JP6689113B2 - サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ - Google Patents

サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6689113B2
JP6689113B2 JP2016066667A JP2016066667A JP6689113B2 JP 6689113 B2 JP6689113 B2 JP 6689113B2 JP 2016066667 A JP2016066667 A JP 2016066667A JP 2016066667 A JP2016066667 A JP 2016066667A JP 6689113 B2 JP6689113 B2 JP 6689113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
substrate
generating portion
thermal head
position corresponding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016066667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017177474A (ja
Inventor
新 岡山
新 岡山
彰司 廣瀬
彰司 廣瀬
薫 石田
石田  薫
田中 靖之
靖之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2016066667A priority Critical patent/JP6689113B2/ja
Publication of JP2017177474A publication Critical patent/JP2017177474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6689113B2 publication Critical patent/JP6689113B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

開示の実施形態は、サーマルヘッドおよびサーマルプリンタに関する。
従来、ファクシミリあるいはビデオプリンタなどの印画デバイスとして、種々のサーマルヘッドが提案されている。サーマルヘッドは、例えば、絶縁性の基板と、複数の発熱素子を有する発熱部とを備えている。そして、発熱素子の配列方向に沿った基板の1辺には面取部が形成されている。また、面取部の面取り寸法は、面取部が形成された基板の1辺における中央部から両端に向かうに従い次第に大きくなっている(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−26733号公報
しかしながら、従来のサーマルヘッドのように、辺の中央部から両端に向かうに従い次第に大きくなる面取部を設けると、基板の中央部に比べて、基板の両端側の熱容量が小さくなる。そのため、基板の両端側に配置された発熱部の温度が、基板の中央部に配置された発熱部の温度に比べて低くなり、発熱部の温度分布にばらつきが生じてしまう。サーマルプリンタにおいて、高精細な印画が近年特に求められているが、この発熱部の温度分布のばらつきが高精細な印画を妨げる要因となっている。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、発熱部の温度分布のばらつきを低減し、高精細な印画を可能とするサーマルヘッドおよびサーマルプリンタを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るサーマルヘッドは、略直方体形状の基板と、前記基板の第1面側に前記基板の長手方向に沿って複数の素子を配列した発熱部と、前記基板の前記第1面のうち前記発熱部の配列方向に沿う第1辺に配置される第1面取部と、を備え、前記第1面取部は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、前記発熱部の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。
実施形態の他の一態様に係るサーマルヘッドは、略直方体形状の基板と、前記基板の第1面側に前記基板の長手方向に沿って複数の素子を配列した発熱部と、を備え、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、熱容量が小さい。
実施形態の他の一態様に係るサーマルヘッドは、略直方体形状の基板と、前記基板の第1面側に前記基板の長手方向に沿って複数の素子を配列した発熱部と、を備え、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、放熱性が高い。
また、実施形態の一態様に係るサーマルプリンタは、上記のいずれか一つに記載のサーマルヘッドと、記録媒体を前記発熱部上に搬送する搬送機構と、前記発熱部上に前記記録媒体を押圧するプラテンローラとを備えている。
