JP2670210B2 - 環形膨張可能エアバッグ - Google Patents

環形膨張可能エアバッグ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は環形に膨張可能なエアバ
ッグに関するもので、具体的には当初は扁平状であるが
空気を吹き込むと環形(又は閉じたループ状)の中空多
角形状に膨らんで相当する形状の物品のすき間を埋める
緩衝材又は詰物等として使用することができる環形に膨
張可能なエアバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオデッキやテレビ受像機などの物品
を段ボール等の包装容器に入れる際には、一般に発泡ス
チロールなどの緩衝材を隙間に詰めるが、隙間の大きさ
に具合よく適合しなかったり、物品の表面仕上を傷めた
りする難点があったため、これを改良する目的で本出願
人はこれまで、自封式吹き込みチューブを挿通した膨張
可能なエアバッグを数多く開発し出願している(例え
ば、特願平2−410577に開示したエアバッグ)。
このようなエアバッグは空気を吹き込むと膨張して一定
の体積を占めるようになるが、その体積は可変的ではな
い。例えば、包装容器とその中に収納する物品との間
に、平面で見てほゞ長方形状の隙間がある場合は、従来
のエアバッグ一連をその隙間に挿入して膨張させればほ
ゞ十分に隙間を埋めることができる。しかし、この隙間
が三角形や四角形などのような厚みのある形である場合
は、一連のエアバッグだけでは隙間を適当に埋めること
ができないので、二連、三連又はそれ以上のエアバッグ
を隙間に多重的に詰め込まなければならなかった。これ
は、資材を多量に用いる無駄があるだけでなく、多連の
エアバッグにそれぞれ空気吹き込み作業を実施しなけれ
ばならないので、使用上も不便であるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、一連
のエアバッグで1回空気を吹き込むと、任意の多角形状
に折り曲げた環形として膨張させることができ、また対
象とする隙間の形状に容易に対応して製作することがで
きる、環形に膨張可能なエアバッグを提供することを課
題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、所定
幅の2枚の気密性フィルムの間に自封式空気吹き込みチ
ューブをフィルム長さ方向に挿入貫通させてフィルムの
両側縁を封着側縁とし、さらにフィルムの幅を横断して
複数の横断仕切り線で両フィルムを幅方向に封着して個
々の膨張部を多数連続して設けたエアバッグにおいて、
個々の膨張部にその両脇の横断仕切り線の間に横たわる
折り曲げ用のシール線を、膨張部の全体への空気の流通
を許容するように2本又はそれ以上形成して個々の膨張
部を3個又はそれ以上の区分膨張部に分けると共に、封
着側縁の少なくとも一方を側方へ延長して接合用耳と
し、これにより封着側縁を接合して環形に閉じ、空気を
吹き込んだ時折り曲げ用シール線において折り曲げられ
た環形の多角形状に膨張可能としたものである。
【0005】接合用の耳は、封着側縁のいずれか又は双
方を側方へ延長して、これを他方の封着側縁付近に接着
剤により接合してもよく、または両封着側縁を重ねてヒ
ートシールにより融着等してもよい。さらに、接着又は
融着を補強する目的で、ステープル、縫着等の機械的手
段を接合耳に用いることもできる。
【0006】個々の膨張部に形成する折り曲げ用シール
は、横断仕切り線と交わらないようにして、折り曲げ用
シールの端と横断仕切り線との間に空気の流通する通路
を残すことにより、複数の区分膨張部を1回の空気吹き
込みで完全に膨張させることができると共に、膨張後に
も各区分膨張部間で空気の移動が可能となるので、各部
の膨らみ具合を均等化することができ、またいずれかの
区分膨張部への局部的な強い外圧を他の区分膨張部へ空
