JP2000023414A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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- JP2000023414A JP2000023414A JP10204351A JP20435198A JP2000023414A JP 2000023414 A JP2000023414 A JP 2000023414A JP 10204351 A JP10204351 A JP 10204351A JP 20435198 A JP20435198 A JP 20435198A JP 2000023414 A JP2000023414 A JP 2000023414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor hub
- fixed
- mounting recess
- spindle motor
- outer ring
- Prior art date
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受の外輪を変形が生じない固定手段でロー
タハブに確実に固定して、高い回転精度を得ることので
きるスピンドルモータを提供する。 【解決手段】 ロータハブ１９を上下一対の軸受１７，
１８を介して固定シャフト１３に回転自在に支持する。
その上下一対のうちの少なくとも一方の軸受１７は、そ
の内輪９を他方の軸受１８への方向に付勢力を付与した
状態で固定シャフト１３に固着し、且つ外輪１０を、こ
れの端部外周面を囲む位置に配置して弾性変形された弾
性リング体２０が圧接することによる側圧でロータハブ
１９に固定して、取り付ける。これにより、外輪１０を
接着剤でロータハブ１９に接着する場合の種々の不都合
の発生が解消されるのに加えて、軸受１７に生じる振動
を弾性リング体２０で吸収してロータハブ１９に伝達さ
れるのを防止できる。
タハブに確実に固定して、高い回転精度を得ることので
きるスピンドルモータを提供する。 【解決手段】 ロータハブ１９を上下一対の軸受１７，
１８を介して固定シャフト１３に回転自在に支持する。
その上下一対のうちの少なくとも一方の軸受１７は、そ
の内輪９を他方の軸受１８への方向に付勢力を付与した
状態で固定シャフト１３に固着し、且つ外輪１０を、こ
れの端部外周面を囲む位置に配置して弾性変形された弾
性リング体２０が圧接することによる側圧でロータハブ
１９に固定して、取り付ける。これにより、外輪１０を
接着剤でロータハブ１９に接着する場合の種々の不都合
の発生が解消されるのに加えて、軸受１７に生じる振動
を弾性リング体２０で吸収してロータハブ１９に伝達さ
れるのを防止できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ハードデ
ィスク（磁気ディスク）などの記録ディスク装置におけ
る回転駆動源として用いられるスピンドルモータに関す
る。
ィスク（磁気ディスク）などの記録ディスク装置におけ
る回転駆動源として用いられるスピンドルモータに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の用途に用いられるスピンドルモ
ータとしては、例えば特開平7-312841号公報に軸固定タ
イプの一般的な構造が開示されており、図３にその一部
構成の縦断面図を示す。従来のスピンドルモータについ
て、図３を参照しながら説明する。固定シャフト１は、
図示しないモータブラケットの中央基台部に上方に突出
した立設状態に固定され、この固定シャフト１の外周面
には、ハードディスクをその外周部に嵌着して回転駆動
するための円筒体状のロータハブ４が、上下一対の玉軸
受２，３を介して回転自在に支持されている。上記モー
タブラケットには、ステータ（図示せず）が固定シャフ
ト１と同心円状の配置で固定保持されている。ロータハ
ブ４の外周端下部には円筒状のロータヨーク７が固着さ
れ、さらに、ロータヨーク７の内周面には、ロータマグ
ネット８が上記ステータ８に対し少許の間隙を存して相
対向する配置で装着されている。
ータとしては、例えば特開平7-312841号公報に軸固定タ
イプの一般的な構造が開示されており、図３にその一部
構成の縦断面図を示す。従来のスピンドルモータについ
て、図３を参照しながら説明する。固定シャフト１は、
図示しないモータブラケットの中央基台部に上方に突出
した立設状態に固定され、この固定シャフト１の外周面
には、ハードディスクをその外周部に嵌着して回転駆動
するための円筒体状のロータハブ４が、上下一対の玉軸
受２，３を介して回転自在に支持されている。上記モー
タブラケットには、ステータ（図示せず）が固定シャフ
ト１と同心円状の配置で固定保持されている。ロータハ
ブ４の外周端下部には円筒状のロータヨーク７が固着さ
れ、さらに、ロータヨーク７の内周面には、ロータマグ
ネット８が上記ステータ８に対し少許の間隙を存して相
対向する配置で装着されている。
【０００３】両玉軸受２，３の取り付けに際しては、一
般に、下側玉軸受３の内輪９を固定シャフト１の外周面
に、その外輪１０をロータハブ４の内周面にそれぞれ接
着剤で接着し、接着剤の硬化による固定が完了したのち
に、上側玉軸受２の外輪１０をロータハブ４の内周面に
