JP6709679B2 - 車両用クッションパッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用座席シートの座部を構成する車両用クッションパッド及びその製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載される座席シートの座部を構成するクッションパッドには、適度なクッション性が求められる。そのため、ポリウレタン発泡体が専ら用いられてきたが、近年、車両の軽量化に応える動きがある。クッションパッドの一部に、ポリスチロール発泡体やポリエチレン発泡体の非通気発泡体を用いた発明が提案されている(例えば特許文献1、2)。
特開平9−70330号公報 特開2010―259535号公報
しかるに、特許文献1は、請求項1で、「上下二層の発泡体層からなる車両用シートの層状異硬度パッドであって、上層がポリウレタン発泡体で形成されるとともに、下層がポリスチロール発泡体で形成されており、上・下層が一体に接合されていることを特徴とする車両用シートの層状異硬度パッド。」とするが、上・下層の接合力が弱い。詳細な説明で、「…下層3を成形した後、その上に上層2を発泡成形したものであり、上層2の成形過程で下層3のポリスチロール発泡体側にポリウレタン原液の一部が含浸し、この含浸部分4によって上・下層2,3が強固に一体接合されている。」と、あるが、両者の接合はさほど強くならない。
特許文献2は、ポリエチレン発泡体の非通気発泡体に「…易接着化処理を施されていることを特徴とする車両用シートのクッション体」を提案している。その詳細な説明で、「各ポリエチレン発泡体12,13として、予めその表面がサンドペーパーがけされていて表面発泡セルの被膜が破られて粗面化されているものを採用している。」とある。しかるに、粗面化する新たな作業が発生し、また粗面化すると、表面硬化層が取られて内部発泡層が露出し、ガスが抜け出す虞がある。また、表面硬化層がなくなることによって、脆く崩れていく虞もある。
本発明は、上記問題を解決するもので、作業負担を増やさず、また成形サイクルを長くすることもなく、非通気発泡体の成形パッドに積層されるポリウレタン発泡成形パッドがはがれないように機械構造的に結合させて、両者の一体化を図る車両用クッションパッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、ブロック状成形パッドの下面に、一端側の溝口が該成形パッドの一側面に露出する水平溝と、該水平溝に対し十字状、T文字状、又はL文字状に配される横断溝とが設けられ、且つ該水平溝と該横断溝と前記成形パッドとが、非通気性発泡成形体として一体形成されている芯材パッドと、前記水平溝と前記横断溝とに埋めるポリウレタン発泡成形部と共に、前記芯材パッドの上面及び側面に積層されるポリウレタン発泡成形部が一体に成形されて、前記芯材パッドを覆っている表層成形パッドと、を具備し、前記側面に積層されるポリウレタン発泡成形部と、前記横断溝に埋まるポリウレタン発泡成形部とを、前記水平溝に埋まるポリウレタン発泡成形部が連結していることを特徴とする車両用クッションパッドにある。請求項2の発明たる車両用クッションパッドは、請求項1で、成形パッドの下端寄り側面に、前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成される縦溝が鉛直方向に設けられ、且つ該縦溝の下端で前記水平溝とつながり、さらに該縦溝がポリウレタン発泡成形部で埋められていることを特徴とする。請求項3の発明たる車両用クッションパッドは、請求項2で、非通気性発泡成形体が発泡ポリプロピレン又は発泡スチロールの成形体であり、且つ前記縦溝の上端が前記成形パッドの上面側に達していることを特徴とする。