JP4827605B2 - 無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術に関し、特に無線通信における無線装置に関する。
一般的に、無線機器においては、受信性能を向上させるために、複数のアンテナを用いている。また、複数のアンテナをそれぞれ異なる偏波方式に対応させることによって、さまざまな使用環境に適応できるようにしている。しかしながら、異なる偏波方式に対応させたアンテナ間においては、受信レベルに差が生じる場合がある。このため、それぞれのアンテナによって受信された信号を合成した場合、受信レベルの低いアンテナの影響により、受信性能が悪化する場合がある。従来、受信レベルを監視し、送信側における偏波信号の位相を制御することによって、受信側における受信レベルを改善していた(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平11−266195号公報
一般的に、複数のアンテナを有する無線機器においては、アンテナ間のレベル差を保持するために、良好な信号レベルを有する信号を受信したアンテナをもとに導出された増幅率を共通に使用して、受信信号の利得の制御(以下、「AGC(Automatic Gain Control)」と表記する。)を行なっている。しかしながら、複数のアンテナのそれぞれを複数の偏波方式のいずれかに対応させた場合、AGC処理は、いずれか1つの偏波方式に対応したアンテナにおける受信信号をもとにした制御となる。前述したように、偏波方式の異なるアンテナ間においては受信レベル差が生じる場合があり、AGC処理に用いられたアンテナと、用いられなかったアンテナの偏波方式が異なる場合、それらのアンテナ間の受信レベルの差異はより大きくなることがある。そうすると、それぞれのアンテナによって受信された信号を合成した場合、より受信レベルの低いアンテナの影響により、受信性能がさらに悪化するといった課題が生じていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信性能を向上できる無線装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナと、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定する増幅率決定部と、増幅率決定部において決定した偏波方式ごとの増幅率によって、それぞれの偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号の信号レベルを増幅する増幅部と、増幅部によって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行する受信処理部と、を備える。
ここで、「増幅」とは、増加することだけでなく、減少することも含む。たとえば、増幅率が1未満の場合、「増幅」は減少を意味してもよいし、また、増幅率が1以上の場合、「増幅」は増加を意味してもよい。また、増幅率が対数で表現される場合、増幅率が負の場合、「増幅」は減少を意味してもよいし、また、増幅率が0以上の場合、「増幅」は増加を意味してもよい。また、「信号レベル」とは、信号の強弱を示す指標を含み、たとえば、信号の振幅であってもよく、また、信号のエネルギーであってもよい。
この態様によると、それぞれの偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号の信号レベルを、偏波方式ごとの増幅率によって増幅することによって、偏波方式ごとの受信レベルの差異に影響されずにAGC処理が実行でき、受信性能を向上できる。
複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信する送信処理部をさらに備えてもよい。この態様によると、複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信することによって、複数の送信装置の間で、それぞれ異なるアンテナから同時に送信できる。
本発明の別の態様もまた、無線装置である。この装置は、異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナと、複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信する送信処理部と、送信処理部で用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率と、送信処理部で用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を別々に決定する増幅率決定部と、それぞれの信号に対応する増幅率により、送信処理部で用いられているアンテナによって受信された信号の信号レベルと、送信処理部で用いられていないアンテナによって受信された信号の信号レベルとを増幅する増幅部と、増幅部によって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行する受信処理部と、を備える。
この態様によると、送信処理部で用いられているアンテナによって受信された信号の信号レベルと、送信処理部で用いられていないアンテナによって受信された信号の信号レベルとを、それぞれの信号に対応する増幅率により増幅することによって、偏波方式ごとの受信レベルの差異に影響されずにAGC処理が実行でき、受信性能を向上できる。増幅率決定部は、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定してもよい。
この態様によると、複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定することによって、偏波方式ごとの受信レベルの差異に影響されずにAGC処理が実行でき、受信性能を向上できる。
受信処理部によって受信された信号の受信レベルをアンテナごとに監視する監視部と、監視部によって監視された受信レベルに応じて、増幅率決定部において決定されるべき増幅率を変更する制御部と、をさらに備えてもよい。増幅率決定部は、偏波方式ごとに決定された目標値と、監視部によって監視された受信レベルとを比較することによって、増幅率を決定し、制御部は、監視部によって監視された受信レベルのうち、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する目標値を下げる。送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する目標値は、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する目標値以下となるように設定されてもよい。
