JP6671803B2 - コーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造 - Google Patents

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本発明は、箱型荷台の天面パネルと側面パネルとにより形成される角部を覆うコーナーカバー、及び該コーナーカバーの保持構造に関する。
貨物輸送用の車両であるトラックの荷台として、矩形状の天面パネルと複数の矩形状側面パネルとを有する箱型荷台が知られている。該箱型荷台は、前壁と後壁(一般的には開閉扉)を構成する側面パネルと、幅方向の側面を構成する側面パネルとが隅柱により接続され、さらに、各側面パネルの上端部に配設されたサイドレールと、該天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールとが結合されて直方体形状に構成される。そして、該天面パネルと側面パネルとで形成される各角部には、該角部を覆うコーナーカバーが配設される(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平10−016825号公報
前記コーナーカバーを箱型荷台の角部に配設する場合、一般的にコーナーカバーを構成する3面をリベットあるいはビス等により固定する方法が選択される。しかし、該コーナーカバーに対し、上方、及び側面からリベット等を打ち込み固定しようとすると、作業工数が多くなり生産性が悪いという問題がある。また、側面側からリベット等により固定すると、外観のデザイン性が低下するため、リベットによる固定を天面パネル側(上方側)からのみに留め、側面側は、リベット止めをせず、コーナーカバーの内壁面に接着剤を塗布する等して、該角部に保持するようにして水密に固着させることが考えられる。
しかし、側面側のリベット止めを廃止する上記のような方法によってコーナーカバーを固定しようとする場合、該角部の上方からリベット等により固定するまでは、コーナーカバーの位置が定まらず、作業性を悪化させる。また、上方からのみリベット止めを行う場合に、角部を構成する3面に対してコーナーカバーを密着させるための位置決めに神経を使い、作業効率を低下させるという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、荷室上方を区画する天面パネルと荷室前後の側面及び幅方向の側面を区画する側面パネルとにより構成される箱型荷台の前記天面パネルの各辺が接続される角部にコーナーカバーを配設するに際し、外観のデザイン性を向上させると共に、該コーナーカバーを取り付ける際の作業効率を向上させることができるコーナーカバー、及び該コーナーカバーの保持構造を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、荷室上方を区画する天面パネルと荷室前後の側面及び幅方向の側面を区画する側面パネルとにより構成される箱型荷台の前記天面パネルの各辺が接続される角部に配設されるコーナーカバーであって、
前記コーナーカバーには、前記角部の上面に位置付けられる天面部と、前記天面部から垂下され前記角部の前方、又は後方のいずれかに位置付けられる第1の側面部と、前記天面部から垂下され前記角部の幅方向の側面に位置付けられると共に前記第1の側面部と直角をなす第2の側面部と、が備えられ、前記第1の側面部と前記第2の側面部とは、両者を曲面で接続する接続部により接続されており、
前記第1の側面部及び第2の側面部の少なくともいずれか一方の内側面に、前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールの長手方向の端部に係合する第1の爪部が備えられ、該第1の爪部は、第1の側面部又は第2の側面部の少なくともいずれかの内側面において、側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と、該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁と、により支持され、該第1の爪部と側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁とにより、下方側方向と、該接続部と反対側の方向に開放された該ルーフレールの端部が係合する空間部を形成しているコーナーカバーが提供される。
前記第1の爪部は、前記第1の側面部、及び前記第2の側面部の双方に配設されていることが好ましい。また、前記接続部の内側面には、前記荷室の前方の側面パネルと幅方向の側面パネルとを接続する隅柱の上端に係合する第2の爪部が備えられていることが好ましい。さらに、前記接続部の内側面には前記天面部から垂下されるリブが形成され、前記第2の爪部は、前記リブの下端部によって形成されていることが好ましい。
また、本発明によれば、上記したコーナーカバーを、荷室上方を区画する天面パネルと、荷室前方又は後方の側面を区画する側面パネルと、荷室の幅方向の側面を区画する側面パネルとを突き合わせて形成される角部に保持する保持構造であって、