請求項4の発明たる車両用クッションパッドは、請求項2又は3で、成形パッドの一側面に、前記縦溝が離間して複数設けられ、且つ隣接する縦溝同士をつなぐ水平方向の横溝が前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成され、且つ該縦溝と共に該横溝もポリウレタン発泡成形部で埋められていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明の要旨は、ブロック状成形パッドの下面に、一端側の溝口が該成形パッドの一側面に露出する水平溝と、該水平溝に対し十字状、T文字状、又はL文字状に配される横断溝とが設けられ、且つ該水平溝と該横断溝と前記成形パッドとが、非通気性発泡成形体として一体形成されている芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットし、その後、ポリウレタン発泡原料の注入及び型閉じを経て、前記水平溝と前記横断溝とを埋めるポリウレタン発泡成形部と、該芯材パッドの上面及び側面に積層するポリウレタン発泡成形部とが一体になって前記芯材パッドを覆う表層成形パッドを、前記水平溝に埋まるポリウレタン発泡成形部で、前記側面に積層されるポリウレタン発泡成形部と前記横断溝に埋まるポリウレタン発泡成形部とを連結させて、発泡成形することを特徴とする車両用クッションパッドの製造方法にある。請求項6の発明たる車両用クッションパッドの製造方法は、請求項5で、成形パッドの下端寄り側面に、前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成される縦溝が鉛直方向に設けられ、且つ該縦溝の下端で前記水平溝とつながる芯材パッドとし、該芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットした後、該水平溝と前記横断溝と共に該縦溝を埋めるポリウレタン発泡成形部を備えた前記表層成形パッドを発泡成形することを特徴とする。請求項7の発明たる車両用クッションパッドの製造方法は、請求項6で、非通気性発泡成形体が発泡ポリプロピレン又は発泡スチロールの成形体であり、且つ前記縦溝の上端が前記成形パッドの上面側に達する前記芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットすることを特徴とする。請求項8の発明たる車両用クッションパッドの製造方法は、請求項6又は7で、成形パッドの一側面に、前記縦溝が離間して複数設けられ、且つ隣接する縦溝同士をつなぐ水平方向の横溝が前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成され、該縦溝と共に該横溝も埋めるポリウレタン発泡成形部を備えた前記表層成形パッドを発泡成形することを特徴とする。
本発明の車両用クッションパッド及びその製造方法は、表層成形パッドの発泡成形で、ポリウレタン発泡成形部が一緒に発泡成形されて、非通気性発泡成形体にして、機械的結合用凹溝を有する芯材パッドに係る該凹溝を埋めて嵌合一体化するので、芯材パッドと表層成形パッドが離れがたく、一体化に優れた効果を発揮する。
本発明のクッションパッド及びその製造方法の一形態で、一部破断面にしたクッションパッドの全体斜視図である。 図1のクッションパッドを下面側から見た部分拡大である。 図1の手前に在る縦溝の断面図である。 図1の奥に在る縦溝の断面図である。 図2に代わる別態様のクッションパッドの部分拡大斜視図である。 図5のVI-VI線矢視図である。 (イ)が図3(イ)に代わる他態様の凹溝の縦断面図、(ロ)が(イ)の平面図である。 本製法に用いる型開状態にある発泡型に、図5のVIII-VIII線矢視図で表す芯材パッドをセットし且つ発泡原料を注入する説明断面図である。 図8の発泡原料注入後、型閉じした説明断面図である。 クッションパッドを発泡成形した説明断面図である。