接着剤で接着したのちに、その内輪９を、固定シャフト
１の軸心に沿って下方向に付勢力を付与した状態におい
て接着剤で固定している。それにより、図３に明確に図
示しているように、上側玉軸受２のボール１１は、内輪
９の凹曲面の上部と外輪１０の凹曲面の下部とにそれぞ
れ接触して挟持される。一方、下側玉軸受３のボール１
１は、内輪９の凹曲面の下部と外輪１０の凹曲面の上部
とにそれぞれ接触して挟持される。このように、ボール
１１に適当な予圧（挟持力）を作用させることにより、
両玉軸受２、３にがたつきが生じるのを防止して、ロー
タハブ４の円滑な回転を確保するようにしている。
般に、下側玉軸受３の内輪９を固定シャフト１の外周面
に、その外輪１０をロータハブ４の内周面にそれぞれ接
着剤で接着し、接着剤の硬化による固定が完了したのち
に、上側玉軸受２の外輪１０をロータハブ４の内周面に
接着剤で接着したのちに、その内輪９を、固定シャフト
１の軸心に沿って下方向に付勢力を付与した状態におい
て接着剤で固定している。それにより、図３に明確に図
示しているように、上側玉軸受２のボール１１は、内輪
９の凹曲面の上部と外輪１０の凹曲面の下部とにそれぞ
れ接触して挟持される。一方、下側玉軸受３のボール１
１は、内輪９の凹曲面の下部と外輪１０の凹曲面の上部
とにそれぞれ接触して挟持される。このように、ボール
１１に適当な予圧（挟持力）を作用させることにより、
両玉軸受２、３にがたつきが生じるのを防止して、ロー
タハブ４の円滑な回転を確保するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ハードディスクを回転
駆動するためのスピンドルモータには極めて高い回転精
度が求められている。しかしながら、従来のスピンドル
モータでは、玉軸受２，３を接着剤による接着手段で固
定しているので、その接着剤が硬化するときの接着応力
に起因して玉軸受２，３の外輪１０またはロータハブ４
に変形が発生する不都合を招いており、これが高い回転
精度を得るのを阻害する要因になっている。すなわち、
外輪１０が接着応力によって変形すると、玉軸受２，３
には、ボール１１の予圧が変化することによってがたつ
きが生じ、回転時に振動や騒音が発生する。一方、外輪
１０を接着するロータハブ４が接着応力の作用によって
変形すると、このロータハブ４の外周部に嵌着されて回
転駆動されるハードディスクにも変形が生じることにな
る。そのため、ハードディスクを高い回転精度で回転さ
せることができないことから、そのハードディスクへの
データの書き込みや読み出しが正確に行えないといった
重大な結果を招くこともある。
駆動するためのスピンドルモータには極めて高い回転精
度が求められている。しかしながら、従来のスピンドル
モータでは、玉軸受２，３を接着剤による接着手段で固
定しているので、その接着剤が硬化するときの接着応力
に起因して玉軸受２，３の外輪１０またはロータハブ４
に変形が発生する不都合を招いており、これが高い回転
精度を得るのを阻害する要因になっている。すなわち、
外輪１０が接着応力によって変形すると、玉軸受２，３
には、ボール１１の予圧が変化することによってがたつ
きが生じ、回転時に振動や騒音が発生する。一方、外輪
１０を接着するロータハブ４が接着応力の作用によって
変形すると、このロータハブ４の外周部に嵌着されて回
転駆動されるハードディスクにも変形が生じることにな
る。そのため、ハードディスクを高い回転精度で回転さ
せることができないことから、そのハードディスクへの
データの書き込みや読み出しが正確に行えないといった
重大な結果を招くこともある。
【０００５】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、軸受の外輪を変形
が生じない固定手段でロータハブに確実に固定して、高
い回転精度を得ることのできるスピンドルモータを提供
することにある。
たもので、その目的とするところは、軸受の外輪を変形
が生じない固定手段でロータハブに確実に固定して、高
い回転精度を得ることのできるスピンドルモータを提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のスピンドルモータは、中央基台部に固
定シャフトが立設されるとともに前記中央基台部にステ
ータが前記固定シャフトに対し同心状の配置で固定され
たモータブラケットと、前記固定シャフトに上下一対の
軸受を介して回転自在に支持されるとともに前記ステー
タに相対向する配置でロータマグネットが取り付けられ
たロータハブとを備え、一対のうちの少なくとも一方の
前記軸受が、その内輪を他方の前記軸受への方向に付勢
力を付与した状態で前記固定シャフトに固着し、且つ外
輪を、これの端部外周面を囲む位置に配置して弾性変形
された弾性リング体が圧接することによる側圧で前記ロ
ータハブに固定して、取り付けられている。
ために、本発明のスピンドルモータは、中央基台部に固
定シャフトが立設されるとともに前記中央基台部にステ
ータが前記固定シャフトに対し同心状の配置で固定され
たモータブラケットと、前記固定シャフトに上下一対の
軸受を介して回転自在に支持されるとともに前記ステー
タに相対向する配置でロータマグネットが取り付けられ
たロータハブとを備え、一対のうちの少なくとも一方の
前記軸受が、その内輪を他方の前記軸受への方向に付勢
力を付与した状態で前記固定シャフトに固着し、且つ外
