JP6705326B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、エンジンと燃料供給装置と発電機とバッテリとを備える自動車に関する。
従来、自動車として、ポート噴射弁および筒内噴射弁を有するエンジンと、ポート噴射弁および筒内噴射弁に燃料を供給する燃料供給装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、燃料供給装置は、燃料タンクと、燃料タンクの燃料をポート噴射弁が接続された第1通路に供給するフィードポンプと、第1通路に設けられた逆止弁と、第1通路における逆止弁よりもポート噴射弁側の燃料を加圧して筒内噴射弁が接続された第2通路に供給する高圧燃料ポンプと、を備える。この自動車では、ポート噴射弁に供給する燃料の燃圧が目標燃圧となるようにフィードポンプを制御する。
特開2015−218595号公報
上述の自動車では、エンジンの運転開始後に、ポート噴射弁に供給する燃料の目標燃圧を低下させると、フィードポンプの吐出量を少なくすることによって、第1通路における逆止弁よりもフィードポンプ側の燃圧がポート噴射弁側の燃圧以下となって逆止弁が閉弁することがある。逆止弁が閉弁すると、高圧燃料ポンプの駆動によって発生する第1通路の燃圧の脈動が大きくなり、燃料供給装置などが振動して異音が発生することがある。
本発明のハイブリッド自動車は、ポート噴射弁や筒内噴射弁に燃料を供給する燃料供給装置などが振動して異音が発生するのを抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
吸気管に燃料を噴射するポート噴射弁と、筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁と、を有するエンジンと、
燃料タンクと、前記燃料タンクの燃料を前記ポート噴射弁が接続された第1通路に供給する第1ポンプと、前記第1通路に設けられ且つ前記第1ポンプ側の燃圧が前記ポート噴射弁側の燃圧よりも高いときに開弁し且つ前記第1ポンプ側の燃圧が前記ポート噴射弁側の燃圧以下のときに閉弁する逆止弁と、前記第1通路における前記逆止弁よりも前記ポート噴射弁側の燃料を加圧して前記筒内噴射弁が接続された第2通路に供給する第2ポンプと、を有する燃料供給装置と、
前記エンジンからの動力を用いて発電する発電機と、
前記発電機と電力をやりとりするバッテリと、
前記エンジンと前記燃料供給装置と発電機とを制御する制御装置と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記エンジンから要求出力が出力されるように前記エンジンを制御すると共に、前記要求出力が大きいときには小さいときに比して前記第1ポンプの吐出量が多くなり且つ前記ポート噴射弁に供給する燃料の目標燃圧が高いときには低いときに比して前記第1ポンプの吐出量が多くなるように前記第1ポンプを制御し、
更に、前記制御装置は、前記エンジンの運転開始後に前記目標燃圧を低下させる際には、前記目標燃圧を低下させる前に比して前記要求出力を増加させる、
ことを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、エンジンから要求出力が出力されるようにエンジンを制御すると共に、要求出力が大きいときには小さいときに比して第1ポンプの吐出量が多くなり且つポート噴射弁に供給する燃料の目標燃圧が高いときには低いときに比して第1ポンプの吐出量が多くなるように第1ポンプを制御する。そして、エンジンの運転開始後に目標燃圧を低下させる際には、目標燃圧を低下させる前に比して要求出力を増加させる。したがって、目標燃圧を低下させることによる第1ポンプの吐出量の減少を、要求出力を増加させることによる第1ポンプの吐出量の増加によって抑制することができる。これにより、第1通路における逆止弁よりも第1ポンプ側の燃圧がポート噴射弁側の燃圧以下となるのを抑制することができ、逆止弁が閉弁するのを抑制することができる。この結果、第2ポンプの駆動によって発生する第1通路の燃圧の脈動が大きくなるのを抑制することができ、燃料供給装置などが振動して異音が発生するのを抑制することができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記目標燃圧が前記第1所定燃圧で所定時間が経過したときに、前記バッテリの蓄電割合が所定割合よりも高い第1条件と、前記バッテリの温度が第1所定温度未満である第2条件と、前記バッテリの温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度よりも高い第3条件と、のうちの少なくとも1つが成立し得ているときには、前記目標燃圧を保持する、ものとしてもよい。ここで、「第1条件」は、バッテリの充電電力の増加による過充電を抑制するための条件であり、「第2条件」は、バッテリの低温環境での充電電力の増加を抑制してバッテリの劣化を抑制するための条件であり、「第3条件」は、バッテリの充電電力の増加による発熱量の増加を抑制してバッテリの過度の温度上昇を抑制するための条件である。目標出力を保持する場合、要求出力(バッテリの充電電力)を増加させなくてよいから、バッテリをより保護することができる。
本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22や燃料供給装置60の構成の概略を示す構成図である。 実施例のエンジンECU24により実行される目標燃圧設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、エンジン22や燃料供給装置60の構成の概略を示す構成図である。
