JP6651247B2 - 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル - Google Patents

水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル Download PDF

Info

Publication number
JP6651247B2
JP6651247B2 JP2015174297A JP2015174297A JP6651247B2 JP 6651247 B2 JP6651247 B2 JP 6651247B2 JP 2015174297 A JP2015174297 A JP 2015174297A JP 2015174297 A JP2015174297 A JP 2015174297A JP 6651247 B2 JP6651247 B2 JP 6651247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
faucet
mounting portion
cap
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015174297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017048644A (ja
Inventor
利明 西岡
利明 西岡
大助 山本
大助 山本
徹治 安岡
徹治 安岡
健介 片岡
健介 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015174297A priority Critical patent/JP6651247B2/ja
Publication of JP2017048644A publication Critical patent/JP2017048644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6651247B2 publication Critical patent/JP6651247B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

本発明は、例えばABS樹脂等の合成樹脂製で、凹入した装着部を有するハンドル本体と前記凹入した装着部を閉止するためのキャップを備えた水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドルに関する。
水栓用ハンドルや水栓用レバーハンドルには、キャップの裏面に前記ハンドル本体の前記装着部に係止されて前記キャップの位置決めを行う係止片が突設され、この係止片が前記ハンドル本体の上面に設けられた前記装着部の内面や底部に設けられた係止部に係止されるタイプのものがある。尚、前記装着部は、例えば弁装置の操作軸にネジを用いて前記ハンドル本体を固定するための部位であり、前記キャップはこの部位を閉止するためのものである。
特開2001−214481号公報 特開2013−7247号公報 特開2003−28321号公報 特開2002−356882号公報
上記先行技術文献に記載されたこの種水栓用ハンドルや水栓用レバーハンドルの従来構造は、何れもが前記装着部の底面に直にネジが螺合されていて、ネジ孔の上縁と前記装着部の底面は同一平面上にある。また、前記係止部は貫通孔になっていて、前記弁装置側に直に開放されている。そのため、前記キャップの上側から前記装着部に浸入した水滴や洗剤がねじ孔や係止部から簡単に前記弁装置側へ浸入してしまう。その結果、前記弁装置に水垢や洗剤などがこびりつき、作動不良をおこしたり、操作が重くなったりし、また、洗剤の種類によっては前記弁装置の劣化を早めたり、破壊を起こすおそれがある。
そこで本発明はこのような実情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、水滴や洗剤がキャップ内に浸入してもこれを上手くハンドル本体の外に誘引して弁装置側への浸入を阻止し、もって常に軽快な弁操作が可能で、しかも、弁装置の劣化や破壊を的確に防止することができる水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドルを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明に係る水栓用ハンドルの水浸入防止構造は、凹入した装着部を備えたハンドル本体と、前記装着部に装着されるキャップと、このキャップ裏面に突設された係止部材とが備わり、前記装着部には前記係止部材を係止して前記キャップの位置決めを行う係止部が設けられ、更に前記装着部に設けた取付け孔に固定具を介して前記ハンドル本体と弁装置の操作軸を連結するようにし、前記係止部と取付け孔夫々の周囲に液体浸入阻止用の隔壁が設けられている(請求項1)。
水栓用ハンドルの水浸入防止構造において、装着部の底面には排水口が形成されているのが望ましい(請求項2)。
また、水栓用ハンドルの水浸入防止構造において、装着部の底面は、排水を前記排水口へ誘引する傾斜面に形成されているのが望ましい(請求項3)。
更に、水栓用ハンドルの水浸入防止構造において、前記排水口は装着部底面基端部の横幅方向の左右2か所及び/又は中央1か所に設けられているのが望ましい(請求項4)。
