JP6719234B2 - 送受電システムおよび送電装置 - Google Patents

送受電システムおよび送電装置 Download PDF

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Description

本発明は、送受電システムおよび送電装置に関するものである。
送電装置と受電装置を有し、これらの間を無線で電力を伝送する送受電システムとしては、例えば、特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1に開示された技術では、非接触で電力を伝送可能な電力伝送コイルの他に、小電力伝送コイルを設け、この小電力伝送コイルによって微小電力を伝送し、給電側コイルと受電側コイルの位置関係が良好になった場合に、電力伝送コイルによって電力を伝送するように構成されている。
特開2011−182624号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、受電側の負荷が変動した場合には、給電する電力を調整することが望ましいが、給電側では負荷の変動を知ることができないので、そのような調整が困難という問題点がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、受電装置が有する負荷が変動した場合でも、最適な電力を送電装置が送電することが可能な送受電システムおよび送電装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電力を無線で送電する送電装置と、前記送電装置から送電された電力を受電する受電装置とを有する送受電システムにおいて、前記送電装置は、前記受電装置に対して電力を送電する送電手段と、前記送電手段によって送電された電力のうち、前記送電装置によって反射された反射電力を検出する反射電力検出手段と、前記反射電力検出手段によって検出された前記反射電力に基づいて、前記送電手段による送電状態を制御する送電側制御手段と、を有し、前記受電装置は、前記送電手段によって送電された電力を受電する受電手段と、前記受電手段によって受電された電力を供給する負荷と、を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、受電装置が有する負荷が変動した場合でも、最適な電力を送電装置が送電することが可能となる。
また、本発明は、前記送電側制御手段は、前記反射電力検出手段によって検出された前記反射電力の電力量が所定の値以下になるように前記送電手段による送電電力を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、反射電力によって送電効率が低下したり、送電装置に不具合が生じたりすることを防止できる。
また、本発明は、前記受電装置は、前記受電手段から前記負荷に供給される電力を遮断する遮断手段と、前記遮断手段を制御する受電側制御手段と、を有し、前記受電側制御手段は、前記送電装置からの受電を終了する場合には、前記遮断手段によって前記受電手段から前記負荷に供給される電力を遮断することで反射電力を前記送電装置に対して発生し、前記送電装置は、前記遮断手段による電力遮断によって生じた前記反射電力を前記反射電力検出手段が検出した場合には、前記送電側制御手段が、前記送電手段による電力の送電を停止する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、送電装置が送電停止のタイミングを確実に知ることができる。
また、本発明は、前記受電装置は、自走可能に構成されるとともに、直列接続された抵抗素子とスイッチとが前記負荷に対して並列に接続され、前記スイッチの状態を制御する受電側第2制御手段と、前記送電装置との位置関係を検出する位置関係検出手段と、を有し、前記受電第2側制御手段は、受電開始時において、前記位置関係検出手段によって前記送電装置と前記受電装置の位置関係が適正な位置まで移動したことが検出された場合には、前記スイッチをオフからオンの状態にし、前記送電装置は、前記送電側制御手段が前記受電装置の規定受電電力よりも小電力で前記送電手段に送電させ、前記反射電力検出手段によって検出される前記反射電力が所定の反射量または反射率以下になった場合には、前記送電装置と前記受電装置が適正な位置関係になったと判定して、前記規定受電電力による送電を開始する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、送電装置が送電開始のタイミングを確実に知ることができる。
また、本発明は、前記受電装置は、前記直列接続された抵抗素子とスイッチに印加される電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記受電側第2制御手段は、前記電圧検出手段によって所定以上の電圧が検出された場合には、前記規定受電電力による送電が開始されたと判定し、前記スイッチをオフの状態にする、ことを特徴とする。
このような構成によれば、抵抗素子を回路から除外することで、抵抗素子による電力の損失を防ぐことができる。
