JP6708092B2 - モータアッセンブリ及び乗物用シート - Google Patents

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Description

本開示はモータアッセンブリ及び乗物用シートに関する。
従来、シート構成部材を動作させるモータユニットを備えた乗物用シートが知られている(特許文献1参照)。例えば、モータユニットの動力により、シートバックをリクライニングさせる乗物用シートが知られている。また、モータユニットの動力により、シートクッションの位置を変化させる乗物用シートが知られている。
特開2015−20711号公報
乗物用シートには、側方からの衝突に対する強度(以下では側突強度とする)が要求される。側突強度を高めるために、モータユニットの一部を補強ケースで覆うことが考えられる。補強ケースとしては、以下のものが考えられる。
補強ケースは、第1のケース体と第2のケース体とから構成される。第1のケース体はツメ部を備え、第2のケース体は、ツメ部と係合する受け部を備える。ツメ部を受け部に係合することで、第1のケース体と第2のケース体とを組み付ける。
前記の補強ケースの場合、組み付けの後、第1のケース体と第2のケース体との間にがたつきが生じることがある。がたつきがあると、補強ケースが振動したとき、第1のケース体と第2のケース体とが周期的に衝突し、振動や異音が生じてしまう。
本開示の一局面は、補強ケースにおけるがたつきを低減できるモータアッセンブリ及び乗物用シートを提供することを目的とする。
本開示の一態様は、モータ本体と、前記モータ本体の動力を伝達する動力伝達ユニットと、前記モータ本体、及び/又は、前記動力伝達ユニットの少なくとも一部を覆う補強ケースと、を備えるモータアッセンブリである。
前記補強ケースは、第1のケース体と、第2のケース体と、前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの一方に設けられたツメ部と、前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの他方に設けられ、前記ツメ部と係合する受け部と、前記第1のケース体に設けられた弾性部と、を備える。
前記弾性部は、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットと当接して、前記第1のケース体を、前記第2のケース体から離間する方向に付勢する。
本開示のモータアッセンブリでは、弾性部が、第1のケース体を、第2のケース体から離間する方向に付勢する。そのため、第1のケース体と第2のケース体との間のがたつきを低減できる。
本開示のモータアッセンブリは、例えば、以下の構成1をさらに備えていてもよい。
(構成1)
前記弾性部は、一方の端部において前記第1のケース体に固定され、反対側に自由端を有する板バネである。
本開示のモータアッセンブリは、前記構成1をさらに備える場合、弾性部の構成を簡易化することができる。
本開示のモータアッセンブリは、例えば、以下の構成2をさらに備えていてもよい。
(構成2)
前記板バネは、前記動力伝達ユニットの出力軸を中心とする円周に沿って延びる円弧形状を有する。
本開示のモータアッセンブリは、前記構成2をさらに備える場合、補強ケースをコンパクト化することができる。
本開示のモータアッセンブリは、例えば、以下の構成3をさらに備えていてもよい。
(構成3)
前記弾性部を複数備え、複数の前記弾性部のうち、いずれか2つは、前記動力伝達ユニットの出力軸に関して対称となる位置において、前記動力伝達ユニットに当接する。
本開示のモータアッセンブリは、前記構成3をさらに備える場合、第1のケース体を、第2のケース体から離間する方向に、バランスよく付勢することができる。そのため、第1のケース体と第2のケース体との間のがたつきを一層低減できる。
本開示のモータアッセンブリは、例えば、以下の構成4をさらに備えていてもよい。
(構成4)
少なくとも1つの前記弾性部は、前記動力伝達ユニットに設けられた平面部に当接する。
本開示のモータアッセンブリは、前記構成4をさらに備える場合、第1のケース体を、第2のケース体から離間する方向に安定して付勢することができる。そのため、第1のケース体と第2のケース体との間のがたつきを一層低減できる。