気を逃がすことにより具合よく緩和することができる。
折り曲げ用シールは、1本の連続した線として形成して
もよいが、断続状(破線状)に形成することもできる。
この場合は、両脇の横断仕切り線との間に空気流通用の
通路を残すことは必ずしも必要ではない。このような折
り曲げ用シールは、エアバッグの両側縁を封着する基本
ヒートシール装置の両側縁の間に横移動可能な1本又は
それ以上の間欠的ヒートシール刃を選択的に設けること
により、簡易に形成することができる。この選択的ヒー
トシール刃の間隔を調整するだけで各区分膨張部の寸法
を容易に変更することができるので、閉じた環形を正多
角形又は不等辺多角形いずれにも容易に対応させること
ができる。
【0007】また、選択的ヒートシール刃の数を増やし
て折り曲げ用ヒートシールの数を増やすことにより折り
曲げ個所を増やし、環形をなす多角形を実質的に円形に
近づけることができる。例えば、折り曲げ用シールが2
本であればエアバッグは3つ折りできるから閉じた三角
形状環形となり、3本であれば閉じた四角形状環形とな
り、4本であれば閉じた五角形状環形になる。こうし
て、対象とする隙間の形状に応じた環形多角形状のエア
バッグを多種類用意することにより、相当するエアバッ
グを対象の隙間に挿入して、1回空気を吹き込むだけ
で、その隙間を簡単適切に埋めることができるから、従
来と異なり、緩衝又は包装作業は迅速容易に完了するこ
とができる。
【0008】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例について説明
する。図面では、本発明に係る閉じた三角形状の環形膨
張可能エアバッグについて説明するが、これは一例であ
って、前記のように四角形、五角形…から実質的に円に
近い多角形にまで本発明は適用することができるもので
あるから、図示は限定ではない。本発明のエアバッグ
は、基本的に、表裏2枚のフィルム1と2(図2参照)
との間にその1側縁に沿って自封式吹き込みチューブ1
1を挿通し、両側縁を好適にはヒートシールにより封着
側縁3、4として形成される。図示の例で、封着側縁3
を側方に延長して、接合用の耳10が形成されている。
この耳10により、両方の封着側縁3,4は接着、融
着、又は機械的手段により接合され、エアバッグは図1
又は図2から容易に認められるように環形を呈してい
る。この接合に先立ち、両封着側縁の間を横断して、多
数の横断仕切り線5と6とが対としてヒートシールによ
り形成され、これにより個々の膨張部7が、図1から認
められるように多数連続して形成される。近接している
仕切り線6と5の間は空気の入らない部分で、ここで隣
接膨張部7,7を切り離すことができる。自封式吹き込
みチューブ11は、空気吹き込みの時は開通してエアバ
ッグの個々の膨張部7内に独立に空気を流入させるが、
吹き込みを終えると膨張部内の空気圧で圧迫されて自封
式に閉じ、空気の流出を防ぐものであり、種々のタイプ
のものが本出願人によりすでに開発されているが、図に
は前記特願平2−410577に係る複数並設路を有す
るタイプを示してある。
【0009】図1において、個々の膨張部7には、その
仕切り線5と6の間に、これらと交わらないように本発
明に係る折り曲げ用シールが2本、すなわち8−1と8
−2として形成されている。これにより個々の膨張部7
は3個、すなわち7−1と7−2と7−3との区分膨張
部に区分され、膨張すると後出図4に示すように三角形
状の環形となる。もし前記のように折り曲げ用シールが
3本なら4個の区分膨張部から成る閉じた四角形状(図
5参照)、4本なら5個の区分膨張部から成る閉じた五
角形状環形エアバッグとなる。折り曲げ用シール8−
1,8−2は、前述のように基本ヒートシール装置に横
移動可能な可変ヒートシール刃を設置することにより形
成され得るので、そのヒートシール刃の位置を変えるこ
とにより所要に応じ簡易に折り曲げ用シール8の位置を