以下、本発明に係る車両用クッションパッド(以下、単に「クッションパッド」ともいう。)及びその製造方法について詳述する。図1〜図10は本発明のクッションパッド及びその製造方法の一形態で、図1は一部破断面にしたクッションパッドの全体斜視図、図2は図1のクッションパッドを下面側から見た部分拡大斜視図、図3は図1の手前に在る縦溝の断面図、図4が図1の奥に在る縦溝の断面図、図5は図2に代わる別態様のクッションパッドの部分拡大斜視図、図6は図5のVI-VI線矢視図、図7は(イ)が図3(イ)に代わる他態様の凹溝の縦断面図、(ロ)が(イ)の平面図、図8は本製法に用いる型開状態にある発泡型に芯材パッドをセットし且つ発泡原料を注入する説明断面図、図9は図8の発泡原料注入後、型閉じした説明断面図、図10はクッションパッドを発泡成形した説明断面図を示す。
各図は判り易くするため要部を強調図示し、また本発明と直接関係しない部分を省略する。
(1)車両用クッションパッド
クッションパッドPは芯材パッド1と表層成形パッド4とを備える。本実施形態は、図1ごとくの車両後部座席シートの座部を構成する三人掛けクッションパッドに適用する。図1〜図4のクッションパッドPのように、芯材パッド1の上面1a及び側面1cをポリウレタン発泡成形部の表層成形パッド4で覆って積層するクッションパッドになっている。本発明では、「上面」,「下面」とは、車両に取付け姿態にある図1のクッションパッドPで、紙面の「上方側の面」,紙面に隠れている「下方側の面」を指す。図1では紙面に向かって斜め左側やや下向き方向が車両前方になる。図2〜図7のクッションパッドPは、発明要部を判り易くするため、上下を逆にして描いている。
芯材パッド1は、非通気性発泡成形体にして、ブロック状成形パッド2に凹溝3が一体形成された基体である(図1,図2)。
成形パッド2は、後部座席のクッションパッドPをブロック形状化して、略一回り小さくした塊状の非通気性発泡成形体の主部である。非通気性発泡成形体の見掛け密度は表層成形パッド4のものよりも小さい。ここでは、非通気性発泡成形体を発泡ポリプロピレン又は発泡スチロールの成形体としており、見掛け密度が特に小さく、大きさの割に非常に軽くなっている。そして、発泡ポリプロピレンや発泡スチロールは、例えばビーズ法発泡ポリプロピレンやビーズ法発泡スチロールの成形体にすると、内部を任意倍率にした高発泡層とし、表面を硬化皮膜層とすることができる。表面皮膜のある非通気性発泡成形体になる。成形パッド2は、図1に示す車両設置状態で、その側面2cが略垂直面になり、且つ該垂直面の下端周りに在る下面2bが水平面を形成する。
前記凹溝3の水平溝37と横断溝38は、成形パッド2の成形で同時成形されている。成形パッド2の下面2bに、一端側の溝口が該成形パッド2の一側面2cに露出する水平溝37と、該水平溝37に対し十字状、T文字状、又はL文字状に配される横断溝38とが設けられる。水平溝37と横断溝38と前記成形パッド2とが、非通気性発泡成形体として一体形成されている。成形パッド2の前記一側面2cから水平溝37の他端が遠のくように、前記一側面2cに対し水平溝37の溝ラインが略直角に配される(図2)。
本実施形態は、凹溝3に縦溝36が、非通気性発泡成形体の芯材パッド1に係る成形体の一部として加わり、芯材パッド1の成形体として一体形成される。縦溝36は成形パッド2の下端21寄り側面2cに設けられる。縦溝36が成形パッド側面2cで、また水平溝37と横断溝38が成形パッド下面2bで、断面凹状に凹んで成形パッド2に一体形成される。
縦溝36は、成形パッド2の側面2cで、その下端寄り21で鉛直方向に設けられる。縦溝36は成形パッド下面2b側へ延び、縦溝36の下端361で水平溝37とつながる。成形パッド側面2cに設けた縦溝36から縦溝下端361を通って成形パッド下面2b側に進む折曲溝となる。ここで、水平溝37は成形パッド2の下面2bで断面凹状に凹むライン状の溝をいうが、その水平長さは多少存在すれば良く、実際の水平長さは図2のように短い。
