JP6692672B2 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents

アスファルトフィニッシャ Download PDF

Info

Publication number
JP6692672B2
JP6692672B2 JP2016067881A JP2016067881A JP6692672B2 JP 6692672 B2 JP6692672 B2 JP 6692672B2 JP 2016067881 A JP2016067881 A JP 2016067881A JP 2016067881 A JP2016067881 A JP 2016067881A JP 6692672 B2 JP6692672 B2 JP 6692672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urea water
asphalt finisher
reducing agent
pump
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016067881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017179848A (ja
Inventor
馬場 信行
信行 馬場
健一 古藤
健一 古藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2016067881A priority Critical patent/JP6692672B2/ja
Publication of JP2017179848A publication Critical patent/JP2017179848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692672B2 publication Critical patent/JP6692672B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は、液体還元剤を用いて排気ガスを浄化する排気ガス処理装置を搭載したアスファルトフィニッシャに関する。
エンジンによって駆動される自走式のアスファルトフィニッシャが知られている(特許文献1参照。)。このアスファルトフィニッシャに搭載されたエンジンは窒素酸化物を含む排気ガスを排出する。
特開2015−135026号公報
しかしながら、特許文献1は、排気ガスを浄化するための装置、及び、そのような装置で消費される液体還元剤を貯留する還元剤用タンクについては言及していない。還元剤用タンクにはその底部にドレインプラグが取り付けられる場合があるが、アスファルトフィニッシャにおける還元剤用タンクの搭載位置によっては、アスファルトフィニッシャによる施工の際にドレインプラグを損傷してしまうおそれがある。
上述に鑑み、還元剤用タンクのドレインプラグの損傷を防止できるアスファルトフィニッシャの提供が望まれる。
本発明の実施例に係るアスファルトフィニッシャは、トラクタと、前記トラクタの前側に設置されたホッパと、前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ搬送するコンベアと、前記コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、前記スクリュによって敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で敷き均すスクリードと、前記トラクタにおけるエンジン室内に配置されるエンジンと、前記エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス処理装置と、前記排気ガス処理装置で消費される液体還元剤を貯留する液体還元剤用タンクと、前記液体還元剤用タンクを載せるように構成された搭載部材と、前記液体還元剤用タンクの底部に取り付けられるドレインプラグを保護する保護部材と、を備え、前記保護部材は、前記ドレインプラグに対応する位置に車幅方向外側に向かって開くように構成される開口を有する。

上述の手段により、還元剤用タンクのドレインプラグの損傷を防止できるアスファルトフィニッシャが提供される。

アスファルトフィニッシャの側面図及び上面図である。 図1のアスファルトフィニッシャに搭載される油圧システムの構成例を示す油圧回路図である。 図1のアスファルトフィニッシャに搭載される排気ガス処理システムの構成例を示す図である。 尿素水タンクの正面図及び側面図、並びに、外殻部材内に収容された尿素水タンクを斜め下から見た図である。図である。 アスファルトフィニッシャの下面(尿素水タンクが搭載される部分)を斜め下から見た図である。 尿素水タンクが搭載される部分を示すアスファルトフィニッシャの部分側面図である。 外殻部材内に収容された尿素水タンクを斜め下から見た図である。 アスファルトフィニッシャの側面図及び上面図である。
図1は、本発明の実施例に係る道路機械(舗装機械)の一例であるアスファルトフィニッシャ100の図である。具体的には、図1(A)は左側面図であり、図1(B)は上面図である。
アスファルトフィニッシャ100は、主に、トラクタ1、ホッパ2、及びスクリード3で構成される。
