JP6719280B2 - カーテンウォール - Google Patents

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本発明は、カーテンウォールに関する。
従来より、方立と無目とで形成した開口部に、ガラスを室内側から取付けできるようにしたカーテンウォールが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようなカーテンウォールは、竣工後にガラスのメンテナンスを行う際には室内側から行う必要があるが、室内に家具等の障害物があったりして室内側からのメンテナンスが行えないことがあった。
特開平5−179738号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、足場なしで施工でき、メンテナンス時は室外側から作業できるカーテンウォールの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、方立と、方立に架設した無目と、方立と無目とで形成される開口部に取付けたパネルとを備え、方立は、室内側に押縁を有し、パネルの上側に位置する無目は、室内側又は室外側のいずれか一方側に押縁を有し、パネルの下側に位置する無目は、室内側又は室外側のいずれか他方側に押縁を有するとともに、一方側押縁又は他方側押縁のうちの室外側に位置する押縁は先付けのガスケットを有していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、方立の室内側の押縁と、パネルの上側に位置する無目の室内側又は室外側のいずれか一方側の押縁を取外した状態で、パネルを室内側から建て込むことができるので、足場なしで施工することができる。また、パネルの下側に位置する無目の室内側又は室外側のいずれか他方側の押縁を取外すことで、パネルを室外側に取外すことができるので、室外側からのメンテナンスが可能である。
図6のA−A断面図である。 図6のB−B断面図である。 方立と無目の交差部の斜視図である。 図6のC−C断面図である。 図6のD−D断面図である。 本発明に係るカーテンウォールの一実施形態を示す室外側正面図である。 図6のE−E断面図である。 本カーテンウォールの施工手順を示す斜視図であって、方立を取付けた後の状態を示す。 本カーテンウォールの施工手順を示す斜視図であって、無目を取付けた後の状態を示す。 本カーテンウォールの施工手順を示す斜視図であって、スパンドレル部のパネルユニットの取付け方を示す。 スパンドレル部のパネルユニットの取付け方を示す縦断面図である。 方立(スパンドレル部)の横断面図であって、(a)はパネルユニットを方立のパネル保持溝に挿入した状態、(b)は方立の室外側部材を室内側に引き寄せてパネルユニットを固定した状態を示す。 本カーテンウォールの施工手順を示す斜視図であって、ビジョン部のガラスの取付け方を示す。 ビジョン部のガラスの取付け方を示す横断面図である。 ビジョン部のガラスの取付け方を示す縦断面図である。 ビジョン部のガラスを室外側に取外す際の外し方を示す縦断面図である。 ビジョン部のガラスを室外側に取外す際の外し方を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜7は、本発明のカーテンウォールの一実施形態を示している。本カーテンウォールは、ビルの外壁を成すものであって、図6,7に示すように、建物の躯体44に固定して方立1,1,…が左右方向に一定の間隔をあけて設けてあり、方立1,1,…間に無目2,3,…が架設してあり、方立1,1,…と無目2,3,…とで区画される開口部のうち、各階の床12から天井13までの範囲のビジョン部14にあたる開口部にはガラス(複層ガラス)10を取付け、天井13から上階の床12までの範囲のスパンドレル部15にあたる開口部には、ガラス(単板ガラス)16を上枠17と下枠18と左右の縦枠19,19とで四周枠組みしてなるパネルユニット4を取付けてある。本カーテンウォールは、建設現場に個別に搬入された方立1、無目2,3、ガラス10及びパネルユニット4を、建設現場にて組み立てるノックダウン方式のものであり、また、ガラス10及びパネルユニット4を室内側から取付けできるようにすることで、室外側に足場を設置することなく施工できるものである。