この態様によると、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する目標値を下げることによって、受信レベルの小さいアンテナで受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できる。
受信処理部によって受信された信号の受信レベルをアンテナごとに監視する監視部と、監視部によって監視された受信レベルに応じて、増幅率決定部において決定されるべき増幅率を変更する制御部と、をさらに備えてもよい。制御部は、監視部によって監視された受信レベルのうち、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率以下に設定してもよい。
この態様によると、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率以下に設定することによって、受信レベルの小さいアンテナで受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できる。
受信処理部によって受信された信号の受信レベルをアンテナごとに監視する監視部と、監視部によって監視された受信レベルに応じて、増幅率決定部において決定されるべき増幅率を変更する制御部と、をさらに備えてもよい。制御部は、監視部によって監視された受信レベルのうち、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率を、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率と同じ値に設定してもよい。
この態様によると、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率を、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率と同じ値に設定することによって、受信レベルの小さいアンテナで受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できる。
本発明のさらに別の態様は、プログラムである。このプログラムは、コンピュータに実行させるものであって、異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定するステップと、それぞれの偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号の信号レベルを、決定するステップにおいて決定した偏波方式ごとの増幅率によって、増幅するステップと、を含む。
本発明のさらに別の態様は、プログラムである。このプログラムは、コンピュータに実行させるものであって、異なる複数種類の偏波方式のうち、複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信するステップと、送信するステップで用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率と、前記送信するステップで用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を別々に決定するステップと、送信するステップで用いられているアンテナによって受信された信号の信号レベルと、送信するステップで用いられていないアンテナによって受信された信号の信号レベルとを、それぞれの信号に対応する増幅率により、増幅するステップと、増幅するステップによって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行するステップと、を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、異なる複数種類の偏波方式にそれぞれ対応した複数のアンテナを備える基地局装置における受信性能を向上できる。
本発明の実施形態を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施形態は、基地局装置に関する。基地局装置は、複数のアンテナを有する。複数のアンテナのそれぞれは、複数種類の偏波方式のいずれかの偏波方式に対応している。基地局装置は、アンテナで受信した信号に対し、AGC処理を実行する。AGC処理は、同一の偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号のうち、信号レベルの高いものを基準として、実行される。このように、偏波方式ごとにAGC処理を実行することによって、偏波方式ごとに異なる受信性能に影響されないため、受信性能を向上できる。
図1は、本発明の実施形態に係る基地局装置100の構成例を示す図である。基地局装置100は、アンテナ10で代表される第1アンテナ10a〜第nアンテナ10nと、無線処理部12と、ベースバンド部20で代表される第1ベースバンド部20a〜第mベースバンド部20mのいずれかのベースバンド部20を含む。以下においては、説明の便宜上、n=8、m=2として説明するが、本発明はこれには限定されない。
アンテナ10は、送信すべき信号を送信し、また、受信すべき信号を受信するアンテナである。送信/受信の別は、適宜切替えられるように構成されてもよい。ここでは、すべてのアンテナ10は、受信アンテナとして機能し、すべてのベースバンド部20によって共用されているとして説明する。また、アンテナ10は、いずれかのベースバンド部20によって送信アンテナとして用いられるが、共用されることはないとして説明する。また、アンテナ10は、複数種類の偏波方式のうち、いずれかの偏波方式に対応している。複数種類の偏波方式とは、垂直偏波方式や水平偏波方式を含み、また、円偏波方式や直線偏波方式などを含んでもよい。以下においては、説明の便宜上、複数のアンテナ10は、垂直偏波方式および水平偏波方式のいずれかに対応しているものとして説明する。たとえば、第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dは、垂直偏波方式に対応するアンテナとし、第5アンテナ10eから第8アンテナ10hは、水平偏波方式に対応するアンテナとしてもよい。
