JP6661945B2 - 現像カートリッジおよびドラムカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、現像カートリッジおよびドラムカートリッジに関する。
従来、ドラムカートリッジに装着可能な現像カートリッジが知られている。ドラムカートリッジは、例えば、感光ドラムを有するカートリッジである(例えば、下記特許文献1参照。)。
現像カートリッジは、現像カートリッジの側面にリブを有する。そして、現像カートリッジがドラムカートリッジに装着されると、リブは、ドラムカートリッジに設けられている揺動アームによって押圧される。これにより、現像カートリッジの現像ローラは、ドラムカートリッジの感光体ドラムに押圧される。
特開2013−50493号公報
従来の現像カートリッジでは、現像カートリッジの側面に、カップリング、アイドルギア、および、アジテータギアが設けられる。このため、従来技術の位置よりも現像ローラに近い位置に、リブなどの突起を配置しようとする場合、上述したいずれかのギアと当たり、ギアの回転が妨げられるおそれがある。
そこで、本開示の目的は、リブ等の突起が現像ローラに近い位置に配置された場合であっても、現像カートリッジの側面のギアが回転可能な現像カートリッジ、および、そのような現像カートリッジを装着可能なドラムカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の現像カートリッジは、トナーを収容可能な筐体と、第1方向に延びる現像ローラと、現像ローラに接続され、かつ、現像ローラとともに回転可能な現像ローラギアであって、筐体の外面に位置する現像ローラギアと、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、外面に位置するカップリングであって、現像ローラギアと噛み合い、かつ、カップリングとともに回転可能なカップリングギアを備えるカップリングと、カップリングギアに噛み合い、かつ、第1方向に延びる第2軸について回転可能な第1アイドルギアであって、筐体の外面に位置する第1アイドルギアと、第1アイドルギアとともに第2軸について回転可能であり、外面に位置し、かつ、第1アイドルギアよりも外面から離れて位置する第2アイドルギアであって、第2アイドルギアの径は、第1アイドルギアの径よりも小さく、外面に位置する第2アイドルギアと、第1方向に延びるアジテータと、アジテータに接続され、かつ、第1方向に延びる第3軸についてアジテータとともに回転可能なアジテータギアであって、外面に位置し、かつ、第2アイドルギアに噛み合うアジテータギアと、第1方向に延びる第1突部であって、第1軸と第3軸とを結ぶ方向において第1軸と第3軸との間に位置し、かつ、外面に位置する第1突部であって、現像ローラギアの歯先円と、カップリングギアの歯先円と、第1アイドルギアの歯先円と、第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する第1突部と、第1方向に延び、外面に位置する第2突部であって、第1突部に対して現像ローラとは反対側に位置する第2突部であって、現像ローラギアの歯先円と、カップリングギアの歯先円と、第1アイドルギアの歯先円と、第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する第2突部とを備える。アジテータギアは、第1方向において、第1突部および第2突部から間隔を空けて離れている。
このような構成によれば、第1突部が現像ローラの近い位置(具体的には、第1軸と第3軸との間)に配置され、第2突部が第1突部に対して現像ローラとは反対側に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよびアジテータギアを回転させることができる。
(2)本発明の現像カートリッジは、現像カートリッジと対応する特定の仕様を有するドラムカートリッジに装着されたときに、第1突部が、特定の仕様を有するドラムカートリッジの押圧部材から、特定の仕様を有するドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて第1の押圧力を受けてもよい。
(3)本発明の現像カートリッジは、特定の仕様と異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着されたときに、第1突部が、異なる仕様を有するドラムカートリッジの押圧部材から異なる仕様を有するドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力を受けるか、または、押圧力を受けなくてもよい。
(4)本発明の現像カートリッジは、特定の仕様を有するドラムカートリッジに装着されるときに、第2突部が、特定の仕様を有するドラムカートリッジに当接しなくてもよい。
(5)本発明の現像カートリッジは、異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着されるときに、第2突部が、異なる仕様を有するドラムカートリッジに当接して異なる仕様を有するドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着を規制してもよい。
(6)本発明のドラムカートリッジは、第1方向に延びる感光ドラムと、第1端部と、第1端部に対して、第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てる第2端部とを備え、第1端部に感光ドラムが位置し、かつ、現像カートリッジを装着可能なフレームと、第2方向において感光ドラムと第2端部との間に位置し、現像カートリッジの第1突部を感光ドラムに向けて押圧可能な押圧部材と、第2方向において押圧部材と第2端部との間に位置する1以上の突部とを備える。
(7)本発明のドラムカートリッジは、ドラムカートリッジと対応する特定の仕様を有する現像カートリッジが装着されたときに、押圧部材が、特定の仕様を有する現像カートリッジの第1突部を、感光ドラムへ向けて第1の押圧力で押圧してもよい。
(8)本発明のドラムカートリッジは、特定の仕様と異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されたときに、押圧部材が、異なる仕様を有する現像カートリッジの第1突部を感光ドラムへ向けて第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力で押圧するか、または、押圧しなくてもよい。
(9)本発明のドラムカートリッジは、特定の仕様を有する現像カートリッジが装着されるときに、1以上の突部が、特定の仕様を有する現像カートリッジの第2突部に当接しなくてもよい。
(10)本発明のドラムカートリッジは、異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されるときに、1以上の突部のいずれかが、異なる仕様を有する現像カートリッジの第2突部に当接して異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されることを規制してもよい。
(11)本発明のドラムカートリッジは、第1方向に延びる感光ドラムと、第1端部と、第1端部に対して、第1方向と異なる第2方向に間隔を隔てる第2端部とを備え、第1端部に感光ドラムが位置し、かつ、現像カートリッジを装着可能なフレームと、第2方向において感光ドラムと第2端部との間に位置し、現像カートリッジの第1突部を感光ドラムに向けて押圧可能な押圧部材とを備える。押圧部材は、ドラムカートリッジに、ドラムカートリッジと対応する特定の仕様を有する現像カートリッジが装着されたときに、特定の仕様を有する現像カートリッジの第1突部を、感光ドラムへ向けて、第1の押圧力で押圧し、ドラムカートリッジに、特定の仕様と異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されるときに、異なる仕様を有する現像カートリッジの第1突部を感光ドラムへ向けて、第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力で押圧するか、または、押圧しない。
本発明の現像カートリッジでは、第1突部が現像ローラの近い位置に配置され、第2突部が第1突部に対して現像ローラとは反対側に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよびアジテータギアを回転させることができる。