また、本発明は、前記受電装置は、前記規定受電電力を特定するための情報を記録する記録手段を有し、前記送電装置は、前記記録手段に記録されている前記規定受電電力を特定するための情報を読み取る読み取り手段を有し、前記送電側制御手段は、前記読み取り手段によって読み取られた前記規定受電電力を特定するための情報に基づいて前記送電手段の送電電力を設定する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、送電装置が受電装置の規定受電電力を確実に知ることができる。
また、本発明は、前記負荷は、前記受電装置が有する二次電池であり、前記受電手段によって受電された電力によって前記二次電池を充電することを特徴とする。
このような構成によれば、二次電池を効率良く、確実に充電することができる。
また、本発明は、電力を無線で送電する送電装置と、前記送電装置から送電された電力を受電する受電装置とを有する送受電システムの前記送電装置において、前記受電装置に対して電力を送電する送電手段と、前記送電手段によって送電された電力のうち、前記送電装置から反射され電力を検出する反射電力検出手段と、前記反射電力検出手段によって検出された前記反射電力に基づいて、前記送電手段による送電状態を制御する送電側制御手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、受電装置が有する負荷が変動した場合でも、最適な電力を送電装置が送電することが可能となる。
本発明によれば、受電装置が有する負荷が変動した場合でも、最適な電力を送電装置が送電することが可能な送受電システムおよび送電装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る送受電システムの構成例を示す斜視図である。 図1に示す送受電システムの構成例を示す図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示す実施形態の充電時における送電電力と反射電力の関係を示す図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示す実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示す送電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示す受電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示す送電装置の他の構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る送受電システムの構成例を示す斜視図である。図1に示す送受電システムは、送電装置10および受電装置20を有している。図1の例では、送電装置10は、所定の場所に固定して配置され、筐体の一部に配置された電極14を介して、電界によって電力を供給する。受電装置20は、図1の例では、自走式のロボット(例えば、掃除ロボット、介護ロボット、または、家事支援ロボット等)であり、二次電池を内蔵し、この二次電池に蓄積された電力によって、自立して動作することができる。受電装置20は、送電装置10の位置を記憶しており、二次電池の電力が少なくなった場合には、記憶している送電装置10の位置まで移動し、無線によって給電を受け、二次電池を充電することができる。なお、図1は一例であって、これ以外の構成であってもよいことはいうまでもない。
図2は、図1に示す実施形態の内部の構成例を示す図である。図2に示すように、送電装置10は、インバータユニット11、送電/反射電力検出部12、1次側カプラ13、送電側制御部15、および、データリーダ16を有している。
ここで、インバータユニット11は、送電側制御部15によって制御され、商用電源(100V,50(60)Hz)の交流電力を、高周波(MHz帯域)の交流電力に変換して出力する。
送電/反射電力検出部12は、インバータユニット11から1次側カプラ13を介して受電装置20に送電される電力を検出するとともに、受電装置20から反射される電力を検出し、送電側制御部15に検出値を供給する。
1次側カプラ13は、例えば、矩形形状を有する2枚の銅板(電極14)と、コイルとによって構成され、銅板間のキャパシタンスと、コイルが有するインダクタンスによって構成される共振回路の共振周波数がインバータユニット11から供給される交流電力の周波数と略等しくなるように設定されている。
送電側制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)等によって構成され、送電/反射電力検出部12およびデータリーダ16から供給される情報に基づいて、送電装置10の各部を制御する。
データリーダ16は、受電装置20が有するデータキャリア33に記録されている情報を読み取って送電側制御部15に供給する。なお、データキャリア33としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)やバーコード等を用いることができる。データキャリア33がRFIDである場合には、データリーダ16は電波によってRFIDの内容を読み取るデバイスによって構成される。また、データキャリア33がバーコードである場合には、データリーダ16は、光によってバーコードを読み取るデバイスによって構成される。
