JP6679135B2 - 乾式二重床構造、乾式二重床構造の構築方法、及び連結材 - Google Patents

乾式二重床構造、乾式二重床構造の構築方法、及び連結材 Download PDF

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Description

本願発明は、建物の床構造に関するものであり、より具体的には、遮音性能の高い乾式二重床構造に関するものである。
戸建住宅や集合住宅をはじめとする建物の床構造は、基礎スラブ(通常はコンクリートスラブ)上に直接フローリング等の床仕上げ材を敷設する「直床」と、基礎スラブと床仕上げ材の間に空間を設ける「二重床」に大別される。直床は、床高を小さくすることができる反面、設備配管を基礎スラブ内に埋設することとなるため維持管理やリフォームが難しいという難点がある。
一方の二重床は、直床に比べて床高が大きくなるものの、軽量床衝撃音や重量床衝撃音に対する遮音効果があり、近年では集合住宅をはじめ多くの建物でこの二重床が採用されている。また二重床は、その構造形式の違いから「湿式二重床」と「乾式二重床」に分けられ、このうち乾式二重床は基礎スラブ上の空間が利用できることから設備配管の維持管理やリフォームによる配管替えも比較的容易である。
図11は、従来の湿式二重床を示す断面図、図12は、従来の乾式二重床を示す断面図である。図11に示すように従来の湿式二重床は、基礎スラブ上にグラスウールなどの緩衝材を敷設し、さらにその上にモルタル(あるいはコンクリート)層を設け、このモルタル層の上に直接床仕上げ材を設置した構造である。湿式二重床は、床全体の重量が大きく、また緩衝材を敷設することから、乾式二重床に比べて遮音性能は高いが、モルタル層の上に直接設置するため床仕上げ材の選択幅が狭く、またモルタル打設や養生などを行うことから施工に長い時間を要し、モルタルのノロ等が緩衝材に入り込むことで遮音性能が劣化するといった難点が挙げられる。
図12に示すように従来の乾式二重床は、基礎スラブ上に防振支持脚が設置され、この防振支持脚に固定された支持脚台座が床下地材を支持し、床下地材の上に床仕上げ材を設置した構造である。乾式二重床は、湿式二重床に比べて工期は短くなるが、従来の方式では床全体が軽量であるが故に遮音性能に限界があるという難点が挙げられる。
乾式二重床の遮音性能を向上させるには、例えば床仕上げ材の重量を大きくしその剛性を高めることが考えられるが、それに伴って床仕上げ材を支持する構造の規模も大きくなり、その結果床高も大きくなってしまう。もちろん建物としては広い室内空間の確保が望まれ、したがって床高はできるだけ小さくなるよう設計される。つまり従来の乾式二重床は、床高に制約があるため遮音性能に限界があったわけである。そこで特許文献1や特許文献2では、限られた床高の条件下でも遮音性能を向上させる技術を提案している。
特開2011−214385号公報 特開2005−282273号公報
特許文献1で提案される技術は、下地板と根太を一体化させることで下地材の剛性を高め、遮音性能の向上を図る技術である。また特許文献2は、基礎スラブと床仕上げ材の間に振動吸収部材(複数の不敷布や、傾斜して設けた拡散板)を設置することで、空気層の共振音の低減を図る技術である。
音を遮る物の重量を大きくすると、遮音性能の向上に特に有効であることが知られている。つまり乾式二重床の場合であれば、床構造全体の重量を大きくすることが遮音性能の向上に有効となるわけである。ところが特許文献1や特許文献2で提案される技術は、床構造全体の重量という点でみると従来の構造とそれほど変化がない。したがって、両文献の技術を採用しても、大幅な遮音性能の向上は期待できない。
本願発明者らは、床構造全体の重量を大きくすることで遮音性能の向上を図ることとし、従来の構造に床パネルを追加して設置することとした。例えばこの床パネルは、主に壁材として用いられる押出成形セメント板を利用することができる。押出成形セメント板のような床パネルを加えることによって従来の床構造よりも重量が大きくなり、その結果遮音性能の向上を図ることができる。
床パネルを設置するにあたっては、いくつか問題もある。床面全体を覆うためには、複数の床パネルが平面配置されることとなるが、単に設置しただけでは不安定であるうえ、隣接(対向する)する床パネルどうしが接触するため部材が欠損するおそれもある。また、床パネルを配置することでその分床高が大きくなってしまうことも考えられる。
