JP6697587B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
掃除機本体の筐体内に電動送風機を横置きし、筐体内における電動送風機の前方に集塵室を配置し、筐体の前端部に設けた吸気口から集塵室へダストを含む空気を吸入し、集塵室を通過したダストを除去した空気を電動送風機を通して筐体の後端部に設けた排気口から外部に排気する。このような構成を備える従来の電気掃除機において、回路基板は、筐体内における電動送風機の上方スペースに配置されている。
図1は本発明の電気掃除機の実施形態1を示す右側面図であり、図2は実施形態1の電気掃除機の平面図であり、図3は実施形態1の電気掃除機の正面図であり、図4は実施形態1の電気掃除機の背面図である。また、図5は実施形態1の電気掃除機におけるフィルターカバーを取り外した状態を示す斜視図である。また、図6は図2のI-I線断面矢視図
であり、図7は図2のII-II線断面矢視図であり、図8は図2のIII-III線断面矢視図である。また、図9は実施形態1の電気掃除機におけるダストカップユニットの着脱機構を説明する分解斜視図であり、図10は実施形態1の電気掃除機の内部構造を説明する分解斜視図である。
けられると共に、後方下部には上方開口状の第1接続孔部12a2が設けられている。
囲に配置されたパッキン12cが設けられると共に、筐体11の下部には、室内の壁面に取り付けたフックに引っ掛けることができるU形のフック掛け部材16が設けられている。なお、このフック掛け部材16とハンドル14に肩掛けベルト(図示省略)を通すことにより、ユーザーは肩掛けベルトを肩に掛けて電気掃除機1を使用することができる。
5に示すように、筐体11の右側面の上半部は、右側第1カバー部材11aおよび右側第2カバー部材11bによって構成されている。
2b3が形成されると共に、外部に排気するための格子状の内側排気口12b4が形成されている。
右側第2カバー部材11bは、右側第1カバー部材11aの内側排気口12b4の周囲
部に嵌合する枠部と、枠部の開口の上下中間位置に設けられたリブとを有し、リブの上下の開口が外側排気口11b1とされている。
ィルター18aおよび第2フィルター18bが設けられ、右側第2カバー部材11bの外側排気口11b1の内側にはメッシュ部材18cが設けられている。さらに、第1フィル
ター18aは第2フィルター18bよりも圧力損失が大きく、第2フィルター18bはメッシュ部材18cよりも圧力損失が大きく設定されている。
第2フィルター18bは、例えば、不織布、織物といった繊維シートからなり、厚さとしては3〜5mm程度である。
メッシュ部材18cは、例えば、ステンレススチールといった金属製またはポリエステルといった樹脂製である。
なお、第1、第2フィルター18a、18bおよびメッシュ部材18cの作用効果について、詳しくは後述する。
また、図示しないが、この電気掃除機1は、付属品として、細長いノズル体、延長パイプ、吸込口体等を備えており、掃除する場所によってパイプ部12aの吸気口12a1に
ノズル体あるいは延長パイプを介して吸込口体を差し込んで掃除することができる。
ット20の後述するフィルターユニットFに設けられて第1係止凹部11d4と係脱可能
に係止する第1係止爪21c1とを有してなる。
れて第2係止凹部21f1と係脱可能に係止する第2係止爪52aとを有してなる。
なお、第1および第2ロック機構51、52の構造について詳しくは後述する。
図6と図11に示すように、筐体11の内部において、ダストカップ保持部12の垂下壁部12bの後方スペースには電動送風機41および回路基板42が設置されている。なお、図11において、符号12b11は、第2接続孔部12b1と電動送風機41の設置ス
ペースとを連通する吸気流路を示している。
また、筐体11の内部において、電動送風機41の上方かつダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13が設けられている。なお、バッテリー装着部13について詳しくは後述する。
実施形態1の場合、基板保持部材44は、エアーガイド41eの円環状の外周部の曲率半径と略等しい曲率半径を有する湾曲底部44aと、湾曲底部44aの前後端部に連設された前後壁部44bと、湾曲底部44aの凹曲底面に設けられたボス部44cおよび凸部44dとを有する。