横断溝38は、成形パッド2の下面2bにて前記水平溝37に対し十字状又はT文字状に配される。本実施形態は成形パッド2の側面下端21から下面2b側中央へ向かう水平溝37の先端でT文字状に交差する横断溝38となっている。その横断溝38の溝底38eは、水平溝37の溝底37eと同一深さでもよいが、図3のように水平溝37の溝底37eよりも深く設定するのがより好ましい。横断溝38が深くなれば、芯材パッド1を覆う表層成形パッド4に係る横断溝充填部48(詳細後述)が深く埋まり、芯材パッド1と表層成形パッド4の結合力が高まるからである。
図7は、図1〜図4の凹溝3に代わる他態様の凹溝3を図示し、成形パッド2の下面2bにて、水平溝37に対し、横断溝38が十字状に配設されている。図1の紙面奥側に在る凹溝3、すなわち図4の凹溝3は、その縦溝36の下端361から水平溝37が芯材パッド下面1b側で、横断溝38の地点まで延在して止まるが、図7の水平溝37は該横断溝38を横切って、さらに下面中央に向かう突出溝37Aを有する。
表層成形パッド4は、前記縦溝36、前記水平溝37、及び前記横断溝38に埋まるポリウレタン発泡成形部と共に、前記芯材パッドの上面1a及び側面1cに積層されるポリウレタン発泡成形部が備わるクッションパッドPの表層側パッドである。既述のごとく、芯材パッドの上面1a及び側面1cで、芯材パッド1に係る成形パッド2と一緒に縦溝36、水平溝37、及び横断溝38が成形される。該縦溝36、水平溝37、及び横断溝38に埋まるポリウレタン発泡成形部と、芯材パッドの上面1a及び側面1cに積層されるポリウレタン発泡成形部とが一体となった表層成形パッド4が、芯材パッド1を覆う。芯材パッドの上面1a及び側面1cに、クッションパッドPの外形を形づくる表層成形パッド4に係るポリウレタン発泡成形部の上方表層部41及び側方表層部42が積層される。縦溝36、水平溝37、及び横断溝38には、表層成形パッド4に係るポリウレタン発泡成形部の縦溝充填部46、水平溝充填部47、及び横断溝充填部48が、各溝形状に嵌合する形で埋められる。
図7の突出溝37Aが在る水平溝37についても、突出溝37Aを含めた水平溝37にポリウレタン発泡成形部の水平溝充填部47が埋まり、芯材パッドの上面1a及び側面1cに積層された上方表層部41及び側方表層部42が備わる表層成形パッド4になる。
図5,図6は図1〜図4のクッションパッドPに代わる別形態のクッションパッドPで、さらに横溝39が設けられたクッションパッドを示す。横溝39も非通気性発泡体の芯材パッド1に係る成形体の一部になる。成形パッド2の一側面2cに、縦溝36が離間して複数設けられ、且つ隣接する縦溝36同士をつなぐ水平方向の横溝39が設けられ、さらに該縦溝36と共に該横溝39もポリウレタン発泡成形部で埋められる。図5のクッションパッドPは縦溝36が二本設けられ、両縦溝36をつなぐ横溝39は互いに離間させて三本設けられて、これらがポリウレタン発泡成形部の縦溝充填部46、横溝充填部49で埋まる。
図5の芯材パッドの上面1a及び側面1cには、既述のごとく縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39が成形される。クッションパッドPの外形を形づくるポリウレタン発泡成形部の上方表層部41及び側方表層部42が、芯材パッドの上面1a及び側面1cに積層されるが、この積層されるのに合わせて、縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39が該ポリウレタン発泡成形部で埋めるようにして、表層成形パッド4が発泡成形されている。
芯材パッド1と表層成形パッド4との結合一体化に関しては、凹溝3として水平溝37と横断溝38を備えれば足りる。表層成形パッド4の下縁部分に、表層成形パッド4を剥がす図3(ロ)の矢印ごとくの外力を受けても、水平溝37に埋まる水平溝充填部47が、表層成形パッド4の側方表層部42と横断溝38に埋まる横断溝充填部48とを連結し、横断溝充填部48が阻止するストッパとして機能発揮できるからである。水平溝37よりも両外方へ張り出す横断溝充填部48の部分が横断溝38の溝壁38fに当たって、表層成形パッド4が剥がされるのを阻止する所望のクッションパッドPに仕上がっている。該クッションパッドに図示しない表皮を被せれば、車両後部座席の座部側シートクッションが出来上がる。