一方、受電装置20は、2次側カプラ22、電圧センサ23、スイッチ24、スイッチ(遮断手段)25、抵抗素子26、整流部27、充電制御部28、二次電池29、受電側制御部30、状態センサ31、ロボット制御部32、データキャリア33、および、距離センサ34を有している。
ここで、2次側カプラ22は、例えば、矩形形状を有する2枚の銅板(電極21)と、コイルとによって構成され、銅板間のキャパシタンスとコイルが有するインダクタンスとによって構成される共振回路の共振周波数が、送電装置10が有するインバータユニット11が出力する交流電力の周波数と略等しくなるように設定されている。
電圧センサ23は、スイッチ24がオンの状態である場合に、抵抗素子26に現れる電圧を検出して、受電側制御部30に供給する。
スイッチ24は、抵抗素子26と直列接続されるとともに、整流部27と並列に接続されている。スイッチ24がオンの状態になると、抵抗素子26が整流部27に対して並列接続された状態となる。
スイッチ25は、2次側カプラ22と整流部27の接続を断続するスイッチである。このスイッチ25がオンの状態になると、2次側カプラ22から出力される電力を整流部27に供給する。
整流部27は、例えば、ダイオード素子によるブリッジ回路等によって構成され、2次側カプラ22から供給される交流電力を整流して直流電力に変換し、充電制御部28に供給する。
充電制御部28は、受電側制御部30の制御に応じて、整流部27から供給される直流電力によって二次電池29を充電する。一般的には、充電制御部28は、充電開始当初は定電流充電によって二次電池29を充電し、一定時間が経過した後または二次電池29が所定の電圧以上となった場合には、定電圧充電によって二次電池29を充電する。
二次電池29は、例えば、鉛蓄電池、ニッケル電池、ニッケル水素電池、または、リチウムイオン電池等によって構成され、受電装置20の各部に電力を供給する。
受電側制御部30は、例えば、CPU、ROM、および、RAM等によって構成され、電圧センサ23、状態センサ31、および、距離センサ34から供給される情報に基づいて、受電装置20の各部を制御する。
状態センサ31は、例えば、二次電池29の充電率を検出して受電側制御部30に通知する。
ロボット制御部32は、例えば、受電装置20を移動させるためのアクチュエータや、掃除、介護、家事支援等の機能を発揮するための機能部を駆動するアクチュエータを制御する。
データキャリア33は、例えば、RFIDやバーコードによって構成され、受電装置20の規定受電電力を特定するための情報を記憶している。
距離センサ34は、例えば、赤外線センサまたは超音波センサ等によって構成され、送電装置10と受電装置20の間の距離を測定して、受電側制御部30に通知する。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。図3は、本発明の実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。なお、図3において左端は送電装置10の動作を示し、中央は受電装置20の動作を示し、右端はロボット制御部32によって制御される制御対象であるロボットの動作を示している。
まず、受電側制御部30が状態センサ31の出力を参照し、二次電池29の充電率が低下した(例えば、充電率が30%未満になった)ことから、充電が必要と判定(P20)した場合には、ロボット制御部32に対して、送電装置10に向けて移動するように指示する。この結果、ロボット制御部32は、例えば、アクチュエータを制御して、送電装置10に向けて移動を開始する(P30)。このとき、距離センサ34は、送電装置10との間の距離を測定し、受電側制御部30に通知する。
図4は、移動を開始した場合における受電装置20と送電装置10の状態を示す図である。なお、この図では、図面を簡略化するために、図2に示す構成例に比較して、構成要素の一部を省略している。図4に示すように、受電装置20が送電装置10に向けて移動している場合、受電装置20では、距離センサ34が送電装置10との間の距離を測定している。また、スイッチ24,25はオフの状態に設定されている。
受電装置20が送電装置10から所定の距離まで接近すると、データリーダ16は、データキャリア33に記録されている情報を読み取ることができる。データキャリア33には、受電装置20が受電する規定受電電力を特定するための情報が記録されているので、データリーダ16は、データキャリア33に記録された情報を読み取ることで、受電装置20の規定受電電力を知ることができる。図5は、データリーダ16がデータキャリア33に記録されている情報を読み取る様子を示している。この図5に示すように、データリーダ16はデータキャリア33に記録されている情報を読み取り、送電側制御部15に供給する。