また、回路基板42は、筐体11に固定された基板保持部材44の上方開口部を塞ぐように設置され、回路基板42の孔部に凸部44dが挿入された状態でビスにてボス部44cに固定されている。そして、回路基板42は、モータ41aの複数の端子部と複数のリード線46を介して電気的に接続されている。
図13は実施形態1におけるダストカップユニットの分解図であり、図14は実施形態1におけるダストカップユニットの分解斜視図である。
ダストカップユニット20は、前記フィルターユニットFと、フィルターユニットFを着脱可能に装着する開口部を有する前記ダストカップ21とを備える。
さらに、フィルターユニットFは、第1フィルター部22と、第2フィルター部23と、カップカバー24とを有してなる。
有している。
シュフィルター22bの外周に設けられた内筒体22cと、内筒体22cの下端に連結しかつダストカップ21の底面に当接する円筒状支持部22dとを有する。
ルター本体23aの外周部に設けられた環状部23b2と、軸部23b1と環状部23b2
とを連結する放射状に設けられた複数の連結部23b3と、各連結部23b3に設けられた
複数の当接部23b4とを有する。
また、フィルター本体23aの下部には、軸部23b1の下端と連結した塵埃落しユニ
ット23cが設けられている。
によりフィルター本体23aの各山襞に各当接部23b4が衝突してフィルター本体23
aが振動し、それによってフィルター本体23aに付着した塵埃が第1フィルター部22の上部カップ部22a内に落下する。また、リブ23b31を手動で回すことによって塵挨落しユニット23cが回り、塵挨落しユニット23cに取り付けられたブレード23c1
が回転しながら上部カップ部22a内に落下した塵埃を内筒体22cの内部へ移動させる。
丸形状の当接部材と、当接部材をフィルター本体23a側に付勢する図示しない圧縮コイルバネと、当接部材および圧縮コイルバネを保持しかつ連結部23b3に連結するホルダ
部23b21とを有する。
いる。
を有するボタン形の前記係止部材24cに一体成形されている。また、ダストカップユニット20のカップカバー24の外周面には、係止部材24cを前後方向にスライド可能に保持する突起部24c2が設けられている。さらに、突起部24c2と係止部材24cとの間には第1係止爪24c1をカップカバー24よりも後方へ突出させるよう弾発的に付勢する圧縮コイルバネ24c3が設けられている。
ダストカップユニット20を掃除機本体10に装着する際は、図15に示すように、第2係止凹部21f1を第2係止爪52aの方へ向けた状態で、かつカップカバー24の端
面を垂直壁部12bに沿わせるようにしながらダストカップユニット20をパイプ部12aの方へ移動させていく。
に当接する。このとき、第1係止爪24c1の傾斜面が筐体11の角部に摺接することに
より第1係止爪24c1が引っ込む。
ダストカップユニット20をパイプ部12aの方へさらに移動させていくと、第1係止爪24c1が垂直壁部12bの段差部に当接すると共に、ダストカップ21の第2係止凹
部21f1の開口端部が第2係止爪52aの丸みを有する傾斜面に当接する。そして、第
1係止爪24c1は段差部を乗り越え、第2係止爪52aはダストカップ21の開口端部
に摺接し引っ込みながら乗り越えていき、図6に示すように、最終的に第1係止爪24c1は第1係止凹部11d4に係止し、第2係止爪52aは第2係止凹部21f1に係止する
。
ックはほぼ同時に完了する。なお、第1および第2ロック機構51、52のどちらかが先にロックして、その後もう片方がロックしてもよい。ロック完了は「カチッ」という係止音によって確認できるため、ユーザーは操作感を得ることができる。また、この時点でユーザーがダストカップユニット20を手放しても落下することはない。なお、ダストカップユニット20が掃除機本体10に装着されることにより、掃除機本体10の第1接続孔部12a2とダストカップユニット20の流入口21dとがパッキンを介して気密に接続すると共に、ダストカップユニット20のカップカバー24の窓部24aと掃除機本体10の第2接続孔部12b1とがパッキンを介して気密に接続する。
ト20を掃除機本体10に装着していくと、先に第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止する。その後、第2係止凹部21f1を中心にダストカップユニット20を回動させていくことにより第1係止爪24c1が第1係止凹部11d4に係止する。このようにしても、ダストカップユニット20を掃除機本体10へ確実に装着することができる。