ここで、前記クッションパッドPの凹溝3に縦溝36が備わればより好ましくなる。水平溝37の溝深さよりも縦長の縦溝36に埋まる縦溝充填部46が存在することで、水平溝充填部47と表層成形パッド4に係る側方表層部42との結合を強化できる。さらに、図1の紙面奥側に在る縦溝36のごとく、その上端362が成形パッド2の上面2a側に達している縦溝36であれば一層好ましくなる。表層成形パッド4の発泡成形時に、縦溝36が発泡ガスのガス抜き用通り路としても役立つからである。芯材パッド側面1cに積層成形される表層成形パッド4の厚みtは上方表層部41の厚みに比べて薄くなっている。その厚みが薄い領域で、芯材パッド1の発泡成形時の余剰発泡ガスが塞がれる不具合が発生し易いが、これを解消できる。
図中、符号P1は座部、符号P2はバックレストとの接続部、符号4aは表層成形パッドの表面、符号43は側方表層部42が芯材パッド1の下面を越えて突き出している張出部、符号10は芯材パッド1の開口、符号40は表層成形パッド4の開口で、これら重なり合う開口10,40にシートベルトが取付けられる。
(2)車両用クッションパッドの製造方法
車両用クッションパッドの製造方法は、芯材パッド1と発泡型7を用いて、発泡型7に芯材パッド1をセットした後、発泡原料gの注入及び型閉じを経て、図10のようなクッションパッドPを成形する。製造に先立ち、芯材パッド1と発泡型7が用意される。
芯材パッド1は、既述のごとく成形パッド下面2bに、一端側の溝口が成形パッド2の一側面2cに露出する水平溝37と、該水平溝37に対し十字状又はT文字状に配される横断溝38とが設けられ、且つ成形パッド2と水平溝37と横断溝38とが、非通気性発泡体の成形体として一体形成されているクッションパッドP用の基体である。塊状の非通気性発泡成形体であり、クッションパッドの製造に先立ち、予め成形される。ここでの芯材パッド1は、図5,図10ごとくのクッションパッドP用で、縦溝36,水平溝37,横断溝38,横溝39が備わる。
クッションパッドの製造方法に用いる発泡型7は、図8〜図10ごとくの分割型で、上型9(一の分割型)と下型8(他の分割型)とを備える。ヒンジ71を支点にして図8から図9へと型閉じすると、へこみ度合いが大きな下型8の型面81とほぼ平坦な上型9の型面91とで、クッションパッドPのキャビティCをつくる。図8〜図10に示す本製法では、下型型面81でクッションパッドPの意匠面側が成形され、上型型面91でクッションパッドPの裏面側が成形される。図1のクッションパッドPの上下が逆の状態で成形される。
芯材パッド1と発泡型7を用いて、図5のクッションパッドPが例えば次のようにして製造される。
まず、発泡型7を型開状態とする。次いで、この型開状態の上型9へ芯材パッド1をセットする。芯材パッド下面1bを上型型面91へ当接させるようにして、芯材パッド1をセットする(図8)。
その後、ポリウレタン発泡原料g(以下、単に「発泡原料」ともいう)の注入及び型閉じを行う。図8の型開状態のまま、下型型面81に注入ホースNL等を用いて発泡原料gを所定量注入する。
続いて、上型9を作動させ型閉じする(図9)。上型9と下型8との型閉じで、芯材パッド1がインサートセットされたクッションパッド用キャビティCができる。尚、本実施形態は発泡原料gを注入後に型閉じしたが、型閉じした後、発泡原料gを注入することもできる。
型閉じの後、主工程の発泡成形に移る。図9の型閉じ状態を所定時間維持し、図5に示した縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39をポリウレタン発泡成形部で埋め、且つ該芯材パッドの上面1a及び側面1cにポリウレタン発泡成形部を積層する表層成形パッド4を発泡成形し、クッションパッドPを造る。
