JP6702129B2 - 組電池制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧検出線と、スイッチと、電池セルの両端電圧を検出する検出部と、電圧検出線が断線しているか否かを判定する制御部と、を備える組電池制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載のように、組電池と、電圧検出線と、短絡スイッチ(スイッチ)と、電圧計測手段(電圧検出部)と、組電池管理手段(制御部)と、を備える組電池装置が知られている。組電池は、直列に接続された複数の電池セルを有している。電圧検出線は、各電池セルの両端に接続されている。短絡スイッチは、各電池セルに対して並列に接続されるように電圧検出線に接続されている。電圧計測手段は、電圧検出線を介して複数の電池セルと接続されている。
組電池管理手段は、特定の短絡スイッチをオンにさせつつ短絡スイッチの両端電圧を計測させる指令(電圧検出コマンド)を電圧計測手段に送信する。電圧計測手段は、組電池管理手段からの指令に基づき、短絡スイッチの開閉を制御しつつ短絡スイッチの両端電圧を計測する。そして、電圧計測手段は、計測した短絡スイッチの両端電圧を組電池管理手段に送信する。組電池管理手段は、電圧計測手段の計測した短絡スイッチの両端電圧に基づき、電圧検出線が断線しているか否かを判定する。
ところで、隣合う短絡スイッチ同士を同時にオンすると、電圧検出線で断線している箇所以外に電流経路が生じるため、組電池管理手段が断線の判定を正常に行うことができない虞がある。そのため、電圧計測手段は、隣合う短絡スイッチ同士を同時にオンにしない。
特開2012−122856号公報
しかしながら、電圧計測手段が複数設けられている場合や電圧検出線の接続構成によっては、組電池管理手段の指令が隣合う短絡スイッチ同士を同時にオンにするように要求する場合がある。この場合、電圧計測手段が組電池管理手段の指令通りに短絡スイッチの開閉を制御すると、組電池管理手段は断線の判定を正常に行うことができない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、電圧検出線が断線しているか否かの判定を正常に行うことのできる組電池制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、1つの態様として下記の実施形態における具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本発明の1つは、
直列に接続された複数の電池セル(220)を有する組電池(200)の制御を行う組電池制御装置であって、
各電池セルの両端に接続された複数の電圧検出線(20)と、
各電池セルに対して並列に接続されるように電圧検出線に接続され、接続された電圧検出線が断線しているか否かを検出するための複数のスイッチ(60)と、
電圧検出線を介して複数の電池セルと接続され、スイッチの開閉を制御しつつ各電池セルの両端電圧を検出する複数の検出部(11〜1n)と、
検出部と通信可能に接続され、複数の検出部に対して、特定のスイッチをオンにさせて両端電圧を検出させる同一の電圧検出コマンドを検出部に送信する制御部(40)と、を備え、
検出部は、受信した電圧検出コマンドが電気的に隣合うスイッチ同士を同時にオンするものであるか否かを示す読替情報が格納された記憶部(63)を有し、
検出部は、
電圧検出コマンドを受信すると、電圧検出コマンドが、異なる検出部間における隣合うスイッチ同士を同時にオンするものであるか否かを読替情報に基づき判定し、
電圧検出コマンドが隣合うスイッチ同士を同時にオンするものであると判定した場合、隣合うスイッチ同士が同時にオンしないように電圧検出コマンドを読み替えて、読み替えた電圧検出コマンドに基づきスイッチをオンにして両端電圧を検出するとともに、検出した両端電圧を制御部に送信し、
電圧検出コマンドが隣合うスイッチ同士を同時にオンするものではないと判定した場合、受信した電圧検出コマンドに基づき指定されたスイッチをオンにして両端電圧を検出するとともに、検出した両端電圧を制御部に送信し、
制御部は、検出部から受信した両端電圧に基づき電圧検出線に断線が生じているか否かを判定する。
上記構成では、電圧検出コマンドが隣合うスイッチ同士を同時にオンにさせるものである場合であっても、電圧検出部が、隣合うスイッチ同士を同時にオンさせないように電圧検出コマンドを読み替える。これによれば、電圧検出部が電池セルの両端電圧を検出する際、電圧検出線に意図しない電流経路が生じるのを抑制できる。したがって、制御部は、電圧検出線が断線しているか否かを正常に判定できる。