トラクタ1はアスファルトフィニッシャ100を走行させるための機構である。本実施例では、トラクタ1は走行用油圧モータを用いて走行体としての前輪4及び後輪5を回転させてアスファルトフィニッシャ100を移動させる。走行体はクローラであってもよい。走行用油圧モータは、エンジン6によって駆動される油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する。トラクタ1には、エンジン6、排気ガス処理装置7、燃料タンク8、尿素水タンク9、コントローラ30、モニタ77等が搭載される。
エンジン6及び排気ガス処理装置7はエンジン室に設置される。エンジン室はトラクタ1の+X側(前側)部分に形成されている。本実施例では、エンジン室において、エンジン6が−Y側(左側)に配置され、排気ガス処理装置7がエンジン6の+Y側(右側)に隣接して配置される。
エンジン室は、ハッチングで示すエンジンフード1aによってその上面が部分的に覆われ、外装カバー1bによってその側面が覆われている。エンジン6及び排気ガス処理装置7はエンジンフード1a内に配置される。エンジンフード1aは開閉可能に構成され、その表面に通気孔が形成されている。外装カバー1bは開閉不能又は開閉可能に構成され、その表面に通気孔が形成されている。本実施例では、エンジンフード1aはその一部がパンチングメタルで構成され、別の一部に通気ルーバを有する。外装カバー1bは通気ルーバを有する。
燃料タンク8及び尿素水タンク9はタンク室内に設置される。タンク室はトラクタ1の+X側(前側)部分で且つエンジン室の−Z側(下側)に形成されている。本実施例では、タンク室において、燃料タンク8及び尿素水タンク9は−Y側(左側)に配置され、尿素水タンク9は燃料タンク8の−X側(後側)に隣接して配置される。そのため、尿素水タンク9は上面視で後輪5と燃料タンク8との間に配置される。
ホッパ2は舗装材を受け入れるための機構である。本実施例では、ホッパシリンダ2aによってY軸方向(車幅方向)に開閉できるように構成される。アスファルトフィニッシャ100は、通常、ホッパ2を全開状態にして舗装材運搬車両としてのダンプトラックの荷台から舗装材(例えばアスファルト合材である。)を受け入れる。ホッパ2内に受け入れられた舗装材はコンベア10及びスクリュ11を用いてスクリード3に給送される。
コンベア10は、ホッパ2内の舗装材をトラクタ1の−X側(後側)へ搬送する。スクリュ11は、コンベア10によって搬送されて路面上に撒かれた舗装材をY軸方向(車幅方向)に敷き拡げる。
スクリード3は舗装材を敷き均すための機構である。本実施例では、スクリード3はトラクタ1によって牽引される浮動スクリードであり、レベリングアーム3aを介してトラクタ1と連結される。レベリングアーム3aは、レベリングシリンダ3bによって上下動される。
レベリングシリンダ3bは、アスファルトの施工厚さを調整するためにレベリングアーム3aを上下動させる油圧アクチュエータである。本実施例では、レベリングシリンダ3bは、シリンダがトラクタ1に連結され、ロッドがレベリングアーム3aのトラクタ1との枢着部に連結される。また、施工厚さを増大させる場合、コントローラ30は、油圧源が吐出する作動油をレベリングシリンダ3bのロッド側油室内に流入させ、レベリングシリンダ3bを収縮させてレベリングアーム3aを上昇させる。一方、施工厚さを低減させる場合、コントローラ30は、レベリングシリンダ3bのロッド側油室内の作動油を流出させ、レベリングシリンダ3bを伸張させてレベリングアーム3aを下降させる。
コントローラ30は、アスファルトフィニッシャ100を制御する制御装置である。本実施例では、コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。そして、コントローラ30の各種機能は、内部メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することで実現される。
次に、図2を参照し、図1のアスファルトフィニッシャ100に搭載される油圧システムについて説明する。なお、図2は、図1のアスファルトフィニッシャ100に搭載される油圧システムの構成例を示す油圧回路図である。
油圧システムは、主に、油圧源14、後輪駆動部F1、及びコンベア・スクリュ駆動部F2を含む。
油圧源14は、後輪駆動部F1及びコンベア・スクリュ駆動部F2を含む各種油圧駆動部を動作させる作動油を供給する機能要素である。本実施例では、油圧源14は、主に、エンジン6、後輪走行用ポンプ14R、チャージポンプ14C、シリンダ用ポンプ14M、及びコンベア・スクリュ用ポンプ14Sを含む。
エンジン6は、後輪走行用ポンプ14R、チャージポンプ14C、シリンダ用ポンプ14M、及びコンベア・スクリュ用ポンプ14Sを駆動する駆動源である。
後輪走行用ポンプ14Rは、後輪駆動部F1に駆動用の作動油を供給する可変容量型油圧ポンプである。本実施例では、後輪走行用ポンプ14Rは、閉回路(HST)で用いられる斜板式可変容量型の双方向油圧ポンプであり、ポンプレギュレータ15によってその吐出量が制御される。なお、吐出量は、厳密にはポンプ一回転当たりの吐出量であり、押し退け容積とも称する。後輪走行用ポンプ14Rは、固定容量型油圧ポンプであってもよい。
ポンプレギュレータ15は、後輪走行用ポンプ14Rの吐出量を制御する装置である。本実施例では、ポンプレギュレータ15は、コントローラ30からのポンプ指令電流に応じて後輪走行用ポンプ14Rの吐出量を調整する。例えば、ポンプ指令電流の電流値が大きいほど後輪走行用ポンプ14Rの吐出量を大きくする。
チャージポンプ14Cは、後輪駆動部F1に制御用の作動油を供給する固定容量型の油圧ポンプである。
