JP6662934B2 - 判定装置、判定システム及び判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体の乗員に関する判定を行う、判定装置、判定システム及び判定方法に関する。
従来、自動車等の移動体の乗員に関する判定を行う技術が知られている。移動体の乗員に関する判定結果は、例えば、移動体が訪れた施設等に対するマーケティング等の用途に活用することができる。
このような移動体の乗員に関する判定のための技術の一例が、特許文献1や特許文献2に開示されている。
具体的に、特許文献1に開示の技術では、車両における乗員の乗降口に、乗員を検知するためのセンサを設け、このセンサにて乗員の人数をカウントする。この特許文献1に開示の技術を利用することにより、例えば、旅客バスにおいて、乗車人数と降車人数を確認することが可能となる。
また、特許文献2に開示の技術では、シートベルトの脱着状態を検知するセンサを設け、このセンサにて乗員の人数をカウントする。この特許文献2に開示の技術を利用することにより、例えば、車両の座席毎に、乗員が座っているか否かを確認することが可能となる。
特開平7-239958号公報 特開2010-280354号公報
上述した各特許文献に開示の技術等を利用した判定により、移動体の乗員数を判定することができる。
この場合に、単に乗員数を判定するのみならず、より詳細な判定ができることが望ましい。例えば、乗員同士の関連性についても判定を行うことができることができると望ましい。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、本発明は、移動体の乗員に関する判定を、より詳細に行うことが可能な、判定装置、判定システム及び判定方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の判定装置(例えば、後述の判定装置40)は、施設(例えば、後述の施設1)におけるネットワークに接続した端末(例えば、後述の端末30)それぞれの固有情報(例えば、後述の端末識別情報321)を含む施設側接続情報を取得する第1取得部(例えば、後述のアクセス情報蓄積部411)と、移動体(例えば、後述の車両2)におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む移動体側接続情報を取得する第2取得部(例えば、後述のアクセス情報蓄積部411)と、前記施設側接続情報が含む前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む前記固有情報とを比較することにより、前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士であるか否かを判定する判定部(例えば、後述の乗員判定部412)と、を備える。
上記(1)によれば、収集した端末の固有情報に基づいて、所定の関連性を有する端末同士であるか否かの判定結果を得ることができる。つまり、本発明の判定装置によれば、移動体の乗員に関する判定を、より詳細に行うことができる。例えば、移動体にて端末を利用するユーザ同士の属性に関しての推定等を行うことが可能となる。
(2)上記(1)に記載の判定装置を、前記判定部は、前記施設側接続情報が含む複数の端末についての複数の前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む複数の端末についての複数の前記固有情報とが同一である場合に、前記所定の関連性を有する端末同士であると判定するようにしてもよい。
上記(2)によれば、収集した固有情報が同一であるか否かという明確な基準に基づいて、施設における通信履歴を考慮した判定を行うことができる。
(3)上記(1)又は(2)に記載の判定装置を、前記判定部は、前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した回数を特定し、該接続した回数にも基づいて前記判定を行うようにしてもよい。
上記(3)によれば、更に、ネットワークに接続した回数にも基づいて判定を行うことから、より精度よく判定を行うことができる。例えば、ネットワークに接続した回数が多い端末は、より高い関連性を有する端末であると判定することができる。
(4)上記(1)乃至(3)の何れかに記載の判定装置を、前記判定部は、前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した累積時間を特定し、該接続した累積時間にも基づいて前記判定を行うようにしてもよい。
上記(4)によれば、更に、ネットワークに接続した累積時間にも基づいて判定を行うことから、より精度よく判定を行うことができる。例えば、ネットワークに接続した累積時間が多い端末は、より高い関連性を有する端末であると判定することができる。
(5)上記(1)乃至(4)の何れかに記載の判定装置を、前記判定部は、前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した時刻を特定し、該接続した時刻にも基づいて前記判定を行うようにしてもよい。
上記(5)によれば、更に、ネットワークに接続した時刻にも基づいて判定を行うことから、より精度よく判定を行うことができる。例えば、ネットワークに接続した時刻に基づいて、端末のユーザが誰であるのかを考慮して判定することができる。
(6)上記(1)乃至(5)の何れかに記載の判定装置を、前記施設は、家族が居住する住居であり、前記判定部は、前記前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士である場合に、前記移動体に家族が乗車していると推定するようにしてもよい。
上記(6)によれば、移動体において端末を利用する同乗者が、家族同士であるか否かを推定することができる。
(7)本発明の判定システム(例えば、後述の乗車属性判定システムS)は、上記(1)乃至(6)の何れかに記載の判定装置と、施設装置(例えば、後述の施設装置10)とを備えた判定システムであって、前記施設装置は、前記施設におけるネットワークに接続した端末による通信を中継する中継部(例えば、後述の施設側中継部111)と、前記中継において取得した端末それぞれの固有情報に基づいて前記施設側接続情報を生成し、該生成した施設側接続情報を前記判定装置に送信する送信部(例えば、後述の施設側アクセス情報送信部112)と、を備える。
上記(7)によれば、中継装置が通信を中継する過程において取得した端末の固有情報を利用して、判定を行うことができる。例えば、通信を中継するための最新の固有情報に基づいて判定を行うことができる。
(8)本発明の判定方法は、コンピュータ(例えば、後述の判定装置40)が行う判定方法であって、施設(例えば、後述の施設1)におけるネットワークに接続した端末(例えば、後述の端末30)それぞれの固有情報(例えば、後述の端末識別情報321)を含む施設側接続情報を取得する第1取得ステップと、移動体(例えば、後述の車両2)におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む移動体側接続情報を取得する第2取得ステップと、前記施設側接続情報が含む前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む前記固有情報とを比較することにより、前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士であるか否かを判定する判定ステップと、を備える。
上記(8)の方法によれば、(1)の判定装置と同様の効果を奏する。
本発明によれば、移動体の乗員に関する判定を、より詳細に行うことが可能となる。