表層成形パッド4の発泡成形で、縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39にポリウレタン発泡原料gが入り込んでポリウレタン発泡成形部が充填形成され、且つ芯材パッドの上面1a及び側面1cに、該ポリウレタン発泡原料gの上方表層部41及び側方表層部42が積層されるようにして、表層成形パッド4を発泡成形する。芯材パッド上面1a及び芯材パッド側面1cに、クッションパッドPの意匠面側になる上方表層部41及び側方表層部42が積層されると共に、縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39にポリウレタン発泡成形部の縦溝充填部46、水平溝充填部47、横断溝充填部48、及び横溝充填部49が埋まる表層成形パッド4になる(図4〜図6)。水平溝充填部47や横断溝充填部48等が、水平溝37や横断溝38等の各溝形状に嵌合する形となって、インサートされた芯材パッド1と一体化する表層成形パッド4が発泡成形される。尚、芯材パッド下面1bは図示のごとく露出状態とする。
型閉じ状態下、水平溝37の一端側溝口が側方表層部42を形成するキャビティCに通じており、表層成形パッド4の発泡成形では、該溝口から発泡原料gが水平溝37、横断溝38へと浸入する。縦溝36があれば、発泡原料gが浸入する水平溝37の溝口周りが広くなり、ポリウレタン発泡成形部の水平溝充填部47及び横断溝充填部48を良好に成形できる。また、縦溝36の上端362が成形パッド2の上面2a側に達していると、表層成形パッド4の成形が良好になり、クッションパッドPの歩留まりを向上させる。図4で説明すると、表層成形パッド4における側方表層部42の厚みは薄く設定される。そのため、発泡成形時に発泡原料gが側方表層部42の先端に在る張出部43の方へ流れるのが難しく、発泡成形中に、この部位で発泡原料gが発泡せずに硬化したり、また余剰発泡ガスが抜け出せなかったりして、成形不良を起こし易い。
しかるに、縦溝36の上端362が成形パッド2の上面2a側に達することで、溝深さhの通り路が新たにでき(図4のイ)、発泡原料gや余剰発泡ガスの通りを良くする。発泡成形過程で、図9の矢印のごとく発泡原料gが縦溝36を経由し水平溝37、横断溝38の地点にまで円滑に立ち上がり浸入する。図示を省略するが、発泡原料gが縦溝36を立ち上がっていく過程で、発泡原料gは横溝39の方へも流れていく。
かくのごとく、縦溝36、水平溝37、横断溝38、及び横溝39の各溝内を発泡原料gが確実に埋めて嵌る縦溝充填部46、水平溝充填部47、横断溝充填部48、及び横溝充填部49と、上方表層部41及び側方表層部42とが一体となる表層成形パッド4を発泡成形する。表層成形パッド4の発泡成形を終え、脱型すれば、芯材パッド1を埋設一体化した所望のクッションパッドPが得られる。
図中、符号89、符号99は型合せ面、符号811はバックレスト接続部の形成用凹所を示す。他の構成は(1)クッションパッドの説明と同様で、省略する。
(3)効果
このように構成した車両用クッションパッド及びその製造方法は、非通気発泡体で、軽い芯材パッド1にポリウレタン発泡成形部が積層されたクッションパッドPになるので、クッションパッドの軽量化が図られる。芯材パッド1にポリスチロール発泡体又はポリエチレン発泡体が用いられると、芯材パッド1を非常に軽くでき、クッションパッドPの軽量化が一段と進む。
また、芯材パッド1に水平溝37と横断溝38とが形成され、表層成形パッド4に水平溝37と横断溝38とに埋まるポリウレタン発泡成形部の水平溝充填部47と横断溝充填部48が備わると、表層成形パッド裏面4bと芯材パッド1が接着されなくても、両者を機械構造的に結合させて一体化できる。すなわち、成形パッド2の下面2bで、水平溝37は一端側の溝口が該成形パッド2の一側面2cに露出するので、表層成形パッド4の発泡成形で、水平溝充填部47の一端側が表層パッドの側方表層部42の下縁部分と結合する。そして、水平溝充填部47と結合する横断溝充填部48が、表層成形パッド4を剥がそうとする外力に対し、これを阻止する。横断溝38の溝底38eを水平溝37の溝底37eよりも深くし、横断溝充填部48が深く埋まれば、芯材パッド1から表層成形パッド4が剥がされようとするのをより強力に阻止できる。芯材パッド1と表層成形パッド4の結合力が一段と高まる。水平溝充填部47と横断溝充填部48が、成形パッド下面2bの周縁部で必要箇所に、適宜間隔で設けられると、芯材パッド1とこれを覆った表層成形パッド4との一体化が盤石になる。