実施形態の一態様のサーマルヘッドおよびサーマルプリンタによれば、発熱部の温度分布のばらつきを低減し、印画画質を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドの斜視図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る発熱部の中央部に対応する位置における断面図である。 図2Bは、第1の実施形態に係る発熱部の端部に対応する位置における断面図である。 図2Cは、第1の実施形態に係る第1辺の端部の位置における断面図である。 図3は、第1の実施形態に係るサーマルプリンタを示す模式図である。 図4Aは、第1の実施形態の変形例に係るサーマルヘッドの上面図である。 図4Bは、第1の実施形態の別の変形例に係るサーマルヘッドの上面図である。 図5は、第2の実施形態に係るサーマルヘッドの斜視図である。 図6は、第3の実施形態に係るサーマルヘッドの上面図である。 図7は、第4の実施形態に係るサーマルヘッドの上面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するサーマルヘッドおよびサーマルプリンタの実施形態について説明する。なお、以下に示す各実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1は、図1に示すように、ヘッド基体10と、複数の駆動IC20と、配線基板30とを備えている。また、ヘッド基体10は、基板11と、発熱部13と、蓄熱層14とを備えている。また、基板11の第1面11aのうち、発熱部13の配列方向に沿う第1辺11bに第1面取部12aが配置されている。
そして、第1面取部12aは、発熱部13の端部に対応する位置よりも発熱部13の中央部に対応する位置のほうが、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。この第1面取部12aにより、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量と、発熱部13の中央部から発生する熱を蓄熱する熱容量とのバランスをとることができる。したがって、発熱部13の端部と中央部との温度分布のばらつきを低減することができる。以下、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の詳細について説明する。
ヘッド基体10は、発熱部13の配列方向に幅の広い略直方体形状であり、基板11の第1面11a上にサーマルヘッドX1を構成する各部材が設けられている。ヘッド基体10は、外部より供給された電気信号に従い、記録媒体(不図示)に印字を行う機能を有する。
基板11は、略直方体形状であり、アルミナセラミックスなどの電気絶縁性材料、あるいは単結晶シリコンなどの半導体材料によって構成されている。
蓄熱層14は、基板11の第1面11a上に、基板11の長手方向に沿って配置されている。蓄熱層14は、熱伝導性の低いガラスなどの材料で構成されており、発熱部13で発生する熱の一部を一時的に蓄積する機能を有する。そのため、発熱部13の温度を上昇させるのに要する時間を短くすることができ、サーマルヘッドX1の熱応答特性を高めるように機能する。蓄熱層14は、例えば、ガラス粉末に適当な有機溶剤を混合して得た所定のガラスペーストを従来周知のスクリーン印刷などによって基板11の第1面11aに塗布し、これを焼成することで形成される。
発熱部13は、蓄熱層14上に配置されている。また、発熱部13を構成する複数の素子は、基板11の長手方向に沿って配列されている。また、発熱部13は、基板11の第1面11aの辺のうち、短手方向に沿っている辺11cおよび11eとは所定の間隔を設けて配置されている。発熱部13は、外部より供給された電気信号に従って発熱し、記録媒体(不図示)にインクシート(不図示)のインクを熱転写させる機能を有する。発熱部13を構成する複数の素子は、例えば、100dpi〜2400dpi(dots per inch)などの密度で配置される。
発熱部13は、例えば、TaN系、TaSiO系、TaSiNO系、TiSiO系、TiSiCO系またはNbSiO系などの電気抵抗の比較的高い電気抵抗層と、AlやCuなどの金属である個別電極および共通電極で構成される。そして、個別電極と共通電極の間に配置された電気抵抗層に電圧が印加された場合に、ジュール加熱によって電気抵抗層が発熱する。
複数の駆動IC20は、例えば、基板11の第1面11a側に配置されている。また、駆動IC20は、発熱部13の配列方向に沿って、発熱部13に隣接して配置されている。駆動IC20は、発熱部13の個別電極と電気的に接続され、外部より供給された電気信号に従い、発熱部13のそれぞれの素子を個別に発熱させるための電力を発熱部13に供給する。
配線基板30は、基板11の第1面11aの辺のうち、発熱部13の配列方向に沿う辺11dの一部を覆うように配置されている。また、配線基板30は、駆動IC20から見て発熱部13とは反対側に、駆動IC20に隣接して配置されている。
配線基板30は、ヘッド基体10と電気的に接続されており、コネクタ(不図示)を介して外部と電気的に接続されている。配線基板30は、例えば可撓性のフレキシブルプリント配線板である。
第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1においては、基板11の第1面11aを覆うカバー部材や駆動IC20と配線基板30とを電気的に接続する配線部材、駆動IC20を覆う被覆部材などを含んでもよい。図1においては、このカバー部材や配線部材、被覆部材についてはいずれも図示を省略する。
以下、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1について詳細に説明する。基板11は、第1面11aの辺11b、11c、11d、11eのうち、発熱部13の配列方向に沿う第1辺11bに面取部12を有する。なお、面取部12を有する第1辺11bは、基板11の長手方向に沿った辺であり、発熱部13からみて、駆動IC20や配線基板30とは反対側に位置する辺である。
そして、面取部12は、第1面取部12aおよび第2面取部12bを有している。第1面取部12aは、面取部12のうち、概ね発熱部13の一端(素子13b)に対応する位置から、発熱部13の他端(素子13c)に対応する位置までに配置された面取部である。また、第2面取部12bは、面取部12のうち、第1面取部12aの両端側にそれぞれ配置されている面取部である。換言すると、第2面取部12bは、概ね発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置から、第1辺11bの端部の位置まで配置された面取部である。
なお、第1面取部12aは、必ずしも発熱部13の一端に対応する位置から、発熱部13の他端に対応する位置までに配置されていなくてもよい。第1面取部12aは、例えば、発熱部13の一端(および他端)に対応する位置よりも発熱部13の中央部側に寄った位置から配置されていてもよいし、発熱部13の一端(および他端)に対応する位置よりも第1辺11bの端部に寄った位置から配置されていてもよい。
そして、第1面取部12aは、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置よりも、発熱部13の中央部(素子13a)に対応する位置のほうが、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。この構成により得られる効果について、図2Aおよび図2Bを用いて説明する。
図2Aおよび図2Bは、ヘッド基体10における発熱部13の配列方向とは垂直な面の断面を示した模式図である。そして、図2Aは発熱部13の中央部(素子13a)が配置された部分の断面を示したものであり、図2Bは発熱部13の端部(素子13b、13c)が配置された部分の断面を示したものである。
図2Aおよび図2Bに示すように、発熱部13の端部(素子13b、13c)よりも、発熱部13の中央部(素子13a)のほうが、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。
ヘッド基体10において、基板11は、蓄熱層14と共に発熱部13で発生する熱の一部を一時的に蓄積する機能を有する。そのため、発熱部13の温度を上昇させるのに要する時間を短くすることができ、サーマルヘッドX1の熱応答特性を高めるように機能する。そして、上述のように、第1辺11bの両端側に配置された第2面取部12bにより、発熱部13の端部(素子13b、13c)の近傍に位置する基板11の体積が減少するため、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量が小さくなる。その結果、発熱部13の端部の温度上昇が抑制され、発熱部13に温度分布にばらつきが発生してしまう。
そこで、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1においては、発熱部13の端部に対応する位置よりも、発熱部13の中央部に対応する位置の面取り量を大きくすることにより、発熱部13の端部(素子13b、13c)の近傍に位置する基板11の体積と、発熱部13の中央部(素子13a)の近傍に位置する基板11の体積とのバランスをとることができる。
これにより、サーマルヘッドX1において、発熱部13の端部(素子13b、13c)から発生する熱を蓄熱する熱容量と、発熱部13の中央部(素子13a)から発生する熱を蓄熱する熱容量とのバランスをとることができる。その結果、発熱部13の端部と中央部との温度分布のばらつきを低減することができる。
また、図1、図2Aおよび図2Bに示すように、第1面取部12aにおける斜面は、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置よりも、発熱部13の中央部(素子13a)に対応する位置のほうが、基板11の短手方向の幅が広い。これは、発熱部13の端部の近傍に位置する基板11よりも、発熱部13の中央部の近傍に位置する基板11のほうが、基板11の単位長さ当りの露出面積が大きいことを意味する。
これにより、発熱部13の端部(素子13b、13c)から発生する熱を放熱する放熱性よりも、発熱部13の中央部(素子13a)から発生する熱を放熱する放熱性を大きくすることができる。この結果、発熱部13の中央部の温度上昇を抑制することができることから、発熱部13の端部との温度分布のばらつきを低減することができる。
図2Cは、ヘッド基体10における発熱部13の配列方向とは垂直な面の断面のうち、第1辺11bの端部の部分の断面を示した模式図である。
図2Bおよび図2Cで示すように、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1において、第2面取部12bは、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置よりも、第1辺11bの端部の位置のほうが、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。この構成により得られる効果について、図3を用いて説明する。
図3は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1を備えたサーマルプリンタZ1の模式図である。第1の実施形態に係るサーマルプリンタZ1は、サーマルヘッドX1と、プラテンローラ2と、搬送機構とを備えている。なお、サーマルヘッドX1は、発熱部13の配列方向が、記録媒体Pの搬送方向S1に直交する方向である主走査方向に沿うようにして、筐体(不図示)に取り付けられている。
搬送機構は、駆動部(不図示)と、搬送ローラ3a〜3eを有している。搬送機構は、インクシート4および記録媒体Pを搬送方向S1、S2に搬送して、サーマルヘッドX1の発熱部13上に搬送するためのものである。駆動部は、搬送ローラ3a〜3eを駆動させる機能を有しており、例えば、モータを用いることができる。搬送ローラ3a〜3eは、例えば、ステンレスなどの金属からなる円柱状の軸体を、ブタジエンゴムなどからなる弾性部材により被覆して構成することができる。
プラテンローラ2は、インクシート4および記録媒体PをサーマルヘッドX1の発熱部13上に押圧する機能を有する。プラテンローラ2は、記録媒体Pの搬送方向S1に直交する方向(主走査方向)に沿って延びるように配置され、インクシート4および記録媒体Pを発熱部13上に押圧した状態で回転可能となるように両端部が支持固定されている。プラテンローラ2は、例えば、ステンレスなどの金属からなる円柱状の軸体を、ブタジエンゴムなどからなる弾性部材により被覆して構成することができる。
サーマルプリンタZ1は、図3に示すように、プラテンローラ2によってインクシート4および記録媒体PをサーマルヘッドX1の発熱部13上に押圧しつつ、搬送機構によってインクシート4および記録媒体Pを発熱部13上に搬送しながら、発熱部13の各素子を選択的に発熱させることにより、記録媒体Pに所定の印画を行う。具体的には、記録媒体Pとともに搬送されるインクシート4のインクを記録媒体Pに熱転写することによって、記録媒体Pへの印画を行う。
しかしながら、この印画の際に発熱部13から発生する熱により、インクシート4に皺が生じる場合がある。そして、インクシート4に皺が生じた場合、インクシート4と記録媒体Pが発熱部13上で適切に当接されず、記録媒体Pへの印画の品質が低下する恐れがある。
そこで、サーマルプリンタZ1においては、インクシート4の搬送方向S2のうち下流側で、第1辺11bに設けられた面取部12にインクシート4を摺接させている。さらに、発熱部13の端部に対応する位置よりも、第1辺11bの端部の位置のほうが面取り量が大きい第2面取部12bにインクシート4を摺接させると、インクシート4に発生した皺を均等に伸ばすことができることから、記録媒体Pへの印画の品質を向上させることができる。
なお、記録媒体Pにインクシート4を用いて印画するサーマルプリンタZ1を例示したが、インクシート4を用いず、記録媒体Pとして感熱紙を用いてもよい。その場合においても、サーマルプリンタZ1は、感熱紙に発生した皺を均等に伸ばすことができ、感熱紙への印画の品質を向上させることができる。
以上、説明してきたように、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1によれば、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量と、発熱部13の中央部から発生する熱を蓄熱する熱容量とのバランスをとることができることから、発熱部13全体の温度分布のばらつきを低減することができる。さらに、インクシート4に発生した皺を均等に伸ばすことができる。そのため、サーマルプリンタZ1の印画画質を向上させることができる。
また、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1によれば、発熱部13の中央部から発生する熱を放熱する放熱性を大きくすることができることから、発熱部13全体の温度分布のばらつきを低減することができる。そのため、サーマルプリンタZ1の印画画質を向上させることができる。
次に、ヘッド基体10に面取部12を形成する工程について説明する。まず、各構成部材が設置されたヘッド基体10を固定治具に固定する。そして、円盤形状の砥石を回転させながら、砥石の縁を第1辺11bに押しつけて、第1辺11bを削る。その際に、砥石の縁の位置を移動させながら、砥石の押圧力を調整することにより、所望の形状を備えた面取部12を形成することができる。例えば、砥石が発熱部13の中央部に対応する位置や第1辺11bの端部の位置に位置する際には押圧力を強くし、砥石が発熱部13の端部に対応する位置に位置する際には押圧力を弱くすることにより、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の面取部12を形成することができる。
図1および図2A〜図2Cで示すように、面取部12における斜面の角度は、第1辺11bの各部において略一定の角度であるとよい。これは、上述の面取部形成工程において、基板11を固定し、砥石を基板11に対して略一定の角度で第1辺11bの各部に押しつけることにより、チッピングのない良好な形状を備えた面取部12が形成可能であるからである。しかしながら、中央部の面取り量が大きくなっているのであれば、第1辺11bの各部にそれぞれ形成される斜面の角度を異なる角度にしてもよい。
また、図1に示した第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1において、面取部12および蓄熱層14は、所定の間隔をあけて配置されている。しかしながら、ヘッド基体10の中央部に位置する蓄熱層14まで砥石で削って、蓄熱層14の一部が中央部で露出するように面取部12を設けてもよい。これにより、発熱部13の中央部(素子13a)の近傍の熱容量が低減するとともに、放熱面として機能する面取部12の斜面が素子13aにより近くなるため、発熱部13の中央部の温度上昇を効果的に抑制することができる。
さらに、略直方体形状の基板11は、長手方向における中央部が端部に比べて厚くなっていてもよい。基板11をこのような形状にすることにより、プラテンローラ2の押圧力を長手方向に均一化させることができることから、インクシート4および記録媒体Pを発熱部13上に適切に当接させることができる。そのため、記録媒体Pへの印画の品質を向上させることができる。
<変形例>
第1の実施形態の変形例に係るサーマルヘッドX1について、図4Aおよび図4Bで説明する。図4Aおよび図4Bは、第1の実施形態の変形例に係るサーマルヘッドの上面図である。
なお、以下に示す実施形態では、すでに示した実施形態と異なる構成要素について主に説明することとし、すでに示した実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図1で示した第1の実施形態では、発熱部13の中央部に対応する位置から発熱部13の端部に対応する位置になるに従い、第1面取部12aの単位長さ当りの面取り量を一定の割合で線形的に減少させている。そのため、基板11の第1面11aと第1面取部12aとの接辺は、発熱部13の中央部に対応する位置から発熱部13の端部に対応する位置にかけて直線状になっている。
しかしながら、第1の実施形態においては、基板11の第1面11aと第1面取部12aとの接辺を直線状にしなくともよい。例えば、図4Aで示すように、基板11の第1面11aと第1面取部12aとの接辺を、発熱部13の中央部に対応する位置から端部に対応する位置にかけて階段形状にすることができる。また、図4Bで示すように、基板11の第1面11aと第1面取部12aとの接辺を、発熱部13の中央部に対応する位置から端部に対応する位置にかけて円弧形状にすることもできる。
図4Aおよび図4Bに示すように、発熱部13の中央部に対応する位置から発熱部13の端部に対応する位置になるに従い、第1面取部12aの単位長さ当りの面取り量を非線形的に減少させることにより、発熱部13の各部から発生する熱を蓄熱する熱容量をそれぞれ最適化することができる。そのため、発熱部13全体の温度分布のばらつきをより効果的に低減することができる。
<第2の実施形態>
図5は、第2の実施形態に係るサーマルヘッドX2の構成を示す斜視図である。
第2の実施形態に係るサーマルヘッドX2は、面取部12における斜面に複数の溝15を備えている。その他の点は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1と同様であり、詳細な説明は省略する。
図3で説明したように、サーマルプリンタZ1においては、面取部12にインクシート4を摺接させながら、記録媒体Pへの印画を行っている。このため、図5に示すように、面取部12における斜面に複数の溝15を設けることにより、インクシート4と面取部12との接触面積が減少するので、摺接する際のインクシート4と面取部12との摩擦力を小さくすることができる。したがって、サーマルプリンタZ1におけるインクシート4の搬送をより円滑に行うことができる。
第2の実施形態に係るサーマルヘッドX2は、例えば図5に示すように、第1面取部12aおよび第2面取部12bにおける斜面に、基板11の短手方向に沿う複数の溝15を備えている。このように複数の溝15を基板11の短手方向、すなわちインクシート4の搬送方向S2に沿って配置することにより、インクシート4からカスが発生した場合においても、発生したカスが溝15から流れ出しやすくなる。そのため、インクシート4の搬送をより円滑に行うことができる。
複数の溝15は、第1面取部12aにのみ設けられていてもよいし、第2面取部12bにのみ設けられていてもよい。第2面取部12bには、インクシート4と摺接してインクシート4の皺を伸ばす機能が備わるため、少なくとも第2面取部12bに複数の溝15を設けるとよい。
また、複数の溝15は、基板11の短手方向に沿ってもよいし、基板11の短手方向とは別の方向に沿ってもよい。例えば、基板11の長手方向に沿って複数の溝15を設けてもよい。さらに、面取部12における斜面に複数の溝15ではなく複数の凸部を設けて、インクシート4と面取部12との接触面積を低減させてもよい。
複数の溝15は、例えば、ヘッド基体10に面取部12を形成する工程において、粒子の大きい砥石で面取部12を形成することにより形成することができる。また、複数の溝15は、粒子の小さい砥石で面取部12を形成した後に、粒子の大きい砥石で別途表面加工を行って形成してもよい。
<第3の実施形態>
図6は、第3の実施形態に係るサーマルヘッドX3の構成を示す上面図である。
第3の実施形態に係るサーマルヘッドX3は、面取部12のうち、第2面取部12bのみを備えている。また、ヘッド基体10の蓄熱層14は、第1蓄熱層14aおよび第2蓄熱層14bを有している。その他の点は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1と同様であり、詳細な説明は省略する。
第3の実施形態に係るサーマルヘッドX3における第2面取部12bは、概ね発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置から、第1辺11bの端部の位置まで配置された面取部である。そして、第2面取部12bは、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置よりも、第1辺11bの端部の位置のほうが、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きい。これにより、第1辺11bにインクシート4を摺接させる際に、インクシート4の皺を均等に伸ばすことができる。
また、蓄熱層14は、発熱部13の中央部(素子13a)に対応する位置にある第1蓄熱層14aと、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置にある第2蓄熱層14bとを備えている。そして、第2蓄熱層14bよりも、第1蓄熱層14aのほうが比熱容量が小さい材料で構成されている。
上述のように、第2面取部12bにより、発熱部13の端部の近傍に位置する基板11の体積が減少するため、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量が小さくなっている。そこで、第3の実施形態に係る蓄熱層14を用いることにより、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量と、発熱部13の中央部から発生する熱を蓄熱する熱容量とのバランスをとることができる。この結果、発熱部13の端部と中央部との温度分布のばらつきを低減することができる。
第3の実施形態に係るサーマルヘッドX3において、第1蓄熱層14aは、第2蓄熱層14bと比べて発熱部13の配列方向における単位長さ当りの熱容量が小さければよい。例えば、第2蓄熱層14bと比べて、第1蓄熱層14aは、比熱容量の小さい材料で構成されていてもよいし、発熱部13の配列方向における単位長さ当りの体積が小さくてもよい。
また、第3の実施形態に係るサーマルヘッドX3において、発熱部13の中央部に対応する位置から発熱部13の端部に対応する位置になるに従い、蓄熱層14の比熱容量を一定の割合で線形的に減少させてもよい。さらに、発熱部13の中央部に対応する位置から発熱部13の端部に対応する位置になるに従い、蓄熱層14の比熱容量を非線形的に減少させてもよい。
さらに、第2面取部12bは、発熱部13の端部に対応する位置よりも発熱部13の中央部側に寄った位置から配置されていてもよいし、発熱部13の端部に対応する位置よりも第1辺11bの端部に寄った位置から配置されていてもよい。第2面取部12bは、発熱部13の中央部側に対応する位置よりも、第1辺11bの端部の位置のほうが面取り量が大きくなればよい。また、第1面11aの第1辺11bに、第1の実施形態における第1面取部12aを備えていてもよい。
<第4の実施形態>
図7は、第4の実施形態に係るサーマルヘッドX4の構成を示す上面図である。
第4の実施形態に係るサーマルヘッドX4は、面取部12のうち、第2面取部12bのみを備えている。また、基板11の第1面11a側を覆うように、カバー部材16が配置されている。その他の点は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1と同様であり、詳細な説明は省略する。また、第4の実施形態に係る第2面取部12bは、第3の実施形態に係る第2面取部12bと同様の構成および機能を有するので、詳細な説明は省略する。
カバー部材16は、ヘッド基体10の耐湿性の向上や腐食防止などを目的として、基板11の第1面11a側を覆うように配置されている。カバー部材16は、ソルダーレジストで構成されており、例えば、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの樹脂材料で構成されている。カバー部材16は、熱伝導率の低い材料で構成されているため、カバー部材16で覆われた部分は、カバー部材16で覆われていない部分よりも放熱性が低い。
そして、第4の実施形態に係るサーマルヘッドX4において、カバー部材16は、発熱部13の端部(素子13b、13c)に対応する位置よりも、発熱部13の中央部(素子13a)に対応する位置のほうが、基板11の短手方向の幅が狭い。そのため、カバー部材16から露出している基板11の第1面11aは、発熱部13の端部に対応する位置よりも、発熱部13の中央部に対応する位置のほうが、基板11の短手方向の幅が広い。
これにより、発熱部13の端部(素子13b、13c)から発生する熱を放熱する放熱性よりも、発熱部13の中央部(素子13a)から発生する熱を放熱する放熱性を大きくすることができる。この結果、発熱部13の中央部の温度上昇を抑制することができることから、発熱部13の端部との温度分布のばらつきを低減することができる。
第4の実施形態に係るサーマルヘッドX4において、第1面11aの第1辺11bに、第1の実施形態における第1面取部12aを備えていてもよい。また、カバー部材16は、図7に示すように面取部12の斜面を覆わなくてもよいし、面取部12の斜面の少なくとも一部を覆ってもよい。また、カバー部材16の短手方向の長さは一定であってもよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1を備えたサーマルプリンタZ1を示したが、これに限定されるものではなく、他の実施形態に係るサーマルヘッドX2〜X4をサーマルプリンタZ1に備えてもよい。
例えば、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1に、カバー部材16を設けてもよい。その場合においても、第1面取部12aにより、発熱部13の端部から発生する熱を蓄熱する熱容量と、発熱部13の中央部から発生する熱を蓄熱する熱容量とのバランスをとることができる。したがって、発熱部13の端部と中央部との温度分布のばらつきを低減することができる。
また、発熱部13が配置される基板11に、駆動IC20を搭載するヘッド基体10を示したが、ヘッド基体10に隣接する配線板に駆動IC20を搭載し、駆動IC20とヘッド基体10をボンディングワイヤなどで電気的に接続してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
X1〜X4 サーマルヘッド
10 ヘッド基体
11 基板
11a 第1面
11b 第1辺
12 面取部
12a 第1面取部
12b 第2面取部
13 発熱部
13a 素子(中央部)
13b、13c 素子(端部)
14 蓄熱層
15 溝
16 カバー部材
20 駆動IC
30 配線基板
Z1 サーマルプリンタ

Claims (7)

  1. 略直方体形状の基板と、
    前記基板の第1面側に前記基板の長手方向に沿って複数の素子を配列した発熱部と、
    前記基板の前記第1面のうち前記発熱部の配列方向に沿う第1辺に配置される第1面取部と、
    を備え、
    前記第1面取部は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、前記発熱部の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きいこと
    を特徴とするサーマルヘッド。
  2. 前記第1面取部の両端側にそれぞれ配置される第2面取部、
    をさらに備え、
    前記第2面取部は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記第1辺の端部の位置のほうが、前記発熱部の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きいこと
    を特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
  3. 前記第1面取部における斜面は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、前記基板の短手方向の幅が広いこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のサーマルヘッド。
  4. 前記第1面取部および前記第2面取部の一方または双方における斜面に複数の溝を有すること
    を特徴とする請求項2に記載のサーマルヘッド。
  5. 略直方体形状の基板と、
    前記基板の第1面側に前記基板の長手方向に沿って複数の素子を配列した発熱部と、
    前記基板の前記第1面側を覆うカバー部材と、
    を備え、
    前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、放熱性が高く、
    前記カバー部材は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記発熱部の中央部に対応する位置のほうが、前記基板の短手方向の幅が狭いこと
    を特徴とするサーマルヘッド。
  6. 前記第1面のうち前記発熱部の配列方向に沿う第1辺の両端に配置された面取部、
    をさらに備え、
    前記面取部は、前記発熱部の端部に対応する位置よりも前記第1辺の端部の位置のほうが、前記発熱部の配列方向における単位長さ当りの面取り量が大きいこと
    を特徴とする請求項に記載のサーマルヘッド。
  7. 請求項1〜のいずれか一つに記載のサーマルヘッドと、
    記録媒体を前記発熱部上に搬送する搬送機構と、
    前記発熱部上に前記記録媒体を押圧するプラテンローラと、
    を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
JP2016066667A 2016-03-29 2016-03-29 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ Active JP6689113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016066667A JP6689113B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016066667A JP6689113B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017177474A JP2017177474A (ja) 2017-10-05
JP6689113B2 true JP6689113B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=60009054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016066667A Active JP6689113B2 (ja) 2016-03-29 2016-03-29 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6689113B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579181A (en) * 1978-12-12 1980-06-14 Ricoh Co Ltd Heat sensitive recording head
US4968996A (en) * 1988-12-01 1990-11-06 N. H. K. Spring Co., Ltd. Thermal printhead
JP2522076Y2 (ja) * 1990-06-25 1997-01-08 株式会社リコー サーマルヘッド
JPH04238047A (ja) * 1991-01-22 1992-08-26 Seiko Epson Corp サーマルプリントヘッド
JPH10119328A (ja) * 1996-08-26 1998-05-12 Sanyo Electric Co Ltd サーマルヘッドの支持部材
JP2002036618A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Kyocera Corp サーマルヘッド
JP2013151081A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Kyocera Corp サーマルヘッド、およびこれを備えるサーマルプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017177474A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5918383B2 (ja) サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ
CN108349265B (zh) 热敏头以及热敏打印机
US20170320334A1 (en) Thermal head and thermal printer
JP6130510B2 (ja) サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ
JP6689113B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6526198B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
CN108883641B (zh) 热敏头及热敏打印机
JP2016185675A (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6971751B2 (ja) サーマルヘッド及びサーマルプリンタ
JP5317831B2 (ja) サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ
JP6875616B1 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6598717B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6525819B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP5615658B2 (ja) サーマルプリンタおよびそれに用いるサーマルプリントヘッド
JP6426528B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6632449B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
WO2021100822A1 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP6012201B2 (ja) サーマルプリントヘッドおよびその製造方法
JP6927767B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP7411461B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP2015027783A (ja) サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ
JP6725402B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP2011148241A (ja) 記録ヘッドおよびこれを備える記録装置
JP6978309B2 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP2015024620A (ja) サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6689113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150