JP6709927B1 - 膨張用シート体及び包装体並びに包装方法 - Google Patents

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Abstract

量産性並びに汎用性が高い膨張用シート体と膨張包装体と包装方法の提供を図る。重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シール41によって規定された複数のセル22が、互いに隣り合うように並べて配置され、セル22内に流体が上流側から導入されることによりセル22が膨張する。少なくとも一つのセル22は、上流側から下流側までの途中の中流の区間に非膨張領域36を備える。非膨張領域36よりも下流側の領域のセル用シール41に、隣り合うセル用シール41との間に流体が流れることを許す連通部を備える。非膨張領域36は、重ね合わせ部分27や平面シート25の配置部26として利用される。

Description

本発明は、エアなどの流体によって複数のセルを膨張させることができる膨張用シート体と、この膨張用シート体によって被包装物を包装した包装と、その包装方法に関するものである。
重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シールによって規定された複数のセルが、互いに隣り合うように並べて配置され、これらのセル内に流体が上流側から導入されることによりセルが膨張するように構成された膨張用シート体は、特許文献1〜3に示すように、包装体の技術分野において用いられ、特に緩衝体として実施されたり、それに自身が緩衝機能を有する包装体として実施されたりしている。特許文献1〜3のものは、セルの内部にエアを導入することより、被包装物を保護する緩衝機能を果たすものとして実施されているが、セルの内部に液体や気体状の被包装物を導入して、セルが包装体を構成するものとして実施されたり、装飾用品として実施されたりすることもある。
このように膨張用シート体の利用分野や利用形態が広がるにつれて、膨張用シート体の全体によって構成される形態も多様化しており、単なるシート状や袋状のものなど比較的単純な形状から、特許文献2や3に示すように立体的な形状を膨張用シート体によって形成する試みもなされている。
立体的な形状を膨張用シート体によって形成する場合には、セルが折曲用シール部で折り曲げられることによってセル同士が重ね合わせられる場合もある。このような重ね合わせ部分においては、重ねられた一方のセルについては膨張させるが、他方のセルについては膨張させずに平面状のシートのままにした非膨張領域を設けておく方が有利な場合もある。
また、伝票などの平面シートを膨張用シート体に貼り付けたい場合や、油性インキで文字などを直接記載したい場合にも、非膨張領域を形成することが便利な場合もある。
このように平面状のシートのままにした非膨張領域を形成するには、セルを上流と下流の途中でシールしてしまうなどして、セルの所定の領域に流体が導入されないようにしておけば良い。ところが、非膨張領域よりもさらに下流の領域にはエアを導入してセルを膨張させるようにしておく方が有利な場合もある。
このように、セルに関しても種々の形態が実施できる一方、多品種小ロットのもの造りや、日々変化する物流システムにいち早く対応する必要が生じているし、その際に金型を共通にするなど、コスト低減の必要性も高まっている。
言い換えれば、膨張用シート体の技術分野においても、量産性に優れた技術の開発が望まれている。また、小品種対応性に優れた技術の開発が望まれている。
特許第4051226号公報 特公平7−5123号公報 実開平5−16671号公報
本発明は、量産性並びに汎用性が高い膨張用シート体の提供を課題とする。
本発明は、量産性並びに汎用性が高い膨張用シート体を得ることができる膨張用一次シート体の提供を課題とする。
本発明は、部分的な変更によって種々の形態の包装体を得ることができる膨張用シート体の提供並びにこれを得るための膨張用一次シート体の提供を課題とする。
本発明は、量産性や小品種対応性に優れた包装体と包装方法の提供を課題とする。
本発明は、重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シールによって規定された複数のセルが、互いに隣り合うように並べて配置され、前記セル内に流体が上流側から導入されることにより前記セルが膨張するように構成された膨張用シート体を改良するものである。
本発明に係る膨張用シート体にあっては、少なくとも一つの前記セルは、上流側から下流側までの途中の中流の区間に、前記セルが膨張しない非膨張領域を備える。前記非膨張領域を備えた前記セルは、前記非膨張領域よりも下流側の前記セル用シールに、隣り合う前記セルとの間に前記流体が流れることを許す連通部を備えている。そして、前記連通部からの流体によって前記セルにおける前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張するように構成されたものである。