送電側制御部15は、データリーダ16から供給された情報に基づいて、受電装置20に対する位置検出送電を開始する(P11)。位置検出送電では、データリーダ16が読み取った規定受電電力よりも小さい電力で送電する。具体的には、規定受電電力の数分の1から数十分の1程度の電力で送電する。ここで、受電装置20の規定受電電力とは、受電手段および負荷の定格電力や負荷の制御状態によって定まる、受電装置20に必要とされる電力の最大値である。負荷の制御状態によって定まる受電装置20に必要とされる電力の最大値とは、例えば、負荷が二次電池29である場合に、充電プロファイル上で充電電力が最大となる時点の電力である。
送電側制御部15は、位置検出送電を開始すると、送電/反射電力検出部12の出力を参照し、送電装置10が送電した電力(送電電力)のうち、受電装置20によって反射された電力である反射電力と、反射電力と送電電力との比率である反射率(=反射電力/送電電力)の検出を開始する(P12)。なお、位置検出送電を行っている場合、スイッチ25はオフの状態にされているので、送電装置10から送電された電力の大半は反射されることから、反射率は非常に高い値となる。
以上のような状態において、受電装置20が所定位置まで移動した場合には、ロボット制御部32は、受電側制御部30に対して移動完了通知を通知する(P31)。なお、所定位置とは、送電装置10と受電装置20の間で電力を最も効率よく伝送することができる位置とすることができる。
このような移動完了の通知を受け取った受電側制御部30は、スイッチ24,25をオンの状態に設定する(P21)。この結果、2次側カプラ22と整流部27が接続されるとともに、整流部27に対して抵抗素子26が並列に接続された状態となる。図5は、送電装置10から受電装置20に向けて位置検出送電が実行されている様子を示しており、スイッチ24,25がオンに設定されている。
スイッチ24がオンの状態にされると、2次側カプラ22に対して抵抗素子26が接続された状態となり、2次側カプラ22から供給された電力は抵抗素子26によって消費される。これにより、送電装置10では、送電/反射電力検出部12によって検出される反射率が急激に低下し、規定値以下になる(P13)。なお、規定値としては、例えば、20%のような予め決められた値を用いることができる。もちろん、これ以外の値としてもよい。
反射率が所定の規定値以下になったと判定すると、送電側制御部15は、本送電を開始する(P14)。ここで、本送電とは、受電装置20の規定受電電力またはこれに近い電力で供給することをいう。より詳細には、送電側制御部15は、インバータユニット11を制御して、規定受電電力での電力の供給を開始させる。
送電装置10が本送電を開始すると、抵抗素子26の端子電圧が急激に上昇するので、受電側制御部30は、電圧センサ23の出力を参照し、受電電圧を検出する(P22)。その結果、受電側制御部30は、スイッチ24をオフの状態に設定する(P23)。この結果、抵抗素子26は回路から切り離された状態となり、抵抗素子26における電力の消費が抑制される。
本送電を開始すると、図6に示すように、送電装置10から受電装置20に対して大きな電力が伝送されるが、伝送された電力の一部は送電装置10に反射される。このような反射される電力は、損失となり、また、反射される電力が大きい場合には、インバータユニット11の劣化が進んだり、破損を招いたりする場合がある。
そこで、本実施形態では、反射電力が規定の範囲内に収まるように電力の調整を行う(P15)。この調整の詳細を、図7を参照して説明する。なお、図7の横軸は時間を示し、縦軸は電力を示す。原点のタイミングにおいて、本送電が開始されると、実線で示す大きな電力が送電装置10から受電装置20に対して送電される。このとき、受電装置20からは非常に大きな電力が反射される。送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12の出力を参照し、反射電力が規定の範囲(規定反射電力範囲)内に収まるように、インバータユニット11の出力を調整する。この結果、図7に示すように、実線で示す送電電力が減少すると、それに応じて破線で示す反射電力も減少する。そして、反射電力が規定反射電力範囲内に収まると、送電側制御部15は、インバータユニット11の出力を微調整して、当該範囲を逸脱しないように制御する。なお、受電装置20では、充電制御部28は、充電開始当初は、二次電池29を定電流(CC:Constant Current)充電によって充電し、二次電池29の端子電圧が所定の電圧に達した場合には、定電圧(CV:Constant Voltage)充電に切り換えて充電する。このような充電を行うことで、反射電力を最小にすることができるので、効率の良い電力伝送を行うとともに、インバータユニット11に負担がかかることを防止できる。
なお、図7に直線で示すように、従来行われていたように、送電電力を一定(最大値)で送電した場合、反射電力は、V字形状を有する直線のように推移する。この場合、図中に示すように、充電の後半において許容最大反射電力を超過することになる。