また、水栓用ハンドルの水浸入防止構造において、中央の排水口がキャップ周縁に設けられたキャップ取外し用の切欠きであるのが望ましい(請求項5)。
また、上記の目的を達成するために本発明における水栓用レバーハンドルは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造を備えた水栓用レバーハンドルであって、前記ハンドル本体はレバー部分を備え、且つ、前記装着部の傾斜した底面が当該水栓用レバーハンドルの上・下操作の下限限界姿勢であっても傾斜面であるようにした(請求項6)。
本発明の請求項1〜5に係る発明では、キャップ内に浸入する水滴や洗剤が弁装置側へ浸入するのを阻止し、常に軽快な弁操作が可能で、しかも、弁装置の劣化や破壊を防止でき、併せてキャップ内に浸入する水滴や洗剤を上手くハンドル本体の外に導き出し、弁装置の劣化や破壊を一層効果的に防止できる水栓用ハンドルが得られる。
即ち、キャップ内に浸入して装着部の底面に至った水滴や洗剤は前記係止部と取付け孔夫々の周囲に設けられた液体浸入阻止用の隔壁に堰き止められて、前記係止部と前記取付け孔内へ簡単には浸入することが出来ない。そして、装着部の傾斜した底面によって排水口へ誘引されてハンドル本体の外部へと上手く排出される。
従って、水滴や洗剤がキャップ内に浸入してもこれを上手くハンドル本体の外に導き出し、弁装置側への浸入を阻止し、もって常に軽快な弁操作が可能で、しかも、弁装置の劣化や破壊を的確に防止できる水栓用ハンドルを提供出来るに至った。
また、請求項2に係る発明では、装着部の底面には排水口が形成されているので、装着部に浸入してきた水滴や洗剤をこの装着部内に留めることなくハンドル本体の外へ誘引することができ、弁装置の劣化や破壊を一層的確に防止できる。
また、請求項3に係る発明では、装着部の底面は、水滴や洗剤を前記排水口へ誘引する傾斜面に形成されているので、装着部に浸入してきた水滴や洗剤を素早く排水口へと誘引し、排水の確実性を確保できる。
更に、請求項4に係る発明では、装着部の底面の水滴や洗剤の排水流路に応じて排水口を形成できるので、排水の確実性と効率を高めることができる。
また、請求項5に係る発明では、キャップ周縁に設けられたキャップ取外し用の切欠きが中央の排水口を兼ねるので、既存の構造を兼用でき、簡素な構造で、より廉価に提供できる。
更に、請求項6に係る発明では、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造を備えた水栓用レバーハンドルであって、前記ハンドル本体はレバー部分を備え、且つ、前記装着部の傾斜した底面が当該水栓用レバーハンドルの上・下操作の下限限界姿勢であっても傾斜面であるように構成されているので、装着部の底面はレバーハンドルが如何なる操作姿勢にあっても、常に傾斜面となり、装着部に浸入する水滴や洗剤を常に効率よく排水口へ誘引でき、装着部に浸入する水滴や洗剤が弁装置側への浸入するのを的確に阻止し、もって常に軽快な弁操作を可能にし、しかも、弁装置の劣化や破壊を的確に防止できる有用な水栓用レバーハンドルを提供できる。
本発明の実施形態の一例を示し、ハンドル本体からキャップを取り外した状態を示す説明斜視図である。 水栓用レバーハンドルの水浸入防止構造を含んだ水栓の上部部分構造を示し、キャップを取り付けた状態の、図1中B―B部分断面図である。 図1中A―A断面図である。 図1中C―C断面図である。 図1中D−D断面図である。 変形例を示し、図1に対応するハンドル本体からキャップを取り除いた状態を示す斜視図である。 図6中E―E断面図である。 図6中F―F断面図である。
以下、本発明をシングルレバー式の湯水混合栓の水栓用レバーハンドルに適用した場合の実施形態を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施例は、シングルレバー式の湯水混合栓の水栓用レバーハンドルについて例示しているが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
図1は本発明の水栓用レバーハンドルの水浸入防止構造を示し、ハンドル本体からキャップを取り外した状態を示す斜視図、図2は本発明の水栓用レバーハンドルの水浸入防止構造を含んだ水栓の、キャップを取り付けた状態を示す、上部部分断面図である。
本発明に係る水栓用レバーハンドル1は、図1に示すように、凹入した装着部2を備えると共に、レバー部分3を備えたハンドル本体4と、前記装着部2の開口を閉止するキャップ5と、このキャップ5の裏面に突設された係止部材としての係止片6とが備わり、前記装着部2には前記係止片6の先端に設けられた爪6Aを係止して前記キャップ5の位置決めを行う係止孔7が設けられ、更に前記装着部2に設けた取付け孔としてのネジ孔8に固定具としてのネジ9を捻じ込むことで前記ハンドル本体4と弁装置10(図2参照)の操作軸11を連結固定するようにしたもので、更にその特徴的な構成は、前記係止孔7とネジ孔8夫々の周囲に液体浸入阻止用の隔壁12が設けられた点にある。
水栓用レバーハンドル1は、水栓本体13内に内蔵された摺動式の前記弁装置10を操作するもので、前記レバー部分3を左右に回動操作すると、弁装置10によって吐水温度の調節が行われ、上下に傾動操作すると、弁装置10によって吐・止水の選択と水量調節が行われる。図2中130は前記水栓本体13に接続される吐水管である。
