JP6658076B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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本発明は、ブラシレスモータに関する。
従来、シャフトと、シャフトと同軸に設けられた環状のステータコアと、ステータコアの径方向外側に配置された外筒部を有すると共にベアリングを介してシャフトに支持された内筒部を有するロータハウジングと、シャフトを支持すると共にステータコアを保持するセンターピースとを備えるブラシレスモータがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第5064992号公報
このようなブラシレスモータでは、モータ内部の冷却性を確保するために、ロータハウジングに通風孔が形成される場合がある。しかしながら、ロータハウジングに通風孔が形成されると、この通風孔から水滴が浸入した場合には、ベアリングが被水する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、モータ内部の冷却性を確保しつつ、ベアリングの被水を抑制できるブラシレスモータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブラシレスモータは、シャフトと、前記シャフトと同軸に設けられた環状のステータコアと、前記シャフトの周囲に環状に設けられ、内周部で前記シャフトを支持すると共に、外周部で前記ステータコアを保持する支持部と、前記支持部の周方向に沿って前記支持部に円形状に形成されると共に、前記支持部の軸方向一方側に開口する溝とを有するセンターピースと、前記ステータコアの径方向外側に配置され、内周面にロータマグネットが固定された外筒部と、ベアリングを介して前記シャフトに支持されると共に、前記支持部に対する軸方向一方側から前記支持部に向けて延出され、先端部が前記溝の内側に挿入されて前記溝とでラビリンス構造を構成する内筒部と、前記外筒部及び前記内筒部の軸方向一方側の端部同士を連結すると共に、前記内筒部の軸方向に沿って貫通する通風孔が形成された連結部とを有するロータハウジングと、を備え、前記支持部には、前記支持部の軸方向に沿って延び、軸方向一方側が前記溝の底面に開口し、軸方向他方側が前記支持部の軸方向他方側の端面に開口する連通孔が形成され、前記内筒部の軸方向一方側の開口は、第一カバーで塞がれており、前記連通孔の軸方向他方側の開口は、第二カバーで塞がれており、前記センターピースは、前記支持部の周囲に環状に形成されると共に、前記ロータハウジングの軸方向他方側の開口と対向する環状部を有し、前記環状部には、前記支持部の軸方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている。
このブラシレスモータによれば、ロータハウジングには、外筒部と内筒部とを連結する連結部が形成されており、この連結部には、内筒部の軸方向に沿って貫通する通風孔が形成されている。したがって、この通風孔を通じてモータ内部に冷却風を取り込むことができるので、モータ内部の冷却性を確保することができる。
また、内筒部は、支持部に対する軸方向一方側から支持部に向けて延出され、この内筒部の先端部は、センターピースの支持部に形成された溝の内側に挿入されて、この溝とでラビリンス構造を構成している。したがって、通風孔を通じてモータ内部に浸入した水滴が内筒部の外周面を伝って支持部側に流れても、この水滴が内筒部の先端部側から内筒部の内側に浸入することをラビリンス構造により阻止することができる。これにより、ベアリングの被水を抑制することができる。
また、このブラシレスモータによれば、支持部には、支持部の軸方向に沿って延びる連通孔が形成されており、この連通孔の軸方向一方側は、溝の底面に開口し、連通孔の軸方向他方側は、支持部の軸方向他方側の端面に開口している。したがって、ラビリンス構造により内筒部の内側への浸入が阻止された水滴が溝に溜まっても、この水滴を連通孔を通じて外部に排出することができる。これにより、ベアリングの被水をより一層効果的に抑制することができる。
また、このブラシレスモータによれば、内筒部の軸方向一方側の開口は、第一カバーによって塞がれているので、内筒部の軸方向一方側の開口から内筒部の内側に水滴が浸入し、ベアリングが直接被水することをカバーによって抑制することができる。