本発明の実施形態である乗車属性判定システム全体の基本的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における施設装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態における車載装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態における携帯端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態における判定装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態における施設側アクセス情報データベースの例を示すテーブルである。 本発明の実施形態における車両側アクセス情報データベースの例を示すテーブルである。 本発明の実施形態におけるアクセス情報収集処理時の基本的動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるアクセス情報判定処理時の基本的動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい一実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
<乗車属性判定システムSの全体構成>
本発明の好ましい一実施形態に係る乗車属性判定システムSについて説明する。図1に、乗車属性判定システムSの全体構成を示す。
図1に示すように、乗車属性判定システムSは、施設装置10と、車載装置20と、端末30と、判定装置40と、を含んで構成される。これら各装置及び各端末は、通信網50を介して相互に通信可能に接続される。また、施設装置10は、施設1に設置して利用される。更に、車載装置20は、車両2に設置されて利用される。
図中では、施設装置10(及び対応する施設1)、車載装置20(及び対応する車両2)、及び判定装置40をそれぞれ1つずつ図示する。また、端末30として、第a端末30a、及び第b端末30bの2台を図示する。
ただし、これはあくまで一例であり、乗車属性判定システムSに含まれる各装置及び各端末の台数は任意の数であってよい。なお、以下では、第a端末30aと第b端末30bを区別することなく呼ぶ場合には、末尾のアルファベットを省略して、単に「端末30」と呼ぶ。
更に、図中では、これら各装置及び各端末にて送受信される情報の一例として、端末識別情報、車両側アクセス情報、及び施設側アクセス情報を図示している。ただし、これら情報はあくまで一例であり、乗車属性判定システムSにて、図示をしている以外の情報が送受信されるようにしてもよい。
施設装置10は、施設1におけるLAN(Local Area Network)を実現するための中継装置として機能する。ここで、施設1は、例えば、家族が居住する住居や、会社員が勤務する社屋や、商業施設等の施設(「POI(Point Of Interest)」と呼ばれることもある。)である。以下では、一例として、施設1が、家族が居住する住居であると想定して説明を行う。
施設装置10には、家族であるユーザそれぞれが利用する端末30のそれぞれが通信接続される。そして、各端末30は、施設装置10を中継装置として通信網50に接続し、通信網50に接続された他の装置(例えば、他の端末30や、所定のコンテンツを提供するサーバ装置等)と通信を行う。なお、通信先となる他の装置や、この他の装置と送受信される情報の内容については、特に限定されないので、図示及び詳細な説明を省略する。
また、施設装置10は、通信を中継する際に、各端末30から、各端末30を識別するための端末識別情報を取得する。この端末識別情報は、端末30毎に固有の情報である。例えば、端末30毎に割り当てられたMAC(Media Access Control)アドレスを端末識別情報とすることができる。図中では、施設装置10が、第a端末30aから第a端末30aの識別情報を取得すると共に、第b端末30bから第b端末30bの識別情報を取得する場合を図示する。
施設装置10は、取得した各端末30の端末識別情報に基づいて施設側アクセス情報を生成する。そして、施設装置10は、生成した施設側アクセス情報を、通信網50を介して、判定装置40に対して送信する。
施設装置10は、例えば、ルータ等の汎用の中継装置に、施設側アクセス情報の生成機能及び施設側アクセス情報の送信機能を付加することにより実現される。
車載装置20は、車両2におけるLANを実現するための中継装置として機能する。ここで、車両2は、四輪自動車や自動二輪車といった移動体により実現される。
車載装置20には、車両2に乗車したユーザそれぞれが利用する端末30のそれぞれが通信接続される。そして、各端末30は、施設装置10と接続した場合と同様に、車載装置20を中継装置として通信網50に接続し、通信網50に接続された他の装置(上述したように、例えば、他の端末30や、所定のコンテンツを提供するサーバ装置等)と通信を行う。
また、車載装置20は、これも施設装置10と同様に、通信を中継する際に、各端末30から、各端末30を識別するための端末識別情報を取得する。図中では、車載装置20が、第a端末30aから第a端末30aの識別情報を取得すると共に、第b端末30bから第b端末30bの識別情報を取得する場合を図示する。
車載装置20は、取得した各端末30の端末識別情報に基づいて車両側アクセス情報を生成する。そして、車載装置20は、生成した車両側アクセス情報を、通信網50を介して、判定装置40に対して送信する。
また、車載装置20は、車両2に乗車したユーザに対して、経路案内(カーナビゲーション)を行う機能も備える。経路案内のために、車載装置20は、車載装置20の現在位置(すなわち、車両2の現在位置)を測位する。また、車載装置20は、ユーザの要求に基づいて目的地を設定し、測位した現在位置から設定した目的地までの経路案内を行う。
車載装置20は、例えば、移動体である車両2に据え付けられたカーナビゲーション装置や、移動体である車両2に簡易的に設置され可搬可能なPND(Portable Navigation Device)によりにより実現することができる。
端末30は、施設1に居住するユーザや、他のユーザが利用する携帯端末である。端末30は、ユーザの操作に応じて、所定機能(例えば、ウェブブラウジング、音声通話、画像データや音楽データの再生、及びゲーム等のアプリケーション)を実現する。また、端末30は、この所定機能に関連して、通信網50に接続された他の装置(上述したように、例えば、他の端末30や、所定のコンテンツを提供するサーバ装置等)と通信を行う。この通信は、上述したように、施設装置10や車載装置20を中継装置として通信網50に接続することにより実現される。
また、端末30は、端末識別情報を記憶しており、通信時に、施設装置10や車載装置20に対して端末識別情報を送信する。
端末30は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット型の端末、ノートパソコン、その他の携帯可能な電子機器により実現することができる。
判定装置40は、「アクセス情報収集処理」と、「アクセス情報判定処理」とを行う装置である。
ここで、アクセス情報収集処理は、施設装置10から施設側アクセス情報を収集すると共に、車載装置20から車両側アクセス情報を収集する一連の処理である。これら各アクセス情報には、通信接続をした端末30の端末識別情報が含まれる。
また、アクセス情報判定処理は、アクセス情報収集処理により収集した各アクセス情報に基づいて、車両2に乗車している各乗員の端末30同士が(すなわち、その端末30を利用する乗員同士が)所定の関連性を有するか否かを判定する一連の処理である。
判定装置40は、これらの処理により、車両2に乗車している各乗員の端末30同士が(すなわち、その端末30を利用する乗員同士が)所定の関連性を有するか否かの判定結果を得ることができる。つまり、本実施形態によれば、移動体の乗員に関する判定を、より詳細に行うことができる。例えば、移動体にて端末を利用するユーザ同士の属性に関しての推定等を行うことが可能となる。