着不良によるダストカップユニットの掃除機本体からの脱落を防止することができる。
への移動が規制される。さらに、第2係止爪52aが第2係止凹部21f1に係止した状
態では、第2係止凹部21f1の左右内面に設けられた凸部21f2(図9参照)によって第2係止爪52aの左右方向への移動が規制される。これにより、ダストカップユニット20の掃除機本体10に対するがたつきおよび外れが防止される。
11d4から離脱させた状態とする、あるいは第2ロック機構52を操作して第2係止爪
52aを第2係止凹部21f1から離脱させた状態とすることにより、ダストカップユニ
ット20を掃除機本体10から取り外すことができる。
図6、図7、図9および図10に示すように、バッテリー装着部13は、バッテリー30を収めるバッテリー収納凹部13aと、このバッテリー収納凹部13aに開閉可能に設けられたバッテリーカバー13bと、バッテリー収納凹部13aの奥部に設けられてバッテリー30の正負極端子と電気的に接触可能な前記端子部43とを有する。
また、左右壁部13a2の内面には、バッテリー30の左右側面に設けられた突条部3
0aを前後方向にスライド可能にガイドするガイド溝13a21が形成されている。
向かって下傾するようにダストカップ保持部12の延長線に対して少し(例えば10°程度)傾斜している。また、傾斜板部13a1の前部には傾斜板部13a1よりも下方の筐体11内に設けられた端子部43をバッテリー収納凹部13a内に露出させるための開口部13a11が形成されると共に、傾斜板部13a1の後部には後述するストッパ凸部13e1を通してバッテリー収納凹部13a内に突出させるための孔部13a12が形成されている。
bの左右方向の軸部13b3を受ける複数の軸受部13a3が連設されている。さらに、複数の軸受部13a3の前方には支持部材13cがバッテリー装着部13の一構成要素とし
て設けられる。
する。支持部材13cにおいて、倒立L形部13c1は複数の軸受部13a3の前方に配置され、左右一対の軸受部13c2は複数の軸受部13a3の間に配置される。なお、支持部材13cの各軸受部13c2の上端には返し部が設けられており、各返し部によってバッ
テリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から抜け出ないようにし
ている。なお、バッテリーカバー13bが開いた状態のときに電気掃除機1を落下させた場合にバッテリーカバー13bの軸部13b3が各軸受部13a3、13c2から外れるよ
うにしてもよく、これにより落下時にかかるバッテリーカバー13bへの衝撃力を軽減して割れを抑制する効果が期待できる。
第1カバー部13b1は、バッテリー収納凹部13aの左右壁部13a2の円弧形の上端部に沿った円弧形状であり、複数のリブおよび摺動凸部13b4を挿入する挿入孔13b111を有する中間部13b11と、中間部13b11の左右端部に連設された左右部13b12とを有する。
バッテリー30に当接して正負極端子が端子部43に接近する方向にスライド移動させる押し込み当接部13b112を有している。
図16は実施形態1におけるバッテリー装着部からバッテリーを取り外す状態を示す第1の説明図であって(A)は要部右側面図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図であ
る。また、図17は図16に引き続く説明図であって(A)は図2のII-II線断面矢視図
対応図、(B)は図2のI-I線断面矢視図対応図である。
れている。この貫通孔13b114には、後述する係止部材13d1が係脱可能に係止する。
スに前後方向スライド可能に設けられた枠形の部材である。この係止部材13d1は、前
後方向にスライド操作されるために、その右側に連結部を介して操作レバー13d2が一
体成形されている。また、バッテリー収納凹部13aの傾斜板部13a1の後端部には前
記L形リブ13b113を受けるU形リブ13a13が設けられると共に、傾斜板部13a1の後端部とU形リブ13a13との間には係止部材13d1を前後方向に挿通させる挿通孔1
3a131が形成されている。
13b113の貫通孔13b114に嵌り込むことによって閉状態が維持されている。また、バッテリーカバー13bの左右一対の押し出し当接部13b121はバッテリー30の左右の突条部30aから離間している。
ーカバー13bが軸部13b3を中心として上方(矢印A方向)へ自動的に回動して開く