本発明の膨張用シート体にあっては、前記セルが膨張しない非膨張領域を上流側から下流側までの途中の中流の区間に設けた場合であっても、下流側の前記セル用シールに前記連通部を設けることによって、隣の前記セルから流体を導入することができるため、前記セルの下流側の領域を膨張させることができる。
本発明の実施に際しては、前記非膨張領域は、種々の目的で使用することができる。例えば前記非膨張領域の表面側を、伝票や伝票入れなどの平面シートの配置部とすることができる。また、膨張用シート体を
立体的な形状にする際に、前記セル同士を重ねる場合があるが、その重ね合わせ部分における少なくとも一方の前記セルが前記非膨張領域とすることもでき、これによって必要以上にかさばらない形状にすることができるし、また、より複雑な立体形状を備えたものとすることもできる。
膨張用シート体は種々の立体的な形状にして実施することができるが、その際、折曲用シール部を少なくとも一つの前記セル内に設けることによって、前記折曲用シール部から前記セルを折り曲げやすいものとすることができる。
本発明は、前記の膨張用シート体を用いることによって、被包装物を包装した包装体をも提供する。本発明に係る包装体にあっては、前記セルの前記非膨張領域が膨張しておらず、前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張しているものである。
本発明の膨張用シート体を製造するに際しては、基本的なシールを施した一次シートを生産しておき、これに対して各製品に応じた二次的な加工や三次的な加工を加えることによって、種々の形態の膨張用シート体を共通した一次シートによって生産することができる。
即ち、本発明は、重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シールによって規定された複数のセルが、互いに隣り合うように並べて配置され、前記セル内に流体が上流側から導入されることにより前記セルが膨張するように構成された膨張用1次シート体において、次の手段を備えたものを提供する。少なくとも一つの前記セルは、上流側から下流側への途中の中流の区間に、前記セルが膨張しない非膨張予定領域を備えたものとする。前記非膨張予定領域を備えた前記セルを含む複数の前記セルは、前記非膨張予定領域よりも下流側に、隣り合う前記セルとの間に前記流体が流れることを許す連通部を備えた膨張用1次シート体を提供するものである。前記膨張用1次シート体に対して、前記非膨張予定領域よりも下流の前記連通部に対しては閉鎖シールを施さずそれ以外の前記連通部に対しては前記閉鎖シールを施すことによって、前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張する膨張用シート体を得ることができる。
また本発明は、前記膨張用一次シート体に対して、前記膨張止めシールと前記前記閉鎖シールとを施すことによって膨張用2次シート体を製造した後、被包装物を前記膨張用2次シート体で包装すると共に前記セルの上流側から前記セルの内部に前記流体としてエアを導入することによって前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張した包装体を製造することを特徴とする膨張用シートによる包装方法を提供するものである。
本発明は、量産性並びに汎用性が高い膨張用シート体を提供することができたものである。
本発明は、量産性並びに汎用性が高い膨張用シート体を得ることができる膨張用一次シート体の提供を提供することができたものであり、これによって膨張用シート体の量産性並びに汎用性を向上させることができたものである。
本発明は、部分的な変更によって種々の形態の包どれか装体を得ることができる膨張用シート体を提供することができたものである。また、このような膨張用シート体を得るための膨張用一次シート体を提供することができたものである。
本発明は、量産性や小品種対応性に優れた包装体とその包装方法を提供することができたものである。
(A)本発明の一実施の形態を示す膨張用シート体を用いた膨張包装体の斜視図、(B)図1(A)のBーB線に沿う断面説明図。 同膨張用シート体の膨張用1次シート体の平面図。 同膨張用シート体の膨張用2次シート体の平面図。 本発明の他の実施の形態を示す膨張用シート体を用いた膨張包装体の斜視図。 同膨張用シート体の膨張用1次シート体の平面図。 本発明のさらに他の実施の形態を示す膨張用シート体を用いた膨張包装体の斜視図。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
(概要)