第1実施形態に係る組電池制御装置の概略構成を示すブロック図である。 監視ICの概略構成を示す回路図である。 マイコンによる読替設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 マイコンによる断線検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 監視ICによる断線検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 断線検出処理を説明するための回路図である。 断線検出処理を説明するための回路図である。 第2実施形態に係る組電池制御装置において、マイコンによる読替設定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図面を参照して説明する。なお、複数の実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2に基づき、組電池制御装置100の概略構成について説明する。
組電池制御装置100は、図1に示すように組電池200と接続され、組電池200の充電及び放電を制御する。また、組電池制御装置100は、組電池200に必要な各種パラメータ(電圧、電流、温度など)を検出し、車両の各種制御を行う制御装置へ検出結果等を提供する。よって、組電池制御装置100は、電池センサと言い換えることもできる。
組電池制御装置100は、組電池200とともに車両に搭載されている。組電池200は、内燃機関と電動機とを動力源とした所謂ハイブリッド車(プラグインハイブリッド車を含む)や、電動機のみを動力源とした電気車両に搭載され、この電動機に電力供給する電源である。なお、電動機は、走行用電気モータとも言える。
プラグインハイブリッド車に搭載された組電池200は、回生ブレーキにより充電することが可能である。また、発電用モータを備えた車両に搭載された組電池200は、この発電用モータで発電された電力によって充電することも可能である。さらに、プラグインハイブリッド車や電気車両に搭載された組電池200は、所謂充電スタンドにて充電することも可能である。組電池200は、車両の走行に伴って、充放電が繰り返し実行されるものである。また、プラグインハイブリッド車や電気車両に搭載された組電池200は、車両内の走行用電気モータとは異なる電装品や、車両外の電化製品などの電力源としても使用できる。
図2に示すように、組電池200は、直列に接続された複数の電池ブロック210を有している。各電池ブロック210は、複数の電池セル220が直列に接続されてなるものである。
組電池制御装置100は、第1監視IC11〜第n監視IC1nと、電圧検出線20と、フィルタ回路30と、マイコン40と、通信線50と、を備えている。マイコン40は、特許請求の範囲に記載の制御部に相当する。監視ICは、特許請求の範囲に記載の検出部に相当する。以下においては、第1監視IC11〜第n監視IC1nの夫々を区別する必要がない場合、単に監視ICとも称する。
組電池制御装置100は、各電池セル220の両端電圧を検出する。そして、組電池制御装置100は、検出した各電池セル220の両端電圧に基づき、電池セル220の過充電や過放電の検出や、電池セル220の容量の均等化を行う。
ところで、電圧検出線20が断線している場合には、組電池制御装置100が電池セル220の両端電圧を誤検出する虞がある。そのため、組電池制御装置100は、電圧検出線20が断線しているか否かを判定する断線検出処理を行う。さらに、組電池制御装置100は、断線検出処理を行う前に、各監視ICに下記の読替情報を格納させる読替設定処理を行う。断線検出処理及び読替設定処理の具体的な処理手順については下記で詳細に説明する。
第1監視IC11〜第n監視IC1nの夫々は、電圧検出線20を介して、複数の電池ブロック210の夫々に対して個別に接続されている。つまり、各監視ICの夫々と、複数の電池ブロック210の夫々とは、一対一の対応関係をなしている。各監視ICは、互いに異なる電池ブロック210から電源が供給されている。組電池制御装置100は、監視ICが配置された基板を有している。監視ICが配置された基板の配線は、電圧検出線20の一部を形成している。
各監視ICは、対応する電池ブロック210を構成する電池セル220の夫々と接続されている。各監視ICの接続された電池セル220の個数は、監視IC同士で異なっていてもよい。言い換えると、各監視ICに対応する電池セル220の個数は、監視IC同士で異なっていてもよい。本実施形態では、図2に示すように、第1監視IC11に対応する電池セル220の個数は5つであり、第2監視IC12に対応する電池セル220の個数は4つである。すなわち、第1監視IC11に対応する電池セル220の個数は奇数であり、第2監視IC12に対応する電池セル220の個数は偶数である。
