JP6684182B2 - デバイスウエーハの加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デバイスウエーハをデバイスに分割するデバイスウエーハの加工方法に関する。
デバイスウエーハの分割には、ダイシング装置やレーザ加工装置が用いられている。ダイシング装置は、破砕加工であるため、カケ(チッピング)が発生しやすく、分割されたチップの抗折強度が低くなったり、加工時間が比較的長くなったりするという問題がある。また、レーザ加工装置によりウエーハ内部に変質層を形成して分割する方法では、カケが少なく切り代も小さいという利点があるが、分割されたチップ同士が隣接するため、その後の搬送時にチップ同士がこすれてカケを発生させてしまうという問題も残されていた。
そこで、プラズマエッチングを利用してデバイスウエーハを個々のデバイスチップに分割するという加工方法(プラズマダイシング)が提案された(例えば、特許文献1参照)。この加工方法によれば、デバイスウエーハの直径が大きくなっても溝を形成する加工時間は変わらず、抗折強度の高いデバイスチップが形成できる。
特開2006−210401号公報
しかしながら、デバイスがMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)である場合などには、デバイスウエーハは、裏面に電極となる金属膜又はダイアタッチフィルム等のプラズマエッチングが困難な金属膜が形成されている場合がある。特許文献1に示された加工方法では、プラズマエッチングが困難な金属膜が裏面に形成されたデバイスウエーハのデバイスチップへの分割が容易ではなかった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、裏面にプラズマエッチングが困難な金属膜が形成されたデバイスウエーハのデバイスチップへの分割を容易化できるデバイスウエーハの加工方法を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のデバイスウエーハの加工方法は、表面の交差する複数の分割予定ラインによって区画された基板上の各領域に積層されたパッシベーション膜を含む複数のデバイスが形成されており、該分割予定ライン上の領域に該基板表面が露出し、裏面全面に金属膜が形成されたデバイスウエーハを加工するデバイスウエーハの加工方法であって、該デバイスウエーハの外周部にプラズマ耐性を有する保護部材を形成する保護部材形成工程と、該デバイスウエーハの裏面側を保持し、該デバイスウエーハの表面側から該パッシベーション膜及び該保護部材をマスクにして該分割予定ラインに沿ってプラズマエッチングして、該金属膜に延び且つ該デバイスウエーハの外周面に露出しない溝を形成する溝形成工程と、該溝形成工程を実施した後、該デバイスウエーハ表面に水を供給し該溝を水で満たす水供給工程と、該水供給工程後に該デバイスウエーハの表面を封止部材で封止する封止工程と、該封止工程を実施した後に該デバイスウエーハを冷却し該溝に満たされた水を凍結させ、凍結された水の体積増加による力により該金属膜を該分割予定ラインに沿って破断し個々のデバイスに分割する分割工程と、を備えることを特徴とする。
該分割工程では、該デバイスウエーハの裏面側が下方に向けて配置されてもよい。
該封止部材として、剛性を有するプレートを用いてよい。
本発明のデバイスウエーハの加工方法は、水の凝固による体積膨張(約10%増加)を利用して膜を破断するので、デバイスウエーハを容易に個々のデバイスに分割することができる。
図1は、実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハを示す斜視図である。 図2は、図1中のII−II線に沿う断面図である。 図3は、図2に示されたデバイスウエーハのパッシベーション膜により被覆された分割予定ラインにアブレーション加工を施す状態を示す断面図である。 図4は、実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法の流れを示すフローチャートである。 図5は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程に用いられるレジスト塗布装置の概略の構成を示す斜視図である。 図6は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図7は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程で用いられるエッチング装置の一例を示す断面図である。 図8は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図9は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の水供給工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図10は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の封止工程を示すデバイスウエーハの断面図である。 図11は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の封止工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図12は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の断面図である。 図13は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の分割工程を示すデバイスウエーハの要部の断面図である。 