この実施の形態に係る膨張用シート体は、複数のセル22が、互いに隣り合うように並べて配置されたシート状体である。セル22は重ね合わされた2枚のフィルム21同士を接合するセル用シール41によって規定されものであり、各セル22内に流体(この実施の形態ではエアであるが、他の気体や液体でも可)が上流側(図2及び図3では上端)から下流(図2及び図3では下端)へ向けて導入されることにより各セル22が膨張する。
図1では、各セル22が膨張した膨張用シート体で被包装物14が包装された膨張包装体13が示されている。
なお本発明において、膨張用シート体とは、被包装物14を包装する前の状態の膨張用1次シート体11又は膨張用2次シート体12と、被包装物14を包装した後のエアが導入される前のシート体と、被包装物14を包装してエアが導入された後の膨張包装体13との何れの形態を採るものであっても構わないと理解されるべきである。
この実施の形態に係る膨張包装体13は、セル22にエアが導入された状態であっても、所定のセル22の一部の領域にはエアが導入されずに膨らまない非膨張領域36が形成されたものである。各セル22について、上流から下流にエアが導入されていく場合、非膨張領域36の下流側の領域37については、そのセル22だけについてみればエアが下流側の領域37には導入されないため、膨らむことができないが、本発明にあっては、下流側の領域37についてもエアが他のセル22から導入されるようにして、膨張させることができるようにする点を特徴の一つとしたものである。本発明の他の特徴は、非膨張領域36をセル22の中流領域に設けた膨張用シート体の量産性と小品種対応性とを高める点にあり、この実施の形態では、膨張用1次シート体11と膨張用2次シート体12とによって、量産性と小品種対応性とを実現しているものである。
(膨張用1次シート体11の全体の説明)
図2及び図1を参照しながら、膨張用1次シート体11に関する説明を行う。
膨張用シート体を工業的に生産する場合には、2枚のフィルム21を重ねた状態で連続的に送りながら、ヒートシールなどの加工によって必要な箇所をシールして生産することが有利である。従って、フィルム21はロール状に巻き取られた長尺体から繰り出されて供給され、矢印Fで示す送り方向に沿って複数の膨張用シート体が連続的に生産され、被包装物14を包装するまでの適宜の段階で切り離される。
フィルム21には、エアなどの流体に対する密閉性を有する合成樹脂の単体シートや複合積層シートなどを用いることができる。
(セル22の全体の構成)
膨張用1次シート体11には、送り方向20に沿って複数のセル22が配列されており、各セル22は送り方向20と交わる方向に上流(図2の上端)から下流(図2の下端)に向けて連続して形成されている。
各セル22は、2枚のフィルム21(図1(B)参照)同士がシールによって接合されることによって形成されているのもので、この実施の形態では、セル22は、上流シール44とボトムシール45によってセル22の上流端と下流端が規定され、セル用シール41によって左右の両辺が規定された長方形状をなす。
セル用シール41の形成によって、セル22が膨張する径を所定の大きさに制限することができ、膨張用シート体の全体を、被包装物14を包装するのに適当なシート状体とすることができる。また、セル22同士を連通させずに互いに独立した状態とした場合には、一つのセル22が破れて萎んだとしても、他のセル22は膨張した状態を保つことができ、緩衝機能が一度に損なわれてしまうことを抑制することができる。
(セル22の領域)
各セル22は、その上流から下流に向けて共通流路24、第1領域31、第2領域32、第3領域33及び第4領域34が区画形成されている。これらの領域を区画形成するために、トップシール43と上流シール44と複数の折曲用シール部46と膨張止めシール47とが送り方向20に沿って形成される。
トップシール43と上流シール44は共通流路24を形成するためのもので、共通流路24は左右いずれかの一端が閉ざされ多端が開いた導入口とされる。導入口から共通流路24へ導入されたエアは、上流シール44から各セル22の内部に導入され、各セル22の所定の領域を膨張させる。膨張したセル22からエアが逆流して抜けることがないように、それぞれのセル22の上流端には逆止弁23を設けることができる。この逆止弁23は特許文献1〜3に示されたものなど、シート状の逆止弁を採用することができる。なお、逆止弁23を設けずに実施しても構わないが、その場合にはセル22を膨張させた後で上流シール44をシールなどで閉ざしてしまう必要がある。
折曲用シール部46は、膨張した状態のセル22を折り曲げやすくするためのもので、セル22の幅方向の一部分だけをシールしてしまい、他の部分ではエアの導通を許すようにしたものである。この例では、上流から下流に向けて3段に折曲用シール部46を形成することによって、各セル22は4つの領域に区画されたものである。
図1(A)に示すようにこの実施の形態では、膨張包装体13は略直方体形状をなしているが、第1領域31、第2領域32、第3領域33及び第4領域34は、その上下左右の4つの面に対応するように、被包装物14の周囲に巻きつけられ、必要に応じて、共通流路24と、ボトムシール45とフィルム21の下端辺との間の下端余剰部38とが、シールや粘着テープなどによって固定される。
