JP6697890B2 - 空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents
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Description
冷媒回路に封入する冷媒の種類として、例えば、冷媒R410Aや冷媒R32が知られている。
冷媒R410Aは、従来の主流であった冷媒R22に比べて蒸気圧力が高く、空気調和機などの冷凍サイクル装置の高効率化を図ることができるという利点がある。一方、冷媒R32は、GWP(Global Warming Potential:地球温暖化係数)が冷媒R410Aよりも低く、地球温暖化の抑制に寄与できるという利点がある。現状では、冷媒R410A及び冷媒R32が主流になっているが、地球温暖化の抑制を考慮すると、冷媒R32を用いることが望ましいとされている。
を制御する第1の制御装置と、前記熱交換器に空気を通過させるファンと、を備え、前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、複数種類の冷媒の使用開度範囲を含んでおり、前記第1の制御装置が、前記冷媒の漏洩を検知する漏洩検知装置と接続可能な接続部を備えていることを特徴とすることを特徴とする。
また、前記課題を解決するために、本発明に係る空気調和機の室内ユニット又は室外ユニットに適用される空気調和機用のユニット機構は、空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、開度が変更可能であり前記冷媒を減圧する電子膨張弁と、前記電子膨張弁の前記開度を制御する第1の制御装置と、前記熱交換器に空気を通過させるファンと、を備え、前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、複数種類の冷媒の使用開度範囲を含んでおり、前記複数種類の冷媒が、R32及びR410Aであって、前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、前記R32及び前記R410Aの電子膨張弁の使用開度範囲を含んでおり、前記熱交換器の蒸発温度を同一とした条件における前記ファンの回転速度を前記R410A≧前記R32の関係とすることを特徴とする。
図1は、一実施形態に係る空気調和機100の構成図である。なお、この空気調和機100は室外ユニット1台に室内ユニット1台を組み合わせたペアタイプ空気調和機である。図1では、暖房運転時において冷媒が流れる向きを実線で示し、冷房運転時において冷媒が流れる向きを破線で示している。
ここで、本実施形態に係る空気調和機100は、所定の空気調和機用のユニット機構が適用された室内ユニットHi又は室外ユニットHoを備えている。すなわち、当該ユニット機構は、開度が変更可能であり冷媒を減圧する電子膨張弁12を備えており、当該電子膨張弁12は、制御可能な開度範囲として、複数種類の冷媒の使用開度範囲を含んでいる。なお、「使用開度範囲」とは、個々の冷媒に応じた電子膨張弁12の適正開度範囲をいう。また、図1において、電子膨張弁12は室内ユニットHiに備えられているが、室外ユニットHoに備えていてもよい。このような態様としても、下記に説明する作用・効果と同様の作用・効果を奏することができる。
図1に示すように、空気調和機100は、冷媒回路10の一部を室内ユニットHi内に配置し、冷媒回路10の他の一部を室外ユニットHo内に配置している。冷媒回路10は、冷凍サイクルで冷媒が循環する回路である。
室内ユニットHiは、冷媒回路10の経路上に、熱交換器(室内熱交換器11)と、電子膨張弁12と、第1の制御装置13と、を備えている。また、室内ユニットHiは、室内熱交換器11に空気を通過させるファン(室内ファンFi)を備えている。
室内ファンFiは、室内熱交換器11に室内空気を送り込むファンであり、室内熱交換器15の付近に設置されている。
室外ユニットHoは、冷媒回路10の経路上に、室外膨張弁14と、熱交換器(室外熱交換器15)と、四方弁16と、圧縮機17と、各センサ18〜21と、第2の制御装置22と、阻止弁V1、V2と、を備えている。
室外ファンFoは、室外熱交換器15に外気(空気)を送り込み、通過させるファンであり、室外熱交換器15の付近に設置されている。
冷房運転時には、四方弁16によって、圧縮機17の吐出側が室外熱交換器15の一端nに接続されると共に、圧縮機17の吸入側が室内熱交換器11の一端uに接続される。
また、暖房運転時には、四方弁16によって、圧縮機17の吐出側が室内熱交換器11の一端uに接続されると共に、圧縮機17の吸入側が室外熱交換器15の一端nに接続される。
吐出温度センサ19は、圧縮機17から吐出される冷媒の温度(吐出温度)を検出するセンサであり、圧縮機17の吐出口の付近に設置されている。
吸入温度センサ21は、圧縮機17に吸入される冷媒の温度(吸入温度)を検出するセンサであり、圧縮機17の吸入口の付近に設置されている。