図14は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の加工後のデバイスウエーハの断面図である。 図15は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図16は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の封止工程後のデバイスウエーハの断面図である。 図17は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程を示すデバイスウエーハの要部の断面図である。 図18は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の加工後のデバイスウエーハの断面図である。 図19は、各実施形態の変形例1に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の側面図である。 図20は、各実施形態の変形例2に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の側面図である。 図21は、各実施形態の変形例3に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハの断面図である。 図22は、各実施形態の変形例4に係るデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程で用いられるエッチング装置の一例を示す断面図である。 図23は、各実施形態の変形例5に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハの要部の断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図1は、実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハを示す斜視図である。図2は、図1中のII−II線に沿う断面図である。図3は、図2に示されたデバイスウエーハのパッシベーション膜により被覆された分割予定ラインにアブレーション加工を施す状態を示す断面図である。
実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法は、図1に示すデバイスウエーハWを加工する加工方法である。図1に示すデバイスウエーハWは、実施形態1ではシリコン、サファイア、ガリウムヒ素などを基板Sとする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。デバイスウエーハWは、図1に示すように、表面WSの交差(実施形態1では、直交)する複数の分割予定ラインLによって区画された基板S上の各領域にそれぞれデバイスDが形成されている。デバイスウエーハWは、複数のデバイスDが基板S上に形成されている。また、デバイスウエーハWは、裏面WR全面にプラズマエッチングが困難な金属膜Fが形成されている。実施形態1に係るデバイスウエーハWは、分割予定ラインLの幅が数十μm程度以下で、かつデバイスDの大きさが0.1mm角以上かつ20mm角以下であり、プラズマエッチングによりデバイスチップDTに分割されるのが好適なものである。また、実施形態1に係るデバイスウエーハWの厚さは、30μm以上で且つ300μm以下である。なお、デバイスチップDTは、基板Sの一部とデバイスDとを含んで構成される。
また、デバイスウエーハWのデバイスDは、図2に示すように、IC(Integrated Circuit)等の回路Cと、回路Cの表面を被覆するパッシベーション(不動態化又は不活性化)膜PFとを含んで構成する。パッシベーション膜PFは、基板S上の各領域に積層されて、回路Cを外部環境から保護し、回路Cを物理的及び化学的に保護する。パッシベーション膜PFは、シリコン窒化(Si)膜やシリコン酸化(SiO2)膜などにより構成され、実施形態1において、回路Cを被覆し、分割予定ラインLを被覆していない。即ち、デバイスウエーハWは、分割予定ラインL上の領域に基板S表面が露出している、又はパッシベーション膜PFが除去されている。また、実施形態1において、デバイスDは、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)であり、金属膜Fは、銅合金などの導電体により構成された膜である。金属膜Fは、デバイスウエーハWの基板Sの表面WSにデバイスDを形成した後、基板Sが所定の厚みになるまで基板Sの裏面が研削された後に形成される。実施形態1において、金属膜Fは、スパッタリング又はCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)により形成される。また、実施形態1において、金属膜Fは、チタン、ニッケル及び金のうち一以上の金属により構成された厚さが数μm〜10μm程度の多層膜である。
また、実施形態1において、デバイスウエーハWは、図3に示すように、パッシベーション膜PFがデバイスDの回路C及び分割予定ラインLを被覆した状態にある場合には、レーザ加工ユニット13により分割予定ラインLにアブレーション加工が施されて、分割予定ラインL上のパッシベーション膜PFが除去される。