本願発明の課題は、床高を大きくすることなく遮音性能を高める技術を提供することであって、床パネルを設けるとともに、隣接する床パネルどうしが接触することなく連結され、しかも確実に安定するよう床パネルが設置された乾式二重床構造、その乾式二重床構造の構築方法、及び乾式二重床構造に用いられる連結材を提供することである。
本願発明は、乾式二重床構造に押出成形セメント板といった床パネルを設けることとし、さらにこの床パネルを連結するとともに安定固定させるための連結材を設置する、という点に着目してなされたものであり、これまでにない発想に基づいて行われたものである。
本願発明の乾式二重床構造は、基礎スラブと、支持脚、根太、床パネル、連結材を備えた構造である。支持脚は基礎スラブ上に設置され、根太は支持脚に支持される。なおこの根太は、少なくとも薄板状の頂板を有するものである。根太上に複数の床パネルが平面配置され、連結材は隣接する床パネルの間に設置される。この連結材は、支持脚を収容する収容孔と床パネル側に突出する突起部を有している。また床パネルの端部面(平面配置した際の側面のうち隣接する床パネルに対向する側面)には凹部が設けられている。隣接する床パネルが隙間を設けて配置されることで接続空間が形成され、この接続空間に連結材が設置される。このとき、連結材の突起部が床パネルの凹部に挿入される。
本願発明の乾式二重床構造は、室内の壁(内壁)と床パネルの間に連結材を設置した構造とすることもできる。この場合、床パネルが室内壁との間に隙間を設けて配置されることで接続空間が形成され、この接続空間に連結材が設置される。
本願発明の乾式二重床構造は、床パネルとして押出成形セメント板を用いた構造とすることもできる。
本願発明の乾式二重床構造は、溝形鋼で形成された根太と、支持脚台座を用いた構造とすることもできる。根太は、支持脚に固定された支持脚台座に載置され、根太の溝形空間(ウェブと両フランジに囲まれた領域)内に支持脚台座が収められる姿勢で、根太は配置される。
本願発明の乾式二重床構造は、上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成される連結材を用いた構造とすることもできる。この場合、突起は下部連結材に設けられ、下部連結材が支持脚に固定されることで、突起が床パネルを押しつけるように固定することができる。
本願発明の乾式二重床構造は、下部連結材に設けられた収容孔の上方に開放空間が形成された構造とすることもできる。この場合の連結材は、下部連結材と、この下部連結材上に配置される複数の上部連結材で構成され、収容孔の上方では空所を設けるように上部連結材が配置されることで、開放空間が形成される。
本願発明の乾式二重床構造は、床下地材と床仕上げ材をさらに備えた構造とすることもできる。床下地材は平面配置された複数の床パネルの表面上に設置され、床仕上げ材は床下地材上に設置される。木質材料(木材又は木材を主原料とする合材)によって形成される床下地材は、同じく木質材料によって形成される上部連結材に釘又はビスを用いて固定される。
本願発明の乾式二重床構造の構築方法は、基礎スラブ構築工程と、支持脚設置工程、根太固定工程、床パネル載置工程、連結材設置工程、床仕上げ材設置工程を備えた方法である。基礎スラブ構築工程では、基礎スラブが構築され、支持脚設置工程では、支持脚が基礎スラブ上に設置される。根太固定工程では、薄板状の頂板を有する根太が支持脚に固定され、床パネル載置工程では、床パネルが根太上に載置される。連結材設置工程では、隣接する床パネルの間に連結材が設置され、床仕上げ材設置工程では、複数の床パネルが平面配置された表面上に床下地材及び床仕上げ材が設置される。連結材は、支持脚を収容する収容孔と、床パネル側に突出する突起部を有している。また床パネルの端部面には凹部が設けられている。隣接する床パネルが隙間を設けて配置されることで接続空間が形成され、この接続空間に連結材が設置される。このとき、連結材の突起部が床パネルの凹部に挿入される。
本願発明の連結材は、基礎スラブと、この基礎スラブ上に設置される支持脚、支持脚に固定される根太、根太上に載置される床パネルを備えた床構造に用いられるものである。本願発明の連結材は、上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成され、このうち上部連結材は木質材料によって形成され、下部連結材は支持脚を収容する収容孔を有するとともに、床パネル側に突出する突起部を有している。下部連結材の突起部は、床パネルの端部面に設けられる凹部に挿入しうる形状である。
本願発明の乾式二重床構造、乾式二重床構造の構築方法、及び連結材
には、次のような効果がある。
(1)床パネルを加えたことによって乾式二重床構造全体の重量が大きくなり、その結果、軽量床衝撃音や重量床衝撃音に対する遮音性能が従来よりも向上する。