前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、
前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記起立壁部の長手方向の端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持される保持構造が提供される。
さらに、本発明によれば、上記した第1の爪部、及び第2の爪部を備えたコーナーカバーを、荷室上方を区画する天面パネルと、荷室前方の側面を区画する側面パネルと、荷室の幅方向の側面を区画する側面パネルとを突き合わせて形成される角部に保持する保持構造であって、
前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、
前記荷室前方の側面パネル及び幅方向の側面パネルを接続する隅柱が配設され、
前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記起立壁部の長手方向の端部に係合すると共に、前記第2の爪部が、前記隅柱の上端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持される保持構造が提供される。
前記隅柱の上端部には、コーナー部材が配設され、前記第2の爪部は、前記コーナー部材に係合することができる。さらには、前記起立壁部の長手方向の端部には、係合用の段差部が形成され、前記第1の爪部が前記係合用の段差部に係合されるように構成することが好ましい。
本発明に基づいて構成されるコーナーカバーは、コーナーカバーが配設される箱型荷台の角部の上面に位置付けられる天面部と、前記天面部から垂下され前記角部の前方、又は後方のいずれかに位置付けられる第1の側面部と、前記天面部から垂下され前記角部の幅方向の側面に位置付けられると共に前記第1の側面部と直角をなす第2の側面部と、が備えられ、前記第1の側面部と前記第2の側面部とは、両者を曲面で接続する接続部により接続されており、前記第1の側面部及び第2の側面部の少なくともいずれか一方の内側面に、前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールの長手方向の端部に係合する第1の爪部が備えられ、該第1の爪部は、第1の側面部又は第2の側面部の少なくともいずれかの内側面において、側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と、該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁と、により支持され、該第1の爪部と側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁とにより、下方側方向と、該接続部と反対側の方向に開放された該ルーフレールの端部が係合する空間部を形成していることから、箱型荷台の角部にコーナーカバーを保持させるに当たり、ルーフレールの端部に該第1の爪部を係合させることで、ルーフレールに対する位置決めを容易に、しかも正確に成すことができ、コーナーカバーを設置する際の作業効率が向上する。さらに、コーナーカバーの側面側を、リベット等の固定部材を使用せず該角部に保持させることができるため、外観性が悪化することがない。
本発明に基づいて構成されるコーナーカバーの前記第1の爪部を、前記第1の側面部、及び前記第2の側面部の双方に配設することにより、前記角部における箱型荷台の前後方向、及び幅方向の双方に対してコーナーカバーの移動を規制し、正確に位置付けることができる。
本発明に基づいて構成されるコーナーカバーは、前記第1の側面部と、前記第2の側面部とが、両者を曲面で接続する接続部により接続され、前記接続部の内側面に、前記荷室の前方の側面パネルと幅方向の側面パネルとを接続する隅柱の上端に係合する第2の爪部が備えられていることにより、前記角部に保持されるコーナーカバーをより正確に位置付け、該角部に保持する際の安定性が向上する。さらに、前記第2の爪部を、前記接続部の内側面に前記天面部から垂下されるように形成したリブの下端部に形成すれば、コーナーカバーの強度を向上させる効果も合わせて得ることができる。
本発明に基づいて構成されるコーナーカバーの保持構造によれば、前記コーナーカバーを、荷室上方を区画する天面パネルと荷室前方の側面及び幅方向の側面を区画する側面パネルとにより構成される箱型荷台の前記天面パネルの各辺が接続される角部に保持する保持構造であって、前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記起立壁部の長手方向の端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持されるので、箱型荷台の角部にコーナーカバーを保持させるにあたり、ルーフレールに対する位置決めを容易に、しかも正確に成すことができ、コーナーカバーを取り付ける作業効率が向上する。さらに、リベット等の固定部材を要せず該角部にコーナーカバーを保持させることができるため、外観性が悪化することがない、という作用効果を奏する。