また、判定装置40のユーザは、判定装置40による判定結果を様々な用途に活用することができる。例えば、判定装置40のユーザは、判定装置40による、乗員の人数や乗員の属性に関する判定結果を、飲食店等の商業施設や博物館等に対して行う、マーケティングのコンサルサービスに利用することができる。
なお、判定装置40は、例えば、汎用のサーバ装置に本実施形態特有の機能を実現するためのソフトウェアを組み込むことによりにより実現することができる。
通信網50は、インターネットや携帯電話網やLANといったネットワークや、これらを組み合わせたネットワークにより実現される。なお、通信網50を介した通信や、施設装置10及び車載装置20と端末30との間で行われる通信について、通信方式は特に限定されない。例えば、通信網50を介した通信は、IEEE 802.11、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)等の通信規格に準拠したものであってよい。また、例えば、施設装置10及び車載装置20と端末30との間で行われる通信は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)といった規格に準拠した非接触の近距離通信規格に準拠したものであってもよく、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介した有線による近距離通信に準拠したものであってもよい。
<施設装置10が備える機能ブロック>
次に、施設装置10が備える機能ブロックについて図2のブロック図を参照して説明をする。
図2に示すように、施設装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、入力部15とを含んで構成される。
制御部11は、マイクロプロセッサ等の演算処理装置から構成され、施設装置10を構成する各部の制御を行う。制御部11の詳細については、後述する。
記憶部12は、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェア等と呼ばれる制御用のプログラムや、通信の中継を行うためのプログラムや、判定装置40によるアクセス情報収集処理時に判定装置40に対して施設側アクセス情報を送信するためのプログラムが記憶される。また、記憶部12には、このプログラムが処理対象とする種々の情報が記憶される。
図中には、記憶部12が記憶する情報として、本実施形態に特に関する情報である、通信設定情報121、及び施設装置識別情報122を図示する。
通信設定情報121は、施設装置10が通信の中継装置として機能するための設定を示す情報である。通信設定情報121には、例えば、通信網50においてプロバイダ経由で通信を行うためのIDやパスワードの設定が含まれる。また、通信設定情報121には、他にも、例えば、端末30と無線通信を行うためのSSID(Service Set IDentifier)や、暗号化キーや、暗号化方式の設定が含まれる。
施設装置識別情報122は、施設装置10を識別するための情報である。この施設装置識別情報122は、施設装置10毎に固有の情報である。例えば、上述した端末識別情報と同様に、施設装置10毎に割り当てられたMACアドレスを施設装置識別情報122とすることができる。
これらの記憶部12に格納される各情報については、記憶部12に予め記憶しておく構成としてもよいし、通信網50に接続された判定装置40や、他のサーバ装置(図示を省略する。)等から必要に応じて適宜ダウンロードされる構成としてもよい。更に、ユーザの入力等に応じて適宜修正されてもよい。
通信部13は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、各端末30との間の通信や、通信網50を介した判定装置40との間の通信を実現する。これらの通信における通信方式は、上述したように特に限定されない。
通信部13は、例えば、後述の施設側中継部111が各端末30による通信を中継するためや、後述の施設側アクセス情報送信部112が施設側アクセス情報を判定装置40に送信するために利用される。
表示部14は、液晶ディスプレイ、又は有機エレクトロルミネッセンスパネル等の表示デバイスにより構成される。表示部14は、制御部11からの指示を受けて所定の情報を表示する。例えば、通信設定を行うために、現在設定されている通信設定情報121の内容等を表示する。
入力部15は、物理スイッチや、表示部14の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置等で構成される。入力部15からの操作入力、例えばユーザによる物理スイッチの押下等に基づいた信号を制御部11に出力することで、ユーザによる操作を実現することができる。
なお、図中では、表示部14及び入力部15は施設装置10と一体に設けられているが、表示部14及び入力部15が、施設装置10と別体のディスプレイや外部装置により実現されてもよい。例えば、施設1におけるLANに接続されたディスプレイやパーソナルコンピュータにより、表示部14及び入力部15が実現されてもよい。
次に、制御部11の詳細について説明をする。制御部11はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random access memory)、ROM(Read Only Memory)、及びI/O(Input / output)等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部12から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部12から情報を読み出し、RAM及び記憶部12に対して情報の書き込みを行い、通信部13、表示部14、及び入力部15と信号の授受を行う。そして、このようにして、ハードウェアとソフトウェア(プログラム)が協働することにより本実施形態における処理は実現される。
制御部11は、機能ブロックとして、施設側中継部111、及び施設側アクセス情報送信部112を備える。
施設側中継部111は、施設1におけるLANを実現するための中継処理を行う部分である。施設側中継部111は、通信設定情報121に基づいた設定内容で、施設1における各端末30と、通信網50に接続された他の装置(例えば、他の端末30や、所定のコンテンツを提供するサーバ装置等)との通信を中継する。なお、LANを実現するための中継処理については、当業者によく知られているので、これ以上の詳細な説明は省略する。
施設側アクセス情報送信部112は、施設側中継部111により行われる中継処理において、各端末30から取得した端末識別情報に基づいて、施設側アクセス情報を生成する。そして、施設側アクセス情報送信部112は、生成した施設側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。この施設側アクセス情報の生成及び送信は、各端末30が、施設装置10に接続する都度行われてもよく、所定の周期で定期的に行われてもよい。
施設側アクセス情報には、施設装置10に接続した各端末30の端末識別情報や、各端末30の接続時間等が含まれる。施設側アクセス情報の詳細については、図6Aを参照して後述する。
<車載装置20が備える機能ブロック>
次に、車載装置20が備える機能ブロックについて図3のブロック図を参照して説明をする。
ここで、上述した施設装置10は、例えば、施設1における家庭用電源から電力の供給を受ける。これに対して、車載装置20は、例えば、車両2のシガーソケット等から電力の供給を受ける。
図3に示すように、車載装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24と、入力部25と、センサ部26とを含んで構成される。
