JP6684528B2 - 機能部品取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの内面に取付けられる機能部品取付部材の取付部の凹部に機能部品を取付けるための機能部品取付装置に関する。
例えば、センサ(圧力センサ、温度センサ、加速度センサ等)と電池又は発電素子と無線機とを一体化したセンサモジュール等の機能部品をゴム製の機能部品取付部材としての機能部品取付台座を介してタイヤの内面に装着することにより、タイヤの状態を検出する技術において、当該機能部品取付台座として、機能部品に設けられた機能部品側被取付部が嵌合状態に取付けられる凹部を有した取付部を備えた構成のものが知られている(特許文献1参照)。
特開2015−160512号公報
特許文献1の機能部品取付台座は、凹部に挿入された機能部品側被取付部をゴムの張力によって締め付けることで、機能部品側被取付部を凹部に嵌合状態に固定する構成であるため、当該凹部は、機能部品側被取付部を挿入するための入口となる開口の径が、機能部品側被取付部の最大径よりも小さく形成されている。
当該構成の場合、機能部品側被取付部を凹部内に挿入するためには、凹部の開口を拡径する必要がある。凹部の開口を拡径しながら機能部品側被取付部を凹部内に挿入する手法としては、一般的には細身のレバー等の治具を使用して凹部の開口縁を外側に拡げながら機能部品側被取付部を凹部内に押し込む手法が考えられる。しかしながら、当該方法では、凹部の開口縁を外側に拡げる作業と機能部品側被取付部を凹部内に押し込む作業とを別々に行わなければならず、作業性が悪い。また、当該方法では、凹部の開口縁を拡張し過ぎると当該開口縁が破損し、機能部品側被取付部を保持するための機能部品取付台座(機能部品取付部材)の取付部の保持能力が損なわれる恐れもある。
本発明は、機能部品取付部材の凹部内に機能部品の機能部品側被取付部を簡単かつ確実に取付けることができるようにした機能部品取付装置を提供するものである。
本発明に係る機能部品取付装置は、タイヤの内面に取付けられる機能部品取付部材の取付部の凹部に機能部品の機能部品側被取付部を嵌合状態に取付けるための機能部品取付装置であって、前記機能部品取付部材はゴムにより形成されて、前記凹部は前記機能部品側被取付部を挿入するための入口となる開口の径が、前記機能部品側被取付部の最大径よりも小さく形成され、前記機能部品取付装置は、前記機能部品側被取付部の最大径と対応する内径を有した筒体と、当該筒体の一端開口側から挿入された前記機能部品を当該筒体の他端開口側に押圧する押圧手段とを備え、前記筒体の他端側には、当該筒体の径方向に移動可能に構成された可動片が、当該筒体の周方向に間隔を隔てて複数設けられ、前記複数の可動片の他端側が前記凹部の開口の内側に挿入された状態で、前記筒体の一端開口側から挿入された前記機能部品を前記押圧手段により前記筒体の他端開口側に押圧することによって、押圧された前記機能部品の前記機能部品側被取付部が前記複数の可動片の他端側を前記筒体の中心軸から離れる方向に拡げることで前記凹部の前記開口の径が前記機能部品側被取付部の最大径よりも大きくなるように拡げられて前記機能部品側被取付部が前記凹部内に挿入されて嵌合状態に取付けられるので、機能部品取付部材の凹部内に機能部品の機能部品側被取付部を簡単かつ確実に取付けることができるようになる。
機能部品取付装置を示す断面図。 機能部品取付装置を示す斜視図。 機能部品取付装置を用いて凹部内に機能部品側被取付部を挿入して取付ける手順を示す工程図。 機能部品取付装置を用いて凹部内に機能部品側被取付部を挿入して取付ける手順を示す工程図。 機能部品取付台座を介してタイヤの内面に機能部品が取付けられた状態を示すタイヤの断面図。 タイヤの内面に取付けられた機能部品取付台座及び機能部品取付台座に取付けられた機能部品を示す断面図。 機能部品を示す断面図。 機能部品取付台座を示す断面図。 機能部品側被取付部を底面側から見た斜視図。 機能部品取付台座を示す斜視図(一部断面)。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