また、前記第1の爪部、第2の爪部を備えたコーナーカバーを保持させるに当たり、前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、前記荷室の前方の側面パネル及び幅方向の側面パネルを接続する隅柱が配設され、
前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記係合用の段差部に係合すると共に、前記第2の爪部が、前記隅柱の上端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持されるようにしたので、より安定的に前記コーナーカバーを保持させることができる。
さらに、前記起立壁部の長手方向の端部に、係合用の段差部が形成され、前記第1の爪部が前記係合用の段差部に係合されるように構成することで、前記コーナーカバーを保持する際の上下方向、水平方向の移動を良好に規制し、より安定的に保持する保持構造を得ることが可能となる。
本発明に基づき構成されるコーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造が適用された箱型荷台を示す全体斜視図である。 本発明のコーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造の実施形態を説明するための説明図である。 図1にA−A線、B−B線で示す部位の拡大断面図である。 本発明のコーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造の他の実施形態を説明するための説明図である。 図1にC−C線で示す部位の拡大断面図である。
以下、本発明によるコーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造の実施形態について添付図面を参照して、詳細に説明する。
図1には、本発明に基づき構成されたコーナーカバー(第1のコーナーカバー50、第2のコーナーカバー60)が適用された車両用の箱型荷台10が示されている。箱型荷台10は、荷室の上壁を構成する天面パネル20と、荷室前後の壁面を構成する側面パネル30と、幅方向の側壁を構成する側面パネル40とから構成され、直方体形状を成している。なお、一般的には、箱型荷台の後壁は開閉可能な扉構造になっているが、本明細書では該扉を構成するパネルも側面パネルと称する。また、荷室の幅方向の側壁を構成する側面パネル40には、作業者が荷室内に出入りするための出入り口が設けられるが、本発明の要部を構成しないため、図では省略している。
箱型荷台10を構成する天面パネル20と、各側面パネル30、40とは、天面パネル20の外縁部に配設されるルーフレール22を介して接続される。天面パネル20、前壁を構成する側面パネル30、幅方向の側壁を構成する側面パネル40の各面の角部が突き合わされ形成される角部には、図中一点鎖線で囲む部分Xに示す第1のコーナーカバー50が配設される。また、天面パネル20、後壁を構成する側面パネル30、幅方向の側壁を構成する側面パネル40の各面の角部が突き合わされる角部には、図中一点鎖線で囲む部分Yに示す第2のコーナーカバー60が配設される。
図1に加え、図2、3に基づいて、前記第1のコーナーカバー50と、第1のコーナーカバー50が前記角部に保持される保持構造について説明する。図2(a)に示すように、第1のコーナーカバー50が配設される角部は、箱型荷台の上壁を構成する天面パネル20と、前壁を構成する側面パネル30と、幅方向の側壁を構成する側面パネル40とが突き合わされ形成される角部であり、側面パネル30と側面パネル40とは、上下方向に延びる隅柱32により連結されている。隅柱32の上端部には、コーナー部材33が配設されており、コーナー部材33は、側面パネル30の上縁部と側面パネル40の上縁部とを連結する底部34と、底部34の外側端部から上方に立設される外側壁35と、底部34の内側端部から上方に立設される内側壁36とからなり、底部34の略中央で、隅柱32の上方に位置する場所にルーフレール22の内部に進入した雨水を、隅柱32の内部に設けられる排水路を介して箱型荷台10の下部に排出するための排水口37が形成されている。
天面パネル20の各辺を構成する外縁部には、ルーフレール22が配設されている。ルーフレール22は、側面パネル30、40の上縁部とコーナー部材33に跨って当接されるフランジ部23と、フランジ部23の外側端部から上方に延びその上端部で天面パネル20を支持するパネル支持部25を備えた支持壁部24とから構成されている。ルーフレール22の長手方向の端部には、側方に向けて開放された凹形状をなす切欠き部26が形成され、該切欠き26が設けられることにより、下側に段差部26aが形成される。