無線処理部12は、後述するベースバンド部20との間で、第1信号線14a〜第n信号線14nを介し、信号の中継を行なう。具体的には、無線処理部12は、ベースバンド部20から送られた信号を高周波信号に直交変調し、所定のアンテナ10から送信信号を送信させる。また、無線処理部12は、アンテナ10で受信した信号に対し、直交検波処理を実行し、高周波信号をベースバンド信号にダウンコンバートする。
ベースバンド部20は、無線処理部12を介してアンテナ10から受信した信号に対して、復調処理を実行する。復調処理においては、受信した信号をそれぞれのベースバンド部20において処理対象となる信号に分離するためのフィルタ処理や、受信した信号の信号レベルを調整するAGC処理や、誤り訂正復号処理やアダプティブアレイ処理などの復調処理を実行する。また、ベースバンド部20は、誤り訂正符号化処理などを実行して、その信号をアンテナ10から送信させる。
図2は、図1の基地局装置100におけるアンテナ10の送受信の種別の例を示す図である。図2は、アンテナ欄520と第1基地局装置欄530と第2基地局装置欄540とを含む。第1基地局装置欄530または第2基地局装置欄540は、2つの基地局装置が共用するアンテナにおいて、それぞれの基地局装置ごとに、どのアンテナを受信アンテナ/送信アンテナとして用いるかを示している。第1基地局装置欄530または第2基地局装置欄540に「○」と図示したアンテナ10は、その基地局装置の受信アンテナまたは送信アンテナとして用いられる。
図示するごとく、すべてのアンテナ10は、第1基地局装置と第2基地局装置の双方において、受信アンテナとして用いられる。また、第1基地局装置の送信アンテナとしては、第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dが用いられる。また、第2基地局装置の送信アンテナとしては、第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hが用いられる。それぞれのアンテナが図2に示す偏波方式に対応している場合、第1基地局装置の送信アンテナである第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dは、垂直偏波方式に対応することとなる。また、第2基地局装置の送信アンテナである第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hは、水平偏波方式に対応することとなる。以下、図2に示す関係を有する場合について説明する。
図3は、図1の第1ベースバンド部20aの構成例を示す図である。第1ベースバンド部20aは、送信処理部22と受信処理部30とを含む。それぞれのアンテナ10は、送受信信号線14もしくは無線処理部12を介して、送信処理部22または受信処理部30と接続される。また、図3においては、第1基地局装置が備える第1ベースバンド部20aについて図示した。
垂直偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dは、無線処理部12を介して、送信処理部22に接続される。また、垂直偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dと、水平偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hは、無線処理部12を介し、受信処理部30と接続される。いいかえると、第1基地局装置において、第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dは、送信も受信も行なう送受信アンテナとなる。また、第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hは受信のみを行なう受信専用アンテナとなる。なお、第2基地局装置が備える第2ベースバンド部20bにおいては、水平偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hが、無線処理部12を介して送信処理部22と接続される。すなわち、第1基地局装置とは異なり、第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dが受信専用アンテナとなり、第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hが送受信アンテナとなる。以下において、「送受信アンテナ」、「受信専用アンテナ」は、単数、複数のいずれかのアンテナを示すものとする。
送信処理部22は、送信すべき信号に対し、誤り訂正符号化処理などの送信処理を実行する。さらに、送信処理された信号を所定のアンテナ10から送信する。受信処理部30は、アンテナ10によって受信された信号に対して、誤り訂正復号などの復調処理を実行する。また、受信処理部30は、復調処理とともに、アンテナ10によって受信された信号に対して、AGC処理を実行する。AGC処理は、偏波方式ごとに実行される。具体的には、垂直偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dで受信した信号と、水平偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hで受信した信号とは、別々の系において、それぞれAGC処理が実行される。
図4は、図3の受信処理部30の構成例を示す図である。受信処理部30は、増幅部32で代表される第1増幅部32a〜第8増幅部32hと、AD変換部34で代表される第1AD変換部34a〜第8AD変換部34hと、復調処理部36と、増幅率決定部38で代表される第1増幅率決定部38a、第2増幅率決定部38bとを含む。第1増幅部32a〜第8増幅部32hは、第1信号線14a〜第8信号線14hを介し、第1アンテナ10a〜第8アンテナ10hのそれぞれと接続される。