さらに、このブラシレスモータによれば、センターピースの環状部には、支持部の軸方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている。したがって、例えば、ブラシレスモータが天地逆に配置された場合でも、モータ内部には、環状部に形成された貫通孔を通じて冷却風が取り込まれ、このモータ内部に取り込まれた冷却風は、通風孔を通じてモータ外部に排出されるので、モータ内部の冷却性を確保することができる。
また、ブラシレスモータが天地逆に配置された場合には、この貫通孔を通じてモータ内部に水滴が浸入する虞があるが、上述の如く内筒部の先端部と溝とはラビリンス構造を構成しているので、内筒部の内側に水滴が浸入しベアリングが被水することをラビリンス構造により抑制することができる。
また、連通孔の軸方向他方側の開口は、第二カバーによって塞がれているので、ブラシレスモータが天地逆に配置された場合でも、連通孔の軸方向他方側の開口から水滴が浸入し、ベアリングが直接被水することを第二かバーによって抑制することができる。
請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータマグネットの軸方向の中心部が、前記ステータコアの軸方向の中心部に対して軸方向一方側にずれているものである。
例えば、ロータハウジングにファンが取り付けられ、ロータハウジング及びロータマグネットからなるロータと共に、ファンが回転した場合、このロータ及びファンからなる回転部に対して軸方向一方側への浮力(ペイロード力)が発生する虞がある。このように、回転部に対して軸方向一方側への浮力が発生すると、ベアリングに対して軸方向一方側への力が作用し、ベアリングと共にロータが軸方向一方側へ移動してしまう虞がある。
この点、請求項2に記載のブラシレスモータによれば、前記ロータマグネットの軸方向の中心部は、前記ステータコアの軸方向の中心部に対して軸方向一方側にずれている。したがって、ステータコアからロータマグネットに対して軸方向他方側、すなわち、上述の浮力と反対側への吸引力が作用するので、ロータが軸方向一方側へ移動してしまうことを抑制することができる。
これにより、ロータが抜けてしまうことを回避し、信頼性を向上させることができると共に、ラビリンス構造を維持して、ベアリングの防水の信頼性を向上させることができる。さらに、ベアリングに作用するスラスト荷重の軽減、ベアリングの寿命改善、及び、ベアリングとシャフトの圧入しろ寸法の緩和等を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの縦断面図である。 図1に示されるブラシレスモータの第一変形例を示す図である。 図1に示されるブラシレスモータにおいてロータ及びファンからなる回転部に対して軸方向一方側への浮力(ペイロード力)が発生している状態を示す図である。 図1に示されるブラシレスモータの第二変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10は、シャフト12と、ステータコア14と、センターピース16と、ロータハウジング18とを備える。
図1において、矢印A1は、各部材の軸方向一方側を示し、矢印A2は、各部材の軸方向他方側を示している。
ステータコア14は、環状に形成されており、シャフト12と同軸に設けられている。図1において、ステータコア14は、簡略化されて図示されているが、より具体的には、このステータコア14には、シャフト12を中心に放射状に延びる複数のティースが形成され、この複数のティースには、巻線が巻回される。このステータコア14及び巻線は、回転磁界を発生するステータ15を構成する。
センターピース16は、支持部20と、支持部20の周囲に環状に形成された環状部22とを有する。支持部20は、環状部22からセンターピース16の軸方向一方側に突出されている。この支持部20は、環状(筒状)に形成されており、シャフト12の周囲に設けられている。支持部20の内側には、シャフト12が圧入されており、シャフト12は、支持部20の内周部20Aで支持されている。また、支持部20は、ステータコア14の内側に圧入されており、ステータコア14は、支持部20の外周部20Bで保持されている。
支持部20の軸方向一方側の端部には、支持部20の周方向に沿う円形状の溝24が形成されている。この溝24は、支持部20の軸方向一方側に開口している。溝24と支持部20の内周部20Aとの間には、内側壁部26が形成されており、溝24と支持部20の外周部20Bとの間には、外側壁部28が形成されている。
また、支持部20には、支持部20の軸方向に沿って延びる連通孔30が形成されている。この連通孔30の軸方向一方側は、溝24の底面24Aに開口し、連通孔30の軸方向他方側は、支持部20の軸方向他方側の端面20Cに開口している。この連通孔30は、支持部20の周方向に間隔を空けて複数形成されている。
環状部22は、支持部20の軸方向を板厚方向とする板状に形成されている。この環状部22は、後述するロータハウジング18の軸方向他方側の開口18Aと対向している。この環状部22には、支持部20の軸方向に沿って貫通する貫通孔32が形成されている。この貫通孔32は、環状部22の周方向に間隔を空けて複数形成されている。
ロータハウジング18は、外筒部34と、内筒部36と、連結部38とを有する有天円筒状に形成されている。外筒部34は、ステータコア14の径方向外側に配置されており、この外筒部34の内周面には、ロータマグネット40が固定されている。ロータハウジング18及びロータマグネット40は、ステータ15によって形成される回転磁界により回転するロータ39を構成する。
内筒部36の内側には、一対のベアリング42が収容されている。このベアリング42は、内輪及び外輪を有するボールベアリングであり、ベアリング42の内輪の内側には、シャフト12が圧入され、ベアリング42の外輪は、内筒部36の内側に圧入されている。この内筒部36は、一対のベアリング42を介してシャフト12に支持されている。
内筒部36は、支持部20に対する軸方向一方側に配置されている。この内筒部36は、支持部20に対する軸方向一方側から支持部20に向けて延出されており、内筒部36の先端部44は、溝24の内側に挿入されている。この内筒部36の先端部44は、溝24の一対の側面及び底面との間に隙間を有しており、溝24とでラビリンス構造46を構成している。
連結部38は、ロータハウジング18の軸方向を板厚方向として形成されており、外筒部34及び内筒部36の軸方向一方側の端部同士を連結している。この連結部38には、内筒部36の軸方向に沿って貫通する通風孔48が形成されている。この通風孔48は、連結部38の周方向に間隔を空けて複数形成されている。
また、ロータハウジング18には、カバー50が追加されている。このカバー50は、ロータハウジング18と別体とされてロータハウジング18に組み付けられるか、又は、ロータハウジング18に一体に形成される。このカバー50は、円形板状に形成されており、内筒部36の軸方向一方側の開口36Aを塞いでいる。
以上の構成のブラシレスモータ10は、例えばファンモータとして好適に使用されるものであり、例えば、ロータハウジング18には、ファン52が取り付けられる。本実施形態において、ブラシレスモータ10は、通常、軸方向一方側を鉛直方向上側として配置され、ファン52は、一例として水平方向と平行に回転される。
ファン52の送風により、モータ内部には、通風孔48を通じて冷却風Wが取り込まれ、このモータ内部に取り込まれた冷却風Wは、連通孔30、貫通孔32、及び、ロータハウジング18の外筒部34とセンターピース16の環状部22との間の隙間を通じてそれぞれモータ外部に排出される。ステータコア14に供給された冷却風Wは、ステータコア14に放射状に形成された複数のティースの間を通過する。
また、モータ内部には、通風孔48を通じて冷却風Wと共に水滴が浸入し、このモータ内部に浸入した水滴は、内筒部36の外周面を伝って支持部20側に流れる虞があるが、内筒部36の先端部44と溝24とは、ラビリンス構造46を構成するので、内筒部36の先端部44側から内筒部36の内側への水滴の浸入がラビリンス構造46により阻止される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、ロータハウジング18には、外筒部34と内筒部36とを連結する連結部38が形成されており、この連結部38には、内筒部36の軸方向に沿って貫通する通風孔48が形成されている。したがって、この通風孔48を通じてモータ内部に冷却風Wを取り込むことができるので、モータ内部の冷却性を確保することができる。
また、通風孔48を通じた冷却風Wにより、モータ内部の冷却性を確保することができるので、冷却性確保のためにモータの体格を大きくする必要が無く、ブラシレスモータ10を小型化することができる。
また、内筒部36は、支持部20に対する軸方向一方側から支持部20に向けて延出され、この内筒部36の先端部44は、センターピース16の支持部20に形成された溝24の内側に挿入されて、この溝24とでラビリンス構造46を構成している。したがって、通風孔48を通じてモータ内部に浸入した水滴が内筒部36の外周面を伝って支持部20側に流れても、この水滴が内筒部36の先端部44側から内筒部36の内側に浸入することをラビリンス構造46により阻止することができる。これにより、ベアリング42の被水を抑制することができるので、ベアリング42の防水性及び耐食性を確保することができる。
また、支持部20には、支持部20の軸方向に沿って延びる連通孔30が形成されており、この連通孔30の軸方向一方側は、溝24の底面24Aに開口し、連通孔30の軸方向他方側は、支持部20の軸方向他方側の端面20Cに開口している。したがって、ラビリンス構造46により内筒部36の内側への浸入が阻止された水滴が溝24に溜まっても、この水滴を連通孔30を通じて外部に排出することができる。これにより、ベアリング42の被水をより一層効果的に抑制することができる。
また、内筒部36の軸方向一方側の開口36Aは、カバー50によって塞がれているので、内筒部36の軸方向一方側の開口36Aから内筒部36の内側に水滴が浸入し、ベアリング42が直接被水することをカバー50によって抑制することができる。
また、センターピース16の環状部22には、支持部20の軸方向に沿って貫通する貫通孔32が形成されている。したがって、モータ内部に取り込んだ冷却風Wを貫通孔32を通じて排出することができるので、モータ内部の通気性が向上し、ひいては、モータ内部の冷却性を向上させることができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
(第一変形例)
上記実施形態において、ブラシレスモータ10は、図2に示されるように、天地逆に配置される場合がある。そこで、ブラシレスモータ10が天地逆に配置される場合には、連通孔30の軸方向他方側の開口30Aを塞ぐカバー54がセンターピース16に追加されても良い。このカバー54は、センターピース16と別体とされてセンターピース16に組み付けられるか、又は、センターピース16に一体に形成される。
なお、本変形例において、ロータハウジング18に設けられたカバー50は、本発明における「第一カバー」の一例に相当し、センターピース16に設けられたカバー54は、本発明における「第二カバー」の一例に相当する。
この変形例によれば、図2に示されるように、ブラシレスモータ10が天地逆に配置された場合でも、モータ内部には、環状部22に形成された貫通孔32を通じて冷却風Wが取り込まれ、このモータ内部に取り込まれた冷却風Wは、通風孔48を通じてモータ外部に排出されるので、モータ内部の冷却性を確保することができる。
また、ブラシレスモータ10が天地逆に配置された場合には、貫通孔32を通じてモータ内部に水滴が浸入する虞があるが、上述の如く内筒部36の先端部44と溝24とはラビリンス構造46を構成しているので、内筒部36の内側に水滴が浸入しベアリング42が被水することをラビリンス構造46により抑制することができる。
また、連通孔30の軸方向他方側の開口30Aは、カバー54によって塞がれているので、ブラシレスモータ10が天地逆に配置された場合でも、連通孔30の軸方向他方側の開口30Aから水滴が浸入し、ベアリング42が直接被水することをカバー54によって抑制することができる。
また、カバー54を追加することにより、ブラシレスモータ10を天地逆に配置することが可能になるので、ブラシレスモータ10の搭載の自由度を高めることができる。
(第二変形例)
図3に示されるように、例えば、ロータハウジング18にファン52が取り付けられ、ロータハウジング18及びロータマグネット40からなるロータ39と共に、ファン52が回転した場合、このロータ39及びファン52からなる回転部に対して軸方向一方側への浮力F1(ペイロード力)が発生する虞がある。このように、回転部に対して軸方向一方側への浮力F1が発生すると、ベアリング42に対して軸方向一方側への力F2が作用し、ベアリング42と共にロータ39が軸方向一方側へ移動してしまう虞がある。
そこで、本変形例では、図4に示されるように、ロータマグネット40の軸方向の中心部40Aが、ステータコア14の軸方向の中心部14Aに対して軸方向一方側(矢印A1側)にずれている。このように、ロータマグネット40の軸方向の中心部40Aを、ステータコア14の軸方向の中心部14Aに対して軸方向一方側にずらす手法としては、ロータハウジング18の外筒部34に対するロータマグネット40の位置を軸方向一方側へずらしても良く、また、センターピース16の支持部20に対するステータコア14の位置を軸方向他方側(矢印A2側)へずらしても良い。
このように、ロータマグネット40の軸方向の中心部40Aが、ステータコア14の軸方向の中心部14Aに対して軸方向一方側にずれていると、ステータコア14からロータマグネット40に対して軸方向他方側、すなわち、上述の浮力F1と反対側への吸引力F3が作用するので、ロータ39が軸方向一方側へ移動してしまうことを抑制することができる。
これにより、ロータ39が抜けてしまうことを回避し、信頼性を向上させることができると共に、ラビリンス構造46を維持して、ベアリング42の防水の信頼性を向上させることができる。さらに、ベアリング42に作用するスラスト荷重(力F2)の軽減、ベアリング42の寿命改善、及び、ベアリング42とシャフト12の圧入しろ寸法の緩和等を図ることができる。
(その他の変形例)
上記実施形態において、ファン52は、一例として、ロータハウジング18に固定されているが、シャフト12に固定されても良い。
また、上記実施形態において、ブラシレスモータ10は、ファンモータとして使用されているが、ファンモータ以外のモータとして使用されても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…ブラシレスモータ、12…シャフト、14…ステータコア、15…ステータ、16…センターピース、18…ロータハウジング、20…支持部、20A…内周部、20B…外周部、22…環状部、24…溝、30…連通孔、32…貫通孔、34…外筒部、36…内筒部、38…連結部、39…ロータ、40…ロータマグネット、42…ベアリング、44…先端部、46…ラビリンス構造、48…通風孔、50…カバー(第一カバー)、52…ファン、54…カバー(第二カバー)

Claims (2)

  1. シャフトと、
    前記シャフトと同軸に設けられた環状のステータコアと、
    前記シャフトの周囲に環状に設けられ、内周部で前記シャフトを支持すると共に、外周部で前記ステータコアを保持する支持部と、前記支持部の周方向に沿って前記支持部に円形状に形成されると共に、前記支持部の軸方向一方側に開口する溝とを有するセンターピースと、
    前記ステータコアの径方向外側に配置され、内周面にロータマグネットが固定された外筒部と、ベアリングを介して前記シャフトに支持されると共に、前記支持部に対する軸方向一方側から前記支持部に向けて延出され、先端部が前記溝の内側に挿入されて前記溝とでラビリンス構造を構成する内筒部と、前記外筒部及び前記内筒部の軸方向一方側の端部同士を連結すると共に、前記内筒部の軸方向に沿って貫通する通風孔が形成された連結部とを有するロータハウジングと、
    を備え
    前記支持部には、前記支持部の軸方向に沿って延び、軸方向一方側が前記溝の底面に開口し、軸方向他方側が前記支持部の軸方向他方側の端面に開口する連通孔が形成され、
    前記内筒部の軸方向一方側の開口は、第一カバーによって塞がれており、
    前記連通孔の軸方向他方側の開口は、第二カバーによって塞がれており、
    前記センターピースは、前記支持部の周囲に環状に形成されると共に、前記ロータハウジングの軸方向他方側の開口と対向する環状部を有し、
    前記環状部には、前記支持部の軸方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている、
    ブラシレスモータ。
  2. 前記ロータマグネットの軸方向の中心部は、前記ステータコアの軸方向の中心部に対して軸方向一方側にずれている、
    請求項1に記載のブラシレスモータ。
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