デバイスウエーハWの分割予定ラインLにアブレーション加工を施す際には、デバイスウエーハWの表面WSにポリビニルアルコール(polyvinyl alcohol:PVA)又はポリビニルピロリドン(polyvinyl pyrrolidone:PVP)等を含む水溶性樹脂により構成される図示しない保護膜を形成する。アブレーション加工を施す際には、レーザ加工ユニット13の図示しないチャックテーブルに表面WSに図示しない保護膜が形成されたデバイスウエーハWを吸引保持し、レーザ光照射ユニット16の加工ヘッド15を分割予定ラインLに沿って移動させながらレーザ光照射ユニット16の加工ヘッド15からレーザ光LRを分割予定ラインLに照射して、分割予定ラインLのパッシベーション膜PFにアブレーション加工を施す。パッシベーション膜PFにアブレーション加工を施した後、図示しない保護膜を除去して、分割予定ラインLの基板S表面を露出する。実施形態1において、分割予定ラインLにレーザ光LRを照射して、アブレーション加工を施して、分割予定ラインLの基板S表面を露出しているが、本発明は、これに限定されず、分割予定ラインLに切削ブレードを用いた切削加工を施して、分割予定ラインLのパッシべーション膜PFを除去して、分割予定ラインLの基板S表面を露出しても良い。
次に、デバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図4は、実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法の流れを示すフローチャートである。図5は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程に用いられるレジスト塗布装置の概略の構成を示す斜視図である。図6は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。図7は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程で用いられるエッチング装置の一例を示す断面図である。図8は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。図9は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の水供給工程後のデバイスウエーハの断面図である。図10は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の封止工程を示すデバイスウエーハの断面図である。図11は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の封止工程後のデバイスウエーハの断面図である。図12は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の断面図である。図13は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の分割工程を示すデバイスウエーハの要部の断面図である。図14は、図4に示されたデバイスウエーハの加工方法の加工後のデバイスウエーハの断面図である。
実施形態1に係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)は、デバイスウエーハWを分割予定ラインLに沿って切断して、デバイスウエーハWをデバイスチップDTに分割(個片化ともいう)する方法である。
加工方法は、図4に示すように、保護部材形成工程ST1と、溝形成工程ST2と、水供給工程ST3と、封止工程ST4と、分割工程ST5とを備える。
保護部材形成工程ST1は、デバイスウエーハWの図1及び図5に示す外周部PPにプラズマ耐性を有する保護部材5(図6に示す)を形成する工程である。保護部材形成工程ST1は、デバイスウエーハWの裏面WRに図6に示す支持部材10を貼着し、支持部材10を介して図5に示すレジスト塗布装置40の図示しないチャックテーブルにデバイスウエーハWを保持する。保護部材形成工程ST1は、レジスト塗布装置40の塗布ノズル41から保護部材5であるレジストRSをデバイスウエーハWの表面WSのデバイスDが形成されていない外周部PPに塗布する。
なお、実施形態1において、デバイスウエーハWの外周部PPは、パッシベーション膜PFが除去されて基板S表面が露出している。塗布ノズル41は、デバイスウエーハWの径方向と長手方向が平行な吐出口41aを備え、吐出口41aを通してレジストRSをデバイスウエーハWの表面WSの外周部PPに塗布する。実施形態1において、保護部材形成工程ST1は、塗布ノズル41の吐出口41aをデバイスウエーハWの表面WSの外周部PPに対向させて、塗布ノズル41とデバイスウエーハWとをデバイスウエーハWの外周部PPに沿って相対的に移動させながら塗布ノズル41からレジストRSを塗布する。保護部材形成工程ST1は、図6に示すように、デバイスウエーハWの表面WSの外周部PPの全周に保護部材5であるレジストRSを形成する。レジストRSは、プラズマエッチングされにくい、又はプラズマエッチングが困難な材料により構成され、実施形態1では、所謂フォトレジストである。
溝形成工程ST2は、デバイスウエーハWの裏面WR側に貼着された支持部材10を介して裏面WR側を保持し、デバイスウエーハWの表面WS側からパッシベーション膜PF及びレジストRSをマスクにして分割予定ラインLに沿って基板S表面の露出部分をプラズマエッチングして、デバイスウエーハWの表面WS側から金属膜Fのある方向に延びかつデバイスウエーハWの外周面PSに露出しない溝R(図8に示す)を形成する工程である。溝形成工程ST2は、図7に示すエッチングユニット20のハウジング21の開口22を通して、デバイスウエーハWをハウジング21内に収容し、開口22をゲートバルブ26により閉じる。そして、デバイスウエーハWの裏面WR側を支持部材10を介して高周波電源23に接続された下部電極24上の吸着保持部材25(静電チャック、ESC:Electrostatic chuck)に静電気力で吸着、保持する。