増幅部32は、無線処理部12によってダウンコンバートされた受信信号を所定の増幅率により増幅する。所定の増幅率は、後述する増幅率決定部38によって、偏波方式ごとに決定される。第1増幅部32a〜第4増幅部32dは、垂直偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dでそれぞれ受信した信号のみを処理対象とするため、それらの増幅率は同じ値となる。同様に、第5増幅部32e〜第8増幅部32hで使用される増幅率は、水平偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hでそれぞれ受信した信号のみを対象とするため、それらの増幅率は、同じ値となる。いいかえると、増幅部32は、送受信アンテナである第1増幅部32a〜第4増幅部32dによって受信された信号と、送信処理部22で用いられていない受信専用アンテナである第5増幅部32e〜第8増幅部32hによって受信された信号とを、それぞれ別々の増幅率により、増幅する。
AD変換部34は、増幅部32によって増幅された信号に対し、ディジタル信号に変換する処理を施し、増幅率決定部38に出力する。復調処理部36は、第1AD変換部34a〜第8AD変換部34hによってディジタル信号に変換された信号を受信する。さらに、復調処理部36は、受信した信号に対し、同期検波処理や誤り訂正復号処理などの復調処理を実行する。
増幅率決定部38は、前述したように、複数のアンテナ10のそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナ10が対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定する。いいかえると、増幅率決定部38は、送受信アンテナによって受信された信号に対する増幅率と、受信専用アンテナによって受信された信号に対する増幅率を別々に決定する。
具体的には、第1増幅率決定部38aは、第1AD変換部34a〜第4AD変換部34dによってディジタル信号に変換された信号を受信する。また、第1増幅率決定部38aは、受信した信号をもとに、第1増幅部32a〜第4増幅部32dにおける増幅率を決定する。同様に、第2増幅率決定部38bは、第5AD変換部34e〜第8AD変換部34hによってディジタル信号に変換された信号をもとに、第5増幅部32e〜第8増幅部32hにおける増幅率を決定する。このように、それぞれの偏波方式ごとにAGC処理を実行することによって、偏波方式ごとの受信性能に影響されることがなくなる。これにより、受信性能を向上できることとなる。
図5は、図4の増幅率決定部38の構成例を示す図である。第1増幅率決定部38aは、第1測定部40aと、第1選択部42aと、第1比較部44aと、第1設定部46aとを含む。第1測定部40aは、第1AD変換部34a〜第4AD変換部34dから受信したそれぞれのディジタル信号をもとに、アンテナ10ごとの信号レベルを測定する。測定は、複数シンボルについて行なわれる。第1選択部42aは、第1測定部40aによって測定された複数シンボルについての信号レベルのうち、最大の信号レベルを選択する。第1比較部44aは、所定の目標値と、第1選択部42aによって選択された最大の信号レベルとを比較する。第1設定部46aは、第1比較部44aによって比較された結果をもとに、信号レベルが目標値に近くなるように、第1増幅部32a〜第4増幅部32dについての増幅率を決定する。
ここで、比較とは、最大の信号レベルから目標値を減算することや、最大の信号レベルを被除数とし、目標値を除数として除算することを含む。減算した場合、第1設定部46aにおいて設定される増幅率は、増幅部32における増減量を含む。また、目標値とは、収束値とも呼ばれる。
送受信アンテナの系統と、受信専用アンテナの系統で別々にAGC処理を行うことによって、送受信アンテナの系統に影響されずに、受信専用アンテナの系統におけるAGC処理が独立して実行される。ここで、受信専用アンテナの系統で受信された信号の信号レベルが低い場合、受信専用アンテナの系統で受信された信号の信号レベルが大幅に増幅されることとなる。そうすると、その信号に含まれるノイズまでも大幅に増幅させることとなり、受信性能が悪化する場合がある。このような状況を回避するために、受信専用アンテナの受信信号が送受信アンテナより低い場合は上述のような処理を行うことによって、増幅される量を低減する。これにより、復調処理への影響を低減でき、受信性能を向上できることとなる。
同様に、第2増幅率決定部38bは、第2測定部40bと第2選択部42bと第2比較部44bと第2設定部46bとを含み、第5AD変換部34e〜第8AD変換部34hから受信したディジタル信号をもとに、第5増幅部32e〜第8増幅部32hについての増幅率を決定する。第2比較部44bにおいて用いる目標値は、第1比較部44aにおいて用いる目標値と異なる値であってもよい。それぞれの目標値は、垂直偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dと、水平偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hごとに、偏波方式の特性に応じて決定されてもよい。
また、目標値との比較処理に先立って、第2比較部44bは、第2選択部42bによって選択された信号レベルと、第1選択部42aによって選択された信号レベルとを比較する。ここで、送受信アンテナで受信された信号の信号レベルのほうが、受信専用アンテナで受信された信号の信号レベルよりも大きい場合、受信専用アンテナで受信された信号のAGC処理をする際に、その目標値を調整する。具体的には、送受信アンテナである第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dで受信された信号を対象とする第1選択部42aによって選択された信号レベルが、受信専用アンテナである第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hで受信された信号を対象とする第2選択部42bによって選択された信号レベルよりも大きい場合、第2選択部42bは、比較処理に先立って、目標値を減少させる。減少の程度は、それぞれの信号レベルの差に応じて、設定されてもよい。
これらの構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図6(a)〜(b)は、図5の増幅率決定部38の動作例を示すフローチャートである。図6(a)は、図5の選択部42の動作例を示すフローチャートである。この処理は、すべてのアンテナ10についての信号レベルの測定が完了したことを契機として実行されてもよい。また、以下に示すように、S10〜S20の処理は、第1増幅率決定部38aと第2増幅率決定部38bとで、別個に行なわれるものとする。