また、膨張包装体13の前後の2つの面は、第1領域31と第3領域33の左右の両側を、セル用シール41から折り曲げることによって、エア導入時に膨張するセル22で覆うことができる。そして、この膨張したセル22の表面側に、重ね合わせ部分27が、折り畳んで重ねられる。重ね合わせ部分27は、第2領域32と第4領域34の左右の両側の非膨張予定領域35として予定され、セル22にエアが導入されても膨張しない非膨張領域36となる。この非膨張領域36にて構成された重ね合わせ部分27が折り畳んで重ねられ、いわゆるキャラメル包装の形態で被包装物14が包装され、必要に応じて固定手段などで固定されることによって、図1(A)に示す略直方体形状の膨張包装体13が得られる。
(非膨張予定領域35について)
非膨張予定領域35は、上記の重ね合わせ部分27を形成するために設けることができるし、伝票などの平面シート25を貼り付ける配置部26を形成するために設けることもできる。平面シート25は、伝票や宛名シールや取扱注意シートなどの種々の表示シートでも構わないし、シートを挿入するための透明な挿入体でも構わない。また、油性インキなどで直接書き込み易くするようにしたスペースであっても構わない。
この非膨張予定領域35の上流側と下流側を、図3で示す膨張止めシール47で閉ざしてしまうことによって非膨張領域36を得ることができる。これによって、エア導入時においても非膨張領域36へエアが導入されないようにして、非膨張領域36を膨張させずに平面的なシート状に保つことができる。この膨張止めシール47は、膨張用1次シート体11の段階で設けることもできるし、次の加工形態である膨張用2次シート体12の段階で設けることもできるが、膨張用2次シート体12で設けるようにする方が、膨張用1次シート体11を生産するための金型の共用性を高めることができる点で有利である。
(連通部42について)
この上流側から下流側までの途中の中流の区間に非膨張領域36を形成することによって、それより下流側の領域37にはエアが導入されないため、膨張しない状態となる。ところがこの下流側の領域37にもエアが導入されるようにして膨張させることが、緩衝体としては望ましい。これに対応するために、この下流側の領域37に連通部42が形成されている。この連通部42を形成することによって、エアが隣り合う他のセル22から導入され膨張させることができる。
連通部42は、非膨張領域36の下流側の領域37にのみ設けるようにすれば良いが、この実施の形態では、量産性を考慮して膨張用1次シート体11の段階では連通部42を全てのセル用シール41に形成している。具体的には、重ね合わせ部分27となる非膨張予定領域35の下流側と配置部26となる非膨張予定領域35の下流側との上下二段において、全てのセル用シール41に連通部42を設けたものである。各段においてはセル用シール41に連通部42を設ける位置を揃えておくことが望ましい。すなわち、各セル22における上流端から連通部42までの距離を等しくしておくことが望ましい。
(膨張用2次シート体12について)
図3に示す膨張用2次シート体12は、前述の膨張用1次シート体11にさらに加工を加えたものであり、完成した膨張用2次シート体12を用いて、共通流路24からエアを導入すると共に被包装物14を梱包して、図1の膨張包装体13を得るものである。
この膨張用2次シート体12では、非膨張予定領域35について、その上流側と下流側を膨張止めシール47で閉ざしてしまう膨張止めシール47を形成することによって非膨張領域36とする共に、閉鎖シール48を形成することによって、連通部42を選択的に閉ざしてしまう。具体的には、非膨張領域36の下流側の領域37の連通部42に対しては閉鎖シール48を施さず、非膨張領域36のないセル21の連通部42に対してのみ閉鎖シール48を形成したものである。
このように膨張止めシール47を形成することによって、セル22にエアを導入した場合でも、非膨張領域36にはエアが導入されず、平坦なシート状を維持することができる。他方、非膨張領域36の下流側の領域37については、隣り合うセル22から、閉ざされていない連通部42を通じてエアが導入されるため、膨張させることができる。また、非膨張領域36のないセル21の連通部42に対しては、閉鎖シール48を形成していることによって、これらのセル21の独立性を得ることができる。
(膨張包装体13について)
