JP6689816B2 - 事前充填注射器 - Google Patents

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Description

本明細書は、シリンジ又は注射カートリッジの技術分野に関し、特に、事前充填(pre-filled)注射器に関する。
事前充填シリンジ又は事前充填カートリッジ、例えばダブルチャンバー型(double chamber)の事前充填シリンジ又は事前充填カートリッジはかなり以前から知られており、現在では広範に用いられている。このダブルチャンバーシリンジ又はダブルチャンバーカートリッジは、筒状の収容本体と2つの物質とを備え、2つの物質のうちの少なくとも一方が液体物質である。筒状の本体内部に画定され最初は分離されている2つの収容チャンバーに、2つの物質は収容されている。
例えば、粉体の形態の固体物質及び液体物質である2つの物質は、患者への投与/注入の直前に混合されることが意図される。液体物質は、例えば注入可能な溶剤である。2つの物質を混合するために、2つの収容チャンバーは、例えば、事前充填シリンジ又は事前充填カートリッジ内の2つのチャンバー間にバイパス要素を設けることによって、注入可能な溶液を再構成するように連通状態にされる。
現在、非常に少量の、例えば約1ミリリットル又は0.1ミリリットルの量の再構成された溶液の投与/注入が可能である事前充填シリンジは知られていない。このような投与量は、例えば抗生物質を局所的に投与するために、例えば患者の眼房内にセフロキシム等のセファロスポリン系抗生物質を注入するために必要とされる。
非常に少量の再構成された溶液を正確かつ安全な方法で注入することを可能にする事前充填注射器を作製することが必要とされている。
本明細書の包括的な目的は、上記の需要を満たすことを可能にする事前充填注射器を利用可能にすることである。
この目的及び他の目的は、請求項1に記載のそのより包括的な形態及び従属請求項におけるその特定の実施形態のうちのいくつかの事前充填注射器によって達成される。
本発明は、添付図面に関連する非限定的な例によって行われる、その実施形態の以下の詳細な説明からよりよく理解される。
第1の使用構成を示す、第1の実施形態の事前充填注射器の側面図である。 図1の注射器のいくつかの取り外した部品の側面図である。 第2の使用構成を示す、図1の注射器の側面図である。 第3の使用構成を示す、図1の注射器の側面図である。 第4の使用構成を示す、図1の注射器の側面図である。 第5の使用構成を示す、図1の注射器の側面図である。 第1の使用構成を示す、第2の実施形態の事前充填注射器の側面図である。 第2の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 図7の注射器の構成部品の斜視図である。 図9の構成部品の断面図である。 図7の注射器の更なる構成部品の断面図である。 第3の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 第4の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 第5の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 第6の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 第7の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。 第8の使用構成を示す、図7の注射器の側面図である。
添付図面において、同一又は類似の要素は同じ参照符号によって示される。
図1〜図6を参照すると、事前充填注射器1の第1の実施形態が示されている。事前充填注射器1は、図示のこの特定の例では、事前充填ダブルチャンバーシリンジである。1つの代替的な実施形態において、事前充填注射器1は、事前充填カートリッジである。更なる実施形態において、事前充填注射器1には3つ以上のチャンバーを設けることができる。事前充填注射器1は、注入可能な溶液の再構成と、非常に少量の上記溶液の注入、例えば1ミリリットル未満、好ましくは0.1ミリリットルに等しいか又は略等しい溶液量の注入とを可能にする。好ましくは、上記投与量は、事前充填注射器1内部で再構成される注入可能な溶液の約1/25未満であり、好ましくは再構成された注入可能な溶液の1/50に等しい。