変動させることができる。これにより、例えば正三角形
から不等辺三角形状の環形などとすることが容易であ
る。
【0010】折り曲げ用シール8(8−1,8−2…を
代表して)の両端と横断仕切り線5及び6との間には、
図1に示すように適宜の隙間が残され、各区分膨張部の
間の空気流通路9を構成する。空気流通路9は、折り曲
げ用シール8そのものを、図示した連続直線状と異な
り、断続状(破線状)に形成することによっても実現す
ることができる。吹き込みチューブ11から空気を吹き
込む時、これら流通路が各区分膨張部を一斉に膨らませ
るのに有用であることはもちろんであるが、膨張後にい
ずれかの区分膨張部が特に強い外圧で押されたような場
合に、流通路9があると空気を他の区分膨張部へ逃がす
ことにより、外圧を緩和し、バッグの破裂等を防止する
ことができる。
【0011】図2は、図1のA−A線に相当する切断面
略示図であり、実際は空気吹き込み前はエアバッグも吹
き込みチューブも全く扁平な状態であるが、図示の便宜
のためやゝ膨らませ、かつ環形を広げたように示してあ
る。自封式吹き込みチューブ11は、その一側縁が封着
側縁3に一緒に封着されていて、他側縁は個々の膨張部
7に空気を吹き込むようになっている。図3は、図2の
封着側縁3側の部分を拡大して吹き込みチューブ11を
明示する部分断面図で、ここでも上下フィルム1,2及
び吹き込みチューブ11はやゝ膨らんだ状態で示してあ
る。図示の吹き込みチューブ11は、その長さ方向に貫
通する貫通吹き込み路12を封着側縁3側に有し、その
反対側に間欠シール13が形成され、間欠シール13と
13の間に各膨張部7ごとに少なくとも1個の自封式開
口(非シール部)14が形成される。間欠シール13か
ら間隔を置いて2番目の間欠シール15が形成され、間
欠シール15と15の間に自封式開口16が形成され
る。さらに、間隔をおいて3番目の間欠シール17によ
り自封式開口18が形成され、4番目の間欠シール19
により膨張部内に開口する自封式開口20が形成され
る。図1から認められるように、自封式開口14,1
6,18,20は互いに位置がずれるように形成するこ
とが、自封作用を確実にするために望ましい。間欠シー
ル13と15の間には、図3から認められるように、仕
切り通路21(又は、行き止まり通路)が形成され、間
欠シール15と17の間には仕切り通路22、間欠シー
ル17と19の間には仕切り通路23が形成されてい
る。貫通吹き込み路12が個々の膨張部7のすべてを貫
通してエアバッグの少なくとも一端に開口12a(図
1)しているのに対し、仕切り通路(行き止まり通路)
21,22,23はすべて個々の膨張部7かぎりで仕切
られて、隣の膨張部とは通じていない。これは、例えば
間欠シール13〜19を形成した吹き込みチューブ11
の原形物を表裏フィルム1,2の間に挾んで、フィルム
1,2の上から横断仕切り線5及び6をヒートシールに
より形成する際に、貫通吹き込み路12に相当するチュ
ーブの内面だけに非熱融着性のペイント、印刷インキ、
ラッカーなどを予め塗布しておくことにより実現され得
る。
【0012】本発明の環形膨張可能エアバッグは、空気
を吹き込む前は図1から認められるように、折りたたま
れた扁平なシート状を呈していて、吹き込みチューブ1
1も平らに潰れている。貫通吹き込み路12の開口端1
2aからエアコンプレッサなどにより空気を吹き込む
と、空気は各個の膨張部7の自封式開口14,16,1
8,20を順次に押し開いて自封式開口20から膨張部
7(図示の例では区分膨張部7−1)へ吹き込まれ、こ
れを環形のまゝ膨張させる。折り曲げシール8があって
も、その両側又は中間に流通路9が残されているから、
空気は順次に区分膨張部7−2、7−3へ流入して、こ
れらを膨張させる。膨張部7が所要限度に膨らんだとこ
ろで吹き込み圧を止めると、図5に略示してあるところ
から推測され得るように、膨張部内の空気圧により吹き