組電池制御装置100は、複数の電圧検出線20を有している。各電圧検出線20は、監視ICと、監視ICに対応する電池セル220と、を電気的に接続している。各電圧検出線20の一端は、各電池セル220の両端の夫々に接続されている。一端が電池セル220の電極間に接続された各電圧検出線20は、監視ICが配置された基板内で分岐している。一端が電池セル220の電極間に接続された各電圧検出線20は、共通線20aと、第1分岐線20bと、第2分岐線20cと、を有している。
共通線20aは、一端が電池セル220の電極間に接続されている。共通線20aの電池セル220側の一端と反対の他端は、第1分岐線20b及び第2分岐線20cに分岐している。第1分岐線20b及び第2分岐線20cは、一端が共通線20aに接続され、他端が監視ICに接続されている。なお、電池ブロック210同士の接続点に接続された電圧検出線20についても、監視ICが配置された基板内で分岐しており、分岐した第1分岐線20b及び第2分岐線20cは互いに異なる監視ICに接続されている。
フィルタ回路30は、ノイズを除去するノイズフィルタである。フィルタ回路30は、複数の抵抗31と複数のコンデンサ32とを有している。フィルタ回路30は、RCフィルタと称することもできる。各第1分岐線20bには、1つの抵抗31が配置されている。同様に、各第2分岐線20cには、1つの抵抗31が配置されている。各コンデンサ32は、電圧検出線20において各抵抗31に対して電池セル220と反対側に配置されている。詳述すると、各コンデンサ32は、対応する1つの電池セル220と並列に接続されるように、一端が第1分岐線20bに接続されるとともに他端が第2分岐線20cに接続されている。
各監視ICは、複数のスイッチ60と、電圧検出部61と、演算部62と、記憶部63と、通信部64と、を有している。なお、各監視ICは、スイッチ60の個数以外の構成において、互いに等しい構成とされている。
各スイッチ60は、対応する1つの電池セル220、及び、コンデンサ32と並列に接続されるように、電圧検出線20に接続されている。詳述すると、各スイッチ60は、一端が第1分岐線20bに接続されるとともに他端が第2分岐線20cに接続されている。
電圧検出部61は、複数の電圧検出線20を介して、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端に接続されている。電圧検出部61は、例えば、マルチプレクサ及びAD変換器を有して構成されている。電圧検出部61は、演算部62と接続されている。
演算部62は、電圧検出部61に電池セル220の両端電圧を検出させ、電圧検出部61から電池セル220の両端電圧を取得する。また、演算部62は、各スイッチ60と接続され、スイッチ60の開閉を制御する。演算部62は、記憶部63及び通信部64と接続されている。
記憶部63は、下記の読替情報を格納するものである。本実施形態において記憶部63は、フラッシュメモリとされている。すなわち、記憶部63は不揮発性メモリとされている。
通信部64は、他の監視IC又はマイコン40と通信を行うものである。通信部64は、通信線50を介して他の監視IC又はマイコン40と接続されている。通信部64は、他の監視IC又はマイコン40から受信した通信データを演算部62に出力するとともに、演算部62から入力された通信データを他の監視IC又はマイコン40に送信する。
本実施形態において、第1監視IC11〜第n監視IC1nとマイコン40とは、図1に示すように通信線50を介してリング状に接続されており、通信線50を介して通信方向が一方向となるように通信を行う。本実施形態では、第1監視IC11〜第n監視IC1nのうち、第1監視IC11が通信方向における最上流であり、第n監視IC1nが通信方向における最下流となる例を採用している。例えば、第1監視IC11から送信された通信データは、マイコン40に直接送信されず、第2監視IC12〜第n監視IC1nを介してマイコン40に送信される。このように、第1監視IC11〜第n監視IC1nとマイコン40とは、単方向リングバス接続されていると言える。
マイコン40は、各監視ICの動作を制御するものである。マイコン40が監視ICへ送信する通信データには、監視ICに対するコマンドを含んでいる。各監視ICは、マイコン40からのコマンドを受信すると、受信したコマンドを実行する。本実施形態において、マイコン40が送信するコマンドは、記憶部63に読替情報を格納させる格納コマンドと、断線検出のために各電池セル220の両端電圧を検出させる電圧検出コマンドと、を含んでいる。