図2(a)に示す第1のコーナーカバー50を、内側の斜め下方から見た図を図2(b)に示す。第1のコーナーカバー50は、前記角部の上面に位置付けられる天面部51と、天面部51から垂下され前記角部の前方に配設される側面パネル30側に位置付けられる第1の側面部52と、天面部51から垂下され前記角部の幅方向の側面パネル40側に位置付けられると共に第1の側面部52と直角をなす第2の側面部53と、が備えられており、第1の側面部52及び第2の側面部53の内面のそれぞれには、ルーフレール22の長手方向の端部に設けられた段差部26aに係合する第1の爪部52a、53aが備えられている。また、第1の側面部52と、第2の側面部53とは、両者を曲面で接続する接続部54により接続され、前記接続部54の内面には、天面部51から垂下され上下方向に延びるリブ54aが形成されており、リブ54aの下端部には第2の爪部55bが形成されている。
図2(b)を参照しつつ、第1の爪部52a、53aについてさらに詳述する。第1の爪部52a、53aは、第1の側面部52、第2の側面部53から立設され水平方向に延びる支持壁52b、53bと、第1の側面部52、第2の側面部53から立設され上下方向に延びる支持壁52c、53cと、により支持される。その結果、第1の爪部52a、53aは、下方側方向と、接続部54と反対側の方向に開放された形状になっている。なお、該第1のコーナーカバー50における水平方向、上下方向とは、箱型荷台10に取り付けられた状態での水平方向、上下方向を意味する。
第1のコーナーカバー50は、概ね以上のように形成されており、前記角部に第1のコーナーカバー50を保持させる保持構造についてさらに説明する。第1のコーナーカバー50を前記角部に保持させる場合は、図2(a)に示すように、上方から第1のコーナーカバー50を下降させる。図1のA−A線の拡大断面図として示す図3(a)に示すように、第1のコーナーカバー50を下降させながら、第1の爪部52a、53aをルーフレール22の端部に形成した切欠き26に上方から挿入し、段差部26aに係合させる。その結果、段差部26aの上端は、第1の爪部52a、53aを支持する支持壁52b、53bに当接させられる。また、第1の爪部52a、53aを段差部26aに係合すると共に、図1の領域XのB−B線の拡大断面図として示す図3(b)に示すように、第2の爪部54bを、隅柱32の上端に配設されたコーナー部材33の外側壁35の上縁に係合させる。これにより、第1のコーナーカバー50は、二つの第1の爪部52a、53a、及び第2の爪部54bの3箇所で該角部に支持される。なお、図3(a)には明示されていないが、上述したように、第1の爪部52a、53aを支持し上下方向に延びる支持壁52c、53cが段差部26aの側面側に当接することにより、前記角部に第1のコーナーカバー50を保持させる際の水平方向への移動が規制され、第1のコーナーカバー50は、より正確に前記角部に位置付けられる。そして、第1のコーナーカバー50が上述した手順により前記角部に保持された後、天面部51側からのみ、ルーフレール22、もしくは天面パネル20に対して上方からリベット止めし、第1のコーナーカバー50は、前記角部に対して完全に固定される。なお、第1のコーナーカバー50の外周の隙間部分に雨水の進入を防止するためのシーリング剤を塗布することにより、雨水の進入を防止することができる。
本発明のコーナーカバー、及びコーナーカバーの保持構造は、箱型荷台の前方の角部に配設された上記実施形態に限定されず、種々の変形例が想定される。なお、以下に図4、5に基づいて実現される本発明の参考例について説明する。
図4(a)には、図1のYで示す後方側の角部に配設される第2のコーナーカバー60を内側の斜め下方から見た構成を示している。第2のコーナーカバー60は、第2のコーナーカバー60が配設される角部の上面に位置付けられる天面部61と、天面部61から垂下され前記角部の後方に位置付けられる第1の側面部62と、天面部61から垂下され前記角部の幅方向に位置付けられると共に第1の側面部62と直角をなす第2の側面部63とからなり、第1の側面部62には、箱型荷台の前方に向けて立設されルーフレール22の端部に係合される第1の爪部64が備えられている。第2のコーナーカバー60は、概ね以上のように構成されており、図4(b)に基づいて、前記角部に保持させる保持構造について説明する。
図に示すように、第2のコーナーカバー60は、天面パネル20の幅方向に位置するルーフレール22の後端部に対して、後方から組み付けられ、ルーフレール22の上面に天面部61が位置付けられると共に、図1のC−C線で示す部位の拡大断面図である図5に示すように、第1の爪部64をルーフレール22の後端部に係合させる。また、この際、第2のコーナーカバー60の第1の側面部62は、ルーフレール22の端部を閉塞する機能を奏し、ルーフレール22の内部に雨水が進入することを防止する。この場合、ルーフレール22の該端部と、第1の側面部62との間に形成される隙間は、適宜シーリング剤等で埋めるとよい。
以上のようにして、第2のコーナーカバー60を構成する第1の爪部64が、ルーフレール22の長手方向の端部に係合させられ、第2のコーナーカバー60は、前記角部に保持される。第2のコーナーカバー60が前記角部に保持されたならば、ルーフレール22、もしくは天面パネル20に対して上方からリベット止めし、第2のコーナーカバー60は、前記角部に対して完全に固定される。なお、第1のコーナーカバー50と同様に、第2のコーナーカバー60の外周の隙間部分に雨水の進入を防止するためのシーリング剤を塗布してもよい。
10:箱型荷台
20:天面パネル
22:ルーフレール
23:フランジ部
24:支持壁部
25:パネル支持部
26:切欠き
26a:段差部
30:側面パネル
32:隅柱
33:コーナー部材
34:底部
35:外側壁
36:内側壁
37:排水口
40:側面パネル
50:第1のコーナーカバー
52:第1の側面部
52a、53a:第1の爪部
53:第2の側面部
54:接続部
54a:リブ
54b:第2の爪部
60:第2のコーナーカバー
61:天面部
62:第1の側面部
63:第2の側面部
64:第1の爪部

Claims (8)

  1. 荷室上方を区画する天面パネルと荷室前後の側面及び幅方向の側面を区画する側面パネルとにより構成される箱型荷台の前記天面パネルの各辺が接続される角部に配設されるコーナーカバーであって、
    前記コーナーカバーには、前記角部の上面に位置付けられる天面部と、前記天面部から垂下され前記角部の前方、又は後方のいずれかに位置付けられる第1の側面部と、前記天面部から垂下され前記角部の幅方向の側面に位置付けられると共に前記第1の側面部と直角をなす第2の側面部と、が備えられ、前記第1の側面部と前記第2の側面部とは、両者を曲面で接続する接続部により接続されており、
    前記第1の側面部及び第2の側面部の少なくともいずれか一方の内側面に、前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールの長手方向の端部に係合する第1の爪部が備えられ、該第1の爪部は、第1の側面部又は第2の側面部の少なくともいずれかの内側面において、側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と、該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁と、により支持され、該第1の爪部と側面部から立設され水平方向に延びる支持壁と該側面部から立設され上下方向に延びる支持壁とにより、下方側方向と、該接続部と反対側の方向に開放された該ルーフレールの端部が係合する空間部を形成しているコーナーカバー。
  2. 前記第1の爪部は、前記第1の側面部、及び前記第2の側面部の双方に配設されている請求項1に記載のコーナーカバー。
  3. 記接続部の内側面には、前記荷室の前方の側面パネルと幅方向の側面パネルとを接続する隅柱の上端部に係合する第2の爪部が備えられている請求項1、又は2に記載のコーナーカバー。
  4. 前記接続部の内側面には前記天面部から垂下されるリブが形成されており、前記第2の爪部は、前記リブの下端部によって形成されている請求項3に記載のコーナーカバー。
  5. 請求項1、又は2に記載されたコーナーカバーを、箱型荷台の荷室上方を区画する天面パネルと、荷室前方又は後方の側面を区画する側面パネルと、荷室の幅方向の側面を区画する側面パネルとを突き合わせて形成される角部に保持する保持構造であって、
    前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、
    前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記起立壁部の長手方向の端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持される保持構造。
  6. 請求項3、又は4に記載されたコーナーカバーを、箱型荷台の荷室上方を区画する天面パネルと、荷室前方の側面を区画する側面パネルと、荷室の幅方向の側面を区画する側面パネルとを突き合わせて形成される角部に保持する保持構造であって、
    前記天面パネルの外縁部に配設されたルーフレールは、前記側面パネルの上端部に当接されるフランジ部と、前記フランジ部から立設される起立壁部とから少なくとも構成されると共に、
    前記荷室前方の側面パネル及び幅方向の側面パネルを接続する隅柱が配設され、
    前記コーナーカバーの第1の爪部が、前記起立壁部の長手方向の端部に係合すると共に、前記第2の爪部が、前記隅柱の上端部に係合することにより前記コーナーカバーが前記角部に保持される保持構造。
  7. 前記隅柱の上端部には、コーナー部材が配設され、前記第2の爪部は、前記コーナー部材に係合するように構成される請求項6に記載の保持構造。
  8. 前記起立壁部の長手方向の端部には、係合用の段差部が形成され、前記第1の爪部が前記係合用の段差部に係合される請求項5ないし7のいずれかに記載の保持構造。
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