まず、第1増幅率決定部38aは、同一の偏波方式に対応した第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dから受信した信号を対象として、最大の信号レベルを検出する。第1測定部40aは、最大値IQmaxを0に初期化する(S10)。つぎに、第1選択部42aは、第1測定部40aによって測定された複数シンボルについての信号レベルから最大値を検出し、検出した値をtmp_IQmaxとする(S12)。つぎに、最大値IQmaxとtmp_IQmaxとを比較する(S14)。ここで、IQmaxのほうがtmp_IQmaxより小さい場合(S14のY)、IQmaxの値をtmp_IQmaxの値に置換える(S16)。一方、IQmaxのほうがtmp_IQmaxより大きい場合(S14のn)、S18の処理に移る。以上の処理を第1アンテナ10a〜第4アンテナ10dのすべてについて終了している場合(S18のY)、S22の処理に移る。一方、終了していない場合(S18のN)、次のアンテナについて、S12〜S16の処理を実行し、そのアンテナについての最大の信号レベルを同様に検出する(S20)。
すべての偏波方式について、最大の信号レベルが検出された場合(S22のY)、処理を終了する。一方、検出されていない偏波方式がある場合(S22のN)、次の偏波方式についての検出処理に移り(S24)、その偏波方式に対応したアンテナ10から受信した信号の信号レベルのうち最大のものを検出する。具体的には、第2増幅率決定部38bにおいて、同一の偏波方式に対応した第5アンテナ10e〜第8アンテナ10hから受信した信号を対象として、最大の信号レベルを検出するために、前述と同様に、S10からS20の処理を実行する。
図6(b)は、図5の比較部44と設定部46の動作例を示すフローチャートである。この処理は、複数の増幅率決定部38のうち、受信専用アンテナから受信した信号についてのAGC処理を実行する第2増幅率決定部38bにおいて実行される。また、この処理は、すべての選択部42において、それぞれのアンテナ10における最大の信号レベルが選択されたことを契機として実行されてもよい。
まず、第2比較部44bは、送受信アンテナで受信された信号を対象とする第1選択部42aで選択されたIQmax1と、受信専用アンテナで受信された信号を対象とする第2選択部42bで選択されたIQmax2とを比較する(S32)。ここで、IQmax1のほうがIQmax2よりも大きい場合(S32のY)、第2設定部46bは、目標値を第1設定部46aにおける目標値以下に調整し(S34)、その後、増幅率を設定する(S36)。一方、IQmax2のほうがIQmax1よりも大きい場合(S32のN)、第2設定部46bは、目標値を調整することなく、増幅率を設定する(S36)。
以上述べたように、それぞれの偏波方式に対応するアンテナ10において受信された信号の信号レベルを、偏波方式ごとの増幅率によって増幅することによって、偏波方式ごとの受信レベルの差異に影響されずにAGC処理が実行でき、受信性能を向上できる。また、複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナ10から、所定の送信信号を送信することによって、送信信号の偏波方向を安定できるため、受信側の受信性能を向上できる。送信処理部22で用いられているアンテナ10によって受信された信号の信号レベルと、送信処理部22で用いられていないアンテナ10によって受信された信号の信号レベルとを、それぞれの信号に対応する増幅率により増幅することによって、偏波方式ごとの受信レベルの差異に影響されずにAGC処理が実行でき、受信性能を向上できる。また、送信処理部22において用いられていないアンテナ10によって受信された信号の受信レベルが、送信処理部22において用いられているアンテナ10によって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部22において用いられていないアンテナ10によって受信された信号に対する目標値を下げることによって、受信レベルの小さいアンテナ10で受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、実施形態および変更例同士の組み合わせ、もしくは、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施形態においては、図6(b)のS34、S36に示すように、IQmax1のほうがIQmax2よりも大きい場合、第1設定部46aは、目標値との比較処理に先立って、目標値を減少させるとして説明した。しかしながらこれにかぎらず、第2設定部46bは、当該第2設定部46bにおける増幅率を第1設定部46aにおける目標値以下の値となるように調整してもよい。いいかえると、送信処理部22において用いられていない受信専用アンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部22において用いられている送受信アンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部22において用いられているアンテナ10によって受信された信号に対する増幅率以下となるように、送信処理部22において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を調整する。これにより、受信レベルの小さいアンテナで受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できるため、受信性能への影響を低減できる。
また、第2設定部46bは、当該第2設定部46bにおける目標値を第1設定部46aにおける増幅率と同じ値に設定してもよい。いいかえると、送信処理部22において用いられていない受信専用アンテナによって受信された信号の受信レベルが、送信処理部22において用いられている送受信アンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、送信処理部22において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率を、送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率と同じ値に設定する。これにより、受信レベルの小さいアンテナで受信した信号に含まれるノイズの増幅を抑制できるため、受信性能への影響を低減できる。