また、本発明のドラムカートリッジでは、第1突部および第2突部を有する現像カートリッジを適正に装着できる。
図1は、第1の仕様の現像カートリッジの斜視図である。なお、図1では、ギアカバーを省略している。 図2は、図1に示す現像カートリッジの分解斜視図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジの断面図であって、アジテータギアを通る断面図である。 図4は、図3に示す現像カートリッジのA−A断面図である。 図5は、図4に示す現像カートリッジの第1方向における一方の端部の斜視図である。 図6は、第1の仕様のドラムカートリッジの斜視図である。 図7は、第1の仕様の現像カートリッジが、第1の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図8は、第2の仕様の現像カートリッジが、第2の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図9は、第3の仕様の現像カートリッジが、第3の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図10は、第4の仕様の現像カートリッジが、第4の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図11は、第5の仕様の現像カートリッジが、第5の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図12は、第6の仕様の現像カートリッジが、第6の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。 図13は、第1の仕様の現像カートリッジが、第2の仕様のドラムカートリッジに挿入された状態を示す断面図である。 図14は、第1の仕様の現像カートリッジが、第4の仕様のドラムカートリッジに挿入された状態を示す断面図である。 図15は、第4の仕様の現像カートリッジが、第1の仕様のドラムカートリッジに装着された状態を示す断面図である。
1.現像カートリッジ1A
図1を参照して、第1の仕様の現像カートリッジ1Aを説明する。
図1に示すように、現像カートリッジ1Aは、筐体2と、現像ローラ3と、現像ローラ3の表面に担持されるトナーの厚みを規制するための層厚規制ブレード6と、現像ローラ3のシャフト3Bを回転可能に支持するための軸受け7と、ギア列8とを備える。
なお、以下の説明において、現像ローラ3が延びる方向が、第1方向である。また、第1方向において、ギア列8が設けられる側が、第1方向の一方であり、ギア列8が設けられる側と反対側が、第1方向の他方である。
筐体2は、第1方向に延びる。筐体2は、内部に、トナーを収容可能に構成される。筐体2は、中空の角筒形状を有する。筐体2は、第1方向の一方に位置する外面2Aと、第1方向の他方に位置する外面2Bとを備える。
1.1 現像ローラ3
現像ローラ3は、第1方向に延びる。現像ローラ3は、ローラ3Aと、シャフト3Bとを備える。
ローラ3Aは、第1方向に延びる。ローラ3Aは、円筒形状を有する。ローラ3Aは、例えば、導電性を有するゴムからなる。ローラ3Aは、第1方向において、筐体2の外面2Aと外面2Bとの間に位置する。ローラ3Aの周面の一部は、筐体2の外側に露出している。
シャフト3Bは、第1方向に延びる。シャフト3Bは、円柱形状を有する。シャフト3Bは、金属からなる。シャフト3Bは、第1方向において、ローラ3Aよりも長い。シャフト3Bは、第1方向において、ローラ3Aを貫通する。また、シャフト3Bは、第1方向において、外面2Aを貫通する。外面2Aを貫通したシャフト3Bの端部3Cは、外面2Aよりも外側に位置する。外面2Aを貫通したシャフト3Bの端部3Cは、外面2Aに取り付けられる軸受け7に、回転可能に支持される。これにより、現像ローラ3は、シャフト3Bの中心軸線A4について、回転可能である。
1.2 供給ローラ
現像カートリッジ1Aは、筐体2内において、現像ローラ3にトナーを供給するための供給ローラをさらに備える。供給ローラは、供給ローラとともに回転可能なシャフト4を備える。
シャフト4は、第1方向に延びる。シャフト4は、円柱形状を有する。シャフト3Bは、金属からなる。シャフト4は、第1方向において、外面2Aを貫通する。外面2Aを貫通したシャフト4は、外面2Aよりも外側に位置する。外面2Aを貫通したシャフト4は、外面2Aに取り付けられる軸受け7に、回転可能に支持される。これにより、供給ローラは、シャフト4の中心軸線について、回転可能である。
1.3 アジテータ5
現像カートリッジ1Aは、後述する図4に示すように、アジテータ5をさらに備える。アジテータ5は、筐体2の内部に設けられる。アジテータ5は、第1方向に延びる。アジテータ5は、シャフト5Aと、筐体2内のトナーを攪拌するための羽根5Bとを備える。
シャフト5Aは、第1方向に延びる。シャフト5Aは、円柱形状を有する。シャフト5Aは、第1方向において、筐体2の外面2Aを貫通する。外面2Aを貫通したシャフト5Aの端部5Cは、筐体2の外側に位置する。アジテータ5は、シャフト5Aの中心軸線について回転可能である。シャフト5Aの中心軸線は、第3軸A3である。
1.4 ギア列8
図1に示すように、ギア列8は、第1方向において、筐体2の一方に位置する。具体的には、ギア列8は、筐体2の外面2Aに位置する。
2.ギア列8の詳細
図2および図3を参照して、ギア列8の詳細について説明する。
ギア列8は、カップリング11と、現像ローラギア12と、供給ローラのシャフト4とともに回転可能であり、カップリングギア11Bに噛み合う供給ローラギア13と、アイドルギア14と、アジテータギア15とを備える。
2.1 カップリング11
カップリング11は、第1方向において、外面2Aの一方に位置する。カップリング11は、第1方向において、外面2Aに対して、外面2Bの反対側に位置する。カップリング11は、円柱形状を有する。カップリング11は、第1方向に延びる。カップリング11は、軸受け7に設けられるシャフト16に取り付けられる。なお、シャフト16は、第1方向と直交する方向において、現像ローラ3のシャフト3Bと、アイドルギア14が取り付けられるシャフト17との間に位置する。シャフト16は、第1方向において、軸受け7の一方の面から一方に延びる。シャフト16は、円筒形状である。カップリング11は、シャフト16の中心軸線について回転可能である。シャフト16の中心軸線は、第1軸A1である。第1軸A1は、第1方向に延びる。カップリング11は、シャフト16に取り付けられることにより、軸受け7を介して、筐体2の外面2Aに位置する。カップリング11は、継手11Aと、カップリングギア11Bとを備える。
2.1.1 継手11A
継手11Aは、現像カートリッジ1Aの外部から駆動力を受けるための構成である。継手11Aは、第1方向において、カップリング11の一方の端部に位置する。継手11Aは、第1方向において、カップリングギア11Bに対して、外面2Aの反対側に位置する。継手11Aは、第1方向において、カップリング11の一方の端部から他方へ窪む空間11Cを有する。言い換えると、空間11Cは、第1方向において、カップリング11の外面から内側へ窪む。空間11Cは、第1方向に見て円形状を有する。また、継手11Aは、空間11C内において、2つの当接部11Dを有している。2つの当接部11Dは、空間11Cの径方向において、互いに間隔を隔てて位置する。2つの当接部11Dは、例えば、後述する画像形成装置が継手11Aに駆動を入力する駆動入力部を備える場合、画像形成装置の駆動入力部に係合可能である。2つの当接部11Dは、画像形成装置の駆動入力部に係合することにより、画像形成装置の駆動入力部から駆動力を受けることが可能となる。2つの当接部11Dが、画像形成装置の駆動入力部に係合し、駆動力を受けることにより、カップリング11は、第1軸A1について回転する。
2.1.2 カップリングギア11B
カップリングギア11Bは、第1方向において、外面2Aと継手11Aとの間に位置する。カップリングギア11Bは、第1方向において、継手11Aの他方に位置する。カップリングギア11Bは、継手11Aと一体的に構成される。これにより、カップリングギア11Bは、カップリング11とともに回転可能である。カップリングギア11Bは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、カップリングギア11Bの周面に設けられる。
2.2 現像ローラギア12