次に、図示しない冷媒供給手段から下部電極24内の図示しない冷却通路内に冷媒を循環させ、排気装置27を作動してハウジング21内の雰囲気を排気口28を通して真空排気し、ガス供給手段29から高周波電源32に接続された上部電極30の噴出口31を通してハウジング21内にエッチングガスをデバイスウエーハWの表面WS側に向けて供給する。なお、この際、ハウジング21内を所定の圧力に維持する。そして、エッチングガスを供給した状態で、高周波電源32から上部電極30に高周波電力を印加する。これにより、下部電極24と上部電極30との間にプラズマが発生し、下部電極24に高周波電源23から高周波電力を供給してプラズマ中のイオンをデバイスウエーハWに引き込み、デバイスウエーハWの表面WSをエッチングする。
デバイスウエーハWの分割予定ラインLの基板Sが露出しているために、溝形成工程ST2は、エッチングガスの種類、高周波電源23,32が印加する高周波電力の周波数及び電力を、基板Sのエッチングレートが高く、パッシベーション膜PFのエッチングレートが基板Sのエッチングレートよりも低い条件に選択される。実施形態1において、基板Sのエッチングレートのパッシベーション膜PFのエッチングレートに対する比(エッチング選択比)が、500以上であるとよい。例えば、高周波電源32が印加する高周波電力の周波数は、2MHz又は13.56MHzであり、高周波電源23が印加する高周波電力の周波数は、13.56MHzである。
溝形成工程ST2は、基板Sのエッチングレートがパッシべーション膜PFのエッチングレートよりも十分高いので、基板Sがパッシベーション膜PFよりも早くエッチングされ、分割予定ラインLに表面から金属膜Fに延びる溝Rが形成される。また、溝形成工程ST2は、デバイスウエーハWの表面WSの外周部PPの全周にレジストRSが形成されているために、溝RがデバイスウエーハWの外周面PS(又は外縁ともいう)に開口することなく、表面WSから裏面WRに向かって延びる。また、実施形態1において、基板Sのエッチングレートのパッシベーション膜PFのエッチングレートに対する比は、図8に示すように、溝Rが金属膜Fに到達してもデバイスDの回路Cを保護するパッシベーション膜PFが残存する値であることが望ましい。実施形態1において、溝Rが金属膜Fに到達する時間、エッチングを行った後、溝形成工程ST2を終了するが、本発明は、溝形成工程ST2において形成される溝Rは、金属膜Fに到達しなくても良い。即ち、本発明は、溝Rの底に基板Sの一部が残存しても良い。
水供給工程ST3は、溝形成工程ST2を実施した後、デバイスウエーハW表面WSに水を供給して、溝Rを水WTで満たす工程である。水供給工程ST3は、デバイスウエーハWの表面WSを上方に位置付け、デバイスウエーハWの表面WSを水平方向と平行にした後に、図9に示すように、表面WSに水WTを供給して溝R内を水WTで満たす。
封止工程ST4は、水供給工程ST3後にデバイスウエーハWの表面WSを封止部材12で封止する工程である。封止部材12は、デバイスウエーハWと同等の大きさの円盤状に形成され、剛性を有する硬質な材料で構成されている。封止部材12は、剛性を有するプレートである。封止部材12は、紫外線を透過する樹脂又はガラスにより構成されても良く、紫外線を透過しない材料で構成されても良い。封止部材12は、図10に示すように、紫外線を照射することにより接着力が低下する接着剤11を用いてデバイスウエーハWの表面WSに貼着されても良く、接着剤11を用いることなくデバイスウエーハWの表面WSに貼り付けられても良い。実施形態1において、封止部材12は、接着剤11を用いてデバイスウエーハWの表面WSに貼着されるが、封止部材12とデバイスウエーハWの裏面WRとを複数個所でクランプして、デバイスウエーハWの表面WSを封止部材12で封止しても良い。
接着剤11は、紫外線を照射することにより接着力が低下し、容易に封止部材12をデバイスウエーハWの表面WSから剥離できるものを使用するとよい。接着剤11は、例えば、紫外線を照射することにより膨張あるいは発泡するマイクロカプセル又は発泡剤などが混入されたものにより構成される。接着剤11は、紫外線を照射することにより硬化するものにより構成されても良い。実施形態1において、封止工程ST4は、図11に示すように、デバイスウエーハWの表面WSに接着剤11を介して封止部材12を貼着した後、支持部材10をデバイスウエーハWの裏面WRから剥がす。
分割工程ST5は、封止工程ST4を実施した後にデバイスウエーハWを冷却し、溝Rに満たされた水WTを凍結即ち凝固させ、凍結即ち凝固された水WTの凍結前からの体積増加よる力により金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断し、デバイスウエーハWを個々のデバイスDに分割する固定である。分割工程ST5は、図12に示す冷却装置50のチャンバー51内にデバイスウエーハWを収容し、デバイスウエーハWの裏面WR側が下方に向けて配置されるように、デバイスウエーハWに貼着された封止部材12を冷却装置50の保持部52で保持する。分割工程ST5は、冷却装置50の保持部52即ちデバイスウエーハWよりも下方でチャンバー51内に開口した冷却ガス供給管53を通してチャンバー51内に摂氏ゼロ度未満の冷却ガス54を供給して、チャンバー51内を冷却する。分割工程ST5は、チャンバー51内に冷却ガス54を供給することにより溝R内に満たされた水WTを凍結させる。