ここで、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24と、入力部25と、センサ部26は、上述した施設装置10が含む同名の機能ブロックと、ハードウェアとして同等の機能を有しているので、重複する再度の説明は省略する。
ただし、車載装置20は、センサ部26を備える点で、施設装置10と相違する。また、車載装置20の記憶部22が記憶する情報と、上述した施設装置10の記憶部12が記憶する情報は一部相違する。また、車載装置20の制御部21が備える機能ブロックと、上述した施設装置10の制御部21が備える機能ブロックは一部相違する。以下、これら車載装置20と施設装置10との相違点について詳細に説明をする。
センサ部26は、例えばGPS(Global Positioning System)センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成される。センサ部26は、位置情報を検出する位置検出手段としての機能を備える。例えば、センサ部26は、GPSセンサによりGPS衛星が出力する信号を受信し、車載装置20の位置情報(緯度及び経度)を測位する。センサ部26による測位は、上述したように所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で行われる。センサ部26は、測位した、車載装置20の位置情報を、制御部21に対して出力する。ここで、車載装置20の位置情報とは、すなわち、移動する車両2の位置情報に相当する。
また、センサ部26は、各センサによる測定結果に基づいて車載装置20の進行方向(すなわち、車両2の進行方向)も測位する。なお、センサ部26は、ジャイロセンサ、加速度センサにより測定される角速度や、加速度に基づいて位置情報の測位精度を更に高めることも可能である。更に、センサ部26は、GPS通信が困難又は不可能となった場合に、AGPS(Assisted Global Positioning System)通信を利用し、通信部23から取得される基地局情報によって位置情報を算出することも可能である。
記憶部22は、記憶部12と同様に、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェア等と呼ばれる制御用のプログラムや、通信の中継を行うためのプログラムや、経路案内を行うためのプログラムや、判定装置40によるアクセス情報収集処理時に判定装置40に対して車両側アクセス情報を送信するためのプログラムが記憶される。また、記憶部22には、このプログラムが処理対象とする種々の情報が記憶される。
図中には、記憶部22が記憶する情報として、本実施形態に特に関する情報である、通信設定情報221、車載装置識別情報222、及び地図情報223を図示する。
通信設定情報221は、施設装置10の通信設定情報121と同等の情報であり、車載装置20が通信の中継装置として機能するための設定を示す情報である。
車載装置識別情報222は、施設装置10の施設装置識別情報122と同等の情報であり、車載装置20を識別するための情報である。例えば、上述した端末識別情報や施設装置識別情報122と同様に、車載装置20毎に割り当てられたMACアドレスを施設装置識別情報122とすることができる。
地図情報223には、道路や施設等の地物に関する情報、道路情報、施設アクセス情報、駐車場情報等の情報が含まれる。また、地図情報223には他にも、道路及び道路地図等の背景を表示するための表示用地図データ、ノード(例えば、道路の交差点、屈曲点、端点等)のアクセス情報及びその種別情報、各ノード間を結ぶ経路であるリンクのアクセス情報及びその種別情報、全てのリンクのコスト情報(例えば、距離、所要時間等)に関するリンクコストデータ等を含む道路ネットワークデータ等が含まれる。
道路情報としては道路の種別や信号機等のいわゆる道路地図の情報が保存されている。
施設アクセス情報としては、各施設のアクセス情報が緯度経度の情報として保存されている。また、施設アクセス情報として、施設識別情報(施設ID)、名称、施設種別(及び/又はジャンル)、電話番号、住所、営業時間、施設が飲食店であれば提供するメニュー、商品役務等に関する施設情報、等の付帯的な情報が含まれていてもよい。
駐車場情報としては、駐車場のアクセス情報が緯度経度の情報として保存されている。駐車場が各施設の駐車場である場合には、施設と駐車場を紐付けて保存される。
制御部21は、機能ブロックとして、車両側中継部211、車両側アクセス情報送信部212、及び経路案内部213を備える。
車両側中継部211は、車両2におけるLANを実現するための中継処理を行う部分である。車両側中継部211の機能は、上述した施設側中継部111と同等の機能であるので、重複する説明を省略する。
車両側アクセス情報送信部212の機能も、上述した施設側アクセス情報送信部112と同等である。すなわち、車両側アクセス情報送信部212は、車両側中継部211により行われる中継処理において、各端末30から取得した端末識別情報に基づいて、車両側アクセス情報を生成する。そして、車両側アクセス情報送信部212は、生成した車両側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。この車両側アクセス情報の生成及び送信は、各端末30が、車載装置20に接続する都度行われてもよく、所定の周期で定期的に行われてもよい。
車両側アクセス情報には、車載装置20に接続した各端末30の端末識別情報や、各端末30の接続時間等が含まれる。車両側アクセス情報の詳細については、図6Bを参照して後述する。
なお、車両側アクセス情報には、施設側アクセス情報に含まれる情報に加えて、車両2により訪問した施設を識別するための施設識別情報が含まれるようにしてもよい。この場合、車両側アクセス情報送信部212は、例えば、車両2のイグニッションスイッチがオフ(エンジン停止)される直前に、センサ部26に測位された位置(すなわち、車両2の停車位置)と、地図情報223を照らし合わせる。これにより、車両側アクセス情報送信部212は、車両2により訪問した施設を識別するための施設識別情報を特定することができる。あるいは、車両側アクセス情報送信部212は、例えば、後述の経路案内部213による経路案内において目的地として指定された施設と、地図情報223を照らし合わせる。これによっても、車両側アクセス情報送信部212は、車両2により訪問した施設を識別するための施設識別情報を特定することができる。
経路案内部213は、車両2に乗車したユーザによって入力又は選択された施設等の目的地までの経路案内処理を行う部分である。
目的地までの経路案内処理は、一般的なカーナビゲーションシステムにおける経路案内処理と同等である。すなわち、経路案内部213は、記憶部22に記憶されている地図情報223に基づいて目的地までの地図を生成し、この地図上にセンサ部26により測位された車載装置20の現在位置と目的地の位置と目的地までのルート情報である案内経路とを重ね、これを表示部24に表示することにより経路案内を行うことができる。また、経路案内部213は、車載装置20の現在位置が、案内経路から逸脱した場合には、逸脱した地点から目的地までの案内経路を再設定(リルート)し、この再設定した案内経路を表示部24に表示することにより経路案内を行うことができる。
更に、この場合に、図示を省略したスピーカから経路案内用の音声を出力するようにしてもよい。また、道路の混雑状況の情報や天気の情報等を通信部23による通信により取得して、この取得した情報を経路案内処理に利用するようにしてもよい。例えば、通信部23を介してVICS(登録商標)(Vehicle Information Communication System)等から取得した道路状況(例えば、渋滞状況等)を経路案内処理に利用するようにしてもよい。