現像ローラギア12は、第1方向において、外面2Aの一方に位置する。現像ローラギア12は、第1方向において、外面2Aに対して、外面2Bの反対側に位置する。現像ローラギア12は、第1方向において、軸受け7の一方に位置する。現像ローラギア12は、第1方向において、軸受け7に対して、外面2Aの反対側に位置する。現像ローラギア12は、カップリング11のカップリングギア11Bと噛み合う。現像ローラギア12は、円板形状を有する。現像ローラギア12は、第1方向に厚みを有する。現像ローラギア12は、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、現像ローラギア12の周面に設けられる。現像ローラギア12は、現像ローラギア12の径方向における中央に、貫通穴12Aを有する。軸受け6を貫通した現像ローラ3のシャフト3Bの端部3Cが貫通穴12Aに挿入されることにより、現像ローラギア12は、現像ローラ3のシャフト3Bの端部3Cに取り付けられる。これにより、現像ローラギア12は、現像ローラ3のシャフト3Bに接続される。現像ローラギア12は、現像ローラ3のシャフト3Bの端部3Cを介して、筐体2の外面2Aに位置する。シャフト3Bの端部3Cは、第1方向に見てD形状を有する。言い換えると、シャフト3Bの端部3Cは、第1方向に見て円弧形状である円弧面3Dと、第1方向に見て直線形状である平面3Eとを有する。円弧面3Dおよび平面3Eは、第1方向に延びる。貫通穴12Aは、第1方向に見て、D形状を有する。言い換えると、貫通穴12Aの内面は、第1方向に見て円弧形状である円弧面12Bと、第1方向に見て直線形状である平面12Cとを有する。貫通穴12Aの円弧面12Bは、現像ローラ3のシャフト3Bの円弧面3Dと向かい合う。貫通穴12Aの平面12Cは、現像ローラ3のシャフト3Bの平面3Eと向かい合う。これにより、現像ローラギア12は、現像ローラ3のシャフト3Bとともに回転可能となる。
2.3 アイドルギア14
アイドルギア14は、第1方向において、外面2Aの一方に位置する。アイドルギア14は、第1方向において、外面2Aに対して、外面2Bの反対側に位置する。アイドルギア14は、外面2Aに設けられるシャフト17に取り付けられる。シャフト17は、第1方向と直交する方向において、カップリング11が取付られるシャフト16に対して、現像ローラ3のシャフト3Bの反対側に位置する。シャフト17は、外面2Aから外方に延びる。シャフト17は、円筒形状である。アイドルギア14は、シャフト17の中心軸線について回転可能である。シャフト17の中心軸線は、第2軸A2である。第2軸A2は、第1方向に延びる。アイドルギア14は、シャフト17に取り付けられることにより、筐体2の外面2Aに位置する。アイドルギア14は、第1アイドルギア14Aと、第2アイドルギア14Bとを備える。
2.3.1 第1アイドルギア14A
第1アイドルギア14Aは、第1方向において、外面2Aと第2アイドルギア14Bとの間に位置する。第1アイドルギア14Aは、円板形状を有する。第1アイドルギア14Aは、第1方向に厚みを有する。第1アイドルギア14Aは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第1アイドルギア14Aの周面に設けられる。第1アイドルギア14Aは、カップリング11のカップリングギア11Bと噛み合う。
2.3.2 第2アイドルギア14B
第2アイドルギア14Bは、第1方向において、第1アイドルギア14Aに対して外面2Aの反対側に位置する。すなわち、第2アイドルギア14Bは、第1方向において、第1アイドルギア14Aよりも外面2Aから離れている。第2アイドルギア14Bは、第1方向において、第1アイドルギア14Aの外面から外側へ延びる。第2アイドルギア14Bは、円筒形状を有する。第2アイドルギア14Bは、第1アイドルギア14Aの径よりも小さな径を有する。第2アイドルギア14Bは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第2アイドルギア14Bの周面に設けられる。第2アイドルギア14Bは、第1アイドルギア14Aと一体的に構成される。これにより、第2アイドルギア14Bは、第1アイドルギア14Aとともに外面2Aに位置し、第1アイドルギア14Aとともに第2軸A2について回転可能である。
2.3 アジテータギア15
アジテータギア15は、第1方向において、外面2Aの一方に位置する。アジテータギア15は、第1方向において、外面2Aに対して、外面2Bの反対側に位置する。アジテータギア15は、アジテータ5のシャフト5Aの端部5Cに取り付けられる。アジテータギア15は、円筒部15Aと、ギア部15Bとを有する。
2.3.1 円筒部15A
円筒部15Aは、第1方向において、外面2Aとギア部15Bとの間に位置する。円筒部15Aは、第1方向に延びる。円筒部15Aは、貫通穴15Cを有する。貫通穴15Cは、円筒部15Aの径方向における中央に位置する。貫通穴15Cは、円筒部15Aを第1方向に貫通する。アジテータ5のシャフト5Aの端部5Cが貫通穴15Cに挿入されることにより、アジテータギア15は、アジテータ5のシャフト5Aの端部5Cに取り付けられる。アジテータギア15は、アジテータ5のシャフト5Aの端部5Cを介して、筐体2の外面2Aに位置する。シャフト5Aの端部5Cは、第1方向に見てD形状を有する。言い換えると、シャフト5Aの端部5Cは、第1方向に見て円弧形状である円弧面5Dと、第1方向に見て直線形状である平面5Eとを有する。円弧面5Dおよび平面5Eは、第1方向に延びる。貫通穴15Cは、第1方向に見てD形状を有する。言い換えると、貫通穴15Cの内面は、第1方向に見て円弧形状である円弧面15Dと、第1方向に見て直線形状である平面15Eとを有する。貫通穴15Cの円弧面15Dは、アジテータ5のシャフト5Aの円弧面5Dと向かい合う。貫通穴15Cの平面15Eは、アジテータ5のシャフト5Aの平面5Eと向かい合う。これにより、アジテータギア15は、アジテータ5のシャフト5Aに接続され、アジテータ5のシャフト5Aとともに回転可能となる。
2.3.2 ギア部15B
ギア部15Bは、第1方向において、円筒部15Aに対して外面2Aの反対側に位置する。ギア部15Bは、円板形状を有する。ギア部15Bは、第1方向に厚みを有する。ギア部15Bは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、ギア部15Bの周面に設けられる。ギア部15Bは、円筒部15Aの径よりも大きな径を有する。ギア部15Bは、円筒部15Aと一体的に構成される。これにより、ギア部15Bは、円筒部15Aとともに回転可能である。ギア部15Bは、アイドルギア14の第2アイドルギア14Bと噛み合う。
3. 第1突部20Aおよび第2突部21A
筐体2は、図2および図3に示すように、第1突部20Aと、第2突部21Aとをさらに備える。
3.1 第1突部20Aの位置
図3および図4を参照して、第1突部20Aの位置について説明する。
第1突部20Aは、外面2Aに位置する。第1突部20Aは、第1方向に延びる。第1突部20Aは、現像ローラ3の中心軸線A4と第3軸A3とを結ぶ仮想線Lに対して、シャフト17の反対側に位置する。第1突部20Aは、第1軸A1と第3軸A3とを結ぶ方向において、第1軸A1と第3軸A3との間に位置する。第1突部20Aは、第1方向に見て、現像ローラギア12の歯先円C1と、カップリングギア11Bの歯先円C2と、第1アイドルギア14Aの歯先円C3と、第2アイドルギア14Bの歯先円C4との外側に位置する。第1突部20Aの少なくとも一部は、第1方向に見て、アジテータギア15のギア部15Bの歯先円C5の内側に位置する。
また、第1突部20Aは、第1方向において、外面2Aと、アジテータギア15のギア部15Bとの間に位置する。言い換えると、アジテータギア15のギア部15Bは、第1方向において、第1突部20Aよりも外面2Aから離れている。すなわち、アジテータギア15のギア部15Bは、第1方向において、第1突部20Aから間隔を空けて離れて位置する。これにより、第1突部20Aは、第1方向に見てアジテータギア15のギア部15Bの歯先円C5の内側に位置していたとしても、アジテータギア15のギア部15Bの回転を妨げない。
なお、第1突部20Aは、第1方向において、外面2Bにも設けられる。外面2Bの第1突部20Aは、第1方向において、外面2Bから一方へ延びる。外面2Bの第1突部20Aの少なくとも一部は、第1方向に見て、外面2Aの第1突部20Aの少なくとも一部と一致する。
3.2 第1突部20Aの形状