実施形態1
図1,図2に示すように、実施形態1に係る機能部品取付装置100は、タイヤの内面に取付けられる機能部品取付部材としてのゴム製の機能部品取付台座1の取付部2の凹部2Aに機能部品29の機能部品側被取付部30を取付けるための装置である。
即ち、機能部品取付装置100は、凹部2Aにおける機能部品側被取付部30を挿入するための入口となる開口3の径3A(図8参照)が、機能部品側被取付部30の最大径30A(図7参照)よりも小さく形成されている構成において、凹部2Aの開口3の開口縁3aを拡径しながら機能部品側被取付部30を凹部2A内に挿入する装置である。
機能部品29は、例えば、タイヤ60の状態を検出するために、図外の検出手段を搭載した構成であり、具体的には、取付基板に取付けられた図外の検出手段としてのセンサ(圧力センサ、温度センサ、加速度センサ等)、電池又は発電素子、無線機等の部品の周囲を樹脂で固めて一体化したセンサモジュールである。
機能部品29は、樹脂により形成された機能部品側被取付部30及び機能部品側被取付部30より突出するように形成された突出部37を備え、機能部品側被取付部30及び突出部37の少なくとも一方に上述したセンサ等の部品が内蔵されたことによって、例えば、タイヤ60内の温度や圧力等を計測するための機能を備えた構成である。
図5に示すように、タイヤ60は、カーカス60Aと、ベルト61と、トレッド部62と、ビード部63と、サイドウォール部64と、ショルダー部65と、を備えて構成される。カーカス60Aは、タイヤ60の内面70側からタイヤ60の外面71側に向けて積層された複数のコード層が一対のビード部63,63間をトロイド状に跨るように配設され、例えば、内層側の複数層は両端が該ビード部63のビードコア66に対してタイヤ幅方向内側から外側へ折り返されるターンアッププライとなっており、外層側の複数層は両端が該ビード部63のビードコア66に対してタイヤ幅方向外側から内側へ折り返されるダウンプライとなっている。ベルト61は、カーカス60Aとトレッド部62との間に設けられる。トレッド部62は、カーカス60A及びベルト61のタイヤ径方向外側に配置されている。トレッド部62の表面には、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝67が形成されている。
次に、図6,図7,図9を参照し、機能部品29に設けられた機能部品側被取付部30について説明する。
機能部品側被取付部30は、機能部品取付台座1の取付部2の凹部2Aに嵌合される形状、例えば、角丸長方形(Rounded Rectangle)の短軸を回転軸(機能部品側被取付部30の中心軸30X)として得られる回転体のような形状に形成される。
機能部品側被取付部30は、取付部2の凹部2Aに嵌合された場合に当該凹部2Aの内底面と接触する底部と、当該底部と対向する頂部と、当該底部と頂部とを繋ぐ側面(外周面)とを備える。
機能部品側被取付部30の側面は、機能部品側被取付部30の中心軸30Xに沿って当該中心軸30Xから離れる方向に突出するよう湾曲する円弧面31に形成される。換言すれば、機能部品側被取付部30の側面は、機能部品側被取付部30の中心軸30Xに沿った断面形状が、当該中心軸30Xから離れる方向に突出するよう湾曲する円弧面31である。
機能部品側被取付部30の底部は、機能部品側被取付部30の中心軸30Xを中心とする円環面32と、当該円環面32の内側に設けられた中心軸30Xを中心とする円形凹部の底面より当該円形凹部を2分割するように設けられた仕切凸部33と、当該仕切凸部33により2分割された2つの半円形凹部34,35とを備えて構成される(図9参照)。
