JP6660208B2 - 商品収容体 - Google Patents

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Description

本発明は、商品収容体に関する。
従来より、商品を、透明の樹脂材料で包装し、そのまま店頭に展示できる商品収容体(いわゆるブリスター容器)が用いられている。このような商品収容体には、紙などで形成された外装体が取り付けられ、この外装体に商品名や商品の説明などを記載し、商品の特徴などを記載していた。例えば、特許文献1には、板状に形成された一対の透明樹脂材料に、商品を収容するカップ状の収容部を形成するとともに、これら透明樹脂材料の間に、商品説明用の台紙を挟んだ商品収容体が開示されている。一方、特許文献2には、カップ状に形成された透明樹脂材料に商品を収容するとともに、この透明樹脂材料を接着剤で台紙の上に貼り付けた商品収容体が開示されている。
特開2002−12259号公報 特開2008−1390号公報
しかしながら、上記特許文献1の商品収容体は、透明樹脂材料全体が外部に露出し、見た目がよくないという問題がある。一方、特許文献2の商品収容体は、接着剤によって透明樹脂材料が台紙に貼り付けているため、不具合が見つかっても、一度組み付けてしまうと再生作業が困難になるという問題がある。本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、外観性状がよく、再生作業が簡易な、商品収容体を提供することを目的とする。
本発明に係る商品収容体は、商品と、前記商品を支持する支持体と、前記支持体に取り付けられる外装体と、を備え、前記支持体は、前記商品を収容するカップ状の収容部と、前記収容部の開口周縁に形成されたフランジ部と、前記フランジ部に連結可能な支持部と、前記フランジ部と支持部とを着脱自在に固定可能な固定手段と、を備え、前記外装体は、前面及び背面を有する板状に形成され、前記支持体の収容部が貫通する貫通孔が形成された、本体部と、前面及び背面を有する板状に形成され、前記本体部において少なくとも2箇所の異なる端部にそれぞれ接続されるとともに、前記本体部の背面側に配置される、カバー部と、を備え、前記支持体の収容部が、前記外装体の前記貫通孔を貫通した状態で、前記フランジ部が前記本体部とカバー部との間に配置されるとともに、前記カバー部の背面に前記支持部が配置されるように構成され、さらに、前記支持部と前記フランジ部とが、前記カバー部を貫通する前記固定手段により固定されるように構成されている。
この構成によれば、外装体の本体部に貫通孔を形成し、この貫通孔から商品が収容された収容部を露出させている。そして、収容部の開口周縁に連結されたフランジ部は、外装体の本体部とカバー部との間に配置している。そのため、フランジ部が外部に露出せず、見栄えをよくすることができる。
また、フランジ部を外装体の本体部とカバー部との間に配置し、フランジ部に接続された支持部をカバー部の背面に配置し、フランジ部と支持部とを、カバー部を貫通する固定手段によって着脱自在に固定しているため、この固定状態を解除すると、支持体と外装体とを簡単に分離することができる。そして、必要に応じて、再生作業を容易に行うことができる。
上記商品収容体において、カバー部の構成は、特には限定されないが、例えば、前記カバー部は、前記本体部の対向する端部にそれぞれ連結された第1部位と第2部位と、を備え、前記支持部と前記フランジ部とが、前記第1部位及び第2部位を貫通する前記固定手段により固定されるように構成されているものとすることができる。
上記各商品収容体においては、前記支持部と前記フランジ部とが、前記固定手段により固定された状態で、前記外装体の本体部とカバー部との間に、空間が形成されるように構成することができる。
この構成によれば、複数の商品収容体を積み重ねたときに、空間が緩衝作用をなすため、商品収容体が損傷するのを防止することができる。また、この空間が上下方向に貫通していれば、商品収容体の上端に埃が溜まるのを防止することができる。すなわち、空間の上端部が開港しているため、埃はこの中に入り、下端部の開口から抜け出ていく。
上記各商品収容体においては、前記本体部及びカバー部の両方を貫通する吊り掛け穴を形成することができる。
この構成によれば、吊り掛け用のフックが2つの吊り掛け穴に通されるため、フックからの反力は、2つの吊り掛け穴に分散される。したがって、吊り掛け穴が変形したり、損傷するのを防止することができる。また、2つの吊り掛け穴は、平行に配置されているため、商品収容体をフックに対して傾斜せず、まっすぐに吊り下げることができる。したがって、吊り下げられた商品収容体を見やすくすることができる。