更に詳細に説明する。
前記水栓用レバーハンドル1は、前記レバー部分3とハンドル本体4の上面が、レバー部分3の先端側をより上位に、ハンドル本体4側をより下位にして傾斜する面に形成されている。
前記装着部2は、図1に示すように、前記ハンドル本体4の上面を、その前記レバー部分3側から基端部である反対側の周縁4Aに至る部位にわたって、半長円状の部分円弧部分2Aの頂部を前記レバー部分3側に向かわせる形で、凹入させて設けられていると共に、ハンドル本体4の基端部である前記周縁4Aで外方に開放されている。また、この装着部2の底壁2Bの前記レバー部分3側には前記半長円状の部分円弧部分2Aと同芯にして前記ネジ孔8が穿設され、このネジ孔8の底面の中心部に下方に貫通する捻じ込み孔8Aが設けられている。この捻じ込み孔8Aに前記ネジ9を捻じ込み、前記ハンドル本体4と前記弁装置10の前記操作軸11を連結固定する。更に、前記ネジ孔8の下面からは下方の前記水栓本体13側に向かって、下方開放で筒形の保持部14が一体に垂下突設されていて、この保持部14に前記操作軸11が嵌入され、前記ネジ9を介して前記ハンドル本体4に一体駆動可能に保持される。
また、同じく前記装着部2の前記底壁2Bの、前記レバー部分3からより遠ざかった反対側に偏位した部位で、前記水栓用レバーハンドル1のレバー部分3からハンドル本体4の中心を通る中心線を挟んで左右対称位置に前記キャップ5の係止片6の前記爪6Aを係止する平面視矩形の前記係止孔7が穿設されている。この係止孔7は、図3〜5に示すように、ハンドル本体4を貫通して、下方の前記弁装置10側に開放された貫通孔となっている。そして、図2に示すように、前記係止片6の爪6Aがこの係止孔7の下面周縁に係止されることで、前記キャップ5の装着部2の閉塞作用姿勢が保たれる。
更に、図1〜5に示すように、前記左右一対の係止孔7とネジ孔8の周囲は前記底壁2Bから上方へ所定寸法で一体に立ち上がり、且つ、一連に連なる起立片で構成される前記隔壁12で囲繞されている。この隔壁12が液体浸入阻止用の隔壁となる。図例では、係止孔7に対してはそれぞれ独立して四周が囲繞される構成を採用したが、ネジ孔8周りは装着部2の相似形形状の隔壁12で囲繞され、レバー部分3の反対側の辺が前記ネジ孔8の隔壁12と共用されるようにして設けられている。即ち、前記レバー部分3側は半円状を呈して囲繞され、更にこの半円状の左右それぞれの端部がレバー部分3の反対側にストレートに延長されて、前記係止孔7のそれぞれの左右横側の隔壁12に一体に連なる形で構成されている。
従って、前記隔壁12と装着部2の底壁2B並びに内周壁2Cによって、排水流路15が形成されることになる。
また、前記キャップ5は、図1に示すように、平面視で前記装着部2の平面形状と同じ半長円状を呈していて、その裏面からは前記係止片6の他に、レバー部分3側に偏倚させた部位に、頂点をレバー部分3側に向けた半円状を呈した位置規制片16が一体に垂下連設されている。この位置規制片16は、大きさ並びに突出寸法が前記ネジ孔8に嵌入出来るように寸法設定されていて、垂下下端を前記ネジ孔8内に嵌入することで、前記係止片6と協働してこのキャップ5の取り付け位置を規制するように働く。また、この位置規制片16の前記レバー部分3側の頂部部位には、このレバー部分3側に向かってほぼ水平姿勢で前方突起17が一体に突設されている。一方、図1、3に示すように、前記装着部2の前記レバー部分3側の内周壁(部分円弧部部分)2Cにはこれを貫いて穿設された差し込み孔18が設けられていて、この差し込み孔18に前記キャップ5の前方突起17を嵌入させることで、前記係止片6と協働してキャップ5による装着部2の閉塞作用姿勢を確保するように構成されている。更に、図1に示すように、キャップ5の前記レバー部分3とは反対側の周縁5A下面からは下方へ一体に遮蔽壁19が垂下連設されている。この遮蔽壁19は下端縁が前記装着部2の基端部の底壁2Bに水密的に当接され、装着部2内とハンドル本体4の外部とを遮蔽するように働く。そして、更にこの遮蔽壁19の左右方向の中央部分にはこの遮蔽壁19を左右に分断するようにして、排水口20としての切欠きが設けられていて、この切欠きである前記排水口20を介して前記装着部2内部空間、つまりは前記排水流路15がハンドル本体4、即ち水栓用レバーハンドル1の外部に連通開放されるように構成されている。
本発明のもう一つの特徴的な構成は、前記排水流路15が傾斜している点である。
即ち、装着部2の底壁2Bは、図2に示すように、前記部分円弧部分2A側からハンドル本体4の前記レバー部分3の存在側とは反対側の周縁4A、即ち基端部に向かうほどより低位にあるように傾斜面に構成されている。この傾斜面は、水栓用レバーハンドル1が、その吐・止水のための上下操作の下限限界姿勢にあっても、常にハンドル本体4の基端部の前記排水20側が下位にあるように構成されている。即ち前記レバー部分3の存在側とは反対側で前記キャップ5の前記排水口20を設けてある側が、ハンドル本体4のどのような作用姿勢にあっても、常に下位にあるように傾斜するように構成されているのである。