。なお、操作レバー13d2を離すと圧縮コイルバネ13d3の付勢力によって係止部材13d1は後方へ移動する(図18参照)。
材13cの傾斜面部13c3上を摺動する。このとき、摺動凸部13b4が傾斜面部13c3上を滑らかに摺動できるよう、摺動凸部13b4の先端は凸曲面を有する形状に形成されている。
bの開状態の第1ステップを示している。バッテリー30を取り外すには、図17(A)および(B)に示すように、ユーザーによってバッテリーカバー13bがさらに大きく開かれる(第2ステップ)。この第2ステップでは、次の作用によりバッテリー30の取り外しの補助が自動的に行われる。
図17(A)に示すように、左右一対の押し出し当接部13b121がさらに回動すると、
左右一対の押し出し当接部13b121がてこの原理によってバッテリー30の左右の突条
部30aを強い力で後方へ押しやる。このとき、図17(B)に示すように、ストッパ凸部13e1付近までバッテリー30が後方へ移動して正負極端子が各端子部43から離脱
する。
てバッテリー30の後方への移動が規制されている。したがって、この状態のときに電気掃除機1のパイプ部12aを上に向けたとしてもバッテリー30がバッテリー収納凹部13aからずり落ちることはない。
程度にバッテリー30をバッテリー収納凹部13a内に押し込めばよく、バッテリー30をバッテリー収納凹部13aの奥まで完全に押し込む必要はない(図18参照)。また、バッテリー30がストッパ凸部13e1を通過すると、ストッパ凸部13e1が飛び出して「カチッ」と音がするため、ユーザーはこの音を聞くことによって操作感を得ることができる。
3d1の傾斜面に摺接することによって係止部材13d1が引っ込み、その後貫通孔13b114に係止部材13d1が嵌り込んでロックすることによって、バッテリーカバー13bの閉状態が維持される。
このように構成された本発明の電気掃除機1は、図1と図2に示すように、前後方向に延びるダストカップ保持部12のパイプ部12aの延長線上にバッテリー装着部13のバッテリーカバー13bが配置されたことにより、バッテリーカバー13bがパイプ部12aの一部を構成しているような一体的な外観を呈している。しかも、バッテリーカバー13bによってバッテリー30が外部に露出しないため意匠的に洗練された印象を与えることができる。また、本体の上側にバッテリーカバー13bを配置しているため、バッテリー30を交換する場合、本体の上側にあるバッテリーカバー13bが常に見えている位置にあり、このバッテリーカバー13bを開くことになるので、バッテリーカバー13bが底面側にある場合に比べて、ユーザーが認識し易くなってバッテリー交換が容易となる。
本発明の電気掃除機1は、前述のように、掃除機本体10の筐体11の吸気口12a1
(図6参照)に接続される延長パイプ61と、延長パイプ61に揺動可能に接続される吸込口体62とを備えている。なお、吸込口体62は、吸込口本体62aと、延長パイプ6
1と接続される接続部62bと、吸込口本体62aに対して接続部62bを約90°の範囲で揺動させることができる関節部62cとを有している。
じずに回すことができる。すなわち、手首を軽くひねってハンドル14を左右に回せば、吸込口体62を左右にスムーズに振ることができる。なお、ハンドル14の中心点Z1は
、手でハンドル14を持った状態の手の中心点とすることができる。
さらに、延長パイプ61を外し、吸込口体62にパイプ部12aを差し込んでハンディタイプとして電気掃除機1を使用する場合には、掃除機本体10をひねって容易に掃除することができる。
この電気掃除機1を用いて室内の掃除を行う際には、操作部15のスイッチ15aまたはスイッチ15bをON操作して電動送風機41を駆動させることにより、図6中の太線矢印に示すように、塵埃等のゴミを含む空気が掃除機本体10のパイプ部12aの内部を通過してダストカップ21内に流入する。ダストカップ21内に流入した塵埃を含む空気はダストカップ21内を旋回し、それによって大きなゴミは遠心分離されてダストカップ21の底壁21a側へ寄せられる。
ター18bを通過し、メッシュ部材18cを通過して排気口12b2から外部に排出され
る。なお、気流によって回路基板42の放熱が促される。
図21は実施形態2の電気掃除機における基板保持部を示し(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)は背面図である。