二次電池29の充電が進行し、状態センサ31によって、二次電池29が満充電(または、所定の充電率)になったことが検出されると(P24)、受電側制御部30は、スイッチ25をオフの状態にする(P25)。このとき、送電装置10は、電力を送電中であるため、スイッチ25が遮断されると、送電装置10では、反射電力が急激に増加する(図7の「満充電完了」時の破線を参照)。図8は、このときの様子を示している。すなわち、送電装置10から送電された電力は、大半が反射されて送電装置10に戻される。
反射電力が急激に増加すると、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12の出力を参照してこれを検出し、反射率(または、反射電力)が規定値以上になったと判定し(P16)、インバータユニット11を制御して本送電を停止する(P17)。なお、反射率の規定値としては、図7に示す規定反射電力範囲よりも大きい値を用いることができ、例えば、50%を用いることができる。もちろん、これ以外の値を用いてもよい。
受電装置20は、スイッチ25をオフに設定した後、送電装置10から離間するように、ロボット制御部32に対して指示をする(P26)。この結果、受電装置20は、例えば、図9に示すように、送電装置10から離間する方向に移動する(P32)。
つぎに、図10および図11を参照して、図2に示す送電装置10および受電装置20において実行される処理の一例について説明する。
図10は、図2に示す送電装置10において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。図10に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、送電側制御部15は、データキャリア33の読み取りを開始する。より詳細には、送電側制御部15は、データリーダ16を制御して、受電装置20が有するデータキャリア33の読み取りを開始させる。
ステップS11では、送電側制御部15は、データキャリア33の読み取りに成功したか否かを判定し、成功したと判定した場合(ステップS11:Y)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11:N)には同様の処理を繰り返す。例えば、データリーダ16によって、受電装置20が有するデータキャリア33に記録されている規定受電電力を特定するための情報の読み取りに成功した場合にはYと判定してステップS12に進む。
ステップS12では、送電側制御部15は、位置検出送電を開始する。より詳細には、送電側制御部15は、インバータユニット11を制御し、ステップS11で読み取った受電装置20の規定受電電力を特定するための情報を参照し、規定受電電力よりも小さい電力(例えば、数分の1〜数十分の1の電力)によって、位置検出送電を開始する。
ステップS13では、送電側制御部15は、ステップS10で開始したデータキャリア33の読み取りを停止する。より詳細には、送電側制御部15は、データリーダ16を制御してデータキャリア33の読み取りを停止させる。
ステップS14では、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12を制御して、反射電力および反射率の検出を開始する。この結果、ステップS12において開始された位置検出送電に対する反射電力および反射率の検出が開始される。
ステップS15では、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12の出力を参照し、反射率が規定値以下になったか否かを判定し、規定値以下になった場合(ステップS15:Y)にはステップS16に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、受電装置20が所定位置まで移動し、スイッチ24をオンの状態にした場合には、反射率が規定値以下になるので、その場合にはYと判定して、ステップS16に進む。
ステップS16では、送電側制御部15は、本送電を開始する。より詳細には、送電側制御部15は、ステップS11において読み取った規定受電電力を特定するための情報を参照して、受電装置20の規定受電電力を特定し、特定した規定受電電力に対応する電力を、インバータユニット11から出力させる。
ステップS17では、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12の出力を参照し、反射電力が増加したか否かを判定し、反射電力が増加したと判定した場合(ステップS17:Y)にはステップS18に進み、それ以外の場合(ステップS17:N)にはステップS19に進む。
ステップS18では、送電側制御部15は、インバータユニット11を制御して、送電電力を減少させる。
ステップS19では、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12の出力を参照し、反射電力が減少したか否かを判定し、反射電力が減少したと判定した場合(ステップS19:Y)にはステップS20に進み、それ以外の場合(ステップS19:N)にはステップS21に進む。
ステップS20では、送電側制御部15は、インバータユニット11を制御して、送電電力を増加させる。