このように構成された本発明に係る水栓用レバーハンドル1の水浸入防止構造によれば、前記キャップ5の周縁と装着部2の上縁の隙間から装着部2内に浸入してくる水滴や洗剤は装着部2の内周壁2Cを伝って底壁2Bに至る。従来構造であれば前記係止孔7やネジ孔8から弁装置10側へ更に浸入しようとするが、本発明ではこれら係止孔7並びにネジ孔8の周囲は液体浸入阻止用の隔壁12で囲繞されているので、これら係止孔7並びにネジ孔8内への水滴や洗剤の浸入が確実に阻止される。しかも、装着部2の底壁2Bの傾斜は、水栓用レバーハンドル1が、その吐・止水のための上下操作の下限限界姿勢にあっても、ハンドル本体4の前記排水口20側、即ち前記キャップ5の切欠き存在側が常に下位にあるように構成されているために、浸入した水滴や洗剤は,水栓用レバーハンドル1が如何なる姿勢にあっても、この傾斜によって素早く、また的確に前記排水口20へと誘引されることになる。そして、この遮蔽壁19に至った水滴や洗剤は遮蔽壁19の内面に沿ってその中央側へと案内され、最終的にはこの遮蔽壁19に設けられた前記排水口20から水栓用レバーハンドル1の外へと効率良く排出される。
このように、弁装置10側への水滴や洗剤の浸入を的確に、また効率良く、しかも確実に阻止し、併せて効率よく、しかも的確にハンドル本体4から外部へ排出することができるので、常に軽快な弁操作が可能で、しかも、弁装置の劣化や破壊を的確に防止することができる。
次に、上記の水栓用レバーハンドルの水浸入防止構造の変形例を、図6〜8の記載に基づいて詳述する。
上記図1〜5に示した実施例では、前記キャップ5に設けた前記排水口20としての切欠きが、前記遮蔽壁19の左右方向の中央部分に設けられた例を示したが、本実施例では、前記遮蔽壁19の左右に夫々切欠きが設けられている。
前記排水流路15は装着部2の相似形をした前記隔壁12で囲繞されることから、排水流路15は左右一対存在することになる。上記図1〜5に示した実施例の構造では、前記遮蔽壁19に至った水滴や洗剤は、一度この遮蔽壁19の中央部へと案内され、中央の一か所の前記排水口20から外部へ排出される。従って、浸入量が多い場所等では、一部の水滴や洗剤が、前記係止孔7の間に存在する底壁2B部分に一時的に留まる傾向がみられる。しかし、この変形例によれば、左右の排水流路15の流下終端に前記排水口20が夫々開口存在しているので、排水流路15を流下する水滴や洗剤はその流れを阻害されることなく、スレートに、スムーズに水栓用レバーハンドル1の外へ排出され、一層効率の良い排出が可能となる。
前記排水口20は、図1〜5に示す例では中央1か所、また、図6〜8に示す例では左右2か所に設けた例を示したが、必要に応じて中央1か所と左右2か所の都合3か所に設けるようにしても良い。一層効率の良く、また、一層スムーズに水滴や洗剤を水栓用レバーハンドル1の外へ排出できるからである。また、変形例として、図示しないが、係止孔7とネジ孔8とが夫々独立別個に隔壁12で囲繞されるようにした構成も採用できる。
以上説明した各実施例は、必ずしも図示する構造に限定されるものではなく、示された個々の構造、形状は発明の趣旨と矛盾しない範囲で相互に組み合わせたり、援用したりすることができる。また、本発明における水栓用ハンドルの排水構造は、以上のシングルレバー式の湯水混合栓の水栓用レバーハンドルの他、例えば弁装置の操作軸が仮想鉛直線に沿って配される回転式の水栓用ハンドル等にも適用される。
1…水栓用レバーハンドル
2…装着部
2A…部分円弧部分
2B…底壁
2C…内周壁
4…ハンドル本体
5…キャップ
6…係止片
6A…係止爪
7…係止孔
8…ネジ孔
9…ネジ
10…弁装置
11…操作軸
12 …隔壁
15…排水流路
20…排水口

Claims (6)

  1. 凹入した装着部を備えたハンドル本体と、前記装着部に装着されるキャップと、このキャップ裏面に突設された係止部材とが備わり、前記装着部には前記係止部材を係止して前記キャップの位置決めを行う係止部が設けられ、更に前記装着部に設けた取付け孔に固定具を介して前記ハンドル本体と弁装置の操作軸を連結するようにし、前記係止部と取付け孔夫々の周囲に液体浸入阻止用の隔壁が設けられていることを特徴とする水栓用ハンドルの水浸入防止構造。
  2. 装着部の底面には排水口が形成されている請求項1記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造。
  3. 装着部の底面は、排水を前記排水口へ誘引する傾斜面に形成されている請求項2に記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造。
  4. 前記排水口は装着部底面基端部の横幅方向の左右2か所及び/又は中央1か所に設けられている請求項2又は請求項3のいずれかに記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造。
  5. 中央の排水口がキャップ周縁に設けられたキャップ取外し用の切欠きである請求項4記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の水栓用ハンドルの水浸入防止構造を備えた水栓用レバーハンドルであって、前記ハンドル本体はレバー部分を備え、且つ、前記装着部の傾斜した底面が当該水栓用レバーハンドルの上・下操作の下限限界姿勢であっても傾斜面であるようにした水栓用レバーハンドル。