コンベア・スクリュ用ポンプ14Sは、コンベア・スクリュ駆動部F2に作動油を供給する可変容量型油圧ポンプである。本実施例では、コンベア・スクリュ用ポンプ14Sは、斜板式可変容量型の油圧ポンプである。本実施例では、コンベア・スクリュ用ポンプ14Sは、ポンプレギュレータ15Aによってその吐出量が制御される。ポンプレギュレータ15Aは、コントローラ30からのポンプ指令電流に応じてコンベア・スクリュ用ポンプ14Sの吐出量を調整する。例えば、ポンプ指令電流の電流値が大きいほどコンベア・スクリュ用ポンプ14Sの吐出量を大きくする。コンベア・スクリュ用ポンプ14Sは、固定容量型の油圧ポンプであってもよい。
シリンダ用ポンプ14Mは、ホッパシリンダ2a、レベリングシリンダ3b等の油圧アクチュエータに作動油を供給する可変容量型油圧ポンプである。本実施例では、シリンダ用ポンプ14Mは、斜板式可変容量型の油圧ポンプであり、吐出圧が所定圧で一定となるようにその吐出量が制御される。ポンプレギュレータ15Bは、コントローラ30からのポンプ指令電流に応じてシリンダ用ポンプ14Mの吐出量を調整する。例えば、ポンプ指令電流の電流値が大きいほどシリンダ用ポンプ14Mの吐出量を大きくする。シリンダ用ポンプ14Mは、固定容量型の油圧ポンプであってもよい。
後輪駆動部F1は、後輪5L、5Rを駆動する機能要素である。本実施例では、後輪駆動部F1は、左後輪走行用モータ20L、右後輪走行用モータ20R、チェック弁20La、20Ra、リリーフ弁20Lb、20Rb、減速比制御装置21L、21R、及びブレーキ制御装置22L、22Rを含む。
左後輪走行用モータ20Lは左側の後輪5Lを駆動する油圧モータである。また、右後輪走行用モータ20Rは右側の後輪5Rを駆動する油圧モータである。本実施例では、左後輪走行用モータ20L及び右後輪走行用モータ20Rは可変容量型油圧モータであり、後輪走行用ポンプ14Rと共に閉回路(HST)を形成する。なお、左後輪走行用モータ20L及び右後輪走行用モータ20Rは固定容量型油圧モータであってもよい。
チェック弁20Laは、後輪走行用ポンプ14Rの第1ポートと左後輪走行用モータ20L及び右後輪走行用モータ20Rのそれぞれの第2ポートとを繋ぐ管路C1内の作動油の圧力を所定圧力以上に維持する。具体的には、チェック弁20Laは、管路C1内の作動油の圧力がチャージポンプ14Cの吐出圧を下回った場合にチャージポンプ14Cが吐出する作動油を管路C1内に流入させる。なお、図中の括弧内の数字はポート番号を表す。同様に、チェック弁20Raは、後輪走行用ポンプ14Rの第2ポートと左後輪走行用モータ20L及び右後輪走行用モータ20Rのそれぞれの第1ポートとを繋ぐ管路C2内の作動油の圧力を所定圧力以上に維持する。具体的には、チェック弁20Raは、管路C2内の作動油の圧力がチャージポンプ14Cの吐出圧を下回った場合にチャージポンプ14Cが吐出する作動油を管路C2内に流入させる。
リリーフ弁20Lbは、管路C1内の作動油の圧力を所定のリリーフ圧未満に維持する。具体的には、リリーフ弁20Lbは、管路C1内の作動油の圧力がリリーフ圧を上回った場合に管路C1内の作動油を閉回路外に流出させる。同様に、リリーフ弁20Rbは、管路C2内の作動油の圧力を所定のリリーフ圧未満に維持する。具体的には、リリーフ弁20Rbは、管路C2内の作動油の圧力がリリーフ圧を上回った場合に管路C2内の作動油を閉回路外に流出させる。
減速比制御装置21Lは左後輪走行用モータ20Lに連結された減速機の減速比を制御する装置である。本実施例では、減速比制御装置21Lは、コントローラ30からの制御指令に応じ、チャージポンプ14Cが吐出する作動油を利用して左後輪走行用モータ20Lに連結された減速機の減速比を調整する。右後輪走行用モータ20Rに連結された減速機の減速比を調整する減速比制御装置21Rについても同様である。
ブレーキ制御装置22Lは、アスファルトフィニッシャ100の左側の後輪5Lを制動する左後輪用ブレーキの制動力を制御する装置である。本実施例では、ブレーキ制御装置22Lは、コントローラ30からの制御指令に応じ、チャージポンプ14Cが吐出する作動油を利用して左後輪用ブレーキの制動力を調整する。右後輪用ブレーキの制動力を調整するブレーキ制御装置22Rについても同様である。
コンベア・スクリュ駆動部F2は、コンベア及びスクリュを駆動する機能要素である。本実施例では、コンベア・スクリュ駆動部F2は、主に、制御弁41、左スクリュモータ42SL、右スクリュモータ42SR、左コンベアモータ42CL、右コンベアモータ42CR、及び発電機用モータ42Gを含む。
左スクリュモータ42SL、右スクリュモータ42SRは、スクリュ11を回転駆動する。左コンベアモータ42CL、右コンベアモータ42CRは、コンベア10を回転駆動する。発電機用モータ42Gは、発電機43を回転駆動する。発電機43は、アスファルトフィニッシャ100の要加熱部位を加熱するヒータ等に供給するための電力を生成する。
左スクリュモータ42SL、右スクリュモータ42SR、左コンベアモータ42CL、右コンベアモータ42CR、及び発電機用モータ42Gのそれぞれは開回路を形成する固定容量型油圧モータである。なお、これらの油圧モータは可変容量型油圧モータであってもよい。
制御弁41は、コンベア用制御弁、スクリュ用制御弁、及び発電機用制御弁を含む。コンベア用制御弁は、コントローラ30からの制御指令に応じて切り替わり、コンベア・スクリュ用ポンプ14Sが吐出する作動油を左コンベアモータ42CL及び右コンベアモータ42CRの少なくとも一方の吸込ポートに流入させ、且つ、左コンベアモータ42CL及び右コンベアモータ42CRの少なくとも一方の吐出ポートから流出する作動油を作動油タンクTに排出する。スクリュ用制御弁は、コントローラ30からの制御指令に応じて切り替わり、コンベア・スクリュ用ポンプ14Sが吐出する作動油を左スクリュモータ42SL及び右スクリュモータ42SRの少なくとも一方の吸込ポートに流入させ、且つ、左スクリュモータ42SL及び右スクリュモータ42SRの少なくとも一方の吐出ポートから流出する作動油を作動油タンクTに排出する。同様に、発電機用制御弁は、コントローラ30からの制御指令に応じて切り替わり、コンベア・スクリュ用ポンプ14Sが吐出する作動油を発電機用モータ42Gの吸込ポートに流入させ、且つ、発電機用モータ42Gの吐出ポートから流出する作動油を作動油タンクTに排出する。