ステップS21では、送電側制御部15は、反射率が規定値以上になったか否かを判定し、規定値以上になったと判定した場合(ステップS21:Y)にはステップS22に進み、それ以外の場合(ステップS21:N)にはステップS17に戻って、前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、受電装置20において二次電池29が満充電になったために、スイッチ25をオフの状態にした場合には、反射電力が急激に増加するので、その場合にはYと判定してステップS22に進む。
なお、ステップS17〜ステップS21の処理を繰り返すことで、図7に示すように、反射電力が規定反射電力範囲内に収まるように送電電力の制御がされるとともに、充電が完了した場合にはステップS22に進むことになる。
ステップS22では、送電側制御部15は、インバータユニット11を制御して、本送電を停止する。
ステップS23では、送電側制御部15は、送電/反射電力検出部12を制御して、反射電力および反射率の検出を停止する。
ステップS24では、送電側制御部15は、処理を終了するか否かを判定し、処理を終了しないと判定した場合(ステップS24:N)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS24:Y)には処理を終了する。
つぎに、図11を参照して、図2に示す受電装置20において実行される処理について説明する。図11に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、受電側制御部30は、状態センサ31の出力を参照し、二次電池29の充電が必要か否かを判定し、充電が必要と判定した場合(ステップS30:Y)にはステップS31に進み、それ以外の場合(ステップS30:N)には同様の処理を繰り返す。二次電池29の充電率が、例えば、30%未満になった場合には、充電が必要と判定してステップS31に進む。なお、30%は一例であって、これ以外の値であってもよい。
ステップS31では、受電側制御部30は、ロボット制御部32に対して、送電装置10に向けて移動するように指示する。この結果、ロボット制御部32は、図示しないアクチュエータを制御して、送電装置10に向けて移動を開始する。
ステップS32では、受電側制御部30は、所定位置に来たか否かを判定し、所定位置に来たと判定した場合(ステップS32:Y)にはステップS33に進み、それ以外の場合(ステップS32:N)には同様の処理を繰り返す。例えば、ロボット制御部32から移動完了通知を受け取った場合にはYと判定してステップS33に進む。
ステップS33では、受電側制御部30は、スイッチ24およびスイッチ25をオンの状態に設定する。この結果、整流部27が2次側カプラ22に接続されるとともに、整流部27に対して抵抗素子26が並列に接続された状態となる。
ステップS34では、受電側制御部30は、電圧センサ23の出力を参照し、受電電圧Vが所定の閾値Vthよりも大きいか否かを判定し、V>Vthである場合(ステップS34:Y)にはステップS35に進み、それ以外の場合(ステップS34:N)には同様の処理を繰り返す。例えば、受電装置20が図10のステップS16において本送電を開始した場合には、V>Vthとなるので、その場合にはYと判定してステップS35に進む。
ステップS35では、受電側制御部30は、スイッチ24をオフの状態にする。これにより、抵抗素子26が回路から除外され、抵抗素子26による電力の損失がなくなる。
ステップS36では、受電側制御部30は、状態センサ31の出力を参照し、満充電になったか否かを判定し、満充電になったと判定した場合(ステップS36:Y)にはステップS37に進み、それ以外の場合(ステップS36:N)には同様の処理を繰り返す。なお、満充電以外の判定基準(例えば、充電率90%)としてもよい。
ステップS37では、受電側制御部30は、スイッチ25をオフの状態に設定する。これにより、整流部27に対する電力の供給が停止されるので、送電装置10への反射電力が急激に増加する。この結果、送電装置10では、ステップS21において反射率が規定値以上になった(Y)と判定されてステップS22に進むことになる。
ステップS38では、受電側制御部30は、送電装置10から離間する方向に移動するよう制御する。より詳細には、受電側制御部30は、ロボット制御部32に対して、送電装置10から離間する方向に移動するように指示をする。この結果、ロボット制御部32は、図示しないアクチュエータを駆動して、送電装置10から離間する方向に移動する。
ステップS39では、受電側制御部30は、処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合(ステップS39:N)にはステップS30に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS39:N)には処理を終了する。
以上に説明した図10および図11に示すフローチャートによれば、図3を参照して説明した動作を実現することができる。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、反射電力が規定反射電力範囲内に収まるように送電装置10の送電電力を制御するようにしたので、送電効率を高くすることができるとともに、反射電力によってインバータユニット11が毀損することを防止できる。
また、本発明の実施形態では、二次電池29の充電が完了した場合には、スイッチ25をオフにして反射電力を増加させ、送電装置10では反射率が増加した場合には、送電を停止するようにしたので、送電装置10と受電装置20の間で別途通信手段を設ける必要がなくなる。
また、本発明の実施形態では、送電装置10がデータキャリア33の情報を読み取った場合に、記録されている情報に基づいて位置検出送電を開始するようにしたので、読み取った情報に基づいて適正な電力を送電することができる。また、読み取った後に位置検出送電を開始することで、常に送電する場合に比較して、電力の損失を防止できるとともに、電磁ノイズの発生を防止できる。
また、本発明の実施形態では、送電装置10が位置検出送電を実行するとともに、自走可能な受電装置20が適正な位置まで移動した場合には、スイッチ24をオンの状態とすることで反射率を低減させるようにした。これにより、送電装置10では、反射率が低減した場合には、本送電を開始することができるので、送電装置10と受電装置20の間で別途通信手段を設ける必要がなくなる。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、送電装置10と受電装置20の間は電界によって電力を送電するようにしたが、磁界によって伝送するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、データキャリア33が記録する情報としては、規定受電電力を特定するための情報とした。しかしながら、データキャリア33が記録する情報としては、規定受電電力を示す情報そのものを記録するようにしてもよい。あるいは、データキャリア33には、受電装置20の機種を特定するための機種情報を記録し、このような機種情報を読み取った送電装置10では、機種情報に対応付けされた規定受電電力を示す情報を取得するようにしてもよい。
また、データキャリア33に、受電装置20を特定するためのID情報を記録し、送電装置10では、充電時の履歴情報(例えば、送電電力の時間的推移を示す情報)をID情報と対応付けして記録するようにしてもよい。このような方法によれば、受電装置毎の充電時の履歴情報を参照することで、受電装置20に搭載されている二次電池29の状態(例えば、劣化状態)を推定することができる。
また、受電装置20は、所定位置まで移動した後は、充電が完了するまで当該位置に停止して動かないようにしたが、例えば、本送電が開始された後に、電圧センサ23によって検出される電圧が最大になるように、位置の微調整を行うようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、受電装置20にデータキャリア33を備え、送電装置10にデータリーダ16を備えるようにしたが、これらに加えて、送電装置10にデータキャリアを備え、受電装置20にデータリーダを備えるようにしてもよい。そして、送電装置10が有するデータキャリアに識別情報を記録し、受電装置20がこの識別情報を読み取り、受電装置20が送電装置10に向けて移動する際に、識別情報を読み取って、充電可能な送電装置10か否かを判定するようにしてもよい。
また、図12に示すように、送電装置10にサーキュレータ50と抵抗素子51を追加し、反射電力をサーキュレータ50によって抵抗素子51に導いて消費するようにしてもよい。より詳細には、図12(A)は、送電装置10にサーキュレータ50と抵抗素子51を追加した構成例を示している。この例では、インバータユニット11と送電/反射電力検出部12の間にサーキュレータ50が追加され、また、サーキュレータ50には抵抗素子51が接続されている。ここで、サーキュレータ50は、インバータユニット11から供給される電力は通過して送電/反射電力検出部12に供給する。また、送電/反射電力検出部12から供給される反射電力については、インバータユニット11へは通過せずに抵抗素子51に供給する。このような構成によれば、図7に示す送電開始時および満充電完了時に受電装置20から反射電力が戻ってきた場合であっても、インバータユニット11には入力せずに抵抗素子51で消費することから、インバータユニット11にかかる負担を軽減することができる。
また、図12(B)は、図12(A)の実施形態に対して、開閉器52および開閉器53を追加した例である。より詳細には、図12(B)では、図12(A)に示す実施形態に対して、インバータユニット11とサーキュレータ50の間に開閉器52を追加し、インバータユニット11の出力と送電/反射電力検出部12の入力との間に開閉器53を追加している。また、開閉器52および開閉器53は、送電側制御部15によって開閉状態が制御される。このような構成によれば、反射電力が生じる期間(送電開始時および満充電完了時等)は、開閉器52を閉じ、開閉器53を開いた状態とすることで、サーキュレータ50を介して抵抗素子51で反射電力を消費することができる。また、それ以外の期間では、開閉器52を開き、開閉器53を閉じてサーキュレータ50をバイパスすることで、サーキュレータ50による電力の消費を防ぐことができる。
1 送受電システム
10 送電装置
11 インバータユニット(送電手段の一部)
12 送電/反射電力検出部(反射電力検出手段)
13 1次側カプラ(送電手段の一部)
14 電極(送電手段の一部)
15 送電側制御部(送電側制御手段)
16 データリーダ(読み取り手段)
20 受電装置
21 電極(受電手段の一部)
22 2次側カプラ(受電手段の一部)
23 電圧センサ(電圧検出手段)
24 スイッチ
25 スイッチ(遮断手段)
26 抵抗素子
27 整流部
28 充電制御部
29 二次電池(負荷)
30 受電側制御部(受電側制御手段、受電側第2制御手段)
31 状態センサ
32 ロボット制御部
33 データキャリア(記録手段)
34 距離センサ(位置関係検出手段)
50 サーキュレータ
51 抵抗素子
52,53 開閉器

Claims (6)

  1. 電力を無線で送電する送電装置と、前記送電装置から送電された電力を受電する受電装置とを有する送受電システムにおいて、
    前記送電装置は、
    前記受電装置に対して電力を送電する送電手段と、
    前記送電手段によって送電された電力のうち、前記送電装置によって反射された反射電力を検出する反射電力検出手段と、
    前記反射電力検出手段によって検出された前記反射電力に基づいて、前記送電手段による送電状態を制御する送電側制御手段と、
    を有し、
    前記受電装置は、
    前記送電手段によって送電された電力を受電する受電手段と、
    前記受電手段によって受電された電力を供給する負荷と、
    を有し、
    前記受電装置は、
    自走可能に構成されるとともに、直列接続された抵抗素子とスイッチとが前記負荷に対して並列に接続され、
    前記スイッチの状態を制御する受電側第2制御手段と、
    前記送電装置との位置関係を検出する位置関係検出手段と、を有し、
    前記受電側第2制御手段は、受電開始時において、前記位置関係検出手段によって前記送電装置と前記受電装置の位置関係が適正な位置まで移動したことが検出された場合には、前記スイッチをオフからオンの状態にし、
    前記送電装置は、
    前記送電側制御手段が前記受電装置の規定受電電力よりも小電力で前記送電手段に送電させ、前記反射電力検出手段によって検出される前記反射電力が所定の反射量または反射率以下になった場合には、前記送電装置と前記受電装置が適正な位置関係になったと判定して、前記規定受電電力による送電を開始する、
    ことを特徴とする送受電システム。
  2. 前記送電側制御手段は、前記反射電力検出手段によって検出された前記反射電力の電力量が所定の値以下になるように前記送電手段による送電電力を制御することを特徴とする請求項1に記載の送受電システム。
  3. 前記受電装置は、
    前記受電手段から前記負荷に供給される電力を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段を制御する受電側制御手段と、を有し、
    前記受電側制御手段は、前記送電装置からの受電を終了する場合には、前記遮断手段によって前記受電手段から前記負荷に供給される電力を遮断することで反射電力を前記送電装置に対して発生し、
    前記送電装置は、
    前記遮断手段による電力遮断によって生じた前記反射電力を前記反射電力検出手段が検出した場合には、前記送電側制御手段が、前記送電手段による電力の送電を停止する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の送受電システム。
  4. 前記受電装置は、
    前記直列接続された抵抗素子とスイッチに印加される電圧を検出する電圧検出手段を有し、
    前記受電側第2制御手段は、前記電圧検出手段によって所定以上の電圧が検出された場合には、前記規定受電電力による送電が開始されたと判定し、前記スイッチをオフの状態にする、
    ことを特徴とする請求項に記載の送受電システム。
  5. 前記受電装置は、前記規定受電電力を特定するための情報を記録する記録手段を有し、
    前記送電装置は、
    前記記録手段に記録されている前記規定受電電力を特定するための情報を読み取る読み取り手段を有し、
    前記送電側制御手段は、前記読み取り手段によって読み取られた前記規定受電電力を特定するための情報に基づいて前記送電手段の送電電力を設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の送受電システム。
  6. 前記負荷は、前記受電装置が有する二次電池であり、前記受電手段によって受電された電力によって前記二次電池を充電することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の送受電システム。
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