実施形態2の場合、基板保持部材144は、軸心P方向に平行でかつL形で相互に隣接する第1および第2基板保持板部144a、144bを有している。
また、回路基板は、第1基板保持板部144aに取り付けられた第1回路基板142aと、第2基板保持板部144bに取り付けられた第2回路基板142bとを含む。
図22は実施形態3の電気掃除機におけるダストカップユニットを取り外した掃除機本体を示す斜視図であり、図23は実施形態3の電気掃除機における掃除機本体に設けられた脱落防止爪の作用効果を説明する要部拡大断面図である。なお、図22と図23において、図6および図9中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
に所定間隔の隙間をもって下方突出状の脱落防止爪112aが設けられている。この脱落防止爪112aはL形に形成された部材であり、第2接続孔部12b1の下部周縁にビス
止めされた基端部と、ダストカップユニット20の窓部24a(図14参照)の開口周縁24a1に引っ掛かるよう下方へ突出した先端爪部112a1とを有している。
プユニット20のカップカバー24の窓部24aの開口周縁24a1は、ダストカップ保
持部112のパッキン12cと脱落防止爪112aとの間の隙間に嵌り込んでいる。このとき、図6に示すように、ダストカップ保持部112とダストカップユニット20とに設けられた第1および第2ロック機構51、52は完全なロック状態にある。
係止凹部11d4との係合を外そうとする(ロックを解除しようとする)ように作用する
。しかしながら、ダストカップ保持部112に脱落防止爪112aを設けたことにより、筐体11が矢印N方向に撓もうとしても脱落防止爪112aによってダストカップユニット20のカップカバー24は矢印N方向への動きが規制されるため、第1係止爪24c1
と第1係止凹部11d4との係合が外れてダストカップユニット20が脱落する心配はな
い。
実施形態1では、筐体11の内部における電動送風機41と排気口12b2との間の排
気流路に第1フィルター18a、第2フィルター18bおよびメッシュ部材18cが設けられた場合を例示したが、第1フィルター18aと第2フィルター18bの配置を逆にしてもよい。さらに、第1フィルター18aと第2フィルター18bのいずれか一方を省略してもよい。
実施形態1ではハンディタイプとして使用可能な電気掃除機1を例示したが、本発明におけるダストカップユニット着脱機構は、キャニスター型、アップライト型、スティック型等の電気掃除機にも適用できる。
本発明の電気掃除機は、 吸気口および排気口を有する筐体と、電動送風機と、回路基板と、前記回路基板を保持する基板保持部材とを有する掃除機本体を備え、
前記電動送風機、前記回路基板および前記基板保持部材は前記筐体内に収納され、
前記電動送風機は、モータと、前記モータの出力軸に取り付けられたファンと、前記モータを収納し保持するモータハウジングと、前記ファンを覆うファンカバーと、前記ファンカバーと前記モータハウジングとの間に設けられて前記ファンを収納するエアーガイドとを有し、
前記モータハウジングは前記エアーガイドの半径方向の幅よりも小さい幅を有し、
前記基板保持部材は、前記エアーガイドよりも前記モータの軸心側の前記モータハウジングの外周スペースに配置されていることを特徴とする。
(1)前記基板保持部材が前記筐体に固定されてもよい。
このようにすれば、電動送風機の振動が基板保持部を介して回路基板上の電子部品に伝わり難くなる。
このようにすれば、電動送風機のモータハウジングの外周部に第1および第2回路基板を設置することができるため、筐体内の回路基板2枚分の専用設置スペースを削減することができ、筐体のより一層の小型軽量化となり、電気掃除機全体のより一層の小型軽量化
となる。
前記フィルター部材は前記メッシュ部材よりも高い圧力損失を有してもよい。
このようにすれば、電動送風機から排気口に至るまでの間に排気風速を効果的に低下させることができる。これにより、ユーザーに強い排気風を直接当てて不快感を与えるということがない。
前記第1フィルターは前記第2フィルターよりも高い圧力損失を有してもよい。
このようにすれば、排気風速をより効果的に低下させることができる。
前記掃除機本体は、前記筐体内に設けられて前記電動送風機に電力を供給するバッテリーと、前記筐体に設けられたハンドルとをさらに備えたハンディタイプであり、