輪を、これの端部外周面を囲む位置に配置して弾性変形
された弾性リング体が圧接することによる側圧で前記ロ
ータハブに固定して、取り付けられている。
【０００７】このスピンドルモータは、一対のうちの少
なくとも一方の軸受の外輪が弾性リング体の弾性変形に
よる圧接によってロータハブに固定されているから、従
来モータのように外輪をロータハブに接着剤で接着する
ことに起因する種々の不都合の発生が解消される。すな
わち、接着応力による外輪の変形に伴う振動や騒音の発
生および接着応力によるロータハブの変形に伴うハード
ディスクの変形や振動、騒音の発生が解消される。これ
とは別に、軸受に生じる振動は弾性リング体に吸収され
てロータハブには伝達されない効果が得られる。
なくとも一方の軸受の外輪が弾性リング体の弾性変形に
よる圧接によってロータハブに固定されているから、従
来モータのように外輪をロータハブに接着剤で接着する
ことに起因する種々の不都合の発生が解消される。すな
わち、接着応力による外輪の変形に伴う振動や騒音の発
生および接着応力によるロータハブの変形に伴うハード
ディスクの変形や振動、騒音の発生が解消される。これ
とは別に、軸受に生じる振動は弾性リング体に吸収され
てロータハブには伝達されない効果が得られる。
【０００８】そのため、このスピンドルモータは、ロー
タハブを高い回転精度で回転駆動させることができるか
ら、特に、高い回転精度を要求されるハードディスク装
置の回転駆動源として極めて好適なものとなる。また、
軸受の取り付けに際しては、内輪が付勢力を加えた状態
で固定シャフトの内周面に固着されることによって予圧
が十分に加わっているのを確認したのちに、弾性リング
体を弾性変形させて外輪を固定できるから、不十分な予
圧による軸受の取付不良の発生を低減できる。さらに、
軸受は、弾性リング体によってほぼ着脱自在の形態で取
り付けられているから、その外輪のハウジングを傷付け
ることなく取り外すことが可能であり、保守や部品の交
換あるいはモータの再生などが容易となる利点がある。
タハブを高い回転精度で回転駆動させることができるか
ら、特に、高い回転精度を要求されるハードディスク装
置の回転駆動源として極めて好適なものとなる。また、
軸受の取り付けに際しては、内輪が付勢力を加えた状態
で固定シャフトの内周面に固着されることによって予圧
が十分に加わっているのを確認したのちに、弾性リング
体を弾性変形させて外輪を固定できるから、不十分な予
圧による軸受の取付不良の発生を低減できる。さらに、
軸受は、弾性リング体によってほぼ着脱自在の形態で取
り付けられているから、その外輪のハウジングを傷付け
ることなく取り外すことが可能であり、保守や部品の交
換あるいはモータの再生などが容易となる利点がある。
【０００９】上記発明において、ロータハブにおける少
なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用凹所が
形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リング体
が、前記取付用凹所に嵌入したのちにかしめ加工されて
塑性変形した固定リング部材による押圧力を受けて圧潰
状態に弾性変形された構成とすることができる。
なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用凹所が
形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リング体
が、前記取付用凹所に嵌入したのちにかしめ加工されて
塑性変形した固定リング部材による押圧力を受けて圧潰
状態に弾性変形された構成とすることができる。
【００１０】これにより、例えばＯリングのような弾性
リング体を、これにより固定するための軸受の外輪に対
して所定位置に容易に配置できるとともに、この弾性リ
ング体を弾性変形させた状態に確実に保持することがで
き、製造が容易となる。
リング体を、これにより固定するための軸受の外輪に対
して所定位置に容易に配置できるとともに、この弾性リ
ング体を弾性変形させた状態に確実に保持することがで
き、製造が容易となる。
【００１１】また、上記発明において、ロータハブにお
ける少なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用
凹所が形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リ
ング体が、前記取付用凹所を密閉状態に閉塞するキャッ
プによる押圧力を受けて圧潰状態に弾性変形されている
構成とすることもできる。
ける少なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用
凹所が形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リ
ング体が、前記取付用凹所を密閉状態に閉塞するキャッ
プによる押圧力を受けて圧潰状態に弾性変形されている
構成とすることもできる。
【００１２】これによっても、弾性リング体を、軸受の
外輪に対して所定位置に容易に配置できるとともに、こ
の弾性リング体を弾性変形させた状態に確実に保持する
ことができ、それに加えて、構成が簡略化されるので、
製造が一層容易になる。
外輪に対して所定位置に容易に配置できるとともに、こ
の弾性リング体を弾性変形させた状態に確実に保持する