図3は、図1のアスファルトフィニッシャ100に搭載される排気ガス処理システム150の構成例を示す図である。排気ガス処理システム150はディーゼルエンジンであるエンジン6から排出される排気ガスを浄化する。
排気ガス処理装置7は、エンジン6の排気ガスを段階的に浄化する装置であり、第1処理部7a及び第2処理部7bを含む。第1処理部7aは、例えば、排気ガス中の粒子状物質を捕集するディーゼルパティキュレートフィルタである。第2処理部7bは、例えば、排気ガス中のNOxを還元除去する選択触媒還元(Selective Catalytic Reduction: SCR)システムである。
第2処理部7bとしてのSCRシステムは、液体還元剤の供給を受けて排気ガス中のNOxを連続的に還元除去する。本実施例では取扱いの容易さから液体還元剤として尿素水(尿素水溶液)が用いられる。
エアフィルタ6aを通じて吸気管6b内に導入された空気は、ターボチャージャ61及びインタークーラ65を通過してエンジン6に供給される。そして、エンジン6からの排気ガスは、ターボチャージャ61を経た後にその下流の排気管6cに至り、排気ガス処理装置7により浄化処理が行われた後で大気中に排出される。
排気管6cには排気ガス処理装置7の第1処理部7aと第2処理部7bとが接続部63を介して直列に接続されている。接続部63にはSCRシステムに尿素水を供給するための尿素水噴射装置68が設けられている。尿素水噴射装置68は、尿素水ホース69を介して尿素水タンク9に接続されている。
尿素水ホース69の中間にはサプライモジュールSMが設けられる。サプライモジュールSMは、尿素水供給ポンプ70及びフィルタ71を含む。本実施例では、サプライモジュールSMは、尿素水タンク9と尿素水供給ポンプ70との間にフィルタ71が配置されるように構成される。
尿素水タンク9内に貯留された尿素水は、尿素水供給ポンプ70により尿素水噴射装置68に供給され、尿素水噴射装置68から排気管6cにおける第2処理部7b(SCRシステム)の上流位置に向けて噴射される。
尿素水噴射装置68から噴射された尿素水はSCRシステムに供給される。供給された尿素水は、SCRシステムのところで加水分解されてアンモニアを生成する。このアンモニアが排気ガスに含まれるNOxを還元する。このようにして排気ガスの浄化が行われる。
第1NOxセンサ72及び第2NOxセンサ73は排気ガス内のNOx濃度を検出するセンサである。本実施例では、第1NOxセンサ72が尿素水噴射装置68の上流側に配置され、第2NOxセンサ73がSCRシステムの下流側に配置される。
尿素水残量センサ74は尿素水タンク9内の尿素水残量を検出するセンサである。尿素水濃度センサ74Aは尿素水タンク9内の尿素水の濃度を検出するセンサである。本実施例では尿素水残量センサ74及び尿素水濃度センサ74Aは尿素水タンク9の上部に配置される。
第1NOxセンサ72、第2NOxセンサ73、尿素水残量センサ74、尿素水濃度センサ74A、尿素水噴射装置68、及び尿素水供給ポンプ70は、排気ガスコントローラ75に接続されている。排気ガスコントローラ75は、第1NOxセンサ72及び第2NOxセンサ73のそれぞれで検出されるNOx濃度に基づき、尿素水噴射装置68及び尿素水供給ポンプ70を制御して適正量の尿素水が噴射されるようにする。
また、排気ガスコントローラ75は、尿素水残量センサ74から出力される尿素水残量に基づいて尿素水タンク9の全容積に対する尿素水残量の割合を算出する。本実施例では、尿素水タンク9の全容積に対する尿素水残量の割合を尿素水残量比とする。例えば、尿素水残量比50[%]は、尿素水タンク9の容量の半分の尿素水が尿素水タンク9内に残存していることを表す。
排気ガスコントローラ75はCAN等を介してエンジンコントロールモジュール(以下、「ECM」とする。)60に接続されている。ECM60はエンジン6を制御する装置である。ECM60はCAN等を介してコントローラ30に接続され、コントローラ30はCAN等を介してモニタ77(表示装置)に接続されている。モニタ77は警告、運転状態等を表示可能である。
ECM60及び排気ガスコントローラ75はそれぞれ、CPU、RAM、ROM、入出力ポート、記憶装置等を含む演算装置である。コントローラ30は、排気ガスコントローラ75が有している排気ガス処理システム150に関する各種情報を利用可能である。
排気ガス処理システム150は、尿素水タンク9及び尿素水ホース69に熱を供給する熱供給機構を有する。熱供給機構は、例えば、寒冷地での尿素水の凍結を防止し、或いは、凍結した尿素水を溶解するための機構である。本実施例では、冷却水ホース80を通過するエンジン6のエンジン冷却水(例えばロング・ライフ・クーラント)が利用される。
具体的には、エンジン6を冷却した直後のエンジン冷却水は、比較的高い温度を維持しながら、冷却水ホース80の第1部分81を通って第2部分82に至る。第2部分82は尿素水タンク9の外面に接する冷却水ホース80の一部である。尿素水より高温のエンジン冷却水は第2部分82を流れるときに尿素水タンク9及びその内部にある尿素水に熱を供給する。
