JP6653417B2 - 脱臭装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の上部に設置され、室内空気を浄化する脱臭装置に関するものである。
従来の脱臭装置は、ケーシング内に室内ファンと空気清浄ユニットを有し、化粧パネルに形成された吸込口から室内ファンの作用により吸い込まれた被処理空気を空気清浄ユニットで浄化した後、化粧パネルに形成された吹き出し口から室内に再び吹き出すものであった。(例えば下記特許文献1)。
特開2013−138980号公報
空気清浄ユニット等を本体内に備える従来の脱臭装置において、集塵機能を有する空気清浄ユニットの性能を維持するためには、空気清浄ユニットのメンテナンスを定期的に行い、捕捉した塵埃を除去することが求められる。脱臭装置は室内の上部に設置されているため、メンテナンスの際には空気清浄ユニットを脱臭装置から取り外し、洗浄等のメンテナンスを行い、メンテナンスが終了すれば空気清浄ユニットを脱臭装置に再度装着する。すなわち、空気清浄ユニットを脱臭装置の本体内に装着する構造について、脱着しやすい構造と落下しにくい構造を両立しなければならないという課題を有していた。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであり、空気清浄ユニットであるフィルターユニットを、容易に脱着可能であるとともに落下を抑制する方法で脱臭装置の本体ケースに固定することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る脱臭装置は、内部に送風手段とフィルターユニットとを有する本体ケースと、前記本体ケースにルーバーと、を備える脱臭装置において、前記フィルターユニットが前記ルーバーに押圧されることで前記本体ケースに勘合され、前記本体ケースの所定位置に勘合された前記フィルターユニットが前記ルーバーに接触しない脱臭装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、内部に送風手段とフィルターユニットとを有する本体ケースと、前記本体ケースにルーバーと、を備える脱臭装置において、前記フィルターユニットが前記ルーバーに押圧されることで前記本体ケースに勘合され、前記本体ケースの所定位置に勘合された前記フィルターユニットが前記ルーバーに接触しない脱臭装置とした。これにより、ルーバーを押圧して本体ケースに固定する操作がフィルターユニットを押圧する操作を兼ねており、ルーバーとともに押圧されたフィルターユニットが本体内の所定位置に移動して勘合固定されるので、容易に脱着可能でありながら落下を抑制する方法で固定できるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の脱臭装置の設置状態を示す概略図 本発明の実施の形態1の脱臭装置の内部構造を示す概略断面図 本発明の実施の形態1のフィルターユニットの勘合状態を示す概略断面図 本発明の実施の形態1の脱臭装置の下面を示す概略図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットを示す部品組図 本発明の実施の形態1の脱臭装置の吸着フィルターの基材を示す斜視図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットの配置を示す概略図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットの非勘合状態を示す概略断面図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットの非勘合状態を示す要部拡大図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットの勘合状態を示す要部拡大図 本発明の実施の形態1の脱臭装置のフィルターユニットの勘合状態を示す概略断面図 本発明の実施の形態1の脱臭装置の突起部とルーバーの一部を示す概略断面図
本発明の請求項1記載の脱臭装置は、内部に送風手段とフィルターユニットとを有する本体ケースと、前記本体ケース下部にルーバーと、を備える脱臭装置において、前記フィルターユニットが前記ルーバーに押圧されることで前記本体ケースに勘合される脱臭装置という構成を有する。これにより、ルーバーを押圧して本体ケースに固定する操作がフィルターユニットを押圧する操作を兼ねており、ルーバーとともに押圧されたフィルターユニットが本体内の所定位置に移動して勘合固定されるので、フィルターユニットを容易に脱着可能でありながらフィルターユニットの落下を抑制する方法で固定できるという効果を奏する。