込みチューブ11は圧迫され平らに潰れて自封式に閉じ
る。こうしして膨張部7は図4に示すように区分膨張部
7−1,7−2,7−3が環形につながった中空柱状に
膨張し、横方向からの圧に対しても、また縦方向の荷重
にも相当程度耐え得る強さを備えるに至る。
【0013】図4に示したような環形に膨張した本発明
のエアバッグは、例えば図5の容器B内の三角形の隙間
bを埋めるのに使用され得る。三角形の隙間bには、最
初空気を吹き込んでない扁平な環形状のエアバッグを挿
入し、その吹き込みチューブ11の開口端12a(図
1)からエアコンプレッサなどにより空気を吹き込むと
貫通吹き込み路12から自封式開口14をはじめ、すべ
ての自封式開口16,18,20が開いて膨張部7−
1,7−2,7−3が環形のまゝ膨張する。隙間bの容
積一杯に膨張したところで吹き込み圧を止めると、膨張
部内の空気圧により吹き込みチューブ11は扁平に押し
潰されて自封作用を発揮し、各部の膨張を維持する。以
上から理解されるように、本発明の環形膨張可能エアバ
ッグは、対象とする隙間に対応する三角形、四角形等々
の環形又はループ状のものとして用意され、これを扁平
のまゝ対象とする隙間に挿入して1回の空気吹き込みに
より膨張させると、その隙間の内容積一杯に膨張して隙
間を適切に埋める。同様に、対象とする隙間が例えば四
角形である場合は、図5の右側に示しように折り曲げ用
シール8−1,8−2,8−3で屈曲できる4個の区分
膨張部7−1,7−2,7−3,7−4から成る四角形
環状のエアバッグを扁平状態で挿入し、空気を吹き込む
と、四角形の環状中空柱状に膨張して対応する隙間cを
適切に埋めることができる。これら環形膨張エアバッグ
は、隙間b又はcの中で横方向に張出し力を発揮して隙
間を埋めるだけでなく、縦方向(図5で紙面に直角方
向)の荷重に対しても抵抗する強さを発揮する。
【0014】本発明の環形膨張エアバッグの1つの利点
は、膨張した時中空環形であり、中には空気が入ってい
るだけであるから、全く軽量であって包装体に重量を加
重することがないことと、数個の折り曲げ区分膨張部が
1本の吹き込みチューブによって1回の空気吹き込み作
業により簡単迅速に膨らませられることである。また区
分膨張部は折り曲げ用シールを通じる流通路9によって
連通しているから、いずれかの区分膨張部が特に強い外
圧を受けたような場合でも、空気が流通路を通じて他の
区分膨張部に逃げて外圧を緩和し、バッグの破裂等の事
故を防止することができる。
【0015】以上のほか、本発明の環形膨張可能エアバ
ッグは、折り曲げ用シールを細かい間隔で多数形成する
ことにより、実質的に円形に近い環形に膨張させること
ができ、円形又はそれに近い形の隙間を簡易確実に埋め
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、吹き
込みチューブにより一度に膨張させられる個々の膨張部
を環形に閉じ、各膨張部には2本又はそれ以上の折り曲
げ用シールを形成して区分膨張部の境で折り曲げ多角形
状となし得るようにしたから、種々の形状の物品の隙間
又は容器と物品との隙間に扁平のまゝ挿入した一連のエ
アバッグを単に空気吹き込みだけにより膨張させること
により、きわめて迅速に且つ正確適切に隙間を埋めるこ
とができ、緩衝包装作業を迅速に完結させることができ
る効果がある。本発明によれば折り曲げ用シールの位置
を変え、膨張部の区分長さを変えることによって不等辺
多角形状のような不整形の隙間を充填することも容易と
なり、従来のように同種の緩衝材を重ねて詰め込むよう
な煩瑣な作業を排除することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る環形膨張可能エアバッグの
1実施例を扁平状態で示す部分斜視図である。
【図2】図2は図1のA−A線に相当する環形膨張可能
エアバッグの切断面略示図で、やゝ膨らませた状態で示