吐出圧力センサ18、吐出温度センサ19、吸入圧力センサ20、及び吸入温度センサ21を含む各センサの検出値は、室外ユニットHoの第2の制御装置22に出力される。
また、制御部22bは、各センサ18〜21の検出値や、リモートコントローラ(図示せず)から室内機Hiを介して受信した信号に基づいて、圧縮機17のモータ(図示せず)の回転速度や、四方弁16の切り替え、室外膨張弁14の開度、及び室外ファンFoの制御を行っている。
以上に説明した構成要素を備える空気調和機100の基本的な動作は次のようになる。
冷房運転時には、前記したように、四方弁16が破線で示す流路に切り替えられ、圧縮機17と、室外熱交換器15(凝縮器)と、室外膨張弁14と、電子膨張弁12と、室内熱交換器11(蒸発器)と、が環状に順次接続されてなる冷媒回路10において冷媒が循環する。
暖房運転時には、前記したように、四方弁16が実線で示す流路に切り替えられ、圧縮機17と、室内熱交換器11(凝縮器)と、電子膨張弁12と、室外膨張弁14と、室外熱交換器15(蒸発器)と、が環状に順次接続されてなる冷媒回路10において冷媒が循環する。
図1に示す空気調和機100は、前記したようにペアタイプ空気調和機である。この空気調和機100は電子膨張弁12を室内ユニットHiに備え、電子膨張弁12の制御手段(本発明でいえば、電子膨張弁12の開度の演算を行う第2の制御装置22)を室外ユニットHoに備えている。
ここで、マルチタイプ空気調和機は、基本的に電子膨張弁12を室内ユニットHiに備え、電子膨張弁12の制御手段を室外ユニットHoに備えた構成を採用している。
つまり、本発明に係る室内ユニットHi及び室外ユニットHoは、このような構成を採用するマルチタイプ空気調和機(図示せず)にも好適に用いることができる。
本発明で用いることのできる冷媒としては、例えば、R23、R32、R125、R134A、R143A、R404A、R407C、R407E、R410A、R507A、R508A、R1234yF、R1234ze、R1233zd、R290、R1270、R600、R600a、R744、R717、アンモニア、二酸化炭素、炭化水素、水の中から選択される2つ以上の組み合わせとすることができ、第2の制御装置22は(より具体的には、記憶部22bは)、個々の冷媒に応じた電子膨張弁12の使用開度範囲を記憶している。ここで、冷媒はこれらに限定されるものではなく、ここに挙げられているもの以外を使用することもできる。本発明においては、これらの中でもR32及びR410Aの組み合わせとすることが好ましい。なお、冷媒R410Aは、冷媒R32・冷媒R125を混合してなるHFC系の混合冷媒である。また、冷媒R32は、HFC系の単一冷媒である。
冷媒は、種類が異なると後記するようにその物性(例えば、冷凍効果)も大きく異なる。そこで、冷媒の物性と、電子膨張弁12の使用開度範囲と、について説明する。
冷房時、室内熱交換器11にて冷媒1kg当りに周囲から熱を奪う冷凍効果は、蒸発温度が7℃であるとき、例えば、冷媒R410Aは217kJ/kgであるのに対し、冷媒R32は304kJ/kgであり、冷凍効果が大きく異なっている。また、必要となる冷媒質量流量も冷媒R32は冷媒R410Aの70%程度でよいことが判っている。
この他の冷媒についても、蒸発温度が7℃であるとき、例えば、冷媒R22は199kJ/kg、冷媒R1234yfは159kJ/kg、冷媒R1234ze(E)は180kJ/kg、冷媒R407Cは210kJ/kgとなっており、冷媒R32の質量比率が増えると冷凍効果が大きくなることが判っている。
前記したように、冷媒R32と冷媒R410Aとは物性が大きく異なることから、同様の冷凍効果を得ようとした場合に必要となる冷媒流量も大きく異なる。ここで、図2は、異なる複数種類の冷媒に対応する室内ユニットHiの電子膨張弁12の開度特性図である。図2に示すように、冷媒R32と冷媒R410Aの冷媒流量を同じとする場合であっても、冷媒R32では電子膨張弁12の使用開度範囲を約250パルス(pls)から約1000plsとするのに対し、冷媒R410Aでは電子膨張弁12の使用開度範囲を約500plsから約1300plsとする。つまり、冷媒によって電子膨張弁12の使用開度範囲が異なる。図2には、冷媒R32と冷媒R410Aの2例のみを示しているが、他の冷媒についても同様である。
このような場合は、低開度領域のみ使用する冷媒については、全開パルス数を1.5倍や2倍等に変更することによって分解能をキープすることができる。
冷媒R32等の微燃性を有する冷媒を使用する場合には、冷媒の漏洩を早期に検知したい要望がある。そのため、第1の制御装置13は、冷媒の漏洩を検知する漏洩検知装置23と接続可能な接続部24を備えているのが好ましい。これにより、使用する冷媒の種類に応じて冷媒検知装置23の設置有無を変更することができる。なお、漏洩検知装置23は冷媒が漏洩したときに室内において冷媒が最も溜まり易い場所に配置すればよく、必ずしも室内ユニットHi内に配置する必要はない。前記した接続部24は、有線又は無線により漏洩検知装置23との間で信号を送受信できるものであればどのようなものでもよいが、その一例としてI/Oポートなどを挙げることができる。また、漏洩検知装置23としては、ガス検知器などを挙げることができる。接続部24は、第2の制御装置22に備えられていても前記と同様に動作することができる。