また、前記フィルターユニットのルーバー側に突起部を設け、前記突起部が前記ルーバーに押圧されるという構成にしてもよい。これにより、ルーバーにより押圧されるフィルターユニットの部位を局所に限定することができるので、ルーバーを押圧する部位に影響されず、フィルターユニットを本体内の所定位置に移動して勘合固定することができるという効果を奏する。
また、前記フィルターユニットと前記ルーバーとの間に補助フィルターを設け、前記突起部で前記補助フィルターの一部を保持するという構成にしてもよい。本体ケースの内部の適切な位置に補助フィルターを固定しつつ、フィルターユニットを本体内の所定位置に移動して勘合固定することができるという効果を奏する。
また、前記本体ケースの所定位置に勘合された前記フィルターユニットが前記ルーバーに接触しない構成にしてもよい。これにより、動作中に発生する可能性のある本体ケースの振動が、フィルターユニットを介してルーバーに伝達されることを抑制するので、ルーバーの振動を抑制しつつ、フィルターユニットを本体内の所定位置に移動して勘合固定することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、脱臭装置1は室内上部に設置され、本体ケース1aの下部にルーバー2を備えている。ルーバー2は吸込口3と吹出口4を有しており、後述するように脱臭装置1の内部で生成されるイオン5が室内に供給される。
室内へ供給されたイオン5は、室内空気を浄化するとともに、図示しない対象物(例えば、臭いが付着した布など)に対し接触することで、対象物に対し効能(例えば、臭いが付着した布の脱臭など)を得ることができる。
図2に脱臭装置1の内部構造をルーバー2を下に向けた時の状態として示す。脱臭装置1は本体ケース1aの内部でルーバー2の上部にフィルターユニット6を備えている。フィルターユニット6はケース7とふた8で形成される収納空間の内部に吸着フィルター9を収納している。吸着フィルター9は後述するように、吸着材が担持されたフィルターであり、被処理空気中に含まれる臭気成分等を吸着除去するものである。
本体ケース1aの内部でフィルターユニット6の上部に、モーター12とファン13からなる送風手段14を備えている。破線矢印は被処理空気の流れを示しており、送風手段14の作用により吸込口3から本体ケース内に吸引された被処理空気は、吸込経路として補助フィルター10とフィルターユニット6を通過した後、吹出経路として再び補助フィルター10を通過して吹出口4から室内に供給される。補助フィルター10は集塵フィルターであり、被処理空気中に含まれる塵埃等を集塵除去するものである。
脱臭装置1の内部には静電霧化手段11を備えている。静電霧化手段11は図示しない放電電極と、この放電電極に対向して配置された図示しない対向電極と、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加する図示しない高圧印加部と、放電電極を冷却する図示しない冷却部を備えており、放電電極を冷却部によって冷却することにより、放電電極の先端に空気中の水分を結露させ、その結露させた水に高電圧を印加しマイナスの電荷を集中させることにより、マイナスに帯電した帯電微粒子水を生成し霧化するものであり、本実施の形態で示すイオン5に相当する除菌効果や脱臭効果を有する帯電微粒子水を得る手段である。脱臭装置1内部の静電霧化手段11で生成されたイオン5は吹出口4から室内に供給される。
電装基板15は図示しない室内電気配線から商用電源の供給を受けて静電霧化手段11およびモーター12への電力供給と運転動作の制御を行う。
図3にフィルターユニット6と本体ケース1aとの勘合状態を示す。フィルターユニット6はケース7のルーバー2に近い側に突起7aを有している。また、ケース7の側面部に設けられたつめ7bが、本体ケース1aの内郭に設けられた仕切部17に開口されたスリット16に勘合されることでフィルターユニット6を固定している。
図4に脱臭装置1の下面図を示す。ルーバー2は吸込口3と吹出口4を有しており、吸込口3と吹出口4の開口部分から集塵作用を有する補助フィルター10を確認することができる。
図5にフィルターユニット6の部品組図を示す。基材9aをネット9bで包んだ吸着フィルター9は多数の開口部を有する枠体状のケース7に収納され、同様に多数の開口部を有する枠体状のふた8で固定されている。すなわち、被処理空気はケース7を通過し、ネット9bを通過して基材9aに接触し、さらにふた8を通過することができる。