図3を参照して、第1突部20Aの位置について説明する。
第1突部20Aは、第1方向に見てU字形状を有する。第1突部20Aは、第1突部20Aから現像ローラ3へ向かう方向への押圧力を受けることが可能な形状である。具体的には、第1突部20Aは、第1突部20Aから現像ローラ3へ向かう方向への押圧力を受けるための面22を有する。面22は、湾曲面である。面22は、後述するドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Aが接触することにより、押圧部材35Aから感光ドラム32へ向けての押圧力を受ける。
なお、外面2Bの第1突部20Aも、外面2Aの第1突部20Aと同様に、後述するドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Bからの押圧力を受けることが可能な形状であり、後述するドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Bからの押圧力を受けるための面22を有する。
3.3 第2突部21Aの位置
図3を参照して、第1突部20Aの位置について説明する。
第2突部21Aは、第1突部20Aに対して、現像ローラ3の反対側に位置する。第2突部21Aは、外面2Aに位置する。第2突部21Aは、第1方向に延びる。第2突部21Aは、第1方向に見て、現像ローラギア12の歯先円C1と、カップリングギア11Bの歯先円C2と、第1アイドルギア14Aの歯先円C3と、第2アイドルギア14Bの歯先円C4との外側に位置する。第2突部21Aの少なくとも一部は、第1方向に見て、アジテータギア15のギア部15Bの歯先円C5の内側に位置する。
3.4 第2突部21Aの形状
図5を参照して、第2突部21Aの形状について説明する。
第2突部21Aは、角柱形状を有する。第2突部21Aは、第1方向において、第1突部20Aよりも短い。すなわち、第1方向において、第2突部21Aの一方の端部は、第1突部20Aの一方の端部よりも、外面2Aの近くに位置する。これにより、第2突部21Aは、第1方向において、アジテータギア15のギア部15Bに対して、ギア部15Bと第1突部20Aとの間隔よりも大きな間隔を空けて、離れて位置する。すなわち、アジテータギア15のギア部15Bは、第1方向において、第2突部21Aから間隔を空けて離れて位置する。
この現像カートリッジ1Aによれば、図3に示すように、第1突部20Aは、第1軸A1と第3軸A3との間において外面2Aに位置し、現像ローラギア12の歯先円C1と、カップリングギア11Bの歯先円C2と、第1アイドルギア14Aの歯先円C3と、第2アイドルギア14Bの歯先円C4との外側に位置する。また、第2突部21Aは、第1突部20Aに対して現像ローラ3とは反対側において、外面2Aに位置し、現像ローラギア12の歯先円C1と、カップリングギア11Bの歯先円C2と、第1アイドルギア14Aの歯先円C3と、第2アイドルギア14Bの歯先円C4との外側に位置する。
そして、図4に示すように、アジテータギア15のギア部15Bは、第1方向において、第1突部20Aおよび第2突部21Aから間隔を空けて離れている。
そのため、第1突部20Aが現像ローラ3に近い位置(具体的には、第1軸A1と第3軸A3との間)に配置され、第2突部21Aが第1突部20Aに対して現像ローラ3とは反対側に配置された場合であっても、カップリング11、アイドルギア14およびアジテータギア15を回転させることができる。
4.ドラムカートリッジ30A
以下、図6を参照して、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aの構成について説明する。
4.1 ドラムカートリッジ30Aの概略
図6に示すように、ドラムカートリッジ30Aは、フレーム31と、第1方向に延びる円筒形状の感光ドラム32とを備える。
フレーム31は、現像カートリッジ1Aを装着可能に構成されている。フレーム31は、矩形のトレイ形状を有する。フレーム31は、第1方向と異なる第2方向において、第1端部E1と、第2端部E2とを有する。具体的には、フレーム31は、第1方向と直交する第2方向において、第1端部E1と、第2端部E2とを有する。なお、第2方向は、後述する支持壁37の、感光ドラム32側の面37Aに直交する方向である。面37Aは、第1方向に延びる。また、第2方向において、第1端部E1が位置する側が、第2方向の一方であり、第2端部E2が位置する側が、第2方向の他方である。第1端部E1と第2端部E2とは、第2方向において、間隔を隔てている。フレーム31は、第1端部E1において、感光ドラム32を支持する。すなわち、感光ドラム32は、第1端部E1に位置する。フレーム31は、壁31Aと、壁31Bと、壁31Cとを備える。壁31Aは、現像カートリッジ1Aが装着されたときに、第1方向において現像カートリッジ1Aの外面2Aに向かい合う。壁31Bは、現像カートリッジ1Aが装着されたときに、第1方向において現像カートリッジ1Aの外面2Bに向かい合う。壁31Cは、壁31Aと壁31Bとの間を第1方向に延びる。
4.2 押圧部材35Aおよび押圧部材35B
図6に示すように、ドラムカートリッジ30Aは、押圧部材35Aと押圧部材35Bとをさらに備える。
押圧部材35Aは、第1方向において、壁31Cの一方の端部に位置する。押圧部材35Aは、第1方向において、壁31Aよりも壁31Bに近い位置である。押圧部材35Aは、第2方向において、感光ドラム32と第2端部E2との間に位置する。押圧部材35Aは、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着されたときに、現像カートリッジ1Aの外面2Aと、ドラムカートリッジ30Aの壁31Aとの間に位置する。図6および図7に示すように、押圧部材35Aは、支持壁37と、押圧壁38Aと、圧縮ばね39とを有する。
支持壁37は、第2方向において、感光ドラム32と第2端部E2との間に位置する。支持壁37は、板形状を有する。支持壁37は、壁31Aと壁31Cとに連続する。これにより、支持壁37は、壁31Aと壁31Cとに固定される。
押圧壁38Aは、第2方向において、支持壁37と感光ドラム32との間に位置する。押圧壁38Aは、第2方向において、支持壁37よりも感光ドラム32の近くに位置する。押圧壁38Aは、第2方向において、支持壁37に対して間隔を隔てる。押圧壁38Aは、板形状を有する。押圧壁38Aは、第1方向に延びる。
圧縮ばね39は、支持壁37と押圧壁38Aとの間に位置する。圧縮ばね39は、第2方向に延びる。第2方向において、圧縮ばね39の一方の端部は、押圧壁38Aに固定される。また、第2方向において、圧縮ばね39の他方の端部は、支持壁37に固定される。なお、第2方向において、圧縮ばね39の一方の端部は、押圧壁38Aに接触されていればよい。また、第2方向において、圧縮ばね39の他方の端部は、支持壁37に接触されていればよい。現像カートリッジ1Aが、ドラムカートリッジ30Aに対して装着された状態で、圧縮ばね39は、支持壁37と押圧壁38Aとの間で、第2方向に圧縮される。これにより、押圧部材35Aは、押圧壁38Aによって、現像カートリッジ1Aの第1突部20Aを感光ドラム32へ向けて押圧する。
押圧部材35Bは、第1方向において、壁31Cの他方の端部に位置する。押圧部材35Bは、第1方向において、壁31Bよりも壁31Aに近い位置である。押圧部材35Bは、第2方向において、押圧部材35Aと同じ位置に位置する。押圧部材35Bは、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着されたときに、現像カートリッジ1Aの外面2Bと、ドラムカートリッジ30Aの壁31Bとの間に位置する。押圧部材35Bは、押圧部材35Aと同様の構造である。
4.3 突部36A、突部36B、突部36Cおよび壁40
図6および図7に示すように、ドラムカートリッジ30Aは、突部36Aと、突部36Bと、突部36Cと、壁40と、凹部41とをさらに備える。
突部36A、突部36B、および、突部36Cのそれぞれは、第2方向において、押圧部材35Aと第2端部E2との間に位置する。突部36A、突部36B、および、突部36Cのそれぞれは、第2方向において、押圧部材35Aに対して、感光ドラム32の反対側に位置する。
突部36Aは、第2方向において、突部36Bおよび突部36Cよりも支持壁37の近くに位置する。突部36Aは、板形状を有する。突部36Aは、第1方向に延びる。突部36Aの、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向における長さは、突部36Bの第3方向における長さ、および、突部36Cの第3方向における長さよりも短い。