実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、燃料供給装置60と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などの燃料を用いて動力を出力する内燃機関として構成されている。図2に示すように、エンジン22は、吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁125と、筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁126と、を有する。エンジン22は、ポート噴射弁125と筒内噴射弁126とを有することにより、ポート噴射モードと筒内噴射モードと共用噴射モードとのいずれかで運転が可能となっている。
ポート噴射モードでは、エアクリーナ122によって清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共にポート噴射弁125から燃料を噴射して空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギによって押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。筒内噴射モードでは、ポート噴射モードと同様に空気を燃焼室に吸入し、吸気行程の途中あるいは圧縮行程に至ってから筒内噴射弁126から燃料を噴射し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させてクランクシャフト26の回転運動を得る。共用噴射モードでは、空気を燃焼室に吸入する際にポート噴射弁125から燃料を噴射すると共に吸気行程や圧縮行程で筒内噴射弁126から燃料を噴射し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させてクランクシャフト26の回転運動を得る。これらの噴射モードは、エンジン22の運転状態に基づいて切り替えられる。
燃焼室からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)を有する浄化装置134を介して外気に排出される。
図2に示すように、燃料供給装置60は、エンジン22のポート噴射弁125および筒内噴射弁126に燃料を供給する装置として構成されている。燃料供給装置60は、燃料タンク61と、燃料タンク61の燃料をポート噴射弁125が接続された低圧側通路(第1通路)63に供給するフィードポンプ(第1ポンプ)62と、低圧側通路63に設けられた逆止弁64と、低圧側通路63における逆止弁64よりもポート噴射弁125側の燃料を加圧して筒内噴射弁126が接続された高圧側通路(第2通路)66に供給する高圧燃料ポンプ(第2ポンプ)65と、を備える。
フィードポンプ62および逆止弁64は、燃料タンク61内に配置されている。フィードポンプ62は、バッテリ50からの電力の供給を受けて作動する電動ポンプとして構成されている。逆止弁64は、低圧側通路63におけるフィードポンプ62側の燃圧(燃料の圧力)がポート噴射弁125側の圧力よりも高いときには開弁し、フィードポンプ62側の圧力がポート噴射弁125側の圧力以下のときには閉弁する。
高圧燃料ポンプ65は、エンジン22からの動力(カムシャフトの回転)によって駆動されて低圧側通路63内の燃料を加圧するポンプである。高圧燃料ポンプ65は、その吸入口に接続されて燃料を加圧する際に開閉する電磁バルブ65aと、その吐出口に接続されて燃料の逆流を防止すると共に高圧側通路66内の燃圧を保持するチェックバルブ65bと、を有する。この高圧燃料ポンプ65は、エンジン22の運転中に電磁バルブ65aが開弁されると、フィードポンプ62からの燃料を吸入し、電磁バルブ65aが閉弁されたときに、エンジン22からの動力によって作動する図示しないプランジャによって圧縮した燃料をチェックバルブ65bを介して高圧側通路66に断続的に送り込むことにより、高圧側通路66に供給する燃料を加圧する。なお、高圧燃料ポンプ65の駆動時には、低圧側通路63内の燃圧や高圧側通路66内の燃圧がエンジン22の回転(カムシャフトの回転)に応じて脈動する。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
エンジンECU24には、エンジン22を運転制御したり燃料供給装置60を制御したりするのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションθcrや、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温Twを挙げることができる。また、吸気バルブ128を開閉するインテークカムシャフトや排気バルブを開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジションθcaも挙げることができる。さらに、スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットル開度THや、吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からの吸入空気量Qa,吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温Taも挙げることができる。加えて、排気管に取り付けられた空燃比センサ135aからの空燃比AFや、排気管に取り付けられた酸素センサ135bからの酸素信号O2も挙げることができる。また、燃料供給装置60の低圧側通路63におけるポート噴射弁125付近に取り付けられた燃圧センサ68からのポート噴射弁125に供給する燃料の燃圧Pfpや、燃料供給装置60の高圧側通路66における筒内噴射弁126付近に取り付けられた燃圧センサ69からの筒内噴射弁126に供給する燃料の燃圧Pfdも挙げることができる。
エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御したり燃料供給装置60を制御したりするための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される信号としては、例えば、ポート噴射弁126への駆動信号や筒内噴射弁126への駆動信号,スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号,イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号を挙げることができる。また、フィードポンプ62への駆動制御信号,高圧燃料ポンプ65の電磁バルブ65aへの駆動制御信号も挙げることができる。
エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。また、エンジンECU24は、エアフローメータ148からの吸入空気量Qaとエンジン22の回転数Neとに基づいて体積効率(エンジン22の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の比)KLを演算している。
図1に示すように、プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、モータMG1,MG2と接続されると共に電力ライン54を介してバッテリ50と接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2,モータMG2の温度を検出する温度センサからのモータMG2の温度tm2などが入力ポートを介して入力されている。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、電力ライン54を介してインバータ41,42と接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbやバッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、ハイブリッド走行(HV走行)モードや電動走行(EV走行)モードで走行する。ここで、HV走行モードは、エンジン22を運転しながら、エンジン22の運転を伴って走行するモードであり、EV走行モードは、エンジン22の運転を伴わずに走行するモードである。
HV走行モードでは、HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸36に要求される要求トルクTd*を設定し、設定した要求トルクTd*に駆動軸36の回転数Ndを乗じて駆動軸36に要求される要求パワーPd*を計算する。ここで、駆動軸36の回転数Ndは、例えば、モータMG2の回転数Nm2や車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数などを用いることができる。続いて、バッテリ50の蓄電割合SOCに基づいてバッテリ50の充電要求パワーPch*を設定し、要求パワーPd*と充電要求パワーPch*との和を車両に要求される要求パワーPe*として計算する。そして、エンジン22から要求パワーPe*が出力されると共に要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようにエンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定する。そして、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*をエンジンECU24に送信すると共に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。エンジンECU24は、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を受信すると、この目標回転数Ne*および目標トルクTe*に基づいてエンジン22が運転されるようにエンジン22の吸入空気量制御,燃料噴射制御,点火制御などを行なう。また、エンジンECU24は、エンジン22を運転する際には、燃料供給装置60のフィードポンプ62および高圧燃料ポンプ65の制御も行なう。モータECU40は、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を受信すると、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。このHV走行モードでは、要求パワーPe*が停止用閾値Pstop以下に至ったときなどエンジン22の停止条件が成立したときに、エンジン22の運転を停止して、EV走行モードに移行する。
ここで、エンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,燃料供給装置60のフィードポンプ62や高圧燃料ポンプ65の制御について説明する。
吸入空気量制御では、まず、目標トルクTe*に基づいて目標空気量Qa*を設定する。続いて、吸入空気量Qaが目標空気量Qa*となるように目標スロットル開度TH*を設定する。そして、スロットル開度THが目標スロットル開度TH*となるようにスロットルモータ136を制御する。