電圧検出コマンドは、特定のスイッチ60をオンにさせて電池セル220の両端電圧を検出させ、検出した両端電圧を示す通信データをマイコン40に送信させるものである。詳述すると、電圧検出コマンドを受信した監視ICでは、演算部62が電圧検出コマンドによって指定されたスイッチ60をオンにする。監視ICは、スイッチ60をオンにすることで、スイッチ60と接続されたコンデンサ32の電荷を抜く。なお、監視ICは、電圧検出コマンドにより指定されたスイッチ60以外のスイッチ60をオフとする。
演算部62がスイッチ60をオンにしてから所定時間が経過すると、コンデンサ32の電荷が全て抜かれる。演算部62は、スイッチ60をオンにしてから所定時間が経過した後に、監視IC内の全てのスイッチ60をオフにする。
演算部62は、スイッチ60をオフにした後、電圧検出部61に対し、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端電圧を検出させる。そして、演算部62は、電圧検出部61から各電池セル220の両端電圧を取得するとともに、各電池セル220の両端電圧を示す通信データを通信部64に送信させる。
ここで、監視ICが検出する電池セル220の両端電圧は、電池セル220と並列に接続された各コンデンサ32の両端電圧、及び、スイッチ60の両端電圧と等しい。よって、電圧検出コマンドによって、監視ICがコンデンサ32の両端電圧を検出する、又は、スイッチ60の両端電圧を検出する、と言い換えることもできる。
電圧検出線20に断線が生じていない場合には、オンにされていたスイッチ60がオフになることで、電圧検出線20を介して電池セル220からコンデンサ32に充電される。一方、電圧検出線20に断線が生じている場合には、オンにされていたスイッチ60がオフになった場合であっても、電流経路がないため、電池セル220からコンデンサ32に充電されない。マイコン40は、各監視ICから受信した各スイッチ60の両端電圧に基づき、電圧検出線20が断線しているか否かを判定する。
ところで、電気的に隣合うスイッチ60同士を同時にオンにした場合、電圧検出線20で断線している箇所以外に電池セル220からコンデンサ32へ充電するための電流経路が生じる。そのため、電圧検出コマンドは、各監視ICに対し、監視IC内の全てのスイッチ60のうちの電気的に隣合うスイッチ60同士が同時にオンしないように、複数のスイッチ60をオンにさせる。
マイコン40は、全ての監視ICに対して同一の電圧検出コマンドを同時に実行させるように、同一の電圧検出コマンドを全ての監視ICに送信する。すなわち、マイコン40は、各監視ICに対して個別に電圧検出コマンドを送信しない。マイコン40による1回の電圧検出コマンドの送信により、全ての監視ICがほぼ同時に同一の電圧検出コマンドを実行する。
電圧検出コマンドは、指定するスイッチ60の番号が奇数とされた奇数コマンドと、指定するスイッチ60の番号が偶数とされた偶数コマンドと、を含んでいる。スイッチ60の番号は、電圧検出コマンドを受信した監視IC内の全てのスイッチ60のうち、並列に接続された電池セル220が最も低電位とされたスイッチ60の番号を1として、電池セル220が高電位になるにつれて番号が1つ増える。
奇数コマンドは、奇数番号のスイッチ60をオンにして、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端電圧を検出させるものである。偶数コマンドは、偶数番号のスイッチ60をオンにして、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端電圧を検出させるものである。各監視ICの記憶部63には、監視ICが奇数コマンド及び偶数コマンドを実行するためのスイッチングパターンが登録されている。
読替情報とは、監視ICが電圧検出コマンドを受信した場合に、受信した電圧検出コマンドを読み替えるか否かを決定するための情報である。すなわち、読替情報は、監視ICが電圧検出コマンドを読み替えるか否かを示している。本実施形態において、読替情報が読み替えることを示している場合、監視ICは、偶数コマンドを受信すると奇数コマンドを実行し、奇数コマンドを受信すると偶数コマンドを実行する。一方、読替情報が読み替えないことを示している場合、監視ICは、偶数コマンドを受信すると偶数コマンドを実行し、奇数コマンドを受信すると奇数コマンドを実行する。
読替情報は、各監視ICに対応する電池セル220の個数に依存することなく、1つの電圧検出コマンドによって、低電位側の電池セル220に接続されたスイッチ60から順に高電位側へ1つ置きにスイッチ60をオンするように設定される。すなわち、読替情報は、各監視ICに対応する電池セル220の個数に依存することなく、組電池制御装置100内の全てのスイッチ60のスイッチングパターンの法則性を順守できるような情報に設定される。
