文献1の装置と異なり、圧縮されたラップ19がベルトとフランジの間に入り込んで、ラップ19の端部がリッキングを起こすことが防止される。また、ボビン17がフランジを有さないため、ベルト16の幅を広くすることが可能になり、ラップ両端部のリッキングによる品質不良を防止することができる。
また、巻取り開始からボビン17の表面がベルト16あるいはベルト16及びボビン17に巻き取られたラップ19を介して供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に押圧された状態にあるため、ベルト16を介してボビン17に作用する押圧力をボビン支持軸21が担う必要はない。そのため、ボビン支持軸21の強度は、特許文献1の巻取り装置に比較して低くすることができる。
(5)ボビン支持軸21は、片側支持である。ボビン支持軸21は片側支持に限らず両側支持であってもよいが、片側支持の場合は両側支持に比べてボビン支持軸21に対するボビン17の取り付け、取り外しの作業が簡単になる。
(6)案内機構26は、ボビン支持軸21の軸方向と直交する方向に延びる複数本のガイド軸28と、ガイド軸28に沿って移動可能に支承されたスライダ29と、スライダ29に設けられボビン支持軸21を回動可能に支持する軸受30とを備えている。また、案内機構26は、2つの供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12以外のガイドローラのうちの1つのガイドローラ14を、ボビン支持軸21に支持されたボビン17に巻掛けられたベルト16が、ボビン17を2つの供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12に近づく方向に付勢する方向に移動させる移動手段(エアシリンダ25)を備えている。この構成によれば、ラップ巻取り装置が備えているガイドローラの数を増やすことなく、ラップ19をボビン17に支障なく巻き取るようにベルト16を移動させることができる。
(7)規制機構27は、ボビン支持軸21の外周に設けられた複数個の弾性部材31と、ボビン支持軸21に形成され、かつ各弾性部材31と対応する位置に圧縮空気を供給可能な通路32とを備えている。そして、通路32に圧縮空気が供給された状態では、各弾性部材31がボビン17を押圧する状態に保持され、ボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動が規制されるようになっている。したがって、通路32に圧縮空気が供給されていない状態では、規制機構27の弾性部材31によるボビン17のボビン支持軸21の軸方向への移動規制が解除され、ボビン17のボビン支持軸21に対する装着及び取り外しを容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。
この実施形態のラップ巻取り装置は、供給ガイドローラ11とカレンダローラ18との関係が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は第1の実施形態と基本的に同じ構成であり、同様な部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、この実施形態では、カレンダローラ18は、カレンダローラ18を構成する最終カレンダローラ18a,及びその他のカレンダローラ18bが、ほぼ垂直面上に位置する状態で配置されている点と、最終カレンダローラ18aが、供給ガイドローラ11にベルト16及びラップ19を介して押圧されるようになっている点とが第1の実施形態と大きく異なっている。また、カレンダローラ18を構成するカレンダローラ18bの数が2個で、第1の実施形態より少なくなっている。
図7に示すように、カレンダローラ18は、最終カレンダローラ18aがばね20により、ラップ巻取り装置の供給ガイドローラ11側へ押圧付勢され、両ローラ18bは下側に配置されたローラを、ラップ19を介して押圧するように、ばね20により付勢された状態に設けられている。なお、図7では、上側に配置されたローラ18bの図示を省略しており、図6では、ばね20の図示を省略している。
この実施形態では、カレンダローラ18の最終のローラである最終カレンダローラ18aがラップ圧縮部34として機能する。即ち、ラップ圧縮部34は、最終カレンダローラ18aである。この構成によれば、ラップ圧縮部用に別のローラを設ける必要が無く、カレンダローラ18で空気が抜かれたラップ19が空気を吸い込む前にボビン17に巻き取られる。そのため、ボビン17に繊維密度の高い状態でラップ19を巻き付けることができる。
したがって、第1の実施形態と異なり、カレンダローラ18で圧縮作用を受けたラップ19が供給ガイドローラ11及びベルト16を介してボビン17に巻き取られるまでにラップ19が移動する距離が短くなる。そのため、第1の実施形態の(1)〜(7)に記載の効果と同様の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(8)ラップ巻取り装置は、カレンダローラ18を構成する複数のローラ18a,18bが、ほぼ垂直面上に位置する状態で配置されている。そして、最終カレンダローラ18aがばね20によりベルト16及びラップ19を介して供給ガイドローラ11に押圧付勢され、両ローラ18bは下側に配置されたローラを、ラップ19を介して押圧するように、ばね20により付勢された状態に設けられている。したがって、最終のカレンダローラである最終カレンダローラ18aがラップ圧縮部として機能し、カレンダローラ18で空気が抜かれたラップ19が空気を吸い込む前にボビン17に巻き取られるため、ボビン17に繊維密度の高い状態でラップ19を巻き付けることができる。また、カレンダローラ18の最終カレンダローラ18aで圧縮作用を受けたラップ19が供給ガイドローラ11及びベルト16を介してボビン17に巻き取られるまでにラップ19が移動する距離が短くなる。そのため、カレンダローラ18で圧縮された後、ボビン17に巻き取られるまでにラップ19が空気を吸い込み難くなり、ラップ19の幅方向への拡がりをより抑制することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を図8にしたがって説明する。