この芯材パッド1と表層成形パッド4との一体化に、特許文献2のごとく芯材パッド1の表面を粗面化することを必要としない。表層成形パッド4の発泡成形で、凹溝3に嵌合する水平溝充填部47や横断溝充填部48等が表層成形パッド4の発泡成形で同時成形されるので、クッションパッドPの製造が容易になっている。それでいて、嵌合による水平溝充填部47と横断溝充填部48等の機械構造的結合による堅牢さが確保される。
クッションパッドPは、内部にある芯材パッド1を隠すべく、図1のごとく表層成形パッド4の側方表層部42の下縁部分が延在して、その張出部43が成形パッド下面2bよりも下方に出るケースが多いので、該張出部43が外力でめくられ易い。これを水平溝充填部47,横断溝充填部48が防ぐ。
張出部43に、図3(ロ)に示す矢印ごとくの外力が加わっても、張出部43につながる水平溝充填部47が横断溝充填部48に伝え、横断溝充填部48が外力に対して抵抗する。水平溝37よりも両外方に張り出す横断溝38の溝壁38fに横断溝充填部48が当たって抵抗阻止し、張出部43が芯材パッド1から離れず、該芯材パッド1と表層成形パッド4の一体化を保つ。
そして、表層成形パッド4は、水平溝充填部47と横断溝充填部48とを自らの発泡成形で自律的に作り出すので、作業負担を増やすこともない。
また、水平溝充填部47と横断溝充填部48が埋まる水平溝37や横断溝38が、成形パッド2と一緒に非通気性発泡成形体として一体形成され、該成形体に表面皮膜層(スキン層)が作られると、内部発泡層が露出してガスが抜けたり脆くなったりする虞もない。
さらに、芯材パッド1に縦溝36を備え、表層成形パッド4に縦溝充填部46を備えると、縦溝充填部46が水平溝充填部47に結合して、該水平溝充填部47と側方表層部42との結合力が増す。縦溝36の上端362が成形パッド2の上面2a側に達していると、該縦溝36を使って、発泡成形時に発泡原料gが側方表層部42の形成用キャビティC中を円滑に上昇進出し、また余剰発泡ガスのガス抜きがスムーズに行なわれる。クッションパッドPの歩留まり向上に役立つ。
加えて、芯材パッド1に横溝39を備え、表層成形パッド4に横溝充填部49を備えると、図6で、芯材パッド1に対し、側方表層部42が上方又は下方にずれようとしても、横溝39に嵌った横溝充填部49がこれを阻止し、防止する。芯材パッド1に対し、側方表層部42が図3(ロ)の水平方向だけでなく、上下方向にもずれなくなり、品質的に一層優れたものになる。
このように、車両用クッションパッド及びその製造方法は、上述した種々の優れた効果を発揮し極めて有益である。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。本実施形態では、横断溝38は、水平溝37より両外方に張り出して該水平溝37に対し十字状又はT文字状に配したが、水平溝37に対して一方の外方に張り出す所謂L文字状に配してもよい。そして、芯材パッド1,成形パッド2,凹溝3,表層成形パッド4,発泡型7等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
1 芯材パッド
1a 上面(芯材パッドの上面)
1c 側面(芯材パッドの側面
2 成形パッド
2b 下面(成形パッドの下面)
2c 側面(成形パッドの側面)
36 縦溝
37 水平溝
38 横断溝
39 横溝
4 表層成形パッド
7 発泡型
9 上型
g ポリウレタン発泡原料(発泡原料)