(2)乾式であるため、コンクリートやモルタルの打設〜養生が不要であり、短い工期で構築することができる。また、リニューアルでも抵抗なく採用できる。
(3)押出成形セメント板など完成品を床パネルとして用いることで、施工手間や施工期間の増大を防ぐことができる。さらに床パネルのサイズを小さくすることで、例えば一人でも運搬することができ、より作業が容易となる。
(4)根太を、少なくとも薄板状の頂板を有するものとしたことから、根太が床高に影響することがなく、床パネルを設置したとしても床高の増大を抑えることができる。
(5)隣接する床パネルの間に連結材を設置することで、床パネルが堅固に連結されるとともに、双方の接触による部材損傷を防止することができる。
(6)連結材の突起部が床パネルの凹部に挿入されることで、床パネルが堅固に固定され、この結果、床パネルによって押さえつけられる根太もぐらつくことなく安定する。
(7)連結材を上部連結材と下部連結材の構成とし、さらに上部連結材を木質材料によって形成することで、床下地材を釘やビスで固定することができる。さらに、床下地材を合板等とすることができるため、床仕上げ材に制約がなく選択の幅が広がる。
本願発明の乾式二重床構造を示す部分断面図。 (a)は基礎スラブと支持脚を設置した状態を示すステップ図、(b)は根太を設置した状態を示すステップ図、(c)は左側の床パネルを設置した状態を示すステップ図、(d)は連結材を設置した状態を示すステップ図、(e)は右側の床パネルを設置した状態を示すステップ図、(f)は床下地材と床仕上げ材を設置した状態を示すステップ図。 (a)は内壁に囲まれた室内に設置した支持脚と根太を示す平面図、(b)は室内に設置した連結材を示す平面図、(c)は室内に設置した床パネルを示す平面図。 (a)は支持脚台座上に設置された溝形鋼の根太を示す部分断面図、(b)は支持脚台座上に設置された平鋼の根太を示す部分断面図。 (a)は押出成形セメント板を用いた床パネルの断面図、(b)は根太上に設置された床パネルを示す平面図。 (a)は連結材をY軸方向に見た断面図、(b)は根太上に設置された上部連結材と下部連結材をX軸方向に見た断面図。 (a)は両側に2つずつの突起部を設けた連結材を示す断面図、(b)は一方側に1つの突起部、他方側に2つの突起部を設けた連結材を示す断面図。 内壁付近に構築される本願発明の乾式二重床構造を示す部分断面図。 本願発明の乾式二重床構造の構築方法の主な工程の流れを示すフロー図。 本願発明の乾式二重床構造と従来構造の遮音効果を比較するグラフ図。 従来の湿式二重床を示す断面図。 従来の乾式二重床を示す断面図。
本願発明の乾式二重床構造、乾式二重床構造の構築方法、及び連結材の実施形態の一例を、図に基づいて説明する。
1.乾式二重床構造、及び連結材
はじめに、本願発明の乾式二重床構造とこの構造に用いる連結材について説明する。図1に示すように本願発明の乾式二重床構造は、おもに基礎スラブ100と、根太200、床パネル300によって構成され、その上部に床下地材400と床仕上げ材500が設置される。基礎スラブ100は、乾式二重床構造の荷重を支えるものであり、例えば盤状のコンクリート体である。根太200は、少なくとも薄板状の頂板を有するもので、断面寸法に比して長さ寸法が著しく大きい部材(以下、ここでは「長尺部材」という。)である。また床パネル300は板状の部材であり、工場等で製作されたものを利用するとよい。そして床下地材400は木製板や合板、パーティクルボードからなる板材であり、床仕上げ材500にはフローリングやカーペットなどが用いられる。
根太200は、基礎スラブ100の上に設置された支持脚600によって支持される。具体的には、支持脚600に固定された支持脚台座700が根太200を受けて支える。そして床パネル300は根太200によって支持され、この床パネル300が床下地材400と床仕上げ材500を支える。また、隣接する床パネル300a(図1では左側)と床パネル300b(図1では右側)の間に隙間(以下、「接続空間」という。)が設けられるように両者は配置され、この接続空間に連結材800が設置される。なお図1に示す連結材800は、上部連結材810と下部連結材820の2段構成であるが、後述するように上下に分離しない一体型とすることもできる。
以下、本願発明の乾式二重床構造を構成する主要な要素について、概ね設置する順に沿って詳しく説明する。