本開示の別の態様は、乗物用シートであって、前記乗物用シートの構成部材を動作させる、前記のモータアッセンブリと、前記乗物用シートの幅方向における両側に位置する一対のフレームと、幅方向に延びるロッドと、を備え、前記一対のフレームの間に、前記モータアッセンブリ及び前記ロッドが、幅方向に沿って一列に配列されている。
本開示の乗物用シートでは、モータアッセンブリにおける弾性部が、第1のケース体を、第2のケース体から離間する方向に付勢する。そのため、第1のケース体と第2のケース体との間のがたつきを低減できる。
また、本開示の乗物用シートでは、一対のフレームの間に、モータアッセンブリ及びロッドが、幅方向に沿って一列に配列されているので、側突強度を高めることができる。
乗物用シート1の構成を表す斜視図である。 モータアッセンブリ9の構成を表す斜視図である。 モータアッセンブリ9の構成を表す斜視図である。 モータアッセンブリ9の構成を表す分解斜視図である。 第1のケース体23を右側から見た構成を表す説明図である。 図5におけるVI-VI断面での断面図である。 図5におけるVII-VII断面での断面図である。 第2のケース体25の構成を表す斜視図である。 第2のケース体25を左側から見た構成を表す説明図である。
本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.乗物用シート1の構成
乗物用シート1の構成を図1に基づき説明する。乗物用シート1は自動車のシートである。乗物用シート1は、シートバック及びシートクッションを備えた周知の基本形態を有する。乗物用シート1は、シートバックの骨格を構成するシートバックフレーム3を備える。
シートバックフレーム3は、幅方向Wにおける両側に、一対のバックサイドフレーム5、7を備える。バックサイドフレーム5、7は、それぞれ板状の形状を有し、互いに対向している。バックサイドフレーム5、7の面5a、7aは、一部のフランジ等を除き、幅方向Wと直交する。バックサイドフレーム5、7は、上下方向に延び、シートバックフレーム3の上端及び下端に達している。バックサイドフレーム5、7は一対のフレームに対応する。
乗物用シート1は、モータアッセンブリ9と、ロッド11とを備える。モータアッセンブリ9は、シートバックをリクライニングさせる動力を供給する。モータアッセンブリ9の構成は後述する。ロッド11は真っ直ぐな棒状の部材である。
モータアッセンブリ9とロッド11とは、バックサイドフレーム5、7の間に、幅方向Wに沿って一列に配置されている。モータアッセンブリ9は、バックサイドフレーム5の内側且つ下方に取り付けられている。正面視において、ロッド11の右端11aは、モータアッセンブリ9における後述する出力軸19に対向している。ロッド11の左端11bは、バックサイドフレーム7に対向している。ロッド11の軸方向は幅方向Wと略平行である。なお、本明細書において、特に断らない限り、右とは正面視における右を意味し、左とは正面視における左を意味する。
2.モータアッセンブリ9の構成
モータアッセンブリ9の構成を図2〜図9に基づき説明する。図2〜図4に示すように、モータアッセンブリ9は、モータ本体13と、動力伝達ユニット15と、補強ケース17と、取付部材18と、を備える。
モータ本体13は、電力を供給され、動力を発生する。モータ本体13は略円筒形状を有する。モータ本体13の向きは、その軸方向が鉛直方向からやや後傾した向きである。
動力伝達ユニット15は、モータ本体13の動力を、シートバックをリクライニングさせる機構(図示略)に伝達する。動力伝達ユニット15は、モータ本体13の下部に取り付けられ、モータ本体13の下方に延びている。動力伝達ユニット15はその内部に図示しない回転軸、歯車等を備える。
図4に示すように、動力伝達ユニット15は出力軸19を備える。出力軸19は、モータ本体13の動力を、シートバックをリクライニングさせる機構に伝達する軸である。出力軸19は、幅方向Wと略平行である。
図3に示すように、動力伝達ユニット15は、右側に平面部21を備える。平面部21は平面で構成された動力伝達ユニット15の表面である。平面部21は、幅方向Wに略直交する。出力軸19は、平面部21の略中央を通る。
図2、図4に示すように、補強ケース17は、第1のケース体23と、第2のケース体25と、を備える。第1のケース体23と第2のケース体25とは組み付けられる。