その後、エンジン冷却水は第3部分83及びサプライモジュールSMに至る。第3部分83は尿素水ホース69に密着する冷却水ホース80の一部である。尿素水より高温のエンジン冷却水は尿素水ホース69に沿う冷却水ホース80の第3部分83を流れるときに尿素水ホース69及びその内部にある尿素水に熱を供給する。また、尿素水より高温のエンジン冷却水は、サプライモジュールSM内に形成された流路を流れるときにサプライモジュールSM(尿素水供給ポンプ70及びフィルタ71を含む。)並びにその内部にある尿素水に熱を供給する。
その後、第2部分82及び第3部分83での熱の供給を終えて比較的低い温度となったエンジン冷却水は冷却水ホース80の第4部分84を通って熱交換機ユニット13に至る。第4部分84は第3部分83と熱交換機ユニット13との間に配索される冷却水ホース80の一部であり、尿素水ホース69には密着しない。
第5部分85は、尿素水噴射装置68を冷却するために用いられる冷却水ホース80の一部である。高温状態の尿素水噴射装置68よりも低温のエンジン冷却水は第5部分85を流れるときに高温状態の尿素水噴射装置68から熱を奪い尿素水噴射装置68を冷却してその過熱を防止する。その後、熱の供給を受けて比較的高い温度となった(尿素水より高温の)エンジン冷却水は、尿素水ホース69に沿う第6部分86(第5部分85の一部)を流れるときに尿素水ホース69及びその内部にある尿素水に熱を供給する。尿素水噴射装置68が低温状態にある場合には、低温状態の尿素水噴射装置68よりも高温のエンジン冷却水は第5部分85を流れるときに尿素水噴射装置68及びその内部にある尿素水に熱を供給する。その後、第6部分86での熱の供給を終えて比較的低い温度となったエンジン冷却水は、第3部分83を流れてきたエンジン冷却水と合流した後で第4部分84を通って熱交換機ユニット13に至る。
このようにして、熱供給機構は、エンジン冷却水を利用して尿素水タンク9、尿素水ホース69、サプライモジュールSM、及び尿素水噴射装置68に熱を供給し、それらの内部にある尿素水の凍結を防止し、或いは、凍結した尿素水を溶解する。
次に、図4を参照し、尿素水タンク9について説明する。図4(A)は尿素水タンク9の正面図(−Y側から見た図)であり、図4(B)は尿素水タンク9の側面図(−X側から見た図)である。また、図4(C)は、外殻部材90内に収容された尿素水タンク9を斜め下から見た図である。
尿素水タンク9は、図4(A)に示すように、前面(−Y側の面)に残量インジケータ9aを有し、底面(−Z側の面)にドレインプラグ9bが取り付けられている。また、上面前端(+Z側の面の−Y側端部)にはホース52を介してフィラー50が接続されている。ホース52の両端はホースバンド53で締め付けられている。また、図4(B)に示すように、上面後端(+Z側の面の+Y側端部)には尿素水残量センサ74が取り付けられている。
フィラー50は、尿素水を尿素水タンクに補給するための部材であり、その開口にはフィラーキャップ50cが取り付けられる。また、フィラー50にはブラケット51が取り付けられる。
ブラケット51は、フィラー50の開口を所望の方向に向けて固定するための部材である。ブラケット51は、例えば、本体フレームから延びるフレーム側ブラケットにボルトを介して締め付けられる。図4の例では、フィラー50の開口は尿素水タンク9から見て右斜め上を向くように固定される。
外殻部材90は、尿素水タンク9を覆う部材であり、少なくとも尿素水タンク9の底部を覆うように構成される。図4(C)の例では、外殻部材90は、前板部材91、右板部材92、左板部材93、後板部材94、及び底板部材95で構成され、尿素水タンク9の略下半分をカバーする。底板部材95は、開口95a及び開口95bを有する。ドレインプラグ9bは、開口95aを貫通して下方(−Z方向)に突出する。開口95bは、軽量化のための構成であり、省略されてもよい。
作業者は、尿素水タンク9を外殻部材90内に収容した後、尿素水タンク9の上面中央の鞍部に逆U字型の留め具を取り付けることで尿素水タンク9と外殻部材90とを固定する。なお、外殻部材90は、アスファルトフィニッシャ100の本体から尿素水タンク9と共に取り外し可能である。
次に図5を参照し、尿素水タンク9のドレインプラグ9bの保護構造について説明する。図5は、図1の矢印Vで示すようにアスファルトフィニッシャ100の下面(尿素水タンク9が搭載される部分)を斜め下から見た図である。図5に示すように、尿素水タンク9は、外殻部材90に収容された状態で搭載部材96の上に置かれている。また、尿素水タンク9は、コンベア10の車幅方向の外側(−Y側)に配置されている。
搭載部材96は、尿素水タンク9を載せるように構成された部材である。図5の例では、搭載部材96は本体フレームに取り付けられている。搭載部材96は開口96a及び開口96bを有する。搭載部材96は、ドレインプラグ9bに対応する位置に開口96aを有する。ドレインプラグ9bは、開口96aを貫通して下方(−Z方向)に突出する。開口96bは、軽量化のための構成であり、省略されてもよい。
搭載部材96の下側(−Z側)の表面には尿素水タンク9のドレインプラグ9bを保護する保護部材97が取り付けられている。図5の例では、保護部材97は、ドレインプラグ9bに対応する位置に開口97aを有する。ドレインプラグ9bは、開口97a内に突出するが、開口97aを貫通することはない。すなわち、ドレインプラグ9bの下端(−Z側の先端)は、保護部材97の底面(−Z側の面)よりも高い位置にある。これは、地面から保護部材97までの距離が地面からドレインプラグ9bまでの距離より小さいことを意味する。地面は、例えば、施工面である。