ことができ、それに加えて、構成が簡略化されるので、
製造が一層容易になる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら詳述する。図１は本発明の
一実施形態に係るスピンドルモータを示す縦断面図であ
る。同図には軸固定タイプのものを例示してあり、モー
タのベース体となるモータブラケット１２の中央部には
厚肉の中央基台部１２ａが設けられ、この中央基台部１
２ａに強磁性材料製の固定シャフト１３がその下部を取
付孔１２ｃに圧入されて立設状態に固定されている。ま
た、モータブラケット１２には、中央基台部１２ａに対
し外方側において同心状の配置で支持筒部１２ｂが一体
に突設されており、この支持筒部１２ｂに、ステータコ
ア１４ａにステータコイル１４ｂが捲回されてなるステ
ータ１４が外嵌固定されている。
について図面を参照しながら詳述する。図１は本発明の
一実施形態に係るスピンドルモータを示す縦断面図であ
る。同図には軸固定タイプのものを例示してあり、モー
タのベース体となるモータブラケット１２の中央部には
厚肉の中央基台部１２ａが設けられ、この中央基台部１
２ａに強磁性材料製の固定シャフト１３がその下部を取
付孔１２ｃに圧入されて立設状態に固定されている。ま
た、モータブラケット１２には、中央基台部１２ａに対
し外方側において同心状の配置で支持筒部１２ｂが一体
に突設されており、この支持筒部１２ｂに、ステータコ
ア１４ａにステータコイル１４ｂが捲回されてなるステ
ータ１４が外嵌固定されている。
【００１４】ハードディスク（図示せず）を一体的に回
転駆動するためのロータハブ１９は、全体として略円筒
体の形状に形成されており、その内周部に沿った配置の
内筒壁部１９ａが形成されているとともに、外周部外面
にこれに外嵌固定されるハードディスクを支持するため
のディスク載置面１９ｂが突設されている。このロータ
ハブ１９は、内筒壁部１９ａが上下一対の玉軸受１７，
１８を介在して固定シャフト１３の外周面に回転自在に
支持されている。
転駆動するためのロータハブ１９は、全体として略円筒
体の形状に形成されており、その内周部に沿った配置の
内筒壁部１９ａが形成されているとともに、外周部外面
にこれに外嵌固定されるハードディスクを支持するため
のディスク載置面１９ｂが突設されている。このロータ
ハブ１９は、内筒壁部１９ａが上下一対の玉軸受１７，
１８を介在して固定シャフト１３の外周面に回転自在に
支持されている。
【００１５】下側玉軸受１８は、内筒壁部１９ａの内周
面を切欠いた形状に形成された環状の保持段部１９ｃに
外輪１０を下方から当接させて位置決めされた状態にお
いて、外輪１０が内筒壁部１９ａに接着剤で固着され、
且つ内輪９が固定シャフト１３の内周面に接着剤で固着
されている。一方、上側玉軸受１７は、ロータハブ１９
の基部内周面を切欠いた形状に形成された保持段部１９
ｄに外輪１０を上方から当接させて位置決めされた状態
において、内輪９が、図の下方向つまり下側玉軸受１８
に向けた方向に付勢力を加えた状態で固定シャフト１３
の内周面に接着剤で固着されている。それにより、両玉
軸受１７，１８は、ボール１１に図３に示すように作用
する予圧が付与されて、がたつきの発生が防止される。
面を切欠いた形状に形成された環状の保持段部１９ｃに
外輪１０を下方から当接させて位置決めされた状態にお
いて、外輪１０が内筒壁部１９ａに接着剤で固着され、
且つ内輪９が固定シャフト１３の内周面に接着剤で固着
されている。一方、上側玉軸受１７は、ロータハブ１９
の基部内周面を切欠いた形状に形成された保持段部１９
ｄに外輪１０を上方から当接させて位置決めされた状態
において、内輪９が、図の下方向つまり下側玉軸受１８
に向けた方向に付勢力を加えた状態で固定シャフト１３
の内周面に接着剤で固着されている。それにより、両玉
軸受１７，１８は、ボール１１に図３に示すように作用
する予圧が付与されて、がたつきの発生が防止される。
【００１６】また、上側玉軸受１７の外輪１０は、その
外周側に配置されたＯリングのような弾性リング体２０
によってロータハブ１９に固定されており、その固定手
順について説明する。ロータハブ１９には、上側玉軸受
１７の取付用の保持段部１９ｄに対し上方外側の箇所
に、上方に開口する円形の取付用凹所１９ｅが形成され
ており、上記弾性リング体２０は、上側玉軸受１７の上
部を挿通させながら上記取付凹所１９ｅ内に挿入して載
置される。続いて、取付用凹所１９ｅ内には、金属製の
固定リング部材２１が、圧入されたのちに、かしめ加工
により塑性変形されて固定される。このとき、弾性リン
グ体２０は、かしめ加工された固定リング部材２１によ
って上方から押し潰される形状に弾性変形して、上側玉
軸受１７の外輪１０に圧接する。したがって、上側玉軸
受１７の外輪１０は、弾性リング体２０から受ける側圧
によってロータハブ１９に固定される。
外周側に配置されたＯリングのような弾性リング体２０
によってロータハブ１９に固定されており、その固定手
順について説明する。ロータハブ１９には、上側玉軸受
１７の取付用の保持段部１９ｄに対し上方外側の箇所
に、上方に開口する円形の取付用凹所１９ｅが形成され
ており、上記弾性リング体２０は、上側玉軸受１７の上
部を挿通させながら上記取付凹所１９ｅ内に挿入して載
置される。続いて、取付用凹所１９ｅ内には、金属製の
固定リング部材２１が、圧入されたのちに、かしめ加工