してある。
【図3】図3は図2に示したエアバックの接合耳の部分
と空気吹き込みチューブを拡大して示す部分断面略示図
である。
【図4】図4は本発明に係る中空三角形状の環形に膨張
したエアバッグの一部を示す斜視図である。
【図5】図5は本発明に係る三角形状環形に膨張したエ
アバッグ(左側)と四角形状環形に膨張したエアバッグ
(右側)の用例を示す部分平面略図である。
【符号の説明】 1,2…フィルム 3,4…封着側縁 5,6…横断仕切り線 7…膨張部 7−1,7−2,7−3…区分膨張部 8−1,8−2…折り曲げ用シール 9…空気流通路 10…接合用耳 11…空気吹き込みチューブ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅の2枚の気密性フィルム1,2の
    間に自封式空気吹き込みチューブをフィルム長さ方向に
    挿入貫通させてフィルムの両側縁を封着側縁3,4と
    し、さらにフィルムの幅を横断して複数の横断仕切り線
    5,6で両フィルムを幅方向に封着して個々の膨張部7
    を多数連続して設けたエアバッグにおいて、個々の膨張
    部7にその両脇の横断仕切り線5,6の間に横たわる折
    り曲げ用のシール線8を、膨張部7の全体への空気の流
    通を許容するように、かつ、隣接する膨張部7の折り曲
    げ用シール線8と一直線をなすように、2本又はそれ以
    上8−1,8−2…形成して個々の膨張部7を3個又は
    それ以上の区分膨張部7−1,7−2,7−3…に分け
    ると共に、封着側縁3又は4の少なくとも一方を側方へ
    延長して接合用耳10とし、これにより封着側縁3と4
    を接合して環形に閉じ、空気を吹き込んだ時折り曲げ用
    シールにおいて折り曲げられた環形の多角形状に膨張
    可能としたことを特徴とする環形膨張可能エアバッグ。
  2. 【請求項2】 前記折り曲げ用シールがそれぞれ連続し
    た1本の線で、その両端と横断仕切り線5,6との間に
    空気流通路9を残している請求項1に記載の環形膨張可
    能エアバッグ。
  3. 【請求項3】 前記折り曲げ用シールがそれぞれ断続破
    線状に形成されていて、区分膨張部間の空気流通を構成
    している請求項1に記載の環形膨張可能エアバッグ。
  4. 【請求項4】 前記折り曲げ用シールが各膨張部7に2
    本8−1,8−2形成されていて、各膨張部が3個の区
    分膨張部7−1,7−2,7−3に分けられて閉じた中
    空三角形状環形に膨張できるようにした請求項2又は3
    に記載の環形膨張可能エアバッグ。
  5. 【請求項5】 前記折り曲げ用シールが各膨張部7に3
    本8−1,8−2,8−3又はそれ以上形成されてい
    て、各膨張部が4個又はそれ以上の区分膨張部7−1,
    7−2,7−3,7−4…に分けられて中空四角形状又
    は五角形状以上の環形に膨張できるようにしした請求項
    2又は3に記載の環形膨張可能エアバッグ。
  6. 【請求項6】 前記区分膨張部の各々がすべて同長であ
    り、正多角形状の環形に膨張し得る請求項1に記載の環
    形膨張可能エアバッグ。
  7. 【請求項7】 前記区分膨張部の各々が異なる長さであ
    り、不等辺多角形状の環形に膨張し得る請求項1に記載
    の環形膨張可能エアバッグ。
  8. 【請求項8】 前記空気吹き込みチューブが、各膨張部
    7をすべて貫通する貫通吹き込み路12と、これに並設
    した個々の膨張部に少なくとも1個ずつの仕切り通路2
    1,22,23及び自封式開口14,16,18,20
    とを有するタイプである請求項1に記載の環形膨張可能
    エアバッグ。
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