突部36Bは、第2方向において、突部36Aに対して支持壁37の反対側に位置する。突部36Bは、板形状を有する。突部36Bは、第1方向に延びる。
突部36Cは、第2方向において、突部36Bに対して突部36Aの反対側に位置する。突部36Cは、板形状を有する。突部36Cは、第1方向に延びる。
壁40は、第1方向において、突部36Bおよび突部36Cに対して、壁31Aの反対側に位置する。壁40は、第2方向に延びる。壁40は、第2方向において、突部36Bと突部36Cとの間を閉じる。
凹部41は、第2方向において、支持壁37と突部36Bとの間に位置する。凹部41は、第2方向において、支持壁37と壁40との間に位置する。凹部41は、第3方向において、壁31Cへ向かって凹む。
6.ドラムカートリッジ30Aに対する現像カートリッジ1Aの装着状態
図7に示すように、現像カートリッジ1Aは、ドラムカートリッジ30Aに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Aと、ドラムカートリッジ30Aとは、互いに、第1の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。なお、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに適正に装着されるとは、ドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Aおよび押圧部材35Bから、現像カートリッジ1Aの第1突部20Aに対して、後述する第1の押圧力が加わることをいう。また、現像カートリッジ1Aは、ドラムカートリッジ30Aと一体的に、画像形成装置に装着可能である。
現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに対して装着された状態で、現像ローラ3の表面は、感光ドラム32の表面に接触可能となる。
現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに対して装着された状態で、第1突部20Aは、第2方向において、押圧部材35Aよりも現像ローラ3の近くに位置する。第2方向において、現像ローラ3の中心軸線A4と、第1突部20Aの他方の端部との距離D1は、例えば、49.6mm〜50.0mmであり、具体的には、49.8mmである。なお、距離D1は、49.3mm〜50.3mmであってもよい。また、距離D1は、40.0mm〜60.0mmであってもよい。押圧部材35Aの押圧壁38は、第1突部20Aの面22に接触する。第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、押圧壁38との距離D2は、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着された後において、例えば、73.9mm〜74.5mmであり、具体的には、74.2mmである。なお、距離D2は、73.7mm〜74.7mmであってもよい。また、距離D2は、70.0mm〜80.0mmであってもよい。また、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着されたときに、圧縮ばね39の縮み量は、例えば、1.3mm〜2.3mmであり、具体的には、1.8mmである。なお、縮み量は、1.0mm〜3.1mmであってもよい。また、縮み量は、0.6mm〜3.5mmであってもよい。また、第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、支持壁37との距離D3は、例えば、85.5mm〜85.9mmであり、具体的には、85.7mmである。なお、距離D3は、85.0mm〜86.4mmであってもよい。また、距離D3は、80.0mm〜90.0mmであってもよい。現像カートリッジ1Aをドラムカートリッジ30Aに装着したときの、押圧部材35Aの押圧力が、第1の押圧力である。すなわち、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着されたときに、第1突部20Aは、ドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Aから、感光ドラム32へ向けて第1の押圧力を受ける。言い換えると、ドラムカートリッジ30Aに現像カートリッジ1Aが装着されたときに、押圧部材35Aは、第1の仕様を有する現像カートリッジ1Aの第1突部20Aを、感光ドラム32へ向けて第1の押圧力で押圧する。
現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに対して装着された状態で、第2突部21Aは、凹部41内に位置する。具体的には、第2突部21Aは、第2方向において、押圧部材35Aの支持壁37と突部36Bとの間に位置する。第2突部21Aは、第2方向において、押圧部材35Aの支持壁37、および、突部36Bに対して、間隔を隔てて位置する。第2突部21Aは、第3方向において、突部36Aに対して、間隔を隔てて位置する。すなわち、現像カートリッジ1Aがドラムカートリッジ30Aに装着されるときに、第2突部21Aは、ドラムカートリッジ30Aに当接しない。言い換えると、ドラムカートリッジ30Aに現像カートリッジ1Aが装着されるときに、突部36A、突部36Bおよび突部36Cは、いずれも、現像カートリッジ1Aの第2突部21Aに当接しない。第2方向において、現像ローラ3の中心軸線A4と、第2突部21Aとの距離D4は、例えば、65.7mm〜66.1mmであり、具体的には、65.9mmである。なお、距離D4は、65.4mm〜67.4mmであってもよい。また、距離D4は、60.0mm〜70.0mmであってもよい。第2方向において、支持壁37と突部36Aとの距離D5は、例えば、3.7mm〜5.7mmであり、具体的には、4.7mmである。なお、距離D5は、例えば、3.2mm〜6.2mmであってもよい。また、距離D5は、例えば、2.5mm〜6.9mmであってもよい。第2方向において、支持壁37と突部36Bとの距離D6は、例えば、9.7mm〜11.7mmであり、具体的には、10.7mmである。なお、距離D6は、9.2mm〜12.2mmであってもよい。また、距離D6は、8.0mm〜13.4mmであってもよい。第2方向において、支持壁37と突部36Cとの距離D7は、例えば、15.7mm〜17.7mmであり、具体的には、16.7mmである。なお、距離D7は、15.2mm〜18.2mmであってもよい。また、距離D7は、13.0mm〜20.4mmであってもよい。
5.第2の仕様の現像カートリッジ1Bおよび第2の仕様のドラムカートリッジ30B
図8を参照して、第2の仕様の現像カートリッジ1Bおよび第2の仕様のドラムカートリッジ30Bについて説明する。なお、第2の仕様の現像カートリッジ1Bおよび第2の仕様のドラムカートリッジ30Bにおいて、第1の仕様の現像カートリッジ1Aおよび第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2の仕様の現像カートリッジ1Bでは、第2突部21Bは、第2方向において、第1の仕様の現像カートリッジ1Aの第2突部21Aよりも現像ローラ3から離れて位置する。第2の仕様の現像カートリッジ1Bの第2突部21Bは、後述する第2の仕様のドラムカートリッジ30Bの突部50Bに向かい合う位置に位置する。現像カートリッジ1Bでは、第2方向において、現像ローラ3の中心軸線A4と、第2突部21Bとの距離D8が、例えば、71.7mm〜72.1mmであり、具体的には、71.9mmである。なお、距離D8は、71.4mm〜72.6mmであってもよい。また、距離D8は、68.0mm〜76.0mmであってもよい。距離D8は、現像カートリッジ1Aの距離D4よりも長い。なお、第2突部21Bの位置以外の構造について、第2の仕様の現像カートリッジ1Bは、第1の仕様の現像カートリッジ1Aと同様の構造である。
第2の仕様のドラムカートリッジ30Bは、突部36A、突部36B、突部36C、壁40および凹部41の代わりに、突部50A、突部50B、突部50C、壁51および凹部52を備える以外、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の構造である。