図2は、本願発明の乾式二重床構造を構築する順を示すステップ図であり、(a)は基礎スラブ100と支持脚600を設置した状態、(b)は根太200を設置した状態、(c)は左側の床パネル300aを設置した状態、(d)は連結材800を設置した状態、(e)は右側の床パネル300bを設置した状態、(f)は床下地材400と床仕上げ材500を設置した状態をそれぞれ示している。
(基礎スラブと支持脚)
図2(a)に示すように、はじめに場所打ちコンクリート等により基礎スラブ100が構築され、その上に支持脚600が設置される。この支持脚600は、対象とする床面積に応じた数が用意され、あらかじめ定めた間隔を開けて配置される。図3は、内壁900に囲まれた室内に構築される乾式二重床構造を段階的に示す平面図であり、(a)は支持脚600と根太200を設置した状態、(b)は連結材800を設置した状態、(c)は床パネル300を設置した状態をそれぞれ示している。なお図3に示すように、便宜上室内に直交する2軸を配置し、一方をX軸(図では左右方向)、X軸に直交する軸をY軸(図では上下方向)として説明する。この図では、X軸方向に間隔を開けて6個の支持脚600が配置され、この6個一列の支持脚600がY軸方向に間隔を開けて7列配置されている。
本願発明の乾式二重床構造の遮音性能をさらに向上させるため、支持脚600は防振支持脚とするのが望ましい。防振支持脚は、図2(a)に示すように、台座610と、この台座610に立設される支持柱620でおもに構成される。この台座610は、防振ゴムなど防振性部材で形成されるものである。また支持柱620の中段には、中空筒状の本体と外側に突出するフランジからなるストッパ630が取り付けられる。そしてこのストッパ630を中に埋め込むことで、支持脚台座700はストッパ630に固定される。なお、支持柱620の外周に凸形のネジ(いわゆる「雄ネジ」)を設けるとともに頂部に「プラス(+)溝」あるいは「マイナス(−)溝」を設け、さらにストッパ630の本体の内側に凹形のネジ(いわゆる「雌ネジ」)を設けると、ドライバ等をプラス溝(マイナス溝)に差し込んで回すことで支持脚台座700を上下させることができ、すなわち支持脚台座700の高さ調整が可能となってより好適となる。個々の支持脚台座700の高さ調整を行うことによって、根太200や床パネル300を水平に設置することができるわけである。支持脚台座700は、木材又は木材を主原料とする合材(以下、「木質材料」という。)を用いたものとするとよい。
(根太)
所定位置に所定数の支持脚600が設置されると、図2(b)に示すように支持脚台座700上に根太200が設置される。根太200は既述のとおり長尺部材であり、複数の根太200が図3(a)に示すX軸方向に向いて並べられる。また支持脚600上で支持される根太200は、当然ながら支持脚600が配列された位置に合わせて配置され、例えば図3(a)では支持脚600に合わせて7列の根太200が設置される。
図4は、支持脚台座700上に設置された根太200を示す部分断面図であり、(a)は溝形鋼の根太200を、(b)は平鋼の根太200を示している。例えば根太200は、図4(a)に示すように頂板210(ウェブ)と2つの側板220(フランジ)からなる溝形鋼を用いることができる。そして、頂板210と2つの側板220に囲まれた領域(図4(a)のうち破線で示す領域で、以下、「溝形空間」という。)内に支持脚台座700を収容するように根太200を配置する。すなわち、頂板210の内側面(裏面)が支持脚台座700の上面に当接する姿勢で、根太200を設置する。根太200をこのような姿勢で設置することで、根太200による床高の増大をなくしている(厳密には、床高の増大を頂板210の肉厚分に留めている)わけである。
根太200は床パネル300を載置するものであり、したがって床パネル300を支えることができれば図4(b)に示すように平鋼(フラットバー)の根太200とすることもできる。ただし平鋼は溝形鋼に比して構造的に脆弱であるため、上載荷重などを十分検討したうえで採用できるケースを見極めるとよい。なお、根太200は、溝形鋼や平鋼など鋼材を用いるほか、合成樹脂や木質材料を利用したものとすることもできるが、この場合も上載荷重などを十分検討したうえで採用することとなる。
(床パネル)
支持脚台座700上に根太200が設置されると、根太200上に床パネル300が設置されるとともに、隣接する床パネル300間に連結材800が設置される。なお1つの床パネル300の大きさは、対象とする床面積に対して十分小さいことから、図3(c)に示すように、複数(図では30枚)の床パネル300が用意され、床を敷き詰めるように平面配置される。