図6に吸着フィルター9の基材9aに吸着材9cが担持された構造を示す。吸着材9cは活性炭やゼオライト等の高い吸着作用を示す粒状材料であり、接着剤や樹脂により基材9aに接着固定されている。基材9aが網状の部材であることと吸着材9cが互いに間隔を有した状態で担持固定されていることから、被処理空気の流通を妨げるものではない。
図7に脱臭装置1内部におけるフィルターユニット6の配置を示す。図3で説明したように、フィルターユニット6は本体ケース1aの内郭に設けられた仕切部17に開口されたスリット16に、つめ7bが勘合することでフィルターユニット6を固定することができる。
つめ7bはフィルターユニット6の側面部に複数設けられ、それぞれがスリット16に勘合するので、フィルターユニット6を所定の位置に設置することができ、本体ケース1aからの脱落等を抑制することができる。フィルターユニット6は仕切部17の内周面に近似した円柱構造に類似しているが、本体ケース1aにおいて仕切部17の内側に存在する機能部材との干渉を回避するための凹部7cを有している。
フィルターユニット6の上面(送風手段側)よりも下面(ルーバー側)の面積が狭いので、フィルターユニット6の側面表面が下面方向に傾斜している。その形状により、脱臭装置1のルーバー2に設けられた吸込口3から流入する被処理空気がフィルターユニット6の側面を通過する際の流通方向の変化角度を鈍角としているので、被処理空気の流通抵抗を低減することができる。
また、フィルターユニット6の上面(送風手段側)よりも下面(ルーバー側)の面積を狭くすることで、フィルターユニット6の側面表面が下面方向に傾斜しているので、フィルターユニット6を本体ケース1aに装着する場合に作業者がフィルターユニット6の側面をつかみやすくなり作業性が向上する。
ルーバー2は図示しないラッチ構造を有するクリップにより、本体ケース1aに押圧固定されるものであり、ルーバー2を本体ケース1aの所定の位置に仮置きした後に、ルーバー2を本体ケース1aの方向に押圧することで、図示しないクリップのラッチ構造が締結し、ルーバー2を本体ケース1aに固定することができる。ルーバー2を本体ケース1aから取り外す際には、装着時と同様に本体ケース1a側に押圧することで図示しないクリップのラッチ構造が解除され、ルーバー2をはずすことができる。
補助フィルター10は平面状の繊維で構成された微細な空孔を有する集塵フィルターであり、被処理空気中に含まれる塵埃等を物理ろ過の作用により集塵除去するものである。
図8にフィルターユニット6が本体ケース1aの内部において非勘合状態で保持され、ルーバー2と突起7aの一部が接触している様子を示す。フィルターユニット6は前述したように側面部に複数のつめ7bを設けており、複数のつめ7bを含む実質的なフィルターユニット6の最大外径寸法は仕切部17の実質的な内径寸法よりも大きい。また、つめ7bはフィルターユニット6の側面部においてフィルターユニット6との接続部分が弾性変形可能な状態で設けられているので、つめ7bの根元部分をフィルターユニット6の内側方向に縮小変形させることで、本体ケース1aの内部において非勘合状態で保持することも可能である。したがって、図8において、つめ7bは仕切部17のスリット16と勘合していないが、つめ7bと仕切部17の表面の摩擦抵抗と、つめ7bの根元部分の弾性変形の復元力に起因する仕切部17の表面方向への反力によりフィルターユニット6を保持されている。
図8に示す状態では、フィルターユニット6と仕切部17の間に隙間があることから、この状態で脱臭装置1を運転動作させると、脱臭装置1に吸引された被処理空気がフィルターユニット6を通過せず、フィルターユニット6と仕切部17の間の隙間をバイパスしてしまい、本来の空気浄化性能を発揮することができなくなる可能性がある。
フィルターユニット6が非勘合状態であり本体ケース1a内の所定位置に固定されていないことから、この状態でルーバー2を押圧固定しようとすると、ルーバー2とフィルターユニット6の突起7aが接触する。図8はルーバー2が図示しない作業者により矢印方向に押圧されて、ルーバー2がフィルターユニット6を矢印方向に押圧している状態を示している。
補助フィルター10はその一部が仕切部17と隔壁2aに挟まれてルーバー2と本体ケース1aの間に保持されている。