突部50Aは、第2方向において、突部36Aと同じ位置に位置する。突部50Aの第3方向における長さは、突部36Aの第3方向における長さよりも長い。
突部50Bは、第2方向において、突部36Bと同じ位置に位置する。突部50Bの第3方向における長さは、突部36Bの第3方向における長さよりも短い。また、突部50Bの第3方向における長さは、突部50Aの第3方向における長さ、および、突部50Cの第3方向における長さよりも短い。
突部50Cは、突部36Cと同じ位置に位置し、同じ構造を有する。
壁51は、第2方向において、支持壁37と突部50Aとの間に位置する。壁51は、第2方向に延びる。壁51は、第2方向において、支持壁37と突部50Aとの間を閉じる。
凹部52は、第2方向において、突部50Aと突部50Cとの間に位置する。凹部52は、第2方向において、壁51と突部50Cとの間に位置する。凹部52は、第3方向において、壁31Cへ向かって凹む。
現像カートリッジ1Bは、ドラムカートリッジ30Bに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Bと、ドラムカートリッジ30Bとは、互いに、第2の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。
現像カートリッジ1Bがドラムカートリッジ30Bに装着された状態において、第2突部21Bは、第2方向において、突部50Aと突部50Cとの間に位置する。第2突部21Bは、第2方向において、突部50Aおよび突部50Cに対して、間隔を隔てて位置する。第2突部21Bは、第3方向において、突部50Bに対して、間隔を隔てて位置する。すなわち、第2突部21Bは、ドラムカートリッジ30Bに当接しない。
6.第3の仕様の現像カートリッジ1Cおよび第3の仕様のドラムカートリッジ30C
図9を参照して、第3の仕様の現像カートリッジ1Cおよび第3の仕様のドラムカートリッジ30Cについて説明する。なお、第3の仕様の現像カートリッジ1Cおよび第3の仕様のドラムカートリッジ30Cにおいて、第1の仕様の現像カートリッジ1Aおよび第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第3の仕様の現像カートリッジ1Cでは、第2突部21Cは、第2方向において、第2の仕様の現像カートリッジ1Bの第2突部21Bよりも他方に位置する。第3の仕様の現像カートリッジ1Cの第2突部21Cは、後述する第3の仕様のドラムカートリッジ30Cの突部60Cに向かい合う位置に位置する。現像カートリッジ1Cでは、第2方向において、現像ローラ3の中心軸線A4と、第2突部21Cとの距離D9が、例えば、77.7mm〜78.1mmであり、具体的には、77.9mmである。なお、距離D9は、77.4mm〜78.4mmであってもよい。また、距離D9は、75.5mm〜80.3mmであってもよい。距離D9は、上記した現像カートリッジ1Aの距離D4、および、上記した現像カートリッジ1Bの距離D8よりも長い。なお、第2突部21Cの位置以外の構造について、第3の仕様の現像カートリッジ1Cは、第1の仕様の現像カートリッジ1Aと同様の構造である。
第3の仕様のドラムカートリッジ30Cは、突部36A、突部36B、突部36C、壁40および凹部41の代わりに、突部60A、突部60B、突部60C、壁61および凹部62を備える以外、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の構造である。
突部60Aは、第2方向において、突部36Aと同じ位置に位置する。突部60Aの第3方向における長さは、突部36Aの第3方向における長さよりも長い。
突部60Bは、突部36Bと同じ位置に位置し、同じ構造を有する。
突部60Cは、第2方向において、突部36Cと同じ位置に位置する。突部60Cの第3方向における長さは、突部36Cの第3方向における長さよりも短い。また、突部60Cの第3方向における長さは、突部60Aの第3方向における長さ、および、突部60Bの第3方向における長さよりも短い。
壁61は、第2方向において、支持壁37と突部60Bとの間に位置する。壁61は、第2方向に延びる。壁61は、第2方向において、支持壁37と突部60Aとの間、および、突部60Aと突部60Bとの間を閉じる。
凹部62は、第2方向において、突部60Bに対して、支持壁37の反対側に位置する。凹部62は、第2方向において、壁61に対して、支持壁37の反対側に位置する。凹部62は、第3方向において、壁31Cへ向かって凹む。
現像カートリッジ1Cは、ドラムカートリッジ30Cに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Cと、ドラムカートリッジ30Cとは、互いに、第3の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。
現像カートリッジ1Cがドラムカートリッジ30Cに装着された状態において、第2突部21Cは、第2方向において、突部60Bよりも感光ドラム32から離れて位置する。第2突部21Cは、第2方向において、突部60Bに対して、間隔を隔てて位置する。第2突部21Cは、第3方向において、突部60Cに対して、間隔を隔てて位置する。第2突部21Cは、ドラムカートリッジ30Cに当接しない。
7.第4の仕様の現像カートリッジ1Dおよび第4の仕様のドラムカートリッジ30D
図10を参照して、第4の仕様の現像カートリッジ1Dおよび第4の仕様のドラムカートリッジ30Dについて説明する。なお、第4の仕様の現像カートリッジ1Dおよび第4の仕様のドラムカートリッジ30Dにおいて、第1の仕様の現像カートリッジ1Aおよび第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第4の仕様の現像カートリッジ1Dでは、第1突部20Dは、第2方向において、第1の仕様の現像カートリッジ1Aの第1突部20Aよりも感光ドラム32の近くに位置する。現像カートリッジ1Dでは、第2方向において、現像ローラ3の中心軸線A4と、第1突部20Dの他方の端部との距離D10が、例えば、45.6mm〜46.0mmであり、具体的には、45.8mmである。なお、距離D10は、45.3mm〜46.3mmであってもよい。また、距離D10は、40.0mm〜50.0mmであってもよい。距離D10は、現像カートリッジ1Aの距離D1よりも短い。なお、第1突部20Aの位置以外の構造について、第4の仕様の現像カートリッジ1Dは、第1の仕様の現像カートリッジ1Aと同様の構造である。
第4の仕様のドラムカートリッジ30Dでは、押圧壁38Dは、第2方向において、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aの押圧壁38Aよりも感光ドラム32の近くに位置する。ドラムカートリッジ30Dでは、第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、押圧壁38Dとの距離D11が、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Dに装着された後において、例えば、69.9mm〜70.5mmであり、具体的には、70.2mmである。なお、距離D11は、69.7mm〜70.7mmであってもよい。また、距離D11は、64.9mm〜75.5mmであってもよい。距離D11は、現像カートリッジ1Aの距離D2よりも短い。なお、押圧壁38Dの位置以外の構造において、第4の仕様のドラムカートリッジ30Dは、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の構造である。なお、ドラムカートリッジ30Dでは、第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、押圧壁38Dとの距離が、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Dに装着される前において、例えば、68.0mm〜68.8mmであり、具体的には、68.4mmである。なお、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Dに装着される前において、第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、押圧壁38Dとの距離は、67.0mm〜69.8mmであっても良い。また、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Dに装着される前において、第2方向において、感光ドラム32の中心軸線と、押圧壁38Dとの距離は、64.0mm〜72.8mmであっても良い。