上記各商品収容体においては、前記支持体の支持部を、透明に形成し、前記カバー部に前記商品に関する表示が施され、当該表示は前記支持部を介して外部から視認可能とすることができる。これにより、カバー部に施した商品の表示を視認することができ、カバー部を有効に利用することができる。
上記各商品収容体においては、前記収容部に前記商品が収容された状態で、前記商品の一部が前記収容部の開口から前記カバー部側に突出するように構成することができる。
これにより、フランジ部を外装体の本体部とカバー部との間に配置したとき、収容部の開口から突出する商品の一部がカバー部に当接するため、商品が収容部の内壁面とカバー部との間で固定される。したがって、例えば、輸送時に商品が収容部内で動き、損傷するのを防止することができる。
上記各商品収容体においては、前記カバー部材から突出し、前記支持体及び前記外装体を起立させるための脚部がさらに設けることができる。これにより、前記支持体及び前記外装体を起立させることができる。
本発明に係る商品収容体によれば、外観性状がよく、使用後の再生作業が簡易である。
本発明に係る商品収容体の一実施形態を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の側面図である。 図1の平面図である。 図1の背面図である。 支持体の展開図である。 図5のA−A線断面図である。 外装体の展開図である。 商品収容体の組立を説明する背面図である。 商品収容体の組立を説明する断面図である。 商品収容体の組立を説明する背面図である。 商品収容体の組立を説明する背面図である。 外装体の他の例を示す正面図である。 外装体の他の例を示す正面図である。 外装体の他の例を示す正面図である。
以下、本発明に係る商品収容体の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1はこの商品収容体の斜視図、図2は図1の正面図、図3は図1の側面図、図4は図1の平面図、図5は図1の背面図である。
図1〜図5に示すように、この商品収容体は、商品1と、この商品1を支持する支持体2と、この支持体2に取付けられる外装体3と、を備えている。以下では、図3の左側を前、右側を後と称し、他の図面においてもこの方向を基準に説明を行う。以下、各部材について説明する。
<1.支持体>
図6は支持体の展開図、図7は図6のA−A線断面図である。図6及び図7に示すように、この支持体2は、透明の薄板状の樹脂材料で形成されており、商品1を収容するカップ状の収容部21と、この収容部21の開口周縁に連結されるフランジ部22と、このフランジ部22の下縁に連結される支持部23と、を備え、これらが一体的に形成されている。収容部21の開口は、正面視矩形状に形成されており、直方体状にフランジ部22から前方に向かって膨出している。そして、収容部21の内面には、商品1の表面形状に対応した凹凸が形成されており、これによって、商品1は、やや下側を向いて傾斜するように配置される。このとき、商品1の背面が収容部21の開口からやや突出するように、収容部21の深さが決められている。
フランジ部22は、矩形状の外形を有しており、その上下方向の中央よりやや上方に収容部21が形成されている。また、フランジ部22において、収容部21の周囲の4箇所、つまり収容部21の右上、右下、左上、及び左下には、後方に膨出する正面視十字型の固定凸部(固定手段)24a〜24dが形成されている。
そして、フランジ部22の下縁には、ヒンジ部25を介して、支持部23が連結されている。支持部23は、フランジ部22とほぼ同様の大きさの矩形状に形成されており、上端部には、前方へ膨出するカップ状の脚部231が形成されている。脚部231は、後述するように、外装体3を起立させるためのものであり、外形が直方体状に形成されている。また、脚部231の下方には、商品1のパーツを収容するための副収容部232を備えている。副収容部232は、脚部231と同じく、前方へ膨出する直方体状のカップ状に形成されている。但し、脚部231よりは前方への膨出高さが低くなっている。