第1のケース体23は、第2のケース体25よりも右側に位置する。第1のケース体23は、弾性を有する樹脂から成る。図3〜図5に示すように、第1のケース体23は、内筒27、外筒29、及び張出部31を備えた基本形態を有する。内筒27、外筒29はそれぞれ円筒形状を有する。内筒27の外径は外筒29の内径より小さく、内筒27は外筒29内に収容されている。内筒27の軸と外筒29の軸とは略一致し、幅方向Wに略平行である。内筒27の左端と外筒29の左端とは同一平面に属する。その平面は幅方向Wに略直交する。
内筒27と外筒29との間には、径方向における幅が一定である空間32が存在する。内筒27と外筒29とは、6枚の接続板33、35、37、39、41、43により接続されている。接続板33、35、37、39、41、43は、内筒27及び外筒29の径方向に延びている。接続板33、35、37、39、41、43は、空間32を複数の区間に区切っている。張出部31は、外筒29における後方側の部分から、さらに後方に延びている。
図4、図5に示すように、第1のケース体23は、受け部47、49、51、53を備える。受け部47は、外筒29の外周面のうち、前方側の部分に接続し、左方向に延びている。受け部49は、外筒29の外周面のうち、下側の部分に接続し、左方向に延びている。受け部51は、張出部31の側面のうち、下側の部分に接続し、左方向に延びている。受け部53は、張出部31の側面のうち、上側の部分に接続し、左方向に延びている。
図4に示すように、受け部47、49、51、53には、それぞれ、幅方向Wと略平行に延びる溝55が形成されている。溝55は、受け部47、49、51、53における一方の面から反対の面まで貫通している。受け部47、49、51、53の左端には、それぞれ、溝55を塞ぐ閉塞部57が設けられている。
図3〜図5に示すように、第1のケース体23は、2枚の板バネ59、61を備える。板バネ59、61は弾性部に対応する。2枚は複数に対応する。板バネ59は、空間32のうち、接続板37と接続板39との間に設けられている。板バネ59は、側面視において円弧形状を有する板状部材である。板バネ59は、その長手方向の一方の端部59aにおいて接続板37に固定され、側面視において、空間32の中を、接続板39に向けて延びている。さらに詳しくは、板バネ59は、側面視において、出力軸19を中心とする円周に沿って延びている。板バネ59における端部59aとは反対側の端部59bは、他の部材に固定されておらず、自由端である。
板バネ59は、図6、図7に示すように、端部59b付近を除き、内筒27及び外筒29の左端よりも右側にある。板バネ59は、端部59bに近づくほど、左方向に突出する。図6に示すように、端部59bは、内筒27及び外筒29の左端よりも左方向(図6における下側)に突出している。端部59bは、略L字型に屈曲し、左方向に突出する形状を有する。
板バネ61は、板バネ59と同様の形状を有する。板バネ61は、空間32のうち、接続板33と接続板43との間に設けられている。板バネ61は、その長手方向の一方の端部61aにおいて接続板43に固定され、側面視において、空間32の中を、接続板33に向けて延びている。さらに詳しくは、板バネ61は、側面視において、出力軸19を中心とする円周に沿って延びている。板バネ61における端部61aとは反対側の端部61bは、他の部材に固定されておらず、自由端である。
板バネ61は、端部61b付近を除き、内筒27及び外筒29の左端よりも右側にある。板バネ61は、端部61bに近づくほど、左方向に突出する。端部61bは、内筒27及び外筒29の左端よりも左方向に突出している。端部61bは、略L字型に屈曲し、左方向に突出する形状を有する。図5に示すように、端部61bと端部59bとは、側面視において、出力軸19に関して対称となる位置にある。すなわち、端部61bと端部59bとは、側面視において、出力軸19を通る1本の直線上にあり、出力軸19から等距離である。
図8、図9に示すように、第2のケース体25は、本体部63と、第1壁部65と、第2壁部67と、を備える基本形態を有する。本体部63は、側面視において略扇型形状を有する部材である。本体部63の板厚方向は幅方向Wに略平行である。本体部63は、その中心に中心孔69を備える。第1壁部65は、本体部63における外周部分のうち、後方側の部分から、右方向に延びている。第2壁部67は、本体部63における外周部分のうち、前方側の部分から、右方向に延びている。
図4、図8、図9に示すように、第2のケース体25は、ツメ部71、73、75、77を備える。ツメ部71は、第2壁部67の外周面に設けられている。ツメ部73、75は、それぞれ、本体部63における下側の側面に設けられている。ツメ部77は、本体部63における上側の側面に設けられている。
ツメ部71、73、75、77は、それぞれ、第2のケース体25の外周方向に突出する形状を有する。ツメ部71、73、75、77は、それぞれ、正面視において楔形の形状を有しており、右側にゆくほど低くなるように傾斜している。
第1のケース体23と第2のケース体25とは、以下のように組みつけられる。図4に示すように、第1のケース体23を動力伝達ユニット15の右側に配置し、第2のケース体25を動力伝達ユニット15の左側に配置する。第1のケース体23の向きは、受け部47、49、51、53が左方向に延びる向きとする。第2のケース体25の向きは、第1壁部65及び第2壁部67が右方向に延びる向きとする。
動力伝達ユニット15を間に挟みながら、第1のケース体23と第2のケース体25とを接近させ、受け部47、49、51、53を、第2のケース体25の外周部に当接させる。このとき、ツメ部71は受け部47の溝55に進入し、ツメ部73は受け部49の溝55に進入し、ツメ部75は受け部51の溝55に進入し、ツメ部77は受け部53の溝55に進入する。すなわち、ツメ部71、73、75、77と受け部47、49、51、53とは係合する。
ツメ部71、73、75、77と受け部47、49、51、53とを係合させたとき、板バネ59の端部59bは、動力伝達ユニット15の平面部21に押し当てられる。そのため、板バネ59は、端部59bが右側に移動するように弾性変形する。板バネ59は、その弾性変形により生じる反力によって、第1のケース体23を右方向(すなわち、第2のケース体25から離間する方向)に付勢する。
また、ツメ部71、73、75、77と受け部47、49、51、53とを係合させたとき、板バネ61の端部61bは、動力伝達ユニット15の平面部21に押し当てられる。そのため、板バネ61は、端部61bが右側に移動するように弾性変形する。板バネ61は、その弾性変形により生じる反力によって、第1のケース体23を右方向(すなわち、第2のケース体25から離間する方向)に付勢する。
第1のケース体23が、第2のケース体25から離間する方向に付勢されるため、ツメ部71、73、75、77は、受け部47、49、51、53の溝55に対して相対的に左方向に移動し、閉塞部57に押し当てられる。
取付部材18は、動力伝達ユニット15に取り付けられるともに、バックサイドフレーム5に取り付けられる。よって、モータアッセンブリ9は、取付部材18を介してバックサイドフレーム5に取り付けられる。モータアッセンブリ9をバックサイドフレーム5に取り付けたとき、図1に示すように、ロッド11の右端11aは、中心孔69を通り、補強ケース17内に入る。右端11aは、出力軸19に対向する。
3.モータアッセンブリ9及び乗物用シート1が奏する効果
モータアッセンブリ9及び乗物用シート1は以下の効果を奏する。
(1A)板バネ59、61は、動力伝達ユニット15と当接して、第1のケース体23を、第2のケース体25から離間する方向に付勢する。その付勢力により、ツメ部71、73、75、77は、閉塞部57に押し当てられる。その結果、ツメ部71、73、75、77が溝55の中で動いてしまうことが生じにくいので、第1のケース体23と第2のケース体25との間のがたつきを低減できる。なお、がたつきとは、第1のケース体23と第2のケース体25とを組み付けた状態で、それらが相対的に動くことを意味する。
(1B)モータアッセンブリ9は、第1のケース体23を第2のケース体25から離間する方向に付勢するための構成として、板バネ59、61を備える。そのことにより、第1のケース体23を第2のケース体25から離間する方向に付勢するための構成を簡易化することができる。
(1C)板バネ59、61は、側面視において、動力伝達ユニット15の出力軸19を中心とする円周に沿って延びる円弧形状を有する。そのため、板バネ59、61が側面視において真っ直ぐ延びる場合に比べて、板バネ59、61が要するスペースを低減でき、補強ケース17をコンパクト化することができる。