図5は、押出成形セメント板を用いた床パネル300の詳細を示す図であり、(a)は床パネル300の断面図、(b)は根太200上に設置された床パネル300を示す平面図である。本願発明の乾式二重床構造の遮音性能をさらに向上させるためには、既述のとおり構造全体の重量を増大すると効果があり、したがって床パネル300も押出成形セメント板など相当の重量を有するものが適している。もちろん押出成形セメント板に限らず、プレキャストのコンクリート板や、鋼製板、あるいは合成樹脂や木質材料からなる板材を状況に応じて採用することもできる。
押出成形セメント板は、図5(a)に示すように内部に空洞310を備え、他面よりも上下面が著しく広い6面体(直方体)形状のものが一般的である。そして、本願発明の乾式二重床構造に用いる場合、床パネル300の4側面(上下面を除く面)のうち、隣接する床パネル300と対向する側面(以下、「端部面」という。)には、凹部320が設けられる。図5(a)に示す床パネル300では、左右の側面が端部面となり、この面に凹部320が設けられている。
図5(b)に示すように床パネル300は、2本の根太200(図では上下の根太200)の間に架け渡され、4側面のうち端部面でない側面(以下、「係止面」という。)側の端部が根太200上に載置される。言い換えれば、床パネル300のうち両側の係止面側の端部が、根太200上に係止されることによって、床パネル300は支持される。このとき、接続空間が形成されるよう、隣接する床パネル300間(対向する端部面間)には隙間が設けられるように配置される。
(連結材)
連結材800は、図3(b)に示すように根太200と同様長尺部材であり、根太200の配置方向(X軸方向)に直交する方向(Y軸方向)に向けて並べられる。なお図1からも分かるように、図3(b)において根太200と連結材800が交差する位置に支持脚600は設置されている。
図6は、連結材800を説明するための図であり、(a)は連結材800の断面図、(b)は根太200上に設置された上部連結材810と下部連結材820を示す断面図である。なお、図6(a)は、図3のY軸方向に見た断面図であり、図6(b)は、図3のX軸方向に見た断面図である。
図6(a)に示すように連結材800は、上部連結材810と下部連結材820からなる上下2段の構成とすることができる。このうち下部連結材820には、支持脚600(特に支持柱620)を収容することができる収容孔830が設けられ、さらに側面には突起部840が設けられている。図1に示すように、支持脚600の支持柱620が下方から収容孔830内を貫通するまで挿通され、下部連結材820の上面で支圧板とナットによって締め付けられる。つまり下部連結材820は、上面側から支圧板とナットで、下面側から根太200で挟まれることによって堅固に固定されるわけである。したがって支圧板は、収容孔830の断面よりもやや大きな形状とする必要がある。
既述のとおり連結材800は、隣接する床パネル300間に形成される接続空間に設置される。接続空間では、隣接する床パネル300双方の端部面が対向しており、すなわち端部面に設けられる凹部320が向かい合っている。そして連結材800が接続空間に設置される際、その突起部840が凹部320内に挿入される。図1でも、連結材800が接続空間に設置されるとともに、連結材800の左右に設けられる突起部840が左右に隣接する床パネル300の凹部320内に挿入されている状態を示している。したがって突起部840は、床パネル300側に突出する形状であって、凹部320内に挿入可能な形状とされる。さらに、突起部840が凹部320内に挿入されたとき、突起部840の下面が凹部320の一部面(水平面)と接触するような位置に、突起部840を設けるとよい。これにより、下部連結材820の上面が支圧板とナットによって締め付けられると突起部840が凹部320を押し付けることとなり、結果的に連結材800が左右に隣接する床パネル300を連結するとともに、これらを堅固に固定することができるわけである。
突起部840を凹部320内に挿入させながら、連結材800を接続空間に設置するには、まず図2(c)に示すように左側の床パネル300aを根太200上に設置する。次いで図2(d)に示すように、左側の床パネル300aの凹部320内に左側の突起部840を挿入させながら下部連結材820を接続空間に設置し、支圧板とナットで締め付ける。このとき、上部連結材810がないため下部連結材820の上方は開放されており、下部連結材820の上面を支圧板とナットで締め付ける作業が極めて容易となる。そして図2(e)に示すように、右側の床パネル300bの凹部320内に右側の突起部840が挿入されるように右側の床パネル300bを設置し、その後下部連結材820の上方に上部連結材810を設置する。なお現場の状況によっては、先に連結材800を設置したうえで左右の床パネル300を設置することもできるし、連結材800の形状によっては、左右の床パネル300を設置したうえで連結材800を設置することもできる。