JP2015174297A 2015-09-04 2015-09-04 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル Active JP6651247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015174297A JP6651247B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015174297A JP6651247B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017048644A JP2017048644A (ja) 2017-03-09
JP6651247B2 true JP6651247B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=58279244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015174297A Active JP6651247B2 (ja) 2015-09-04 2015-09-04 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6651247B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7146565B2 (ja) * 2018-10-19 2022-10-04 株式会社Kvk 水栓用ハンドル及び水栓

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033932B2 (ja) * 1994-08-11 2000-04-17 株式会社イナックス 混合水栓における温度調節ハンドルの連結構造
DE19628937A1 (de) * 1996-07-18 1998-01-22 Grohe Armaturen Friedrich Betätigungseinrichtung für ein Einhebelmischventil
AUPQ270399A0 (en) * 1999-09-08 1999-09-30 Australian Dynamic Products Pty. Ltd. Tap
JP4375872B2 (ja) * 2000-02-01 2009-12-02 株式会社ケーブイケー 水栓用ハンドル
JP4657818B2 (ja) * 2005-06-08 2011-03-23 株式会社ケーブイケー 温度調節用ハンドルの取付構造
KR20130025044A (ko) * 2011-09-01 2013-03-11 김종구 수전의 밸브카트리지

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017048644A (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2536519T3 (es) Regulador del chorro
ES2964059T3 (es) Unidad de inserción sanitaria
US9739384B2 (en) Ceramic control valve for switching between multiple water sources
US20140223659A1 (en) Plate for concealing an inlet of an overflow pipe in a bathtub
JP6651247B2 (ja) 水栓用ハンドルの水浸入防止構造並びに水栓用レバーハンドル
RU2005129094A (ru) Рычажная выдачная крышка с системой предотвращения срабатывания, использующей постоянную деформацию
JP6356089B2 (ja) 炊飯器の蒸気排出構造
JP2005248753A (ja) リザーブタンク
EP3089646B1 (en) Solid product dispenser
US9662618B2 (en) Solid product dispenser
JP2014117335A (ja) 水栓装置と浴室鏡との接続構造
KR200481449Y1 (ko) 다기능 루버
JP6483000B2 (ja) 水栓
JP6242649B2 (ja) 小便器用スプレッダー
KR20200032037A (ko) 공기 조화기의 실외기 및 이를 갖춘 공기 조화기
JP2010077731A (ja) 整流部材及びそれを備えた水栓装置
JP2016114038A (ja) 内燃機関のオイルセパレータの入口構造
JP6842880B2 (ja) 水栓用ハンドル
JP4993737B2 (ja) 浴室のドア下の排水構造
JP6303098B2 (ja) ヘアキャッチャー
KR101507489B1 (ko) 다방향 물기 차단용 벤틸레이션 장치
JP6140629B2 (ja) 便器排水接続具
JP6474025B2 (ja) バルブユニットおよび水栓装置
JP6640551B2 (ja) 吐水装置
JP7085358B2 (ja) シャワー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6651247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250