により塑性変形されて固定される。このとき、弾性リン
グ体２０は、かしめ加工された固定リング部材２１によ
って上方から押し潰される形状に弾性変形して、上側玉
軸受１７の外輪１０に圧接する。したがって、上側玉軸
受１７の外輪１０は、弾性リング体２０から受ける側圧
によってロータハブ１９に固定される。
【００１７】ロータハブ１９のディスク載置面１９ｂの
下面には、円筒状のロータヨーク２３が吊下状態に固着
されており、このロータヨーク２３に内嵌固定された円
筒状のロータマグネット２４は、ステータコア１４ａに
対し径方向に所定の間隔を存して相対向して配置されて
いる。このスピンドルモータは、ステータ１４のステー
タコイル１４ｂに通電することにより、ステータ１４と
ロータマグネット２４間で磁気作用が生じて、ロータハ
ブ１９が固定シャフト１３を回転支軸として回転するも
のであり、このロータハブ１９に外嵌固定されてディス
ク載置面１９ｂに支持されたハードディスクはロータハ
ブ１９と一体的に回転駆動される。
下面には、円筒状のロータヨーク２３が吊下状態に固着
されており、このロータヨーク２３に内嵌固定された円
筒状のロータマグネット２４は、ステータコア１４ａに
対し径方向に所定の間隔を存して相対向して配置されて
いる。このスピンドルモータは、ステータ１４のステー
タコイル１４ｂに通電することにより、ステータ１４と
ロータマグネット２４間で磁気作用が生じて、ロータハ
ブ１９が固定シャフト１３を回転支軸として回転するも
のであり、このロータハブ１９に外嵌固定されてディス
ク載置面１９ｂに支持されたハードディスクはロータハ
ブ１９と一体的に回転駆動される。
【００１８】ロータハブ１９の内周側における上側玉軸
受１７の上方箇所には磁性流体シール装置２７が配置さ
れている。この磁性流体シール装置２７は、ロータハブ
１９と固定シャフト１３との間をシールして、玉軸受１
７，１８などからの油の飛散や発生ガスなどによる不浄
の空気がディスク室内に侵入するのを防止する。なお、
磁性流体シール装置２７は、取付用凹所１９ｅの内側壁
に圧入して接着剤３２でシールして固定された環状のホ
ルダ部材２８の内周面に片持ち式に取り付けられてい
る。このホルダ部材２８における磁性流体シール装置２
７の上方箇所には保護カバー２９が接着されている。ま
た、ロータハブ１９の内筒壁部１９ａとモータブラケッ
ト１２との間およびモータブケット１２の内周面とロー
タヨーク２３との間にはそれぞれ微小ギャップ３０，３
１が形成されている。これら微小ギャップ３０，３１は
ラビリンスシール構造を形成して、上述した不浄の空気
がハードディスク内に侵入するのを防止する。
受１７の上方箇所には磁性流体シール装置２７が配置さ
れている。この磁性流体シール装置２７は、ロータハブ
１９と固定シャフト１３との間をシールして、玉軸受１
７，１８などからの油の飛散や発生ガスなどによる不浄
の空気がディスク室内に侵入するのを防止する。なお、
磁性流体シール装置２７は、取付用凹所１９ｅの内側壁
に圧入して接着剤３２でシールして固定された環状のホ
ルダ部材２８の内周面に片持ち式に取り付けられてい
る。このホルダ部材２８における磁性流体シール装置２
７の上方箇所には保護カバー２９が接着されている。ま
た、ロータハブ１９の内筒壁部１９ａとモータブラケッ
ト１２との間およびモータブケット１２の内周面とロー
タヨーク２３との間にはそれぞれ微小ギャップ３０，３
１が形成されている。これら微小ギャップ３０，３１は
ラビリンスシール構造を形成して、上述した不浄の空気
がハードディスク内に侵入するのを防止する。
【００１９】このスピンドルモータでは、上側玉軸受１
７の外輪１０が弾性リング体２０の圧接によってロータ
ハブ１９に固定されているから、従来モータのように外
輪１０をロータハブ４（図３）に接着剤で接着すること
による不都合の発生、つまり接着応力による外輪１０の
変形に伴う振動や騒音の発生および接着応力によるロー
タハブ１９の変形に伴うハードディスクの変形や振動、
騒音の発生が解消されて、ハードディスクを一体的に回
転させるロータハブ１９を高い回転精度で回転駆動させ
ることができる。また、玉軸受１７に生じる振動は弾性
リング体２０に吸収されるので、この点からもローハブ
１９の回転精度をさらに高めることができる。したがっ
て、このスピンドルモータは、特に、高い回転精度を要
求されるハードディスク装置の回転駆動源として極めて
好適なものとなる。
７の外輪１０が弾性リング体２０の圧接によってロータ
ハブ１９に固定されているから、従来モータのように外
輪１０をロータハブ４（図３）に接着剤で接着すること
による不都合の発生、つまり接着応力による外輪１０の
変形に伴う振動や騒音の発生および接着応力によるロー
タハブ１９の変形に伴うハードディスクの変形や振動、
騒音の発生が解消されて、ハードディスクを一体的に回
転させるロータハブ１９を高い回転精度で回転駆動させ
ることができる。また、玉軸受１７に生じる振動は弾性
リング体２０に吸収されるので、この点からもローハブ
１９の回転精度をさらに高めることができる。したがっ
て、このスピンドルモータは、特に、高い回転精度を要
求されるハードディスク装置の回転駆動源として極めて
好適なものとなる。
【００２０】その上、上側玉軸受１７の外輪１０を弾性
リング体２０で押圧する位置は、外輪１０の上部に設定
されているので、この玉軸受１７において予圧が発生す