なお、目的地までの経路案内処理については、当業者によく知られているので、これ以上の詳細な説明は省略する。
<端末30が備える機能ブロック>
次に、端末30が備える機能ブロックについて図4のブロック図を参照して説明をする。
端末30は、例えば、端末30が内蔵するバッテリ(図示を省略する。)から電力の供給を受ける。
図4に示すように、端末30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、入力部35とを含んで構成される。
ここで、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、入力部35と、上述した施設装置10や車載装置20が含む同名の機能ブロックと、ハードウェアとして同等の機能を有しているので、重複する再度の説明は省略する。
ただし、端末30の記憶部32が記憶する情報と、上述した施設装置10の記憶部12や車載装置20の記憶部22が記憶する情報は相違する。また、端末30の制御部31が備える機能ブロックと、上述した施設装置10の制御部11や車載装置20の制御部21が備える機能ブロックは相違する。以下、これら端末30と、施設装置10及び車載装置20との相違点について詳細に説明をする。
記憶部32は、記憶部12と同様に、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェア等と呼ばれる制御用のプログラムや、所定機能を実行するためのプログラムが記憶される。また、記憶部32には、このプログラムが処理対象とする種々の情報が記憶される。
図中には、記憶部32が記憶する情報として、本実施形態に特に関する情報である、端末識別情報321を図示する。
端末識別情報321は、施設装置10の施設装置識別情報133や車載装置20の車載装置識別情報333と同等の情報であり、端末30を識別するための情報である。例えば、上述した施設装置識別情報133や車載装置識別情報333と同様に、端末30毎に割り当てられたMACアドレスを端末識別情報321とすることができる。
制御部31は、機能ブロックとして、所定機能実行部311を備える。
所定機能実行部311は、所定機能を実行する部分である。ここで、所定機能とは、上述したように、例えば、ウェブブラウジング、音声通話、画像データや音楽データの再生、及びゲーム等のアプリケーションの機能である。ここで、これら所定機能を実行するにおいて必要となる通信は、施設装置10や車載装置20等の中継装置との通信接続することにより行われる。
<判定装置40が備える機能ブロック>
次に、判定装置40が備える機能ブロックについて図4のブロック図を参照して説明をする。
図4に示すように、判定装置40は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、表示部44と、入力部45と、を含んで構成される。
ここで、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、表示部44と、入力部45と、上述した施設装置10や車載装置20が含む同名の機能ブロックと、ハードウェアとして同等の機能を有しているので、重複する再度の説明は省略する。
ただし、判定装置40の記憶部42が記憶する情報と、上述した施設装置10の記憶部12や車載装置20の記憶部22や端末30の記憶部32が記憶する情報は相違する。また、判定装置40の制御部41が備える機能ブロックと、上述した施設装置10の制御部11や車載装置20の制御部21や端末30の制御部31が備える機能ブロックは相違する。以下、これら判定装置40と、施設装置10、車載装置20、及び端末30との相違点について詳細に説明をする。
記憶部42は、記憶部12と同様に、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェア等と呼ばれる制御用のプログラムや、アクセス情報収集処理を実行するためのプログラムや、アクセス情報判定処理を実行するためのプログラムが記憶される。また、記憶部42には、このプログラムが処理対象とする種々の情報が記憶される。
図中には、記憶部42が記憶する情報として、本実施形態に特に関する情報である、施設側アクセス情報データベース421と、車両側アクセス情報データベース422とを図示する。
施設側アクセス情報データベース421は、アクセス情報収集処理において施設装置10から受信した施設側アクセス情報を蓄積したデータベースである。施設側アクセス情報データベース421に蓄積される施設側アクセス情報については、図6Aを参照して後述する。
車両側アクセス情報データベース422は、アクセス情報収集処理において車載装置20から受信した車両側アクセス情報を蓄積したデータベースである。車両側アクセス情報データベース422に蓄積される車両側アクセス情報については、図6Bを参照して後述する。
制御部41は、機能ブロックとして、アクセス情報蓄積部411、乗員判定部412、及び判定結果出力部413を備える。
アクセス情報蓄積部411は、記憶部42に記憶されている各データベースに情報を格納して蓄積することにより、各データベースを更新する部分である。
具体的に、アクセス情報蓄積部411は、アクセス情報収集処理において施設装置10から受信した施設側アクセス情報を、施設側アクセス情報データベース421に蓄積する。また、アクセス情報蓄積部411は、アクセス情報収集処理において車載装置20から受信した車両側アクセス情報を、車両側アクセス情報データベース422に蓄積する。
乗員判定部412は、アクセス情報判定処理において、施設側アクセス情報データベース421に蓄積された施設側アクセス情報と、車両側アクセス情報データベース422に蓄積された車両側アクセス情報とを比較することにより、車両2に乗車している各乗員の端末30同士が(すなわち、その端末30を利用する乗員同士が)所定の関連性を有するか否かを判定する。また、乗員判定部412は、判定結果を判定結果出力部413に対して出力する。
この乗員判定部412による判定方法については、図6A及び図6Bを参照して、施設側アクセス情報データベース421及び車両側アクセス情報データベース422の説明をした後に説明をする。
判定結果出力部413は、乗員判定部412にから入力された判定結果を出力する出力する部分である。
判定出力部414による出力は、例えば、表示部44に含まれるディスプレイへの表示により行われる。また、判定出力部414による出力は、これ以外にも、例えば、判定結果の記憶部42等への蓄積や、判定装置40以外の他の装置への送信により行われるようにしてもよい。
<各アクセス情報データベース>
次に、施設側アクセス情報データベース421及び車両側アクセス情報データベース422のデータ構造の一例について、それぞれ図6Aと図6Bを参照して説明する。
図6Aに示す、施設側アクセス情報データベース421は、端末30の施設装置10への接続(アクセス)それぞれを1つのレコードとしている。そして、各レコードにおける情報が、対応するカラムのフィールドに格納される。施設側アクセス情報データベース421を構成するカラムとしては、例えば、「施設装置識別情報」、「端末識別情報」、「アクセス開始時刻」、及び「アクセス終了時刻」を含む。
これらカラムそれぞれに格納される情報の具体的な内容について説明をする。
「施設装置識別情報」は、施設側アクセス情報の送信元である施設装置10を識別するための情報である。アクセス情報蓄積部411は、施設側アクセス情報に含まれる施設装置識別情報をフィールドに格納する。
「端末識別情報」は、施設側アクセス情報の送信元である施設装置10に通信接続した端末30を識別するための情報である。アクセス情報蓄積部411は、施設側アクセス情報に含まれる端末識別情報をフィールドに格納する。