(冷媒特定手段の一態様)
前記した冷媒特定手段の一態様として、室外ユニットHo又は室内ユニットHiの操作盤(図示せず)に設けられた切替スイッチ(図示せず)で複数種類の冷媒から特定の冷媒を特定する例を挙げることができる。
なお、本態様の説明における複数種類の冷媒として、冷媒R410A及び冷媒R32を挙げて説明する。
ステップS101において制御部22bは、切替スイッチからオン信号が入力されているか否かを判定する。切替スイッチからオン信号が入力されている場合(S101:Yes)、制御部22bの処理はステップS102に進む。
ステップS102において制御部22bは、切替スイッチから入力されるオン信号に基づいて、冷媒回路10に冷媒R410Aが封入されていると判定し、冷媒R410Aに対応する空調制御を実行する。すなわち、制御部22bは、記憶部22aに記憶されている電子膨張弁12の使用開度範囲(図2の「冷媒R410A使用範囲」参照)に基づいて電子膨張弁12の開度値(例えば、pls数)を演算し、得られた開度値を第1の制御装置13に送信する。第1の制御装置13は当該開度値に基づいて電子膨張弁12の開度を制御する。
ステップS103において制御部22bは、切替スイッチから入力されるオフ信号に基づいて、冷媒回路10に冷媒R32が封入されていると判定し、冷媒R32に対応する空調制御を実行する。すなわち、制御部22bは、電子膨張弁12の使用開度範囲(図2の「冷媒R32使用範囲」参照)に基づいて電子膨張弁12の開度値(例えば、pls数)を演算し、得られた開度値を第1の制御装置13に送信する。第1の制御装置13は当該開度値に基づいて電子膨張弁12の開度を制御する。
ステップS102又はステップS103の処理を行った後、制御部22bの処理は「START」に戻る(RETURN)。
これに対して本実施形態では、電子膨張弁12が制御可能な開度範囲内に収まる使用開度範囲の冷媒であればどのようなものも用いることができる。そのため、前記した冷媒のうちのいずれか一種のみ、前記した具体例では、冷媒R410A及び冷媒R32のうちのいずれか一種のみの運搬で足りる。従って、冷媒の入替えを含むメンテナンスの作業負担を従来よりも軽減できる。
冷媒特定手段の他の態様として、複数種類の冷媒の吐出過熱度の目標値が第2の制御装置22の記憶部22aに予め記憶されている例を挙げることができる。ここで、「過熱度」とは、冷媒の圧力に対応する飽和温度に対して、冷媒の実際の温度が何度高いかを示す数値である。以下では、圧縮機17の吐出側における冷媒の過熱度を「吐出過熱度」という。また、圧縮機17の吸入側における冷媒の過熱度を「吸入過熱度」という。
なお、本態様の説明における複数種類の冷媒として、冷媒R410A及び冷媒R32を挙げて説明する。
なお、空気調和機100(図1参照)の構成は前記と同様である。本態様においては、前記した切替スイッチを設けていてもよいし、設けていなくてもよい。本態様では以下のように処理するので、切替スイッチを設けていなくても冷媒に応じた制御を行うことができる。
ステップS201において制御部22bは、試運転を実行する。ここで「試運転」とは、空気調和機100の据付作業やメンテナンス作業が完了した後、通常の空調運転に先立って、冷媒回路10に実際に封入されている冷媒の種類を特定するために行う運転である。制御部22bは、吐出過熱度の目標値Kd1(例えば、+30℃)を設定し、圧縮機11のモータ(図示せず)の回転速度指令値、及び室外膨張弁14の開度指令値を設定して、空気調和機100の試運転を実行する。なお、試運転時における吐出過熱度の目標値Kd1は、冷媒R410A及び冷媒R32の物性に基づいて、予め設定されている。
ステップS204において制御部22bは、冷媒回路10に実際に封入されている冷媒は、冷媒R410Aであると判定する。なお、冷媒R410Aは、冷媒R32よりも過熱蒸気になり易いため、例えば、吐出過熱度Kdが30℃(目標値Kd1)になるように圧縮機17を運転すると、通常、冷媒R410Aの吸入過熱度Kiはゼロ(所定閾値Ki1)よりも高くなる。
ステップS206において制御部22bは、冷媒回路10に実際に封入されている冷媒は、冷媒R32であると判定する。なお、冷媒R32は、冷媒R410Aよりも過熱蒸気になり難いため、例えば、吐出過熱度Kdが30℃(目標値Kd1)になるように圧縮機17を運転すると、通常、冷媒R32の吸入過熱度Kiはゼロ(所定閾値Ki1)以下になる。