る位置から遠ざかる位置で玉軸受１７を支持することが
可能になり、ロータハブ１９の回転精度、特に振れ精度
に対して大きな効果を発揮する。
リング体２０で押圧する位置は、外輪１０の上部に設定
されているので、この玉軸受１７において予圧が発生す
る位置から遠ざかる位置で玉軸受１７を支持することが
可能になり、ロータハブ１９の回転精度、特に振れ精度
に対して大きな効果を発揮する。
【００２１】また、上側玉軸受１７の取り付けに際して
は、内輪９が付勢力を加えた状態で固定シャフト１３の
内周面に接着剤で固着されて予圧が十分に加わっている
のを確認したのちに、弾性リング体２０の弾性変形によ
り外輪１０を固定することができるから、不十分な予圧
による玉軸受１７，１８の取付不良の発生を低減でき
る。さらに、上側玉軸受１７は、弾性リング体２０によ
ってほぼ着脱自在の形態で取り付けられているから、そ
の外輪１０をロータハブ１９を傷付けることなく取り外
すことが可能であり、保守や部品の交換あるいはモータ
の再生などが容易となる利点がある。
は、内輪９が付勢力を加えた状態で固定シャフト１３の
内周面に接着剤で固着されて予圧が十分に加わっている
のを確認したのちに、弾性リング体２０の弾性変形によ
り外輪１０を固定することができるから、不十分な予圧
による玉軸受１７，１８の取付不良の発生を低減でき
る。さらに、上側玉軸受１７は、弾性リング体２０によ
ってほぼ着脱自在の形態で取り付けられているから、そ
の外輪１０をロータハブ１９を傷付けることなく取り外
すことが可能であり、保守や部品の交換あるいはモータ
の再生などが容易となる利点がある。
【００２２】図２は本発明の他の実施形態に係るスピン
ドルモータを示す縦断面図であり、同図において、図１
と同一若しくは同等のものには同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。このスピンドルモータは、キャップ
３３によってロータハブ１９の上端開口部を密閉状態に
閉塞することにより、図１の磁性流体シール装置２７を
用いずに、玉軸受１７，１８などからの油の飛散や発生
ガスなどによる不浄の空気がディスク室内に侵入するの
を防止するタイプのものである。
ドルモータを示す縦断面図であり、同図において、図１
と同一若しくは同等のものには同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。このスピンドルモータは、キャップ
３３によってロータハブ１９の上端開口部を密閉状態に
閉塞することにより、図１の磁性流体シール装置２７を
用いずに、玉軸受１７，１８などからの油の飛散や発生
ガスなどによる不浄の空気がディスク室内に侵入するの
を防止するタイプのものである。
【００２３】この実施形態のスピンドルモータは、弾性
リング体２０に弾性変形させるための押圧力を付与する
手段として、図１の固定リング部材２１に代えて、上記
キャップ３３を利用した構成においてのみ図１と相違す
る。すなわち、ロータハブ１９の取付用凹所１９ｅ内に
配置された弾性リング体２０は、その上部に円環状の金
属薄板からなる当接リング３４が載置されたのちに、取
付用凹所１９ｅに圧入されたキャップ３３による押圧力
を当接リング３４を介して受けることにより、弾性変形
して上側玉軸受１７の外輪１０に圧接する。これによ
り、このスピンドルモータにおいても、図１と全く同様
の効果を得ることができる。
リング体２０に弾性変形させるための押圧力を付与する
手段として、図１の固定リング部材２１に代えて、上記
キャップ３３を利用した構成においてのみ図１と相違す
る。すなわち、ロータハブ１９の取付用凹所１９ｅ内に
配置された弾性リング体２０は、その上部に円環状の金
属薄板からなる当接リング３４が載置されたのちに、取
付用凹所１９ｅに圧入されたキャップ３３による押圧力
を当接リング３４を介して受けることにより、弾性変形
して上側玉軸受１７の外輪１０に圧接する。これによ
り、このスピンドルモータにおいても、図１と全く同様
の効果を得ることができる。
【００２４】なお、図２の実施形態では、キャップ３３
をロータハブ１９の取付用凹所１９ｅに圧入して、キャ
ップ３３とロータハブ１９との間を接着剤３２でシール
する構成になっているが、キャップ３３の外周面および
ロータハブ１９の取付用凹所１９ｅの内周面にねじ溝を
それぞれ刻設して、キャップを取付用凹所にけねじ結合
により固定する構成とすることもできる。その場合に
は、キャップのねじ込みにより当接リング３４を介して
弾性リング体２０を容易に弾性変形させることができ
る。
をロータハブ１９の取付用凹所１９ｅに圧入して、キャ
ップ３３とロータハブ１９との間を接着剤３２でシール
する構成になっているが、キャップ３３の外周面および
ロータハブ１９の取付用凹所１９ｅの内周面にねじ溝を
それぞれ刻設して、キャップを取付用凹所にけねじ結合
により固定する構成とすることもできる。その場合に
は、キャップのねじ込みにより当接リング３４を介して
弾性リング体２０を容易に弾性変形させることができ
る。
【００２５】また、上記の各実施形態では、上側玉軸受
１７の外輪１０を弾性リング体２０により固定する場合
を例示して説明したが、下側玉軸受１８の固定に際して
も、弾性リング体２０を用いた上述と同様の構成で外輪
１０を固定することができるのは勿論であり、その場合
には、弾性リング体２０による各外輪１０の押圧を解除