「アクセス開始時刻」は、端末30が、施設側アクセス情報の送信元である施設装置10に通信接続を開始した時刻である。また、「アクセス終了時刻」は、端末30が、施設側アクセス情報の送信元である施設装置10への通信接続を終了した時刻である。アクセス情報蓄積部411は、施設側アクセス情報に含まれるアクセス開始時刻と、アクセス終了時刻をフィールドに格納する。
これらカラムそれぞれに格納される情報は、施設装置10が送信する施設側アクセス情報に含まれるものである。すなわち、施設装置10の施設側アクセス情報送信部112は、これらの情報が含まれるように施設側アクセス情報を生成し、生成した施設側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。
アクセス情報蓄積部411は、通信部43が受信した施設側アクセス情報を、対応する情報の属性のフィールドに格納することにより、施設側アクセス情報データベース421を構築及び更新する。
図6Bに示す、車両側アクセス情報データベース422は、端末30の車載装置20への接続(アクセス)それぞれを1つのレコードとしている。そして、各レコードにおける情報が、対応するカラムのフィールドに格納される。車両側アクセス情報データベース422を構成するカラムとしては、例えば、「車両施設装置識別情報」、「端末識別情報」、「アクセス開始時刻」、「アクセス終了時刻」、及び「訪問施設識別情報」を含む。
これらカラムそれぞれに格納される情報の具体的な内容について説明をする。
「車両装置識別情報」は、車両側アクセス情報の送信元である車載装置20を識別するための情報である。アクセス情報蓄積部411は、車両側アクセス情報に含まれる車両装置識別情報をフィールドに格納する。
「端末識別情報」は、車両側アクセス情報の送信元である車載装置20に通信接続した端末30を識別するための情報である。アクセス情報蓄積部411は、車両側アクセス情報に含まれる端末識別情報をフィールドに格納する。
「アクセス開始時刻」は、端末30が、車両側アクセス情報の送信元である車載装置20に通信接続を開始した時刻である。また、「アクセス終了時刻」は、端末30が、車両側アクセス情報の送信元である車載装置20への通信接続を終了した時刻である。アクセス情報蓄積部411は、車両側アクセス情報に含まれるアクセス開始時刻と、アクセス終了時刻をフィールドに格納する。
「訪問施設識別情報」は、ユーザが送信元である車載装置20が搭載された車両2にて訪問した施設を識別するための情報である。アクセス情報蓄積部411は、車両側アクセス情報に含まれる訪問施設の施設識別情報をフィールドに格納する。
これらカラムそれぞれに格納される情報は、車載装置20が送信する車両側アクセス情報に含まれるものである。すなわち、車載装置20の車両側アクセス情報送信部212は、これらの情報が含まれるように車両側アクセス情報を生成し、生成した車両側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。
アクセス情報蓄積部411は、通信部43が受信した施設側アクセス情報を、対応する情報の属性のフィールドに格納することにより、車両側アクセス情報データベース422を構築及び更新する。
<乗員判定部412による判定>
次に、上述した各データベースを利用した乗員判定部412による判定について説明をする。乗員判定部412は、アクセス情報判定処理において、施設側アクセス情報データベース421に蓄積された施設側アクセス情報と、車両側アクセス情報データベース422に蓄積された車両側アクセス情報とを比較することにより、車両2に乗車している各乗員の端末30同士が(すなわち、その端末30を利用する乗員同士が)所定の関連性を有するか否かを判定する。
そのために、乗員判定部412は、まず施設側アクセス情報データベース421の各レコードを参照し、同じ施設装置10に接続した端末30同士を、所定の関連性がある端末30同士であるとして紐付ける。これは、同じ施設装置10に接続したということは、各端末30のユーザは同じ施設1にて端末30を利用したということであるから、所定の関連性があるという考えに基づくものである。本実施形態では、施設1として家族が居住する住居を想定しているため、紐付けられた端末30は、同じ住居で使用された家族それぞれが利用した端末30であると推測できる。
次に、乗員判定部412は、車両側アクセス情報データベース422の各レコードを参照し、同じ車載装置20に同じ時間帯に接続した端末30同士を、同じ車両2に同乗したユーザの端末30同士として特定する。
そして、乗員判定部412は、特定した同じ車両2に同乗したユーザの端末30同士の組み合わせが、所定の関連性がある端末30同士であるとして紐付けた端末30同士の組み合わせと一致しているか否かを判定する。
ここで、一致していた場合には、同じ車両2に乗車した端末30(の各ユーザ)が所定の関連性があると判定される。本実施形態では、上述したように施設1として家族が居住する住居を想定しているため、同じ車両2に家族が同乗していると推定できる。この場合に、全て一致した場合には、全ての同乗者が家族であると推定できる。また、一部一致した場合には、一部の同乗者が家族であると推定できる。
一方で、一致していなかった場合には、同じ車両2に乗車した端末30(の各ユーザ)には所定の関連性がないと判定される。つまり、全ての同乗者が家族ではないと推定できる
乗員判定部412は、このようにして、同じ車両2に乗車した端末30(の各ユーザ)が所定の関連性があるか否かの判定を行うことができる。また、同じ車両2に乗車した端末30の数から乗員の人数を判定することもできる。
また、乗員判定部412は、この判定において、車両側アクセス情報データベース422の訪問施設識別情報に基づいて訪問施設を特定し、この特定した訪問施設と判定結果とを対応付けることもできる。これにより、各施設に訪れた車両2が、家族と推定されるユーザが同乗した車両2であるのか、家族ではないと推定されるユーザが同乗した車両2であるのかを示す判定結果とすることができる。
<本実施形態の動作>
次に、図7及び図8のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。ここで、図7は、アクセス情報収集処理時の動作を示すフローチャートである。一方で、図8は、アクセス情報判定処理時の動作を示すフローチャートである。
まず、施設装置10についてのアクセス情報収集処理時の動作について図7を参照して説明する。
ステップS11において、施設側アクセス情報送信部112は、施設側アクセス情報の送信を開始するか否かを判定する。例えば、何れかの端末30が、施設装置10に通信接続した場合に、施設側アクセス情報の送信が開始される。
何れかの端末30が、施設装置10に通信接続した場合は、ステップS11においてYesと判定され、処理はステップS12に進む。一方で、何れの端末30も、施設装置10に通信接続しない場合は、ステップS11においてNoと判定され、ステップS11の判定が繰り返される。
ステップS12において、施設側アクセス情報送信部112は、通信接続した端末30の端末識別情報を取得する。
ステップS13において、施設側アクセス情報送信部112は、ステップS12にて取得した端末識別情報等に基づいて施設側アクセス情報を生成し、生成した施設側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。
ステップS14において、施設側アクセス情報送信部112は、施設側アクセス情報の送信を終了するか否かを判定する。例えば、端末30が施設装置10への通信接続を終了した後に、施設側アクセス情報送信部112がアクセス終了時刻を含ませた施設側アクセス情報を送信した場合に、施設側アクセス情報の送信は終了する。