完成した膨張用2次シート体12にエアを共通流路24から導入してセル22を膨張させると共に被包装物14を包装して膨張包装体13を完成させる。なお必要に応じて包装が解けないように、粘着テープなどの固定手段で膨張包装体13の必要箇所を止めても構わない。この例では前述のように、エアを共通流路24から導入してセル22を膨張させて、いわゆるキャラメル包装の形態で被包装物14を包むようにしたものである。その際重ね合わせ部分27については折り目線28で折り畳まれることになるが、この部分については膨張しないため無理なく折り畳むことができるし、折り目線28用に特別な加工を施す必要もない。また、膨張しない配置部26には平面シート25を確実に貼り付けることができる。なお、エアの導入を被包装物14の包装よりも先に行うほうが望ましいが、どちらを先に行っても構わない。
(他の実施の形態)
図1から図3に示した上述の実施の形態にあっては、膨張包装体13における膨張用シート体の接合箇所(詳しくは図3の膨張用2次シート体12の上辺と下辺との接合箇所s)が、直方体をなす膨張包装体13の1辺付近(図1の右下又は左下の稜線付近)となる。
これに対して、図4及び図5に示す他の実施の形態にあっては、膨張包装体13における膨張用シート体の接合箇所sが、直方体をなす膨張包装体13の1つの面の中央付近(図4の下面の中央付近)となるように構成した。
そのために図5に示すように、膨張用1次シート体11については第1領域31、第2領域32、第3領域33、第4領域34に加えて第5領域39の合計5つの領域に区分したものであり、これに伴い4段の折曲用シール部46を設けた。
また、先の実施の形態においては、第4領域34に設けた非膨張予定領域35が膨張用1次シート体11の最下流にあったが、この実施の形態では第4領域34の非膨張予定領域35の下流側に第5領域39が存在するため、第5領域39のセル用シール41にも連通部42を設けた。
なお、この実施の形態では、第3領域33における配置部26のための非膨張予定領域35の下流側の領域37に該当するセル用シール41にのみ連通部42を設けて、配置部26のための非膨張予定領域35の上流側における連通部42は省略したが、先の実施の形態と同様に当該箇所にも連通部42を設けて実施することもできる。
また、非膨張領域36を形成するための膨張止めシール47を先の実施の形態よりも太いものとし、セル用シール41の箇所にも重複してヒートシールするようにして、より確実に非膨張領域36を形成することができるようにした。なお、膨張用2次シート体12において設けられる閉鎖シール48についても、セル用シール41よりも太い幅にしても良いし、その長さについても連通部42の長さよりも幾分長い目にしておくことにより、位置ずれによって生ずる流体の漏れを抑制することができる。
(さらに他の実施の形態)
上述の2つの実施の形態にあっては、重ね合わせ部分27となる非膨張領域36が、膨張したセル22の外側に配置されていた。
これに対して、図6に示した実施の形態ではこの重ね合わせ部分27が膨張したセル22の内側に折りたたまれたものであって、外部からは見えない状態となっているものであり、他の点については先の実施の形態と同じである。
なお膨張用シート体の接合箇所は、図1に示すものでも図4に示すものであっても、何でも選択することができるし、膨張したセル22の内側に配置された重ね合わせ部分27と外側に配置された重ね合わせ部分27とを混在させることも可能である。
図示の各実施の形態は、膨張包装体13の一形態を示したにとどまり、本発明は種々の包装形態に適用することができる。例えば、単なる袋状の包装形態に関して、平面シート25の配置部26を設けたものとして実施することもできるし、特許文献2や3に示す包装形態を実施する際に適用することもできる。また、図示と同様のキャラメル包装の形態であっても、その大きさに応じて、平面シート25の配置部26や重ね合わせ部分27を設ける位置や大きさを変更したりすることもできるし、セル22の数や長さを変更することもできる。また、図2、図3の例において、上段の連通部42を設けずに、下段の連通部42のみを設けて実施するようにしても構わない。
また本発明は、実施の形態では膨張用1次シート体11と膨張用2次シート体12との二段階によって実施したが、完成形態の膨張用2次シート体12を一連のラインで連続して生産するようにして実施しても構わない。ただし膨張用1次シート体11を生産するラインと膨張用2次シート体12を生産するラインとを分離することにより、量産性と小品種対応性とを向上させることができる。具体的には、シートの生産拠点にて、膨張用1次シート体11を連続して設けた1次ロールを生産し、梱包作業を行う物流拠点へこの1次ロールを搬入し、被包装物14に応じた形態の加工を膨張用1次シート体11に対して施して膨張用2次シート体12を完成させ、完成した膨張用2次シート体12によって被包装物14を梱包することができる。また、シートの生産拠にて膨張用1次シート体11と膨張用2次シート体12の双方を生産する場合であっても、膨張用1次シート体11の生産に際しては汎用性の高い共通の金型を利用して行い、得られた膨張用1次シート体11について個別に膨張用2次シート体12の加工を一部施すことによりに、量産性と小品種対応性とを両立させることができる。