図1や図2に示す上部連結材810には、支持脚600(特に支持柱620)の頭部を収容するための空洞が設けられているが、図6(b)に示す開放空間を形成することでこの空洞を省略することもできる。この開放空間について、以下説明する。図3(b)ではX軸方向に6列の連結材800が並べられているが、1列の連結材800を構成する上部連結材810を複数に分ける。そして、それぞれ分割された上部連結材810は下部連結材820上に並べられるが、図6(b)に示すように支持脚600が設置されている箇所だけは空所を設けるよう配置される。その結果、支持脚600の設置箇所には、下部連結材820のみ配置され、その上部には開放空間が形成されるわけである。これにより、上部連結材810に空洞を設けることなく支持脚600頭部を収めることができるうえ、調整のため事後的に支圧板とナットの締め付け作業を行うことができる。なお、図3(b)に示す1列の連結材800が十分長い場合などは、下部連結材820を複数に分割してもよい。
ここまで説明した連結材800は、左右に1つずつ突起部840を設けていたが、これに限らず片側に2つの突起部840を設けるなど様々な連結材800を利用することができる。図7は、種々の連結材800を示す断面図であり、(a)は両側に2つずつの突起部840を設けた連結材800を、(b)は一方側に1つの突起部840を設け他方側に2つの突起部840を設けた連結材800を、それぞれ示している。なお、図7(a)、図7(b)ともに、上下に分かれない一体型の連結材800である。
図7(a)に示す連結材800のように、左右両側に上下2つずつの突起部840を設けた場合、左側に配置される床パネル300aの端部面には上下2箇所に凹部320が設けられ、右側に配置される床パネル300bの端部面にもやはり上下2箇所に凹部320が設けられる。これにより、左右4つの突起部840はそれぞれ凹部320に挿入される。 一方、図7(b)に示す連結材800のように、左側に上下2つの突起部840を設け、右側には中段に1つの突起部840を設けた場合、左側に配置される床パネル300aの端部面には上下2箇所に凹部320が設けられ、右側に配置される床パネル300bの端部面には中段に1箇所だけ凹部320が設けられる。これにより、左右3つの突起部840はそれぞれ凹部320に挿入される。
(床下地材と床仕上げ材)
床パネル300と連結材800が設置されると、図2(f)に示すように、床パネル300上に床下地材400が敷設され、さらに床下地材400の上面に床仕上げ材500が設置される。このとき、床下地材400を合板等の木質材料とすると、床仕上げ材500の設置に制約がなく、その結果選択できる床仕上げ材500の幅が広がって好適となる。この場合、床下地材400は釘やビスで打付けて固定することができるが、床パネル300を押出成形セメント板とすると、釘やビスでの固定は難しい。そこで木質材料からなる上部連結材810を利用する。すなわち上部連結材810と床下地材400がともに木質材料からなるものであるから、上部連結材810と重なる箇所で、床下地材400を釘やビスで打付けるわけである。
(内壁側の構造)
ここまで、隣接する床パネル300の間に形成される接続空間に、連結材800が設置されるケースについて説明してきたが、本願発明の乾式二重床構造は、内壁900と床パネル300の間に形成される接続空間に、連結材800を設置する構造とすることもできる。図3(b)や図3(c)に示すように、最も内壁900に近付いて設置される床パネル300と、その床パネル300が対向する内壁900との間には接続空間が形成されるよう当該床パネル300は配置され、この接続空間に連結材800が設置される。このケースでは、一部の連結材800(図3(c)に示す最上列と最下列)が根太200と略平行(平行含む)に配置される。
図8は、内壁900付近に構築される本願発明の乾式二重床構造を示す部分断面図である。この図に示すように、床パネル300の側面のうち内壁900に対向する側面が端部面となり、この端部面に凹部320が設けられる。床パネル300の端部面と内壁900の間に接続空間が形成され、この接続空間に連結材800が設置され、しかも突起部840が凹部320内に挿入される。
2.乾式二重床構造の構築方法