アクセス終了時刻を含ませた施設側アクセス情報を送信した場合は、ステップS14においてYesと判定され、処理はステップS15に進む。一方で、未だ端末30の通信接続が継続しており、アクセス終了時刻を含ませた施設側アクセス情報を送信していない場合は、ステップS14においてNoと判定され、再度ステップS12から処理が繰り返される。
ステップS15において、判定装置40のアクセス情報蓄積部411は、取得した施設側アクセス情報を施設側アクセス情報データベース421に蓄積することにより、施設側アクセス情報データベース421を更新する。
以上説明したアクセス情報収集処理により、施設側アクセス情報により施設側アクセス情報データベース421が更新される。
次に、車載装置20についてのアクセス情報収集処理時の動作について説明する。車載装置20についてのアクセス情報収集処理時の動作の説明は、図7を参照した上述の説明における、施設装置10を車載装置20に置き換え、施設側アクセス情報送信部112を車両側アクセス情報送信部212に置き換え、施設側アクセス情報を車両側アクセス情報に置き換え、施設側アクセス情報データベース421を車両側アクセス情報データベース422に置き換えればよい。従って重複する説明を省略する。
次に、図8のフローチャートを参照して、アクセス情報判定処理時の動作について説明をする。
ステップS21において、乗員判定部412は、アクセス情報蓄積部411により、施設側アクセス情報データベース421又は車両側アクセス情報データベース422が更新されたか否かを判定する。何れかのデータベースが更新された場合には、ステップS21においてYesと判定され、処理はステップS22に進む。一方で、何れのデータベースも更新されない場合には、ステップS21においてNoと判定され、ステップS21の判定が繰り返される。
ステップS22において、乗員判定部412は、施設側アクセス情報データベース421から施設側アクセス情報を取得する。
ステップS23において、乗員判定部412は、車両側アクセス情報データベース422から車両側アクセス情報を取得する。なお、フローチャートに図示する便宜上、乗員判定部412が、ステップS22を行ってからステップS23を行うとしているが、ステップS23を行ってからステップS22を行うようにしてもよく、ステップS22とステップS23を平行して行うようにしてもよい。
ステップS24において、乗員判定部412は、ステップS22にて取得した施設側アクセス情報と、ステップS23にて取得した車両側アクセス情報とを比較することにより判定を行う。
ステップS25において、判定結果出力部413は、ステップS24における判定結果を出力する。
以上説明したアクセス情報判定処理により、車両2に乗車している各乗員の端末30同士が(すなわち、その端末30を利用する乗員同士が)所定の関連性を有するか否かの判定結果が出力される。すなわち、<乗員判定部412による判定>との欄で上述したような判定結果が出力される。つまり、本実施形態によれば、移動体の乗員に関する判定を、より詳細に行うことができる。
また、判定装置40のユーザは、判定装置40による判定結果を様々な用途に活用することができる。例えば、判定装置40のユーザは、判定装置40による、乗員の人数や乗員の属性に関する判定結果を、飲食店等の商業施設や博物館等に対して行う、マーケティングのコンサルサービスに利用することができる。
例えば、上述したように、訪問施設を対応付けた判定結果とすることにより、何れの施設に、どのような属性の、何人のユーザが訪れたかを分析することができる。また、アクセス終了時刻等に基づいて、施設に訪問した時間帯を分析するようなこともできる。
更に、本実施形態では、端末30を利用するユーザによる所定のサイトへの会員登録等を要することなく、接続情報に基づいて判定を行うことができる。つまり、本実施形態では、ユーザの手間を省いた上で判定を行うことができる。
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
[第1変形例]
上述した実施形態では、乗員判定部412は、車両側アクセス情報に基づいて特定した同じ車両2に同乗したユーザの端末30同士の組み合わせが、施設側アクセス情報に基づいて特定した所定の関連性がある端末30同士であるとして紐付けた端末30同士の組み合わせと一致しているか否かに基づいて判定をしていた。
この判定において、更に、同じ施設装置10に接続した回数や、累積時間も考慮して判定を行うようにしてもよい。例えば、同じ施設装置10に接続した回数が多い端末30同士は、より関連性が高いと考えられる。すなわち、接続した回数が多い端末30のユーザ同士は家族である可能性が高いと推定できる。同様に、同じ施設装置10に接続した累積時間が長い端末30同士は、より関連性が高いと考えられる。すなわち、接続した累積時間が長い端末30のユーザ同士は家族である可能性が高いと推定できる。
そこで、乗員判定部412は、これら接続回数や累積時間に基づいて、関連性の高さの度合いを決定し、この度合いを判定結果に含ませるようにしてもよい。また、他にも、乗員判定部412は、関連性の高さの度合いがある程度高い場合にのみ、関連性がある端末30同士であるという判定を行うようにしてもよい。
[第2変形例]
上述した第1変形例と同様に、乗員判定部412は、判定の方法を変形するようにしてもよい。例えば、乗員判定部412は、施設側アクセス情報に含まれるアクセス開始時刻やアクセス終了時刻に基づいて各端末30が施設装置10に通信接続した時刻や時間帯を分析する。そして、分析結果に基づいて、各端末30のユーザが誰であるのか等を推定する。例えば、施設1が小売店や飲食点である場合に、顧客の来店を受け入れている営業時間帯に通信接続をしている端末30のユーザは顧客であると推定できる。一方で、顧客の来店を受け入れている営業時間外に通信接続をしている端末30のユーザは、店舗の運営準備等を行う従業員であると推定できる。
[第3変形例]
上述した実施形態では、施設側アクセス情報送信部112や、車両側アクセス情報送信部212は、各端末30の通信接続それぞれについてアクセス情報を生成して、判定装置40に送信していた。これを変形して、同時刻に同時に通信接続している端末30全てについてアクセス情報を生成して、判定装置40に対して送信するようにしてもよい。例えば、同時刻に同時に通信接続している端末30全ての端末識別情報の一覧をアクセス情報に含ませて、判定装置40に対して送信するようにしてもよい。
[第4変形例]
上述した実施形態では、施設装置10をルータ等の汎用の中継装置により実現することを想定していた。これに限らず、例えば、テザリング機能を備えており中継機器として動作する所定の端末30によって、施設装置10を実現するようにしてもよい。
この場合、この所定の端末30は、この所定の端末を中継機器として通信網50に通信接続した他の端末30から端末識別情報を取得する。また、この所定の端末30は、取得した端末識別情報等に基づいて施設側アクセス情報を生成する。そして、この所定の端末30は、生成した施設側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。これにより上述した実施形態と同様の処理を実現することができる。
本変形例は、このテザリング機能を備えた所定の端末30を中継機器として通信網50に通信接続した他の端末30のユーザは、テザリング機能を備えた端末30のユーザと所定の関連性を有するユーザ同士(例えば、家族同士)であると推定される、という考えに基づくものである。
[第5変形例]
上述した実施形態では、施設装置10は、施設装置10自身に通信接続した端末30から、その端末30自身の端末識別情報を取得して、施設側アクセス情報を生成していた。これに限らず、施設装置10が、更に他の端末30の端末識別情報を取得して、施設側アクセス情報を生成するようにしてもよい。
この場合、上述した第4変形例と同様に、テザリング機能を備えており中継機器として動作する所定の端末30を利用する。