燃料噴射制御では、まず、エンジン22の回転数Neおよび体積効率KLに基づいてポート噴射モード,筒内噴射モード,共用噴射モードから実行用噴射モードを設定する。続いて、目標空気量Qa*と実行用噴射モードとに基づいて空燃比AFが目標空燃比AF*(例えば理論空燃比)となるようにポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射量Qfp*,Qfd*を設定する。そして、目標噴射量Qfp*,Qfd*と燃圧Pfp,Pfdとに基づいてポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射時間τfp*,τfd*を設定する。こうして目標噴射時間τfp*,τpd*を設定すると、目標噴射時間τfp*,τfd*の燃料噴射が筒内噴射弁125およびポート噴射弁126から行なわれるように筒内噴射弁125およびポート噴射弁126を制御する。
フィードポンプ62の制御では、まず、ポート噴射弁125に供給する燃料の目標燃圧Pfp*と、ポート噴射弁125および筒内噴射弁126の目標噴射量Qfp*,Qfd*の和としてのトータル目標噴射量Qfsumと、に基づいてフィードポンプ62の目標吐出量Qpp*を設定する。ここで、目標燃圧Pfp*の設定方法については後述する。また、目標吐出量Qpp*は、実施例では、目標燃圧Pfp*が高いときには低いときに比して多くなり且つトータル目標噴射量Qfsumが多いときには少ないときに比して多くなるように設定するものとした。具体的には、目標吐出量Qpp*は、目標燃圧Pfp*が高いほど多くなり且つトータル目標噴射量Qfpsumが多いほど多くなるように設定するものとした。こうして目標吐出量Qpp*を設定すると、フィードポンプ62からの吐出量(燃料量)が目標吐出量Qpp*となるようにフィードポンプ62を制御する。
高圧燃料ポンプ65の制御では、まず、筒内噴射弁126に供給する燃料の目標燃圧Pfd*と、筒内噴射弁126の目標噴射量Qfd*と、に基づいて高圧側燃料ポンプ65の目標吐出量Qpd*を設定する。ここで、目標燃圧Pfd*は、例えば、数MPa〜十数MPa程度を用いることができる。また、目標吐出量Qpd*は、実施例では、目標燃圧Pfd*が高いときには低いときに比して多くなり且つ目標噴射量Qfd*が多いときには少ないときに比して多くなるように設定するものとした。具体的には、目標吐出量Qpd*は、目標燃圧Pfd*が高いほど多くなり且つ目標噴射量Qfdが多いほど多くなるように設定するものとした。こうして目標吐出量Qpd*を設定すると、高圧燃料ポンプ65からの吐出量(燃料量)が目標吐出量Qpd*となるように高圧燃料ポンプ65の電磁バルブ65aを制御する。
EV走行モードでは、HVECU70は、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸36の要求トルクTd*を設定し、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共に要求トルクTd*をモータMG2のトルク指令Tm2*に設定し、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。モータECU40は、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を受信すると、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。このEV走行モードでは、HV走行モードのときと同様に計算した要求パワーPe*が停止用閾値Pstopよりも大きい始動用閾値Pstart以上に至ったときなどエンジン22の始動条件が成立したときに、エンジン22を始動してHV走行モードに移行する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、ポート噴射弁125に供給する燃料の目標燃圧Pfp*を設定する際の処理について説明する。図3は、実施例のエンジンECU24により実行される目標燃圧設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン22の運転開始時に実行される。
目標燃圧設定ルーチンが実行されると、エンジンECU24は、まず、比較的高い所定燃圧Pfpupを目標燃圧Pfp*に設定する(ステップS100)。ここで、所定燃圧Pfpupは、例えば、510kPa,530kPa,550kPaなどを用いることができる。このようにして、目標燃圧Pfp*を比較的高い所定燃圧Pfpupとすることにより、目標燃圧Pfp*を後述の比較的低い所定燃圧Pfpnoとする場合に比して、燃料の霧化を促進させることができる。
こうして所定燃圧Pfpupを目標燃圧Pfp*に設定すると、所定時間T1が経過するのを待つ(ステップS110)。ここで、所定時間T1は、例えば、5秒や6秒,7秒などを用いることができる。そして、所定時間T1が経過すると、バッテリ50の蓄電割合SOCおよび電池温度Tbを入力する(ステップS120)。ここで、バッテリ50の蓄電割合SOCは、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて演算されたものをバッテリECU52からHVECU70を介して通信により入力するものとした。バッテリ50の電池温度Tbは、温度センサ51cにより検出されたものをバッテリECU52からHVECU70を介して通信により入力するものとした。
次に、バッテリ50の蓄電割合SOCを閾値Srefと比較すると共に(ステップS130)、バッテリ50の電池温度Tbが閾値Tblo以上で且つ閾値Tbhi以下の範囲内か否かを判定する(ステップS140)。ここで、閾値Srefは、例えば、70%や75%,80%などを用いることができ、閾値Tbloは、例えば、−20℃や−15℃,−10℃などを用いることができ、閾値Tbhiは、例えば、45℃や50℃,55℃などを用いることができる。この閾値Srefや閾値Tblo,閾値Tbhiについての詳細は後述する。
ステップS130,S140で、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Sref以下で且つバッテリ50の電池温度Tbが閾値Tblo以上で且つ閾値Tbhi以下の範囲内のときには、充電電力増加指令をHVECU70に送信すると共に(ステップS150)、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpupからそれよりも低い所定燃圧Pfpnoに切り替えて(ステップS160)、本ルーチンを終了する。ここで、所定燃圧Pfpnoは、例えば、380kPaや400kPa,420kPaなどを用いることができる。また、本ルーチンを終了すると、その後は、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpnoで保持する。HVECU70は、充電電力増加指令を受信すると、所定時間T2に亘って、バッテリ50の蓄電割合SOCに基づく基本値Pchtmpに正の所定値α(例えば、数kW程度)を加えた値(Pchtmp+α)を充電要求パワーPch*として設定する。なお、充電電力増加指令を受信していないときや充電電力増加指令を受信してから所定時間T2が経過した後には、基本値Pchtmpを充電要求パワーPch*に設定する。したがって、HVECU70が充電電力増加指令を受信してから(目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpupから所定燃圧Pfpnoに切り替えてから)所定時間T2の間は、それ以外のときに比して充電要求パワーPch*を大きくする充電電力増加処理を行なうことになる。
いま、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpupから所定燃圧Pfpnoに切り替える(低下させる)ときを考える。目標燃圧Pfp*を低下させると、フィードポンプ62の吐出量を少なくするから、低圧側通路63における逆止弁64よりもフィードポンプ62側の圧力がポート噴射弁125側の圧力以下となって逆止弁64が閉弁することがある。逆止弁64が閉弁すると、高圧燃料ポンプ65の駆動によって発生する低圧側通路63の燃圧の脈動が大きくなり、燃料供給装置60(低圧側通路63や燃料タンク61など)や燃料供給装置60が配置される車体などの振動が大きくなって異音が発生することがある。実施例では、目標燃圧Pfp*を低下させるときには、充電要求パワーPch*を大きくするから、要求パワーPe*,目標トルクTe*を大きくし、ポート噴射弁125および筒内噴射弁126のトータル目標噴射量Qfsum(=Qfp*+Qfd*)を多くすることができる。これにより、フィードポンプ62の吐出量が少なくなるのを抑制することができるから、低圧側通路63における逆止弁64よりもフィードポンプ62側の圧力がポート噴射弁125側の圧力以下となるのを抑制することができ、逆止弁64が閉弁するのを抑制することができる。この結果、高圧燃料ポンプ65の駆動によって発生する低圧側通路63の燃圧の脈動が大きくなるのを抑制することができ、燃料供給装置60(低圧側通路63や燃料タンク61など)や車体などが振動して異音が発生するのを抑制することができる。
なお、上述の所定値αは、逆止弁64が閉弁するのを抑制することができるように設定するのが好ましい。また、上述の閾値Srefは、充電電力増加処理を行なうと過充電を生じる可能性があるか否かを判定するのに用いられる閾値である。閾値Tbloは、充電電力増加処理を行なうとバッテリ50が低温環境であるためにバッテリ50の劣化の促進を生じる可能性があるか否かを判定するのに用いられる閾値である。閾値Tbhiは、充電電力増加処理を行なうと発熱量の増加によってバッテリ50の過度の温度上昇を生じる可能性があるか否かを判定するのに用いられる閾値である。
ステップS130でバッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Srefよりも大きいときや、ステップS140でバッテリ50の電池温度Tbが閾値Tblo未満であるか閾値Tbhiよりも高いときには、ステップS150,S160の処理を実行せずに、即ち、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpupで保持して、本ルーチンを終了する。これにより、バッテリ50の充電電力の増加による過充電を抑制したり、バッテリ50の低温環境での充電電力の増加を抑制してバッテリ50の劣化を抑制したり、バッテリ50の充電電力の増加による発熱量の増加を抑制してバッテリ50の過度の温度上昇を抑制したりすることができる。なお、この場合、その後に、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Sref以下で且つバッテリ50の電池温度Tbが閾値Tblo以上で且つ閾値Tbhi以下の範囲内となったときに、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpnoに切り替えるものとしてもよい。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の運転開始時に目標燃圧Pfp*に所定燃圧Pfpupを設定した後に目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpupよりも低い所定燃圧Pfpnoに切り替える際には、その前に比して、充電要求パワーPch*を大きくすることによってエンジン22の要求パワーPe*ひいては目標トルクTe*を大きくし、ポート噴射弁125および筒内噴射弁126のトータル目標噴射量Qfsumを多くする。これにより、目標燃圧Pfp*を低下させる際にフィードポンプ62の吐出量が低下するのを抑制することができ、低圧側通路63における逆止弁64よりもフィードポンプ62側の圧力がポート噴射弁125側の圧力以下となるのを抑制することができ、逆止弁64が閉弁するのを抑制することができる。この結果、高圧燃料ポンプ65の駆動によって発生する低圧側通路63の燃圧の脈動が大きくなるのを抑制することができ、燃料供給装置60(低圧側通路63や燃料タンク61など)や車体などが振動して異音が発生するのを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、目標燃圧Pfp*に所定燃圧Pfpupを設定して所定時間T1が経過したときには、バッテリ50の蓄電割合SOCおよび電池温度Tbに応じて目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpnoに切り替えるか所定燃圧Pfpupで保持するかを判断するものとした。しかし、目標燃圧Pfp*に所定燃圧Pfpupを設定して所定時間T1が経過したときには、バッテリ50の蓄電割合SOCと電池温度Tbとのうちの何れかだけに応じて目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpnoに切り替えるか所定燃圧Pfpupで保持するかを判断するものとしてもよい。また、目標燃圧Pfp*に所定燃圧Pfpupを設定して所定時間T1が経過したときには、バッテリ50の蓄電割合SOCや電池温度Tbに拘わらずに、目標燃圧Pfp*を所定燃圧Pfpnoに切り替えるものとしてもよい。なお、目標燃圧Pfp*を切り替える際には、充電電力増加処理を行なうことによって、充電要求パワーPch*を大きくして要求パワーPe*を大きくすることにより、実施例と同様の効果を奏することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジンECU24とモータECU40とHVECU70とを備えるものとした。しかし、エンジンECU24とモータECU40とHVECU70とを単一の電子制御ユニットとして構成するものとしてもよい。
実施例では、駆動輪39a,39bに連結された駆動軸36にプラネタリギヤ30を介してエンジン22およびモータMG1を接続すると共に駆動軸36にモータMG2を接続する構成とした。しかし、駆動輪に連結された駆動軸に変速機を介してモータを接続すると共にそのモータの回転軸にクラッチを介してエンジンを接続するいわゆる1モータハイブリッド自動車の構成としてもよい。また、駆動輪に連結された駆動軸に走行用モータを接続すると共にその走行用モータと電力をやりとりする発電用モータをエンジンの出力軸に接続するいわゆるシリーズハイブリッド自動車の構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、燃料供給装置60が「燃料供給装置」に相当し、エンジンECU24とモータECU40とHVECU70とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 燃料供給装置、61 燃料タンク、62 フィードポンプ、63 低圧側通路、64 逆止弁、65 高圧燃料ポンプ、65a 電磁バルブ、65b チェックバルブ、66 高圧側通路、68,69 燃圧センサ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、125 ポート噴射弁、126 筒内噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. 吸気管に燃料を噴射するポート噴射弁と、筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁と、を有するエンジンと、
    燃料タンクと、前記燃料タンクの燃料を前記ポート噴射弁が接続された第1通路に供給する第1ポンプと、前記第1通路に設けられ且つ前記第1ポンプ側の燃圧が前記ポート噴射弁側の燃圧よりも高いときに開弁し且つ前記第1ポンプ側の燃圧が前記ポート噴射弁側の燃圧以下のときに閉弁する逆止弁と、前記第1通路における前記逆止弁よりも前記ポート噴射弁側の燃料を加圧して前記筒内噴射弁が接続された第2通路に供給する第2ポンプと、を有する燃料供給装置と、
    前記エンジンからの動力を用いて発電する発電機と、
    前記発電機と電力をやりとりするバッテリと、
    前記エンジンと前記燃料供給装置と発電機とを制御する制御装置と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御装置は、前記エンジンから要求出力が出力されるように前記エンジンを制御すると共に、前記要求出力が大きいときには小さいときに比して前記第1ポンプの吐出量が多くなり且つ前記ポート噴射弁に供給する燃料の目標燃圧が高いときには低いときに比して前記第1ポンプの吐出量が多くなるように前記第1ポンプを制御し、
    更に、前記制御装置は、前記エンジンの運転開始後に前記目標燃圧を低下させる際には、前記目標燃圧を低下させる前に比して前記要求出力を増加させ、
    更に、前記制御装置は、前記目標燃圧が第1所定燃圧で所定時間が経過したときに、前記バッテリの蓄電割合が所定割合よりも高い第1条件と、前記バッテリの温度が第1所定温度未満である第2条件と、前記バッテリの温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度よりも高い第3条件と、のうちの少なくとも1つが成立しているときには、前記目標燃圧を保持する、
    ハイブリッド自動車。
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