また、ヒンジ部25を折り曲げて、支持部23を、フランジ部22の背面に当接させたとき、4つの固定凸部24a〜24dに対応する位置、つまり支持部23の右上、右下、左上、及び左下には、固定凹部26a〜26d(固定手段)が形成されている。4つの固定凹部26a〜26dは、前方に膨出する円筒状に形成されており、上記固定凸部24a〜24dの最大外径よりも小さい内径を有している。そのため、後述するように、支持部23をフランジ部22の背面に配置したときには、各固定凹部26a〜26dに、各固定凸部24a〜24dが嵌まり、支持部23をフランジ部22に固定できるようになっている。
<2.外装体>
次に、外装体3について説明する。図8は外装体を正面から見た展開図である。図8に示すように、外装体3は、紙などで形成されるものであり、矩形状の本体部31と、その右側縁に折り目321を介して連結される第1カバー部(第1部位)32と、本体部31の左側縁に折り目331を介して連結される第2カバー部(第2部位)33と、を備えている。
本体部31は、フランジ部22の高さ及び幅よりも大きい外形を有しており、中央付近には、矩形状の貫通孔311が形成されており、この貫通孔311には、上述した収容部21が嵌め込まれるようになっている。また、本体部31は、貫通孔311に収容部21を嵌め込み、フランジ部22を本体部31の背面に配置したときには、フランジ部22の下辺が本体部31の下辺と一致するような形状に形成されている。
第1カバー部32は、本体部31と同じ大きさに形成されており、折り目321を折り曲げて本体部31の背面に配置されるようになっている。また、第1カバー部32の右上、右下、左上、及び左下には、円形の貫通孔322a〜322dが形成されている。一方、第2カバー部33は、本体部31と縦の長さが同じであるが、幅は短く(概ね第1カバー部32の1/3以下)形成されている。そして、第2カバー部33の上部及び下部には、円形の貫通孔332a,332bが形成されている。第1カバー部32、折り目321で折り曲げて本体部31の背面に配置し、その後、第2カバー部33を折り目331で折り曲げ、第1カバー部32上に配置したときに、第2カバー部33の2つの貫通孔332a,332bは、第1カバー部32の右上、右下の貫通孔322a,322b(第1カバー部32を本体部31の背面に配置したときには、左上、左下に位置する)と一致するようになっている。なお、第1カバー部32の4つの貫通孔322a〜322dは、本体部31に支持体2の収容部21及びフランジ部22を取り付けた後、フランジ部22を覆うように、第1カバー部32を配置したときに、フランジ部22の固定凸部24a〜24dと対応する位置に形成されており、固定凸部24a〜24dが貫通するようになっている。
また、本体部31及び第1カバー部32の上端の中央付近には、吊り掛け穴313,323がそれぞれ形成されており、両吊り掛け穴313,323は、本体部31の背面に第1カバー部32を配置したときに、一致するようになっている。さらに、第1カバー部32には、商品1に関する説明表示324が施されている。但し、上述したように、第1カバー部32上に第2カバー部33を配置したときに、第2カバー部33に覆われない領域に、説明表示324が配置されている。
<3.商品収容体の組立>
次に、商品収容体の組立について、図9〜図12を参照しつつ説明する。まず、支持体2の収容部21に商品1を収容する。次に、図9及び図10に示すように、外装体3の本体部31の背面から、貫通孔311に収容部21を嵌め込むとともに、フランジ部22を本体部31の背面に当接する。このとき、支持体2の支持部23は、本体部31の下方に突出している。続いて、図11に示すように、折り目321を折り曲げて第1カバー部32により、フランジ部22の背面を覆う。このとき、フランジ部22の4つの固定凸部24a〜24dは、第1カバー部32の4つの貫通孔322a〜322dを貫通し、背面側に突出する。また、折り目321の折り曲げに伴って、本体部31は前方に向かって凸となるように湾曲し、第1カバー部32は後方に凸となるように湾曲する。これにより、本体部31と第1カバー部32との間に空間が形成される。これに続いて、図12に示すように、折り目331を折り曲げて第2カバー部33を第1カバー部32上に配置し、第1カバー部32の貫通孔322a,322bから突出するフランジ部22の左上及び左下の固定凸部24a,24bを、第2カバー部33の貫通孔332a,332bから突出させる。
最後に、支持体2の副収容部232にパーツを収容した後、支持体2のヒンジ部25を折り曲げて、支持部23を第1及び第2カバー32,33を覆うように配置する。これにより、図3及び図4に示すように、脚部231は、外装体3の下端部の背面から後方へと突出する。そして、第1カバー部32と第2カバー部33から突出する4つの固定凸部24a〜24dを、支持部23の固定凹部26a〜26dに嵌め込む。これにより、支持体2と外装体3とが一体的に固定される。また、固定凸部24a〜24dと固定凹部26a〜26dとの固定により、本体部31と第1カバー部32との間の空間が維持される。こうして、図1〜図5に示すような商品収容体の組立が完了する。そして、この商品収容体は、吊り掛け穴323,333を陳列棚のフックに引っ掛けて陳列したり、あるいは外装体3の下端部と、後方に延びる脚部231によって商品収容体を起立させて陳列することができる。
<4.特徴>
本実施形態に係る商品収容体は、次のような特徴がある。
<4−1>
外装体3の本体部31に貫通孔311を形成し、この貫通孔311から商品1が収容された収容部21を露出させている。そして、収容部21の開口周縁に連結されたフランジ部22は、外装体3の本体部31と第1カバー部32との間に配置している。そのため、フランジ部22が外部に露出せず、見栄えをよくすることができる。
<4−2>
上記のように、フランジ部22を外装体3の本体部31と第1及び第2カバー部32,33との間に配置し、フランジ部22に接続された支持部23を第1及び第2カバー部32,33の背面に配置し、フランジ部22と支持部23とを、第1及び第2カバー部32,33を貫通する固定凸部24a〜24d及び固定凹部26a〜26dによって着脱自在に固定しているため、この固定状態を解除すると、支持体2と外装体3とを簡単に分離することができる。特に、固定凸部24a〜24d及び固定凹部26a〜26dを接着剤を使わずに固定しているため、仮に不具合が見つかった場合にも容易に分解を行うことができ、その後の支持体2と外装体3との再生作業(再度の組み付け作業)も容易に行うことができる。
<4−3>
外装体3において、本体部31と第1カバー部32との間に空間が形成されているため、例えば、複数の商品収容体を積み重ねたとき、空間が緩衝作用をもたらし、商品収容体が破損するのを防止することができる。このような空間を形成するには、外装体3を、紙のような塑性変形する材料で形成することが好ましい。
<4−4>
図4に示すように、本体部31と第1カバー部32との間には上下方向に貫通する空間が形成されるため、例えば、この商品収容体を脚部231により起立された場合には、商品収容体の上部に埃が溜まるのを防止することができる。すなわち、埃は空間に入って、下方へと貫通するため、商品収容体に溜まらない。
<4−5>
吊り掛け穴323,333は、外装体3の本体部31と第1カバー部32の2つの部材に亘って形成されているため、フックに引っ掛けてもフックからの反力が分散され、吊り掛け穴323,333が変形したり、損傷するのを防止することができる。また、本体部31と第1カバー部32に形成される吊り掛け穴323,333は、平行に並ぶため、外装体3をフックに対して傾斜せずまっすぐに吊り下げることができる。
<4−6>
支持体2の支持部23が透明に形成されているため、外装体3の第1カバー部32を支持部23を介して視認することができる。そのため、第1カバー部32に施した説明表示324を読み取ることができる。
<4−7>
商品1の背面が収容部21の開口からやや突出するように、収容部21の深さが決められているため、フランジ部22を外装体3の本体部31と第1カバー部32との間に配置したとき、収容部21の開口から突出する商品1の一部が第1カバー部32に当接するため、商品1が収容部21の内壁面と第1カバー部32との間で固定される。そのため、例えば、輸送時に商品1が収容部21内で動き、損傷するのを防止することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
<5−1>
上記実施形態では、支持体2において、フランジ部22の下辺に支持部23を連結しているが、支持部23とフランジ部22との連結位置は、特に限定されない。例えば、フランジ部22の上辺に支持部23を連結してよい。また、支持部23をフランジ部22の左辺または右辺に連結することもできる。但し、この場合には、外装体3のカバー部32,33は、本体部31の上辺及び下辺に連結される。さらに、支持体をフランジ部から分離していてもよい。この場合、カバー部32,33は、本体部31の上辺及び下辺、または左辺及び右辺のいずれかに連結されていればよい。
<5−2>
上記実施形態では、第1カバー部32を本体部31と同じ大きさにし、第2カバー部33を第1カバー部32上に配置しているが、例えば、図13に示すように、第1及び第2カバー部32,33を概ね同じ大きさにし、両者が重ならないように配置することができる。また、上記実施形態や図13のように本体部31の対向する端部にカバー部32,33を設けるほか、例えば、図14に示すように、隣接する端部、つまり本体部31の上辺と右辺にそれぞれカバー部32,33を連結してもよい。これらの場合、支持体2のフランジ部22と支持部23とは、すべてのカバー部を貫通して固定される必要があるが、貫通孔は各カバー部に少なくとも1つあればよい。あるいは、図15に示すように、第1及び第2カバー部32,33を一体的に形成することもできる。すなわち、外装体3を筒状に形成することもできる。この場合には、フランジ部22と支持部23とを連結するための貫通孔は、、カバー部に1つだけでもよい。
<5−3>
上記実施形態では、支持体2のフランジ部22と支持部23とを固定する手段として固定凸部24a〜24d及び固定凹部26a〜26dを採用しているが、カバー部を貫通してフランジ部22と支持部23とを着脱自在に固定することができるのであれば、特には限定されない。
<5−4>
支持体2において、収容部21の数は特には限定されず、2以上あってもよい。また、脚部231や副収容部232は必ずしも設けなくてもよい。支持体2を構成する材料は特には限定されないが、変形可能な樹脂材料などが好ましく、また、商品を外部から視認できるのであれば、収容部21は半透明であってもよく、あるいはフランジ部22や支持部23を不透明にすることもできる。
<5−5>
外装体3において、本体部31とカバー部32,33との間の隙間は必ずしも形成されていなくてもよい。外装体3を構成する材料は特には限定されず、紙以外であってもよい。例えば、変形可能な樹脂材料で形成することもできる。
<5−6>
本発明が対象とする商品収容体に収容される商品は、特には限定されず、例えば、芳香剤等の小型の物品など、種々の商品とすることができ、これに合わせて、支持体2の収容部21、フランジ部22、支持部23、外装体3の大きさや形状を適宜、決定することができる。
1 商品
2 支持体
21 収容部
22 フランジ部
23 支持部
231 脚部
24a〜24d 固定凸部(固定手段)
26a〜26d 固定凹部(固定手段)
3 外装体
31 本体部
32 第1カバー部(第1部位)
33 第2カバー部(第2部位)

Claims (3)

  1. 商品と、
    前記商品を支持する支持体と、
    前記支持体に取り付けられる外装体と、
    を備え、
    前記支持体は、
    前記商品を収容するカップ状の収容部と、
    前記収容部の開口周縁に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部に連結可能な支持部と、
    前記フランジ部と支持部とを着脱自在に固定可能な固定手段と、
    を備え、
    前記外装体は、
    前面及び背面を有する板状に形成され、前記支持体の収容部が貫通する貫通孔が形成された、本体部と、
    前面及び背面を有する板状に形成され、前記本体部において少なくとも2箇所の異なる端部にそれぞれ接続されるとともに、前記本体部の背面側に配置される、カバー部と、
    を備え、
    前記支持体の収容部が、前記外装体の前記貫通孔を貫通した状態で、前記フランジ部が前記本体部とカバー部との間に配置されるとともに、前記カバー部の背面に前記支持部が配置されるように構成され、さらに、
    前記支持部と前記フランジ部とが、前記カバー部を貫通する前記固定手段により固定されるように構成され、
    前記カバー部は、前記本体部の対向する端部にそれぞれ連結される第1部位と、第2部位と、を備え、
    前記支持部と前記フランジ部とが、前記第1部位及び第2部位を貫通する前記固定手段により固定されるように構成されている、商品収容体。
  2. 前記支持部と前記フランジ部とが、前記固定手段により固定された状態で、前記外装体の本体部とカバー部との間には、空間が形成されるように構成されている、請求項に記載の商品収容体。
  3. 前記固定手段により前記フランジ部に固定された状態の前記支持部から突出し、前記支持体及び前記外装体を起立させるための脚部がさらに設けられている、請求項1または2に記載の商品収容体。
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