次に、本願発明の乾式二重床構造の構築方法について説明する。なお、本願発明の乾式二重床構造の構築方法は、ここまで説明してきた乾式二重床構造を構築する方法であり、したがって「1.乾式二重床構造、及び連結材」と重複する内容の説明は避け、乾式二重床構造の構築方法に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、「1.乾式二重床構造、及び連結材」で記載したものと同様である。
図9は、本願発明の乾式二重床構造の構築方法の主な工程の流れを示すフロー図である。この図にしたがって、本願発明の乾式二重床構造の構築方法について説明する。はじめに場所打ちコンクリート等により基礎スラブ100を構築する(Step10:基礎スラブ構築工程)。次に基礎スラブ100上に、所定の配置で複数の支持脚600を設置する(Step20:支持脚設置工程)。支持脚600の設置後、この支持脚600に支持させるように根太200を固定する(Step30:根太固定工程)。このとき、支持脚600に取り付けられた支持脚台座700の上面に根太200を載置し、根太200上に設置した下部連結材820の上面を支圧板とナットで締め付けることによって根太200を固定するとよい。
根太200が固定できると、この根太200上に床パネル300を載置し(Step40:床パネル載置工程)、隣接する床パネル300の間(接続空間)に連結材800を設置する(Step50:連結材設置工程)。このとき、図2に示すように一方(例えば左側)の床パネル300aを載置した後に連結材800を設置し、その後に他方(例えば右側)の床パネル300bを載置してもよい。最後に敷き並べられた床パネル300上に床下地材400を載置して、木質材料からなる上部連結材810と重なる箇所で、床下地材400を釘やビスで打付ける。そして床下地材400の上面に床仕上げ材500を敷設して(Step60:床仕上げ材設置工程)完了する。
3.実験結果
以下、本願発明の効果を確認するために本願発明者らが実施した実験結果について説明する。
図10は、本願発明の乾式二重床構造と従来構造の遮音効果を比較するグラフ図であり、それぞれ軽量床衝撃音や重量床衝撃音に対する低減量を示している。この図から分かるように、本願発明の乾式二重床構造を用いれば、軽量床衝撃音、重量床衝撃音ともに、従来構造よりも2ランク低減される。すなわち本願発明の乾式二重床構造が、種々の騒音に対して効果的に遮音し得ることが理解できる。
本願発明の「乾式二重床構造、乾式二重床構造の構築方法、及び連結材」は、マンションなどの集合住宅や、戸建住宅、オフィスビルといった建築物で利用できるほか、校舎や倉庫などあらゆる建築物で利用することができる。放送施設や映画館、コンサートホールなど騒音が妨げとなる建築物には、特に有効である。
100 基礎スラブ
200 根太
210 (根太の)頂板
220 (根太の)側板
300 床パネル
310 (床パネルの)空洞
320 (床パネルの)凹部
400 床下地材
500 床仕上げ材
600 支持脚
610 (支持脚の)台座
620 (支持脚の)支持柱
630 (支持脚の)ストッパ
700 支持脚台座
800 連結材
810 (連結材を構成する)上部連結材
820 (連結材を構成する)下部連結材
830 (連結材の)収容孔
840 (連結材の)突起部
900 内壁

Claims (9)

  1. 基礎スラブと、
    前記基礎スラブ上に設置される支持脚と、
    前記支持脚に支持され、頂板を有する根太と、
    前記根太上に平面配置される複数の床パネルと、
    隣接する前記床パネルの間であって前記根太と直交する方向に設置される長尺部材の連結材と、を備え、
    前記連結材は、前記支持脚を収容する収容孔と、前記床パネル側に突出する突起部と、を有し、
    前記支持脚は、根太と連結材が交差する位置に設置され、
    隣接する前記床パネルが隙間を設けて配置されることで、接続空間が形成され、
    隣接する前記床パネルに対向する前記床パネルの端部面には、凹部が設けられ、
    前記突起部が前記凹部に挿入されて、前記接続空間に前記連結材が設置された、
    ことを特徴とする乾式二重床構造。
  2. 基礎スラブと、
    前記基礎スラブ上に設置される支持脚と、
    前記支持脚に支持され、頂板を有する根太と、
    前記根太上に平面配置される複数の床パネルと、
    隣接する前記床パネルの間に設置される連結材と、を備え、
    前記連結材は、上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成されるとともに、前記支持脚を収容する収容孔と、前記床パネル側に突出する突起部と、を有し、
    前記突起部は、前記下部連結材に設けられ、