(1D)モータアッセンブリ9は、複数の板バネ59、61を備える。そのため、第1のケース体23を、第2のケース体25から離間する方向に、バランスよく付勢することができる。その結果、第1のケース体23と第2のケース体25との間のがたつきを一層低減できる。
(1E)板バネ59の端部59bと、板バネ61の端部61bとは、動力伝達ユニット15の出力軸19に関して対称となる位置において、動力伝達ユニット15に当接する。そのため、第1のケース体23を、第2のケース体25から離間する方向に、バランスよく付勢することができる。その結果、第1のケース体23と第2のケース体25との間のがたつきを一層低減できる。
(1F)板バネ59の端部59bと、板バネ61の端部61bとは、動力伝達ユニット15に設けられた平面部21に当接する。そのため、第1のケース体23を、第2のケース体25から離間する方向に安定して付勢することができる。その結果、第1のケース体23と第2のケース体25との間のがたつきを一層低減できる。
(1G)乗物用シート1では、バックサイドフレーム5、7の間に、モータアッセンブリ9及びロッド11が、幅方向Wに沿って一列に配列されているので、側突強度を高めることができる。
<他の実施形態>
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)補強ケース17は、モータ本体13を覆うものであってもよい。また、補強ケース17は、モータ本体13と動力伝達ユニット15とを覆うものであってもよい。
(2)第1のケース体23がツメ部71、73、75、77を備え、第2のケース体25が受け部47、49、51、53を備えていてもよい。
(3)板バネ59、61以外の弾性部を用いてもよい。弾性部として、例えば、ゴム、つるまきバネ等が挙げられる。
(4)板バネ59、61の形状は適宜設定できる。板バネ59、61の形状は、例えば、側面視において長方形等であってもよい。
(5)板バネの数は2以外であってもよい。例えば、板バネの数を、1、3、4、5・・・とすることができる。
(6)モータアッセンブリ9は、バックサイドフレーム7に取り付けられていてもよい。すなわち、モータアッセンブリ9がロッド11よりも左側に位置していてもよい。
(7)端部59b、61bの形状は他の形状であってもよい。例えば、端部59b、61bの形状は、平坦な形状であってもよい。
(8)上記実施形態では、乗物用シート1を自動車に適用したが、乗物用シート1を、自動車以外の乗り物(例えば、鉄道車両、航空機、船舶等)に用いてもよい。
(9)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、3…シートバックフレーム、5、7…バックサイドフレーム、9…モータアッセンブリ、11…ロッド、11a…右端、11b…左端、13…モータ本体、15…動力伝達ユニット、17…補強ケース、18…取付部材、19…出力軸、21…平面部、23…第1のケース体、25…第2のケース体、27…内筒、29…外筒、31…張出部、32…空間、33、35、37、39、41、43…接続板、47、49、51、53…受け部、55…溝、57…閉塞部、59、61…板バネ、59a、59b、61a、61b…端部、63…本体部、65…第1壁部、67…第2壁部、69…中心孔、71、73、75、77…ツメ部

Claims (5)

  1. モータ本体と、
    前記モータ本体の動力を伝達する動力伝達ユニットと、
    前記モータ本体、及び/又は、前記動力伝達ユニットの少なくとも一部を覆う補強ケースと、
    を備え、
    前記補強ケースは、
    第1のケース体と、
    第2のケース体と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの一方に設けられたツメ部と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの他方に設けられ、前記ツメ部と係合する受け部と、
    前記第1のケース体に設けられた弾性部と、
    を備え、
    前記弾性部は、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットと当接して、前記第1のケース体を、前記第2のケース体から離間する方向に付勢し、
    前記弾性部は、一方の端部において前記第1のケース体に固定され、反対側に自由端を有する板バネであり、
    前記板バネは、前記動力伝達ユニットの出力軸を中心とする円周に沿って延びる円弧形状を有するモータアッセンブリ。
  2. モータ本体と、
    前記モータ本体の動力を伝達する動力伝達ユニットと、
    前記モータ本体、及び/又は、前記動力伝達ユニットの少なくとも一部を覆う補強ケースと、
    を備え、
    前記補強ケースは、
    第1のケース体と、
    第2のケース体と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの一方に設けられたツメ部と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの他方に設けられ、前記ツメ部と係合する受け部と、
    前記第1のケース体に設けられた弾性部と、
    を備え、
    前記弾性部は、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットと当接して、前記第1のケース体を、前記第2のケース体から離間する方向に付勢し、
    前記弾性部を複数備え、
    複数の前記弾性部のうち、いずれか2つは、前記動力伝達ユニットの出力軸に関して対称となる位置において、前記動力伝達ユニットに当接するモータアッセンブリ。
  3. モータ本体と、
    前記モータ本体の動力を伝達する動力伝達ユニットと、
    前記モータ本体、及び/又は、前記動力伝達ユニットの少なくとも一部を覆う補強ケースと、
    を備え、
    前記補強ケースは、
    第1のケース体と、
    第2のケース体と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの一方に設けられたツメ部と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの他方に設けられ、前記ツメ部と係合する受け部と、
    前記第1のケース体に設けられた弾性部と、
    を備え、
    前記弾性部は、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットと当接して、前記第1のケース体を、前記第2のケース体から離間する方向に付勢し、
    少なくとも1つの前記弾性部は、前記動力伝達ユニットに設けられた平面部に当接するモータアッセンブリ。
  4. モータ本体と、
    前記モータ本体の動力を伝達する動力伝達ユニットと、
    前記モータ本体、及び/又は、前記動力伝達ユニットの少なくとも一部を覆う補強ケースと、
    を備え、
    前記補強ケースは、
    第1のケース体と、
    第2のケース体と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの一方に設けられたツメ部と、
    前記第1のケース体及び前記第2のケース体のうちの他方に設けられ、前記ツメ部と係合する受け部と、
    前記第1のケース体に設けられた弾性部と、
    を備え、
    前記弾性部は、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットと当接して、前記第1のケース体を、前記第2のケース体から離間する方向に付勢し、
    前記弾性部は、一方の端部において前記第1のケース体に固定され、反対側に自由端を有する板バネであり、
    前記板バネは、前記モータ本体又は前記動力伝達ユニットから、前記板バネの板厚方向の力を受けて弾性変形するモータアッセンブリ。
  5. 乗物用シートであって、
    前記乗物用シートの構成部材を動作させる、請求項1〜のいずれか1項に記載のモータアッセンブリと、
    前記乗物用シートの幅方向における両側に位置する一対のフレームと、
    幅方向に延びるロッドと、
    を備え、
    前記一対のフレームの間に、前記モータアッセンブリ及び前記ロッドが、幅方向に沿って一列に配列されている乗物用シート。
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