Claims (8)

  1. ブロック状成形パッドの下面に、一端側の溝口が該成形パッドの一側面に露出する水平溝と、該水平溝に対し十字状、T文字状、又はL文字状に配される横断溝とが設けられ、且つ該水平溝と該横断溝と前記成形パッドとが、非通気性発泡成形体として一体形成されている芯材パッドと、
    前記水平溝と前記横断溝とに埋めるポリウレタン発泡成形部と共に、前記芯材パッドの上面及び側面に積層されるポリウレタン発泡成形部が一体に成形されて、前記芯材パッドを覆っている表層成形パッドと、を具備し、
    前記側面に積層されるポリウレタン発泡成形部と、前記横断溝に埋まるポリウレタン発泡成形部とを、前記水平溝に埋まるポリウレタン発泡成形部が連結していることを特徴とする車両用クッションパッド。
  2. 前記成形パッドの下端寄り側面に、前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成される縦溝が鉛直方向に設けられ、且つ該縦溝の下端で前記水平溝とつながり、さらに該縦溝がポリウレタン発泡成形部で埋められている請求項1記載の車両用シートパッド。
  3. 前記非通気性発泡成形体が発泡ポリプロピレン又は発泡スチロールの成形体であり、且つ前記縦溝の上端が前記成形パッドの上面側に達している請求項2記載の車両用クッションパッド。
  4. 前記成形パッドの一側面に、前記縦溝が離間して複数設けられ、且つ隣接する縦溝同士をつなぐ水平方向の横溝が前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成され、且つ該縦溝と共に該横溝もポリウレタン発泡成形部で埋められている請求項2又は3に記載の車両用クッションパッド。
  5. ブロック状成形パッドの下面に、一端側の溝口が該成形パッドの一側面に露出する水平溝と、該水平溝に対し十字状、T文字状、又はL文字状に配される横断溝とが設けられ、且つ該水平溝と該横断溝と前記成形パッドとが、非通気性発泡成形体として一体形成されている芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットし、その後、ポリウレタン発泡原料の注入及び型閉じを経て、前記水平溝と前記横断溝とを埋めるポリウレタン発泡成形部と、該芯材パッドの上面及び側面に積層するポリウレタン発泡成形部とが一体になって前記芯材パッドを覆う表層成形パッドを、前記水平溝に埋まるポリウレタン発泡成形部で、前記側面に積層されるポリウレタン発泡成形部と前記横断溝に埋まるポリウレタン発泡成形部とを連結させて、発泡成形することを特徴とする車両用クッションパッドの製造方法。
  6. 前記成形パッドの下端寄り側面に、前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成される縦溝が鉛直方向に設けられ、且つ該縦溝の下端で前記水平溝とつながる芯材パッドとし、該芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットした後、該水平溝と前記横断溝と共に該縦溝を埋めるポリウレタン発泡成形部を備えた前記表層成形パッドを発泡成形する請求項5記載の車両用クッションパッドの製造方法。
  7. 前記非通気性発泡成形体が発泡ポリプロピレン又は発泡スチロールの成形体であり、且つ前記縦溝の上端が前記成形パッドの上面側に達する前記芯材パッドを、発泡型の一の分割型にセットする請求項6記載の車両用クッションパッドの製造方法。
  8. 前記成形パッドの一側面に、前記縦溝が離間して複数設けられ、且つ隣接する縦溝同士をつなぐ水平方向の横溝が前記芯材パッドに係る成形体の一部として一体形成され、該縦溝と共に該横溝も埋めるポリウレタン発泡成形部を備えた前記表層成形パッドを発泡成形する請求項6又は7に記載の車両用クッションパッドの製造方法。
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