この構成により、保護部材97は、アスファルトフィニッシャ100が前進或いは後進した場合であっても、アスファルトフィニッシャ100の下にある障害物等の物体がドレインプラグ9bと接触するのを防止できる。その物体は、ドレインプラグ9bと接触する前に保護部材97と接触するためである。そのため、保護部材97は、ドレインプラグ9bの損傷を確実に防止できる。
開口96a及び開口97aは、尿素水タンク9が搭載部材96の上を車幅方向(Y軸方向)に摺動できるように構成される。図5の例では、開口96a及び開口97aは、車幅方向外側(−Y側)に向かって開くように構成される。搭載部材96の上に搭載された(尿素水タンク9を収容した)外殻部材90を、外殻部材90の底面と搭載部材96の上面とを摺動させながら−Y側に引き出すことができるようにするためである。また、アスファルトフィニッシャ100から取り外されている(尿素水タンク9を収容した)外殻部材90を、外殻部材90の底面と搭載部材96の上面とを摺動させながら+Y側に押し込むことができるようにするためである。
図5の例では、保護部材97は、−Y側に向かってのみ開くように、すなわちドレインプラグ9bの+X側、−X側、及び+Y側を取り囲むように一部材で構成されている。但し、保護部材97は、ドレインプラグ9bの+X側及び−X側のそれぞれを別々に保護するように二部材で構成されてもよい。
次に図6を参照し、搭載部材96の上に搭載された(尿素水タンク9を収容した)外殻部材90を−Y側に引き出す手順について説明する。図6は、尿素水タンク9が搭載される部分を示すアスファルトフィニッシャ100の部分側面図である。図6(A)は、レベリングアーム3aが下限近くまで下降したときの状態を示し、図6(B)は、レベリングアーム3aが上限近くまで上昇したときの状態を示す。
最初に、作業者は、燃料タンク8のフィラー8cと尿素水タンク9のフィラー50とが視認できる図6(A)に示すような状態において、レベリングシリンダ3bを収縮させてレベリングアーム3aを上昇させる。
レベリングシリンダ3bを収縮させて図6(B)に示すような状態までレベリングアーム3aを上昇させると、尿素水タンク9及び外殻部材90の全体が露出する。残量インジケータ9aも全体が露出して視認性が向上するため、作業者は、尿素水の残量を容易に確認できるようになる。
この状態において、作業者は、外殻部材90と搭載部材96とを締結しているボルトを取り外し、且つ、ハーネス類を取り外すと、(尿素水タンク9を収容した)外殻部材90をレベリングアーム3aに接触させることなく、−Y側に引き出すことができる。
このように、作業者は、レベリングアーム3aを上限近くまで上昇させることで、外殻部材90を尿素水タンク9と共にアスファルトフィニッシャ100から取り外すことができる。
なお、上述の例では、尿素水タンク9はトラクタ1の左側面に配置されているが、右側面に配置されていてもよい。
次に図7を参照し、保護部材の別の構成例について説明する。図7は、外殻部材90内に収容された尿素水タンク9を斜め下から見た図であり、図4(C)に対応する。
図7の保護部材97Mは、外殻部材90の底板部材95に取り付けられている点で、搭載部材96に取り付けられている図5の保護部材97と相違する。また、ドレインプラグ9bを取り囲む円筒形状を有する点で図5の保護部材97と相違する。
ドレインプラグ9bは、保護部材97M内に突出するが、保護部材97Mを貫通することはない。すなわち、ドレインプラグ9bの下端(−Z側の先端)は、保護部材97Mの下端(−Z側の先端)よりも高い位置にある。これは、地面から保護部材97Mまでの距離が地面からドレインプラグ9bまでの距離より小さいことを意味する。地面は、例えば、施工面である。
この構成により、保護部材97Mは、図5の保護部材97と同様、アスファルトフィニッシャ100が前進或いは後進した場合であっても、アスファルトフィニッシャ100の下にある障害物等の物体がドレインプラグ9bと接触するのを防止できる。その物体は、ドレインプラグ9bと接触する前に保護部材97Mと接触するためである。そのため、保護部材97Mは、ドレインプラグ9bの損傷を確実に防止できる。
次に図8を参照し、アスファルトフィニッシャ100Aにおける尿素水タンク9の配置について説明する。図8(A)はアスファルトフィニッシャ100Aの左側面図であり図1(A)に対応する。図8(B)はアスファルトフィニッシャ100Aの上面図であり図1(B)に対応する。
図8のアスファルトフィニッシャ100Aは、前輪4及び後輪5の代わりにクローラ5Aを備える点で図1のアスファルトフィニッシャ100と相違する。
また、図8のアスファルトフィニッシャ100Aは、クローラ5Aよりも高い位置に尿素水タンク9を配置した点で、前輪4と後輪5との間に尿素水タンク9を配置する図1のアスファルトフィニッシャ100と相違する。
図8のアスファルトフィニッシャ100Aでは、尿素水タンク9は、コンベア10の車幅方向の外側に配置されている。また、尿素水タンク9は、図1の尿素水タンク9に比べ、背が低く(Z軸方向に短く)、幅が広い(X軸方向に長い)。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、保護部材97、97Mは、作業者が尿素水タンク9のドレインプラグ9bを下方から見ることできるように構成されている。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、保護部材は、ドレインプラグ9bが露出しないようにドレインプラグ9bの下側(−Z側)を覆うように構成されてもよい。
1・・・トラクタ 1a・・・エンジンフード 1b・・・外装カバー 2・・・ホッパ 2a・・・ホッパシリンダ 3・・・スクリード 3a・・・レベリングアーム 3b・・・レベリングシリンダ 4・・・前輪 5・・・後輪 5A・・・クローラ 6・・・エンジン 6a・・・エアフィルタ 6b・・・吸気管 6c・・・排気管 7・・・排気ガス処理装置 7a・・・第1処理部 7b・・・第2処理部 8・・・燃料タンク 8c・・・フィラー 9・・・尿素水タンク 9a・・・残量インジケータ 9b・・・ドレインプラグ 10・・・コンベア 11・・・スクリュ 13・・・熱交換機ユニット 14・・・油圧源 14C・・・チャージポンプ14C 14M・・・シリンダ用ポンプ 14R・・・後輪走行用ポンプ 14S・・・コンベア・スクリュ用ポンプ 15、15A・・・ポンプレギュレータ 20L・・・左後輪走行用モータ 20R・・・右後輪走行用モータ 20La、20Ra・・・チェック弁 20Lb、20Rb・・・リリーフ弁 21L、21R・・・減速比制御装置 22L、22R・・・ブレーキ制御装置 30・・・コントローラ 41・・・制御弁 42SL・・・左スクリュモータ42SL 42SR・・・右スクリュモータ 42CL・・・左コンベアモータ 42CR・・・右コンベアモータ 42G・・・発電機用モータ 43・・・発電機 50・・・フィラー 50c・・・フィラーキャップ 51・・・ブラケット 52・・・ホース 53・・・ホースバンド 60・・・エンジンコントロールモジュール 61・・・ターボチャージャ 63・・・接続部 65・・・インタークーラ 68・・・尿素水噴射装置 69・・・尿素水ホース 70・・・尿素水供給ポンプ 71・・・フィルタ 72・・・第1NOxセンサ 73・・・第2NOxセンサ 74・・・尿素水残量センサ 74A・・・尿素水濃度センサ 75・・・排気ガスコントローラ 77・・・モニタ 80・・・冷却水ホース 81・・・第1部分 82・・・第2部分 83・・・第3部分 84・・・第4部分 85・・・第5部分 86・・・第6部分 90・・・外殻部材 91・・・前板部材 92・・・右板部材 93・・・左板部材 94・・・後板部材 95・・・底板部材 95a、95b・・・開口 96・・・搭載部材 96a、96b・・・開口 97、97M・・・保護部材 97a・・・開口 100・・・アスファルトフィニッシャ 150・・・排気ガス処理システム C1、C2・・・管路 F1・・・後輪駆動部 F2・・・コンベア・スクリュ駆動部 表示部 SM・・・サプライモジュール

Claims (6)

  1. トラクタと、
    前記トラクタの前側に設置されたホッパと、
    前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ搬送するコンベアと、
    前記コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、
    前記スクリュによって敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で敷き均すスクリードと、
    前記トラクタにおけるエンジン室内に配置されるエンジンと、
    前記エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス処理装置と、
    前記排気ガス処理装置で消費される液体還元剤を貯留する液体還元剤用タンクと、
    前記液体還元剤用タンクを載せるように構成された搭載部材と、
    前記液体還元剤用タンクの底部に取り付けられるドレインプラグを保護する保護部材と、を備え、
    前記保護部材は、前記ドレインプラグに対応する位置に車幅方向外側に向かって開くように構成される開口を有する、
    アスファルトフィニッシャ。
  2. 前記保護部材は、前記搭載部材に取り付けられる、
    請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
  3. 少なくとも前記液体還元剤用タンクの底部を覆う外殻部材を備え、
    前記外殻部材は、前記アスファルトフィニッシャの本体から前記液体還元剤用タンクと共に取り外し可能であり、
    前記保護部材は、前記外殻部材に取り付けられる、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  4. 施工面から前記保護部材までの距離は、前記施工面から前記ドレインプラグまでの距離より小さい、
    請求項1乃至の何れかに記載のアスファルトフィニッシャ。
  5. 前記液体還元剤用タンクは、走行体としての前輪と後輪の間に配置され、或いは、走行体としてのクローラの上側に配置される、
    請求項1乃至の何れかに記載のアスファルトフィニッシャ。
  6. 前記液体還元剤用タンクは、前記コンベアの車幅方向の外側に配置される、
    請求項1乃至の何れかに記載のアスファルトフィニッシャ。
JP2016067881A 2016-03-30 2016-03-30 アスファルトフィニッシャ Active JP6692672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067881A JP6692672B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 アスファルトフィニッシャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067881A JP6692672B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 アスファルトフィニッシャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017179848A JP2017179848A (ja) 2017-10-05
JP6692672B2 true JP6692672B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=60004012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016067881A Active JP6692672B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 アスファルトフィニッシャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6692672B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116547U (ja) * 1982-02-03 1983-08-09 松下電器産業株式会社 液体燃料タンク
JPH04114821U (ja) * 1991-03-27 1992-10-09 いすゞ自動車株式会社 燃料タンク等のドレンプラグ保護構造
JP4260758B2 (ja) * 2004-03-25 2009-04-30 日産ディーゼル工業株式会社 還元剤容器の取付装置
US20130000281A1 (en) * 2011-06-30 2013-01-03 Caterpillar Inc. Def pump mounted to tank
JP2013249665A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 転圧機械
ITBO20120469A1 (it) * 2012-09-05 2014-03-06 Magneti Marelli Spa Dispositivo di alimentazione diesel exhaust fluid per un sistema di scarico di un motore a combustione interna provvisto di post-trattamento dei gas di scarico
JP5984685B2 (ja) * 2013-01-11 2016-09-06 アルパイン株式会社 表示システム、サーバ、端末装置、表示方法およびプログラム
EP2754870B1 (de) * 2013-01-11 2018-03-07 Joseph Vögele AG Straßenfertiger mit Wärmemanagementsystem
WO2014155510A1 (ja) * 2013-03-26 2014-10-02 株式会社小松製作所 ホイールローダ
JP6091992B2 (ja) * 2013-05-15 2017-03-08 住友建機株式会社 建設機械
JP2015028313A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社日本自動車部品総合研究所 アキシャルベーン型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017179848A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2752327B1 (en) Construction vehicle equipped with exhaust-gas post-processing device
KR101579213B1 (ko) 배기 가스 후처리 유닛, 및 이를 탑재하는 건설 차량
US8985262B2 (en) Construction vehicle equipped with exhaust aftertreatment device
US11634024B2 (en) Working machine
US9708951B2 (en) Reducing agent tank module
JP6069595B1 (ja) ダンプトラック
KR20200008060A (ko) 엔진 장치
US10655527B2 (en) Arrangement and a method for controlling the temperature of air being fed to a vehicle engine
JP2022022274A (ja) トラクタ
JP6692672B2 (ja) アスファルトフィニッシャ
JP2018069746A (ja) 作業車両
JP6615668B2 (ja) アスファルトフィニッシャ
US9726065B2 (en) Work vehicle
JP6576860B2 (ja) アスファルトフィニッシャ
JP6480234B2 (ja) 作業機
JP6576861B2 (ja) アスファルトフィニッシャ
JP5438249B1 (ja) ダンプトラック
JP7449361B2 (ja) アスファルトフィニッシャ
JP6482352B2 (ja) 作業機
JP6391523B2 (ja) 作業機
JP2016089409A (ja) 転圧機械の排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200205

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150