現像カートリッジ1Dは、ドラムカートリッジ30Dに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Dと、ドラムカートリッジ30Dとは、互いに、第4の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。
なお、第4の仕様のドラムカートリッジ30Dでは、圧縮ばね39は、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aの圧縮ばね39と同じである。第4の仕様のドラムカートリッジ30Dでは、押圧壁38Dと圧縮ばね39との間に、スペーサ221が設けられている。これにより、第4の仕様のドラムカートリッジ30Dでは、押圧部材35Aおよび押圧部材35Bは、第1の仕様のドラムカートリッジ30Aの押圧部材35Aおよび押圧部材35Bと同じ第1の押圧力で、現像カートリッジ1Dの第1突部20Dを感光ドラム32へ向けて押圧する。
8.第5の仕様の現像カートリッジ1Eおよび第5の仕様のドラムカートリッジ30E
図11を参照して、第5の仕様の現像カートリッジ1Eおよび第5の仕様のドラムカートリッジ30Eについて説明する。なお、第5の仕様の現像カートリッジ1Eおよび第5の仕様のドラムカートリッジ30Eにおいて、第1の仕様の現像カートリッジ1Aおよび第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第5の仕様の現像カートリッジ1Eは、第2の仕様の現像カートリッジ1Bと同じ第2突部21Bを備える以外、第4の仕様の現像カートリッジ1Dと同様の構造である。
第5の仕様のドラムカートリッジ30Eは、第2の仕様のドラムカートリッジ30Bと同じ突部50A、突部50B、突部50C、壁51および凹部52を備える以外、第4の仕様のドラムカートリッジ30Dと同様の構造である。
現像カートリッジ1Eは、ドラムカートリッジ30Eに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Eと、ドラムカートリッジ30Eとは、互いに、第5の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。
9.第6の仕様の現像カートリッジ1Fおよび第6の仕様のドラムカートリッジ30F
図12を参照して、第6の仕様の現像カートリッジ1Fおよび第6の仕様のドラムカートリッジ30Fについて説明する。なお、第6の仕様の現像カートリッジ1Fおよび第6の仕様のドラムカートリッジ30Fにおいて、第1の仕様の現像カートリッジ1Aおよび第1の仕様のドラムカートリッジ30Aと同様の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第6の仕様の現像カートリッジ1Fは、第3の仕様の現像カートリッジ1Cと同じ第2突部21Cを備える以外、第4の仕様の現像カートリッジ1Dと同様の構造である。
第6の仕様のドラムカートリッジ30Fは、第3の仕様のドラムカートリッジ30Cと同じ突部60A、突部60B、突部60C、壁61および凹部62を備える以外、第4の仕様のドラムカートリッジ30Dと同様の構造である。
現像カートリッジ1Fは、ドラムカートリッジ30Fに適正に装着可能である。現像カートリッジ1Fと、ドラムカートリッジ30Fとは、互いに、第6の仕様、すなわち、対応する特定の仕様を有する。
10.現像カートリッジとドラムカートリッジとの互換性
次いで、図13〜図15を参照して、現像カートリッジ1Aから1Fとドラムカートリッジ30Aから30Fとの互換性について説明する。
上記したように、現像カートリッジ1Aから1Fは、それぞれ、対応する特定の仕様を有するドラムカートリッジに対して、適正に装着可能である。言い換えると、ドラムカートリッジ30Aから30Fには、それぞれ、対応する特定の仕様を有する現像カートリッジが装着可能である。
対して、現像カートリッジ1Aから1Fは、対応する特定の仕様とは異なる仕様を有するドラムカートリッジに対して、装着できないか、または、装着できても、第1突部20Aまたは20Dが、第1の押圧力を受けない。言い換えると、ドラムカートリッジ30Aから30Fには、異なる仕様を有する現像カートリッジが、装着できないか、または、装着できても、押圧部材35Aおよび押圧部材35Bが、第1突部20Aまたは20Dを第1の押圧力で押圧しない。
10.1 ドラムカートリッジ30Bに対する現像カートリッジ1Aの装着
現像カートリッジ1Aから1Cが、ドラムカートリッジ30Aから30Cのうちの異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着される場合、第2突部21Aが、異なる仕様を有するドラムカートリッジの突部と当接する。これにより、異なる仕様を有するドラムカートリッジに対する現像カートリッジ1Aから1Cの装着が規制される。
言い換えると、ドラムカートリッジ30Aから30Cに、現像カートリッジ1Aから1Cのうちの異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されるときには、突部36Aから36C、50Aから50C、または、60Aから60Cのいずれかは、異なる仕様を有する現像カートリッジの第2突部に当接して、異なる仕様を有する現像カートリッジが装着されることを規制する。
なお、現像カートリッジ1Dから1Fが、ドラムカートリッジ30Dから30Fのうちの異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着される場合も同様である。
図13に示すように、現像カートリッジ1Aが、異なる仕様を有するドラムカートリッジ30Bに装着された場合、現像カートリッジ1Aの第2突部21Aは、ドラムカートリッジ30Bの突部36Aに当接する。これにより、ドラムカートリッジ30Bに対する現像カートリッジ1Aの装着が規制される。つまり、現像カートリッジ1Aは、ドラムカートリッジ30Bに装着できない。
また、第1突部20Aは、第3方向において、押圧部材35Aに対してずれて位置する。そのため、第1突部20Aは、第1の押圧力を受けない。
10.2 ドラムカートリッジ30Dに対する現像カートリッジ1Aの装着
現像カートリッジ1Aから1Cがドラムカートリッジ30Dから30Fに装着される場合、第2突部21Aから21Cは、面22と異なる部分で、ドラムカートリッジ30Dから30Fの押圧壁38Dに当接する。これにより、ドラムカートリッジ30Dから30Fに対する現像カートリッジ1Aから1Cの装着が規制される。
図14に示すように、現像カートリッジ1Aが、異なる仕様を有するドラムカートリッジ30Dに装着された場合、現像カートリッジ1Aの第1突部20Aは、面22と異なる部分で、ドラムカートリッジ30Dの押圧壁38Dに当接する。これにより、ドラムカートリッジ30Dに対する現像カートリッジ1Aの装着が規制される。つまり、現像カートリッジ1Aは、ドラムカートリッジ30Dに装着できない。
また、第1突部20Aは、第3方向において、押圧壁38Dに対してずれて位置する。そのため、第1突部20Aは、第1の押圧力を受けない。
10.3 ドラムカートリッジ30Aに対する現像カートリッジ1Dの装着
図15に示すように、現像カートリッジ1Dが異なる仕様を有するドラムカートリッジ30Aに装着された場合、現像カートリッジ1Aの第1突部20Aは、第2方向において、ドラムカートリッジ30Dの押圧壁38Dに対して間隔を隔てて位置する。そのため、第1突部20Aは、第1の押圧力を受けない。
なお、現像カートリッジ1Eがドラムカートリッジ30Bに装着される場合、および、現像カートリッジ1Fがドラムカートリッジ30Cに装着される場合も同様である。
11.作用効果
現像カートリッジ1Aから1Fおよびドラムカートリッジ30Aから30Fによれば、現像カートリッジ1Aから1Fが異なる仕様を有するドラムカートリッジに対して装着される場合、現像カートリッジ1Aから1Fがドラムカートリッジに対して装着できないか、または、装着できても、第1突部20Aまたは20Dが、第1の押圧力を受けない。
具体的には、図13に示すように、現像カートリッジ1Aの第2突部21Aが、ドラムカートリッジ30Bの突部50Aに当接することにより、現像カートリッジ1Aのドラムカートリッジ30Bに対する装着が規制される。