本変形例において、この所定の端末30は、この所定の端末を中継機器として通信網50に通信接続した他の端末30から端末識別情報を取得する。また、この所定の端末30は、他の端末30から取得した端末識別情報を記憶しておく。
そして、この所定の端末30が施設装置10に通信接続した場合に、施設装置10は、この所定の端末30から、所定の端末30自身の端末識別情報と、所定の端末30が記憶している他の端末30から取得した端末識別情報の双方を取得する。また、施設装置10は、取得した各端末識別情報等に基づいて施設側アクセス情報を生成し、生成した施設側アクセス情報を判定装置40に対して送信する。これにより、より多くの端末識別情報を取得して、施設側アクセス情報を生成することができる。
本変形例も、上述の第4の変形例と同様に、このテザリング機能を備えた所定の端末30を中継機器として通信網50に通信接続した他の端末30のユーザは、テザリング機能を備えた端末30のユーザと所定の関連性を有するユーザ同士(例えば、家族同士)であると推定される、という考えに基づくものである。
[第6変形例]
上述した実施形態の機能的構成を変形するようにしてもよい。つまり、図2、図3、図4及び図5の機能的構成は例示に過ぎず、本実施形態の機能的構成を限定するものではない。すなわち、本発明の情報判定機能に関する一連の処理を全体として実行できる機能が各機器に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2、図3、図4及び図5の例に限定されない。
また、これら機能的構成を実現するための装置についても、上述した実施形態での説明は例示に過ぎない。例えば、上述の実施形態では、判定装置40を1つのサーバ装置等により実現すると説明したが、判定装置40の各機能を、適宜複数のサーバ装置に分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、判定装置40の各機能を実現してもよい。
また、例えば、車載装置20による通信を中継する機能は省略して、端末30と車載装置20とが直接通信を行う場合に、端末識別情報を取得するようにしてもよい。
更に、判定装置40が備えるとして説明した表示部44及び入力部45は、判定装置40の他の部分を実現する装置とは、別体の装置により実現されてもよい。例えば、制御部41、記憶部42及び通信部43を実現する装置と、表示部44及び入力部45を実現する装置とを別体とし、通信網50を介して両装置が通信を行うような構成としてもよい。
<ハードウェア及びソフトウェアについて>
なお、上記のナビゲーションシステムに含まれる各機器のそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記のナビゲーションシステムに含まれる各機器のそれぞれが協働することにより行なわれるナビゲーション方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
S 乗車属性判定システム
1 施設
2 車両
10 施設装置
20 車載装置
30 端末
40 判定装置
50 通信網
11、21、31、41 制御部
111 施設側中継部
112 施設側アクセス情報送信部
211 車両側中継部
212 車両側アクセス情報送信部
213 経路案内部
311 所定機能実行部
411 アクセス情報蓄積部
412 乗員判定部
413 判定結果出力部
12、22、32、42 記憶部
121、221 通信設定情報
122 施設装置識別情報
222 車載装置識別情報
223 地図情報
321 端末識別情報
421 施設側アクセス情報データベース
422 車両側アクセス情報データベース
13、23、33、43 通信部
14、24、34、44 表示部
15、25、35、45 入力部
26 センサ部

Claims (8)

  1. 施設におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む施設側接続情報を取得する第1取得部と、
    移動体におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む移動体側接続情報を取得する第2取得部と、
    前記施設側接続情報が含む前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む前記固有情報とを比較することにより、前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士であるか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 前記判定部は、前記施設側接続情報が含む複数の端末についての複数の前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む複数の端末についての複数の前記固有情報とが同一である場合に、前記所定の関連性を有する端末同士であると判定することを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記判定部は、
    前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した回数を特定し、該接続した回数にも基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の判定装置。
  4. 前記判定部は、
    前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した累積時間を特定し、該接続した累積時間にも基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の判定装置。
  5. 前記判定部は、
    前記施設側接続情報に基づいて、端末それぞれが前記施設におけるネットワークに接続した時刻を特定し、該接続した時刻にも基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の判定装置。
  6. 前記施設は、家族が居住する住居であり、
    前記判定部は、前記前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士である場合に、前記移動体に家族が乗車していると推定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の判定装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の判定装置と、施設装置とを備えた判定システムであって、
    前記施設装置は、
    前記施設におけるネットワークに接続した端末による通信を中継する中継部と、
    前記中継において取得した端末それぞれの固有情報に基づいて前記施設側接続情報を生成し、該生成した施設側接続情報を前記判定装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする判定システム。
  8. コンピュータが行う判定方法であって、
    施設におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む施設側接続情報を取得する第1取得ステップと、
    移動体におけるネットワークに接続した端末それぞれの固有情報を含む移動体側接続情報を取得する第2取得ステップと、
    前記施設側接続情報が含む前記固有情報と、前記移動体側接続情報が含む前記固有情報とを比較することにより、前記移動体におけるネットワークに接続した各端末が、所定の関連性を有する端末同士であるか否かを判定する判定ステップと、
    を備えることを特徴とする判定方法。
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