11 膨張用1次シート体
12 膨張用2次シート体
13 膨張包装体
14 被包装物
21 フィルム
22 セル
23 逆止弁
24 共通流路
25 平面シート
26 配置部
27 重ね合わせ部分
28 折り目線
31 第1領域
32 第2領域
33 第3領域
34 第4領域
35 非膨張予定領域
36 非膨張領域
37 下流側の領域
38 下端余剰部
39 第5領域
41 セル用シール
42 連通部
43 トップシール
44 上流シール
45 ボトムシール
46 折曲用シール部
47 膨張止めシール
48 閉鎖シール

Claims (8)

  1. 重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シールによって規定された複数のセルが、互いに隣り合うように並べて配置され、前記セル内に流体が上流側から導入されることにより前記セルが膨張するように構成された膨張用シート体において、
    少なくとも一つの前記セルは、上流側から下流側までの途中の中流の区間に、前記セルが膨張しない非膨張領域を備え、
    前記非膨張領域を備えた前記セルは、前記非膨張領域よりも下流側の前記セル用シールに、隣り合う前記セルとの間に前記流体が流れることを許す連通部を備えており、
    前記非膨張領域を備えていない前記セルは、前記セル用シールが、前記非膨張領域よりも下流側に位置する前記連通部と、当該連通部に設けられた閉鎖シールとを備えており、
    前記閉鎖シールによって前記連通部が閉ざされていることによって、隣り合う前記セルとの間に前記流体が流れないように構成されており、
    前記連通部からの流体によって前記セルにおける前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張するように構成されたことを特徴とする膨張用シート体。
  2. 全ての前記セルの前記セル用シールが前記連通部を備えており、全ての前記セルにおける上流端から前記連通部までの距離が、互いに等しく、
    前記非膨張領域の表面側が、平面シートの配置部であることを特徴とする請求項1に記載の膨張用シート体。
  3. 折曲用シール部が少なくとも一つの前記セル内に設けられ、前記折曲用シール部から前記セルが折り曲げられることにより立体形状を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の膨張用シート体。
  4. 前記セル同士が重ねられた重ね合わせ部分を備え、前記重ね合わせ部分における少なくとも一方の前記セルが前記非膨張領域であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の膨張用シート体。
  5. 請求項1〜4の何かに記載の膨張用シート体と、前記膨張用シート体によって包装された被包装物とを備え、前記セルの前記非膨張領域が膨張しておらず、前記非膨張領域よりも下流側の領域が膨張していることを特徴とする膨張用シートによる包装体。
  6. 重ね合わされたフィルム同士を接合するセル用シールによって規定された複数のセルが、互いに隣り合うように並べて配置され、前記セル内に流体が上流側から導入されることにより前記セルが膨張するように構成された膨張用1次シート体において、
    少なくとも一つの前記セルは、上流側から下流側への途中の中流の区間に、前記セルが膨張しない非膨張予定領域を備え、
    前記非膨張予定領域を備えた前記セルを含む全ての前記セル用シールが、前記非膨張予定領域よりも下流側に、隣り合う前記セルとの間に前記流体が流れることを許す連通部を備えており、
    前記膨張用1次シート体に対して、前記非膨張予定領域よりも下流の前記連通部に対しては閉鎖シールを施さずそれ以外の前記連通部に対しては前記閉鎖シールを施すことによって、前記非膨張予定領域よりも下流側の領域が膨張する膨張用シート体を得ることができるように構成されたことを特徴とする膨張用一次シート体。
  7. 全ての前記セルにおける上流端から前記連通部までの距離が、互いに等しいことを特徴とする請求項6記載の膨張用一次シート体。
  8. 請求項6又は7に記載の膨張用一次シート体に対して、被包装物に合わせて前記非膨張予定領域の上流側と下流側とに膨張止めシールを施すと共に、前記下流側の前記膨張止めシールよりも下流の前記連通部に対しては閉鎖シールを施さずそれ以外の前記連通部に対しては前記閉鎖シールを施すことによって膨張用2次シート体を製造する2次シート体製造工程と、前記被包装物を前記膨張用2次シート体で包装すると共に前記セルの上流側から前記セルの内部に前記流体としてエアを導入する包装と膨張の工程とをなすことによって、前記非膨張予定領域よりも下流側の領域が膨張した包装体を製造することを特徴とする膨張用シートによる包装方法。
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