凍結すると、水WTは、凍結前よりも体積が約10%増加するために、溝R内で膨張しようとする。デバイスウエーハWの表面WSには、剛性を有するプレートである封止部材12が貼着されているために、溝R内の水WTは、凍結する際に金属膜Fを溝Rの外側に押圧する。分割工程ST5は、凍結した水WTが溝Rの幅方向の両縁に沿って、図13に示すように、金属膜Fを破断して、図14に示すように、デバイスウエーハWを個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割する。
その後、デバイスウエーハWは、乾燥、洗浄された後、封止部材12が紫外線を透過する場合には、表面WS側から封止部材12を通してデバイスウエーハWに紫外線を照射する。接着剤11の接着力を低下させ、個々のデバイスD即ちデバイスチップDTが封止部材12からピックアップされる。また、本発明は、デバイスウエーハWの裏面WRに図示しない他の支持部材を貼着し、封止部材12をデバイスウエーハWから剥がした後、個々のデバイスD即ちデバイスチップDTを他の支持部材からピックアップしても良い。なお、本発明では、封止部材12が紫外線を透過しない場合には、接着剤11として熱硬化型の接着剤を用いても良い。
実施形態1に係る加工方法は、保護部材形成工程ST1においてデバイスウエーハWの表面WSの外周部PPにレジストRSを形成し、溝形成工程ST2においてデバイスウエーハWの分割予定ラインLの表面から金属膜Fに延び外周面PSに露出しない溝Rを形成する。また、実施形態1に係る加工方法は、水供給工程ST3において溝R内に水WTを満たし、封止工程ST4においてデバイスウエーハWの表面WSを封止部材12で封止した後、分割工程ST5において溝R内に満たされた水WTを凍結させる。このために、実施形態1に係る加工方法は、水WTが凍結即ち凝固による体積膨張を利用して金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断する。その結果、実施形態1に係る加工方法は、デバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。
また、加工方法は、分割工程ST5では、デバイスウエーハWの裏面WR即ち金属膜Fが下方に向けて配置されるので、破断した金属膜FがデバイスチップDTから下方に落ちて、デバイスチップDTに付着することを抑制することができる。また、加工方法は、封止部材12が剛性を有するプレートであるので、分割工程における水WTの体積膨張により発生する力が金属膜Fに作用し易くなる。その結果、当該加工方法は、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って確実に破断することができる。
また、加工方法は、溝形成工程ST2において、プラズマエッチングにより分割予定ラインLに溝Rを形成するので、分割予定ラインLの幅が数十μm以下でかつデバイスDが0.1mm角以上でかつ20mm角以下のデバイスウエーハWのデバイスチップDTへの分割に好適である。また、加工方法は、封止部材12が剛性を有するプレートであるので、溝R内に満たされた水WTが号擦る際の体積膨張により発生する力が金属膜Fを外側の押し出す方法に作用する。その結果、加工方法は、金属膜Fを破断することができる。
また、加工方法は、溝R内に満たされた水WTが凍結即ち凝固する際の体積膨張を利用して金属膜Fを破断するので、デバイスウエーハWを湾曲(変形)させることなく金属膜Fを破断することとなる。このために、加工方法は、金属膜Fを破断する際に、デバイスチップDT同士が擦れることを抑制でき、デバイスチップDTにカケ(チッピング)が発生することを抑制できる。
〔実施形態2〕
実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図15は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の保護部材形成工程後のデバイスウエーハの断面図である。図16は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の封止工程後のデバイスウエーハの断面図である。図17は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程を示すデバイスウエーハの要部の断面図である。図18は、実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法の加工後のデバイスウエーハの断面図である。図15から図18は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)は、保護部材形成工程ST1において、デバイスウエーハWの裏面WRに貼着する支持部材10として、軟質でかつ外縁にステンレス鋼などの硬質な材料により構成された環状フレームFLが取り付けられたダイシングテープTを用いること以外、実施形態1と同様である。
また、実施形態2に係る加工方法は、封止工程ST4において、図16に示すように、封止部材12の外縁と環状フレームFLの外縁とをクランパ60により密に接触させて、封止部材12とデバイスウエーハWとを密着させる。実施形態2に係る加工方法は、分割工程ST5において、溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させる際の体積膨張により金属膜Fを破断するが、デバイスウエーハWの裏面WRにダイシングテープTである支持部材10が貼着されているので、図17及び図18に示すように、破断した金属膜FAがダイシングテープTに貼着されたままとなる。その後、実施形態2に係る加工方法は、図18に示すように、封止部材12が剥がされた後、デバイスDがダイシングテープTからピックアップされる。なお、図17及び図18は、ダイシングテープTが波打っている様子を強調して描いている。