また、図14に示すように、現像カートリッジ1Aの第1突部20Aが、面22と異なる部分で、ドラムカートリッジ30Dの押圧壁38Dに当接することにより、現像カートリッジ1Aのドラムカートリッジ30Dに対する装着が規制される。
また、図15に示すように、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Aに装着された状態で、第1突部20Aと押圧壁38Dとが当接せず、第1突部20Aが、第1の押圧力を受けない。
これにより、使用者は、現像カートリッジの仕様とドラムカートリッジの仕様とが対応していないことに気付くことができる。
その結果、現像カートリッジを、対応する仕様を有するドラムカートリッジに、適正に装着できる。
12.変形例
(1)上記した実施形態では、第1突部20Aまたは20Dは、外面2Aから延びているが、これに限定されるものではない。例えば、第1突部20Aまたは20Dは、外面2Aに、別部材として取り付けられてもよい。また、別部材を介して、第1突部20Aまたは20Dは、外面2Aに取り付けられてもよい。第1突部20Aまたは20Dは、外面2Aに対して固定されていればよい。
また、同様に、第2突部21Aから21Cも、外面2Aに、別部材として取り付けられてもよい。また、別部材を介して、第2突部21Aから21Cは、外面2Aに取り付けられてもよい。第2突部21Aから21Cは、外面2Aに対して固定されていればよい。
(2)上記した実施形態では、ドラムカートリッジ30Aから30Fは、突部36Aから36C、50Aから50C、または、60Aから60Cを有しているが、突部の個数は、3つに限定されず、現像カートリッジおよびドラムカートリッジの仕様の数に応じて設定できる。例えば、2つでもよいし、4つでもよい。
(3)上記した実施形態では、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Aに装着された場合に、現像カートリッジ1Dの第1突部20Dがドラムカートリッジ30Aの押圧壁38Aと当接しないように構成しているが、例えば、現像カートリッジ1Dの第1突部20Dが、ドラムカートリッジ30Aの押圧壁38Aに当接し、第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力を受けるように構成してもよい。
具体的には、現像カートリッジ1Dの第1突部20Dがドラムカートリッジ30Aの押圧壁38Aに当接した状態で、圧縮ばね39の縮み量が、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Dに装着された場合と比べて小さくなるように構成する。
この場合、現像カートリッジ1Dがドラムカートリッジ30Aに装着されたときに、第1突部20Dは、押圧部材35Aから感光ドラム32へ向けて第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力を受ける。言い換えると、ドラムカートリッジ30Aに現像カートリッジ1Dが装着されたときに、押圧部材35Aは、現像カートリッジ1Dの第1突部20Dを感光ドラム32へ向けて第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力で押圧する。
1A〜1F 現像カートリッジ
2 筐体
2A 外面
3 現像ローラ
5 アジテータ
11 カップリング
11B カップリングギア
12 現像ローラギア
14 アイドルギア
14A 第1アイドルギア
14B 第2アイドルギア
15 アジテータギア
20A、20D 第1突部
21A〜21C 第2突部
30A〜30F ドラムカートリッジ
31 フレーム
32 感光ドラム
35A 押圧部材
35B 押圧部材
36A〜36C 突部
50A〜50C 突部
60A〜60C 突部
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
C1 歯先円
C2 歯先円
C3 歯先円
C4 歯先円
E1 第1端部
E2 第2端部

Claims (4)

  1. 現像カートリッジであって、
    トナーを収容可能な筐体と、
    第1方向に延びる現像ローラと、
    前記現像ローラに接続され、かつ、前記現像ローラとともに回転可能な現像ローラギアであって、前記筐体の外面に位置する現像ローラギアと、
    前記第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、前記外面に位置するカップリングであって、前記現像ローラギアと噛み合い、かつ、前記カップリングとともに回転可能なカップリングギアを備えるカップリングと、
    前記カップリングギアに噛み合い、かつ、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な第1アイドルギアであって、前記筐体の外面に位置する第1アイドルギアと、
    前記第1アイドルギアとともに前記第2軸について回転可能であり、前記外面に位置し、かつ、前記第1アイドルギアよりも前記外面から離れて位置する第2アイドルギアであって、第2アイドルギアの径は、前記第1アイドルギアの径よりも小さく、前記外面に位置する第2アイドルギアと、
    前記第1方向に延びるアジテータと、
    前記アジテータに接続され、かつ、前記第1方向に延びる第3軸について前記アジテータとともに回転可能なアジテータギアであって、前記外面に位置し、かつ、前記第2アイドルギアに噛み合うアジテータギアと、
    前記第1方向に延びる第1突部であって、前記第1軸と前記第3軸とを結ぶ方向において前記第1軸と前記第3軸との間に位置し、かつ、前記外面に位置する第1突部であって、前記現像ローラギアの歯先円と、前記カップリングギアの歯先円と、前記第1アイドルギアの歯先円と、前記第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する第1突部と
    前記第1方向に延び、前記外面に位置する第2突部であって、前記第1突部に対して前記現像ローラとは反対側に位置する第2突部であって、前記現像ローラギアの歯先円と、前記カップリングギアの歯先円と、前記第1アイドルギアの歯先円と、前記第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する第2突部と
    を備え、
    前記アジテータギアは、前記第1方向において、前記第1突部および前記第2突部から間隔を空けて離れており、
    前記現像カートリッジが、前記現像カートリッジと対応する特定の仕様を有するドラムカートリッジに装着されたときに、前記第1突部は、前記特定の仕様を有するドラムカートリッジの押圧部材から、前記特定の仕様を有するドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて第1の押圧力を受けることを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 前記現像カートリッジが、前記特定の仕様とは異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着されたときに、
    前記第1突部は、前記異なる仕様を有するドラムカートリッジの押圧部材から前記異なる仕様を有するドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて前記第1の押圧力よりも小さな第2の押圧力を受けるか、または、押圧力を受けないことを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記現像カートリッジが、前記特定の仕様を有するドラムカートリッジに装着されるときに、前記第2突部は、前記特定の仕様を有するドラムカートリッジに当接しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記現像カートリッジが、前記特定の仕様と異なる仕様を有するドラムカートリッジに装着されるときに、前記第2突部は、前記異なる仕様を有するドラムカートリッジに当接して前記異なる仕様を有するドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着を規制することを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
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