この実施形態のラップ巻取り装置においては、ラップ圧縮部34の構成が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は第1の実施形態と同じ構成であり、同様な部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ラップ圧縮部34は、複数のローラ41,42,43と、ローラ41,42,43に巻掛けられたベルト44とを備えている。ローラ41は、第1端部において回動可能に支持された支持アーム36の第2端部に回動可能に支持され、ベルト44を供給ガイドローラ11側に押圧するように押圧ばね45により付勢されている。ベルト44は、カレンダローラ18の最終カレンダローラ18aから送り出されて、ベルト16の供給ガイドローラ11に巻掛けられた箇所まで移動するラップ19の片面を覆う状態で、両ローラ41,42間を移動する。したがって、この実施形態の構成によれば、ラップ19がカレンダローラ18の最終カレンダローラ18aを過ぎて、供給ガイドローラ11とラップ圧縮部34のローラ42による押圧力を受けるまでに、ラップ19に空気が入り難くなる。
実施形態は前記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図9に示すように、第2の実施形態のラップ巻取り装置において、供給ガイドローラ11と対向する位置に、供給ガイドローラ11に巻掛けられたベルト16と共に移動するラップ19を押圧するプレスローラ35を設けてもよい。プレスローラ35は、供給ガイドローラ11と平行に延び、プレスローラ35の回動軸を供給ガイドローラ11の中心軸に近づく方向へ付勢する押圧ばね37を備えている。この構成では、カレンダローラ18で圧縮されたラップ19がプレスローラ35によりさらに圧縮されて、ラップ19から空気が吐出される。
○ カレンダローラ18を構成するローラの数は、3つあるいは4つに限らず、5つ以上であってもよい。
○ 第2の実施形態のように、カレンダローラ18の最終カレンダローラ18aがベルト16を介して供給ガイドローラ11に押圧される構成において、カレンダローラ18を構成する複数のローラ18a,18bは、その回転軸心が垂直面上に位置する構成に限らない。例えば、水平面上あるいは斜めに位置する平面上に位置する構成であってもよい。
○ 巻取り開始位置と満管位置との間のボビン17の移動方向は、上下方向に限らない。例えば、水平方向や斜め方向であってもよい。
○ 規制機構27は、通路32の開口端を覆う状態でボビン支持軸21に設けられていればよく、開口端毎に弾性部材31を設ける代わりに、例えば、ボビン支持軸21に形成された通路32の開口端と対応する位置を通る環状溝をボビン支持軸21の外周面に形成する。そして、環状に形成されたゴム製のリングをその環状溝に収容された状態で設けてもよい。ゴム製のリングは、通路32に圧縮空気が供給されていない状態では、ボビン支持軸21の外周面より引っ込んだ位置に保持され、通路32に圧縮空気が供給されることにより、その一部が環状溝から突出してボビン17を支持する。
○ 規制機構27は、弾性部材31を設ける代わりに、ボビン支持軸21の外周面から突出してボビン17の長手方向端部に係合して、ボビン17の軸方向への移動を規制する部材であってもよい。
○ ボビン支持軸21は、片持ち状態ではなく両側で支持される構成であってもよい。
○ ラップ巻取り装置は、ボビン17に巻き取られたラップ19の巻径増大につれ、ボビン支持軸21を供給ガイドローラ11,移動ガイドローラ12との距離が大きくなるように移動させる案内機構26を備えた構成に限らない。例えば、特許文献1に記載の巻取り装置のように、ボビン17を固定するボビン支持軸21を、巻取り開始時から巻取り終了時まで、一定位置において回転させる構成のラップ巻取り装置に適用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記ボビンは、ボビン支持軸に一体回動可能に、かつ規制機構により前記ボビン支持軸の軸方向への移動を規制された状態に支持されている。
11,12,13,14,15…ガイドローラ、16…ベルト、17…ボビン、18…カレンダローラ、19…ラップ、34…ラップ圧縮部、35…ラップ圧縮部を構成するプレスローラ、41,42,43…ラップ圧縮部を構成するローラ、44…ラップ圧縮部を構成するベルト、37,45…ラップ圧縮部を構成する押圧ばね。

Claims (2)

  1. 複数のガイドローラに巻掛けられたエンドレスのベルトによって回転されるボビンに、カレンダローラで圧縮されたラップを巻き取るラップ巻取り装置であって、
    前記複数のガイドローラのうち前記カレンダローラから前記ラップの供給を受ける供給ガイドローラとの間で前記ラップを圧縮するラップ圧縮部を備えており、
    前記ラップ圧縮部は、押圧ばねによって前記供給ガイドローラ側へ付勢されており、
    前記ラップ圧縮部は、前記供給ガイドローラに押圧される最終カレンダローラであることを特徴とするラップ巻取り装置。
  2. 複数のガイドローラに巻掛けられたエンドレスのベルトによって回転されるボビンに、カレンダローラで圧縮されたラップを巻き取るラップ巻取り装置であって、
    前記複数のガイドローラのうち前記カレンダローラから前記ラップの供給を受ける供給ガイドローラとの間で前記ラップを圧縮するラップ圧縮部を備えており、
    前記ラップ圧縮部は、押圧ばねによって前記供給ガイドローラ側へ付勢されており、
    前記ラップ圧縮部は、前記供給ガイドローラに押圧されるプレスローラであることを特徴とするラップ巻取り装置。
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