図9にフィルターユニット6が非勘合状態から勘合状態に移動する状態のつめ7b周辺の拡大図を示す。ルーバー2を本体ケース1aの方向に押圧することによりフィルターユニット6の突起7aが押圧され、フィルターユニット6が仕切部17の内側を上方に移動する。つめ7bが仕切部17の内周面に沿って上方に移動し、スリット16に近接した状態を示している。つめ7bの断面構造はスリット16に遠い部分よりもスリット16に近い先端部分が細く、スリット16の断面構造はつめ7bに遠い部分よりもつめ7bに近い入口部分が広くなっている。このような構造であることから、つめ7bの先端の一部がスリット16の下方から勘合され始めると、つめ7bがスリット16の内部をせりあがるように上方に移動する。その結果、つめ7bに牽引されてフィルターユニット6も上方に移動する。したがって、図9で示すように、つめ7bの一部がスリット16に勘合され始める位置までフィルターユニット6を配置すれば、つめ7bが上方に移動する作用によりフィルターユニット6を所定位置に移動し、固定させることができる。
図10にフィルターユニット6が勘合状態となり所定位置に固定された状態を示す。つめ7bがスリット16に勘合されており、図9の状態に比べてフィルターユニット6が上方に移動していることがわかる。フィルターユニット6のつめ7bがスリット16に勘合されるとルーバー2は突起7aに接触しない。
図11にフィルターユニット6が勘合状態となり所定位置に固定された状態を示す。フィルターユニット6のふた8が送風手段14の吸込み部分に相当するオリフィス18に近接している。先に図5で説明したように、フィルターユニット6は開口部を多数有する枠体状のケース7およびふた8で吸着フィルター9を内包して保持しているので、送風手段14の作用により本体ケース1a内に吸引された被処理空気は、フィルターユニット6の突起7aを有する面および、つめ7bを延設している側面からフィルターユニット6内に吸引され、ふた8を通過して、オリフィス18に吸引されることとなる。
複数の突起7aのうち仕切部17に近い側の突起7aが補助フィルター10の一部を貫通して固定している。その結果、補助フィルター10はルーバー2とフィルターユニット6の間の所定位置に固定される。先に図7で示したように、補助フィルターは平面状の繊維で構成された微細な空孔を有する集塵フィルターであることから、ルーバー2が本体ケース1aに押圧固定される際に、ルーバー2とフィルターユニット6との間で厚さ方向に圧縮される。突起7aが補助フィルター10の一部を貫通して固定していることにより、補助フィルター10が平面方向に移動することや回転移動することを抑制することができる。
また、先に図7で示したように、補助フィルター10は1枚の平面状の繊維であるとしたが、図8および図11に示すようにその一部を仕切部17と隔壁2aに挟まれている。その結果、1枚の連続した平面状の繊維でありながら、吸込口3の吸込経路を覆う補助フィルター10は、フィルターユニット6のプレフィルターとして機能し、吹出口4の吹出経路を覆う補助フィルター10は、ポストフィルターとして別々に機能することができる。ポストフィルターの機能としては、本体ケース1a内に何らかの理由で蓄積した塵埃等が脱臭装置1の運転動作により室内に再飛散することを抑制する効果を期待できる。
なお、吸込口3の吸込経路を覆う補助フィルター10に捕集された塵埃が補助フィルター10内を移動したとしても、仕切部17と隔壁2aに挟まれている部位では補助フィルター10を構成する繊維が圧縮されて微細な空孔は縮小しているので、塵埃が空孔内を通過して吹出口4の吹出経路を覆う補助フィルター10へ移動することは抑制されている。
脱臭装置1の運転時間の経過にともない、フィルターユニット6のメンテナンスが必要な場合は、本体ケース1aからルーバー2を脱着した後に、つめ7bの根元部分をフィルターユニット6の中央方向に押して変形させることで、つめ7bとスリット16の勘合が解除されるので、フィルターユニット6を本体ケース1aから容易に脱着することができる。
図12にフィルターユニット6がスリット16と勘合状態となり所定位置に固定された状態を示す。先に図11で説明したように、フィルターユニット6は送風手段14の吸込み部分に相当するオリフィス18に近接して設置されていることから、脱臭装置1の運転時には送風手段14で発生する振動がフィルターユニット6に伝達される可能性がある。図12で示すように、フィルターユニット6が勘合状態となり所定位置に固定された状態では、複数の突起7aがルーバー2に接触していないので、送風手段14で発生する振動がルーバー2へ伝達することを抑制することができる。
このような構成によれば、室内の天井や壁面上部等の比較的高所に設置された脱臭装置1の本体ケース1a内にフィルターユニット6を装着する場合、フィルターユニット6がつめ7bの弾性変形により仕切部17の内周部において不十分な勘合状態で固定されたとしても、ルーバー2を押圧固定する動作によって、フィルターユニット6が所定の位置に移動して勘合固定される。