床面上に前記吸込口体を接地させ、かつ前記延長パイプを床面に対して垂直方向に立てた状態において、前記バッテリーが延長パイプの延長線上に配置されると共に、前記電動送風機が前記バッテリーの後方に配置されることにより自立可能に構成されてもよい。
前記掃除機本体は、前記ロック機構を介して前記ダストカップユニットを着脱可能に保持するダストカップ保持部を有し、
前記ダストカップ保持部は、装着された前記ダストカップユニットの端部に引っ掛かって前記ダストカップ保持部からの前記ダストカップユニットの脱落を防止する脱落防止爪を有してもよい。
本発明の一態様に係る発明によれば、吸気口および排気口を有する筐体と、電動送風機と、回路基板と、前記回路基板を保持する基板保持部材とを有する掃除機本体を備え、
前記電動送風機、前記回路基板および前記基板保持部材は前記筐体内に収納され、
前記電動送風機は、モータと、前記モータの出力軸に取り付けられたファンと、前記モ
ータを収納し保持するモータハウジングと、前記ファンを覆うファンカバーと、前記ファンカバーと前記モータハウジングとの間に設けられて前記ファンを収納するエアーガイドとを有し、
前記モータハウジングは前記エアーガイドの半径方向の幅よりも小さい幅を有し、
前記基板保持部材は、前記エアーガイドよりも前記モータの軸心側の前記モータハウジングの外周スペースに配置されている電気掃除機が提供される。
本発明の一態様によれば、前端部に吸気口を有するパイプ部と、塵埃を集塵するダストカップユニットと、電動送風機とバッテリーを収納する筐体と、を有する掃除機本体を備え、前記ダストカップユニットは、前記掃除機本体の前方側であって前記パイプ部の下方に前記パイプ部と略平行に配置され、前記ダストカップユニットの後方の筐体に開口部を設けることで上下方向にハンドルが形成されることを特徴とする電気掃除機が提供される。
10 掃除機本体
11 筐体
12a1 吸気口
12b2 排気口
12b11 吸気流路
18a 第1フィルター
18b 第2フィルター
18c メッシュ部材
41 電動送風機
41a モータ
41b ファン
41c モータハウジング
41d ファンカバー
41e エアーガイド
42 回路基板
44、144 基板保持部材
142a 第1回路基板
142b 第2回路基板
144a 第1基板保持部
144b 第2基板保持板部
P 軸心
Claims (5)
- 第1方向の一方の端部に吸気口を有するパイプ部と、塵埃を集塵する円筒形の周囲壁を有するダストカップユニットと、電動送風機とバッテリーを収納する筐体と、を有する掃除機本体を備え、
前記ダストカップユニットは、前記掃除機本体における前記第1方向の一方側であって前記パイプ部の前記第1方向と直交する第2方向の一方に前記周囲壁の長手方向が前記パイプ部と略平行に配置され、
前記筐体において、前記ダストカップユニットの前記第1方向の他方側に設けられた手を通すための開口部により前記第2方向にハンドルが形成され、
前記ハンドルは、前記電動送風機の前記第1方向の他方側、かつ前記第1方向に沿った前記電動送風機の中心線と交差する位置にグリップ部を有し、
前記グリップ部と前記電動送風機との前記第1方向の間の距離が、前記電動送風機の前記第1方向の寸法よりも短く、前記バッテリーが、前記グリップ部と前記電動送風機との前記第1方向の間に位置しないように、前記第1方向から見て前記電動送風機と前記第2方向に並んで配置されていることを特徴とする電気掃除機。 - 前記電動送風機の前記第2方向の他方に前記バッテリーを設けることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記バッテリーは、前記ダストカップユニットに対して前記第1方向の他方側、かつ、前記ハンドルに対して前記第1方向の一方側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
- 延長パイプと吸込口体とを備え、
前記延長パイプが前記吸気口に着脱可能であって、前記吸込口体が前記延長パイプに着脱可能に接続されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電気掃除機。 - 前記掃除機本体の前記第1方向の長さより前記延長パイプが長いことを特徴とする請求項4に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
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