機能部品側被取付部30の頂部は、取付部2の凹部2Aの開口3の開口縁3aで覆われる中心軸30Xを中心とする円環状の平坦面36を有する。そして、当該平坦面36から底部とは反対方向に延長する突出部37が設けられる。当該突出部37は、上述したセンサ等の部品が内蔵される部分、機能部品側被取付部30を取付部2の凹部2Aに取付ける際の把手部分等として使用される。
即ち、機能部品側被取付部30は、図7に示すように、中心軸30Xに沿った方向の中央部(側面(円弧面31)の中央部)の径寸法(中心軸30Xを中心とした中心軸30Xと直交する方向の長さである機能部品側被取付部30の外径寸法)が、中心軸30Xに沿った方向の両方の端部(底部、及び、頂部)の径寸法よりも大きい寸法である最大径30Aに形成される。
次に、図6,図8,図10を参照し、機能部品取付台座1について説明する。
機能部品取付台座1の取付部2は、機能部品側被取付部30の形状と対応した凹部2Aを有し、当該凹部2Aに挿入された機能部品側被取付部30が機能部品取付台座1のゴム弾性によって当該凹部2Aに嵌合された状態となるように構成されている。
機能部品側被取付部30が嵌合される凹部2Aは、機能部品側被取付部30を凹部2Aに対して挿入するための入口となる円形の開口3と、開口3と対向する内底部と、開口3と内底部とを繋ぐ内壁面9とを備えた構成である。
凹部2Aは、開口3の径3Aが機能部品側被取付部30の最大径30Aよりも小さい寸法に形成されるとともに、内面(内底面及び内壁面9)が機能部品側被取付部30の外面(底部、側面及び頂部)と嵌合する嵌合面に形成される。
即ち、凹部2Aは、機能部品側被取付部30の形状である、例えば、角丸長方形(Rounded Rectangle)の短軸を回転軸(凹部2Aの中心軸2X)として得られる回転体のような形状の凹部に形成されている。
凹部2Aの内壁面9は、凹部2Aの中心軸2Xに沿った方向の中央部の径寸法(中心軸2Xを中心とした中心軸2Xと直交する方向の長さである凹部2Aの内径寸法)が、凹部2Aの開口3の径3A及び凹部2Aの内底部の径よりも大きい寸法である最大径9Aに形成されている。即ち、凹部2Aは、機能部品側被取付部30を挿入するための入口となる開口3の径3Aが、機能部品側被取付部30の最大径30A及び当該最大径30Aと対応する凹部2Aの9Aよりも小さく形成されている。つまり、開口3が拡径されて凹部2A内に挿入された機能部品側被取付部30の頂部及び側面の頂部側が開口縁3a側のゴムで覆われ、凹部2A内に挿入された機能部品側被取付部30が機能部品取付台座1のゴムの弾性力によって凹部2Aの内底部側に押圧されて嵌合状態に維持されるように構成されている。
また、凹部2Aの内底部は、機能部品側被取付部30の底部に形成された凹凸部(2つの半円形凹部34,35、円環面(凸部)32、仕切凸部(凸部)33)の面と嵌合する凹凸部に形成されている。
つまり、図10に示すように、凹部2Aの内底部は、機能部品側被取付部30の底面に形成された2つの半円形凹部34,35に嵌合する2つの半円形凸部5,6と、円環面32及び当該円環面32と連続する側面(円弧面31)の底部が嵌合される円環凹部7と、仕切凸部33が嵌合されて2つの半円形凸部5,6を仕切る仕切凹部8とを備えた構成である。
また、機能部品取付台座1の底面4は、タイヤ60の内面70に接着材を介して固定される固定部として機能する。当該底面4は、凹部2Aの中心軸2Xを中心とする例えば円形面により形成され、この円形面の径が、凹部2Aの最大径9Aよりも大きい寸法に形成されている。当該底面4は、凹部2Aの中心軸2Xと直交する平面に形成される。