また、ルーバー2は押圧動作中のみフィルターユニット6の突起7aに接触しており、フィルターユニット6がスリット16に勘合されると、ルーバー2と突起7aは接触しないため、脱臭装置1の運転時に送風手段14からの振動が平面状のルーバー2に伝達して騒音を発生する可能性を抑制することができる。なお、ルーバー2は脱臭装置1の化粧パネルの機能を有していることから、脱臭装置1の運転時には必ず装着されるものである。したがって、ルーバー2を押圧固定する動作は脱臭装置1の運転前には必ず実施される動作であり、フィルターユニット6を所定の位置に確実に固定することが期待できるものである。
本実施の形態では、フィルターユニット6が脱臭機能を有し、補助フィルター10が集塵機能を有するとしたが、この構成に限ったものではなく、フィルターユニット6自体で集塵機能を有してもよく、また補助フィルター10が脱臭機能を有してもよい。フィルターユニット6および補助フィルター10の機能によらず、ルーバー2がフィルターユニット6を押圧することでフィルターユニット6が移動する勘合固定方法であれば同様の効果を得ることができる。
本実施の形態では不十分な勘合状態で固定されたフィルターユニット6がルーバー2に押圧されて本体ケース1a内の所定の位置に固定されるとしたが、作業者によりフィルターユニット6のみを本体ケース1aの方向に押圧することで所定の位置に固定してもよい。その場合においてルーバー2を固定しても、フィルターユニット6の突起7aはルーバー2に接触することはなく、脱臭装置1の運転時に送風手段14からの振動が平面状のルーバー2に伝達して騒音を発生する可能性を抑制することができる。
本実施の形態では脱臭装置1は室内天井に設置されており、フィルターユニット6やルーバー2の装着を室内下方から作業するとしたが、この設置方法に限ったものではなく、脱臭装置1を室内壁面に設置し、フィルターユニット6やルーバー2の装着を室内から壁面方向に向かって作業してもよく、同様にルーバー2を押圧することでフィルターユニット6を所定位置に移動して勘合固定することで、脱臭装置1の本来の浄化性能を得ることができる。なお、脱臭装置1は、天井や天井近傍壁面等の室内上部に設置することが好ましいが、これに限定するものではなく、室内下部の壁面に設置してもよい。
本実施の形態では、ルーバー2はラッチ構造を有するクリップにより本体ケース1aに固定されるとしたが、この方法に限ったものではなく、中央部に巻回部を有するばね部材をルーバー2に設け、端部をつまむことで巻回部を圧縮変形させた状態のばね部材を、本体ケース1aに開口させた取付け穴に挿入し、ばね部材の巻回部の復元作用によりルーバー2を本体ケース1aに押圧固定する方法を用いてもよい。ルーバー2が本体ケース1aに押圧される方向の力がフィルターユニット6に伝達され、フィルターユニット6を押圧して所定位置に勘合固定される構造であれば同様の効果を得ることができる。
本発明に係る脱臭装置は、空気清浄ユニットであるフィルターユニットを容易に脱着可能でありながら落下を抑制する方法で固定できるので、室内空気の脱臭、除菌などに広く使用される脱臭装置等として有用である。
1 脱臭装置
1a 本体ケース
2 ルーバー
2a 隔壁
3 吸込口
4 吹出口
5 イオン
6 フィルターユニット
7 ケース
7a 突起
7b つめ
7c 凹部
8 ふた
9 吸着フィルター
9a 基材
9b ネット
9c 吸着材
10 補助フィルター
11 静電霧化手段
12 モーター
13 ファン
14 送風手段
15 電装基板
16 スリット
17 仕切部
18 オリフィス

Claims (3)

  1. 内部に送風手段とフィルターユニットとを有する本体ケースと、
    前記本体ケースにルーバーと、
    を備える脱臭装置において、
    前記フィルターユニットが前記ルーバーに押圧されることで前記本体ケースに勘合され、
    前記本体ケースの所定位置に勘合された前記フィルターユニットが前記ルーバーに接触しない脱臭装置。
  2. 前記フィルターユニットのルーバー側に突起部を設け、
    前記突起部が前記ルーバーに押圧される請求項1記載の脱臭装置。
  3. 前記フィルターユニットと前記ルーバーとの間に補助フィルターを設け、
    前記突起部で前記補助フィルターの一部を保持する請求項2記載の脱臭装置。
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