すれば、弾性リング体２０は自体の復元力により元の状
態に復帰して外輪１０から離間するので、ロータハブ１
９を容易に分解することができる。
１７の外輪１０を弾性リング体２０により固定する場合
を例示して説明したが、下側玉軸受１８の固定に際して
も、弾性リング体２０を用いた上述と同様の構成で外輪
１０を固定することができるのは勿論であり、その場合
には、弾性リング体２０による各外輪１０の押圧を解除
すれば、弾性リング体２０は自体の復元力により元の状
態に復帰して外輪１０から離間するので、ロータハブ１
９を容易に分解することができる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明のスピンドルモー
タによれば、少なくとも一方の軸受の外輪を、弾性変形
された弾性リング体が圧接することによる側圧でロータ
ハブに固定する構成としたので、従来モータのように外
輪をロータハブに接着剤で接着することに起因する種々
の不都合の発生が解消されるとともに、軸受に生じる振
動を弾性リング体で吸収してロータハブに伝達されるの
を防止できるので、ロータハブを高い回転精度で回転駆
動させることができる。そのため、特に、高い回転精度
を要求されるハードディスク装置の回転駆動源として極
めて好適なスピンドルモータを得ることができる。ま
た、軸受の取り付けに際しては、予圧が十分に加わって
いるのを確認したうえで外輪を弾性リング体の弾性変形
により固定することができるから、不十分な予圧による
軸受の取付不良の発生を低減できる。さらに、軸受は、
弾性リング体によってほぼ着脱自在の形態で取り付けら
れているから、その外輪のハウジングを傷付けることな
く取り外すことが可能であり、保守や部品交換あるいは
モータの再生などが容易となる利点がある。
タによれば、少なくとも一方の軸受の外輪を、弾性変形
された弾性リング体が圧接することによる側圧でロータ
ハブに固定する構成としたので、従来モータのように外
輪をロータハブに接着剤で接着することに起因する種々
の不都合の発生が解消されるとともに、軸受に生じる振
動を弾性リング体で吸収してロータハブに伝達されるの
を防止できるので、ロータハブを高い回転精度で回転駆
動させることができる。そのため、特に、高い回転精度
を要求されるハードディスク装置の回転駆動源として極
めて好適なスピンドルモータを得ることができる。ま
た、軸受の取り付けに際しては、予圧が十分に加わって
いるのを確認したうえで外輪を弾性リング体の弾性変形
により固定することができるから、不十分な予圧による
軸受の取付不良の発生を低減できる。さらに、軸受は、
弾性リング体によってほぼ着脱自在の形態で取り付けら
れているから、その外輪のハウジングを傷付けることな
く取り外すことが可能であり、保守や部品交換あるいは
モータの再生などが容易となる利点がある。
【図１】本発明の一実施形態に係るスピンドルモータを
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図２】本発明の他の実施形態に係るスピンドルモータ
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図３】従来のスピンドルモータの一部を示す縦断面図
である。
である。
９ 内輪 １０ 外輪 １２ モータブラケット １２ａ 中央基台部 １３ 固定シャフト １４ ステータ １７，１８ 玉軸受（軸受） １９ ロータハブ １９ｅ 取付用凹所 ２０ 弾性リング体 ２１ 固定リング体 ２４ ロータマグネット ３３ キャップ
Claims (3)
- 【請求項１】 中央基台部に固定シャフトが立設される
とともに前記中央基台部にステータが前記固定シャフト
に対し同心状の配置で固定されたモータブラケットと、 前記固定シャフトに上下一対の軸受を介して回転自在に
支持されるとともに前記ステータに相対向する配置でロ
ータマグネットが取り付けられたロータハブとを備え、 一対のうちの少なくとも一方の前記軸受は、その内輪が
他方の前記軸受への方向に付勢力を付与された状態で前
記固定シャフトに固着され、且つ外輪が、これの端部外
周面を囲む位置に配置されて弾性変形された弾性リング
体が圧接することによる側圧で前記ロータハブに固定さ
れて、取り付けられていることを特徴とするスピンドル
モータ。 - 【請求項２】 請求項１において、ロータハブにおける
少なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用凹所
が形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リング
体が、前記取付用凹所に嵌入したのちにかしめ加工され
て塑性変形した固定リング部材による押圧力を受けて圧
潰状態に弾性変形されているスピンドルモータ。 - 【請求項３】 請求項１において、ロータハブにおける
少なくとも一方の軸受の取付箇所の外方側に取付用凹所
が形成され、この取付用凹所内に配置された弾性リング
体が、前記取付用凹所を密閉状態に閉塞するキャップに
よる押圧力を受けて圧潰状態に弾性変形されているスピ
ンドルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10204351A JP2000023414A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10204351A JP2000023414A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スピンドルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000023414A true JP2000023414A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16489078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10204351A Withdrawn JP2000023414A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000023414A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017028979A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
| CN108025591A (zh) * | 2015-07-31 | 2018-05-11 | Ntn株式会社 | 具有发电机的车轮轴承装置 |
| CN109104038A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 戴森技术有限公司 | 电机 |
| JP2019165620A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-09-26 | ジョンソン エレクトリック インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト | 電気モータのためのクロージャーシステム及び対応する密閉方法 |
| CN111788762A (zh) * | 2018-03-01 | 2020-10-16 | 戴森技术有限公司 | 电动机 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10204351A patent/JP2000023414A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017028979A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
| CN108025591A (zh) * | 2015-07-31 | 2018-05-11 | Ntn株式会社 | 具有发电机的车轮轴承装置 |
| US11300130B2 (en) | 2017-06-20 | 2022-04-12 | Dyson Technology Limited | Electric machine |
| CN109104038A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 戴森技术有限公司 | 电机 |
| JP2019009984A (ja) * | 2017-06-20 | 2019-01-17 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 電気機械 |
| KR20200014919A (ko) * | 2017-06-20 | 2020-02-11 | 다이슨 테크놀러지 리미티드 | 전기 기계 |
| KR102281734B1 (ko) * | 2017-06-20 | 2021-07-27 | 다이슨 테크놀러지 리미티드 | 전기 기계 |
| JP2019165620A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-09-26 | ジョンソン エレクトリック インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト | 電気モータのためのクロージャーシステム及び対応する密閉方法 |
| JP7346038B2 (ja) | 2018-02-16 | 2023-09-19 | ジョンソン エレクトリック インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト | 電気モータのためのクロージャーシステム及び対応する密閉方法 |
| CN111788762A (zh) * | 2018-03-01 | 2020-10-16 | 戴森技术有限公司 | 电动机 |
| JP7025560B2 (ja) | 2018-03-01 | 2022-02-24 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 電気モータ |
| JP2021515520A (ja) * | 2018-03-01 | 2021-06-17 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 電気モータ |
| US12015322B2 (en) | 2018-03-01 | 2024-06-18 | Dyson Technology Limited | Electric motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |