JP6679830B2 - 受信装置、及び受信方法 - Google Patents
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Description
上記複数の空中線と、上記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて上記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御する制御部と、を有する。
上記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて上記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御する。
本発明の一実施形態による受信装置、及び受信方法について、説明する。図2は、本発明の一実施形態による受信装置を説明するためのブロック図である。図3は、対流圏散乱伝搬方式による送受信を説明するための概観図である。
図2の受信装置は、空中線3a及び3bを備えた二重ダイバーシティ受信装置であり、空中線3a及び3bの受信信号によってダイバーシティ受信を行う。本実施形態の受信装置は、BPF(Band Pass Filter:帯域通過ろ波器)5a及び5b、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)6a及び6b、及びD/C(Down Converter:ダウンコンバータ)7a及び7bを備える。さらに本実施形態の受信装置は、AGC(Automatic Gain Controller:自動利得制御器)8a及び8b、AMF(Adaptive Matched Filter:適応整合フィルタ)9a及び9b、合成回路10、及びDFE(Decision Feedback Equalizer:判定帰還型等化器)11を備える。
本実施形態の受信装置の動作、受信方法について、より具体的に説明する。図3に、対流圏散乱伝搬を利用した送受信の概観図を示す。送信局100は受信局200と見通し外の通信を行う。送信局100から送信された送信ビームは、対流圏において散乱が生じる。散乱領域300は散乱ボリュームと言われ空間的広がりを有し、散乱領域で屈折したビームを受信局200で受信する。
Lch:水平結合損失、Lcv:垂直結合損失
θ=α+β、θ:散乱角
θtm、θrm:送受信空中線の最適仰俯角
φth、φrh:送受信空中線の水平面ビーム幅(αth、αrh)×0.6
φtv、φrv:送受信空中線の垂直面ビーム幅(αtv、αrv)×0.6
K1:気象定数
である。
本実施形態の受信装置によれば、空中線結合損失を補正することにより、長周期フェージングによる受信入力レベルの低下を回避することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態の受信装置では、二重ダイバーシティ受信装置を説明した。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、四重、六重、八重のダイバーシティ受信装置にも、適用できる。また受信局から送信局へ制御信号を送ることにより、送信局側の空中線の仰俯角とビーム幅とを制御するように、構成することも考えられる。空中線がホーンアンテナである受信装置に限られず、空中線がフェイズドアレイアンテナである受信装置、これを用いた受信局でも実現できる。特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。
(付記1)複数の空中線の受信信号によってダイバーシティ受信を行う受信装置であって、
前記複数の空中線と、前記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて前記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御する制御部とを有する、受信装置。
(付記2)前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが低下した場合には前記複数の空中線のビーム幅を拡げるように制御する、付記1に記載の受信装置。
(付記3)前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を狭めるように制御する、付記1又は付記2に記載の受信装置。
(付記4)前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を変更しない無制御とする、付記1又は付記2に記載の受信装置。
(付記5)前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルのRMS(Root mean square)を計算し、この計算結果を閾値と比較することにより上記ビーム幅に対する制御を行う、付記2乃至付記4のいずれか一項に記載の受信装置。
(付記6)マルチパスのエネルギーを合成する適応整合フィルタと、ダイバーシティ合成する合成回路と、符号間干渉を除去する等化器とを、さらに有する付記1乃至付記5のいずれか一項に記載の受信装置。
(付記7)複数の空中線の受信信号によってダイバーシティ受信を行う受信方法であって、
前記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて前記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御する、受信方法。
(付記8)前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが低下した場合には前記複数の空中線のビーム幅を拡げるように制御する、付記7に記載の受信方法。
(付記9)前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を狭めるように制御する、付記7又は付記8に記載の受信方法。
(付記10)前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を変更しない無制御とする、付記7又は付記8に記載の受信方法。
(付記11)前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルのRMS(Root mean square)を計算し、この計算結果を閾値と比較することにより上記ビーム幅に対する制御を行う、付記7乃至付記10のいずれか一項に記載の受信方法。
4a、4b 駆動部
5a、5b BPF(帯域通過ろ波器)
6a、6b LNA(低雑音増幅器)
7a、7b D/C(ダウンコンバータ)
8a、8b AGC(自動利得制御器)
9a、9b AMF(適応整合フィルタ)
10 合成回路
11 DFE(判定帰還型等化器)
12 CONT(制御部)
100 送信局
200 受信局
300 散乱領域
Claims (8)
- 複数の空中線の受信信号によってダイバーシティ受信を行う受信装置であって、
前記複数の空中線と、前記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて前記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルのRMS(Root mean square)を計算し、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが低下した場合には前記複数の空中線のビーム幅を拡げるように制御し、結合損失と空中線利得のトレードオフの演算処理も併せて実施して前記複数の空中線のビーム幅の制御に反映させる、受信装置。 - 前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を狭めるように制御する、請求項1に記載の受信装置。
- 前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を変更しない無制御とする、請求項1に記載の受信装置。
- 前記制御部は、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルのRMSの計算結果を閾値と比較することにより上記ビーム幅に対する制御を行う、請求項2又は請求項3に記載の受信装置。
- マルチパスのエネルギーを合成する適応整合フィルタと、ダイバーシティ合成する合成回路と、符号間干渉を除去する等化器とを、さらに有する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。
- 複数の空中線の受信信号によってダイバーシティ受信を行う受信方法であって、
前記複数の空中線からの受信信号を監視し、監視結果に応じて前記複数の空中線の仰俯角及びビーム幅を制御するものであり、
前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルのRMS(Root mean square)を計算し、前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが低下した場合には前記複数の空中線のビーム幅を拡げるように制御し、結合損失と空中線利得のトレードオフの演算処理も併せて実施して前記複数の空中線のビーム幅の制御に反映させる、受信方法。 - 前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を狭めるように制御する、請求項6に記載の受信方法。
- 前記複数の空中線からの受信信号の受信入力レベルが上昇した場合には前記複数の空中線のビーム幅を変更しない無制御とする、請求項6に記載の受信方法。
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