方立1は、図2に示すように、アルミ押出形材よりなる室外側部材5と室内側部材6を組み合わせて構成してある。室外側部材5は、室外側に大きく張り出した前後方向に細長い中空の台形状の断面に形成されており、この室外側部材5が強度を負担する部材となっている。室外側部材5の室内側壁20には、左右方向の中央部に室内側部材6の室外側の中空部21が挿入されるスリット22が形成してあり、スリット22の両側に爪片23,23が室内側に突出して設けてあり、さらにその外側に突条24,24が室内側に突出して設けてある。
室内側部材6は、室外側部材5のスリット22に挿入される幅の狭い中空部21と、その室内側に側方に張り出す幅広の中空部25を一体に有している。幅広の中空部25は、室外側部材5の室内側壁20と略同じ幅に形成してあり、室外側部材5の室内側壁20と室内側部材6の幅広の中空部21との間に、スパンドレル部15に装着されるパネルユニット4の縦枠19を保持するパネル保持溝7が形成してある。
図7に示すように、室外側部材5はスパンドレル部15とビジョン部14に跨って設けてあり、室内側部材6はスパンドレル部15にのみ設けてある。そして、室内側部材6が建物の躯体44にファスナ26で固定されている。
方立1の室内側部材6の上下端部には、図1〜3に示すように、アルミ製のピース材27が室外側の中空部21に上下から挿入して設けてある。このピース材27には、ボルト挿通孔28が室内外方向に水平に設けてあり、該ボルト挿通孔28に室内側からボルト29のネジ部29aを貫通させて、ピース材27にボルト29を保持してある。方立1の室外側部材5には、ナット30が固定して設けてあり、ピース材27から突出したボルト29のネジ部29aがナット30に螺合している。したがって、室内側からボルト29の頭29bを操作してボルト29を回転させることで、ナット30が固定された室外側部材5が室内外方向に移動し、それに伴ってパネル保持溝7の溝幅を調整できるようになっている。
図1に示すように、方立1の室内側部材6の上端部と下端部には、無目2,3がそれぞれブラケット31a,31bを介して取付けてある。方立室内側部材6上端部に取付けられる無目2は、ビジョン部14のガラス10の下側に位置するものであり、室外側壁の上部に設けた突条32にガラス10の室内側面を受ける内部ガラススペーサー33が取付けられ、内部ガラススペーサー33上のガラス10の室内側面と無目2の室外側面との隙間にシール材34が設けてある。同無目2の室外側壁の下部には、スパンドレル部15に取付けられるパネルユニット4の上枠17を係止する係止部35が、室外側に突出して上向きに設けてある。係止部35には、室外側に向けて上向きに傾斜した傾斜面35aを有している。
方立室内側部材6下端部に取付けられる無目3は、ビジョン部14のガラス10の上側に位置するものであり、無目3の下面にはガラス10を室内側から支える押縁8が着脱自在に設けてある。同無目3の室外側面の下部には、パネルユニット4の下枠18を係止する係止部36が、室外側に突出して上向きに設けてある。この係止部36も、室外側に向けて上向きに傾斜した傾斜面36aを有している。またこの係止部36は、上方の無目2の係止部35よりも室外側に張り出している。
スパンドレル部15に取付けられるパネルユニット4は、図1,2に示すように、ガラス(単板ガラス)16をアルミ形材よりなる上枠17と下枠18と左右の縦枠19,19とで四周枠組みしたものであり、予め工場で組み立てて現場に搬入され、図10に示すように、上階の室内側から下階の方立1,1のパネル保持溝7間に落し込み、上枠17と下枠18を上述の無目2,3の係止部35,36に係止させて取付けられるものである。
上枠17は、図1に示すように、方立室内側部材6上端部の無目2と合わさって、ビジョン部14のガラス10の下縁部を保持するガラス保持溝37aを構成する。上枠17の室内側面の上部には、無目2の係止部35と係止する被係止部38が下向きの鉤状に設けてあり、その下方に気密材39が設けてある。被係止部38には、無目2の係止部35の傾斜面35aと対向する傾斜面38aを有している。そのため、上枠17の被係止部38が無目2の係止部35に係止すると、上枠17が室内側に引き寄せられ、上枠17の室内側面に取付けた気密材39が無目2の室外側面に圧着する。上枠17の上面には、ガラス敷板40が設置され、ガラス敷板40でビジョン部14のガラス10を受けている。上枠17の上面の室外側には、押縁9が着脱自在に取付けてある。押縁9は、ガスケット41を介してガラス10を室外側から支えるガラス支持片42と、上枠17の室外側に垂下する垂下片43を有している。このように、押縁9に垂下片43を有していることで、上枠17を隠すことができる。
下枠18は、図1に示すように、方立室内側部材6下端部の無目3及びその下面に取付けられる押縁8と合わさって、ビジョン部14のガラス10の上縁部を保持するガラス保持溝37bを構成する。下枠18の室内側面には、無目3の係止部36と係止する被係止部45が下向きの鉤状に設けてあり、その上方に気密材39が設けてある。被係止部45には、無目3の係止部36の傾斜面36aと対向する傾斜面45aを有している。そのため、下枠18の被係止部45が無目3の係止部36に係止すると、下枠18が室内側に引き寄せられ、下枠18の室内側面に取付けた気密材39が無目3の室外側面に圧着する。下枠18の被係止部45は、上枠17の被係止部38よりも室内側への突出長さが短くなっており、パネルユニット4を上方から落し込んだときに、下枠18の被係止部45が上側の無目2の係止部35に引っ掛からないようになっている。また下枠18は、室外側端部にガラス支持片46が垂下して設けてあり、ガラス支持片46の下端部にはガスケット41が室内向きに装着してあり、ビジョン部14のガラス10の上縁部を室外側から支えている。下枠18の上面の室外側には、押縁48が着脱自在に設けてある。押縁48は、ガスケット49を介してパネルユニット4のガラス16を室外側から支えるガラス支持片50と、下枠18のガラス支持片46の室外側に重なる垂下片51を有している。このように、押縁48に垂下片51を有することで、下枠18のガラス支持片46を隠すことができる。
縦枠19は、図2に示すように、ガラス16の側縁部を呑み込む略コ字型断面に形成され、室内側面に気密材39が装着してある。縦枠19の室外側面には、方立室外側部材5の突条24の内側に突条52が設けてあり、これにより縦枠19が方立1のパネル保持溝7から外れるのを規制している。
パネルユニット4のガラス16は、上下枠17,18及び縦枠19とも室外側がガスケット49、室内側がシール材53で支持してある。
方立1のパネル保持溝7は、先に述べたように、ピース材27に保持したボルト29を操作することで溝幅を調整自在であり、パネルユニット4を上階の室内側から方立1,1間に落し込む際には、図12(a)に示すように、ボルト29を緩めてパネル保持溝7の溝幅を広くしておく。そして、パネルユニット4を方立1,1のパネル保持溝7に落し込み、上下枠17,18の被係止部38,45を無目2,3の係止部35,36に係止させた後、ボルト29を締め付ける。すると、図12(b)に示すように、方立1の室外側部材5が室内側に引き寄せられ、それに伴いパネルユニット3の縦枠19が方立室外側部材5の突条24に押されて室内側に引き寄せられ、縦枠19の室内側面に取付けた気密材39がパネル保持溝7の室内側の壁に圧着する。すなわちパネルユニット4は、四周の全ての枠17,18,19が室内側に引き寄せられ、各枠の室内側面に取付けた気密材39が無目2,3及び方立1に圧着しており、これにより高い水密性が得られる。
ビジョン部14のガラス10は、上述のように方立1,1,…間にパネルユニット4を取付けた後、方立1,1,…と無目2,3とで形成される開口部に室内側から取付けられる。ビジョン部14において方立1の室外側部材5の室内側には、図5に示すように、爪片23に係止して方立補助材54が取付けられる。方立補助材54は、左右方向にのびてガラス10の側縁部を室外側から支えるパネル支持片55と、室内側にのびる見込み片56とを有しており、パネル支持片55と見込み片56とは樹脂製の断熱材57で連結してある。見込み片56には、室内側から押縁11が着脱自在に取付けられ、方立補助材54と押縁11とで形成されるガラス保持溝37cにガラス10の側縁部を保持している。方立補助材54のパネル保持片55にはガスケット41が取付けてあり、押縁11とガラス10との隙間にはシール材34が充填してある。
ガラス10の上縁部は、図4に示すように、方立室内側部材6下端部に取付けた無目3と、無目3の室外側に係止したパネルユニット4の下枠18、及び無目3の下面に取付けた押縁8とで形成されるガラス保持溝37bに保持されている。ガラス10の下縁部は、方立室内側部材6上端部に取付けた無目2と、無目2の室外側に係止したパネルユニット4の上枠17、及び上枠17の上面に取付けた押縁9とで形成されたガラス保持溝37aに保持されている。ビジョン部14のガラス10も、パネルユニット4のガラス16と同様に、四周とも室外側がガスケット41、室内側がシール材34で支持してある。
次に、本カーテンウォールの施工手順を説明する。まず、図8に示すように、方立1,1,…を建物の躯体44にファスナ26で取付ける。この時点では、方立室外側部材5の室内側には室内側部材6のみが設けられ、方立補助材54は取付けられていない。次に、図9に示すように、方立1,1,…間に無目2,3,…を架設する。
次に、図10,11に示すように、上階の室内側から下階の方立1,1のパネル保持溝7間にパネルユニット4を落し込む。このとき、図12(a)に示すように、ピース材27に保持したボルト29を緩め、パネル保持溝7の溝幅を広くしておく。パネルユニット4を上方から落し込むと、その上枠17及び下枠18の室内側面に形成した被係止部38,45が無目2,3の係止部35,36に係止して、パネルユニット4が所定の高さ位置に保持される。その後、図12(b)に示すように、ボルト29を締め付けて方立室外側部材5を室内側に引き寄せ、パネルユニット4を固定する。
次に、方立1,1,…に方立補助材54を取付けた後、図13〜15に示すように、パネルユニット4の下方の開口部にビジョン部14のガラス10を室内側から入れる。その後、無目3と方立1に押縁8,11をそれぞれ取付け、ガラス10の周縁部の室内側にシール材34を充填してガラス10を固定する。
ビジョン部14のガラス10は、上述のように室内側から取付け・取外しできるが、施工後のメンテナンス時には、ガラス10を室外側に取外すこともできる。このときの手順を説明すると、図16に示すように、ガラス10の下側に位置する無目2の室外側に設けてある押縁9を取外し、ガラス敷板40も取外す。すると、ガラス10が下に下がり、上側のガラス支持片46から逃げた状態になる。その後、図17に示すように、ガラス10を左右けんどん式にて、方立1,1間から室外側に外す。ガラス10を取付ける際には、上記と逆の手順で行う。
以上に述べたように本カーテンウォールは、方立1が見込方向に分割された室外側部材5と室内側部材6を有し、室外側部材5と室内側部材6とによりパネル保持溝7が形成されるとともにパネル保持溝7の溝幅を調整自在に取付けてあり、パネル保持溝7にパネルユニット4(パネル)をはめ込んだ状態で、方立1の室外側部材5と室内側部材6を互いに引き寄せてパネルユニット4を固定してあるので、方立1のパネル保持溝7にパネルユニット4をはめ込む際に、パネル保持溝7の溝幅を固定時の溝幅よりも広くできるので、方立1のパネル保持溝7にパネルユニット4を取付ける作業がしやすい。本カーテンウォールは、方立1の室外側部材5と室内側部材6を互いに引き寄せてパネルユニット4を固定したことで水密性に優れ、さらにパネルユニット4の四周の枠17,18,19の室内側面に気密材39を設け、気密材39を方立1及び無目2,3に圧着させることで、水密性がより一層高められる。また、室内側からボルト29を操作することでパネル保持溝7の溝幅を調整できるので、作業性が一層向上している。
また、本カーテンウォールの施工方法は、上階の室内側から下階の方立1,1間にパネルユニット4を落し込んで取付けることで、足場なしで施工することができる。これにより工期の短縮、コストの削減、作業性の改善が図られる。
さらに本カーテンウォールは、パネルユニット4を方立1,1間に上方から落し込み、無目2,3に係止して取付けるため、パネルユニット4の取付作業性が良好である。パネルユニット4は、上枠17と下枠18の2箇所を無目2,3に係止するため、安定して取付けできると共に、安定した水密性を確保できる。さらに、無目2,3の係止部35,36と上下枠17,18の被係止部38,45は、お互いに対向する傾斜面35a,36a,38a,45aを有しているため、係止させることで上下枠17,18が室内側に引き付けられるため、水密性がより一層高められる。
本カーテンウォールは、方立1,1,…の室内側の押縁11と、ビジョン部14のガラス10の上側に位置する無目3の室内側の押縁8を取外した状態で、ガラス10を室内側から建て込むことができるので、足場なしで施工することができる。また、ガラス10の下側に位置する無目2の室外側の押縁9を取外すことで、ガラス10を室外側に取外すことができるので、室外側からのメンテナンスが可能である。
さらに本カーテンウォールは、図1,4に示すように、パネルユニット4の上枠17と下枠18が無目2,3の室外側に重なるように配置され、パネルユニット4の上枠17と下枠18がビジョン部14のガラス10を支持する部材を兼ねているので、横のフレームの見付けを細くでき、外観及び内観の意匠性が優れている。
また本カーテンウォールは、方立1,1,…の室外側に張り出す室外側部材5を強度部材としたので、方立1,1,…が室内側に張り出さず、室内が広く使える。
さらに本カーテンウォールは、スパンドレル部15のガラス16、ビジョン部14のガラス10とも、室外側を先付けのガスケット41,49で支持したので、シール材に雨が掛かることに起因する室外側面の汚れを防止できる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。方立や無目等の各部材の形状、配置等は、適宜変更することができる。本発明のカーテンウォールは、複数の階にまたがって設置されるものに限らず、一つの階に設置されるものであってもよい。パネル(パネルユニット4及びガラス10)の構成は任意であり、ガラスを用いたものに限らず、金属やセラミックのパネルを用いたものであってもよい。方立は、見込方向に3つ以上の部材に分割してあってもよく、そのうちの2つの部材でパネル保持溝が形成されていればよい。方立のパネル保持溝は、室内側部材を室外側に押し付けることでパネルを固定できるものであってもよい。パネルユニットは、上枠と下枠のどちらか一方のみが無目に係止するものであってもよい。本発明のカーテンウォールは、方立間に上方から落し込んで取付けられるパネル(パネルユニット4)と、方立と無目とで形成される開口部に室内側から取付けられるパネル(ガラス10)の少なくとも一方を有していればよい。実施形態では、パネル(ガラス10)上側に位置する無目は室内側に押縁を、パネルの下側に位置する無目は室外側に押縁を有するものとなっているが、パネルの上側に位置する無目は室外側に押縁を、パネルの下側に位置する無目は室内側に押縁を有するものとしていても構わない。
1 方立
2 無目
3 無目
4 パネルユニット(パネル)
5 室外側部材
6 室内側部材
7 パネル保持溝
8 押縁(ガラス上側)
9 押縁(ガラス下側)
10 ガラス(パネル)
11 押縁(方立室内側)

Claims (1)

  1. 方立と、方立に架設した無目と、方立と無目とで形成される開口部に取付けたパネルとを備え、方立は、室内側に押縁を有し、パネルの上側に位置する無目は、室内側又は室外側のいずれか一方側に押縁を有し、パネルの下側に位置する無目は、室内側又は室外側のいずれか他方側に押縁を有するとともに、一方側押縁又は他方側押縁のうちの室外側に位置する押縁は先付けのガスケットを有していることを特徴とするカーテンウォール。
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