図2を参照すると、事前充填注射器1は、第1の開口4すなわち前部開口と、第2の開口5すなわち後部開口5との間に延在する筒状の収容本体3を備える。「初期構成」と称される図1に示す使用構成において、筒状の本体3の内部には、互いに気密に分離された第1の収容チャンバー8及び第2の収容チャンバー9が画定されている。第1の収容チャンバー8は前部チャンバーと称され、第2の収容チャンバー9は後部チャンバーと称される。
事前充填注射器1は、筒状の本体3に固定される、例えば第1の収容チャンバー8の一方の端部において筒状の本体3の外側壁に固定される閉鎖装置2を備えることが好ましい。1つの代替的な実施形態によれば、閉鎖装置2は、筒状の本体3に一体化され、したがって筒状の本体3の端部である。好ましくは、事前充填注射器1は、閉鎖装置2の反対側に人間工学的なグリップセクション12を有し、このセクションは、筒状の本体3に固定されるか又は筒状の本体3に一体化される。
筒状の本体3は、例えば、注入可能な物質を収容するのに好適なシリンジ又はカートリッジの収容本体の形態であり、透明又は略透明なガラス又はプラスチック材料によって作製されることが好ましい。筒状の本体3は単一片として作製されることが好ましい。
事前充填注射器1は、第1の収容チャンバー8に収容されている第1の固体物質又は液体物質と、筒状の本体3内で間に第2の収容チャンバー9を画定するように筒状の本体3内に配置されるとともに、筒状の本体3内で(例えば推力又は牽引力によって)摺動するようになっている第1のプラグ6及び第2のプラグ7と、第2の収容チャンバー9内に収容されている第2の液体物質と、を備える。第2の液体物質は、筒状の本体3内で第1の物質と混合され、注入可能な溶液を再構成することが意図される。
第1の物質は、高活性物質であることが好ましい。
第1の物質は、例えば粉体、顆粒状物質、滅菌錠剤又は圧粉体である。上記第1の物質は、APIであることができるか又はAPIを含むことができる。1つの実施形態によれば、第1の物質は、例えば、それぞれ2つの異なる物質のうちの一方を含む2つの異なる錠剤の形態でこの2つの異なる物質を含む。
第1の物質が固体の場合、第1の物質は、結晶化又は凍結乾燥された物質とすることができる。第1の物質は、結晶化されているが凍結乾燥されていない場合が目下好ましい。第1の物質が凍結乾燥された粉体である場合、この粉体は、第1の物質を第1の収容チャンバー8に挿入する前に行われる凍結乾燥プロセスによって得られることが好ましい。
上記第1の物質は、例えば高活性物質、例えば、βラクタム抗生物質若しくはセファロスポリン系抗生物質、又は殺細胞性抗腫瘍剤、又はホルモン製剤、又は生物学的製剤である。上記第1の物質は、通常の活性成分、すなわち高活性であると定義され得ない成分とすることもできる。
プラグ6、7は、例えばプラスチック材料で作製され、筒状の本体3の内壁に気密に係合し、外部からの推力又は牽引力の作用によって筒状の本体3内を摺動することができる。
上記第2の液体物質は、注入可能な溶剤であることが好ましく、例えば、WFI(注射用水)溶剤、又はリドカイン溶液、又は水及びベンジルアルコールの溶液、又は塩化ナトリウムの生理溶液、又は包括的には別の固体物質若しくは液体物質を再構成するのに適した任意の注入可能な物質である。第2の液体物質は、API(医薬品有効成分)であることができるか又はAPIを含むことができる。
1つの実施形態によれば、中間プラグ6とも称される第1のプラグ6は、最初は閉鎖状態であり、プラグに外力、例えば推力を印加すると開放状態になるようになっている少なくとも1つのバイパスチャネルを有する。バイパスチャネルを有するプラグは、事前充填注射器の分野の当業者には一般的に知られており、そのため更に記載はしない。
1つの代替的な実施形態によれば、収容本体3は、バイパスチャネルを画定するようになっている凹部10が設けられた内壁を備える。図1に示す初期構成では、この凹部は、第1のプラグ6と第1の開口4との間に配置されている。
第2のプラグ7すなわち後部プラグ7は、プランジャー52を第2のプラグ7に固定するようになっている固定要素を備え、第2のプラグ7は、プランジャー52の推進作用又は牽引作用によって筒状の本体3内を摺動することができるようになっていることが好ましい。上記固定要素は、例えば、第2のプラグ7の厚さ方向に形成された雌ねじ付きのブラインド孔を有し、このブラインド孔の内部には、プランジャー52の相補的なねじ端部を挿入及び螺合することができる。
第1のプラグ6は、第1のプラグ6と第1の開口4との間に第1の収容チャンバー8すなわち前部チャンバー8が画定されるように、第1の開口4から離間している。
また、事前充填注射器1は、入口開口21及び出口開口22を有する投与用リザーバー20を備える。入口開口21は第1の収容チャンバー8と連通し、第1の収容チャンバー8が、第1のプラグ6と投与用リザーバー20の入口開口21との間に延在するようになっている。図示の特定の例では、投与用リザーバー20は閉鎖装置2内に画定されるが、1つの異なる実施形態では、同じ筒状の本体3の一部とし、根本的には第1の収容チャンバー8の狭窄部とすることができる。
1つの実施形態によれば、投与用リザーバーは透明又は半透明の材料で作製され、外部からその内容物を見ることが可能であるようになっており、好ましくは、同様に外部から視認可能な目盛りが付けられている。
1つの好ましい実施形態によれば、事前充填注射器1は1本の針24を備え、この針24の内部チャネルは、投与用リザーバー20の出口開口22と流体連通する。例えば、針24は、第1の収容チャンバー8の反対側で投与用リザーバー20に固定される。事前充填注射器1は、針24の保護シールド25を備えることが好ましい。保護シールド25は、軸方向に整列される複数のセクションによって形成される伸縮式のシールドであることが好ましい。このシールドは、例えば図1に示す初期構成から開始して、例えば図5に示す開放構成にすることができる。1つの可能な実施形態によれば、保護シールド25は、取外し可能及び/又は穿孔可能なメンブレン又はシート26によってシールされる端部を有する。
図1の初期構成から開始して、例えばプランジャー52の手動操作によるプランジャー52の推進作用の結果として、第1のプラグ6及び第2のプラグ7は、図3に示すいわゆる再構成用構成(reconstitution configuration)に達するまで筒状の本体3内を摺動するようになっており、この再構成用構成において、2つの収容チャンバー8及び9がバイパス10によって互いに連通状態になり、第2の物質が第1のチャンバー8に入って第1の物質と混合される。上記再構成用構成では、事前充填注射器1を例えば手で振ることにより、2つの物質の混合を促進することができる。
図3の使用構成から開始して、リザーバー20を上に向けた状態で事前充填注射器1を保持するとともにプランジャー52を更に押しながら、双方のプラグ6及び7が互いに接触するまでこれらのプラグを前方に更に移動させ、「空気放出終了」構成と称される図4の使用構成に達するまで、第1の収容チャンバー8内に存在する空気を押し出すことが可能である。
図4の空気放出終了構成から開始して、依然としてプランジャー52の推進作用によって、保護シールド25を適切に開放構成に移した後、(プランジャー52によって更に押される第2のプラグ7の推進作用によって)第1のプラグ6を摺動させて第1の収容チャンバー8の容積を減少させ、図5に示すいわゆる投与前構成に達するまで、筒状の本体3から投与用リザーバー20の出口開口22を通して、再構成された溶液の或る分量(以下「第1の分量」と称する)を放出することが可能である。上記投与前構成では、第1のプラグ6が投与用リザーバー20の入口開口を閉鎖し、再構成された溶液の或る分量(以下「第2の分量」と称する)が第1の収容チャンバー8に収容され、患者に投与される溶液量である再構成された溶液の或る分量(以下「第3の分量」と称する)が投与用リザーバー20に充填される。
したがって、投与用リザーバー20が、再構成された溶液の或る分量をどのように収容するかに留意すべきである。より正確に言えば、投与用リザーバー20が上記分量を隔離する。
好ましくは、上記第3の分量は、再構成された注入可能な溶液の1/25未満であり、好ましくは再構成された注入可能な溶液の1/50に等しい。
1つの実施形態によれば、上記投与用リザーバー20の容積は、約1ミリリットル又は約0.1ミリリットルである。
第1のプラグ6は突起(projecting appendix)16を備える。突起16は、投与用リザーバー20の入口開口21を通過して投与用リザーバー20に進入し、第3の分量の溶液を投与用リザーバー20から放出するようになっている。これは、第3の分量の溶液の投与のために、その投与時に行われる。好ましくは、上記突起16は直円柱形であり、より好ましくは円形断面を有する。
上記突起16は、投与用リザーバー20の入口開口の断面積に等しいか又はその断面積よりも僅かに小さい断面積を有し、それにより、突起16が、投与用リザーバー20内へのその摺動時に投与用リザーバー20の内壁に気密に係合しながら、投与用リザーバー20に進入することができることが好ましい。
1つの第1の実施形態によれば、事前充填注射器1は、第2の溶液分量を通過させてこの第2の分量を放出し、突起16が投与用リザーバー20の入口開口21を通過するのを可能にするようになっている開口23、すなわち排出チャネル23(以下概して「排出路」と称する)を有する。
実際、上記排出路23がなければ、第2の分量の溶液は、液体の非圧縮性により、図5の使用構成から図6の使用構成に移るのに必要な第1のプラグ6の更なる前進を阻む。図6の使用構成は「投与終了構成」と称される。上記排出路23は、閉鎖装置2に設けられることが好ましい。上記排出路23は、例えば、取外し可能なプラグ、又は、取外し可能若しくは開放可能若しくは穿孔可能若しくは破断可能な壁、又は、取外し可能若しくは引裂き可能若しくは穿孔可能なメンブレン、又は、手動若しくは自動で開放される弁、によって最初は閉鎖されている通路であることが好ましい。
上記排出路23は、好ましくは図5の構成から開始して、事前充填注射器1が図6の構成に移るのを可能にするように開放されるように構成される。
上記排出路23の入口セクションは、第1の収容チャンバー8の内側に面し、投与用リザーバー20の入口開口21から離間し、出口セクションは、第1の収容チャンバー8の外側に面する。注射器1は、第2の溶液分量を放出するためのカニューレ26又は第2の溶液分量の外部収集用リザーバーを備えることが好ましく、上記出口セクションは、カニューレ26又は外部収集用リザーバーに接続されているか又は接続可能である。
図1〜図6の実施形態では、再構成された溶液の投与量、すなわち注入量は、再構成された溶液の第1の分量を筒状の本体3から放出し、再構成された溶液の第2の分量を筒状の本体3において隔離し、再構成された溶液の第3の分量を投与用リザーバー20内に隔離する、ことで決定され、第2の分量は、再構成された溶液の第3の分量が投与用リザーバー20から放出されて投与されるのと同時に、排出路23を通して放出されるように意図されることが、上記から明らかであろう。
図7〜図17を参照しながら以下で記載する1つの代替的な実施形態では、注射器1には、排出路23の代わりに少なくとも1つの貯蔵用リザーバー32、36が設けられる。少なくとも1つの貯蔵用リザーバー32、36は、第1のプラグ6が再構成された溶液の第2の分量に印加する推力に従って、閉鎖構成から開放構成に移り、再構成された溶液の第2の分量がこれらの貯蔵用リザーバーに充填され、突起16が投与用リザーバー20の入口開口を通過して投与用リザーバー20に進入するのを可能にするようになっている。
貯蔵用リザーバー32、36の総容積は、投与用リザーバー20の容積に等しいことが好ましい。
貯蔵用リザーバー32、36は、環状のリザーバーであることが好ましい。
図9〜図11を参照すると、1つの実施形態によれば、貯蔵用リザーバー32、36は、引裂き可能なメンブレン又はフィルム42、46によって最初は閉鎖されており、したがって、最初は再構成された溶液を受け入れることができない。図9〜図11を参照すると、図示の特定の例では、貯蔵用リザーバーは、閉鎖装置2及び第1のプラグ6にそれぞれ画定されている2つのリザーバー部分42及び46を含む。そのような貯蔵用リザーバー部分42、46のそれぞれは、環状及び/又はセミトロイダル形であり、対応する引裂き可能なメンブレン又はフィルム42、46によって最初は閉鎖されている。上記2つのリザーバー部分42、46は互いの方に向き、最初は、すなわち図7の使用構成では、第1の収容チャンバー8の互いに反対側の端部にあることが好ましい。
図7を参照すると、この場合でも最初、図7に示す初期構成と称される使用構成では、筒状の本体3内に、互いに気密に分離された第1の収容チャンバー8及び第2の収容チャンバー9が画定されている。この構成では、2つのリザーバー部分42、46はシールされている。
図8を参照すると、図1〜図6の実施形態に関して既に説明したように、図7の初期構成から開始して、プランジャー52に外部から押圧力が印加されることにより、この場合でも再構成用構成と称される、図8の構成に達する。
図8の再構成用構成から開始して、プランジャー52に外部から押圧力を印加し続けることにより、この場合でも「空気放出終了」構成と称される、図4を参照しながら既に説明した構成と等しい/同様の図12の構成に達する。
図12の空気放出終了構成から開始して、プランジャー52に外部から押圧力を印加し続けることにより、(プランジャー52によって更に押される第2のプラグ7の推進作用によって)第1のプラグ6を摺動させて第1の収容チャンバー8の容積を減少させ、図13に示すいわゆる投与前構成に達するまで、筒状の本体3から投与用リザーバー20の出口開口ひいては針24を通して、再構成された溶液の或る分量を放出することが可能である。上記投与前構成では、
第1のプラグ6が投与用リザーバー20の入口開口21を閉鎖し、
注入可能な溶液の第2の分量が第1の収容チャンバー8に収容され、
患者に投与される量である注入可能な溶液の第3の分量が投与用リザーバー20に充填される。
図13に示す投与前構成から開始して、プランジャー52に更なる圧力を印加することにより、非圧縮性の液体の第2の分量が、引裂き可能なフィルム又はメンブレン42、46を破断させるか又は引き裂き、図14に示すように第2の分量が貯蔵用リザーバー32、36に入る(投与終了構成)。図示の特定の例では、2つの貯蔵用リザーバー部分32、36が互いの方に向き、図示の特定の例では第1のプラグ6の突起16を囲む単一のトロイダルリザーバーを画定する。引裂き可能なフィルム又はメンブレン42、46が破断するか又は引き裂かれるのと同時に、突起16は貯蔵用リザーバー20に進入し、貯蔵用リザーバー20に収容されている再構成された溶液が針24を通して投与される。
1つの特に有利な実施形態によれば、第2のプラグ7が第1のプラグ6に接触して、更なる推力がプランジャー52に印加されると、2つのプラグ6、7をともに固定させる(図に関しては、図8の構成から図12の構成に移る際に起こる)固定要素、例えば係合要素が、2つのプラグ6、7に設けられる設計が可能である。図示の特定の例では、いかなる限定も与えないが、上記固定要素は、第2のプラグ7から第1のプラグ6に向かって突出する球状突起71と、第1のプラグ6内に画定される、対をなす対向する凹部61とを含む。球状突起71が対をなす凹部61内に押し込まれると、2つのプラグ6、7が結合し、互いに一体となることを認識することが可能である。
概して2つのプラグ6及び7を互いに結合することが可能な形態に関する上述の様々な実施形態において、図14の構成から開始して、プランジャー52に外部から牽引力を印加することにより、例えば図15に示す、突起16から貯蔵用リザーバー20の入口開口21が解放される構成に達するまで、2つのプラグ6及び7を後退させることが可能である。図16に示すように投与用リザーバー20を下に向けるように注射器1を回転させることにより、貯蔵用リザーバー32、36に貯蔵されている第2の分量の溶液を投与用リザーバー20内に流し、例えば1回目の投与が成功しなかった場合に溶液の2回目の投与を行い、2回目の投与終了構成と称される図17の構成に達することが可能である。
図1〜図6の実施形態では、再構成された溶液の投与量は、再構成された溶液の第1の分量を筒状の本体3から放出し、再構成された溶液の第2の分量を筒状の本体3において隔離し、再構成された溶液の第3の分量を投与用リザーバー20内に隔離する、ことで決定され、第2の分量は、再構成された溶液の第3の分量が投与用リザーバー20から放出されて投与されるのと同時に、貯蔵用リザーバー32、36に入るように意図されることが、上記から明らかであろう。
上記実施形態では、1回目の投与後、第2の分量を用いて投与用リザーバー20を再充填し、新たな投与を行うことが可能であることも理解されるべきである。
本発明の原理が理解されれば、その実施形態及びその実施形態の詳細は、添付特許請求の範囲に規定される保護範囲から逸脱することなく、非限定的な例として記載及び図示されたものに対して広く変更を行うことができる。

Claims (13)

  1. 第1の開口(4)と第2の開口(5)との間に延在しており、互いに気密に分離された第1の収容チャンバー(8)及び第2の収容チャンバー(9)が内部に画定されている筒状の収容本体(3)と、
    前記第1の収容チャンバー(8)に収容されている第1の固体物質又は液体物質と、 前記筒状の本体(3)内で間に前記第2の収容チャンバー(9)を画定するように前記筒状の本体(3)内に配置されるとともに、前記筒状の本体(3)内を摺動するように適合されている第1のプラグ(6)及び第2のプラグ(7)と、
    前記第2の収容チャンバー(9)内に収容されており、前記筒状の本体(3)内で前記第1の物質と混合されて注入可能な溶液を再構成することが意図される第2の液体物質と、を備えた、事前充填注射器(1)であって、
    前記事前充填注射器(1)は、入口開口(21)及び出口開口(22)を有する投与用リザーバー(20)を更に備え、
    前記入口開口(21)は、前記第1の収容チャンバー(8)と連通し、前記第1の収容チャンバー(8)が、前記第1のプラグ(6)と前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口(21)との間に延在するようになっており、
    前記投与用リザーバー(20)は、前記注入可能な溶液の或る分量を収容するように適合されており、
    前記第1のプラグ(6)は、前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口(21)を通過するように適合されている突起(16)を備え、
    前記突起(16)は、前記投与用リザーバー(20)から前記投与用リザーバー(20)が収容する溶液の分量を全て放出するために、前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口の面積に等しいか又は該面積よりも僅かに小さい断面を有し、それにより、前記突起(16)が、前記投与用リザーバー(20)内へのその摺動時に前記投与用リザーバー(20)の内壁にシール係合しながら、前記投与用リザーバー(20)に進入し、前記出口開口(22)に達するように適合されている、ことを特徴とする事前充填注射器(1)。
  2. 請求項1に記載の事前充填注射器(1)であって、
    第2の溶液分量の放出のために前記第2の溶液分量を通過させるとともに、前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口(21)への前記突起(16)の通過を可能にするように適合されている排出路(23)を有する、事前充填注射器。
  3. 請求項2に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記排出路(23)は、前記第1の収容チャンバー(8)に面し、前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口(21)から離間する入口セクションと、前記第1の収容チャンバー(8)の外側に面する出口セクションとを有する、事前充填注射器。
  4. 請求項3に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記第2の溶液分量を放出するためのカニューレ(26)又は前記第2の溶液分量の外部収集用リザーバーを備え、
    前記出口セクションは、前記カニューレ(26)又は前記外部収集用リザーバーに接続されている、事前充填注射器。
  5. 請求項1に記載の事前充填注射器(1)であって、
    少なくとも1つの貯蔵用リザーバー(32、36)を備え、
    前記少なくとも1つの貯蔵用リザーバー(32、36)は、前記第1のプラグ(6)が第2の溶液分量に印加する押圧力に従って、閉鎖構成から開口構成に移り、前記第2の溶液分量が該貯蔵用リザーバーに充填され、前記突起(16)が前記投与用リザーバー(20)の前記入口開口を通過して前記投与用リザーバー(20)に進入するのを可能にするように適合されている、事前充填注射器。
  6. 請求項5に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記貯蔵用リザーバー(32、36)の総容積は、前記投与用リザーバー(20)の容積に等しい、事前充填注射器。
  7. 請求項5又は6に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記貯蔵用リザーバー(32、36)は、環状のリザーバーである、事前充填注射器。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記貯蔵用リザーバー(32、36)は、引裂き可能なメンブレン又はフィルム(42、46)によって最初は閉鎖されており、したがって、最初は前記再構成された溶液を受け入れることができない、事前充填注射器。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記貯蔵用リザーバーは、閉鎖装置(2)及び前記第1のプラグ(6)にそれぞれ画定される2つのリザーバー部分(42、46)を含む、事前充填注射器。
  10. 請求項9に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記2つのリザーバー部分(42、46)のそれぞれは、環状及び/又はセミトロイダル形であり、対応する引裂き可能なメンブレン又はフィルム(42、46)によって最初は閉鎖されている、事前充填注射器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記突起(16)は、直円柱形の突起である、事前充填注射器。
  12. 請求項1に記載の事前充填注射器(1)であって、
    前記分量は、前記再構成された注入可能な溶液の約1/25未満である、事前充填注射器。
  13. 請求項12に記載の事前充填注射器(1)であって、 前記分量は、前記再構成された注入可能な溶液の約1/50に等しい、事前充填注射器。
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