ステップS208において制御部22bは、記憶部22aに記憶されている電子膨張弁12の使用開度範囲(図2の「冷媒R410A使用範囲」又は「冷媒R32使用範囲」参照)に基づいて電子膨張弁12の開度値を演算し、得られた開度値を第1の制御装置13に送信する。なお、図5には示さないが、開度値を受信した第1の制御装置13は当該開度値に基づいて電子膨張弁12の開度を制御する。
なお、図5では省略したが、冷媒回路10に実際に封入されている冷媒を特定する処理を終了した後(END)、制御部22bは、通常の空調運転を行う。すなわち、制御部22bは、特定した冷媒の種類に対応する吐出過熱度の目標値(図4参照)に基づいて、圧縮機17や室外膨張弁14、ファンFo、ファンFiなどを制御すると共に、前記に引き続き、電子膨張弁12の開度値の演算を行い、当該開度値を第1の制御装置13に送信する。
以上、本発明に係る空気調和機100の室内ユニットHi又は室外ユニットHoに適用される空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機100の実施形態について説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
また、本発明においては、前記した冷媒特定手段の一態様及び他の態様は、いずれか一方のみを備えていてもよいし、両方を備えていてもよい。
さらに、本明細書においては、室外ユニットHoの第2の制御装置22で電子膨張弁12の開度を演算する旨説明したが、室内ユニットHiの第1の制御装置13が電子膨張弁12の開度を演算してもよい。
さらに、実施形態で説明した室内ユニット及び室外ユニットは、冷凍装置や冷蔵庫など他の機器にも適用できる。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
11 熱交換器(室内熱交換器)
12 電子膨張弁
13 第1の制御装置
22 第2の制御装置
Fi ファン
Ho 室外ユニット
Claims (6)
- 空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
開度が変更可能であり前記冷媒を減圧する電子膨張弁と、
前記電子膨張弁の前記開度を制御する第1の制御装置と、
前記熱交換器に空気を通過させるファンと、を備え、
前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、複数種類の冷媒の使用開度範囲を含んでおり、
前記第1の制御装置が、前記冷媒の漏洩を検知する漏洩検知装置と接続可能な接続部を備えている
ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット又は室外ユニットに適用される空気調和機用のユニット機構。 - 空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
開度が変更可能であり前記冷媒を減圧する電子膨張弁と、
前記電子膨張弁の前記開度を制御する第1の制御装置と、
前記熱交換器に空気を通過させるファンと、を備え、
前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、複数種類の冷媒の使用開度範囲を含んでおり、
前記複数種類の冷媒が、R32及びR410Aであって、
前記電子膨張弁の制御可能な開度範囲は、前記R32及び前記R410Aの電子膨張弁の使用開度範囲を含んでおり、
前記熱交換器の蒸発温度を同一とした条件における前記ファンの回転速度を前記R410A≧前記R32の関係とする
ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット又は室外ユニットに適用される空気調和機用のユニット機構。 - 請求項2において、
前記第1の制御装置が、前記冷媒の漏洩を検知する漏洩検知装置と接続可能な接続部を備えていることを特徴とする空気調和機用のユニット機構。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項において、
前記室外ユニット1台に前記室内ユニット1台を組み合わせるペアタイプ、及び前記室外ユニット1台に複数台の前記室内ユニットを組み合わせるマルチタイプのいずれにも使用できることを特徴とする空気調和機用のユニット機構。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機用のユニット機構を備えることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機用のユニット機構を備える空気調和機において、
前記室外ユニットは、使用される前記冷媒の前記電子膨張弁の使用開度範囲に基づいて前記電子膨張弁の開度値を演算する第2の制御装置を備え、
前記室内ユニットは、前記第1の制御装置を備え、
前記第1の制御装置は、前記開度値に基づいて前記電子膨張弁の前記開度を制御する
ことを特徴とする空気調和機。
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