また、機能部品取付台座1の外壁面10は、開口3の開口縁3aと底面4の外周縁4aとを繋ぐ傾斜面に形成される。この傾斜面は、開口3の開口縁3a側及び底面4の外周縁4a側が緩斜面に形成されて、中心軸2Xに沿った方向の中央部が急斜面となるように形成されていることにより、開口3の開口縁3a側及び底面4の外周縁4a側のゴムの肉厚が薄くなるように構成されている。このように、開口3の開口縁3a側のゴムの肉厚が薄くなるように構成されていることにより、機能部品側被取付部30を凹部2A内に嵌合する際に開口3を拡径する作業が容易となる。また、底面4の外周縁4a側のゴムの肉厚が薄くなるように構成されていることにより、外周縁4a側とタイヤ60の内面70との密着性が高まり、外周縁4aからの剥離が抑制される。
図1,図2に示すように、機能部品取付装置100は、機能部品側被取付部30の最大径30Aと対応する内径210を有した筒体としての円筒体200と、当該円筒体200の一端開口201側から挿入された機能部品29を円筒体200の他端開口202側に押圧する押圧手段としての押棒300とを備え、円筒体200の他端側には、他端401側が円筒体200の径方向に移動可能となるように構成された可動片400が、円筒体200の周方向に間隔を隔てて複数本設けられた構成である。
可動片400は、例えば、円筒体200の他端から一端側に延長する溝203が円筒体200の周方向に間隔を隔てて複数形成されたことによって円筒体200の周方向に隣り合う溝203と溝203との間に残った残存部分である細状片により構成される。
当該可動片400は、円筒体200の周方向に間隔を隔てて2本以上、好ましくは3本以上設ける。当該可動片400は、例えば、図2に示すように、円筒体200の周方向に等間隔を隔てて8本設けられる。尚、可動片400の円筒体200の中心軸205に沿った方向の長さ寸法は、例えば数cm程度、また、可動片400の円筒体200の周方向に沿った幅寸法及び可動片400の肉厚寸法は、開口3の開口縁3aを拡張できる強度を維持できる寸法に設定される。
可動片400は、可動片400の一端(固定端)402側が円筒体200を形成する材料の弾性によって曲がることで、可動片400の他端(自由端)401が円筒体200の中心軸205に近付く方向及び円筒体200の中心軸205から離れる方向に移動可能なように構成されている。即ち、可動片400は、可動片400の他端401が円筒体200の径方向に移動可能なように構成されている。
そして、可動片400の他端401側が、円筒体200の中心軸205に近付く方向に移動可能に構成されて円形の開口3を介して凹部2A内に挿入され、かつ、可動片400の他端401側が、当該円筒体200の一端開口201側から挿入されて他端開口202側に押圧された機能部品29における機能部品側被取付部30の最大径30A部分の外周面に押圧されて円筒体200の中心軸205から離れる方向に移動することによって、可動片400が開口3の開口縁3aを拡張させ、開口3の開口径が機能部品側被取付部30の最大径30Aよりも大径に拡径されるように構成されている。
次に機能部品取付装置100を用いて機能部品取付台座1の取付部2の凹部2Aに機能部品29の機能部品側被取付部30を嵌合状態に取付ける手順について説明する。
まず、図3(a)に示すように、機能部品取付台座1を作業台500上に載置し、複数の可動片400の他端401側を円筒体200の中心軸205に近付く方向に移動させた状態で当該複数の可動片400の他端401側を凹部2Aの円形の開口3の内側に挿入する。そして、例えば押棒300の他端301に機能部品29の突出部37の端部37tを着脱可能に取付けた状態で円筒体200の一端開口201から機能部品29及び押棒300の他端301側を円筒体200内に挿入する。尚、まず機能部品29のみを円筒体200内に挿入して、円筒体200内に挿入された機能部品29を押棒300で押すようにしてもよい。