実施形態2に係る加工方法は、溝形成工程ST2において形成されたデバイスウエーハWの分割予定ラインLの表面から金属膜Fに延び外周面PSに露出しない溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させて、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断するのでデバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。また、実施形態2に係る加工方法は、デバイスウエーハWの裏面WRにダイシングテープTである支持部材10を貼着させた状態で溝R内の水WTを凍結即ち凝固させるので、破断した金属膜Fが飛散することを抑制することができる。また、実施形態2に係る加工方法は、ダイシングテープTを貼着したまま分割工程ST5を実施しているが、本発明では、裏面WRからダイシングテープTを剥離した後、分割工程ST5を実施してもよい。
前述した実施形態1及び実施形態2によれば、以下のデバイスウエーハの加工方法が含まれる。また、各実施形態に含まれるデバイスウエーハの加工方法を有するデバイスの製造方法が含まれる。
(付記1)
表面の交差する複数の分割予定ラインによって区画された基板上の各領域に積層されたパッシベーション膜を含む複数のデバイスが形成されており、該分割予定ライン上の領域に該基板表面が露出し、裏面全面に金属膜が形成されたデバイスウエーハを加工するデバイスウエーハの加工方法であって、
外周部にプラズマ耐性を有する保護部材が形成され、かつ該裏面側が保持されて、該表面側から該パッシベーション膜及び該保護部材をマスクにして該分割予定ラインに沿ってプラズマエッチングされて、該金属膜に延び且つ外周面に露出しない溝が形成されたデバイスウエーハ表面に水を供給し該溝を水で満たす水供給工程と、
該水供給工程後に該デバイスウエーハの表面を封止部材で封止する封止工程と、
該封止工程を実施した後に該デバイスウエーハを冷却し該溝に満たされた水を凍結させ、凍結された水の体積増加による力により該金属膜を該分割予定ラインに沿って破断し個々のデバイスに分割する分割工程と、を備えるデバイスウエーハの加工方法。
〔変形例1〕
各実施形態の変形例1に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図19は、各実施形態の変形例1に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の側面図である。図19は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
各実施形態の変形例1に係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)は、分割工程ST5において、図19に示す冷却装置50−1を用いる。図19に示す冷却装置50−1は、ベルチェ素子を内蔵し、吸熱面55a側に封止部材12を介してデバイスウエーハWが載置される冷却テーブル55と、冷却テーブル55の発熱面55b側に取り付けられかつ発熱面55bの熱を外部に放熱する放熱部材56とを備える。変形例1に係る加工方法は、実施形態1と同様に、溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させて、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断するのでデバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。
〔変形例2〕
各実施形態の変形例2に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図20は、各実施形態の変形例2に係るデバイスウエーハの加工方法の分割工程に用いられる冷却装置の側面図である。図20は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
各実施形態の変形例2に係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)は、分割工程ST5において、図20に示す冷却装置50−2を用いる。図20に示す冷却装置50−2は、冷媒を循環させる循環路57を内蔵し、表面55cに封止部材12を介してデバイスウエーハWが載置される冷却テーブル55−2を備える。変形例2に係る加工方法は、実施形態1と同様に、溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させて、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断するのでデバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。
〔変形例3〕
各実施形態の変形例3に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図21は、各実施形態の変形例3に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハの断面図である。図21は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
各実施形態の変形例3に係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)の加工対象のデバイスウエーハWは、外周部PPのパッシベーション膜PFが除去されることなく残される。変形例3に係る加工方法は、デバイスウエーハWにデバイスDを形成する所謂前工程が、保護部材形成工程ST1を含む。また、変形例3に係る加工方法は、溝形成工程ST2において、保護部材5であるパッシベーション膜PFをマスクとして溝Rを形成する。また、変形例3に係る加工方法の加工対象のデバイスウエーハWは、保護部材5としてパッシベーション膜PFを用いたが、スパッタリングにより金属により構成された保護部材5を用いても良い。変形例3に係る加工方法は、実施形態1と同様に、溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させて、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断するのでデバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。
〔変形例4〕
各実施形態の変形例4に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図22は、各実施形態の変形例4に係るデバイスウエーハの加工方法の溝形成工程で用いられるエッチング装置の一例を示す断面図である。図22は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
各実施形態の変形例4係るデバイスウエーハの加工方法(以下、単に加工方法と記す)の溝形成工程ST2で用いられるエッチング装置20−4は、保護部材形成部33を備える。保護部材形成部33は、吸着保持部材25の上方に配置された保護部材5であるリング状部材34と、リング状部材34を上下動させるスライド支持部35とを備える。リング状部材34は、内径がデバイスウエーハWの外周部PPの直径と等しい円環状に形成され、プラズマエッチングされにくいステンレス鋼などの金属により構成されている。スライド支持部35は、リング状部材34を上下動させる昇降シリンダ36と、リング状部材34の移動方向を案内する案内部材37とを備える。エッチング装置20−4は、リング状部材34を上昇させた状態で、吸着保持部材25にデバイスウエーハWを保持した後、リング状部材34を降下させて、リング状部材34をデバイスウエーハWの表面WSの外周部PPに密に接触させて、保護部材形成工程ST1を実施する。変形例4に係る加工方法は、実施形態1と同様に、溝R内に満たされた水WTを凍結即ち凝固させて、金属膜Fを分割予定ラインLに沿って破断するのでデバイスウエーハWを容易に個々のデバイスD即ちデバイスチップDTに分割することができる(個片化することができる)。
〔変形例5〕
各実施形態の変形例5に係るデバイスウエーハの加工方法を図面を参照して説明する。図23は、各実施形態の変形例5に係るデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハの要部の断面図である。図23は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
各実施形態のデバイスウエーハの加工方法の加工対象のデバイスウエーハW−1は、図23に示すように、金属部材として、例えば、分割予定ラインLにTEG(Test Element Group)200が設けられても良い。TEG200は、プラズマエッチングにより除去が困難な導電性の金属により構成され、デバイスDの設計、製造上の問題を見つけ出すための金属パターンである。図23に示されたデバイスウエーハW−1は、保護部材形成工程ST1の前に分割予定ラインLにアブレーション加工又は切削加工が施されて、TEG200が除去される。また、図23に示されたデバイスウエーハW−1は、金属部材であるダミーパターンが分割予定ラインLに設けられても良い。
なお、本発明は、上記実施形態及び変形例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
5 保護部材
12 封止部材
W,W−1 デバイスウエーハ
WS 表面
WR 裏面
L 分割予定ライン
LR レーザ光
D デバイス
S 基板
F 金属膜
R 溝
PF パッシベーション膜
PP 外周部
PS 外周面
WT 水
ST1 保護部材形成工程
ST2 溝形成工程
ST3 水供給工程
ST4 封止工程
ST5 分割工程

Claims (3)

  1. 表面の交差する複数の分割予定ラインによって区画された基板上の各領域に積層されたパッシベーション膜を含む複数のデバイスが形成されており、該分割予定ライン上の領域に該基板表面が露出し、裏面全面に金属膜が形成されたデバイスウエーハを加工するデバイスウエーハの加工方法であって、
    該デバイスウエーハの外周部にプラズマ耐性を有する保護部材を形成する保護部材形成工程と、
    該デバイスウエーハの裏面側を保持し、該デバイスウエーハの表面側から該パッシベーション膜及び該保護部材をマスクにして該分割予定ラインに沿ってプラズマエッチングして、該金属膜に延び且つ該デバイスウエーハの外周面に露出しない溝を形成する溝形成工程と、
    該溝形成工程を実施した後、該デバイスウエーハ表面に水を供給し該溝を水で満たす水供給工程と、
    該水供給工程後に該デバイスウエーハの表面を封止部材で封止する封止工程と、
    該封止工程を実施した後に該デバイスウエーハを冷却し該溝に満たされた水を凍結させ、凍結された水の体積増加による力により該金属膜を該分割予定ラインに沿って破断し個々のデバイスに分割する分割工程と、を備えるデバイスウエーハの加工方法。
  2. 該分割工程では、該デバイスウエーハの裏面側が下方に向けて配置される請求項1に記載のデバイスウエーハの加工方法。
  3. 該封止部材は、剛性を有するプレートである請求項1又は2に記載のデバイスウエーハの加工方法。
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