また、第2設定部46bは、IQmax2が所定のしきい値よりも小さい場合、当該第2設定部46bにおける増幅率を0に設定してもよい。この場合、所定のしきい値は、復調処理を実行したとしても、正しい受信信号が得られないと推定される信号レベルより小さな値を設定されてもよい。これにより、ノイズの多い信号は復調時に合成されないため、受信性能の劣化を抑制できる。
本発明の実施形態に係る基地局装置の構成例を示す図である。 図1の基地局装置におけるアンテナの送受信の種別の例を示す図である。 図1の第1ベースバンド部の構成例を示す図である。 図3の受信処理部の構成例を示す図である。 図4の増幅率決定部の構成例を示す図である。 図5の増幅率決定部の動作例を示すフローチャートである。 図5の比較部と設定部の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 アンテナ、 12 無線処理部、 20 ベースバンド部、 22 送信処理部、 30 受信処理部、 32 増幅部、 34 AD変換部、 36 復調処理部、 38 増幅率決定部、 40 測定部、 42 選択部、 44 比較部、 46 設定部、 50 マルチプレクサ、 100 基地局装置。

Claims (7)

  1. 異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定する増幅率決定部と、
    前記複数のアンテナのそれぞれと1対1で接続され、前記増幅率決定部において決定した偏波方式ごとの増幅率によって、それぞれの偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号の信号レベルを増幅する複数の増幅部と、
    前記複数の増幅部によって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行する受信処理部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  2. 前記複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信する送信処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナと、
    前記複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信する送信処理部と、
    前記送信処理部で用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率と、前記送信処理部で用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を別々に決定する増幅率決定部と、
    前記複数のアンテナのそれぞれと1対1で接続され、それぞれの信号に対応する増幅率により、前記送信処理部で用いられているアンテナによって受信された信号の信号レベルと、前記送信処理部で用いられていないアンテナによって受信された信号の信号レベルとを増幅する複数の増幅部と、
    前記複数の増幅部によって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行する受信処理部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  4. 前記増幅率決定部は、前記複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定することを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  5. 前記受信処理部によって受信された信号の受信レベルをアンテナごとに監視する監視部と、
    をさらに備え、
    前記増幅率決定部は、前記監視部によって監視された受信レベルと偏波方式ごとに決定された受信レベルの目標値とを比較することによって、増幅率を決定しており、前記監視部によって監視された受信レベルのうち、前記送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号の受信レベルが、前記送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号の受信レベルよりも小さい場合、前記送信処理部において用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を前記送信処理部において用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率以下となるように調整することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の無線装置。
  6. 異なる複数種類の偏波方式のうちのいずれかにそれぞれ対応した複数のアンテナのそれぞれにおいて受信した信号に対して、それぞれのアンテナが対応した偏波方式ごとに共通の増幅率を決定するステップと、
    それぞれの偏波方式に対応するアンテナにおいて受信された信号の信号レベルを、前記決定するステップにおいて決定した偏波方式ごとの増幅率によって、複数のアンテナのそれぞれと1対1で接続された各増幅器で増幅するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 異なる複数種類の偏波方式のうち、複数種類よりも少ない種類の偏波方式のいずれかに対応したアンテナから、所定の送信信号を送信するステップと、
    前記送信するステップで用いられているアンテナによって受信された信号に対する増幅率と、前記送信するステップで用いられていないアンテナによって受信された信号に対する増幅率を別々に決定するステップと、
    前記送信するステップで用いられているアンテナによって受信された信号の信号レベルと、前記送信するステップで用いられていないアンテナによって受信された信号の信号レベルとを、それぞれの信号に対応する増幅率により、複数のアンテナのそれぞれと1対1で接続された各増幅器で増幅するステップと、
    前記増幅するステップによって増幅されたそれぞれの信号に対し、受信処理を実行するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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