次に、図3(b)に示すように、押棒300を押して機能部品29を円筒体200の他端開口202側に押し込む。これにより、押圧された機能部品29の機能部品側被取付部30の最大径30A部分の外周面が複数の可動片400の他端401側を円筒体200の中心軸205から離れる方向に拡げることで複数の可動片400の他端401側が開口3の開口縁3aを拡張させ、凹部2Aの開口3の径が機能部品側被取付部30の最大径30Aよりも大きくなるように拡げられる。即ち、機能部品側被取付部30が通過できる寸法まで、凹部2Aの開口3の径が拡張される。
さらに押棒300を押して、図4(a)に示すように、機能部品側被取付部30を凹部2A内に挿入させ、かつ、機能部品側被取付部30の底部の凹凸部(2つの半円形凹部34,35、円環面(凸部)32、仕切凸部(凸部)33)と凹部2Aの内底部の凹凸部(半円形凸部5,6、円環凹部7、仕切凹部8)とを嵌合させる。
その後、図4(b)に示すように、押棒300で機能部品29を押圧した状態を維持しながら、円筒体200を機能部品取付台座1から離れる方向に移動させることにより、開口3の開口縁3aを元の状態に復元させる。つまり、開口3の開口縁3aが自身のゴム弾性(張力)により機能部品側被取付部30の頂部を覆う状態に復元(収縮)することで、機能部品側被取付部30が凹部2A内に嵌合状態に取付けられた状態となる。
最後に、押棒300を機能部品29から離すことにより、機能部品取付台座1の取付部2の凹部2Aへの機能部品29の機能部品側被取付部30の取付け作業が完了する。
機能部品取付装置100によって機能部品29が取付けられた機能部品取付台座1は、例えば図5に示すように、取付部2の中心軸2Xとタイヤ60の赤道面60Xとが一致するようにタイヤ60の内面70上に位置され、かつ、図6に示すように、2つの半円形凸部5,6がタイヤ60の周方向Rに沿って並ぶように、底面4とタイヤ60の内面70とが接着材等によって接着されることによって、タイヤ60の内面70に取付けられる。
尚、タイヤ60の内面70に取付けられた機能部品取付台座1の凹部2Aに、機能部品取付装置100を使用して、機能部品29の機能部品側被取付部30を取付けるようにしてもよい。
実施形態1の機能部品取付装置100によれば、機能部品取付台座1の凹部2A内に機能部品29の機能部品側被取付部30を簡単かつ確実に取付けることができる。
また、開口縁3aは、(機能部品側被取付部30の最大径30Aの寸法+可動片400の肉厚寸法)程度以上には拡径しないため(図3(b)参照)、機能部品側被取付部30の凹部2Aへの挿入時に開口縁3aにかかる負荷を少なくでき、開口縁3aの損傷を抑えることができる。
また、特に、円筒体200の他端側に円筒体200の周方向に等間隔を隔てて複数本の可動片400が設けられた構成の機能部品取付装置100とすることで、当該複数本の可動片400が開口縁3aを拡張する際、開口縁3aが均一に伸びるようになるので、機能部品側被取付部30の凹部2Aへの挿入時に開口縁3aにかかる負荷をより少なくでき、開口縁3aの損傷を抑えることができる。
即ち、実施形態1の機能部品取付装置100によれば、機能部品取付台座1の凹部2A内に機能部品29の機能部品側被取付部30を簡単かつ確実に取付けることができるとともに、機能部品側被取付部30の凹部2Aへの挿入時に開口縁3aにかかる負荷を最小限にできて、開口縁3aの損傷を抑えることができ、機能部品側被取付部30を保持するための機能部品取付台座1の取付部2の保持能力が損なわれる恐れの少ない取付作業を実現できるようになる。
実施形態2
円筒体200は、可動片400の他端(自由端)401側が予め円筒体200の中心軸205に近付く方向に移動した状態となった構成のものを用いてもよい。当該構成の場合、実施形態1の機能部品取付装置100と同じ効果が得られるとともに、複数の可動片400の他端401側を凹部2Aの円形の開口3の内側に挿入する作業を容易に行えるようになる。
実施形態3