例えば、マイコン40が奇数コマンドを送信した場合、全ての電池セル220のうちの最も低電位の電池セル220に接続されたスイッチ60から順に高電位側へ1つ置きにスイッチ60がオンするように、読替情報が設定される。そして、マイコン40が偶数コマンドを送信した場合、全ての電池セル220のうちの2番目に低電位の電池セル220に接続されたスイッチ60から高電位側へ1つ置きにスイッチ60がオンするように、読替情報が設定される。
次に、図3に基づき、読替設定処理の具体的な処理手順について説明する。
マイコン40は、例えば、電源が投入されると読替設定処理を開始する。読替設定処理においてマイコン40は、先ず、現在の時刻が出荷検査タイミングであるか否かを判定する(S10)。出荷検査タイミングとは、組電池制御装置100が出荷前に検査されるタイミングである。
マイコン40は、S10において現在の時刻が出荷検査タイミングであると判定すると、プログラムから読替テーブルを読み込む(S12)。読替テーブルは、各監視ICと読替情報とが対応してなるものである。すなわち、読替テーブルは、各監視ICと、監視ICが電圧検出コマンドを読み替えるか否か示す情報と、が対応してなるものである。
次に、マイコン40は、格納コマンドを各監視ICに送信する(S14)。格納コマンドは、マイコン40がS12で読み込んだ読替情報を含んでいる。各監視ICは、受信した格納コマンドに基づき、読替情報を記憶部63に格納する。
次に、図4〜図7に基づき、断線検出処理の具体的な処理手順について説明する。
マイコン40は、電源が投入されると、断線検出処理を開始する。図4に示すように、断線検出処理においてマイコン40は、先ず、現在の時刻が断線検出タイミングであるか否かを判定する(S20)。断線検出タイミングは、各監視ICにおける読替情報の格納の完了よりも後のタイミングである。断線検出タイミングは、例えば、定期的に生じる。
マイコン40は、S20において現在の時刻が断線検出タイミングではないと判定すると、断線検出処理を終了する。マイコン40は、断線検出処理を終了した後、再び断線検出処理を開始する。すなわち、マイコン40は、電源が投入されている間において、断線検出処理を繰り返し行う。
マイコン40は、S20において現在の時刻が断線検出タイミングであると判定すると、偶数コマンドを全ての監視ICに送信する(S22)。S22において、マイコン40による偶数コマンドの送信は、1回のみである。すなわち、S22においてマイコン40は、全ての監視ICに対して同一の電圧検出コマンドを1回のみ送信する。マイコン40は、偶数コマンドを送信した後、各監視ICから通信データを受信する。この通信データは、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端電圧を示すデータである。
次に、マイコン40は、奇数コマンドを全ての監視ICに送信する(S24)。S24において、マイコン40による奇数コマンドの送信は、1回のみである。すなわち、S24においてマイコン40は、全ての監視ICに対して同一の電圧検出コマンドを1回のみ送信する。そして、マイコン40は、奇数コマンドを送信した後、各監視ICから通信データを受信する。マイコン40がS24で受信する通信データは、S22の処理と同様に、監視ICが対応する全ての電池セル220の両端電圧を示すデータである。
図5に示すように、監視ICは、マイコン40からの電圧検出コマンドを受信すると、断線検出処理を開始する。すなわち、断線検出処理においてマイコン40がS22で偶数コマンドを送信するか、又は、S24で奇数コマンドを送信すると、監視ICが断線検出処理を開始する。
電圧検出処理において監視ICは、先ず、演算部62が記憶部63に格納された読替情報を取得する(S30)。この読替情報は、読替設定処理で記憶部63に格納されたものである。演算部62は、S30の処理により、電圧検出コマンドを読み替えて実行するか、読み替えずに実行するか、を示す情報を取得する。電圧検出コマンドの読み替えとは、監視ICが電圧検出コマンドを受信した場合に、受信した電圧検出コマンドの示す指令とは異なる動作を行うことである。
次に、監視ICは、受信した電圧検出コマンドを読み替えるか否かを判定する(S32)。S32では、演算部62が、S30で記憶部63から取得した読替情報に基づき判定を行う。
監視ICは、S32において電圧検出コマンドを読み替えると判定すると、断線検出処理の開始時に受信した電圧検出コマンドを読み替えて実行する(S34)。詳述すると、監視ICは、偶数コマンドを受信した場合に、奇数コマンドを実行する。一方、監視ICは、奇数コマンドを受信した場合に、偶数コマンドを実行する。S34において全ての監視ICは、ほぼ等しいタイミングで電圧検出コマンドを実行する。また、S34において全ての監視ICのスイッチ60をオンにする時間の長さは、互いに等しい。以下、スイッチ60をオンにする時間をオン時間と示す。
監視ICは、S32において電圧検出コマンドを読み替えないと判定すると、断線検出処理の開始時に受信した電圧検出コマンドを読み替えずに実行する(S36)。詳述すると、監視ICは、偶数コマンドを受信した場合に偶数コマンドを実行するとともに、奇数コマンドを受信した場合に奇数コマンドを実行する。S36において全ての監視ICは、ほぼ等しいタイミングで電圧検出コマンドを実行する。また、S36において全ての監視ICのスイッチ60をオン時間の長さは、互いに等しい。
読替情報は、異なる監視IC同士で、隣合うスイッチ60同士が同時にオンしないように設定されている。言い換えると、読替テーブルは、異なる監視IC同士で、隣合うスイッチ60同士が同時にオンしないように設定されている。
図6及び図7に示す例では、上記したように、第1監視IC11の個数が奇数とされるとともに第2監視IC12の個数が偶数とされている。第1監視IC11及び第2監視IC12が同時に奇数コマンドを実行すると、第1監視IC11内のスイッチ60のうち最も番号の大きいスイッチ60と、第2監視IC12内のスイッチ60のうちの番号が1とされたスイッチ60と、が同時にオンする。すなわち、電気的に隣合うスイッチ60が同時にオンすることとなる。これに対し、第1監視IC11及び第2監視IC12では、読替設定処理において、互いに異なる読替情報が格納される。
図6及び図7の太線は、監視ICが電圧検出コマンドを実行した場合に生じる電流経路を示している。図6に示す例では、第1監視IC11が奇数コマンドを実行し、第2監視IC12が偶数コマンドを実行している。
詳述すると、第1監視IC11の演算部62は、奇数番号のスイッチ60をオンにするとともに、オンにしてから所定時間が経過したらスイッチ60をオフにする。第2監視IC12の演算部62は、第1監視IC11と同様のタイミングで、偶数番号のスイッチ60をオンにするとともに、オンにしてから所定時間が経過したらスイッチ60をオフにする。そして、第1監視IC11及び第2監視IC12の電圧検出部61が各電池セル220の両端電圧を検出する。各電池セル220の両端電圧を示す通信データは、通信部64によって、他の監視ICを介してマイコン40へ送信される。図7に示す例では、第1監視IC11が偶数コマンドを実行し、第2監視IC12が奇数コマンドを実行している。
マイコン40は、電池セル220に接続された電圧検出線20が断線しているか否かを各電池セル220について判定する。電池セル220に接続された電圧検出線20が断線している場合、マイコン40が断線検出処理のS22で受信した両端電圧と、S24で受信した両端電圧と、の差の絶対値が所定値以上となる。マイコン40は、断線検出処理のS22で受信した両端電圧と、S24で受信した両端電圧と、の差の絶対値に基づき、判定対象の電池セル220に接続された電圧検出線20が断線しているか否かを判定する。
次に、上記した組電池制御装置100の効果について説明する。
本実施形態では、電圧検出コマンドが隣合うスイッチ60同士を同時にオンにさせるものである場合であっても、監視ICが、隣合うスイッチ60同士を同時にオンさせないように電圧検出コマンドを読み替える。これによれば、監視ICが電池セル220の両端電圧を検出する際、電圧検出線20に意図しない電流経路が生じるのを抑制できる。したがって、マイコン40は、電圧検出線20が断線しているか否かを正常に判定できる。
本実施形態において、マイコン40は、全ての監視ICに対して同一の電圧検出コマンドを送信する。これによれば、マイコン40が各監視ICに対して個別に電圧検出コマンドを送信する場合に較べて、マイコン40と監視ICとの通信量を低下できる。
ところで、監視ICが電圧検出コマンドを実行する場合、スイッチ60のオン時間の長さが各スイッチ60で互いに異なっていると、電池セル220の容量にばらつきが生じる虞がある。これに対して本実施形態の組電池制御装置100では、全ての監視ICに対して同一の電圧検出コマンドを送信し、各スイッチ60のオン時間の長さを全ての監視ICで等しくしている。これによれば、マイコン40が各監視ICに対して個別に電圧検出コマンドを送信する場合に較べて、監視ICにおけるスイッチ60をオンにするタイミング及びオン時間の長さがずれるのを抑制できる。
これによれば、各電池セル220の容量にばらつきが生じるのを抑制できる。したがって、組電池200の使用領域が狭くなるのを抑制することができる。さらに、組電池制御装置100は、組電池200の使用領域が狭小化することを抑制できるため、ハイブリッド車に搭載された場合、内燃機関の使用機会が増えて燃費を悪化させることを抑制できる。また、組電池制御装置100は、電気自動車に搭載された場合、組電池200の充電回数が増えて充電コストが高くなることを抑制できる。
本実施形態において、記憶部63は、不揮発性メモリである。監視ICの電源がオフにされた場合であっても、読替情報が記憶部63に保持される。これによれば、マイコン40は、格納コマンドを一度送信すれば、その後に格納コマンドを送信する必要がない。したがって、マイコン40と監視ICとの通信量を効果的に低下できる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した半導体装置10と共通する部分についての説明は第1実施形態の説明を参照する。
本実施形態において記憶部63は、揮発性のレジスタとされている。マイコン40による読替設定処理の処理手順を示している。図8に示すように、読替設定処理においてマイコン40は、先ず、現在の時刻がレジスタリセットタイミングであるか否かを判定する(S40)。レジスタリセットタイミングとは、レジスタをリセットするタイミングである。マイコン40は、S40において現在の時刻がレジスタリセットタイミングではないと判定すると、読替設定処理を終了する。マイコン40は、読替設定処理を終了した後、再び断線検出処理を開始する。
マイコン40は、S40において現在の時刻がレジスタリセットタイミングであると判定すると、各監視ICにリセットコマンドを送信する(S42)。リセットコマンドは、監視ICのレジスタをリセットさせるものである。監視ICは、リセットコマンドを受信すると、記憶部63をリセットする。
次に、マイコン40は、プログラムから読替テーブルを読み込む(S44)。そして、マイコン40は、格納コマンドを各監視ICに送信する(S46)。これにより、各監視ICは、S42のリセットコマンドによりリセットした記憶部63に対し、読替情報を格納できる。
本実施形態において、記憶部63が揮発性メモリであるため、マイコン40は格納コマンドを一度送信した後であっても格納情報を書き換えることができる。したがって、組電池制御装置100では、監視ICの接続状態を変更し、監視IC同士の配置を入れ替えた場合であっても、各監視ICが断線検出処理を正常に行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、組電池制御装置100が複数の監視ICを備える例を示したが、これに限定されるものではない。組電池制御装置100が、1つの監視ICのみを備える例を採用することもできる。
上記実施形態では、組電池制御装置100がフィルタ回路30を備える例を示したが、これに限定するものではない。組電池制御装置100がフィルタ回路30を備えない例を採用することもできる。
上記実施形態では、電圧検出コマンドが、1つ置きにスイッチ60をオンにする偶数コマンドと奇数コマンドとを含む例を示したが、これに限定するものではない。電圧検出コマンドは、例えば、複数個置きにスイッチ60をオンにするものでもよい。この場合、例えば、2つ置きにスイッチ60をオンさせる電圧検出コマンドを採用できる。この電圧検出コマンドは、監視ICに接続された複数のスイッチ60において、2つ置きにスイッチ60をオンにして、監視ICに電池セル220の両端電圧を検出させるものである。また、この電圧検出コマンドは、各監視ICが7個のスイッチ60を備えている場合などに採用できる。
そして、この電圧検出コマンドは、2つ置きにオンさせる際の基準となるスイッチ60が異なる3つのコマンドを含んでいる。第1コマンドは、各監視IC内の全てのスイッチ60のうち、最も番号が小さいスイッチ60を基準として2つ置きにスイッチ60をオンさせるコマンドである。第2コマンドは、各監視IC内の全てのスイッチ60のうち、2番目に番号が小さいスイッチ60を基準として2つ置きにスイッチ60をオンさせるコマンドである。第3コマンドは、各監視IC内の全てのスイッチ60のうち、3番目に番号が小さいスイッチ60を基準として2つ置きにスイッチ60をオンさせるコマンドである。
この場合、監視ICは、電圧検出コマンドを読み替えると判定すると、第1コマンドを受信した場合に、第2コマンド又は第3コマンドを実行する。これによっても、上記と同様の効果を奏することができる。
1n…第n監視IC、11…第1監視IC、12…第2監視IC、20…電圧検出線、20a…共通線、20b…第1分岐線、20c…第2分岐線、30…フィルタ回路、31…抵抗、32…コンデンサ、40…マイコン、50…通信線、60…スイッチ、61…電圧検出部、62…演算部、63…記憶部、64…通信部、100…組電池制御装置、200…組電池、210…電池ブロック、220…電池セル

Claims (7)

  1. 直列に接続された複数の電池セル(220)を有する組電池(200)の制御を行う組電池制御装置であって、
    各電池セルの両端に接続された複数の電圧検出線(20)と、
    各電池セルに対して並列に接続されるように前記電圧検出線に接続され、接続された前記電圧検出線が断線しているか否かを検出するための複数のスイッチ(60)と、
    前記電圧検出線を介して複数の前記電池セルと接続され、前記スイッチの開閉を制御しつつ各電池セルの両端電圧を検出する複数の検出部(11〜1n)と、
    前記検出部と通信可能に接続され、複数の前記検出部に対して、特定の前記スイッチをオンにさせて前記両端電圧を検出させる同一の電圧検出コマンドを送信する制御部(40)と、を備え、
    前記検出部は、受信した前記電圧検出コマンドが電気的に隣合う前記スイッチ同士を同時にオンするものであるか否かを示す読替情報が格納された記憶部(63)を有し、
    前記検出部は、
    前記電圧検出コマンドを受信すると、前記電圧検出コマンドが、異なる前記検出部間における隣合う前記スイッチ同士を同時にオンするものであるか否かを前記読替情報に基づき判定し、
    前記電圧検出コマンドが隣合う前記スイッチ同士を同時にオンするものであると判定した場合、隣合う前記スイッチ同士が同時にオンしないように前記電圧検出コマンドを読み替えて、読み替えた前記電圧検出コマンドに基づき前記スイッチをオンにして前記両端電圧を検出するとともに、検出した前記両端電圧を前記制御部に送信し、
    前記電圧検出コマンドが隣合う前記スイッチ同士を同時にオンするものではないと判定した場合、受信した前記電圧検出コマンドに基づき指定された前記スイッチをオンにして前記両端電圧を検出するとともに、検出した前記両端電圧を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、前記検出部から受信した前記両端電圧に基づき前記電圧検出線に断線が生じているか否かを判定する組電池制御装置。
  2. 前記検出部の個数は、複数とされ、
    前記制御部は、複数の前記検出部に対して同一の前記電圧検出コマンドを同時に実行させるように、同一の前記電圧検出コマンドを複数の前記検出部に送信する請求項1に記載の組電池制御装置。
  3. 前記記憶部は、不揮発性メモリであり、
    前記制御部は、前記記憶部に前記読替情報を格納させる格納コマンドを前記検出部に送信する請求項1又は請求項2に記載の組電池制御装置。
  4. 前記記憶部は、揮発性メモリであり、
    前記制御部は、前記記憶部に前記読替情報を格納させる格納コマンドを前記検出部に送信する請求項1又は請求項2に記載の組電池制御装置。
  5. 複数の前記スイッチのうち、並列に接続された前記電池セルが最も低電位とされた前記スイッチの番号を1として、前記電池セルが高電位になるにつれて番号が1つ増えるとし、
    前記電圧検出コマンドは、オンにさせる前記スイッチの番号を奇数とする奇数コマンドと、オンにさせる前記スイッチの番号を偶数とする偶数コマンドと、を含み、
    前記検出部は、
    前記奇数コマンドを実行することで、奇数番号の前記スイッチを同時にオンにするとともに接続された全ての前記電池セルの前記両端電圧を検出し、
    前記偶数コマンドを実行することで、偶数番号の前記スイッチを同時にオンにするとともに接続された全ての前記電池セルの前記両端電圧を検出し、
    前記電圧検出コマンドを読み替えると前記読替情報に基づき判定すると、前記偶数コマンドを前記奇数コマンドに読み替えて実行するとともに、前記奇数コマンドを前記偶数コマンドに読み替えて実行する請求項1〜4のいずれか1項に記載の組電池制御装置。
  6. 前記検出部の個数は、複数とされ、
    前記制御部と前記検出部、及び、前記検出部同士を接続する通信線(50)をさらに備え、
    前記制御部と複数の前記検出部は、前記通信線を介してリング状に接続されており、前記通信線を介して通信方向が一方向となるように通信が行われ、
    前記制御部は、複数の前記検出部に対して同一の前記電圧検出コマンドを同時に実行させるように、同一の前記電圧検出コマンドを複数の前記検出部に送信する請求項1〜5のいずれか1項に記載の組電池制御装置。
  7. 前記電池セルと前記スイッチとの間に配置され、抵抗(31)及びコンデンサ(32)を有するフィルタ回路(30)をさらに備えている請求項1〜6のいずれか1項に記載の組電池制御装置。
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