    隣接する前記床パネルが隙間を設けて配置されることで、接続空間が形成され、
    隣接する前記床パネルに対向する前記床パネルの端部面には、凹部が設けられ、
    前記突起部が前記凹部に挿入されて、前記接続空間に前記連結材が設置された、
    ことを特徴とする乾式二重床構造。
  3. 内壁に囲まれた領域に設置される床構造において、
    基礎スラブと、
    前記基礎スラブ上に設置される支持脚と、
    前記支持脚に支持され、頂板を有する根太と、
    前記根太上平面配置される複数の床パネルと、
    前記床パネルと前記内壁の間に設置される連結材と、を備え、
    前記連結材は、上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成されるとともに、前記支持脚を収容する収容孔と、前記床パネル側に突出する突起部と、を有し、
    前記突起部は、前記下部連結材に設けられ、
    前記床パネルが前記内壁との間に隙間を設けて配置されることで、接続空間が形成され、
    前記内壁に対向する前記床パネルの端部面には、凹部が設けられ、
    前記突起部が前記凹部に挿入されて、前記接続空間に前記連結材が設置された、
    ことを特徴とする乾式二重床構造。
  4. 前記連結材が、前記下部連結材と、該下部連結材上に配置される複数の前記上部連結材で構成され、
    前記上部連結材が、前記下部連結材に設けられる前記収容孔の上方で空所を設けるように配置されることで、該収容孔の上方に開放空間が形成された、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の乾式二重床構造。
  5. 平面配置された複数の前記床パネルの表面上に設置される床下地材と、
    前記床下地材上に設置される床仕上げ材と、をさらに備え、
    前記床下地材及び前記上部連結材が、木質材料によって形成され、
    前記床下地材が、釘又はビスによって前記上部連結材に固定された、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の乾式二重床構造。
  6. 前記床パネルが押出成形セメント板である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の乾式二重床構造。
  7. 前記根太が、溝形鋼で形成されるとともに、前記支持脚に固定された支持脚台座に載置され、
    前記根太の溝形空間内に前記支持脚台座が収められる姿勢で、該根太が配置された、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の乾式二重床構造。
  8. 基礎スラブを構築する基礎スラブ構築工程と、
    前記基礎スラブ上に支持脚を設置する支持脚設置工程と、
    頂板を有する根太を前記支持脚に固定する根太固定工程と、
    前記根太上に床パネルを載置する床パネル載置工程と、
    隣接する前記床パネルの間に連結材を設置する連結材設置工程と、
    複数の前記床パネルが平面配置された表面上に、床下地材及び床仕上げ材を設置する床仕上げ材設置工程と、を備え、
    前記連結材は、上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成されるとともに、前記支持脚を収容する収容孔と、前記床パネル側に突出する突起部と、を有し、
    隣接する前記床パネルが隙間を設けて配置されることで、接続空間が形成され、
    隣接する前記床パネルに対向する前記床パネルの端部面には、凹部が設けられ、
    前記連結材設置工程では、前記下部連結材に設けられた前記突起部を前記凹部に挿入して、前記接続空間に前記連結材を設置する、
    ことを特徴とする乾式二重床構造の構築方法。
  9. 基礎スラブと、該基礎スラブ上に設置される支持脚と、該支持脚に固定される根太と、該根太上に載置される床パネルと、を備えた床構造において、隣接する該床パネル間に設置される連結材であって、
    上下に重ねられる上部連結材と下部連結材で構成され、
    前記下部連結材は、前記支持脚を収容する収容孔を有するとともに、前記床パネル側に突出する突起部を有し、
    前記上部連結材は、木質材料によって形成され、
    前記突起部は、前記床パネルの端部面に設けられる凹部に挿入しうる形状である、ことを特徴とする連結材。
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