可動片400は、可動片400の一端(固定端)402が図外のヒンジを介して円筒体200の外面に取付けられて、他端401側が円筒体200の径方向に移動可能となるように構成されたものであってもよい。当該構成の場合、実施形態1の機能部品取付装置100と同じ効果が得られるとともに、複数の可動片400の他端401側を凹部2Aの円形の開口3の内側に挿入する作業を容易に行えるようになる。
尚、上記では凹部2Aの開口3、凹部2Aの最大径9A部分の内壁面9、機能部品側被取付部30の最大径30A部分の外周面が円形であるため、筒体として円筒体200を用いたが、凹部2Aの開口3、凹部2Aの最大径9A部分の内壁面9、機能部品側被取付部30の最大径30A部分の外周面が円形以外の形状である場合は、当該形状に対応した断面形状の筒体を用いればよい。
機能部品29は、タイヤの空気圧、温度、加速度等の状態を検出する各種センサ、電池又は発電素子、無線機、発熱素子、ポンプ等の電子部品や装置を個別に搭載した構成、あるいは、これら電子部品や装置のうちの2つ以上を搭載した構成であって、樹脂により形成された機能部品側被取付部30及び機能部品側被取付部30より突出するように形成された突出部37を備えた構成であればよい。
機能部品側被取付部30は、中心軸30Xに沿った方向の両方の端部(底部、頂部)の径寸法よりも大きい径寸法に形成された側面を有した回転体、又は、柱体、又は、盤体等のような形状、例えば、楕円の短軸を回転軸(中心軸)として得られる回転楕円体、又は、円柱体、又は円盤体のような形状であってもよい。
また、機能部品取付台座1の凹部2Aの内底部に設けられた凹凸部と機能部品側被取付部30の底部に設けられた凹凸部とが互いに機械的に嵌合する構成を示したが、機能部品取付台座1の凹部2Aの内底面と機能部品側被取付部30の底面とが互いに平坦面に形成された構成であってもよい。
1 機能部品取付台座(機能部品取付部材)、2 取付部、2A 凹部、3 開口、
3A 開口の径、29 機能部品、30 機能部品側被取付部、
30A 機能部品側被取付部の最大径、60 タイヤ、70 タイヤの内面、
100 機能部品取付装置、200 円筒体(筒体)、201 円筒体の一端開口、
202 円筒体の他端開口、205 円筒体の中心軸、300 押棒(押圧手段)、
400 可動片、401 可動片の他端。

Claims (1)

  1. タイヤの内面に取付けられる機能部品取付部材の取付部の凹部に機能部品の機能部品側被取付部を嵌合状態に取付けるための機能部品取付装置であって、
    前記機能部品取付部材はゴムにより形成されて、前記凹部は前記機能部品側被取付部を挿入するための入口となる開口の径が、前記機能部品側被取付部の最大径よりも小さく形成され、
    前記機能部品取付装置は、前記機能部品側被取付部の最大径と対応する内径を有した筒体と、当該筒体の一端開口側から挿入された前記機能部品を当該筒体の他端開口側に押圧する押圧手段とを備え、
    前記筒体の他端側には、当該筒体の径方向に移動可能に構成された可動片が、当該筒体の周方向に間隔を隔てて複数設けられ、
    前記複数の可動片の他端側が前記凹部の開口の内側に挿入された状態で、前記筒体の一端開口側から挿入された前記機能部品を前記押圧手段により前記筒体の他端開口側に押圧することによって、押圧された前記機能部品の前記機能部品側被取付部が前記複数の可動片の他端側を前記筒体の中心軸から離れる方向に拡げることで前記凹部の前記開口の径が前記機能部品側被取付部の最大径よりも大きくなるように拡げられて前記機能部品側被取付部が前記凹部内に挿入されて嵌合状態に取付けられることを特徴とする機能部品取付装置。
JP2016040291A 2016-03-02 2016-03-02 機能部品取付装置 Active JP6684528B2 (ja)

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